JPS62208263A - 喫煙用パイプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、喫煙用パイプの改良に関する。

特に、喫煙材料の成形済み棒または棒たばこ用の使い捨
てパイプに関し、この棒たばこはそれ自身では本質的に
喫煙できない。

この発明による「パイプ」は、喫煙材料用のホルダまた
は受容具であって、喫煙中に喫煙材料を保持しまたは受
容するがそれ自身は喫煙中に完全に消耗しつくされる。

この発明において対象と勝る喫煙材料は、刻みたばこ、
造り直したばこ、繊維素を含まない材料、またはこれら
材料を適宜に組み合わせたものを含み、かつそれらから
造られた成形済み棒たばこはそれがこのパイプに挿入さ
れてしまうまでは本質的に喫煙できない。

この発明によれば、喫煙材料の成形済み棒たばこ用の喫
煙用パイプが提供され、この場合、棒たばこ自身では本
質的に喫煙の用に供することができず、このパイプは棒
たばこがパイプて挿入されたとき棒たばこのほぼ全長に
亘って受は入れるための円筒形部分をもち、前記円筒形
部分は棒たばこのほぼ全長に亘って延びる不燃焼性の円
筒形要素と、棒たばこに着火したとき棒たばこの静的燃
焼を維持させる通気手段を有する。

この発明のパイプは、それ自身では本質的に喫煙できな
い成形済み俸たばこまたは差込みたばこ、あるいはその
他の喫煙材料を燃焼および喫煙するのに用いられ、かつ
副流煙発生が少いこと、ゆるやかな着火傾向、パイプ内
の灰の滞留が少ないと、および刻みたばこおよび他の喫
煙材料が軽量であることによる使用が容易でしかも清潔
である。

適宜の尺度で示された図面を参照として、単に説明例に
ついて、以下にこの発明を説明する。

第１図および第２図に、成形済みの差したばこまたは棒
たばこ３０用の喫煙パイプ１０が示され、このパイプは
棒たばこ３０を包囲しかつ層１２．１４および１６を含
む積層体９からなる直線状の円筒構造体を含む。積層体
９の最内層１２は、５〜２００　Ｃｏｒｓｔ単位の範囲
内の透気性をもつ透気紙の７−トである。この紙層１２
は空気の透過性と燃焼速度を制御するのに用いられる。

Ｃｏｒｅｓｔａ単位は、１０ｃｒＩＬ水柱ゲージ圧力当
り、断面積ｄにつき毎分ｍｅの空包の流量として定めら
れる。

積層体９の中間層１４は、粘土または珪酸ナトリウム（
水ガラス）および／または第２隣酸す）　ＩＪウムのよ
うな耐火剤で処理された他の無機質填剤を含む４０〜２
００ｆ／７Ｆｌ’の物質の紙シートである。層】４には
、はぼ５０個の穴１８が機械的に穿孔され、それぞれの
穴の面積はほぼ１５−で、パイプの円周まわりに規則正
しい間隔で配列されている。

積層体９の最外側層１６は、化粧目的の外包みであって
、層１４の穴１８と対応する位首に、同様に穴１９をも
つ浮き出し模様のついたアルミニウム箔を含むので、通
気はこれらの穴１８゜１９な通過し次いで透気紙１２か
らパイプの内部まで流通する。層１６はパイプの機能に
影響させずに省略することもできる。

棒たばこ３０は、鋳造され、押出し成形され、プレス成
形され、あるいは接着剤で小球形状にされ、あるいは「
ティーバッグ」用ティッシュのような目の荒い、または
極めて透気性の高い繊維素織物内に巻かれた、喫煙用刻
みたばこのような有孔構造をもち、かつそれがパイプ１
０に挿し込まれるまでは使用者には本質的に喫煙するこ
とができない。棒たばこ３０が、パイプ１０内に挿入さ
れているときは、棒たばこは透気紙１２によって被包さ
れ、かつこれに着火すると使用者が喫煙できるようにな
る。適切かつ安全な喫煙のために、棒たばこ３００寸法
は、パイプ１０内にしつくりはまるように定められるこ
とは明らかであろう。

