JPS62207448A - 核磁気共鳴イメ−ジング装置の被検体用遮へい部材 - Google Patents
核磁気共鳴イメ−ジング装置の被検体用遮へい部材Info
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- JPS62207448A JPS62207448A JP61050673A JP5067386A JPS62207448A JP S62207448 A JPS62207448 A JP S62207448A JP 61050673 A JP61050673 A JP 61050673A JP 5067386 A JP5067386 A JP 5067386A JP S62207448 A JPS62207448 A JP S62207448A
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体
の断層画像を得る核磁気共鳴イメージング装置で被検体
の検査部位を検査する際に、外部の電磁波が上記被検体
をアンチすとして核磁気共鳴イメージング装置の高周波
受信コイルに混入するのを防止できる被検体用遮へい部
材に関する。
の断層画像を得る核磁気共鳴イメージング装置で被検体
の検査部位を検査する際に、外部の電磁波が上記被検体
をアンチすとして核磁気共鳴イメージング装置の高周波
受信コイルに混入するのを防止できる被検体用遮へい部
材に関する。
従来の技術
核磁気共鳴イメージング装置は、第6図に示すように、
厚肉で大きな円筒状の静磁場発生磁石1と、その内部空
間に設けられた送信側の高周波コイル2a及び受信側の
高周波コイル2bと、傾斜磁場コイル3とを有している
。そして、被検体4は、天板5に寝載されて矢印A、B
方向に移動され、その検査部位たとえば面部を上記静磁
場発生磁石1内の受信側の高周波コイル2bの位置にセ
ットして検査するようになっている。
厚肉で大きな円筒状の静磁場発生磁石1と、その内部空
間に設けられた送信側の高周波コイル2a及び受信側の
高周波コイル2bと、傾斜磁場コイル3とを有している
。そして、被検体4は、天板5に寝載されて矢印A、B
方向に移動され、その検査部位たとえば面部を上記静磁
場発生磁石1内の受信側の高周波コイル2bの位置にセ
ットして検査するようになっている。
ここで、一般に核磁気共鳴イメージング装置においては
、10MHz〜20MIIz程度の梓通のラジオ波に属
する電磁波を検査のための信号としている。従って、上
記ラジオ波の41V域の電波が飛び交っている一般の環
境空間の中では、上記電波が核磁気共1!13イメージ
ング装置の内部に混入することがあった。すなわち、第
6図に示すように、上記静磁場発生磁石1より外部へ突
出する被検体4の部分たとえば足の部分をアンテナとし
て外部の電磁波6を拾い、このi!電磁波が被検体4の
体を伝わって頭部から矢印Cのように上記受信側の高周
波コイル2bに混入することがあった。この場合。
、10MHz〜20MIIz程度の梓通のラジオ波に属
する電磁波を検査のための信号としている。従って、上
記ラジオ波の41V域の電波が飛び交っている一般の環
境空間の中では、上記電波が核磁気共1!13イメージ
ング装置の内部に混入することがあった。すなわち、第
6図に示すように、上記静磁場発生磁石1より外部へ突
出する被検体4の部分たとえば足の部分をアンテナとし
て外部の電磁波6を拾い、このi!電磁波が被検体4の
体を伝わって頭部から矢印Cのように上記受信側の高周
波コイル2bに混入することがあった。この場合。
被検体4の頭部から得られる検査信号としての電磁波以
外に上記外部からの電磁波6も受信側の高周波コイル2
bに受信されることとなる。従って、上記外部からの電
磁波6がノイズとして混入し、検査部位について正しい
断層画像を構成することができないものであった。
外に上記外部からの電磁波6も受信側の高周波コイル2
bに受信されることとなる。従って、上記外部からの電
磁波6がノイズとして混入し、検査部位について正しい
断層画像を構成することができないものであった。
そこで、従来は、核磁気共鳴イメージング装置を設置す
る検査室の全体を電磁波遮へい室に改装し、この電磁波
