JPS62205426A - リンク更新方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 知的交換システム等で入力される自然言語にて要求され
ている内容理解に際して用いられる知へをより有効にす
るために、推論用データを構成するリンクにその有用度
を付与し、その有用度をリンクの更新に用い、推論の確
度を向上する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はリンク更新方法に関し、更に詳しくＳえば、よ
り有効な推論用データベースの提供に寄与するリンク更
新方法に関する。

従来の通信交換系においてその交換中枢部を占める交換
機は発呼者からそこへ与えられる相手番号に応答して発
呼者から着信先までの通信路を形成するものであった。

しかし、最近の通信技術の発展に伴って発呼者の通信要
求内容に応じて必要な交換処理を行なう、いわゆる知的
交換システムの開発が進められている。このような知的
交換システムにおける交換処理では、入力処理要求に対
する必要な交換処理のための推論処理を行なうことが必
要になって来る。

（従来の技術〕 そして、このような推論処理の従来技法は、そのための
知識データベースを用意している。その知識データベー
スは一旦構築されればその後に何らの変更を要しないも
のではな（、そのシステムが果たすべき役割が変わって
来る場合には、知識データベースの有する知識もそれに
即した状態に更新されて行く必要がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

そのような知識の更新の１つの態様として、知識の追加
が必要になって来る場合がある。このような場合の従来
の１つの技法は知識を追加する人の判断により、不用な
知識を削除し、新しい知識の追加については単語ノード
間の格フレームノードを介してリンクを新規に生成する
ものであるが、この技法は知識群の有用度を把握してい
ることが必要になり、その追加処理上に煩雑さを伴う。

又、その際に使用する知識をすべて取り込むという考え
方もあるが、この技法によれば知識データ間の有用度に
対する配慮はないから、取り扱わねばならないデータ量
は厖大なものとなり、システム性能の向上という観点か
らは望ましいものではない。

本発明は斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、推論
の確度の向上に役立つ有用度の高い推論用知識ベースの
構築に寄与し得るリンク更新方法を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。この図におい
て、１は必要なノード２，３間をリンク４で結んで推論
用データを表現してその推論用データを推論処理に提供
する推論用データ提供手段である。

５はリンク生成手段である。

６は前記ノードから出るリンク数をカウントするカウン
ト手段である。

７は前記リンクに与えられたリンク有用度を判定する判
定手段である。

８はカウント対象ノードでのカウント値が予め決められ
た値を超えるとき、そのカウント対象ノードから出るリ
ンクのうちの判定手段７が示すリンク有用度によって決
められるリンクを前記カウント対象ノードから出るリン
クから削除し、新設したいリンクを追加するようリンク
生成手段５を制御する制御手段である。

〔作　用〕

リンクの更新に際して、リンクの更新を行なわんとする
ノードから出るリンク数がカウント手段６にてカウント
される。そのときそれらリンクの有用度が判定手段７で
判定される。そして、カウント対象ノードでのカウント
値が予め決められた値を超えるとき制御手段８が判定さ
れた有用度を参照してリンク生成手段５を制御し、その
リンク有用度によって決められる推論用データ提供手段
１のリンクを前記リンクカウント対象ノードから出るリ
ンクから削除し新設したいリンクを追加する。

斯して、有用度の高い推論用データベースの構築を行な
うことができる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示す。この図において、１
は入力理解用知識ベース（第１図の推論用データ提供手
段１に相当）であり、これは第３図に模式的に示す如き
知識表現形式でその知識構造を構築しており、そこに示
される「飛行機」。

「空港、１．「来る」、「見る」は第１のノードであり
、ｎＱ、ｎｌ　は第２のノードである。これらノード間
を結ぶ線はリンクを示している。そして、その格納構造
は第４図に示す如きリスト構造でメモリ等の格納手段に
格納されている。第４図において、矢印はその始点と終
点との間が所定の関係で関連付けられていること（即ち
、第３図のリンり）を示し、例えばメモリ上ではアドレ
スリンケージでリンクされている。

この入力理解用知識ベース１はリンク数カウント部６　
（第１′ＩＡカウント手段６に相当）、リンク有用度判
定部７（第１図判定手没７に相当）、及びリンク生成部
９　（第１図リンク生成手段５及び制御手段８に相当）
の夫々へ接続可能にされている。

そのリンク数カウント部６は上述第１のノードから出て
いるリンク数をカウントするためのものである。

リンク有用度判定部７は上述第１のノードと第２のノー
ドとの間を結ぶリンクの有用度を判定するものである。

リンク生成部９はリンク数カウント部６でのカウント値
が予め決められた値を超えるとき、カウント対象ノード
から出るリンクのうちのリンク有用度判定部７が出力す
るリンク有用度によって決められるリンクをカウント対
象ノードから出るリンクから削除し、新設したいリンク
を追加するものである。