ティーバッグ用ティッシュは、このような場合「開口」
と称している多数の狭め面積の穴を含む模様からなる荒
く織られた繊維素織物である。一般に、ティーバッグ用
ティシュは１ｄ当りほぼ２５個の正方形または菱形の「
開口」が配列され、各「開口」はほぼ１１１１１　Ｘ　
Ｉ　Ｉｌｌの寸法をもつ。ティーバッグ用ティッシュの
「開口」の典型的な厚さは１繊維分であり、「開口」の
境界を定める織物の区域は数繊維分の厚さをもつ。ティ
ーバッグティッシュは、綿、プラスチックまたは不透気
性紙のような単数または複数の強化材料によって強化す
ることができる。

随意に、パイプ１０と一体に形成された煙フィルタプラ
グ２０がパイプの口端に設けられかつプラスチックまた
はセラミック材料で造られた随意の吸い口２２に挿入さ
れている。

フィルタプラグ２０は当業界では一般に使用されている
酢酸セルローズ繊維または亜麻くず糸で造られるが、他
の材料や構造様態のものも適切に用いることができる。

フィルタプラグ２０は棒たばこ３０から円筒形の空所を
隔てて配置される。

１枚の巻たばこ紙片２４が吸い口２２とパイ１１０間の
取付具の上に配置され、この紙片はフィルタプラグ２０
と棒たばこ３０間の空所に通風用空気が入れるように通
気開口２６が形成されている。これらの開口の数および
サイズは所望の喫煙特性によって定まるが、一般には一
息空気量の０〜８０％の空気量の薄め空気を与える。巻
紙たばこ紙片２４を設けることは随意である。

所望の喫煙特性によれば、層１４に形成された穴１８は
ｌ　ｍｌ当り１〜２０の範囲内の穴をもつ区域の任意の
形状とすることができ、かつ穴数は２０〜２００の範囲
で選択できる。

層１４は、これとは別に、ガラス繊維、セラミック繊維
または炭素繊維などとｍｊ錐ｚ＜繊維を組み合わせたも
の、あるいはそれぞれの繊維同志の組み合わせたもので
形成された耐火性紙状の材料で造ることができる。

要すれば、透気性層１２は、クエン酸す）　ＩＪウムや
クエン酸カリウムまたはリン酸ニアンモニウムのような
燃焼制御および灰の変態剤を含むことができる。

第３図のパイプ４０は、はとんど第１図のパイプ１０と
類似しているが、異なるところは、直線状円筒形でなく
、棒たばこ３ｏを受は入れるパイプ４０の下方部分１３
は、パイプ４ｏの上方部分１１に対して鈍角をもって形
成され、かつフィルタプラグは設けられていない点であ
る。下方部分１３は、第１図および第２図のパイプと犬
むね同一構造であシ、すなわち、上述の通気性をもつ積
層体９から造られる。上方部分１１は、平たい円筒形状
で、かつ普通のたばこパイプの口端と同様の吸い口を有
している。

第４図のパイプ５０は、第３図のバイア”４０と同じ形
態をもつ。しかし、その下方部分１３は、薄い壁をもっ
た（０．４〜１ｌｌ）剛いセラミックまたはガラス繊維
チューブ１５で形成され、この場合、チューブの本質的
な透気性は、５〜２００　Ｃｏｒｅｓｔａ単位をもつ。

パイプ５ｏ内に、制御された透気性の内層紙を配置する
ことは、棒たばこ３０の燃焼を維持するためには不必要
である。

この発明の別の実施例において、第１図および第２図の
パイプ１０は、薄い（０，４〜１ｍ　）壁をもった剛い
セラミックチューブで形成され、この場合、チューブの
本質的な透気性は５〜２００ＣＯｒｅＳｔａ単位内の値
をもつ。この実施例において、紙製の、制御された透気
性をもつ内層１２を設けることは棒たばこ３０の燃焼を
維持するためには不必要である。例示された第１実施例
におけるように、このセラミックチューブは煙フィルタ
プラグおよび／または吸い口および／または通気穴を有
することもできる。

