JPS6220479Y2 - - Google Patents
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- JPS6220479Y2 JPS6220479Y2 JP8428883U JP8428883U JPS6220479Y2 JP S6220479 Y2 JPS6220479 Y2 JP S6220479Y2 JP 8428883 U JP8428883 U JP 8428883U JP 8428883 U JP8428883 U JP 8428883U JP S6220479 Y2 JPS6220479 Y2 JP S6220479Y2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、古紙を再び製紙原料として再生する
際における異物、特にインク等を分離するための
装置に関する。
際における異物、特にインク等を分離するための
装置に関する。
脱インクを行う方法としては、従来より、古紙
を水中にて粉砕し薬品処理した上で槽内に導入
し、導入途上においてその流体原料中に空気を吹
き込むことにより、気泡が原料中を上昇する際に
古紙繊維から分離したインク粒子を伴なつて浮上
し、原料表面にインク粒子の濃度が高い泡の層が
形成されることを利用して行われている。
を水中にて粉砕し薬品処理した上で槽内に導入
し、導入途上においてその流体原料中に空気を吹
き込むことにより、気泡が原料中を上昇する際に
古紙繊維から分離したインク粒子を伴なつて浮上
し、原料表面にインク粒子の濃度が高い泡の層が
形成されることを利用して行われている。
こうした脱インクの方法においては、微細な気
泡を原料中にいかに均等に供給して、インク粒子
が気泡に接触する機会を増やしてやるが脱インク
効果を大きく左右することになり、脱インク効果
を高め得れば、多段に行われる脱インクのステツ
プを短かくすることができ、よつて設備の小型
化、経済性が図れる。
泡を原料中にいかに均等に供給して、インク粒子
が気泡に接触する機会を増やしてやるが脱インク
効果を大きく左右することになり、脱インク効果
を高め得れば、多段に行われる脱インクのステツ
プを短かくすることができ、よつて設備の小型
化、経済性が図れる。
従来における古紙原料の異物分離装置には、前
記原料を収容するようにした槽の下部中央などに
空気を吹き出させるようにした構成のものがあ
る。しかしこの方式においては、原料中に気泡を
均一に分散させることが非常に困難であり、しか
も気泡が大径の塊に生長して脱インク作用に寄与
することなく単に浮上してしまうような状態が生
じ易く、よつて高い脱インク効果を望めない。
記原料を収容するようにした槽の下部中央などに
空気を吹き出させるようにした構成のものがあ
る。しかしこの方式においては、原料中に気泡を
均一に分散させることが非常に困難であり、しか
も気泡が大径の塊に生長して脱インク作用に寄与
することなく単に浮上してしまうような状態が生
じ易く、よつて高い脱インク効果を望めない。
また、このために、槽内に撹拌のためのインペ
ラーを設けて原料を撹拌することも考えられてい
る。しかし粘性をもつ原料を撹拌するには多大の
電力消費を来し、経済的でない問題がある。
ラーを設けて原料を撹拌することも考えられてい
る。しかし粘性をもつ原料を撹拌するには多大の
電力消費を来し、経済的でない問題がある。
このため、近年、第1図に示すように、円筒セ
ルaの底部外周に、エゼクタ方式による気泡発生
装置bにより気泡iを混入させた原料cを接線方
向から供給するようにしたノズルdを設けて、原
料cを円筒セルa内に沿つて旋回させるように
し、且つ表面に浮上したインク粒子濃度の高い泡
を円筒セルaの中心に設けた排除筒e内に排除口
fから落下せしめ、また脱インクされた原料を、
円筒セルaと排除筒eの間の底板上に所要の高さ
をもつて設けられた仕切り筒gの内側から取出管
hによつて取出すようにした方式が考えられてい
る。この方式によれば、前記した方式に比し、脱
インク効果の向上、消費エネルギーの低減が図れ
る。しかしこの方式においても、ノズルdから吐
出された気泡iは図示する如くノズルdから出た
途端に上昇を開始し螺旋状の軌跡をとることにな
るために、この軌跡の下側に気泡が存在しない部
分(デツドゾール)iがかなりの体積をもつて存
在することになり、従つて充分な脱インクが行わ
れているとは言えなかつた。
ルaの底部外周に、エゼクタ方式による気泡発生
装置bにより気泡iを混入させた原料cを接線方
向から供給するようにしたノズルdを設けて、原
料cを円筒セルa内に沿つて旋回させるように
し、且つ表面に浮上したインク粒子濃度の高い泡
を円筒セルaの中心に設けた排除筒e内に排除口
