JPS62207624A - 樹脂フイルムエツジブラスト方法およびその装置 - Google Patents

樹脂フイルムエツジブラスト方法およびその装置

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JPS62207624A
JPS62207624A JP61048414A JP4841486A JPS62207624A JP S62207624 A JPS62207624 A JP S62207624A JP 61048414 A JP61048414 A JP 61048414A JP 4841486 A JP4841486 A JP 4841486A JP S62207624 A JPS62207624 A JP S62207624A
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JP
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resin film
air
cooling roll
molten resin
edge
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JP61048414A
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Makoto Karatsu
誠 唐津
Kenji Takeshima
竹島 健二
Sumio Goto
後藤 澄夫
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Resonac Holdings Corp
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Showa Denko KK
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    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/88Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
    • B29C48/911Cooling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、樹脂製フィルム類製造のためのエツジブラス
ト方法およびそれに使用されるエツジブラスト装置に関
し、特に、チルロール法により冷却ロールに溶融樹脂膜
を接触させ冷却する際に、当該樹脂膜の端部にエアー(
空気)を局所的に吹き付けするエツジブラスト方法およ
びその装置の改良技術に関する。 [従来の技術] 従来、熱可塑性樹脂例えばポリエチレン系樹脂のフィル
ムあるいはシート類の製造方法としてチルロール法が知
られている。このチルロール法は、一般に、循環冷却水
を内部に通した回転冷却ロールに、T−ダイから押出さ
れた熱可塑性合成樹脂膜を接触させて、冷却するフィル
ム類の製造方法である。 しかし、このチルロール法にあっては、冷却ロールと溶
融樹脂膜との間に空気をまき込み易く、これらロールと
溶融樹脂膜との密着性不良により、フィルムに厚みムラ
やシワが発生したり、不十分な冷却のために透明性や表
面光沢を低下させたりする。特に、フィルムを高速度で
製造しようとする場合や薄膜フィルムを得んとする場合
にはこの現象が顕著に起る。 上記チルロール法の問題点を改良する方法としてエアー
ナイフ法が提案され一部実施されている。しかしながら
エアーナイフ法の場合には、空気を溶融樹脂膜が冷却ロ
ールに接触する瞬間あるいはその直前、直後にフィルム
全幅に対I−て吹き付けるため、空気の乱流が生じやす
く、その結果、フィルムのバタツキ現象が発生し、フィ
ルムの厚みムラやシワの抑制に対して十分な効果が得ら
れず、充分な生産速度が得られないなどの欠点を有して
いる。これは、エアーナイフ法の場合、溶融樹脂膜の両
端部が巾方向に不安定な収縮流動(両端部における[T
−ダイ出口 ]/[冷却ロール接触点1間距離のバタツ
キ、ふらつき)を抑制する効果がないためであり、その
ため上記現象を解消するために更に従来からエツジブラ
スト法が利用されている。しかし、このエツジブラスト
装置および方法にあっては、単に空気を、溶融樹脂膜の
両端部にバイブなどの口を向けて、吹き付けているだけ
であり、当該装置から放出される空気は拡散してしまい