この発明のさらに別の実施例において、パイプ１０は薄
壁をもつ剛いセラミックチューブから構成され、ここに
おいて１〜２０−の個々の面積をもつ任意の形状の穴が
形成されている。

この実施例は棒たばこ３０の適切な燃焼を維持するため
に制御された空気透過性紙の内層１２を必要とする。

すべて実施例において、パイプ１０は一般に、２３〜３
５ｍｍの範囲内の外周寸法と７〜１２０１ｍの範囲内の
全長（吸い口を含まずに）をもつ。

パイプが大きい穴をもつ実施例においては、これらの穴
はたばこの着火端から２８〜７０１１１の範囲まで延び
、かつ個々の穴およびパイプ自身の全体寸法によって２
０から２００個の穴をもつことができる。

棒たばこ３０がパイプに挿入されるとき、棒たばこを定
着させるためにパイプ１０の内側面に狭い面積の接着の
接着区域が設けられる。

この発明のパイプは、風味を与えるカプセルを設けるこ
ともでき、あるいはそれ自身に風味発生物質を滲透させ
ることもできる。

パイプの外側にはパイプの温度を示す熱変色結晶のよう
な手段を設けることができ、これによってパイプ内で喫
煙者がどの辺まで喫煙したかを示す。

着火したとき、定常的な燃焼を維持するために、パイプ
内の棒たばこの通気は棒たばことパイプ間に、吸い口に
向って着火端から延びる単数または複数の通路を別に設
けることができる。

これらの通路はパイプの壁を通る通気と組合わさせても
良くあるいは組合わさせなくてもよい。

この通路はパイプの内壁に設け、あるいは棒たばこの構
造に設けてもよい。この通路のサイズは喫煙者の要求に
合うように選定できる。

この発明の積層型パイプは、既知の巻き込みチューブ製
作技術を用いて便宜に造られ、それによって単数または
複数の紙または他の織物材料の層が成形製造の周りに巻
き付けられ接着剤で接着される。この発明においては、
耐火性珪酸塩を基とする接着剤を使用することが好適で
ある・