遮へい設備の施された検査室の中で核磁気共鳴イメージ
ング装置を使用することにより、外部からの電磁波がノ
イズとして混入するのを防止していた。
る検査室の全体を電磁波遮へい室に改装し、この電磁波
遮へい設備の施された検査室の中で核磁気共鳴イメージ
ング装置を使用することにより、外部からの電磁波がノ
イズとして混入するのを防止していた。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような対策手段においては、上記核磁気共
鳴イメージング装置を設置する際に、検査室の全体に電
磁波遮へい設備を施さなければならないので、核磁気共
鳴イメージング装置の導入に対する付帯設備費が多くか
かるものであった。
鳴イメージング装置を設置する際に、検査室の全体に電
磁波遮へい設備を施さなければならないので、核磁気共
鳴イメージング装置の導入に対する付帯設備費が多くか
かるものであった。
従って、核磁気共鳴イメージング装置の導入について大
きな障害となるものであった。そこで1本発明は、もっ
と簡易に外部の電磁波が核磁気共鳴イメージング装置の
高周波受信コイルに混入するのを防止できる被検体用遮
へい部材を提供することを目的とする。
きな障害となるものであった。そこで1本発明は、もっ
と簡易に外部の電磁波が核磁気共鳴イメージング装置の
高周波受信コイルに混入するのを防止できる被検体用遮
へい部材を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記の問題点を解決する本発明の手段は、被検体の体軸
方向またはこれと直交する方向に静磁場を発生させる静
磁場発生磁石を有する核磁気共鳴イメージング装置の上
記静磁場発生磁石より外部へ突出する被検体の部分を覆
う非磁性の電磁波遮へい材と、この電磁波遮へい材に接
続された接地手段とからなる核磁気共鳴イメージング装
置の被検体用遮へい部材によってなされる。
方向またはこれと直交する方向に静磁場を発生させる静
磁場発生磁石を有する核磁気共鳴イメージング装置の上
記静磁場発生磁石より外部へ突出する被検体の部分を覆
う非磁性の電磁波遮へい材と、この電磁波遮へい材に接
続された接地手段とからなる核磁気共鳴イメージング装
置の被検体用遮へい部材によってなされる。
実施例
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明による核磁気共鳴イメージング装置の被
検体用遮へい部材の実施例を示す説明図である。ここで
、まず、核磁気共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴(
NMR)現象を利用して被検体の検査部位について断層
画像を得るもので、第1図に示すように、厚肉で大きな
円筒状に形成され被検体4の体軸方向またはこれと直交
する方向に静磁場を発生させる静磁場発生磁石1と、こ
の静磁場発生磁石1の内部空間の中心寄りに設けられた
送信側の高周波コイル2a及び受信側の高周波コイル2
bと、上記送信側の高周波コイル2aと静磁場発生磁石
1との間に設けられた傾斜磁場コイル3とを有している
。そして、被検体4は。
検体用遮へい部材の実施例を示す説明図である。ここで
、まず、核磁気共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴(
NMR)現象を利用して被検体の検査部位について断層
画像を得るもので、第1図に示すように、厚肉で大きな
円筒状に形成され被検体4の体軸方向またはこれと直交
する方向に静磁場を発生させる静磁場発生磁石1と、こ
の静磁場発生磁石1の内部空間の中心寄りに設けられた
送信側の高周波コイル2a及び受信側の高周波コイル2
bと、上記送信側の高周波コイル2aと静磁場発生磁石
1との間に設けられた傾斜磁場コイル3とを有している
。そして、被検体4は。
天板5に寝載されて矢印A、B方向に移動され、その検
査部位たとえば頭部を上記静磁場発生磁石1内の受信側
の高周波コイル2bの位置にセットして検査するように
なっている。
査部位たとえば頭部を上記静磁場発生磁石1内の受信側
の高周波コイル2bの位置にセットして検査するように