、溶融樹脂膜の両端部を安定させる効果が少ない。 即ち、冷却ロールに接触し始める瞬間に両端部にしかも
該接触し始めた部分のみに局部的に空気を吹きつけ冷却
ロールへ密着させて両端部をロール上に安定化させると
いう効果が充分でない。換言すれば冷却ロールに接触し
はじめる前の位置に吹きつけられると伸長されて、その
まま固化されてしまうことになり、逆に、後方ではじめ
て吹きつけられると両端が固定、密着をしていないので
金山に緊張した状態で均一に、ロールに密着されること
が困難である。 この問題は、特に高速成形とか薄膜成形時に顕在化し、
溶融樹脂膜と冷却ロールの接触を金山にわたり一定に保
つことができず、ロールと溶融樹脂膜の間に空気まき込
みを生じ、その結果フィルムの厚みムラやシワの発生、
透明性の欠如、光沢の低下などを招来していた
【発明が解決しようとする問題点】
(1)本発明はかかる従来技術の有する欠点を解消し、
溶融樹脂膜の両端部の不安定な収縮流動を防+hL、I
IM両端の冷却ロール上での確実な固定を図り溶融樹脂
膜と冷却ロー、ル間の空気まき込みを抑制し、溶融樹脂
膜と冷却ロールとの密着性を向上させ、フィルムにおけ
る厚みムラやシワをなくし、低光沢、低透明性という問
題を解消することのできる技術を提供することを目的と
する。 (2)本発明は、上述のごとく特に、高速成形時や薄l
タフイルム成形時におけるこれらの問題を解消し、溶融
樹脂膜の両端部の不安定な収縮流動をなくし、その結果
、溶融樹脂膜と冷却ロール間の空気のき込みを十分押さ
えることができ、溶融樹脂膜と冷却ロールとの密着性を
向上させ、厚みムラやシワ、低光沢、低透明性という問
題のない良好なフィルムを得ることを目的とする。 (3)本発明は、また、溶融樹脂膜のネックインを抑制
できる技術を提供することを目的とする。 本発明の他の目的および新規な特徴は本明細書の記述お
よび添付図面か・らも明らかとなるであろう。 [問題点を解決するための手段1 本発明は、冷却ロールにT−ダイより吐出される溶融樹
脂膜を接触させ、冷却して樹脂製フィルム類を製造する
際に、当該溶融樹脂膜の両端部にエアーを吹き付け、当
該溶融樹脂膜を前記冷却ロール表面に押し付けするエツ
ジブラスト方法において、吹き付けするエアーを収束さ
せ、当該収束したエアーにより前記溶融樹脂膜を冷却ロ
ールに接触し始める瞬間又はその瞬間以後に前記冷却ロ
ール表面に押し付けるエツジブラスト方法並びに当該方
法に使用されるエツジブラスト装置に存し、当該エツジ
ブラスト装置は、一端部にエアー供給口が添設され、他
端部にエアーを放出する一または二以上の細長ノズル口
をその長さ方向を冷却ロールの軸と平行にして備えて成
るとともに当該エアー供給口側からノズル口側にかけて
次第に狭った空間に構成された室を有してなり、当該ノ
ズルをその長さ方向が冷却ロールの軸と平行にとりつけ
てなることを特徴とするエツジブラスト装置に係るもの
である。 [作用] 本発明による作用を説明するに、従来例では前述のごと
く冷却ロールに接し始める前後において広く溶融樹脂膜
のエツジ部に拡散したエアーを吹き付けていただけであ
ったので冷却ロールに接し始める瞬間又はその瞬間を含
めてそれ以後において当該エツジ部を冷却ロール表面に
押し付ける力が充分ではなかったため両エツジ部を冷却
ロール表面一定に固定できなかっだが、本発明ではエア
ー吹き付けに際し、エアーを収束させるようにし、収束
したエアーによりエツジ部を冷却ロール表面に集中して
強く押し付けるようにし、且つ、冷却ロール表面に接触
する瞬間又はその瞬間を含めそれ以後に冷却ロール表面
に強く押しつけるようにしたので、膜の巾方向の収縮も
少なく、金山にわたり均一に、冷却ロールに密着するよ
うになった。 このように樹脂フィルム類のチルロール法による製造上
の問題は溶融樹脂膜とロール間の密着性の問題や空気ま
き込みの問題でありこれは、溶融樹脂膜の両エツジ部(
両端部)がフィルム製造に際し、不安定収縮流動を起こ
し、安定してロール表面に支持されていないことに基づ
くものであることが判明したのである。 本発明のごとくエアーを収束させ、収束したエアーを所
望の場所において溶融樹脂膜の両端部のみを冷却ロール
表面に強力に押し付けて固化固定しておくことにより、
かかる空気まき込みを抑制し、密着性を良くし、フィル
ムに厚みムラやシワを生ぜず、また、光沢や透明性の低
下を回避することができる。特に、本発明では高速成形
時や薄膜フィルム製造の際に問題となっていた溶融樹脂
膜の両端部の不安定収縮流動をなくすことができる。 この不安定収縮流動即ちT−ダイより吐出された合成樹