fから落下せしめ、また脱インクされた原料を、
円筒セルaと排除筒eの間の底板上に所要の高さ
をもつて設けられた仕切り筒gの内側から取出管
hによつて取出すようにした方式が考えられてい
る。この方式によれば、前記した方式に比し、脱
インク効果の向上、消費エネルギーの低減が図れ
る。しかしこの方式においても、ノズルdから吐
出された気泡iは図示する如くノズルdから出た
途端に上昇を開始し螺旋状の軌跡をとることにな
るために、この軌跡の下側に気泡が存在しない部
分(デツドゾール)iがかなりの体積をもつて存
在することになり、従つて充分な脱インクが行わ
れているとは言えなかつた。
本考案は、こうした実情に鑑みてなしたもの
で、円筒セルの底部所要個所に複数個の回転式気
泡発生装置を設けることにより、原料中に気泡を
均一に混合させてデツドゾーンをなくし、異物の
分離効果を向上させると共に、状況に応じて気泡
の発生量を容易且つ任意に変更できるようにした
異物分離装置を提供することを目的とする。
で、円筒セルの底部所要個所に複数個の回転式気
泡発生装置を設けることにより、原料中に気泡を
均一に混合させてデツドゾーンをなくし、異物の
分離効果を向上させると共に、状況に応じて気泡
の発生量を容易且つ任意に変更できるようにした
異物分離装置を提供することを目的とする。
以下図面に基づいて本考案の実旋例を説明す
る。
る。
第2図及び第3図は本考案の一例を概略的に示
したので、底板1を有した円筒セル2の中心部
に、前記底板1を貫通し且つその上縁が前記円筒
セル2の上縁より低い高さをもつ排除筒3が設け
られており、更に前記円筒セル2と排除筒3との
間における底板1上には、所要の高さを有して外
側流路Aと内側流路Bを形成する仕切り筒4が設
けられている。前記外側流路Aの所要位置には、
原料5を接線方向から供給する原料供給口6が設
けられており、また排除筒3の底板1に近い位置
には取出口7が設けられており、且つ該取出口7
に接続されて前記内側流路Bにおける処理済原料
8を外部に取出すか又は次の処理ステツプの分離
装置(本装置を縦に多段とした場合には下側)に
導くための原料取出管9が設けられている。また
円筒セル2内原料5の上面には、発泡樹脂等にて
ロール状に形成したフロート10,10′が原料
の流れと直角(半径方向)に対称に設けられてい
る。
したので、底板1を有した円筒セル2の中心部
に、前記底板1を貫通し且つその上縁が前記円筒
セル2の上縁より低い高さをもつ排除筒3が設け
られており、更に前記円筒セル2と排除筒3との
間における底板1上には、所要の高さを有して外
側流路Aと内側流路Bを形成する仕切り筒4が設
けられている。前記外側流路Aの所要位置には、
原料5を接線方向から供給する原料供給口6が設
けられており、また排除筒3の底板1に近い位置
には取出口7が設けられており、且つ該取出口7
に接続されて前記内側流路Bにおける処理済原料
8を外部に取出すか又は次の処理ステツプの分離
装置(本装置を縦に多段とした場合には下側)に
導くための原料取出管9が設けられている。また
円筒セル2内原料5の上面には、発泡樹脂等にて
ロール状に形成したフロート10,10′が原料
の流れと直角(半径方向)に対称に設けられてい
る。
上記した構成において、前記円筒セル2の底部
における気泡の原料中への混合が最も効果的に行
われる複数の個所に回転式の気泡発生装置11を
設ける。第2図の場合は、前記外側流路Aにおけ
る原料供給口6の原料吐出口直後部に第1の気泡
発生装置11aが設けられ、その更に下流側に所
要の間隔を有して第2,第3,第4の気泡発生装
置11b,11c,11dが設けられており、ま
た前記内側流路Bにおける前記取出口7の原料旋
回流下流側位置に、第5の気泡発生装置11eが
設けられている。
における気泡の原料中への混合が最も効果的に行
われる複数の個所に回転式の気泡発生装置11を
設ける。第2図の場合は、前記外側流路Aにおけ
る原料供給口6の原料吐出口直後部に第1の気泡
発生装置11aが設けられ、その更に下流側に所
要の間隔を有して第2,第3,第4の気泡発生装
置11b,11c,11dが設けられており、ま
た前記内側流路Bにおける前記取出口7の原料旋
回流下流側位置に、第5の気泡発生装置11eが
設けられている。
各気泡発生装置11b〜11eは、底板1部に
下方に突出させた収納部12内に没入或いは半没
入状態に設けられ、且つ円筒セル2の半径方向の
軸を中心に回転するようになつている。第4図は
気泡発生装置11bの詳細を示すもので、収納部
12をシール部13,13′を介して貫通し且つ
軸受14,14′にて支持してなる軸端15,1
5′を両端に有した回転軸16及び該回転軸16
の外周を所要の空間17を有して包囲するように
