JPS6220829B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220829B2 JPS6220829B2 JP57174027A JP17402782A JPS6220829B2 JP S6220829 B2 JPS6220829 B2 JP S6220829B2 JP 57174027 A JP57174027 A JP 57174027A JP 17402782 A JP17402782 A JP 17402782A JP S6220829 B2 JPS6220829 B2 JP S6220829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- main tube
- drainage
- catheters
- distal end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 claims description 5
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 claims description 4
- 238000001727 in vivo Methods 0.000 claims 1
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 238000012084 abdominal surgery Methods 0.000 description 2
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- 210000000683 abdominal cavity Anatomy 0.000 description 1
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は外科的処理を行つた後、血液、膿汁、
等の生体液を排出する際に使用される医療用排出
管に関するものである。
等の生体液を排出する際に使用される医療用排出
管に関するものである。
通常、腹部の手術等の後に体液を排出するに際
しては、先端近くに側孔を開けた単管チユーブが
用いられている。この場合、単管チユーブは吸引
器に接続して吸引するが、腹部の手術が広範囲に
渡つた場合に、排液を各部よりくまなく排出した
り、腹水等広範囲の部位に分布しているものを排
出する際には、充分その機能を果たすことが出来
ず、必要によりチユーブを移動させたり、複数本
のチユーブを用いる等使用上不都合な場合があ
る。
しては、先端近くに側孔を開けた単管チユーブが
用いられている。この場合、単管チユーブは吸引
器に接続して吸引するが、腹部の手術が広範囲に
渡つた場合に、排液を各部よりくまなく排出した
り、腹水等広範囲の部位に分布しているものを排
出する際には、充分その機能を果たすことが出来
ず、必要によりチユーブを移動させたり、複数本
のチユーブを用いる等使用上不都合な場合があ
る。
本発明はこれらの用途に対して、かかる欠点や
不便さを克服するために、先端部が複数個のカテ
ーテルに分岐しており、本体部は一体化した排出
管であり、患者に与える苦痛や負担を軽減すると
共に、生体内の広範囲な部位から排液を効率よ
く、くまなく吸引、排出することの出来る医療用
排出管を提供することを目的としたものである。
不便さを克服するために、先端部が複数個のカテ
ーテルに分岐しており、本体部は一体化した排出
管であり、患者に与える苦痛や負担を軽減すると
共に、生体内の広範囲な部位から排液を効率よ
く、くまなく吸引、排出することの出来る医療用
排出管を提供することを目的としたものである。
即ち本発明は、体液等の排出管路となる長円状
又は長方形状の偏平な内管路を有する本管チユー
ブ、および該本管チユーブ内に後端部を収納され
ると共に、残余の先端部側が生体内に留置されて
体液等の排出管路となる複数個のカテーテルから
構成された排出管であつて、本管チユーブは端末
部が開口すると共に、排出管全体の少くとも1/3
に相当する長さを有し、複数個のカテーテルは重
ならないように平面状に配置されると共に、本管
チユーブ外にある残余の先端部側は、側面に夫々
複数個の排出孔を有し、夫々のカテーテルが分離
していることを特徴とする医療用排出管である。
又は長方形状の偏平な内管路を有する本管チユー
ブ、および該本管チユーブ内に後端部を収納され
ると共に、残余の先端部側が生体内に留置されて
体液等の排出管路となる複数個のカテーテルから
構成された排出管であつて、本管チユーブは端末
部が開口すると共に、排出管全体の少くとも1/3
に相当する長さを有し、複数個のカテーテルは重
ならないように平面状に配置されると共に、本管
チユーブ外にある残余の先端部側は、側面に夫々
複数個の排出孔を有し、夫々のカテーテルが分離
していることを特徴とする医療用排出管である。
以下、その一実施例を図面に従い更に詳細に説
明する。本発明による医療用排出管は、複数個の
カテーテル1の後端部を長円状又は長方形状等の
偏平な内管路を有する本管チユーブ3内に収納
し、一体化したものである。複数個のカテーテル
1は、側部で互いに接続した形に一体で成形され
本管チユーブ3外にある先端部側だけを切離し、
根元部は切離すことなく、本管チユーブ3内に収
納してもよいし、又別々の管より構成し、本管チ
ユーブ3の収納部で束ねてもよい。本管チユーブ
3は、端末部4が開口すると共に、排出管の端末
部4より排出管全体の少なくとも1/3に相当する
長さを有しているのが好ましい。これらは軟質プ
ラスチツク、ゴム類等で成形されたものが好適に
用いられる。
明する。本発明による医療用排出管は、複数個の
カテーテル1の後端部を長円状又は長方形状等の
偏平な内管路を有する本管チユーブ3内に収納
し、一体化したものである。複数個のカテーテル
1は、側部で互いに接続した形に一体で成形され
本管チユーブ3外にある先端部側だけを切離し、
根元部は切離すことなく、本管チユーブ3内に収
納してもよいし、又別々の管より構成し、本管チ
ユーブ3の収納部で束ねてもよい。本管チユーブ
3は、端末部4が開口すると共に、排出管の端末
部4より排出管全体の少なくとも1/3に相当する
長さを有しているのが好ましい。これらは軟質プ
ラスチツク、ゴム類等で成形されたものが好適に
用いられる。
複数個のカテーテル1は、互いに平面状に配置
され、その本数は症例、即ち使用目的によつて異
るが、2〜10本の範囲であり、通常は2〜3本で
足りる。先端部は開口されており、また、先端部
側で本管チユーブ3外にある側面は夫合一連の複
数個の開口した排出孔2が設けられており、この