脂膜が冷却ロールに達するまでの距離の変動の原因につ
いては未だ明らかではないが合成樹脂のドローダウン性
とか低メルト率テンション等に起因するものとも考えら
れる。 本発明の溶融樹脂膜のエツジ部へのエアーの吹き付は幅
としては、Tダイの幅即ちリップ長ぐ lに対して10%以下が好ましい。実寸としては、フィ
ルム巾によりかわるが、通常は3〜100mmの範囲と
することにより効果的に前記、不安定収縮流動を抑制で
きる。溶融樹脂膜に対して前記範囲以上にエアーを吹き
付けることは得られるフィルムの有効幅が小さくなり(
即ち、吹きつけ部は切除される)生産性の面で問題とな
るばかりでなく操作性の面でも問題となる。また前記範
囲以下においては不安定収縮流動を抑える十分な効果が
得られない。 本発明は、また、かかるエアーを収束させ、当該収束し
たエアーにより溶融樹脂膜を冷却ロール表面に押し付け
することのできるエツジブラスト装置を提供するもので
、当該装置は特定の内部構造を有するものである。即ち
エアー供給側からエアー放出口に向けて鋭角に狭くなる
空洞を有するものであり、該鋭角は2本の直線で形成さ
れていてもよく、また内方に凸の曲線で形成されていて
もよい。この鋭角に設けたノズル口よりエアーを放出す
ると、放出されるエアーは、収束するために、空気の乱
流が少なく、溶融樹脂膜の両端部をロールに局部的に押
し付ける力が大で、前記不安定収縮流動を抑えることが
でき、溶融樹脂膜と冷却ロール表面との密着性がよい。 [実施例1 次に、本発明の装置を、図面に示す実施例に基づいて説
明する。 第5図に示すように、押出機1のホッパー2から樹脂を
供給し、アゲブタ−3の先端に取付けられたダイ4から
樹脂を溶融押出し、押出した溶融樹脂膜5を、循環冷却
水を内部に通した回転冷却ロール6に接触させ、冷却を
行ない、次いで、引張りロール7で引取り、巻取装置8
にて巻き取る。いわゆるチルロール法により合成樹脂製
フィルムの製造を行なう。 上記樹脂の例として熱可塑性樹脂があげられ、その具体
例として各種ポリオレフィン樹脂やポリアミド、ポリイ
ミド、ポリエステルなどがあげられるが、これに限定さ
れるものではな1、A 。 冷却ロール6には第6図に示すように、エツジブラスト
装置9を設置し、溶融樹脂膜5の一方の面からエアーを
吹き付け、当該樹脂膜5の他方の面を冷却ロール6表面
に押し付けする。 当該エツジブラスト装置9は溶融樹脂膜5の端部にのみ
エアーを吹き付ける。 第6図では溶融樹脂膜5の両端部に3つのノズルを有す
るエツジブラストからエアーを吹き付ける様子を図示し
ている。 この場合、エツジブラスト装置9は、その最初のノズル
が当該溶融樹脂膜5表面のうち冷却ロール6表面に接し
始める瞬間の位置で、当該樹脂膜5表面にエアーを吹き
付けるように設置されている。 第1図に、本発明に使用されるエツジブラスト装置の一
例全体概観図を示す、第2図(イ)は同装置の平面図、
同(ロ)は第2図(イ)I−I線断面図、同(ハ)は同
正面図、同(ニ)は同背面図、同(ホ)は同側面図を示
し、また第3図は本発明の他の実施例を示す第2図(イ
)I−I線断面図である。 当該エツジブラスト装置9の正面板10には横方向(厚
さ方向)に貫通したエアー供給口11が設けられ、この
供給口11に第1図に示すように鋼管12を挿し込みし
、エアーを当該装置9内部に吹き込みする。 二枚の側板13,13の間、上部に上面板14を取付す
る。上面板14は第2図(イ)。 (ハ)および(ホ)に示すように、上面板14の端部に
縦方向に貫通するネジ孔15を穿設し、また、正面板l
Oの上部にネジ孔16を穿設し、第1図に示すようにネ
ジ17により、その上面板14の端部を正面板10の上
面に取り付けする。 第2図(へ)に示すような、斜面体18を二枚の側板1
3,13の間に入れ、該斜面体18の側面を正面体10
に当接し、該斜面体18の下部をネジ穴19にネジ20
を通して正面体10に取付け、さらに、側板13,13
に当接した斜面体18の側面を、該側板13,13にネ
ジ21によりネジ化めする。 斜面体18は第2図(へ)などにも図示のように傾斜面
22を有し、該傾斜面22と正面板10と上面板14と
で三角形状に区画された室23を構成する。該室23の
一端部はエアー供給口11と連通している。また、該室
23の他端部には、上面板14の先端リップ部24と斜
面体18の先端リップ部25との間で構成された間隙(
ノズル口)26が設けられている。 第3図は当該斜面体18の傾斜面22を前記例のように
フラットな面で構成せずに、僅かに中央部が湾曲した面
