JPS6220609Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6220609Y2
JPS6220609Y2 JP1983181264U JP18126483U JPS6220609Y2 JP S6220609 Y2 JPS6220609 Y2 JP S6220609Y2 JP 1983181264 U JP1983181264 U JP 1983181264U JP 18126483 U JP18126483 U JP 18126483U JP S6220609 Y2 JPS6220609 Y2 JP S6220609Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
tongue piece
pair
shaped body
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983181264U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6087967U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18126483U priority Critical patent/JPS6087967U/ja
Priority to US06/626,412 priority patent/US4585020A/en
Publication of JPS6087967U publication Critical patent/JPS6087967U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6220609Y2 publication Critical patent/JPS6220609Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は組立てや片付けが容易に行なえるテ
ント装置に関する。
一般に、従来のテント装置は支柱、梁および幌
から構成されている。そして、使用時には上記支
柱を地上に立設し、各支柱を梁で連結して骨組み
を形成し、ついでこの骨組みに幌を被せることに
よつて組立てられる。したがつて、使用時には骨
組みを組んだり、幌を被せるなどの作業をともな
うから、その組立作業に多くの手間が掛り、非常
に不便であつた。また、片付けるときには組立時
と逆に幌を外したり、骨組みを分解しなければな
らないから、組立時と同様に手間が掛る。
さらに、従来のテント装置は、地面がぬかつて
いる場所には設置できなかつたり、地盤がやわら
かすぎたり硬すぎたりして骨組みを確実に組立て
ることができない場所にも設置することができな
いという不便があつた。
このような問題を解消するために本件出願人は
特願昭58−123491号(特開昭60−16675号公報)
に示されるテント装置を提案している。このテン
ト装置は、互いの一端部が回動自在に連結された
一対の箱状体からなり、これら箱状体の内面側を
対向させて折り畳むことができるケースと、一方
の箱状体の一端部内面側に設けられた支持部材
と、この支持部材に端部が回動自在に支持された
フレームバーと、周縁部が上記一対の箱状体の連
結された一端部を除く内面側周縁部に連結され上
記フレームバーを覆う状態で設けられた幌とから
構成されている。このような構造によれば、一対
の箱状体からなるケースを開いたときにテント装
置として使用することができ、閉じることによつ
て片付けることができるから、使用時や片付時に
複雑で手間の掛る作業をともなわず、非常に便利
であり、また一対の箱状体を展開することができ
る場所であれば使用可能であるなどの利点を有す
る。
ところで、このような構造のテント装置におい
ては、箱状体と幌の周縁部との連結部分の防水を
確実にしなければ、この連結部分から雨水が内部
に浸入するという問題が生じる。そこで、上述し
た先行技術ではゴムなどの弾性材料で作られた結
合部材を用いて箱状体と幌とを連結している。つ
まり、上記結合部材は一対の舌片を有し、一方の
舌片を箱状体の外面に接合させ、他方の舌片を上
記箱状体の内面周縁部に設けられた補強枠に接合
させ、各舌片をそれぞれビスで固定している。し
かしながら、このような構造によると、接合部材
の舌片がビスで固定されているだけであるから、
各舌片と箱状体あるいは補強枠との接合面間の液
密性が十分得られない。そのため、上記接合面間
から箱状体内に雨水が浸入するという虞れがあつ
た。
この考案は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、箱状体に幌を連結
するために結合部材を用いたときに、この結合部
材の一対の舌片と箱状体および補強枠との接合面
間から雨水が浸入することがないようにしたテン
ト装置を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図中1はケースである。このケース
1は一対の箱状体2から構成されている。この箱
状体2は合成樹脂などによつて多数の補強ビード
3を有する短形状に成形され、その周壁の端部に
は第3図乃至第5図に示すように全周にわたつて
段部4が形成されている。上記段部4にはたとえ
ばアルミニユウムなどの材料によつて角筒状に成
形された補強枠5が取着されている。上記一対の
箱状体2の一側壁は第5図に示すように蝶番6に
よつて回動自在に連結され、他側壁には第1図に
示すように一対の箱状体2を閉じたときにこれら
両者を結合する複数の止め具7が設けられてい
る。
このように形成されたケース1の一方の箱状体
2の一端部内、つまり他方の箱状体2との連結端
部側の両側には第3図に示すように上記補強枠5
に固着されて取付板8が水平に設けられている。
この取付板8には支持部材9が立設されている。
この支持部材9には複数、たとえば3本の支持パ
イプ10の一端部が支軸11によつて回動自在に
連結されている。一方の箱状体2の両側において
対応する各一対の支持パイプ10には字状に曲
成されたフレームバー12の両端部がスライド自
在に挿入されている。また、上記支持パイプ10