なっている。
本発明による被検体用遮へい部材7は、検査信号以外の
外部の電磁波6が被検体4をアンテナとして上記核磁気
共鳴イメージング装置の受信側の高周波コイル2bに混
入するのを防止するもので、W!電磁波遮い材8と、接
地手段9とからなる。上記電磁波遮へい材8は、核磁気
共鳴イメージング装置の静磁場発生磁石1より外部へ突
出する被検体4の部分たとえば下半身をすっぽりと覆う
もので、非磁性金属たとえば銅、アルミニラ15などを
層状に介在させたり、或いは一緒に織り込んだ布状に形
成されている。なお、非磁性金属を用いるのは、静磁場
発生磁石1による静磁場の均一度を乱さないためである
。そして、この電磁波遮へい材8の一部には、接地手段
9が接続されている。
外部の電磁波6が被検体4をアンテナとして上記核磁気
共鳴イメージング装置の受信側の高周波コイル2bに混
入するのを防止するもので、W!電磁波遮い材8と、接
地手段9とからなる。上記電磁波遮へい材8は、核磁気
共鳴イメージング装置の静磁場発生磁石1より外部へ突
出する被検体4の部分たとえば下半身をすっぽりと覆う
もので、非磁性金属たとえば銅、アルミニラ15などを
層状に介在させたり、或いは一緒に織り込んだ布状に形
成されている。なお、非磁性金属を用いるのは、静磁場
発生磁石1による静磁場の均一度を乱さないためである
。そして、この電磁波遮へい材8の一部には、接地手段
9が接続されている。
この接地手段9は、上記電磁波遮へい材8が拾った外部
の電磁波6をアースして逃すことにより。
の電磁波6をアースして逃すことにより。
上記外部の電磁波6が受信側の高周波コイル2bにノイ
ズとして混入しないようにするものである。
ズとして混入しないようにするものである。
第2図は上記被検体用遮へい部材7の具体的な構造の一
例を示す平面図である6電磁波遮へい材8は、たとえば
銅、アルミニウムなどの非磁性金属でできたメツシュ状
のもの或いは箔状のものを一枚の平板状に形成した遮へ
い層8aと、この遮へいFFJ8 aをサンドイッチ状
に挟んで両面をカバーする織物繊維からなる生地8b(
たとえば毛布など)とからなり、全体としてシート状に
形成されている。そして、上記遮へいJ58aの一隅部
には、銅板などでできた@極9aが半田付けまたは導電
性接看剤などにより設けられており、この電極9aには
半田付けまたはコネクタ等によりケーブル9bが接続さ
れ、さらにこのケーブル9bの先端には接地用のコネク
タ9cが接続されている。
例を示す平面図である6電磁波遮へい材8は、たとえば
銅、アルミニウムなどの非磁性金属でできたメツシュ状
のもの或いは箔状のものを一枚の平板状に形成した遮へ
い層8aと、この遮へいFFJ8 aをサンドイッチ状
に挟んで両面をカバーする織物繊維からなる生地8b(
たとえば毛布など)とからなり、全体としてシート状に
形成されている。そして、上記遮へいJ58aの一隅部
には、銅板などでできた@極9aが半田付けまたは導電
性接看剤などにより設けられており、この電極9aには
半田付けまたはコネクタ等によりケーブル9bが接続さ
れ、さらにこのケーブル9bの先端には接地用のコネク
タ9cが接続されている。
これらの電極9a、ケーブル9b及びコネクタ9Cで接
地手段9を構成している。
地手段9を構成している。
第3図は被検体用遮へい部材7の具体的な構造の他の例
を示す平面図である。この例は、電磁波遮へい材8′
を、織物繊維で一枚のシート状に織った基布の表面に非
磁性の金属被膜を形成して作ったものである。例えば、
第4図に示すように、直径30ミクロン程度のポリエス
テル繊維フィラメント10を織物状とした後に、その基
布の表面に無電界メッキ法により0.1〜0.3ミクロ
ン程度の金属被11!1i11を形成すればよい。この
場合は、表面が導電性材料で被覆されているため電磁波
を遮へいする性質を有し、かつ一枚の織物であるので柔
軟性に優れ折り曲げに強いという効果がある。なお、上
記基布としては、電極9aの半田付けに対する耐熱性を
考慮してアラミド繊維を織って基布としてもよい。
を示す平面図である。この例は、電磁波遮へい材8′
を、織物繊維で一枚のシート状に織った基布の表面に非
