JPH03252986A - ブロッホラインメモリ素子 - Google Patents

ブロッホラインメモリ素子

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Publication number
JPH03252986A
JPH03252986A JP2051014A JP5101490A JPH03252986A JP H03252986 A JPH03252986 A JP H03252986A JP 2051014 A JP2051014 A JP 2051014A JP 5101490 A JP5101490 A JP 5101490A JP H03252986 A JPH03252986 A JP H03252986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bubble
generator
magnetic domain
major
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2051014A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mizuno
健二 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2051014A priority Critical patent/JPH03252986A/ja
Publication of JPH03252986A publication Critical patent/JPH03252986A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は不揮発性の超高密度磁気記憶素子、ブロッホラ
インメモリ素子に関するものである。
(従来の技術) 磁気バブルメモリ素子に代わる超高密度個体磁気記憶素
子として、膜面垂直方向を磁化容易方向とする強磁性体
(フェリ磁性体を含む)膜に存在するストライプ磁区の
境界を形成するブロッホ磁壁の中に、安定に存在する垂
直ブロッホライン2個からなるプロツボライン対(以下
、VBL対と称する)を記憶単位として用いるブロッホ
ラインメモリ素子が発明された(特願昭57−1823
46)。
プロツボラインメモリ素子においては、情報の入出力を
行うメジャーライン、マイナーループを構成する安定化
されたストライプ磁区周囲のブロッホ磁壁に沿って情報
をVBL対の形で書き込み、またVBL対という微小領
域で表される情報単位を読み出す手段、およびマイナー
ループ上でVBL対をビット毎に転送保持する手段が不
可欠である。
ストライプ磁区の安定化には溝掘りによるストライプ固
定法が、またメジャーラインには2層の蛇行状導体また
は1層の蛇行状導体と1層の磁性体パタンを利用するの
が一般的である。第3図にその具体例を示す。
第3図において、10はストライプ磁区保持層であるガ
ーネット層、20はメジャーライン、30はマイナール
ープである。メジャーライン20は2層の蛇行状導体2
1.22およびガーネット層に掘り込んだ溝25で構成
されている。マイナーループ30はガーネット層に掘り
込んだ溝31とその周りに固定されたストライプ磁区3
2で構rIiされている。メジャーライン20とマイナ
ーループ30は、ガーネット層に掘り込んだ補助溝26
を介して接合部24で接合されている。
第3図を用いて従来のブロッホラインメモリ素子の動作
を説明すると、メジャーライン上にあるバブル発生器2
7で発生されたはバブル磁区1は、2層の蛇行状導体2
1.22によりメジャーライン20上を左から右へと転
送されマイナーループ接合部24の位置に止まる。ここ
で書き込みl読み出しゲートを動作させて情報をVBL
対の形でマイナーループ30に書き込む。書き込まれて
いる情報を読み出すには、書き込み/読み出しゲートを
動作させVBL対の有無をバブル磁区の有無に変換して
メジャーライン上に取り出し、バブル磁区1を2層の蛇
行状導体により転送してメジャーライン上右方にあるバ
ブル検出器で検出する。
(発明が解決しようとする課題) バブル発生器は、ヘアピン状の導体パタンニ電硫を流し
てそれにより生ずる磁界でバブル磁区を発生させるもの
であり、バブル磁区を確実に発生させるためには、ガー
ネット結晶の異方性磁界よりも大きな磁界を発生ずる必
要がある。そのためには大きな電流を発生器導体に流さ
なければならず、発生器導体のエレクトロマイグレーシ
ョンや溶断により信頼性の低下、あるいは動作不能に陥
る可能性がある。
本発明の目的は、この問題点を解決したブロッホライン
メモリ素子を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、情報書き込み手段、情報
読み出し手段および情報蓄積手段を有し、かつ膜面に垂
直な方向を磁化容易方向とする強磁性体(フェリ磁性体
を含む)膜に存在するストライプドメインの境界を形成
するブロッホ磁壁中に作った相隣る2つの垂直ブロッホ
