JPS6220237Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6220237Y2
JPS6220237Y2 JP1982018004U JP1800482U JPS6220237Y2 JP S6220237 Y2 JPS6220237 Y2 JP S6220237Y2 JP 1982018004 U JP1982018004 U JP 1982018004U JP 1800482 U JP1800482 U JP 1800482U JP S6220237 Y2 JPS6220237 Y2 JP S6220237Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
floating
water
air bubbles
net
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982018004U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58120795U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1800482U priority Critical patent/JPS58120795U/ja
Publication of JPS58120795U publication Critical patent/JPS58120795U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6220237Y2 publication Critical patent/JPS6220237Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本案は気泡を傘下に貯えて水中を上昇し、また
気泡を放出して下降する孔あき傘付浮遊物等の物
体を収納した気泡利用の水中浮遊物上下動装置に
関するものである。
水中に噴出された空気が気泡となつて上昇する
ことは周知のとおりであり、微細な気泡であつて
も、これを捕集すれば、水中にある水よりも僅か
に比重の大きい物体を浮上させることができる量
となる。
一方、気泡を捕集し浮力を生じるに至つた前記
物体が、ある高さまで浮上したときに、捕集して
ある気泡を放出すればその物体は水底まで沈降
し、再び気泡を捕集することにより浮上する。
即ち、微細な気泡を水底から噴出し続ける一
方、気泡を捕集する機能および所定経時後、捕集
してある気泡を自動的に放出する機能とを具備
し、かつ、比重が水よりも僅かに重い物体を水中
に入れておけば、その物体は浮上沈降を繰返すこ
とになる。
本案は前記の観点に基き、傘付浮遊物等気泡捕
集形浮遊物を自動的に上下動させることができる
フアンタジツクで、かつ、経済的な気泡利用の水
中浮遊物上下動装置を提供するもので、縦に長
く、かつ水を充填した直立の透明材製筒体と、こ
の筒体の下方に設けた発泡器体と、この発泡器体
の直上位置に設けられ上方に凸湾曲した所要メツ
シユの網体と、傘の頂点と周縁との中間に小孔を
穿設してなり網体上方の水中における浮沈を自在
とし気泡捕集形とした傘付浮遊物を有してなる気
泡利用の水中浮遊物上下動装置である。
つぎに、図面を参照しながら本案装置の実施例
を説明すると、第1図に一部欠徐した正面図で示
し、第2図は台座を除いた第1図−線視拡大
断面図で示してあるように、本案装置は、台座1
上に底函2を固着してあり、底函2に透明材(例
えばガラスまたはアクリル樹脂等)製のたてに長
い筒体3を印篭嵌めしてある。
底函2と筒体3の嵌合部構造は印篭嵌め以外の
接続構造であつてもよいが、いずれの場合も液密
に接続しておく必要がある。
この実施例では筒体3を円管状とし、上端面を
全面開放としてあるが、頂部を小孔のある天板で
塞いでもよい。
筒体3の下方に設ける発泡器体4は底函2内の
上下中間位置に取付けた着色透光板5(例えば赤
または青色の透光性アクリル板)上の中心位置に
固定してある。
着色透光板5は隔壁となる板であつて、下方へ
の水の漏出がないよう液密に取付けてある。
一方、底函2内の着色透光板5の下方の空間に
はモータ6とエアコンプレツサ7および必要に応
じて図示しない発光体を収納する。
これらモータ6とエアコンプレツサ7等は台座
1の底の孔8を塞ぐ底板9上に取付けてある。
エアコンプレツサ7は図示省略した吐出管を介
して発泡器体4に接続してある。
発泡器体4は微細な気泡を連続または断続に発
生する発泡器体であり、この発泡器体4の直上位
置となる底函2内上部には上方に凸湾曲したネツ
ト10を組込んである。
ネツト10はメツシユ10前後のステンレス製
ネツトとする。
前記着色透光板5から上方には水11を収納し
てある。
水11の上面は筒体3の上端よりも僅かに下方
とし、水中には第3図に一部を切欠した拡大正面
図で示した気泡捕集形浮遊物の一例としての傘付
浮遊物12を入れてある。
傘付浮遊物12は上方に凸とした球面湾曲の傘
12Aと、傘12Aの下面中心位置から下方に突
設した脚12Bと、脚12Bの下端に形成した下
方に開大の円錐状部12Cと、脚12Bに取付け
た複数枚の羽根12Dとを有してなり、傘12A
の頂点と周縁との中間における直径線上対称位置
には小孔13,13を穿設してあり、気泡捕集形
としてある。
前記傘付浮遊物12は比重が水の比重よりも僅
かに大きく、傘12Aの下面にある程度の気泡が
貯えられると浮上し、気泡が抜けると直立姿勢を
保つたまま沈降する形状で不溶性材質製とする。
なお、台座1にはキヤスタ14を取付けてある
が、キヤスタに代えて脚を取付けたり、台だけと
したりすることもある。また、発泡器体4とエア
コンプレツサ7間の管路に電磁弁を設け、電源を
OFFとしたとき、ポンプを停止すると同時に電
磁弁を閉じて水がポンプに逆流するのを防止する
と良く、これによりポンプの故障と水漏れを防ぐ
ことができる。
前記の構成からなる本案装置は、発泡器体4か
ら発生する微細な気泡がネツト10の下面に集
り、ある程度の量になると気泡自体のもつ浮上力
でネツト10の中心部付近からやや大きい気泡と
なつて噴上げる。
一方、ネツト10の中心部付近には沈降した傘
付浮遊物12が直立姿勢を保つているので、噴上
つてくる気泡の一部または全部が傘付浮遊物12
の傘12の下側に入ることになる。
傘付浮遊物12は、傘12Aの下側に入つた気
泡の量がある量に達すると、浮上を開始する。
傘付浮遊物12が浮上を開始したのちにも気泡
はネツト10を通過して噴上つてくるので、その
気泡の一部が浮上途中の傘付浮遊物12の傘12
Aの下側および脚12Bの下端の円錐状部12C
の下側に入り、傘付浮遊物12の浮上を促進す
る。
やがて、傘12Aの下側の気泡量、即ち、空気
量が小孔13,13のレベルよりも下に至るまで
増大すると、小孔13,13から急激に気泡が噴
上り、バランスのくずれた傘付浮遊物12は、傘
12Aの下側にある空気をほとんど全部放出して
しまう。
この状態になると、比重差をもつ傘付浮遊物1
2は下降を開始し、その際、小孔13,13は傘
12Aにかかる水の抵抗を減少する。
また、網体としての凸湾曲したネツト10の下
面に発泡器体4から発生される微細な気泡を付着
し、互いに結着した大形気泡となつて浮力を増大
し付着力に打克つてネツト10から飛出した大形
気泡が上昇し、傘付浮遊物12に衝突して、傘付
浮遊物12の傘12Aの下側にある空気を放出さ
せ、浮力を失わせて上昇途中から下降させること
ができる。
この間にも間歇的に気泡が噴上るが、傘付浮遊
物12の沈降を阻止するほど傘12Aの下側に空
気が貯えられることはない。
やがて傘付浮遊物12はネツト10の中心部付
近に達し、再び気泡を傘12Aの下側に受けて浮
上を開始する。
このように上下動する傘付浮遊物12は、水中
を浮上する気泡とともに幻想的な趣きをかもし出
す。
さらに着色透光板5を介して光が水中に投じら
れれば、一層フアンタジツクとなり、長時間眺め
ていても飽きのこない室内外いずれにも適する装
飾品となる。
第4図にはネツト10の変形例を拡大平面図で
示してある。
第4図に示すネツト10は同心円上に等角度分
割配置で8個の小孔15を設けてあり、この場合
はメツシユ16程度のステンレスネツトとする。
以上の説明から明らかなように本案装置は、微
細な気泡により水中浮遊物を上下動でき、発泡を
続ける限り傘付浮遊物の上下動を反復できるばか
りでなく、微細な気泡が付着して大形気泡となり
上昇して傘付浮遊物に衝突し下降せしめ、このよ
うな不規則な途中下降により看者に一層の興味を
そそることができる。特にコンプレツサも小形で
よいので、経済的であるし、フアンタジツクなイ
ンテリヤとして利用することができ、生活に潤を
与えることができるなど優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の実施例を示す一部欠除した
正面図、第2図は台座を除いて示した第1図−
線視拡大断面図、第3図は水中浮遊物の一例と
しての傘付浮遊物を一部切欠して示した拡大正面
図、第4図はネツトの変形例を示す拡大平面図で
ある。 1……台座、2……底函、3……筒体、4……
発泡器体、5……着色透光板、6……モータ、7
……コンプレツサ、10……ネツト、11……
水、12……傘付浮遊物、13……小孔、14…
…キヤスタ、15……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦に長く、かつ水を充填した直立の透明材製筒
    体と、この筒体の下方に設けた発泡器体と、この
    発泡器体の直上位置に設けられ上方に凸湾曲した
    所要メツシユの網体と、傘の頂点と周縁との中間
    に小孔を穿設してなり網体上方の水中における浮
    沈を自在とし気泡捕集形とした傘付浮遊物を有し
    てなる気泡利用の水中浮遊物上下動装置。
JP1800482U 1982-02-10 1982-02-10 気泡利用の水中浮遊物上下動装置 Granted JPS58120795U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1800482U JPS58120795U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 気泡利用の水中浮遊物上下動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1800482U JPS58120795U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 気泡利用の水中浮遊物上下動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58120795U JPS58120795U (ja) 1983-08-17
JPS6220237Y2 true JPS6220237Y2 (ja) 1987-05-22