した気泡発生ドラム18を前記収納部12内に設
ける。また前記回転軸16の内部には、その長手
方向中間部に前記空間17に連通する空気口19
を有し、且つ一方の軸端15′に接続した空気供
給装置20に連通する空気導孔21を設ける。ま
た他方の軸端15には従動プーリ22を設け、該
従動プーリ22に掛けたベルト23を駆動モータ
24の駆動プーリ25に掛け巡らし、駆動モータ
24の駆動により前記気泡発生ドラム18の回転
を行わしめるようにしている。
下方に突出させた収納部12内に没入或いは半没
入状態に設けられ、且つ円筒セル2の半径方向の
軸を中心に回転するようになつている。第4図は
気泡発生装置11bの詳細を示すもので、収納部
12をシール部13,13′を介して貫通し且つ
軸受14,14′にて支持してなる軸端15,1
5′を両端に有した回転軸16及び該回転軸16
の外周を所要の空間17を有して包囲するように
した気泡発生ドラム18を前記収納部12内に設
ける。また前記回転軸16の内部には、その長手
方向中間部に前記空間17に連通する空気口19
を有し、且つ一方の軸端15′に接続した空気供
給装置20に連通する空気導孔21を設ける。ま
た他方の軸端15には従動プーリ22を設け、該
従動プーリ22に掛けたベルト23を駆動モータ
24の駆動プーリ25に掛け巡らし、駆動モータ
24の駆動により前記気泡発生ドラム18の回転
を行わしめるようにしている。
第1の気泡発生装置11aは、没入構造を有し
ておらず、そのために内側軸端の支持が原料中と
なるので、外部からの片持支持方式(カンチレバ
ー式)をとつている。第5図はその詳細を示すも
ので、内側軸端が支持できないので、他方の軸端
15を延長して軸受装置26によりしつかり支持
し、また空気の供給も軸受装置26に接続した空
気管27により軸受装置26側から行うようにし
ている点以外は、前記第4図の場合と同様に構成
されている。前記気泡発生ドラム18は、金属焼
結材或いは砥石等により、微細な気泡が均一に発
生し易い材質、構造のものとする。
ておらず、そのために内側軸端の支持が原料中と
なるので、外部からの片持支持方式(カンチレバ
ー式)をとつている。第5図はその詳細を示すも
ので、内側軸端が支持できないので、他方の軸端
15を延長して軸受装置26によりしつかり支持
し、また空気の供給も軸受装置26に接続した空
気管27により軸受装置26側から行うようにし
ている点以外は、前記第4図の場合と同様に構成
されている。前記気泡発生ドラム18は、金属焼
結材或いは砥石等により、微細な気泡が均一に発
生し易い材質、構造のものとする。
次に上記実施例の作用を説明する。
各気泡発生装置11a〜11eにおける駆動モ
ータ24を駆動して気泡発生ドラム18を回転さ
せると共に、空気導孔21及び空気口19を介し
て空間17に空気を供給させた状態において、原
料供給口6から原料5を所要の流速で供給する。
すると原料5は円筒セル2の内壁に沿つて施回す
ると同時に各気泡発生装置11a〜11eの気泡
発生ドラム18外周から放出される微細気泡を均
一に混入せしめられる。従つて、デツドゾーンを
殆んど生じることなく、原料5は効果的に脱イン
クされることになる。尚、上記において気泡発生
ドラム18の回転を原料の流れにさからう方向
(カウンターフロー)とすることにより、原料5
に対する気泡の混入をより効果的に行わせること
ができる。
ータ24を駆動して気泡発生ドラム18を回転さ
せると共に、空気導孔21及び空気口19を介し
て空間17に空気を供給させた状態において、原
料供給口6から原料5を所要の流速で供給する。
すると原料5は円筒セル2の内壁に沿つて施回す
ると同時に各気泡発生装置11a〜11eの気泡
発生ドラム18外周から放出される微細気泡を均
一に混入せしめられる。従つて、デツドゾーンを
殆んど生じることなく、原料5は効果的に脱イン
クされることになる。尚、上記において気泡発生
ドラム18の回転を原料の流れにさからう方向
(カウンターフロー)とすることにより、原料5
に対する気泡の混入をより効果的に行わせること
ができる。
また、従来における原料ノズルの構造は、その
内部において気泡を生じさせる方式のものが一般
的であつたために、気泡が、ノズル先端から吐出
されるまでにノズル内上面において大きな塊とな
り、ノズル先端から出ると直ちに原料中を浮上し
てしまつて脱インク作用に全く寄与しない状態が
生じていたが、本実施例においては、原料供給口
6の直後部に気泡発生装置11aを設けるように
しているので、従来のこうした問題の発生を防止
できる。また、仕切り筒4の内側は外側の原料5
の流れに比して旋回流速が小さいので、内側流路
B内に設ける気泡発生装置11eは1個とし、し
かも取出口7の旋回流下流側直後に配置するよう
