JPS62204490A - ブロツホライン対の分離方法 - Google Patents

ブロツホライン対の分離方法

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JPS62204490A
JPS62204490A JP61046114A JP4611486A JPS62204490A JP S62204490 A JPS62204490 A JP S62204490A JP 61046114 A JP61046114 A JP 61046114A JP 4611486 A JP4611486 A JP 4611486A JP S62204490 A JPS62204490 A JP S62204490A
Authority
JP
Japan
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bloch
pair
lines
bloch lines
bloch line
Prior art date
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Pending
Application number
JP61046114A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Maruyama
洋治 丸山
Makoto Suzuki
良 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62204490A publication Critical patent/JPS62204490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブロッホラインメモリに係り、特に微小バブル
用材料を用いる超高密度ブロッホラインメモリに好適な
ブロッホライン対の分離方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のブロッホラインメモリにおいてはブロッホライン
対の分離を行うためたとえば松寺他によす第9回応用磁
気学会26PD−6“ブロッホラインと面内磁界との相
互作用”で述べられている面内磁界を局部的に与える方
法が用いられていた。
第2図を用いて従来技術を説明する。同図はバイアス磁
界HRが上向きに印加されている例でありストライプ磁
区1に情報としてブロッホライン2および3が存在する
状態を示す。
ブロッホラインメモリでは情報を安定に保持するため、
このように2つのブロッホラインを1つの対として取扱
う。すなわち、ブロッホライン2゜3にて1つの情報担
体とする。このブロッホライン対は極めて安定である反
面読み出し動作時には構造の対称性から不都合が生じる
。これを解決するためブロッホライン対の分離が必要と
なる。同図(a)は分離前の状態を示す。同図はブロッ
ホラインが磁壁に対し負方向に回転する、いわゆるマイ
ナスブロッホラインを用いた場合の例を示している。
ブロッホライン間の磁壁の磁化方向は印加面内磁界1−
f ipに対し逆向きになるためブロッホラインン対は
引き締められる状態にある。又、各々のブロッホライン
間に働く吸引力により、プロツボラインは非常に接近し
ている。
この状態において面内磁界H+pと逆向きにHcを印加
すればブロッホライン対間の磁壁の磁化成分が拡大する
傾向となる。
さらに、ブロッホライン対間の吸引力に勝る磁界Hcを
印加すれば同図(b)のごとくブロッホライン2および
3は完全に分離される。この状態は面内磁界Hc を印
加しつづければ継続できる。
又、面内磁界Heは導体7に通電すれば得られろため、
所望の位置にてブロッホライン対の分離ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術はブロッホライン対間の吸引力が弱い場合
について有効と考えられるが、1〜2/l m径以下の
微小バブル材料を用いろ超高密度ブロッホラインメモリ
においてはブロッホライン間の吸引力が強くなるため、
分離が非常に困難となる。
ブロッホライン対間の吸引力I=”は F = 2πMΔ・)I          ・・・■
ここで、 1■=4πMΔ/S M:磁化 S:ブロッホライン間距離 で求められるが、面内磁界でブロッホラインを分離する
ためにはヒ式の11以にの磁界を逆向きに印加する必要
がある。
5μmφ材料、たとλば(Y S m)a(F e G
 a )F。
012にガーネットの4πMは約2000 BだからH
は計算によれば5〜70eとなるが、2μmφ材料のた
とえば(YSml、u(、+)a(1” a (ン1)
aotzでは10〜150 e 8度となる。さらにO
、F5μm材料では4?CMは20000cとなるため
、Hは50〜700sとなる。面内磁界は従来、導体に
所定の電流を流し発生させている。
電流値と発生する磁界の関係は、導体形状等により変化
するがおおよそlomAにて;3〜50 e程度となる
。したがって5μmφ材料の場合、20〜30 m A
にて分離が可能となるが2μmφ材料では50mA以上
必要となる。さらに、0.5μmφ材料では200mA
以上必要となることが予想される。
これに対し、ブロッホラインメモリに用いる導体パター
ンの寸法は高密度化に伴い微細化する必要があるため、
許容電流は極めて低くなる傾向にある。
以上の相反する状況下において、微小バブル径材料では
、従来技術によるブロッホライン対の分離が非常に困難
となろ6 本発明の目的は上記問題を解決する新たなブロッホライ
ン対の分離方法を提案することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来法はブロッホライン対を直接引き離すという手段を
用いる。
これに対し、本発明では対象とするブロッホライン対の
近傍に別のブロッホライン対を書き込み、その一方と、
引き離すブロッホライン対の一方とを結合消滅させるこ
とで1間接的にブロッホライン対を分離させる手段を用
いる。すなわち、本発明ではブロッホライン対を直接引
き離す必要がなく、新たに書き込み動作を行うだけで上
記[1的が達成される。
〔作用〕
ブロッホラインは磁壁に対する回転の方向からマイナス
ブロッホラインとプラスブロッホラインに分けられろ。
ブロッホラインメモリで使用するブロッホラインはマイ
ナスのみあるいはプラスのみのブロッホラインを使用し
、′/pA用することはない。
この理由は、プラスブロッホラインとマイナスブロッホ
ラインは結合、消滅するため、情報が保存できなくなる
ためである。
本発明ではこのブロッホラインの性質をあえて利用する
情報担体であるブロッホライン対は全てマイナスブロッ
ホラインにより構成されているとする。
しかし、書き込まれたブロッホライン対は常にマイナス
とプラスのブロッホラインとなる。
これを情報担体にするためには、さらに磁区の切り出し
を行い、マイナスブロッホライン対とすることが良く知
られる。
本発明では磁区の切り出しは行わない。
したがって、分離すべきブロッホライン対の近傍で書き
