JPS62208345A - ポリエチレンテレフタレ−トボトル - Google Patents
ポリエチレンテレフタレ−トボトルInfo
- Publication number
- JPS62208345A JPS62208345A JP62041210A JP4121087A JPS62208345A JP S62208345 A JPS62208345 A JP S62208345A JP 62041210 A JP62041210 A JP 62041210A JP 4121087 A JP4121087 A JP 4121087A JP S62208345 A JPS62208345 A JP S62208345A
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- JP
- Japan
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- spout
- polyethylene terephthalate
- crystallinity
- whitened
- bottle
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は口栓部を白化させたポリエチレンテレフタレー
トボトルに関する。
トボトルに関する。
（従来技術およびその問題点）
最近、二軸延伸プロー成形されたポリエチレンテレフタ
レートボトルが酒、ソース、果汁等の高温で充填や殺菌
を行なうものの容器として使用されはじめた。しかし、
ブロー成形されたボトルは口栓部が延伸されていないた
め耐熱性に欠け、そのままでは使用に耐えない、そこで
口栓部の耐熱性を向上する一つの方法として、口栓部を
加熱することにより結晶化白化させることが行なわれて
いる。しかしながら、白化により確かに耐熱性は向上す
るが、この白化は球晶が大きく発達したものであるので
結晶化度が大きくなるに従って耐衝撃性が悪化し、内容
物充填状態で落下した時に口栓部が破損するという問題
があった。
レートボトルが酒、ソース、果汁等の高温で充填や殺菌
を行なうものの容器として使用されはじめた。しかし、
ブロー成形されたボトルは口栓部が延伸されていないた
め耐熱性に欠け、そのままでは使用に耐えない、そこで
口栓部の耐熱性を向上する一つの方法として、口栓部を
加熱することにより結晶化白化させることが行なわれて
いる。しかしながら、白化により確かに耐熱性は向上す
るが、この白化は球晶が大きく発達したものであるので
結晶化度が大きくなるに従って耐衝撃性が悪化し、内容
物充填状態で落下した時に口栓部が破損するという問題
があった。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、口栓部の耐熱性及び耐衝撃性の双方ともに優
れたポリエチレンテレフタレートボトルを提供せんとし
たものであり、以下、添付した図面に基づき説明する。
れたポリエチレンテレフタレートボトルを提供せんとし
たものであり、以下、添付した図面に基づき説明する。
第１図は本発明のプラスチックボトルの一例を示す一部
切り欠いた正面図であり、第２図は耐熱性、耐衝撃性と
、口栓部の白化部分の結晶化度との関係を示したグラフ
である。
切り欠いた正面図であり、第２図は耐熱性、耐衝撃性と
、口栓部の白化部分の結晶化度との関係を示したグラフ
である。
本発明は、口栓部１の白化部分２の平均結晶化度が２８
〜３６体槓パーセントであるポリエチレンテレフタレー
トボトルに関するものである。
〜３６体槓パーセントであるポリエチレンテレフタレー
トボトルに関するものである。
結晶化度が２８パーセント以下だと、口栓部１の耐熱性
が十分でなく高温充填時の口栓部１の変形によりキャッ
プのゆるみが激しくなる。また結晶化度が３６パーセン
トを越えると耐衝撃性が悪化する。結晶化度が３０〜３
６体積パーセントとするとキャップのゆるみが特に少な
いので好ましい。口栓部の結晶化度は、口栓部を加熱す
る温度と時間とにより調節することができる。
が十分でなく高温充填時の口栓部１の変形によりキャッ
プのゆるみが激しくなる。また結晶化度が３６パーセン
トを越えると耐衝撃性が悪化する。結晶化度が３０〜３
６体積パーセントとするとキャップのゆるみが特に少な
いので好ましい。口栓部の結晶化度は、口栓部を加熱す
る温度と時間とにより調節することができる。
（発明の効果）
以上説明した如く、本発明のポリエチレンテレフタレー
トボトルは、口栓部の白化部分の平均結晶化度を２８〜
３６体積パーセントとしたので口栓部の耐熱性が向上す
るとともに十分な耐ｆｆＩ撃性も合せ有するという優れ
たものである。
トボトルは、口栓部の白化部分の平均結晶化度を２８〜
３６体積パーセントとしたので口栓部の耐熱性が向上す
るとともに十分な耐ｆｆＩ撃性も合せ有するという優れ
たものである。
以下、実施例により、さらに詳細に説明する。
〈実施例）
口栓部を白化結晶化させて、第１図に示すように白化部
分２の平均結晶化度を２８〜４０体積パーセントとした
ポリエチレンテレフタレートブローボトル（容量１リッ
トル、口栓部長さ２２．４ｍｍ、ねじ山径２８ｍｍ＞に
、９５℃の温水を１リツトル充填した後、２８ｍｍアル
ミニウムキャップ（ポリ塩化ビニルパツキン）を装着し
、耐熱性を表わす指標として加熱後の開栓トルクおよび
、衝撃強度の指標として落下テストを測定した。その結
果を第２図に示す、第２図は縦軸下半に開栓トルク［１
ｑｒ−ａ＝］を、縦軸上半に落下テスト結果を表わし、
横軸に口栓部１の白化部分２の平均結晶化度を表わして
いる。ここで評価方法は以下の通りである。
分２の平均結晶化度を２８〜４０体積パーセントとした
ポリエチレンテレフタレートブローボトル（容量１リッ
トル、口栓部長さ２２．４ｍｍ、ねじ山径２８ｍｍ＞に
、９５℃の温水を１リツトル充填した後、２８ｍｍアル
ミニウムキャップ（ポリ塩化ビニルパツキン）を装着し
、耐熱性を表わす指標として加熱後の開栓トルクおよび
、衝撃強度の指標として落下テストを測定した。その結
果を第２図に示す、第２図は縦軸下半に開栓トルク［１
ｑｒ−ａ＝］を、縦軸上半に落下テスト結果を表わし、
横軸に口栓部１の白化部分２の平均結晶化度を表わして
いる。ここで評価方法は以下の通りである。
１）落下テスト
充填後冷却し、高さ１ｍのところから口栓部１を下にし
てコンクリート床面に１０回繰返し落下させ、口栓部に
わずかでもクラックが入れば破損とし、５本テストして
１本でも破損したら×、破損しない場合をＯで表わした
。
てコンクリート床面に１０回繰返し落下させ、口栓部に
わずかでもクラックが入れば破損とし、５本テストして
１本でも破損したら×、破損しない場合をＯで表わした
。
２）開栓トルク
充填後、横倒状態で２０分間放置することにより口栓部
１を加熱殺菌してから冷却し、しかる後にトルクメータ
ー（株式会社来日製作所製、モデル２−ＯＴ）により開
