JPS62204000A - 深層水取水装置 - Google Patents

深層水取水装置

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JPS62204000A
JPS62204000A JP61043558A JP4355886A JPS62204000A JP S62204000 A JPS62204000 A JP S62204000A JP 61043558 A JP61043558 A JP 61043558A JP 4355886 A JP4355886 A JP 4355886A JP S62204000 A JPS62204000 A JP S62204000A
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JP
Japan
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water
intake
water intake
deep
pool
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JP61043558A
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Sadao Abe
貞夫 阿部
Haruyoshi Makita
牧田 晴義
Makoto Takahashi
真 高橋
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は深層水の取水装置に係り、特に陸上に設置した
取水プールの水位を海面より低くしたときの水頭差によ
るサイホン効果を利用して深層水を取水プールへ輸送で
きるようにした取水装置に関するものである。
〔従来の技術〕
海又は湖の深層部に存在する深層水は、有機栄養分が豊
富であること、清浄であること、及び低水温(例:日本
海の300m水深であれば約2℃)であると言う特徴を
有しており、このため、水産。
発電及び工業等の各分野で、これらの特徴を活かした利
用が増えてきている。また、このような深層水は、海に
あっては海岸から比較的遠距離の沖合で、しかも一定深
さ以上に存在するものである。
然るに、漁業用養殖プラントや発電所等は、入江や海岸
近くの地上に設置されるのが普通であり、そして、これ
ら養殖プラントの各種用水や発電所等の冷却水には、海
水が利用されるが、その利用海水は海岸近くの表層水で
ある。これは深層水を地上の上水道のように実用的に利
用できる技術が確立されていないためである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように従来における漁業用養殖プラントの各種用
水や発電所等の冷却水は表層水であるため、深層水に比
し有機栄養分が少なく、かつ河川等から流れ込む水によ
って汚染されていると共に、水温も季節の変化を受は易
く、養殖プラントあるいは発電プラントの利用水として
は不適当なものとなる。
また、海又は湖の深層水を取水できる従来の技術として
は、特公昭60−50632号公報等に示すものが知ら
れている。
この種の取水装置は、海底又は湖底に、底部から水面上
方へ突出する長さの取水ダクトを垂直に設置し、この取
水ダクトには、これにスライド可能に嵌合する内筒又は
外筒により開閉される複数の取水口を上下方向に設け、
そして取水ダクト上層部の水をポンプにより汲み上by
ることにより適当深度における通温水を取水口から取水
するものである。
かかる方式の取水装置では、適当深度の適温水を取水し
得るものの、低水温、富栄養及び清浄性のある深層海水
を比較的遠距離の沖合から海岸近くに設置された漁業栽
培プラントあるいは発電プラント等へ輸送する場合には
、送水ポンプを含めた送水パイプライン設備が大掛りに
なると共に、洋上パージ等の洋上浮遊構造物が必要にな
って送水パイプライン設備を更に大掛りなものにしてし
まう。従って、深層水を利用するためには、非常に長い
取水ライン(数km乃至それ以上)を考慮した上で、地
上の上水道のように合理的、経済的な深層水の取水が望
まれている。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、海岸か
ら比較的遠距離の沖合にある深層水の地上への輸送を合
理的かつ経済的にし、併せて深層水の多目的利用を容易
に実現できる深層水の取水装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る深層水の取水装置は、富栄養、清浄及び低
水温である深層水が存在する海底に設置した深層水取水
口と、陸上に設けられ、かつ海面レベルより低い深さの
取水プールと、上記取水口と上記取水プール間を連通ず
るようにして海底に敷設された取水用パイプラインと、
上記取水プール内の海水を汲み上げる採水ポンプとから
構成されているものである。
〔発明の作用〕
本発明においては、採水ポンプが取水プール内の海水を
汲み上げることにより、その水位が海面レベルより下が
り、そのレベル差による水頭差を利用してパイプライン
内に取水口から取水プールへ水頭流れを生じさせ、これ
により送水用の動力源を用いることなしに深層水の取水
プールへの輸送を可能にする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図は本発明に係る深層水取水装置の原理図を示すも
のである。同図において、1は海岸から比較的遠距離の
沖合の海底に設置された深層水取込み用の取水口で、密
閉筒状体の上部周囲に海水取入孔口を設けたものである
。2は海岸に設置した取水プールで、この取水プール2
は海面レベルLより十分低い深さに形成され、そして該
取水プール2と上記取水口1との間は海底面に沿って敷
設した所望径の取水用パイプライン3によって接続され
ている。また、4は取水プール2内の深層水5を図示し
ない漁業栽培プラントあるいは発電プラント等へ給送す
るための採水ポンプで、その吸込側は採水バイブロ及び
ストレーナ7を介して取水プール2内に接続されている
上記のように構成された取水装置において、取水用パイ
プライン3内は、その両端が開放されているので取水口