磁性の金属被膜を形成して作ったものである。例えば、
第4図に示すように、直径30ミクロン程度のポリエス
テル繊維フィラメント10を織物状とした後に、その基
布の表面に無電界メッキ法により0.1〜0.3ミクロ
ン程度の金属被11!1i11を形成すればよい。この
場合は、表面が導電性材料で被覆されているため電磁波
を遮へいする性質を有し、かつ一枚の織物であるので柔
軟性に優れ折り曲げに強いという効果がある。なお、上
記基布としては、電極9aの半田付けに対する耐熱性を
考慮してアラミド繊維を織って基布としてもよい。
第5図は被検体用遮へい部材7の具体的な構造の更に他
の例を示す説明図である。この例は、電磁波遮へい材8
を、非磁性金属と織物繊維とで衣服状に形成したもので
ある6すなわち、第2図または第3図に示すようなシー
ト状の電磁波遮へい材8,8′を用いて、前合せのガウ
ン状に全体の形状を仕立てたものである。この場合、遮
へい層8a(図の斜線を付した部分)は、第1図に示す
静磁場発生磁石1より外部に突出する被検体4の部分、
たとえば下半身側にのみ設けられている。
の例を示す説明図である。この例は、電磁波遮へい材8
を、非磁性金属と織物繊維とで衣服状に形成したもので
ある6すなわち、第2図または第3図に示すようなシー
ト状の電磁波遮へい材8,8′を用いて、前合せのガウ
ン状に全体の形状を仕立てたものである。この場合、遮
へい層8a(図の斜線を付した部分)は、第1図に示す
静磁場発生磁石1より外部に突出する被検体4の部分、
たとえば下半身側にのみ設けられている。
そして、この遮へい層8aの一部に接地手段9が設けら
れている。また、袖の丈は腕の長さより長くすると共に
その先端12は袋状に閉じられている。さらに、裾の丈
は被検体4の身長より大きくなるように十分長くとって
あり、この余った部分で上記被検体4の足が露出しない
ように折り返して包むようになっている。また、ガウン
状の前合せの部分は、マジックテープ13や非磁性材か
らなるボタンでとめるようになっている。
れている。また、袖の丈は腕の長さより長くすると共に
その先端12は袋状に閉じられている。さらに、裾の丈
は被検体4の身長より大きくなるように十分長くとって
あり、この余った部分で上記被検体4の足が露出しない
ように折り返して包むようになっている。また、ガウン
状の前合せの部分は、マジックテープ13や非磁性材か
らなるボタンでとめるようになっている。
このように構成された被検体用遮へい部材7を使用する
には、まず、第2図及び第3図に示すシート状に形成し
たものでは、第1図において天板5の上面に上記被検体
用遮へい部材7の電磁波遮へい材8,8′を敷いておき
、その上に被検体4が横たわったところで静磁場発生磁
石1から突出する下半身を包み込み、接地手段9のコネ
クタ9Cを接地線に接続すればよい。このとき、外部か
らの電磁波6が被検体4の下半身側に飛んできても、こ
の電磁波6は上記電磁波遮へい材8,8′に拾われると
共に接地手段9によりアースされる。
には、まず、第2図及び第3図に示すシート状に形成し
たものでは、第1図において天板5の上面に上記被検体
用遮へい部材7の電磁波遮へい材8,8′を敷いておき
、その上に被検体4が横たわったところで静磁場発生磁
石1から突出する下半身を包み込み、接地手段9のコネ
クタ9Cを接地線に接続すればよい。このとき、外部か
らの電磁波6が被検体4の下半身側に飛んできても、こ
の電磁波6は上記電磁波遮へい材8,8′に拾われると
共に接地手段9によりアースされる。
従って、上記外部からの電磁波6が核磁気共鳴イ、l
メージング装置の受信側の高周波コイル2bにノイ女と
して混入するのを防止できる。例えば、第2図に示す電
磁波遮へい材8において、遮へい層8aとして厚さ約3
0ミクロンの銅箔を使用した場合は、10MHzの電界
に大して約90dBの減衰率を示す。また、厚さ約60
ミクロンのアルミニウム箔を使用した場合も略同等の効
果が得られる。さらに、第3図に示す電磁波遮へい材8
′において、たとえばポリエステル繊維で織った基布の
表面に厚さ約0.3ミクロンの銅の被膜をメッキした場
合は、10MIIzの電界に対して約105dBの減衰
率を示す。