ラインからなる垂直ブロッホライン対を情報の担体とし
、バブル磁区を発生、転送する手段を備えたメジャーラ
インを有するメジャー/マイナー方式のブロッホライン
メモリ素子において、前記バブル磁区発生器の近傍に面
白磁化層を備えることである。
(作用) バブル発生器でバブル磁区を発生させるのに大きな電流
が必要なのは、ガーネット膜面に垂直な磁化を180度
回転させなければならないためであり、ガーネット膜表
面に面内磁化層を設けることにより、磁化の向きを90
度回転させるだけでバブル磁区の種を作ることができる
からであり、発生器電流を低減し発生器導体のエレクト
ロマイグレーション等の原因を除去することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例を示すバタン図である。本発
明を第1図を用いて説明すれば、ストライプ磁区保持層
であるガーネット10に掘り込んだ溝31の周りに安定
化されたリング状ストライプ磁区32の外側の磁壁をV
BL対の転送路とするマイナーループ30と、バブル発
生器27と2層の蛇行状導体バタン21.22で構成さ
れたメジャーライン20とでメジャーlマイナー構成を
なし、バブル発生器27の近傍に面内磁化層28が配置
されている。メジャーライン上にあるバブル発生器27
で発生されたバブル磁区1は、2層の蛇行状導体21.
22によりメジャーライン20上を左から右へと転送さ
れマイナーループ接合部24の位置に止まる。ここで書
き込みl読み出しゲートを動作させて情報をVBL対の
形でマイナーループ30に書き込む。書き込まれている
情報を読み出すには、書き込み/読み出しゲートを動作
させVBL対の有無をバブル磁区の有無に変換してメジ
ャーライン上に取り出し、バブル磁区1を2層の蛇行状
導体により転送して、メジャーライン上右方にあるバブ
ル検出器で検出する。
第2図は前記実施例の効果を示す図であり、5μmバブ
ル材料を用いたデバイスのバブル発生器電流のバイアス
磁界マージン特性である。図において、縦軸は静的なバ
イアス磁界、横軸は発生器導体に流す電流の波高値であ
る。ガーネット層に掘り込んだ溝内の領域28に、水素
イオンを加速電圧50キロボルトで単位面積あたり2.
6X1014個の割合で注入し、面内磁化層を形成した
。発生器導体に、立上り、立下り時間が50ナノ秒のパ
ルス電流を印加してバブル磁区を発生させ第2図の実線
で示すマージンを得た。第2図に破線で示すマージンは
、第1図のバブル発生器27の近傍に面内磁化層28を
配置しなかった場合のバブル発生器電流特性である。バ
ブル発生器の近傍に面内磁化層28を配置することによ
り、バブル発生器最小電流が大幅に改善された。
(発明の効果) このように本発明は、バブル磁区の発生原理に基づき、
ガーネット膜表面に面内磁化層を設けることにより、バ
ブル磁区発生に必要な電流値を小さくするものであり、
これにより大きな電流マージンが得られる。
なお、本実施例では面内磁化層の形成にイオン注入を用
いたが、パーマロイ等の軟磁性薄膜を用いた場合でも同
様の効果が得られることは明らかである。さらに、本実
施例ではマイナーループにリング状ドメインを、メジャ
ーラインに2層の導体を用いたが、マイナーループに単
純なストライプドメインを、またメジャーラインに1層
の導体と1層の磁性体パタンを用いた場合でも同様の効
果が得られることも明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すバタン図、第2図はバ
ブル磁区発生器の電流マージン特性の測定結果を示す図
、第3図は従来のブロッホラインメモリ素子の一例を示
すバタン図である。 図において、1はバブル磁区、10はストライプ磁区保
持層であるガーネット膜、20はメジャーライン、21
.22は蛇行状導体、23はメジャーライン溝、24は
メジャーlマイナー接合部、26は補助溝、27はバブ
ル発生器、28は面内磁化層、30はマイナループ、3
1はマイナループ溝、32はストライプドメインである
。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  情報書き込み手段、情報読み出し手段および情報蓄積
    手段を有し、かつ膜面に垂直な方向を磁化容易方向とす
    る強磁性体(フェリ磁性体を含む)膜に存在するストラ
    イプドメインの境界を形成するブロッホ磁壁中に作った
    相隣る2つの垂直ブロッホラインからなる垂直ブロッホ
    ライン対を情報の担体とし、バブル磁区を発生、転送す
    る手段を備えたメジャーラインを有するメジャー/マイ
    ナー方式のブロッホラインメモリ素子において、前記バ
    ブル磁区発生器の近傍に面内磁化層を備えたことを特徴
    とするブロッホラインメモリ素子。
JP2051014A 1990-03-01 1990-03-01 ブロッホラインメモリ素子 Pending JPH03252986A (ja)

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