JPS622040Y2 - - Google Patents

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JPS622040Y2
JPS622040Y2 JP4591981U JP4591981U JPS622040Y2 JP S622040 Y2 JPS622040 Y2 JP S622040Y2 JP 4591981 U JP4591981 U JP 4591981U JP 4591981 U JP4591981 U JP 4591981U JP S622040 Y2 JPS622040 Y2 JP S622040Y2
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pad
diaphragm
motor
recess
contact surface
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JP4591981U
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JPS57157335U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパツドの振動作用を介してマツサージ
効果を得る様にしたマツサージ機の改良に関する
ものであつて、パツドの振動板を同パツドの当り
面近傍位置に設けるとともに同振動板をモーター
の発熱作用を介して加熱可能に設ける事により、
同振動板の放熱作用を介してパツドの当り面を適
宜の温度に温める事が出来る様にした事をその目
的とするものである。
一般にモーターを利用したマツサージ機にあつ
ては、同モーターの回転出力をクランク軸、バラ
ンスウエイト等の振動機構に伝達することにより
同振動機構を揺動回転させ、これによりパツドの
振動板に振動を発生させる様に設けられる。この
様な従来技術として実公昭51−21592号に開示さ
れる技術がある。即ち、同従来技術においては、
モーター出力軸に対してバランスウエイトを固着
するクランク軸の一端側を螺合させるとともに、
同クランク軸の他端側を振動板の上面に固着する
軸受け部に対して支承させる一方、同振動板の底
面にはパツドを固着させることによりパツドに振
動を伝達する様に設けられる。
一方、上記の様なマツサージ機のパツド内部に
ヒーター等加熱器を組込むことにより、温熱効果
を伴なう振動によつて患部をもみほぐす治療方法
が提案されている。しかしてこの様に、パツドに
ヒーター等を内蔵させる構造にあつては、加温機
構を別途設けねばならず、マツサージ機の構造が
複雑となることに加えて、その製造コストがアツ
プしてしまう点に問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決すべくその改
善を試みたものであつて、簡単な構造の加温機構
を得ることが出来る様にする点にその解決すべき
問題点を有する。即ち、本考案は前述の様にモー
ターの自己発熱作用を有効利用する様にしたこと
を特徴とするものであつてモーターの出力軸にク
ランク部材を偏心回転自在に連結し、同クランク
部材にはアンバランスウエイトを軸架すると共
に、同クランク部材の先端部を、パツドの振動板
に固着する軸受け部に回転自在に支承させて成る
マツサージ機に於いて、上記パツドの中央部に凹
所を設け、同凹所内に上記クランク部材、アンバ
ランスウエイト、軸受け部を収納すると共に、振
動板を凹所の底部に臨ませてパツドの当り面近傍
位置に埋設させ、上記モーターの発熱を振動板に
熱伝導させる様に構成した事をその要旨とするも
のである。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
第1図は本考案に係るパツドの当り面加温機構
を具備するマツサージ機の全体を表わす図面であ
つて、同図面に於いて1は適宜の直径を存して竪
形の円筒形に形成したケース本体、2は同ケース
本体1の上端開口部を被覆するケース蓋体を示
す。ケース本体1の外壁部には上端部に水平部を
存して略三角板状に形成した複数板のブラケツト
3………を一定間隔毎に外径方向に向けて突設さ
せる様に成す。そして同ブラケツト3………には
各上端部間に亘つてグリツプ環4を固着させる様
に成す。一方、ケース本体1の内壁部にはその内
壁面に沿つて環状のフランジ5を内径方向に向け
て突設させる様に成す。
6は弾性体を素材に用いて適宜の矩形形状に形
成するパツドを示す。同パツド6はその下底面に
緩かな凹弧状の湾曲面を存して形成される当り面
6′を設けるとともにその中央部分には上記ケー
ス本体1と相対応させて上方に開口する凹所7を
設ける様に成す。又、同パツド6の上端寄り部分