して混入するのを防止できる。例えば、第2図に示す電
磁波遮へい材8において、遮へい層8aとして厚さ約3
0ミクロンの銅箔を使用した場合は、10MHzの電界
に大して約90dBの減衰率を示す。また、厚さ約60
ミクロンのアルミニウム箔を使用した場合も略同等の効
果が得られる。さらに、第3図に示す電磁波遮へい材8
′において、たとえばポリエステル繊維で織った基布の
表面に厚さ約0.3ミクロンの銅の被膜をメッキした場
合は、10MIIzの電界に対して約105dBの減衰
率を示す。
次に、第5図に示す衣服状に形成したものでは。
最初に被検体4にガウン状の電磁波遮へい材8を着せ、
その次に上記電磁波遮へい材8を着た被検体4を第1図
に示す天板5の上面に寝載し、更に裾の部分で足の先端
を包み込み、接地手段9のコネクタ9cを接地線に接続
すればよいにのときも、上記第2図及び第3図に示す被
検体用達へい部材7の使用時と同様の効果を発揮するこ
とができる。
その次に上記電磁波遮へい材8を着た被検体4を第1図
に示す天板5の上面に寝載し、更に裾の部分で足の先端
を包み込み、接地手段9のコネクタ9cを接地線に接続
すればよいにのときも、上記第2図及び第3図に示す被
検体用達へい部材7の使用時と同様の効果を発揮するこ
とができる。
なお、第1図及び第5図においては、被検体4の下半身
が核磁気共鳴イメージング装置の静磁場発生磁石1から
外部に突出する場合について示したが、本発明はこれに
限らず、上記とは逆に静磁場発生磁石1から被検体4の
上半身が突出する場合にも同様に適用できるものである
。この場合には、第5図における遮へい層8aは、その
形成パターンを逆として上半身側にのみ形成すればよい
。
が核磁気共鳴イメージング装置の静磁場発生磁石1から
外部に突出する場合について示したが、本発明はこれに
限らず、上記とは逆に静磁場発生磁石1から被検体4の
上半身が突出する場合にも同様に適用できるものである
。この場合には、第5図における遮へい層8aは、その
形成パターンを逆として上半身側にのみ形成すればよい
。
発明の効果
本発明は以上説明したように、非磁性の電磁波速へい材
8とこの電磁波速へい材8に接続された、接地手段9と
で核磁気共鳴イメージング装置の被検体用達へい部材7
を構成したので、この被検体用達へい部材7で核磁気共
鳴イメージング装置の静磁場発生磁石1より外部へ突出
した被検体4の部分を覆うと共に接地することにより、
簡単な手段で検査信号以外の外部の電磁波6が上記被検
体4をアンテナとして核磁気共鳴イメージング装置の受
信側の高周波コイル2bにノイズとして混入するのを防
止することができる。従って、従来のように核磁気共鳴
イメージング装置を設置する検査室の全体に電磁波速へ
い設備を施すことを不要とし、上記核磁気共IGイメー
ジング装置の導入に対する付帯設備費を大幅に削減する
ことができる。
8とこの電磁波速へい材8に接続された、接地手段9と
で核磁気共鳴イメージング装置の被検体用達へい部材7
を構成したので、この被検体用達へい部材7で核磁気共
鳴イメージング装置の静磁場発生磁石1より外部へ突出
した被検体4の部分を覆うと共に接地することにより、
簡単な手段で検査信号以外の外部の電磁波6が上記被検
体4をアンテナとして核磁気共鳴イメージング装置の受
信側の高周波コイル2bにノイズとして混入するのを防
止することができる。従って、従来のように核磁気共鳴
イメージング装置を設置する検査室の全体に電磁波速へ
い設備を施すことを不要とし、上記核磁気共IGイメー
ジング装置の導入に対する付帯設備費を大幅に削減する
ことができる。
このことから、核磁気共鳴イ堝−ジング装置の導入に際
しての大きな障害を除去することができる。
しての大きな障害を除去することができる。
第1図は本発明による核磁気共鳴イメージング装置の被
検体用達へい部材の実施例を示す説明図、第2図はその
具体的な構造の一例として電磁波速へい材をシート状に
形成したものを示す平面図。 第3図は第2図のシーI・状に形成した電磁波速へい材
の変形例を示す平面図、第4図は第3図の電磁波速へい
材の織物構造を示す拡大説明図、第5図は被検体用達へ
い部材の具体的な構造の一例として電磁遮へい材を衣服
