JPS62203573A - 圧電式アクチユエ−タ - Google Patents
圧電式アクチユエ−タInfo
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- JPS62203573A JPS62203573A JP61045965A JP4596586A JPS62203573A JP S62203573 A JPS62203573 A JP S62203573A JP 61045965 A JP61045965 A JP 61045965A JP 4596586 A JP4596586 A JP 4596586A JP S62203573 A JPS62203573 A JP S62203573A
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば半導体製造装置や光学装置等において
用いられる微小変位駆動素子としての圧電式アクチュエ
ータに関する。
用いられる微小変位駆動素子としての圧電式アクチュエ
ータに関する。
近年、半導体素子の高集積化が進む中で、その製造工程
においてサブミクロンオーダの変位量を制御する技術が
必要になってきている。また光学分野において光路長精
密制御技術の必要性が増加している。これらの技術分野
において、微小変位を生じさせる変位駆動素子は、微小
変位を計測する変位計7111素子とともに重要な役割
を果たしている。特に微小変位駆動素子としての圧電式
アクチュエータは、従来の電磁式アクチュエータに比べ
て、 ■位置決め精度が高い ■変換効率が高い ■小型軽量である ■磁気的影響の授受がない ■応答速度が速い ■バックラッシュがなく位置決めが容易である■無接点
であり、信頼性が高い といった長所ををしている。なお圧電式アクチュエータ
は変位量が少ないこと、ヒステリシスを宵していること
、等の欠点を有しているが、前者に関しては、いわゆる
粗微動方式を用いることによって解決でき、また後者に
対してはクローズトループ制御を用いることにより改善
し得る。
においてサブミクロンオーダの変位量を制御する技術が
必要になってきている。また光学分野において光路長精
密制御技術の必要性が増加している。これらの技術分野
において、微小変位を生じさせる変位駆動素子は、微小
変位を計測する変位計7111素子とともに重要な役割
を果たしている。特に微小変位駆動素子としての圧電式
アクチュエータは、従来の電磁式アクチュエータに比べ
て、 ■位置決め精度が高い ■変換効率が高い ■小型軽量である ■磁気的影響の授受がない ■応答速度が速い ■バックラッシュがなく位置決めが容易である■無接点
であり、信頼性が高い といった長所ををしている。なお圧電式アクチュエータ
は変位量が少ないこと、ヒステリシスを宵していること
、等の欠点を有しているが、前者に関しては、いわゆる
粗微動方式を用いることによって解決でき、また後者に
対してはクローズトループ制御を用いることにより改善
し得る。
圧電式アクチュエータは以上のような長所を生かし半導
体製造装置や光学装置等に利用されるようになってきた
が、最近は圧電素子の更に超精密な応用として、走査型
トンネル電流・マイクロスコピー(以下STMと略称す
る)への応用検討が進んでいる。
体製造装置や光学装置等に利用されるようになってきた
が、最近は圧電素子の更に超精密な応用として、走査型
トンネル電流・マイクロスコピー(以下STMと略称す
る)への応用検討が進んでいる。
第4図は上記S’rMの原理を示す図である。図示の如
く圧電式アクチュエータ1の駆動端にタングステン製の
探触針2を取付け、この探触針2の尖鋭な針先2aを彼
検体3に対し、針先2aと肢検体3の表面との間にトン
ネル電流4が流れる程度の距離をおいて非接触状態で近
接させ、かつ上記トンネル電流4が常に一定となるよう
に針先2aを上下に変位させながら、点線で示すように
走査する。このとき針先2aを変位させるのに必要な印
加電圧の値を、その探触針位置に応じてプロットするこ
とにより、「表面トンネル電流プロファイル」を得るも
のとなっており、数人の精度が得られる。この装置に圧
電式アクチュエータ1は不可欠であり、圧電式アクチュ
エータ1の構造。
く圧電式アクチュエータ1の駆動端にタングステン製の
探触針2を取付け、この探触針2の尖鋭な針先2aを彼
検体3に対し、針先2aと肢検体3の表面との間にトン
ネル電流4が流れる程度の距離をおいて非接触状態で近
接させ、かつ上記トンネル電流4が常に一定となるよう
に針先2aを上下に変位させながら、点線で示すように
走査する。このとき針先2aを変位させるのに必要な印
加電圧の値を、その探触針位置に応じてプロットするこ
とにより、「表面トンネル電流プロファイル」を得るも
のとなっており、数人の精度が得られる。この装置に圧