には同パツド6のケース本体1に対する連結板8
を上記凹所7を囲撓する如く埋設させる一方、同
パツド6の下端寄り部分、即ち当り面6′の近傍
位置には振動板9を、同振動板9の中央部分9′
が凹所7の底部と同一線上に位置する如く埋設さ
せる様に成す。即ち振動板9の中央部分9′が凹
所7内に露出する状態にて埋設させる様に成す。
10………は上記連結板8と前記フランジ5間
を連結する弾性支柱を示す。同弾性支柱10はゴ
ムを素材に用いて円柱状に形成される弾性体11
と、同弾性体11の上下両端部に、同弾性体11
を挾持する如く固着されるボルト軸12,12
と、両ボルト軸12,12に螺合される処の上下
一対のナツト13,13により構成されるもので
あつて、上方に突出するボルト軸12をフランジ
5及び後述するフランジ15に対して挿通させ、
同部をナツト13を介して緊締させる一方、下方
に突出するボルト軸12を連結板8に対して挿通
させ、同部をナツト13を介して緊締させる様に
成す。そして両ナツト13,13の緊締作用を介
して弾性体11がフランジ5と連結板8間に圧着
する状態にてケース本体1に対するパツド6の取
付けを得る様に成す。
14はケース本体1に内蔵するマグネツトモー
ターを示す。同モーター14はそのハウジング部
分より延出するフランジ15を、前記フランジ5
の下側に重ね合せ状に接当させる一方、前述の様
に両フランジ5,15に対してボルト軸12の上
端部を挿通させ、且つ同ボルト軸12の上端部に
対するナツト13の螺合作用を介して吊持状に内
蔵させ、その出力軸16を下向きに延設させる様
に成す。
17はモーター14の下端部に固着する軸受け
部であつて、上記出力軸16を同軸受け部17に
よつて支承させる様にする一方、第2図及び第3
図に示す様に同出力軸16の下端部には雄螺子部
18を設ける様に成す。そして同雄螺子部18の
先端部はパツド6側に設けられる凹所7の底部近
傍位置、即ち振動板9に近接する位置に臨ませる
様に成す。そして同振動板9上には同雄螺子部1
8と相対応させて軸受け部19を固着させるに、
同軸受け部19は前記軸受け部17に対してその
中心線が若干偏寄する状態にて設ける様に成す。
20は上記軸受け部19の取付け板を示す。又、
21は出力軸16に対して遊嵌可能に設けたスリ
ーブを示す。22は先端部に適宜重量のアンバラ
ンスウエイト22′を固着するウエイト板であつ
て、同ウエイト板22の基部には回り止め機構と
して角孔状の開口部23を設ける様に成す。24
はクランク筒(クランク部材)を示す。同クラン
ク筒24は適宜の直径寸法を存して円筒状に形成
する本体部25の上端部に同本体部25よりも大
径のつば部26を設け、同つば部26上には上記
開口部23と相対応させて角柱状のボス27を回
り止め機構として一体に突設させる一方、上記本
体部25、つば部26、ボス27間に亘つて、そ
の中心線より若干偏寄する位置に前記雄螺子部1
8と相対応させて雌螺子部28を貫設させる様に
成す。
しかして同クランク筒24は出力軸16に対し
てスリーブ21を嵌挿させ、ボス27に対してウ
エイト板22の基部に設けた開口部23を係合し
た状態にてその雌螺子部28を出力軸16側の雄
螺子部18に対して螺合させ、両螺子部18,2
8の螺合作用を介してウエイト板22をスリーブ
21とクランク筒24間に挾着させる様にする一
方、同クランク筒24の本体部25を振動板9側
に固着する軸受け部19によつて支承させる様に
構成して成るものである。その他図面に於いて2
9はモーター14に内蔵するサーモスタツトを示
す。
尚、振動板9に対する振動付与機構は上記実施
例に限定されるものではなく、上記実施例以外の
振動付与機構を用いる事は勿論可能である。又、
上記実施例に於いて振動板9と取付け板20間に
シリコングリスを塗布する事により、その熱伝導
効果をより一そう高める事が可能である。
次にその作用について説明する。
スイツチON操作を介してモーター14を始動
させれば、同モーター14の駆動力は出力軸16
を介してクランク筒24に伝達されて、同クラン
ク筒24が回転駆動する事となるのであるが、同
クランク筒24は出力軸16の中心線に対して若
干偏寄する状態にて結合されている事により、出
力軸16の回転駆動は同クランク筒24に対して
は揺動回転として伝達される事となるのである。
しかして、同クランク筒24の本体部25は軸
受け部19によつて支承され、且つ同軸受け部1
9は取付け板20を介して振動板9に固着されて
いる事により、クランク筒24は振動板9を強制
的に屈曲変形させ乍ら揺動回転する事となるので
あり、同振動板9の屈曲変形作用がパツド6に対
して振動として伝達される事となるのである。
一方、上記の様にモーター14が回転駆動する