にして、気泡が取出口7から出ていくようなこと
を防止している。
内部において気泡を生じさせる方式のものが一般
的であつたために、気泡が、ノズル先端から吐出
されるまでにノズル内上面において大きな塊とな
り、ノズル先端から出ると直ちに原料中を浮上し
てしまつて脱インク作用に全く寄与しない状態が
生じていたが、本実施例においては、原料供給口
6の直後部に気泡発生装置11aを設けるように
しているので、従来のこうした問題の発生を防止
できる。また、仕切り筒4の内側は外側の原料5
の流れに比して旋回流速が小さいので、内側流路
B内に設ける気泡発生装置11eは1個とし、し
かも取出口7の旋回流下流側直後に配置するよう
にして、気泡が取出口7から出ていくようなこと
を防止している。
また、前記気泡発生装置11a〜11eは、必
要に応じて設置位置の変更及び設置数の増減を行
う。例えば段ボール紙のみによる原料の場合に
は、脱インクの必要はなく、含まれているガム、
ホツトメルトその他の混在物等の異物を除去でき
れば良いので、気泡発生装置の数が少ないものと
したり、或いは多数備えられたものの一部を作動
させて他を停止させるようにして流用させるよう
にしても良い。また、このように、多数の気泡発
生装置11a〜11eを備えたことにより、原料
の種類、インクの種類等に応じて、原料の供給流
量(流速)に何等関係なく気泡の発生量を自在且
つ大幅に変えることが容易に可能となる。
要に応じて設置位置の変更及び設置数の増減を行
う。例えば段ボール紙のみによる原料の場合に
は、脱インクの必要はなく、含まれているガム、
ホツトメルトその他の混在物等の異物を除去でき
れば良いので、気泡発生装置の数が少ないものと
したり、或いは多数備えられたものの一部を作動
させて他を停止させるようにして流用させるよう
にしても良い。また、このように、多数の気泡発
生装置11a〜11eを備えたことにより、原料
の種類、インクの種類等に応じて、原料の供給流
量(流速)に何等関係なく気泡の発生量を自在且
つ大幅に変えることが容易に可能となる。
また、前記気泡発生装置11は気泡発生ドラム
方式以外に、第6図に示すように截頭円錐形、或
いは第7図に示すように円板状の回転デイスク方
式としてもよい。
方式以外に、第6図に示すように截頭円錐形、或
いは第7図に示すように円板状の回転デイスク方
式としてもよい。
尚、本考案は上記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、気泡発生装置の設置数、設置位置は任
意に変更し得ること、気泡発生装置は片持ち支持
によつて底板上に設けるようにしても、或いは底
板下に没入、半没入方式としても良いこと、その
他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
ではなく、気泡発生装置の設置数、設置位置は任
意に変更し得ること、気泡発生装置は片持ち支持
によつて底板上に設けるようにしても、或いは底
板下に没入、半没入方式としても良いこと、その
他本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
上述した本考案の古紙原料の異物分離装置によ
れば、次のような優れた効果を奏し得る。
れば、次のような優れた効果を奏し得る。
(i) 円筒セルの底部に複数の回転式気泡発生装置
を備えたことにより、原料中に気泡を均一に混
入させてデツドゾーンを生じさせることなく異
物の分離効果を大幅に向上させることができ
る。
を備えたことにより、原料中に気泡を均一に混
入させてデツドゾーンを生じさせることなく異
物の分離効果を大幅に向上させることができ
る。
(ii) 古紙原料の種類やインクの種類等に応じて、
最適量の気泡を、原料の供給流速に関係なく自
在にしかも容易に変更して供給することができ
る。
最適量の気泡を、原料の供給流速に関係なく自
在にしかも容易に変更して供給することができ
る。
(iii) 原料中への気泡混入量を自在に調整できるの
で、他の古紙原料の異物分離に流用或いは兼用
させることができる。
で、他の古紙原料の異物分離に流用或いは兼用
させることができる。
(iv) 気泡発生装置は円筒セルの底部に設けて原料
供給口内では気泡を発生させないようにしてい
るので、気泡が原料供給口内上面で塊となつて
しまうようなことを防止できる。
供給口内では気泡を発生させないようにしてい
るので、気泡が原料供給口内上面で塊となつて
しまうようなことを防止できる。
第1図は既知の古紙原料の異物分離装置の一例
を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す
平面図、第3図は第2図の−方向矢視図、第
