JPS62207608A - 発泡成形体の製造方法 - Google Patents

発泡成形体の製造方法

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JPS62207608A
JPS62207608A JP61050900A JP5090086A JPS62207608A JP S62207608 A JPS62207608 A JP S62207608A JP 61050900 A JP61050900 A JP 61050900A JP 5090086 A JP5090086 A JP 5090086A JP S62207608 A JPS62207608 A JP S62207608A
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JP
Japan
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skin
foam
insert
raw material
mold
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JP61050900A
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JPH0585335B2 (ja
Inventor
Toshio Nakanishi
中西 敏夫
Tomizo Otsuki
大槻 富三
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は発泡成形体の製造方法に関するものであり、よ
り詳しくは自動車用アームレスト、コンソールリフト、
グラブボックスリッド等の表皮付発泡成形品の製造方法
に関するものである。
(従来の技術) 表皮付発泡成形品、例えば自動車用アームレストは、一
般に乗員のひじ掛けとしての機能と共に、プルハンドル
としての機能をも果たす必要があるため、表面にソフト
感を有しつつも、それ相当の機械的強度ないし剛性を合
わせ持つ必要がある。
これらの要求を満足するための発泡成形品の構造として
は金属もしくは合成樹脂製のインサートを内包した発泡
体を表皮でおおってそれら王者を一体化した構造が適し
、これを成す製造方法としては一体発泡成形工法が広く
採用され、具体的技術として、例えば特公昭49−57
64、特公昭49−33718、特公昭54−7793
の各公報に開示がある。
一体発泡成形について概説すると、以下の如くである。
即ち、一体発泡成形は第4図(アームレストの成形型断
面図)のように、成形型(1)のキャビティ内にPVC
樹脂等によって予め成形された表皮(2)をセットし、
更に表皮(2)内に金属、合成樹脂等によって成形され
たインサート(3)を内包し、ポリウレタンフォーム等
の発泡原料を注入して発泡層(4)を形成させ、該発泡
層(4)の形成により表皮(2)、インサート(3)、
発泡層(4)の王者を一体化させて成るものである。
上述の一体発泡成形工法による発泡成形品、例えば自動
車用アームレストは主として原料の節約の目的から乗員
から見えない部分、即ちドアパネルに取り付けられる部
分は、ヘリ部(5A)・(5B)のみ成形して内部を肉
抜きする事が一般的である。
そして、このように内部が空間であっても外からそれが
全くわからない様に擬装するためにはヘリ部の表皮(6
八)・〈6B)をある程度長くする事が重要なポイント
となる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の構造を採用するにあたっては以下
の重大な問題がある。
即ち、表皮(2)及びインサート(3)を成形型にセッ
トシ発泡原料を成形型(1)内に注入し、発泡層(4)
が形成される間に成形型(1)を搭載したコンベヤの振
動及び、ヘリ表皮(6A)・(6B)の自重によりヘリ
部の表皮が撓む事が多く、それ故発泡原料が発泡する際
、ヘリ部の表皮(6A)・(6B)と成形型(1)の間
にまわり込み、さらには製品の表にまで発泡体がもれ出
て、発泡成形品が不良となる事故が多発した。
特に、このようなヘリ部が広範囲にわたって存在する発
泡成形品、例えばアシストグリップ付きアームレストの
アームレスト部やコンソールボックスリッドの本体部を
製作する場合にこの現象が顕著に現れる。
本発明は発泡成形品の製造時における係る問題点に着目
し、成形時のヘリ部の表皮のたわみを防止し、発泡体の
もれの無い発泡成形品を製造する、発泡成形体の製造方
法を提供するを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するための本発明の特徴は、予め成
形した表皮とインサートを成形型の所定の位置にセット
し発泡原料を表皮内部に注入し、発泡原料を発泡させて
表皮とインサートと発泡体を一体化させる、一体発泡成
形における発泡成形体の製造方法において、上述インサ
ートが突起を有し、成形型のキャビティ内において該突
起が表皮ヘリ部の表面に当接あるいは近接する如く装備
した後発泡原料を発泡させる、発泡成形体の製造方法で
あ。
(実施例) 以下更に、本発明の具体的実施例について説明する。
第1図は本発明の発泡成形体の製造方法により成形され
た発泡成形体(自動車用アームレスト)の一部断面斜視
図であり、第2図は第1図の発泡成形体の製造時の成形
型の断面図であり、第3図は第2図のA−A断面拡大図
である。
第1図中(7)は、自動車用アームレストの発泡成形体
(以下単にアームレスト)の本体を示す。
アームレスト(7)は断面が略コの字形のインサートを
内包した断面溝形の発泡体(2)の外側を発泡体(14
)の内側の窪んだ溝部(15)を除いて全面に、ヘリ部
(13A)・(13B)  を有する断面Cの字状の表
皮(8)で覆いこれらを一体化したものである。 そし
て、上述のアームレスト(7)は以下の製造方法により
成形される。
即ち、第2図のようにPvC樹脂、ABS樹脂、PEF
樹脂、発泡PP樹脂等の単一材料あるいはこれらの混合
材料によるプラスチゾル、粉体、ペレット、シート(単
層あるいは複層シート)等を原料とした、ローテーショ
ン成形、スラッシュ成形、プロー成形、真空成形等によ
り成形した表皮(8)を成形型(9)の下型αψのキャ
ビティに密着させてセットした後、鋼板、アルミニウム
、等の金属のプレス成形あるいはポリプロピレン、ナイ
ロン等の合成樹脂の射出成形等により成形された、断面