電式アクチュエータ1は不可欠であり、圧電式アクチュ
エータ1の構造。
材質、保持方法等の研究開発が進められている。
第5図は探触針12を互いに直交したX、’/12方向
に駆動させるための圧電式アクチュエータ10を示す図
である。図示の如く圧電セラミックス・ブロック11を
くり抜くことにより、3本の等価な柱状部11x、ll
y、llzの結合体となし、各柱状部11x、lly、
llzの交イ〕つた部分に探触針12を固定する構造と
なっている。
に駆動させるための圧電式アクチュエータ10を示す図
である。図示の如く圧電セラミックス・ブロック11を
くり抜くことにより、3本の等価な柱状部11x、ll
y、llzの結合体となし、各柱状部11x、lly、
llzの交イ〕つた部分に探触針12を固定する構造と
なっている。
この構造において、各柱状部11x、lly。
11zは各々1個づつ圧電変位素子部を構成しており、
それぞれ電極13x、13y、13zとリード線14x
、14y、14zを各々一対づつ設けられている。かく
して柱状部11xは探触針12をX方向に変位させ、柱
状部11yは探触針12をy方向に変位させ、柱状部1
1zは探触針12をZ方向に変位させるための素子とな
っている。第5図では圧電変位が厚み横効果にしたかう
如く電極を配置したものとなっているか、厚み縦効果に
よる方式も検討されている。
それぞれ電極13x、13y、13zとリード線14x
、14y、14zを各々一対づつ設けられている。かく
して柱状部11xは探触針12をX方向に変位させ、柱
状部11yは探触針12をy方向に変位させ、柱状部1
1zは探触針12をZ方向に変位させるための素子とな
っている。第5図では圧電変位が厚み横効果にしたかう
如く電極を配置したものとなっているか、厚み縦効果に
よる方式も検討されている。
上記第5図に示したものによれば、探触針12をx、y
、Z方向に人オーダの変位を行なわせることが可能であ
る。しかるに上記のようなSTMなどの超精密検査装置
にとっては、温度変化による熱膨張および特性値の変化
が重要な問題となる。
、Z方向に人オーダの変位を行なわせることが可能であ
る。しかるに上記のようなSTMなどの超精密検査装置
にとっては、温度変化による熱膨張および特性値の変化
が重要な問題となる。
圧電素子としてジルコンチタン酸鉛系のセラミックス(
PZT)を用いたときの熱膨張は、O〜3X10程度あ
る。したかって第5図の柱状部11x、lly、llz
の長さを10關とすると、温度が1℃変化すると300
人の誤差が生じる。
PZT)を用いたときの熱膨張は、O〜3X10程度あ
る。したかって第5図の柱状部11x、lly、llz
の長さを10關とすると、温度が1℃変化すると300
人の誤差が生じる。
したがって数人オーダの超精密検査を行なう上では過大
な誤差となる。このような熱膨張の影響をなくすための
(14造として第6図に示すような構造を有するものが
検討されている。
な誤差となる。このような熱膨張の影響をなくすための
(14造として第6図に示すような構造を有するものが
検討されている。
第6図に示すものは、3個の圧電素子
21a、21b、21cを同一方向に平行に配置し、中
央の素子21bに探触針22を取付け、これらを保持部
材23a、23b、23cにて一体的に保持し、中央の
素子21bを変位用、両側の素子21a、21Cを熱膨
張補償用としたものである。第6図の構成にすれば、圧
電素子の熱膨張の影響は抑制される。
央の素子21bに探触針22を取付け、これらを保持部
材23a、23b、23cにて一体的に保持し、中央の
素子21bを変位用、両側の素子21a、21Cを熱膨
張補償用としたものである。第6図の構成にすれば、圧
電素子の熱膨張の影響は抑制される。
しかしながら、上記構成のものでは圧電効果の特性値の
温度による変化は補償できない。すなわち圧電効果の特
性値は、印加電圧をV、圧電定数をd、としたとき、 Δx−dV なる変位量ΔXとして表わせるが、ここで圧電定数dは
厚み縦効果を利用する場合は、d−d33となり、厚み
よこ効果を利用する場合は、d−d、、となる。これら
の圧電定数のうち、例えば定数d31に例をとると、そ
の温度特性は圧電飼料の種類により、正温度特性のもの
と、負温度特性のものとがある。したがって温度変化の
大きな材料を用いると、異なる温度ごとに異なる値の電
圧を印加しない限り、特性値に誤差が生じることになる
。
温度による変化は補償できない。すなわち圧電効果の特
性値は、印加電圧をV、圧電定数をd、としたとき、 Δx−dV なる変位量ΔXとして表わせるが、ここで圧電定数dは
厚み縦効果を利用する場合は、d−d33となり、厚み
よこ効果を利用する場合は、d−d、、となる。これら
の圧電定数のうち、例えば定数d31に例をとると、そ
の温度特性は圧電飼料の種類により、正温度特性のもの
