JPS62205924A

JPS62205924A - 車両用の荷積みランプ

Info

Publication number: JPS62205924A
Application number: JP61157148A
Authority: JP
Inventors: ▲？▼　錫圭
Original assignee: WAJIN SOGO SHOJI KK
Current assignee: WAJIN SOGO SHOJI KK
Priority date: 1986-02-28
Filing date: 1986-07-03
Publication date: 1987-09-10
Also published as: KR870013392U; KR890003988Y1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、トラックなどの荷物を積載、運搬するための
車両に付着して使用する車両用の荷積みランプに関する
。

〔従来の技術〕

従来、車両に荷物を積載・運搬する場合、軽量荷物は直
接人力により持上げて車両の荷台上に載せ、重量荷物は
別に準備した起重機或いはフォークリフト等の特殊装置
を使用したり、地面と荷台との間に長尺の厚板やブリッ
ジを渡らせて車両の荷台上に載せる等の手段が採用され
ている。

〔発明が解決しようとする問題点３人力による場合には、荷物を地上その他の位置から車両
の荷台の床の高さまで重力に抗して持上げるのに大きな
労力を必要とし作業者が疲労する問題があり、又作業が
人力であるので積載する速さに自ら限度があり作業効率
の悪いものであった。又重量荷物の場合は、起重機或い
はフォークリフトなどの特殊装置を用意しなければなら
ず、又長尺の厚板やブリッジを使用する場合も、それの
携行場所また携行しない場合の適当な厚板やブリフジの
入手など、取扱上非常に不便となるなどの欠点があった
。

本発明が解決しようとする技術的課題は、車両に取付可
能な荷積みランプでありながら、荷物の車両への積載及
び車両からの荷卸しを、作業者の労力を極めて少なくか
つ別の特殊装置を必要としないで、極めて容易にできる
ようにすることである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
車両と地面との間に渡るように伸縮自在の梯子式荷積み
ランプを車両に取付は可能に設けると共に、前記荷積み
ランプを車両に取付けて車両と共に移動可能に設けるこ
とである。

詳しくは、本発明の車両用の荷積みランプは、先ず、一
定長さの複数の棒状体を並列に配置しその両端を溶接固
着した支持部材を複数個設け、１対のリンクの複数対を
各リンクの中央と両端とで枢支連結して平行四辺形リン
ク機構を形成し、上部に長手方向の長孔を、かつ下部に
横方向に対向して２つの孔を穿設した上狭下広形状の伸
縮案内部材を複数個設けるとともに、各伸縮案内部材の
前記２つの孔に前記支持部材の１端を枢支連結し、前記
伸縮案内部材の長孔に前記平行四辺形リンク機構の１対
のリンクの上端を摺動自在に嵌合連結し、かつ前記支持
部材の他端に前記１対のリンクの下端を枢支連結し、こ
の連結関係を複数の伸縮案内部材に対し反復的に連設連
結したパンタグラフ機構からなることを第１の特徴とす
る。

次に、前述の第１の特徴に加えて、最前方に位置する左
右両側のリンクの下端に軸支されたローラーを、車両荷
台の後部扉に固着された固定ガイドの案内レールに所定
範囲内で転動移動自在に係合させてあることを第２の特
徴とする。

さらに、前述の第１の特徴に加えて、最前方に位置する
左右両側のリンクそれぞれの下端に、左右振分けて１対
のローラーを同芯状に水平車軸で軸支し、このｌ対のロ
ーラーを、車両荷台の後部扉の左右両側にそれぞれクラ
ンプで固着した固定ガイドに付設した１対の案内レール
に所定範囲内で転動移動自在に係合させてあることを第
３の特徴とする。

〔作　用〕

上記技術的手段は、次のように作用する。

第１の特徴構成では、並列に配置した一定の長さの複数
の棒状体の前端を溶接固着した支持部材を複数個設け、
複数対のリンクを枢支連結して平行四辺形リンク機構を
形成し、上部に長孔を、かつ下部に２つの孔を穿設した
複数の伸縮案内部材の各々の下部の孔に前記支持部材の
１端を枢支連結し、長孔には平行四辺形リンク機構の１
対のリンクの上端を摺動自在に嵌合連結し、支持部材の
他端に前記１対のリンクの下端を枢支連結し、この連結
関係を複数の伸縮案内部材に対し反復的に連設してパン
タグラフ機構を構成してあるから、パンタグラフ機構を
、使用状態において伸長させ、不使用状態において折畳
み収縮させることができる。