が略コの字形を有し、端部に長手方向に一定間隔をあけ
て突起(IIA)・(IIB)  を多数並設したイン
サート(■を、表皮(8)のヘリ部(13^)・(13
11)の裏面にインサート(■の突起(IIA>・(1
1B)  がそれぞれ当接あるいは近接する如くに装備
する。
しかる後に、表皮(8)の内部にポリウレタンフォーム
等の発泡原料を注入して該原料を発泡させ、発泡層(I
II)を生成し、インサート(■にを発泡体(14)内
に埋設し、更に発泡体(14)と表皮(8)が接着して
、インサート(■、発泡体(14)、表皮(8)が一体
となってア−ムレスト(7)が成形される。 このよう
な製造方法をとることにより、成形型(9)内に表皮(
8)及びインサート(■をセットした後のヘリ部の表皮
(13A)・(13B)  のたわみを、インサート(
■の突起(IIA)・(11B)  がヘリ部の表皮(
13Aル(13B、l  の裏面に当接する事により防
止することができる。
インサート(■の突起(11^)・(11B)  をヘ
リ部の表皮(13A)・(13B)  の裏面に近接し
て装着した場合は、ヘリ部の表皮(13A)・(13B
、)  に弱冠のたわみが発生した際に、ヘリ部の表皮
(13A)・(13B、)の裏面がインサートの突起(
IIA)・(IIBJ  に当接し、ヘリ部の表皮(1
3AJ・(13BJ  のたわみの進行を防止する。
インサートに設けられた突起(IIA、)・(IIB)
  の先端と、ヘリ部の表皮(13A)・(13B) 
 の裏面との間隔は理論上はOである事、即ちヘリ部の
表皮(13A)・(138)  が成形型(9)の壁面
に完全部に密着した状態で、ヘリ部の表皮(13A)・
(13B)  の裏面にインサート(■の突起 (11
^)・CIIB)が当接した状態である事が最も望まし
い。
しかしながら、現実には表皮の厚みの成形精度、インサ
ートの成形精度を考慮して、両者の間隔はQ、5mm以
下の間隔を設けてセットすべく表皮、金型、インサート
の設計を行う事が、最も実用的且つ経済的である。
尚、表皮ヘリ部の形状、材質金型の形状、インサートの
突起を近接させる箇所その他の条件によって異なり、一
様に論じることはできないが、一般に両者の間隔がl 
wを越える場合は、効果が著しく減少する。突起の形状
は、本実施例に限定するものではなく円柱形、円錐形、
角柱その他どんな形状でもかまわない。
また、本実施例のような一定間隔を置いて設けられた突
起でなく、ランダムに設けた突起でもよく、また連続し
た壁状の突起でもよいが連続した壁状の突起を採用した
場合はインサート(12)の内側と外側が遮断され細部
に発泡体が行きわたらない場合があり、表皮、発泡体、
インサート三者の結合が弱い場合がある。
インサートの一面を発泡体で被覆せず露出させる場合、
例えば車体への取付部分のインサートを露出させる場合
や原料節約のため、インサートの内側部分全部を露出さ
せる場合には、上述の壁状の突起が適する場合もある。
(効果) 本発明は、発泡成形体の製造方法において、インサート
に突起を設は該突起をヘリ部の表皮裏面に近接する如く
してインサートと表皮を成形型にセットした後、発泡原
料を成形型内に注入し、発泡させる方法を採ることによ
り、発泡成形体の製造時において、ヘリ部の表皮のたわ
みを防止し、発泡体の表皮外部へのもれを防止する効果
があり、表皮のヘリ部の表皮を見映えの確保に十分な長
さにする事を可能とし、見映えを向上させて製品価値を
高めると共に原料の低減に寄与する効果がある。
また、表皮のヘリ部を長くする事を可能とする故に表皮
と発泡体の接着を強固にし温度変化や外力に対する表皮
の剥離強度を向上させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の発泡成形体の製造方法により成形さ
れた発泡成形体(自動車用アームレスト)の一部断面斜
視図であり、第2図は第1図の発泡成形体の製造時の成
形型の断面であり、第3図は第2図のA−A断面拡大図
であり、第4図は発泡成形体の従来のアームレストの製
造方法を示す成形型の断面図である。 (8)・・・表皮      (9)・・・成形型(1
1八)・CIIB)・・・突起  (■・・・インサー
ト(13A)・(13B)・・・表皮ヘリ部倒)・・・
発泡体 特許出願人 三ツ星ベルト株式会社 111図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、予め成形した表皮とインサートを成形型の所定の位
    置にセットし、発泡原料を表皮内部に注入し、発泡原料
    を発泡させて表皮とインサートと発泡体を一体化させる
    、発泡成形体の製造方法において、上述インサートが突
    起を有し、成形型のキャビティ内において該突起を表皮
    ヘリ部の裏面に当接あるいは近接する如く装備した後発
    泡原料を発泡させる事を特徴とする発泡成形体の製造方
    法。
JP61050900A 1986-03-07 1986-03-07 発泡成形体の製造方法 Granted JPS62207608A (ja)

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JPS62207608A true JPS62207608A (ja) 1987-09-12
JPH0585335B2 JPH0585335B2 (ja) 1993-12-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4992224A (en) * 1988-03-28 1991-02-12 Davidson Textron Inc. Method of making composite foamed articles using fluid pressure to position a skin layer

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56115233A (en) * 1980-02-15 1981-09-10 Tokai Kasei Kogyo Kk Structure of skin material for foamed product
JPS61200219U (ja) * 1985-06-05 1986-12-15

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