と、負温度特性のものとがある。したがって温度変化の
大きな材料を用いると、異なる温度ごとに異なる値の電
圧を印加しない限り、特性値に誤差が生じることになる
。
そこで本発明は、たとえ周囲温度が変化しても圧電定数
がほとんど変化しない極めて良好な温度特性を何し、S
TMなどの超音波精密検査装置等の変位駆動素子として
極めて好適な圧電式アクチュエータを提供することを目
的とする。
がほとんど変化しない極めて良好な温度特性を何し、S
TMなどの超音波精密検査装置等の変位駆動素子として
極めて好適な圧電式アクチュエータを提供することを目
的とする。
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、次
のような手段を講じた。すなわち、圧電定数(例えばd
3□)の温度特性が互いに逆極性の二種の圧電素子を、
積み重ねるようにする。
のような手段を講じた。すなわち、圧電定数(例えばd
3□)の温度特性が互いに逆極性の二種の圧電素子を、
積み重ねるようにする。
このような手段を講じたことにより、二種の圧電素子に
おける各圧電定数(例えばd31)の温度特性が互いに
補償しあい、圧電式アクチュエータ全体としての圧電定
数の温度特性が平坦化されることになる。
おける各圧電定数(例えばd31)の温度特性が互いに
補償しあい、圧電式アクチュエータ全体としての圧電定
数の温度特性が平坦化されることになる。
第1図(a)(b)は本発明の第1実施例を示す斜視図
および側面図である。図中4個の圧電素子31〜34は
、全て電極35.36方向に矢印で示す如く分極を有し
ている。そして各素子は第2図に圧電素子30として示
すように、圧電横効果すなわち印加電界と直交する方向
へ変位する特性を釘している。その変位量ΔXは Δx=d31 で表わせる。
および側面図である。図中4個の圧電素子31〜34は
、全て電極35.36方向に矢印で示す如く分極を有し
ている。そして各素子は第2図に圧電素子30として示
すように、圧電横効果すなわち印加電界と直交する方向
へ変位する特性を釘している。その変位量ΔXは Δx=d31 で表わせる。
第1図に示す圧電素子31〜34のうち、2個の圧電素
子たとえば31.33の圧電セラミックスはA材料から
なり、残りの2個の圧電素子たとえば32.34の圧電
セラミックスはB材料からなっている。A、B材料は圧
電定数d31が各々第3図に示すような温度特性を存し
ている。すなわち、A材料は温度変化に対して正特性を
有しており、B材料は温度変化に対して負特性を有して
いる。A材料の組成は、 (Pb S ) (Zr Ti )03
1−x rx 1−y y+Nb205 系におけるX+ ”/+ Zを変動することによっ
て得られた。またB材料は、 xPb (Mnl/3 Nb2/303 yPb(Z
r T i z)03 +aPbCroa系に−
z おけるx、y、z、 αを変動することによって得ら
れた。そして例えばA材料をx−0,04゜y−0,4
7,z−0,8重E1%なる組成とし、B材料をx−0
,05,y=0.95゜z−0,46,a−1,0重量
96なる組成とし、A材料のd31の温度特性とB材料
のd31温度特性とが互いに補償し合うようにした。
子たとえば31.33の圧電セラミックスはA材料から
なり、残りの2個の圧電素子たとえば32.34の圧電
セラミックスはB材料からなっている。A、B材料は圧
電定数d31が各々第3図に示すような温度特性を存し
ている。すなわち、A材料は温度変化に対して正特性を
有しており、B材料は温度変化に対して負特性を有して
いる。A材料の組成は、 (Pb S ) (Zr Ti )03
1−x rx 1−y y+Nb205 系におけるX+ ”/+ Zを変動することによっ
て得られた。またB材料は、 xPb (Mnl/3 Nb2/303 yPb(Z
r T i z)03 +aPbCroa系に−
z おけるx、y、z、 αを変動することによって得ら
れた。そして例えばA材料をx−0,04゜y−0,4
7,z−0,8重E1%なる組成とし、B材料をx−0
,05,y=0.95゜z−0,46,a−1,0重量
96なる組成とし、A材料のd31の温度特性とB材料
のd31温度特性とが互いに補償し合うようにした。
第1図(a)(b)のものは、以上の組成の圧電セラミ
ックスの両面に銀ニッケルなどの電極35.36を設け
、分極処理および枯化を行なった後、エポキシ樹脂等の
接着剤で相互間を接着し、その接着部を跨ぐようにブリ
ッジ電極37,38゜39を設け、印加電圧端子41.
42を取付けたものである。
ックスの両面に銀ニッケルなどの電極35.36を設け
、分極処理および枯化を行なった後、エポキシ樹脂等の
接着剤で相互間を接着し、その接着部を跨ぐようにブリ
ッジ電極37,38゜39を設け、印加電圧端子41.