また、第２の特徴構成では、最前方に位置する両側のリ
ンクの下端に軸支されたローラーを後部扉の固定ガイド
の案内レールに所定範囲内で転動移動自在に係合させた
構成であるから、使用状態において、車両荷台の後部扉
を開いて、この荷積みランプの後部を引張ると、先ず最
前方のリンクの下端のローラーが固定ガイドの案内レー
ル上を後方に転動移動を始める。これとほぼ同時に前記
パンタグラフ機構が伸長する。

そしてローラーが所定範囲移動して位置で該ローラーは
停止し、前記パンタグラフ機構は１対のリンクの上端が
伸縮案内部材の長孔の最下端位置に来た時、係止して最
大伸長状態となる。

このとき複数の支持部材と棒状体はほぼ同一平面上に位
置して傾斜通路を形成する。折畳んで格納状態にするの
は上述の反対である。

次に、第３の特徴構成では、水平に軸支された１対のロ
ーラーと１対の案内レールを使用するもので作用は第２
の特徴構成とほぼ同様である。

〔発明の効果〕

従って、本発明は次の効果を奏する。

この荷積みランプは、パンタグラフ機構によって折畳み
伸長が極めて容易であり、使用時に車両に引掛けるなり
簡単に取付ければ、例えば自転車等の小型車両をハンド
ルを押して、場合によっては乗車のまま荷台への積み卸
しができ、又作業者が荷台を担って積み卸しができるに
至り、作業者の労力を極めて少なく別の特殊装置を必要
としないで荷物の積載及び荷卸しが極めて容易にできる
に至った。

さらに、固定ガイドとローラーとによって車両に積載し
常時携行する第２特徴構成、第３特徴構成では、案内レ
ール上のローラーの転ＩＪＪ　４％動とパンタグラフ機
構の両方の作用によって、使用状態において車両荷台の
後部扉のほぼ後方位置にローラーが停止した状態でかつ
パンタグラフ機構が伸長した状態で使用することができ
、有効長さを大にして確実に固定され、安全に使用する
ことができるに至った。ローラーと案内レールを使用す
るので伸縮させるのが極めて容易であり、第３特徴構成
の１対ローラーの場合は特にその効果が大である。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

本発明の車両用の荷積みランプは、全体的に見て、主要
部分として、多数の棒状体としての中空パイプ（１）・
・を並列に配置してその両端に固着結合した支持部材（
２）・・と、１対のリンク（４）　、　（５）の複数対
を枢支連結した平行四辺形リンク機構と、前記支持部材
（２）・・と平行四辺形リンク機構とを連結してパンタ
グラフ機構に形成するための複数の伸縮案内部材（３）
・・と、並びにこれらを車両に取付けるための固定ガイ
ド（８）とから構成されている。

上記構成を具体的に説明する。

一定長さの複数の中空パイプ（１）・・を並列に配置し
てそれの両端を、第２図（イ）に示す長手の両端部に枢
支孔をもつ金属製のアングル材からなる支持部材（２）
に溶接固着したものを複数個前後方向に梯子状に並列に
配置し、その両側にある支持部材（２）・・に、前記平
行四辺形リンク機構の複数のリンク対（４）　、　（５
）　と伸縮案内部材（３）・・を次に述べるように連結
してパンタグラフ機構（Ａ）を構成してある。左右両側
は同じ構成であるから片側のみについて説明する。

断面形はぼ長方形の金属製の中空筒体（５ａ）に長手方
向にスペーサー（５ｂ）　、　（５ｂ）を嵌挿し、両端
部に金属製の端部（５ｃ）　、　（５ｃ）を嵌入固着し
、中央部と上下両端部に孔をそれぞれ穿設したリンク部
材（５）よりなる１対のリンク（４）　、　（５）の複
数対を中央と両端とにおいて互いに枢支連結して平行四
辺形リンク機構を形成してある。また、前記各伸縮案内
部材（３）には上部に長手方向の長孔（３ａ）を、かつ
下部に横方向に対向して２つの孔（３ｂ）を穿設してあ
る。前記各伸縮案内部材（３）の前記２つの孔（３ｂ）
それぞれに前記支持部材（２）の１端をそれぞれ枢支連
結し、前記伸縮案内部材（３）の長孔（３ａ）に前記平
行四辺形リンク機構の１対のリンク（４）　、　＜５）
の上端を、リンク（４）の上端部孔に嵌挿した滑りブツ
シュを介して摺動自在に嵌合連結すると共に、それぞれ
の前記支持部材（２）の他端に前記１対のリンク（４）
　、　（５）の下端を各リンク（４）　、　（５）の上
端部孔に嵌入した滑りブツシュ（７）　、　（７）を介
して枢支連結し、この連結関係を複数の案内部材（３）
・・に対し反復的に連設連結してパンタグラフ機構（Ａ
）を構成してある。このパンタグラフ機構（Ａ）の最先
方及び最後方に位置する支持部材（２）と連結されたリ
ンク（４）又はリンク（５）の中央部とそれに隣るリン
ク（４）又はリンク（５）の下端との連結は、リンク（
５）と同様な構造の半長さの短尺のリンク（６）で行わ
れている。そして、前記パンタグラフ機構（Ａ）の最前
方に位置するリンク（５）の下端に軸支されるローラー
（１４）を、後述するごとく、車両荷台（１８）の後部
扉（１０）に固着された固定ガイド（８ａ）の案内レー
ル（８ａ’）に転動移動自在に係合させてあり、この荷
積みランプをパンタグラフ機構（Ａ）によって折畳み伸
長が容易にできるように構成してある。