4図及び第5図は夫々気泡発生装置の別な構成例
を示す詳細説明図、第6図及び第7図は夫々気泡
発生装置における気泡発生部の形状例を示す説明
図である。 1は底板、2は円筒セル、3は排除筒、4は仕
切り筒、5は原料、6は原料供給口、7は取出
口、9は原料取出管、11,11a〜11eは気
泡発生装置、12は収納部、18は気泡発生ドラ
ム、19は空気口、21は空気導孔、24は駆動
モータ、26は軸受装置を示す。
を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す
平面図、第3図は第2図の−方向矢視図、第
4図及び第5図は夫々気泡発生装置の別な構成例
を示す詳細説明図、第6図及び第7図は夫々気泡
発生装置における気泡発生部の形状例を示す説明
図である。 1は底板、2は円筒セル、3は排除筒、4は仕
切り筒、5は原料、6は原料供給口、7は取出
口、9は原料取出管、11,11a〜11eは気
泡発生装置、12は収納部、18は気泡発生ドラ
ム、19は空気口、21は空気導孔、24は駆動
モータ、26は軸受装置を示す。
Claims (1)
- 底板を有した円筒セルの底部に接線方向から古
紙原料を供給する原料供給口を備えた装置におい
て、前記底部所要個所に回転式の気泡発生装置を
複数個配設せしめたことを特徴とする古紙原料の
異物分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983084288U JPS59189899U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 古紙原料の異物分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983084288U JPS59189899U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 古紙原料の異物分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59189899U JPS59189899U (ja) | 1984-12-17 |
JPS6220479Y2 true JPS6220479Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=30214239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983084288U Granted JPS59189899U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 古紙原料の異物分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59189899U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010051854A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Toshiba Corp | 微小気泡発生装置 |
JP2010149041A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Toshiba Corp | 液体への微小気泡注入システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4551012B2 (ja) * | 2001-03-16 | 2010-09-22 | 王子エンジニアリング株式会社 | フローテータ |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP1983084288U patent/JPS59189899U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010051854A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Toshiba Corp | 微小気泡発生装置 |
JP2010149041A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Toshiba Corp | 液体への微小気泡注入システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59189899U (ja) | 1984-12-17 |
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