42を取付けたものである。
上記の如く構成された本実施例においては、第3図に示
すように、A材料とB材料とが互いに補償し合う特性と
なっているので、上記A材料、B材料からなる圧電セラ
ミックスを備えた素子を対として積み重ねた本圧電式ア
クチュエータは、全体の温度特性が第4図Cのように温
度変化に対してほとんど変化しない平坦な特性となる。
すように、A材料とB材料とが互いに補償し合う特性と
なっているので、上記A材料、B材料からなる圧電セラ
ミックスを備えた素子を対として積み重ねた本圧電式ア
クチュエータは、全体の温度特性が第4図Cのように温
度変化に対してほとんど変化しない平坦な特性となる。
かくしてSTMなどの超音波精密検査装置等の変位駆動
素子として好適な圧電式アクチュエータとなる。
素子として好適な圧電式アクチュエータとなる。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではない。例
えば、前記実施例では二種の圧7はセラミックス材料を
備えた圧電素子を2個づつ用いた場合を示したが、素子
の個数は変位量に応じて設定すればよい。この場合の変
位量は次式にて表わせる。
えば、前記実施例では二種の圧7はセラミックス材料を
備えた圧電素子を2個づつ用いた場合を示したが、素子
の個数は変位量に応じて設定すればよい。この場合の変
位量は次式にて表わせる。
Δ)(=−jl (d31A+d31 B) Vた
だし、nは人材材、B材料からなる圧電セラミックスを
各々備えた素子の数であり、d、、A。
だし、nは人材材、B材料からなる圧電セラミックスを
各々備えた素子の数であり、d、、A。
d31BはA材料、B材料からなる各々の圧電セラミッ
クスの圧電定数、■は印加電圧である。このほか本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
クスの圧電定数、■は印加電圧である。このほか本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
本発明によれば、圧電定数(例えばd31)の温度特性
が互いに逆極性の二種の圧電素子が積み車ねられている
ので、二種の圧電素子における各圧電定数(例えばd3
、)の温度特性が互いに補償しあい、圧電式アクチュエ
ータ全体としての圧電定数の温度特性が平坦化されるこ
とになる。その結果、たとえ周囲温度が変化しても圧電
定数がほとんど変化しない極めて良好な温度特性を何し
、STMなどの超音波精密検査装置等の変位駆動素子と
して極めて好適な圧電式アクチュエータを提供できる。
が互いに逆極性の二種の圧電素子が積み車ねられている
ので、二種の圧電素子における各圧電定数(例えばd3
、)の温度特性が互いに補償しあい、圧電式アクチュエ
ータ全体としての圧電定数の温度特性が平坦化されるこ
とになる。その結果、たとえ周囲温度が変化しても圧電
定数がほとんど変化しない極めて良好な温度特性を何し
、STMなどの超音波精密検査装置等の変位駆動素子と
して極めて好適な圧電式アクチュエータを提供できる。
第1図(a)(b)〜第3図は本発明の一実施例を示す
図で、第1図(a)(b)は(1′4成を示す斜視図お
よび側面図、第2図は一つの圧電素子の構成を示す斜視
図、第3図は二種の圧電セラミックス材料における圧電
定数(d31 )の温度特性を示す図である。第4図〜
第6図は従来技術を説明するための図である。 31〜34・・・圧電素子、35.36・・・電極、3
7.38.39・・・ブリッジ電極、41.42・・・
電圧印加端子。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 (a) (b)第1図 第2図 第3図
図で、第1図(a)(b)は(1′4成を示す斜視図お
よび側面図、第2図は一つの圧電素子の構成を示す斜視
図、第3図は二種の圧電セラミックス材料における圧電
定数(d31 )の温度特性を示す図である。第4図〜
第6図は従来技術を説明するための図である。 31〜34・・・圧電素子、35.36・・・電極、3
7.38.39・・・ブリッジ電極、41.42・・・
電圧印加端子。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 (a) (b)第1図 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)圧電定数の温度特性が互いに逆極性の二種の圧電
素子を、積み重ねてなることを特徴とする圧電式アクチ
ュエータ。 - (2)圧電定数がd_3_1である特許請求の範囲第1
項記載の圧電式アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61045965A JPS62203573A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 圧電式アクチユエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61045965A JPS62203573A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 圧電式アクチユエ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203573A true JPS62203573A (ja) | 1987-09-08 |
Family
ID=12733948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61045965A Pending JPS62203573A (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 圧電式アクチユエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62203573A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007512713A (ja) * | 2003-11-20 | 2007-05-17 | バイキング テクノロジィーズ エル.シー. | 電気機械アクチュエータの一体式熱補償 |
JP2013099736A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-23 | Canon Inc | 圧電デバイス、塵埃除去装置、及び撮像装置 |
-
1986
- 1986-03-03 JP JP61045965A patent/JPS62203573A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
REVIEW OF SCIENTIFIC INSTRUMENTS=1985 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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