孔より排液を吸引することにより、より広範囲に
わたる排出が容易になり好適である。
され、その本数は症例、即ち使用目的によつて異
るが、2〜10本の範囲であり、通常は2〜3本で
足りる。先端部は開口されており、また、先端部
側で本管チユーブ3外にある側面は夫合一連の複
数個の開口した排出孔2が設けられており、この
孔より排液を吸引することにより、より広範囲に
わたる排出が容易になり好適である。
第2図に示したように複数個のカテーテル1と
本管チユーブ3の間に空隙5があつても何ら差支
えはない。本発明による医療用排出管の腹腔等の
生体内に装着した状態は、複数個のカテーテル1
の本管チユーブ3の外にある先端部側の全体と、
本管チユーブ3の先端部が排液を必要とする部位
全体に平均になるように生体内に挿入、留置され
た形であつて、排液は各カテーテル1先端部の開
口および側面の排出孔2の他、空隙部5からもく
まなく吸引、排出される利点がある。
本管チユーブ3の間に空隙5があつても何ら差支
えはない。本発明による医療用排出管の腹腔等の
生体内に装着した状態は、複数個のカテーテル1
の本管チユーブ3の外にある先端部側の全体と、
本管チユーブ3の先端部が排液を必要とする部位
全体に平均になるように生体内に挿入、留置され
た形であつて、排液は各カテーテル1先端部の開
口および側面の排出孔2の他、空隙部5からもく
まなく吸引、排出される利点がある。
尚、本管チユーブ3の側面にX線透過ライン6
を設けると体内での位置を判別するのに便利であ
り、先端部の複数個のカテーテルは夫々X線不透
過ラインがあつても、チユーブ全体がX線不透過
であつても差支えない。
を設けると体内での位置を判別するのに便利であ
り、先端部の複数個のカテーテルは夫々X線不透
過ラインがあつても、チユーブ全体がX線不透過
であつても差支えない。
以上述べた如く、本発明の医療用排出管は広範
囲な部分から排液を効率よく、くまなく吸引、排
出することができ、また、生体内に挿入、留置し
たカテーテルを使用途中で移動させる必要がない
ので、患者に与える苦痛を軽減することができ、
しかも取り扱いがきわめて容易な、有用なもので
ある。
囲な部分から排液を効率よく、くまなく吸引、排
出することができ、また、生体内に挿入、留置し
たカテーテルを使用途中で移動させる必要がない
ので、患者に与える苦痛を軽減することができ、
しかも取り扱いがきわめて容易な、有用なもので
ある。
第1図は本発明の一実施例となる医療用排出管
の概略図、第2図は収納一体化部の断面を示す概
略図である。
の概略図、第2図は収納一体化部の断面を示す概
略図である。
Claims (1)
- 1 体液等の排出管路となる長円状又は長方形状
の偏平な内管路を有する本管チユーブ、および該
本管チユーブ内に後端部を収納されると共に、残
余の先端部側が生体内に留置されて体液等の排出
管路となる複数個のカテーテルから構成された排
出管であつて、本管チユーブは端末部が開口する
と共に、排出管全体の少くとも1/3に相当する長
さを有し、複数個のカテーテルは重ならないよう
に平面状に配置されると共に、本管チユーブ外に
ある残余の先端部側は、側面に夫々複数個の排出
孔を有し、夫々のカテーテルが分離していること
を特徴とする医療用排出管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57174027A JPS5964066A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 医療用排出管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57174027A JPS5964066A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 医療用排出管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5964066A JPS5964066A (ja) | 1984-04-11 |
JPS6220829B2 true JPS6220829B2 (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=15971349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57174027A Granted JPS5964066A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 医療用排出管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5964066A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6278612A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-10 | Komatsu Ltd | 無人走行車の位置および方向の検出方法 |
JP2013247985A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Juntendo | 体外刺入式ドレーンシステム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01180242U (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4845494U (ja) * | 1971-09-30 | 1973-06-14 |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP57174027A patent/JPS5964066A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6278612A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-10 | Komatsu Ltd | 無人走行車の位置および方向の検出方法 |
JP2013247985A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Juntendo | 体外刺入式ドレーンシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5964066A (ja) | 1984-04-11 |
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