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明によるパイプの斜視図、第２図は、
成形済み棒たばことともに示された第１図のパイプの分
解斜視図、第３図および第４図は、それぞれこの発明に
よるパイプの第２および第３実施例を示す。 ９・・・・・・積層体 １０・・・パイプ １１・・・上方部分 １２・・・透気紙 １３・・・下方部分 １４．１６・・・層 １５・・・ガラス繊維チューブ １８．１９・・・穴 ２０・・・フィルタプラグ ２２・・・吸い口 ２４・・・紙片 ２６・・・通気開口 ３０・・・棒たばこ ４０．５０・・・パイプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、それ自身では本質的に喫煙できない成形済みの棒状
   喫煙材料に使用する喫煙用パイプであつて、前記パイプ
   は棒状喫煙材料がパイプに挿入されたとき棒状喫煙材料
   のほぼ全長に亘つて該材料を受入れかつ延びるための円
   筒形部分をもち、前記円筒形部分がこれも棒状喫煙材料
   のほぼ長さに亘つて延びるように造られた不燃焼性の円
   筒形の構成要素および、喫煙材料が着火したとき、該材
   料の定常的な燃焼を維持できる通気手段を有する喫煙用
   パイプ。 ２、通気作用が、透気性と燃焼性を有する内側のチュー
   ブ状部材と不燃焼性の円筒形構成要素の開口との組み合
   わせによつて提供される特許請求の範囲第１項記載の喫
   煙用パイプ。 ３、内側チューブ状部材が紙で造られた特許請求の範囲
   第２項記載の喫煙用パイプ。 ４、内側チューブ状部材が５〜２０Ｃｏｒｅｓｔａ単位
   の範囲内の透気性をもつ紙で造られた特許請求の範囲第
   ３項記載の喫煙用パイプ。 ５、前記紙が燃焼制御および灰変態用添加物を含む特許
   請求の範囲第３項記載の喫煙用パイプ。 ６、燃焼制御および灰変態用添加物が、クエン酸ナトリ
   ウム、クエン酸カリウム、および隣酸二アンモニウムか
   ら成るグループから選択される特許請求の範囲第５項記
   載の喫煙用パイプ。 ７、不燃焼性の円筒形構成要素および内側チューブ状部
   材が合体して積層体を形成する特許請求の範囲第２項記
   載の喫煙用パイプ。 ８、不燃焼性の円筒形構成要素が通気性を付与された上
   包み内に包囲されている特許請求の範囲第１項記載の喫
   煙用パイプ。 ９、通気性を付与された上包みが有孔アルミニウム箔を
   含む特許請求の範囲第８項記載の喫煙用パイプ。 １０、不燃焼性の円筒形構成要素が耐火剤で処理された
   繊維素材料で造られている特許請求の範囲第１項記載の
   喫煙用パイプ。 １１、不燃焼性の構成要素が粘土、または耐火剤で処理
   された他の無機質填材を含む４０〜 ２００ｇ／ｍ＾■の物質からなる紙シートである特許請
   求の範囲第１０項記載の喫煙用パイプ。 １２、耐火剤が、珪酸ナトリウムおよび隣酸二ナトリウ
   ムからなるグループから選択された特許請求の範囲第１
   １項記載の喫煙用パイプ。 １３、不燃焼性の、円筒形構成要素が、本質的に不燃焼
   性の繊維質材料から造られた特許請求の範囲第１項記載
   の喫煙用パイプ。 １４、不燃焼性の構成要素が、ガラス繊維、セラミック
   繊維または炭素繊維それぞれ、または相互の組み合わせ
   、または繊維素繊維との組み合わせから形成された耐火
   性シート材料で造られた特許請求の範囲第１３項記載の
   喫煙用パイプ。 １５、不燃焼性の構成要素が、薄壁をもつ剛いセラミツ
   クチューブを含み、該チューブの本質的な透気性が５〜
   ２００Ｃｏｒｅｓｔａ単位の範囲内にある特許請求の範
   囲第１項記載の喫煙用パイプ。 １６、不燃焼性の構成要素が、有孔構造体である特許請
   求の範囲第１項記載の喫煙用パイプ。 １７、不燃焼性の構成要素が、２０〜２００個の穴を有
   し、各穴の面積が１〜２０ｍｍ＾２の範囲内にある特許
   請求の範囲第１６項記載の喫煙用パイプ。 １８、棒状喫煙材料がパイプ内に取り付けられたとき、
   該喫煙用材料をパイプの内側に固定するための接着手段
   をもつ特許請求の範囲第１項記載の喫煙用パイプ。 １９、棒状喫煙材料を取り付けるためのパイプの部分の
   下流にフィルタプラグがパイプ内に配置されている特許
   請求の範囲第１項記載の喫煙用パイプ。 ２０、フィルタプラグが、棒状喫煙材料がパイプ内に取
   り付けられたとき、フィルタプラグと棒状喫煙材料間に
   空所を与えるように配置されている特許請求の範囲第１
   ９項記載の喫煙用パイプ。 ２１、フィルタプラグと棒状喫煙材料間の空所内に通気
   手段が与えられている特許請求の範囲第２０項記載の喫
   煙用パイプ。 ２２、吸い口を含む特許請求の範囲第１項記載の喫煙用
   パイプ。 ２３、喫煙用パイプの円筒形部分が該パイプの他の部分
   に対して傾斜角をもつて構成されている特許請求の範囲
   第１項記載の喫煙用パイプ。 ２４、通気手段が、棒状喫煙材料が喫煙用パイプ内に取
   り付けられたとき、該喫煙用パイプと棒状喫煙材料間に
   少くとも１つの通路が形成され、前記少くとも１つの通
   路が着火点から喫煙用パイプの吸い口に向つて延びる特
   許請求の範囲第１項記載の喫煙用パイプ。 ２５、前記少くとも１つの通路が喫煙用パイプの内壁に
   形成されている特許請求の範囲第２４項記載の喫煙用パ
   イプ。