JPS62206381A

JPS62206381A - 熱交換装置

Info

Publication number: JPS62206381A
Application number: JP61048900A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Hayashi; 賢一林
Original assignee: Nippon Flute Co Inc
Current assignee: Nippon Flute Co Inc
Priority date: 1986-03-06
Filing date: 1986-03-06
Publication date: 1987-09-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の［１的〕（産業上の利用分野）本発明・は、室内換気装置等として用いる熱交換装置に
関する。

（従来の技術）従来、室内の換気には換気扇が多く用いられており、こ
れに熱交換機能を付設したものもある。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来の熱交換機能を有する換気扇は、構造が複
雑で、しかも、比較的高価であり、その保守点検にも手
数がかかる。

本発明−、上述のような問題を解決しようとするもので
、命中な構成で、安価にできる熱交換装置を提供するこ
とを目的とするものである。

（発明の構成）（問題点を解決するための手段）本発明の熱交換装置は、両面の両板２．３間に良熱伝導
性材からなる区画板４を設けて、２組の流路５．６を交
互にかつ互いに隣接して形成し、この一方の各ＦｉＬ路
５に連通して上記一面の面板２に流入孔９および他面の
面板３に流出孔１０を形成し、上記他方の各流路６に連
通して上記他面の面板３に流入孔１１および一面の面板
２に流出孔１２を形成したものである。

（作用）本発明は、たとえば、屋外と室内との空気を両面の面板
２，３の各流入孔９，１１から各流路５゜６にそれぞれ
流入させ、区画板４を介して隣接する流路５．６間で熱
交換を行なわせ、反対側の面板２，３の各流出孔１０．
１２からそれぞれ流出させるものである。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図ないし第３図は面状の熱交換体１を示すもので、
この熱交換体１は、両面の面板２，３間に良熱伝導性材
からなる波形状の区画板４が取付けられて、２組の流路
５，６が交互にかつ互いに隣接して形成され、上記面板
２．３間の両側部に側板７が取付けられているとともに
、面板２゜３間の上下端部に端板８が取付けられている
。

上記一面の面板２の上部に上記一方の各流路５に連通し
た多数の流入孔９が形成されているとともに、他面の面
板３の下部に上記一方の各流路５に連通した多数の流出
孔１０が形成されている。

また、上記他面の面板３の上部に上記他方の各流路６に
連通した多数の流入孔１１が形成されているとともに、
一面の面板２の下部に上記他方の各流路６に連通した多
数の流出孔１２が形成されている。

そうしで、上記熱交換体１を屋外側と室内側との間に設
置することにより、屋外空気は一面の面板２の各流入孔
９から一方の各流路５を通過して、他面の面板３の各流
出孔１０から室内に入る。

これと同時に、室内空気が他面の面板３の各流入孔１１
から他方の各流路６を通過して、一面の面板２の流出孔
１２から屋外に流出する。この際、たとえば、冬期など
で室内が暖房されていて、室内空気が屋外空気よりも高
温であるときは、各流路６を通過する室内空気の熱が区
画板４を介して各流路５を通過する屋外からの空気に伝
導される。したがって室内空気の有する熱が屋外から流
入する空気に移動してこれを暖め、室内暖房に消費する
エネルギーを節減することができる。

また、夏期などで室内が冷房されていて、室内空気が屋
外空気よりも低温であるときは、屋外から流入する空気
を冷却することができる。

なお、実施にあたって、両面の面板２，３および区画板
４は、従来の両面のライナーと中芯とを貼わせたいねる
両面段ボールシートをそのまま用いてもよい。また、区
画板４としてはせんか紙のような紙材料、熱伝導性の良
い合成樹脂等の高分子材料などで形成すればよい。また
、区画板４は円弧状の波形のほか、ジグザグ状のもので
もよい。また、面板２．３を透明な合成樹脂板で形成す
るとともに、区画板４を紙材で形成することにより、紙
張障子に近い採光性を得ることができる。

また、面板２．３および区画板４を鉄板またはアルミニ
ウム等の金属材で形成することにより、耐火性を向上す
ることができる。

つぎに、第４図ないし第６図に示すものは、上記熱交換
体１を家屋の窓部に設置する実施例を示すものである。

１５は断面はぼコテ形の枠体で、この枠体１５の内側開
口部にカバー１６が一側のヒンジ１７により聞ｎ自在に
設けられている。また、上記枠体１５の外面には横方向
に１８良い多数の通気孔１８が形成され、この各通気孔
１８の上部に水切り１９が折曲形成され、上記カバー１
６にも横方向に細長い多数の通気孔２Ｇが形成されてい
る。そして、上記枠体１５内に上記熱交換体１が配置さ
れている。なお、各通気孔１８゜２０は熱交換体１の通
気量を十分に上回る有効面積を保持するように設定され
ている。

このようにして、上記枠体１５をその水切り１９を右す
る通気孔１８を外側にして窓部に設置し、通気孔１８．
２０を介して前記のように熱交換体１内に空気を流通さ
せる。このようにすることにより、空気の熱交換をとも
なう自然換気を行なわせることができる。

また、換気用の枠体１５およびカバー１６に多数の通気
孔１８．２０を設けずに、第７図および第８図に示すよ
うに、上手部に電動排気ＦＢ２１および電動吸気用２２
を設けて、両方または一方を駆動して強制換気するよう
にしてもよい。

また、第９図に示すように、熱交換体１およびこれを収
納する枠体１５を適当な大きさの基本寸法のユニットと
して形成し、これを段！ｉ！ｆａｎ所に応じて縦り向ま
たは横方向に複数個配列するようにすることにより、設
置が容易になるとともに、製造、輸送、収納などに便利
となる。

なお、上記のように窓部に設置する場合、枠体１５およ
びカバー１６を鋼材等で形成し、窓と併せて適正に施錠
固定などして保安対策を講じるのがよい。

（発明の効果）本発明によれば、たとえば、屋外と室内との空気を両面
の面板の各流入孔から各流路にそれぞれ流入させ、区画
板を介して隣接する流路間で熱交換を行へわせ、反対側
の面板の各流出孔からそれぞれ流出さゼることにより、
換気にともなう熱交換を行なわせることができ、しかも
、構成が簡単で、安価に提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の熱交換装置の一実施例を
示す斜視図、第３図はその横断面図、第４図は窓取付装
置の一例を示す正面図、第５図はその平面図、第６図は
第４図ｖｔ　−Ｖ１部の断面図、第７図は窓取付装置の
他の例を示す正面図、第８図はその側面図、第９図は配
置例を足す斜視図である。２．３・・面板、４・・区画板、５．６・・流路、９・
・流入孔、１０・・流出孔、１１・・流入孔、１２・・
流出孔。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両面の両板間に良熱伝導性材からなる区画板を設
けて、２組の流路を交互にかつ互いに隣接して形成し、この一方の各流路に連通して上記一面の面板に流入孔お
よび他面の面板に流出孔を形成し、上記他方の各流路に
連通して上記他面の面板に流入孔および一面の面板に流
出孔を形成したことを特徴とする熱交換装置。