1から浸入した深層水によって満たされ、さらに取水プ
ール2内も第1図の破線に示スレベル、即チ海面レベル
Lと一致スるレベルまで深層水により満たされている。
各種プラントへの深層水の給送に際し、採水ポンプ4を
駆動すると、取水プール2内の水位が下がって海面レベ
ルLとの間に差が生じ、そのレベル差Hによる水頭差が
取水用パイプライン3内の流路抵抗による圧力損失以上
になると、海底部の深層水が取水口1からパイプライン
3を通して取水プール2内に順次流れ込む。これによっ
て深層水5は輸送動力を用いることなく取水プール2内
に自動的に補給され、第1図の実線に示す水位を保持す
ることになる。
従って、上記方式の取水装置にあっては、海岸から遠く
離れた沖合から陸上への深層水の輸送にポンプ、その他
の動力源が全く不要になると共に、深層水輸送のための
パイプライン設備が簡単になり、そして各種プラントへ
の深層水の給送を経済的に実現し得る。
第2図は単一の深層水取水口から複数のユーザに深層水
を分配給送できるようにした本発明取水装置の実用例を
示すものである。
同図において、第1図と同様に海岸から遠く離れた沖合
の海底に設置した取水口1から海岸に向は敷設される取
水用メインパイプライン3の終端を海底に設置した密閉
の中空容器から成る中継タンク8に連結し、この中継タ
ンク8には、メインパイプライン3より小径の複数本の
分岐パイプライン9,9・・・の一端を接続すると共に
、これら各分岐パイプライン9,9・・・の他端側は海
岸へ延長敷設され、各種ユーザへの供給先に応じて海岸
に設置したそれぞれの取水プール2 (図面では1つし
か示されていない)に接続され、これら各取水プール2
には、第1図と同様に各種プラント施設へ深層水を給送
するための採水ポンプ6が設けられている。
上記のように構成された取水装置において、ポンプ6を
駆動することにより取水プール2内の深層水が汲み上げ
られると、その水位が下がり、海面レベルLとの間に差
Hが生じ、この差による水頭差がメインパイプライン3
及び分岐パイプライン9の管路抵抗に伴う圧力損失以上
になると、各パイプライン3.9及び中継タンク8内に
水頭流れが生じ、これにより海底部の深層水は、ポンプ
の−ような動力源を用いることなしに取水プール2内に
自動的に流れ込み、取水プール2内に深層水を補給する
ことになる。
上記のような本実施例にあっては、上記基本実施例と同
様に従来における洋上浮遊構造施設及びポンプ設備を用
いなくとも遠く離れた沖合の深層水を経済的に輸送する
ことができると共に、取水用のパイプラインは海底に敷
設されるため、台風や潮流の影響を受けにくくなり、か
つパイプライン自体の敷設も簡便になる。また、取水ラ
インの途中に中継タンク8を設け、これに複数のパイプ
ライン9を分岐接続して、それぞれを各別の取水プール
2へ給水できるようにしたので、中継タンク8から各取
水プール2までの距離が短くて済み、分岐パイプライン
9は流路抵抗による圧力損失が小さくなり、可及的にそ
の管径を小さくすることができ、取水口1から各取水プ
ール2まで各別に大径のパイプラインを敷設する必要が
な(、この面からも、敷設工事が容易で建設コストも安
価になる。また、取水口lから中継タンクまでの施設を
共用でき、かつ各種のユーザに対し深層水を地上の上水
道のように合理的、経済的に供給し得るほか、富栄養、
清浄及び低水温である深層水の特徴を活かした各分野へ
の有効利用が可能になる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、富栄養、清浄及び低水温
である深層水が存在する海底に深層水取水口を設け、か
つ陸上には海面レベルより低い深さの取水プールを設置
すると共に、取水口と取水プール間を海底敷設のパイプ
ラインにより接続し、取水プール内の海水を汲み上げて
海面との間に水頭差を生じさせることにより深層水の陸
上への送給を可能にしたものであるから、深層水の陸上
への輸送にポンプ等の動力源を用いることなしに経薩的
に実現することができ、かつ深層水の漁業栽培プラント
及び発電プラント等の各分野への多目的利用が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る深層水取水装置の基本構成を示す
図、第2図は本発明における深層水取水装置の実用シス
テムの一例を示す図である。 1・・・取水口、2・・・取水プール、3・・・取水用
パイプライン、4・・・採水ポンプ、5・・・深層水、
6・・・採水パイプ、8・・・中継タンク、9・・・分
岐パイプライン。 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)富栄養、清浄及び低水温である深層水が存在する
    海底に設置した深層水取水口と、陸上に設けられ、かつ
    海面レベルより低い深さの取水プールと、上記取水口と
    上記取水プール間を連通するようにして海底に敷設され
    た取水用パイプラインと、上記取水プール内の海水を汲
    み上げる採水ポンプとから構成されていることを特徴と
    する深層水取水装置。
  2. (2)取水用パイプラインが、その途中に中継タンクを
    有し、この中継タンクから取水プールへの深層水の輸送
    を中継タンクから分岐した分岐パイプラインによって行
    なうようになっていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の深層水取水装置。
  3. (3)分岐パイプラインが、取水用パイプラインより小
    径であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    深層水取水装置。
JP61043558A 1986-02-28 1986-02-28 深層水取水装置 Granted JPS62204000A (ja)

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JPH0345239B2 JPH0345239B2 (ja) 1991-07-10

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