に構成した例を示す。 第2図(ロ)および第3図に示すように、エアー供給口
11から吹き込まれたエアーは、上面板14の下面およ
び斜面体18の傾斜面22に沿って流れ、ノズル口26
から放出される。 この際、上面板14および斜面体18によって二方向に
方向づけられたエアーは、ノズル口26から放出後に、
例えば符号27の位置で収束する(以下当該収束位置を
収束点という)。 第4図は本発明のさらに他の実施例を示し、この装置9
はノズル口を複数個設けて成るもので、複数の収束点を
もたせている。当該装置は前記実施例と同様に構成され
るが、第4図(イ)の断面図に示すように、斜面体を上
段28、中段29、下段3〇三段構成とし、第4図(ロ
)に示すようにノズル口を上段31、中段32、下段3
3三段有するようにする。 このように複数個のノズル口31.32.33を冷却ロ
ール表面曲線にあわせて宥するより、その押し付は力を
増加させることができる。なお、第4図(ハ)、(ニ)
、および(ホ)はそれぞれ、上段斜面体28.中段斜面
体29および下段斜面体30の斜視図を示す。 本発明においては、図示していないが、二個のノズル口
を有するようにしてもよいし、また、四段以上のノズル
口を有するようにしてもよい。 本発明におけるエンジブラスト装置におけるノズル口2
6,31〜33の間隔については本発明所望の目的に沿
う限り特に制限されないが、その細長のスリットの長さ
については、T−ダイの幅に対して10%以下にしてい
る。 (X、第2図(ニ)および第4図(ロ)参照)しかし、
その実寸は樹脂膜中によっても異なるが3〜100n+
m好ましくは5〜20mmが有効である。そのスリット
間隔(Y)については0.01〜5mm好ましくは0.
2〜IIIII11に構成すると良い。 本発明によるエツジブラスト装置の設置場所については
選宜選択することができ特に制限されないが、エアーの
収束点27付近は少なくとも溶融樹脂膜5が冷却し始め
る部分又はその後にその両端部に接触するように調整す
ることにより当該両端部が冷却ロール6表面に密着する
力を強力にすることができる。 なお収縮されたエアーの風速としては5〜100 m/
seeが適当であった。 本発明によるエツジブラスト装置は、溶融樹脂膜の幅方
向のエアーの流れについても均一性が保てるという利点
があり、また、エアーの収束点はノズル口の間隔(リッ
プ間隔)Yを調整することにより変えることができる。 このリップ間隔Yの調整は、例えば、正面板10や側板
13にネジ止めしている斜面体18.28〜30の各ネ
ジをゆるめ、当該斜面体を上下させることにより可能で
ある。 上記により1本発明によれば、エアーの風量調節及び吹
き付は位置並びに吹き付は角度などの条件調整が容易に
なり、成形時における微調整が容易で、作業性に優れて
いる。 次に、本発明の方法を、実施例により更に詳述する。 実施例1゜ ポリプロピレン[メルトインデックス(MFI)=10
g/10m1n]を樹脂温度250℃でT−ダイ押出装
置(押出機65ffiIIlφ、グイ幅1000mm、
リップ間隔0.5mm )を用いて押出した。押出した
溶融樹脂膜を300φの冷却ロールを用いて冷却し、溶
融樹脂膜の両端部には第4図に示すような3つのノズル
口を一体として有するエツジブラスト装置をそのノズル
を冷却ロール表面に沿わせて設置した。このエツジブラ
スト装置の各リップ間隔は0.3mm、’幅は10m+
i、風速はダイスに最も近い方から20m/see 、
  10 m/ sec 、l Om/seeとした。 また、上面板のリップ部先端角度θ、を30’、上段斜
面体の先端角度θ、を400.中段斜面体の先端角度θ
1を500、下段斜面体の先端θ1を60’とした。当
該冷却後、フィルムを得た。 その評価結果を第1表に示す。 実施例2゜ ポリプロピレン(MFI = 10)を実施例1と同様
に押出し、溶融樹脂膜の両端部に第3図に示すエツジブ
ラスト装置を設置した。エアーの吹き付は位置は溶融樹
脂膜が冷却ロール表面に接触する瞬間の位置とし、また
、吹き付は角度は溶融樹脂膜に対して90°とした。 さらに、このエツジブラスト装置のリップ間隔は0.3
mm 、 ノズル幅10mm、上面板の先端角度θ、3
0°、斜面体の先端0.40°とした。 風速は10 m1secとした。当該冷却後、フィルム
を得た。 その評価結果を第1表に示す。 実施例3゜ ポリイミド(商品名ウルテム1000)を樹脂温度39
0°でT−ダイ押出装置(押出1140mmφ、グイ幅
300 mm、リップ間隔0.5 mm)を用いて押出