次に、この荷積みランプの車両への取付部について説明
する。

第３図に示すように、車両荷台の開閉自在の後部Ｒ（１
０）の前面の左右に所定間隔を隔てて、前記荷積みラン
プのパンタグラフ機構の伸縮を案内する１対の固定ガイ
ド（８）　、　（８）が設けである。各固定ガイド（８
）は、両端部にブツシュ（１１）　、　（１１）を嵌入
してあり、スペーサー（１２ａ）　。

（１２ａ）を介して後部扉（１０）との間に適当な間隙
を設定して後部扉（１０）に止着したフックボルト（１
２）により締付は固定されている。各固定ガイド（８）
に両端部のスペーサー（１２ａ）　、　（１２ａ）をス
トッパーとしてこの両者間で摺動自在に摺動体（９）を
ｍ嵌し、この摺動体（９）の上端に形成した保合突起部
（９ａ）に最前方に位置するリンク（５）の下端をボル
ト（９ｂ）により枢支連結してある。

前記固定ガイドの他の実施例は、第５図及び第６図に示
すように、案内レールとその上を転動移動するローラー
とから構成されている。第５図は各固定ガイド（８ａ）
を上部に案内レール部を有する１本の案内レール（８ａ
’）で構成し、この案内レール（８ａ’）に転動移動自
在に係合させたローラー（１４）を、前記最前方に位置
するリンク（５）の下端にボルト付支持体を介して連結
してある。第６図は各固定ガイド（８ｂ）を内側両方の
対向位置に１対の案内レール部を有する案内レール（８
ｂ’Ｌ　（８ｂ’）で構成し、両案内レール（８ｂ″）
、（８ｂ’）に転動移動自在に係合させた２つのローラ
ー（１５）　、　（１５）を、前記最前方に位置するリ
ンク（５）の下端の水平車軸に直接軸支して連結してあ
る。前記固定ガイド（８ｂ）はその両端部をクランプ金
具（１６）とフックボルト（１７）とにより荷台の後部
扉（１０）に埋込み同着してある。

このレールとローラーに構成することにより、本発明の
荷積みランプはそのパンタグラフ機構（Ａ）による折畳
み伸長が一層容易にできるようになった。特に、１対の
ローラー（１５）　、　（１５）を使用する第６図の実
施例ではローラーの転動移動が極めて円滑となりこの効
果はさらに大きい。

さらに、前記最前方に位置するリンク（５）の上端の枢
支部にキャスターローラー（１３）を設けて平行リンク
機構の保護及び車両荷台上の円滑な移動を可能とするよ
うに構成してある。

前記棒状体として中空パイプ（１）を使用したので、重
量軽減できながら、荷物の重量に耐えるに十分な剛性と
強度を付与させることができ易く、全体として重量軽減
できる効果を奏する。

又この棒状体として適切な強度をもつｊ７板を使用して
もよい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る車両用の荷積みランプの実施例を示
し、第１図は展張された使用状態を示す斜視図、第２図
（イ）はパンタグラフ機構の単位部分の要部分解斜視図
、第２図（０）は第２図（イ）のリンクのＡ　−Ａ　ｖ
Ａ拡大断面図、第２図（ハ）は支持部材の拡大斜視図、
第３図は固定ガイドの一実施例を示す分解斜視図、第４
図は折畳まれた格納状態を示す側面図、第５図、第６図
は固定ガイドの別実施例を示す部分断面図、第７図は第
６図の側面図、第８図はパンタグラフ機構の折畳み中間
位置の説明図である。（１）・・・・・・棒状体、（２）・・・・・・支持部
材、（３）・・・・・・伸縮案内部材、（３ａ）・・・
・・・長孔、（３ｂ）・・・・・・孔、（４）　、　（
５）　、　（６）　−−−・・・リンク、（８）　、　
（８ａ）　、　（８ｂ）　−＝固定ガイド、（８ａ　’
　）　、　（８ｂ”）・・・・・・案内レール、（９）
・・・・・・摺動体、（１０）・・・・・・後部扉、（
１４）。（１５）・・・・・・ローラー、（Ａ）・・・・・・パ
ンタグラフ機構。第１図第５図第２図（イ）第２図〔口〕　　第２図〔ハ〕第３図９ａ５１８