のに伴ない同モーター14は発熱する事となるの
であるが、その熱は出力軸16、クランク筒2
4、軸受け部19、取付け板20を介して振動板
9に対して伝導され、同振動板9が適宜の温度に
加熱される事となるのである。しかしてこの様に
モーター14の発熱作用を介して振動板9が加熱
される事により、同振動板9からの放熱作用を介
してパツド6の当り面6′が温められる事となる
のである。
尚、モーター14内にサーモスタツト29を設
け、同サーモスタツト29を介して同モーター1
4の発熱を制御する様にすれば、モーター14の
オーバーヒートを防止出来ると同時にパツド6の
当り面6′に於ける過熱状態の発生を防止する事
が出来、その安全性を高める事が可能である。
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様にモーター14との間に熱伝導可能に連
結する振動板9を、パツド6の当り面6′に対し
て可及的に近接する位置に埋設させ、同振動板9
をモーター14の発熱作用を介して加熱させる様
にした事により、モーター14の発熱作用を介し
て加熱された振動板9からの放熱作用を介してパ
ツド6の当り面6′を効果的に温める事が可能と
なつたのである。
そして又本考案にあつては、上記の様にモータ
ー14の自己発熱作用を有効利用する様にした事
により、パツド6内にヒーターを組込む等の複雑
な加温機構を何等必要とする事無く、簡単な構造
によりパツド6の当り面6′に対する加温効果を
得る事が出来るに至つたのである。即ち、従来構
造品と比べ製造コストを特にアツプさせることな
く加温作用を得ることが出来るに至つたのであ
り、この点に於ける実用的な効果は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパツドの当り面加温機構
を具備するマツサージ機のその一部を切欠させた
状態を示す正面図、第2図は振動付与機構部分を
表わす拡大断面図、第3図は同分解斜視図であ
る。又、第4図は本考案に係るマツサージ機の配
線図である。 1……ケース本体、2……ケース蓋体、3……
ブラケツト、4……グリツプ環、5……フラン
ジ、6……パツド、6′……当り面、7……凹
所、8……連結板、9……振動板、9′……中央
部分、10……弾性支柱、11……弾性体、12
……ボルト軸、13……ナツト、14……モータ
ー、15……フランジ、16……出力軸、17…
…軸受け部、18……雄螺子部、19……軸受け
部、20……取付け板、21……スリーブ、22
……ウエイト板、22′……アンバランスウエイ
ト、23……開口部、24……クランク筒、25
……本体部、26……つば部、27……ボス、2
8……雌螺子部、29……サーモスタツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーターの出力軸にクランク部材を偏心回転自
    在に連結し、同クランク部材にはアンバランスウ
    エイトを軸架すると共に、同クランク部材の先端
    部を、パツドの振動板に固着する軸受け部に回転
    自在に支承させて成るマツサージ機に於いて、上
    記パツドの中央部に凹所を設け、同凹所内に上記
    クランク部材、アンバランスウエイト、軸受け部
    を収納すると共に、振動板を凹所の底部に臨ませ
    てパツドの当り面近傍位置に埋設させて成るマツ
    サージ機に於けるパツド当り面の加温機構。
JP4591981U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS622040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4591981U JPS622040Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4591981U JPS622040Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS57157335U JPS57157335U (ja) 1982-10-02
JPS622040Y2 true JPS622040Y2 (ja) 1987-01-19

Family

ID=29842786

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4591981U Expired JPS622040Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JPS57157335U (ja) 1982-10-02

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