した。押出した溶融樹脂膜の両端部には実施例1と同様
のエツジブラスト装置を使用し、300φの冷却ロール
を用いて冷却し、フィルムを得た。 その評価結果を第1表に示す。 実施例4゜ ポリプロピレン(MFI=lO)を実施例1と同様に押
出し溶融樹脂膜の両端部にノズル口を一体として2つ有
するエツジブラスト装置を使用し、このエツジブラスト
装置のリップ間隔を0.5mm 、幅15IIlff1
.風速を上段、下段とも20m/secとしてフィルム
を得た。 その評価結果を第1表に示す。 比較例1゜ 実施例1と同様に押出した溶融樹脂膜に従来のエツジブ
ラスト装置を使用した。このエツジブラスト装置はノズ
ル形状が0.5 mmφの円形のパイプである。 その評価結果を第1表に示す。 第1表 [発明の効果] 本発明のよればエツジブラスト装置の内部に、エアー供
給口側からノズル口側にかけて次第に狭った空間に構成
された室例えば三角形状またはこれに類した形状の室が
設けられ、この室にエアーを吹き込みノズル口からエア
ーを放出させると、エアーはその放出後に収束し、この
ようにノズル口から放出されるエアーが収束するために
エアーの乱流が少なく、溶融樹脂膜の端部を局部的に強
力に押し付けすることができ、空気まき込みを防止し、
冷却ロールと溶融樹脂膜との密着性を向上させ、フィル
ムに厚みムラやシワを生ぜず、また、透明度や光沢値の
向上したフィルムが得られた。特に、本発明は高速度で
フィルム成形する際に有効であり、また、薄膜フィルム
の成形にも有用である。さらに、本発明のエフジブラス
ト装置はエアーの収束点をリップ間隔を調整することに
より変えられるなどその作業性の面でも優れたものであ
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すエツジブラスト装置の一
例全体概観図、第2図(イ)は間装はの平面図、(ロ)
は第2図(イ)I−I線断面図、(ハ)は正面図、(ニ
)は背面図、(ホ)は側面図、(へ)は斜面体の斜視図
、第3図は本発明の他の実施例を示すエツジブラスト装
置の断面図、第4図(イ)は本発明のさらに他の実施例
を示す断面図、同(ロ)は同側面図、同(ハ)は上段斜
面体の斜視図、同(ニ)は中段斜面体の斜視図、同(ホ
)は下段斜面体の斜視図、第5図はフィルムの製法原理
図、第6図は本発明の詳細な説明図である。 5・・φ溶融樹脂膜 60◆会冷却ロール 9Φ拳曇エツジブラスト装置 11φ・φエアー供給口 23−・参室 26目赤ノズルロ 27番・・収束点 31−・・ノズル口 32φ・・ // 33−0壷 /1 特許出願人   昭和電工株式会社 代理人弁理士   佐 藤 良 博 第2rA

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冷却ロールにT−ダイより吐出される溶融樹脂膜を
    接触させ、冷却して樹脂製フィルム類を製造する際に、
    当該溶融樹脂膜の両端部にエアーを吹き付け、当該溶融
    樹脂膜を前記冷却ロール表面に押し付けするエッジブラ
    スト方法において、吹き付けするエアーを収束させ、当
    該収束したエアーにより前記溶融樹脂膜を冷却ロールに
    接触し始める瞬間又はその瞬間以後前記冷却ロール表面
    に押し付けるエッジブラスト方法。 2、冷却ロールにT−ダイより吐出する溶融樹脂膜を接
    触させ、冷却して樹脂製フィルム類を製造する際に使用
    される装置であって、当該溶融樹脂膜の両端部を前記冷
    却ロール表面にエアー吹き付けにより押し付けするエッ
    ジブラスト装置において、当該エッジブラスト装置は、
    一端部にエアー供給口が添設され、他端部にエアーを放
    出する一または二以上の細長ノズル口をその長さ方向を
    冷却ロールの軸と平行にして備えて成るとともに当該エ アー供給口側からノズル口側にかけて次第に狭った空間
    に構成された室を有してなり、当該ノズルをその長さ方
    向が冷却ロールの軸と平行にとりつけてなることを特徴
    とするエッジブラスト装置。 3、ノズル口の長さが、T−ダイの長さに対して10%
    以下である特許請求の範囲第2項記載のエッジブラスト
    装置。
JP61048414A 1986-03-07 1986-03-07 樹脂フイルムエツジブラスト方法およびその装置 Pending JPS62207624A (ja)

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