内にはばね13が内装され、上記梁12の両端部
を弾性的に支持している。
上記フレームバー12には幌14が被せられて
いる。この幌14はキヤンバスなどの布地に防水
処理を施こし、この布地を袋状に縫製した袋状シ
ート15と、この袋状シート15と同様の布地を
2つ折りにしその内側の一辺を連結シート部1
6、外側の他辺を一辺よりも長尺な防水シート部
17としその折曲部分を上記袋状シート15の周
縁部内面に縫着した周縁シート18とから形成さ
れている。上記連結シート部16の周縁部は、上
記一対の箱状体2の互いに連結された一側壁を除
く他の側壁の端部に結合部材19を介して連結さ
れている。つまり、結合部材19はゴムや合成樹
脂などの弾性材料によつて成形され、第7図に示
すように中空状のパツキング部20と、このパツ
キング部20からほぼ直角に延出された第1の舌
片21と第2の舌片22とを有する。この第2の
舌片22の下面は粗面22aに形成されている。
このような構造の結合部材19はシール材23を
介して第1の舌片21が箱状体2の外周面に接合
され、第2の舌片22が補強枠5の上面に接合さ
れている。上記第1の舌片21はこの外面に接合
され上記箱状体2にビス23aで取付けられた第
1の押え板24によつて挾持固定され、上記第2
の舌片22はこの外面に接合され上記補強枠5に
ビス23aで取付けられた第2の押え板25によ
つて挾持固定されている。そして、上記第2の舌
片22に上記連結シート部16の周縁部が縫着や
接着などの手段によつて固着されている。したが
つて、ケース1の一対の箱状体2を開いてほぼ水
平に展開すれば、上記幌14が一対の箱状体2の
内面側上方に上記フレームバー12によつて支持
されて張設される。また、このとき箱状体2の展
開に応じて張られる幌14にフレームバー12が
連動して回動するよう各フレームバー12の中間
部は第3図に示すように上記幌14の内面に設け
られたループ状の連結部26に挿通されている。
さらに、幌14を張設したとき、フレームバー1
2は支持パイプ10に内装されたばね13を圧縮
するので、このばね13の復元力によつてフレー
ムバー12が支持パイプ10から突出する方向に
付勢されるため、幌14がたるむことなく張設さ
れる。そして、このように幌14が張設される
と、上記連結シート部16よりも長尺でこの外側
に位置する防水シート部17が垂下して箱状体2
の外周を覆うことになる。なお、上記幌14には
図示しないがフアスナなどで開閉自在な出入口が
設けられている。
一方、一対の箱状体2の回動自在な連結された
一端部内面側には、この一端部の長手方向全長に
わたつて第5図と第6図に示すように防水シート
27が設けられている。つまり、この防水シート
27は幅方向一端部を一方の箱状体2の結合部材
19の第2の舌片22に縫着や接着などの手段で
固着し、他端部を他方の箱状体2の結合部材19
の第2の舌片22に固着して設けられている。ま
た、防水シート27の長手方向両端部は幌14の
連結シート部16の内面に固着されている。
このように構成されたテント装置によれば、ケ
ース1の一対の箱状体2を開いて水平に展開すれ
ば、テント装置を設置することができ、また一対
の箱状体2を閉じればこのテント装置を片付ける
ことができる。したがつて、テント装置の設置や
片付けを箱状体2を開閉するという簡単な作業だ
けで行なうことができる。また、テント装置を設
置する場合には一対の箱状体2を展開するだけで
よいから、上記箱状体2を展開することができる
場所であればどこにでも設置できる。さらに、こ
のテント装置は不使用時にケース1となるから車
などでの運搬が容易である。
ところで、上記テント装置を使用する場合、一
対の箱状体2を展開して幌14を張ると、その周
縁シート18の外側の防水シート部17が箱状体
2の外周面を覆う。したがつて、雨天の日に幌1
4に吹き付ける雨水は上記防水シート部17に沿
つて流れ、この防水シート部17によつて雨水が
連結シート部16と結合部材19との連結部分に
かかるのを阻止するから、この連結部分から雨水
が漏れて箱状体2内に浸入することがない。
また、一対の箱状体2を閉じた不使用時、つま
りケース1を運搬するときなどにこのケース1に
雨水が吹き付けることがある。このような場合、
一対の箱状体2の接合面間から雨水が浸入する虞
れがあるが、箱状体2の内面側周縁部には結合部
材19が設けられ、そのパツキング部20が互い
に圧接しているから、これによつて雨水の浸入を
防ぐ。上記パツキング部20が損傷していたり、
長期の使用によつて劣化していると、雨水が浸入
することがある。しかしながら、パツキング部2
0から雨水が浸入しても、一対の箱状体2の互い
に連結された一端部を除く個所は箱状対2の内面
側周縁部に設けられた結合部材19に幌14の連
結シート部16が連結されててるから、この連結
シート部16によつて雨水が箱状体2内に流入す
るのを阻止する。また、一対の箱状体2の互いに
連結された一端部にはこの部分の結合部材19に
両端を連結して防水シート27を設けたから、こ
の防水シート27によつて雨水が箱状体2内に流
入するのを防ぐことになる。
さらに、箱状体2の開口面周辺部に設けられた
結合部材19は、シール材23を介して第1の舌
片21が箱状体2の外周面に接合され、第2の舌
片22が補強枠5の上面に接合されている。そし
て、第1の舌片21は第1の押え板24と箱状体
2の外周面とで挾持固定され、第2の舌片22は
第2の押え板25と補強枠5の上面とで挾持固定
されているから、第1、第2の舌片21,22は
上記箱状体2の外周面と補強枠5の上面に対して
各々液密な状態となつている。したがつて、不使
用時にケース1に雨水が降りかかつても、結合部
材19と箱状体2との接合部分から雨水が箱状体
2内に浸入することがない。しかも、補強枠5の
上面に接合する舌片22を粗面22aに形成した
から、この粗面22aによつて舌片22と補強枠
5との接合面間に不連続な状態の空隙が作られ
る。したがつて、これらの接合面間に入り込んだ
雨水は上記粗面22aによつて形成される不連続
な空隙で流れが阻止されるので、上記接合面間か
ら箱状体2内に雨水が浸入するのを防ぐことがで
きる。すなわち、舌片22が粗面22aに形成さ