状に形成したものを示す説明図、第6図は従来の核磁気
共鳴イメージング装置の使用状態を示す説明図である。 1・・・静磁場発生磁石 2a・・・送信側の高周波コイル 2b・・・受信側の高周波コイル 4・・・被検体 5・・・天 板 6・・・外部の電磁波 7・・・被検体用達へい部材 8.8′・・・電磁波速へい材 8a・・・遮へい層 8b・・・生 地 9・・・接地手段 9a・・・電 極 9b・・・ケーブル 9c・・・コネクタ 第3図 第 4 図
検体用達へい部材の実施例を示す説明図、第2図はその
具体的な構造の一例として電磁波速へい材をシート状に
形成したものを示す平面図。 第3図は第2図のシーI・状に形成した電磁波速へい材
の変形例を示す平面図、第4図は第3図の電磁波速へい
材の織物構造を示す拡大説明図、第5図は被検体用達へ
い部材の具体的な構造の一例として電磁遮へい材を衣服
状に形成したものを示す説明図、第6図は従来の核磁気
共鳴イメージング装置の使用状態を示す説明図である。 1・・・静磁場発生磁石 2a・・・送信側の高周波コイル 2b・・・受信側の高周波コイル 4・・・被検体 5・・・天 板 6・・・外部の電磁波 7・・・被検体用達へい部材 8.8′・・・電磁波速へい材 8a・・・遮へい層 8b・・・生 地 9・・・接地手段 9a・・・電 極 9b・・・ケーブル 9c・・・コネクタ 第3図 第 4 図
Claims (3)
- (1)被検体の体軸方向またはこれと直交する方向に静
磁場を発生させる静磁場発生磁石を有する核磁気共鳴イ
メージング装置の上記静磁場発生磁石より外部へ突出す
る被検体の部分を覆う非磁性の電磁波遮へい材と、この
電磁波遮へい材に接続された接地手段とからなることを
特徴とする核磁気共鳴イメージング装置の被検体用遮へ
い部材。 - (2)上記電磁波遮へい材は、非磁性金属と織物繊維と
でシート状に形成したものであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の核磁気共鳴イメージング装置の
被検体用遮へい部材。 - (3)上記電磁波遮へい材は、非磁性金属と織物繊維と
で衣服状に形成したものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の核磁気共鳴イメージング装置の被
検体用遮へい部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61050673A JPS62207448A (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 核磁気共鳴イメ−ジング装置の被検体用遮へい部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61050673A JPS62207448A (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 核磁気共鳴イメ−ジング装置の被検体用遮へい部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62207448A true JPS62207448A (ja) | 1987-09-11 |
Family
ID=12865460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61050673A Pending JPS62207448A (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 | 核磁気共鳴イメ−ジング装置の被検体用遮へい部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62207448A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1986
- 1986-03-10 JP JP61050673A patent/JPS62207448A/ja active Pending
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