Claims

【特許請求の範囲】［１］一定長さの複数の棒状体（１）・・を並列に配置
しその両端を溶接固着した支持部材（２）を複数個設け
、１対のリンク（４）、（５）の複数対を各リンク（４
）、（５）の中央と両端とで枢支連結して平行四辺形リ
ンク機構を形成し、上部に長手方向の長孔（３ａ）を、
かつ下部に横方向に対向して２つの孔（３ｂ）を穿設し
た上狭下広形状の伸縮案内部材（３）を複数個設けると
ともに、各伸縮案内部材（３）の前記２つの孔（３ｂ）
に前記支持部材（２）の１端を枢支連結し、前記伸縮案
内部材（３）の長孔（３ａ）に前記平行四辺形リンク機
構の１対のリンク（４）、（５）の上端を摺動自在に嵌
合連結し、かつ前記支持部材（２）の他端に前記１対の
リンク（４）、（５）の下端を枢支連結し、この連結関
係を複数の伸縮案内部材（３）・・に対し反復的に連設
連結したパンタグラフ機構からなる車両用の荷積みラン
プ。（２）一定長さの複数の棒状体（１）・・を並列に配置
しその両端を溶接固着した支持部材（２）を複数個設け
、１対のリンク（４）、（５）の複数対を各リンク（４
）、（５）の中央と両端とで枢支連結して平行四辺形リ
ンク機構を形成し、上部に長手方向の長孔（３ａ）を、
かつ下部に横方向に対向して２つの孔（３ｂ）を穿設し
た上狭下広形状の伸縮案内部材（３）を複数個設けると
ともに、各伸縮案内部材（３）の前記２つの孔（３ｂ）
に前記支持部材（２）の１端を枢支連結し、前記伸縮案
内部材（３）の長孔（３ａ）に前記平行四辺形リンク機
構の１対のリンク（４）、（５）の上端を摺動自在に嵌
合連結し、かつ前記支持部材（２）の他端に前記１対の
リンク（４）、（５）の下端を枢支連結し、この連結関
係を複数の伸縮案内部材（３）・・に対し反復的に連設
連結してパンタグラフ機構（Ａ）を構成すると共に、最
前方に位置する左右両側のリンク（５）の下端に軸支さ
れたローラー（１４）を、車両荷台の後部扉（１０）に
固着された固定ガイド（８）、（８ａ）の案内レール（
８ａ’）に所定範囲内で転動移動自在に係合させてある
ことを特徴とする車両用の荷積みランプ。［３］前記固定ガイド（８）に、前記最前方のリンク（
５）の下端に連結された摺動体（９）を固定ガイド（８
）に対し所定範囲内で摺動自在に遊嵌してある特許請求
の範囲第２項に記載の荷積みランプ。［４］一定長さの複数の棒状体（１）・・を並列に配置
しその両端を溶接固着した支持部材（２）を複数個設け
、１対のリンク（４）、（５）の複数対を各リンク（４
）、（５）の中央と両端とで枢支連結して平行四辺形リ
ンク機構を形成し、上部に長手方向の長孔（３ａ）を、
かつ下部に横方向に対向して２つの孔（３ｂ）を穿設し
た上狭下広形状の伸縮案内部材（３）を複数個設けると
ともに、各伸縮案内部材（３）の前記２つの孔（３ｂ）
に前記支持部材（２）の１端を枢支連結し、前記伸縮案
内部材（３）の長孔（３ａ）に前記平行四辺形リンク機
構の１対のリンク（４）、（５）の上端を摺動自在に嵌
合連結し、かつ前記支持部材（２）の他端に前記１対の
リンク（４）、（５）の下端を枢支連結し、この連結関
係を複数の伸縮案内部材（３）・・に対し反復的に連設
連結してパンタグラフ機構（Ａ）を構成すると共に、最
前方に位置する左右両側のリンク（５）それぞれの下端
に、左右振分けて１対のローラー（１５）、（１５）を同芯状に水平車軸で軸支し、この
１対のローラー（１５）、（１５）を、車両荷台の後部
扉（１０）の左右両側にそれぞれクランプ（１６）で固
着した固定ガイド（８ｂ）、（８ｂ）に付設した１対の
案内レール（８ｂ’）、（８ｂ’）に所定範囲内で転動
移動自在に係合させてあることを特徴とする車両用の荷
積みランプ。