栓トルクを測定する。なお、充填直後の開栓トルクは１
７ｈｇ−■である。
１を加熱殺菌してから冷却し、しかる後にトルクメータ
ー（株式会社来日製作所製、モデル２−ＯＴ）により開
栓トルクを測定する。なお、充填直後の開栓トルクは１
７ｈｇ−■である。
３）口栓部の白化部分の平均結晶化度
第１図において口栓部１の白化部分２のうち、上部２１
、中間部２２、下部２３の３部分を２ｍｍ角の範囲で、
壁厚さ一杯に切り抜き、密度勾配管により密度を測定し
この３部分を平均してポリエチレンテレフタレートが完
全無定形の時の密度を１．３３５．１００体積パーセン
ト結晶したときの密度を１．４５５として比例配分によ
り、結晶化度を算出した。
、中間部２２、下部２３の３部分を２ｍｍ角の範囲で、
壁厚さ一杯に切り抜き、密度勾配管により密度を測定し
この３部分を平均してポリエチレンテレフタレートが完
全無定形の時の密度を１．３３５．１００体積パーセン
ト結晶したときの密度を１．４５５として比例配分によ
り、結晶化度を算出した。
第２図から明らかなように、口栓部の白化部分の平均結
晶化度が２８〜３６体積パーセントの本発明のボトルは
、６ ｈｇ−０以上の開栓トルクを有し加熱後も実用上
十分な密閉性を保つとともに、落下テストによっても破
損せず良好な衝撃強度を有している。また、平均結晶化
度３０体積パーセントでは開栓トルクが９ ｋｇ−■と
、特に耐熱性が向上している。
晶化度が２８〜３６体積パーセントの本発明のボトルは
、６ ｈｇ−０以上の開栓トルクを有し加熱後も実用上
十分な密閉性を保つとともに、落下テストによっても破
損せず良好な衝撃強度を有している。また、平均結晶化
度３０体積パーセントでは開栓トルクが９ ｋｇ−■と
、特に耐熱性が向上している。
第１図は本発明のプラスチックボトルの一例を示す一部
切り欠いた正面図であり、第２図は縦軸下半に開栓トル
ク［ｋｇ−ａｍ］、縦軸上半に落下テスト結果をとり、
横軸に口栓部の白化部分の平均結晶化度をとって両者の
関係を示したグラフである。 １・・・口栓部 ２・・・白化部分特許出願人
三菱樹脂株式会社 −男２図
切り欠いた正面図であり、第２図は縦軸下半に開栓トル
ク［ｋｇ−ａｍ］、縦軸上半に落下テスト結果をとり、
横軸に口栓部の白化部分の平均結晶化度をとって両者の
関係を示したグラフである。 １・・・口栓部 ２・・・白化部分特許出願人
三菱樹脂株式会社 −男２図
Claims (1)
- 口栓部を結晶化により白化させてなるポリエチレンテレ
フタレート製のボトルにおいて白化部分の平均結晶化度
が２８〜３６パーセントであることを特徴とするポリエ
チレンテレフタレートボトル
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62041210A JPS62208345A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | ポリエチレンテレフタレ−トボトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62041210A JPS62208345A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | ポリエチレンテレフタレ−トボトル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62208345A true JPS62208345A (ja) | 1987-09-12 |
| JPH0479901B2 JPH0479901B2 (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=12602044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62041210A Granted JPS62208345A (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | ポリエチレンテレフタレ−トボトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62208345A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4928835A (en) * | 1989-01-31 | 1990-05-29 | Continental Pet Technologies, Inc. | Injection molded preform, method of treating same and container formed therefrom |
| US5191987A (en) * | 1990-10-19 | 1993-03-09 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Bottle made of saturated polyesters |
| JP2002053119A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-19 | Hokkai Can Co Ltd | ガスバリア被覆層を有するプラスチック製容器及びその製法 |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP62041210A patent/JPS62208345A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4928835A (en) * | 1989-01-31 | 1990-05-29 | Continental Pet Technologies, Inc. | Injection molded preform, method of treating same and container formed therefrom |
| US5191987A (en) * | 1990-10-19 | 1993-03-09 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Bottle made of saturated polyesters |
| JP2002053119A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-19 | Hokkai Can Co Ltd | ガスバリア被覆層を有するプラスチック製容器及びその製法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0479901B2 (ja) | 1992-12-17 |
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