これら構成要素が本発明の要部を成すが、そのリンク数
カウント部６には入力解析部１０が接続されている。こ
れは入出力部１１から入力された自然言語を格フレーム
に変換しリンク数カウント部６に送るものである。

このような構成の下における本発明のリンク更新方法を
次のような例を用いて説明する。

上述構成システムの入力理解用知識ベースｌには、第５
図に示す知識データ表現の推論用データが格納されてお
り、この知識ベース１に［飛行機を００００社から買う
」という推論用データを生成、追加しようとしているも
のとする。第５図に示すリンク６１．　　β２．Ｉ！３
等に付されている記号（Ｙ　Ｙ　Ｙ　Ｙ　／　Ｍ　Ｍ　
／　Ｄ　Ｄ　／　ＨＨ／　ｍ　ｍ、　）は単語ノード（
第１のノード）の情報が生成された時間的データ値を示
す。ＹＹＹＹは西暦の年、ＭＭは月、ＤＤは日、ＨＨば
時間、ｍｍは分を表す。この時間的データ値が上述した
リンク有用度を示し、時間が古いものほどその有用度は
低いものとする。

単語ノードから出ているリンク数の上限値は３とする。

このような第５図推論用データを有するシステムに「飛
行機を０ＯＯＯ社から買う」という情報が入出力部１１
のマイクから入力されて入力解析部１０に送られて来る
と、そこから第６図に示すような格フレームが発生され
る。その発生時刻を１９８５年１２月１８日１５時３０
分とする。

以下、この更新方法を処理のフロー図、第７図を用いて
説明する。

第６図に示す格フレーム情報がリンク数カウント部６へ
送られ、その格フレームを入力理解用知識ベース１に設
定されている条件の下で知識ベース１に植え込むために
はリンク数の条件をチェックするく第７図のＳｌ）。

ここで、第５図の飛行機に着目すると、リンク数は１１
　、　１２．１３の３値となる。従って、リンク数の条
件からこれは、リンク数カウント部６におけるカウント
値がリンク数上限値３を超えてしまっており、その知識
ベース条件を満たさない。

このカウント動作と共に、リンク有用度判定部７におい
ては、リンク有用度の判定が行なわれる。

即ち、知識ベース１の“飛行機”から出ている３本のリ
ンク（ｌｌ、β２．β３）の生成時間が調べられ、その
最も古い時間のリンク識別データが出力される（第７図
の８２）。

このリンク識別データと共に第６図の格フレームデータ
がリンク生成部９へ送られてリンク識別データで示され
るリンク１２が第５図に示す知識ベースから削除され、
第６図の各リンクに生成時間（１９８５／１２／１８／
ｌ　５／３０）データを付与してその格フレームをリン
クｅ２の削除された知識ベースに追加する。その結果が
第８図に示される。

なお、上記実施例においては、リンク有用度を時間的基
準におく例を示したが、これは単なる一例に過ぎず、例
えば場所的基準等であってもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば２．リンク有用度を推
論用データベースの構築に活用してその更新を行なうか
ら、推論の確度の向上に役立ち、その結論を短時間のう
ちに得ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す図、 第３図は模式的知識表現形式の例を示す図、第４図は第
３図知識データの格納形態を示す図、第５図は知識ベー
スの模式的−例を示す図、第６図は知識ベース更新のた
めの格フレーム構造例を示す図、 第７図は更新フローチャート、 第８図は第６囲路フレーム構造を用いて第５図知識ベー
スを更新した後の知識ベース例を示す図である。 第１図及び第２図において、 ｌは推論用データ提供手段（入力理解用知識ベース）、 ５はリンク生成手段、 ６はカウント手段（リンク数カウント部）、７は判定手
段（リンク有用度判定部）、８は制御手段、 ９はリンク生成部、 １０は入力解析部、 １１は入出力部である。 本発明の原理ブロック図 第１図 第３図 第：３図知識データの格納形態 第４図 格フレーム構造例 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 必要なノード（２、３）間をリンク（４）で結んで推論
   用データを表現し、その推論用データを推論処理に提供
   する推論用データ提供手段（１）及びリンク生成手段（
   ５）を有するシステムにおいて、 前記ノードから出るリンク数をカウントするカウント手
   段（６）と、 前記リンクに与えられたリンク有用度を判定する判定手
   段（７）と、 カウント対象ノードでのカウント値が予め決められた値
   を超えるときそのカウント対象ノードから出るリンクの
   うちの、判定手段（７）が示すリンク有用度によって決
   められるリンクを前記カウント対象ノードから出るリン
   クから削除し、新設したいリンクを追加するようリンク
   生成手段（５）を制御する制御手段（８）とを備えて、
   リンクの更新を行なうことを特徴とするリンク更新方法
   。