込みを行えば、書き込まれたブロッホラインのうち、プ
ラスブロッホラインと1分離すべきブロッホラインの一
方が結合し消滅する。
残るマイナスブロッホラインが新たな対を形成する。
ここで書き込まれたプラスとマイナスのブロッホライン
は、書き込み時の磁界により除々に離れる性質にあるた
め、分離すべきブロッホラインに対しある程度、離れた
位置に書き込んでも先の結合、消滅操作が行える。
この結果、残る。マイナスブロッホラインは離れた状1
nで存在することになるに のマイナスブロッホライン対間に働く吸引力は式ので明
らかなように距離Sに反比例するから弱い磁界にて、こ
の状態を保持できる。
以上の動作はマイナスブロッホラインを用いる場合のも
のであるが、プラスブロッホラインの場合にも、まった
く同様のことが起る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
同図(a)はブロッホライン対を分離する前の状態を模
式的に示すものである。バイアス磁界Haは上向きに印
加されている。ストライプ磁区1のa壁中にブロッホラ
イン2および3が対を形成している。
印加面内磁界はHipは向って右側に均一に加えられて
いる。
同図(b)は書き込み用導体6に所定の電流を流し新た
にブロッホライン4および5を発生させた後の状態を示
す。
この後、ブロッホライン3および4は結合し消滅する。
消滅した後の状態を示すのが同図(c)である。
ブロッホライン2および5のみ離れた状態で残る。この
ブロッホライン5は先のブロッホライン3とまったく同
一構造を持つため、以りの操作はブロッホライン対2お
よび3の分離を行った結果と同一となる。
以上の操作で重要となるのがブロッホうイン対の書き込
みである。
書き込み時には必ずマイナスとプラスのブロッホライン
が発生する。
上記の例は情報担体としてマイナスブロッホライン対を
用いる場合であるとすると、新たに11−き込むブロッ
ホラインのうち、分離対象ブロッホライン対側、同図で
はブロッホライン4はプラスブロッホラインになるよう
操作する必要がある。逆に情報担体としてプラスブロッ
ホラインを用いる場合は、ブロッホライン4はマイナス
ブロッホラインになるよう操作する必要がある。
この操作は書き込み用導体6に流す電流極性を逆にする
ことで行える。
よって本発明は全ての状態のブロッホライン対に対し行
えることがわかる。
書き込み時にもう1つ重要となるのが、書き込む位置で
ある。
ブロッホライン4および5を書き込むと良く知られるよ
うに、近傍の磁壁は大きくたわむ。
磁壁がたわむエネルギは除々にブロッホライン4および
5に伝えられ、ブロッホライン4は左回り(プラスブロ
ッホラインだから)ブロッホライン5は右回り(マイナ
スブロッホラインだから)に各々運動する。
この運動は結果的にブロッホライン4および5を離す作
用を及ぼす。
離れる距離は書き込み時の電流に影響される。
(磁壁のたわみ量が影響されるため)通常、書き込みを
行えば4〜6μm程度離れるので本実施例ではブロッホ
ライン対の近傍4μmの位置にて書き込みを行った。
又、この書き込み後、ブロッホライン3とブロッホライ
ン4間にも吸引力がe<ため、容易にこれらは結合、消
滅する。
この結果、ブロッホライン2とブロッホライン5のみが
離れて存在する。
すでに述べた通り、ブロッホライン5はマイナスブロッ
ホラインであるから、ブロッホライン3と同一構造とな
る。
この最終的状態は最初のブロッホライン対(2゜3)が
分離した状態と同一になる。
分離した状態を保持するためには、ブロッホライン2と
ブロッホライン5間の磁化の向きと同じ方向の面内磁界
を印加する必要があるが、分離後の距離は分離前の距離
のおよそ10倍以上となるため、分離状態を保持するの
には、分離に必要となる面内磁界に比べおよそ1/10
 (式■より)で済むことになる。
すなわち、0.5μmφμm上なっても5μmφμm上
おけろブロッホライン対の分離に必要であった磁界強度
でブロッホライン対の分離状態を保持できろ。
すなわち、通常の導体パターンで分離状態を保持できる
〔発明の効果〕
本発明によれば微小径バブル材料を用いる超高密度ブロ
ッホラインメモリにおけるブロッホライン対の分離を従
来技術の約1710の電流値で行えるため、従来不可能
と考えられていたブロッホライン対の分離が容易に行え
るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロッホラインメモリ
におけるストライプ磁区端部の模式図、第2図は従来技
術の一例を示す、同じくストライプ磁区端部の模式図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、分離対象ブロッホライン対の近傍に新たにブロッホ
    ライン対を書き込み、分離対象ブロッホライン対の一方
    のブロッホラインと書き込んだブロッホライン対の一方
    のブロッホラインを結合、消滅させることで、ブロッホ
    ライン対の分離を行うことを特徴とするブロッホライン
    の分離方法。
JP61046114A 1986-03-05 1986-03-05 ブロツホライン対の分離方法 Pending JPS62204490A (ja)

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JP61046114A JPS62204490A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 ブロツホライン対の分離方法

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JPS62204490A true JPS62204490A (ja) 1987-09-09

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JP61046114A Pending JPS62204490A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 ブロツホライン対の分離方法

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JP (1) JPS62204490A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2633087A1 (fr) * 1988-06-17 1989-12-22 Hitachi Ltd Dispositif de memoire a lignes de bloch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2633087A1 (fr) * 1988-06-17 1989-12-22 Hitachi Ltd Dispositif de memoire a lignes de bloch

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