れず、滑らかな面であると、舌片22と補強枠5
との接合面間に毛細管現象によつて雨水が流れや
すくなつてしまうが、上記舌片22を粗面22a
としたことにより、そのような現象が生じるのを
防止することができる。
以上述べたようにこの考案は、結合部材の一対
の舌片をシール材を介して箱状体の外周面と補強
枠の上面に接合されるとともに、上記舌片の上記
補強枠に接合する面を粗面に形成し、かつ各舌片
をそれぞれ押え板で挾持固定するようにした。し
たがつて、各舌片が挾持固定されていることおよ
びシール材を介して接合されていること、さらに
は一方の舌片の補強枠に接合する面が粗面に形成
されていることにより、各舌片と箱状体の外周面
および補強枠の上面との接合面間の液密状態が確
実となるから、この接合面間から箱状体内に雨水
が浸入するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はケ
ースを閉じた状態の斜視図、第2図は開いた状態
の側面図、第3図は支持部材とフレームバーとの
連結構造の断面図、第4図は幌と箱状体との連結
部分の断面図、第5図はケースを閉じたときの一
対の箱状体の連結部分の断面図、第6図は同じく
開いたときの断面図、第7図は箱状体と結合部材
との連結構造の分解断面図である。 1……ケース、2……箱状体、5……補強枠、
9……支持部材、12……フレームバー、14…
…幌、19……結合部材、20……パツキング
部、21,22……舌片、23……シール材、2
4,25……押え板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いの一端部が回動自在に連結された一対の箱
    状体からなり、これら箱状体の内面側を対向させ
    て折り畳むことができるケースと、各箱状体の内
    面周縁部に設けられた補強枠と、パツキング部お
    よびこのパツキング部に連続した一対の舌片から
    なり、粗面に形成された一方の舌片が上記補強枠
    の上面に接合され他方の舌片が箱状体の外周面に
    接合されるとともにこれら舌片がそれぞれ押え板
    によつて挾持固定された接合部材と、上記箱状体
    に端部が回動自在に連結されたフレームバーと、
    このフレームバーを覆う状態で設けられ周縁部が
    上記補強枠の上面に接合された上記結合部材の舌
    片に連結された幌とを具備したテント装置。
JP18126483U 1983-07-08 1983-11-24 テント装置 Granted JPS6087967U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18126483U JPS6087967U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 テント装置
US06/626,412 US4585020A (en) 1983-07-08 1984-06-29 Self-contained tent

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18126483U JPS6087967U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 テント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6087967U JPS6087967U (ja) 1985-06-17
JPS6220609Y2 true JPS6220609Y2 (ja) 1987-05-26

Family

ID=30392826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18126483U Granted JPS6087967U (ja) 1983-07-08 1983-11-24 テント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6087967U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193111U (ja) * 1976-01-05 1976-07-26
JPS56101585U (ja) * 1979-12-29 1981-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6087967U (ja) 1985-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4585020A (en) Self-contained tent
US4928581A (en) Negative air control unit and closure structure
JPS6220609Y2 (ja)
JPS6220610Y2 (ja)
JPS6339755B2 (ja)
JPS6329082Y2 (ja)
TWM539540U (zh) 可擴充的帳篷
US2804137A (en) Hinge construction for plastic molded parts
JPH0224855Y2 (ja)
JPH0421412Y2 (ja)
JPH0654070B2 (ja) サッシ取付け開口部の防水構造
KR100569578B1 (ko) 금속 커튼월 연결구조
JPH07243585A (ja) 配管カバー
JPS6033053Y2 (ja) 車両用天井窓の防水装置
JPS6351547A (ja) 外壁パネルのシ−ル構造
JPH068186Y2 (ja) ユニツト組立式雨仕舞壁面パネル
JP3777446B2 (ja) 事件事故現場保存用テント
JP3136235B2 (ja) 入隅用伸縮継手構造
KR102503571B1 (ko) 차량용 루프탑 텐트
JPS6311437Y2 (ja)
JPH029956Y2 (ja)
JPS6139806Y2 (ja)
JPH0512404Y2 (ja)
JPH0738630Y2 (ja) 横枠と縦枠の連結部シール構造
JP2559689Y2 (ja) ユニット式カーテンウォール