Family

ID=30030277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1800482U Granted JPS58120795U (ja) 1982-02-10 1982-02-10 気泡利用の水中浮遊物上下動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58120795U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9196800B2 (en) 1996-06-26 2015-11-24 Osram Gmbh Light-radiating semiconductor component with a luminescence conversion element

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215780A (en) * 1975-07-25 1977-02-05 Yosuke Kawai Underwater decoration device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53131794U (ja) * 1977-03-25 1978-10-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215780A (en) * 1975-07-25 1977-02-05 Yosuke Kawai Underwater decoration device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9196800B2 (en) 1996-06-26 2015-11-24 Osram Gmbh Light-radiating semiconductor component with a luminescence conversion element

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58120795U (ja) 1983-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4145838A (en) Toy basket gondola
US4990118A (en) Toy utilizing bubbles in liquid
US2968120A (en) Toy
US2032192A (en) Toy
JPS6220237Y2 (ja)
US3009286A (en) Aquatic amusement device
KR100777324B1 (ko) 수면 부상식 스키머
CN2214788Y (zh) 一种厨房用具
US4300478A (en) Aquarium structure
US20060255179A1 (en) Novelty fluid display device and method of operation
JP2633442B2 (ja) ボール遊動玩具
US2836927A (en) Aquatic amusement device
US3126669A (en) Whistling floating roly-poly toy
US2512678A (en) Aquarium
US1513841A (en) Floral support
US4123871A (en) Toy tea kettle
US2745109A (en) Valve assembly for flush tanks
US6412782B1 (en) Continuous water dam gate device
JP2545553Y2 (ja) 気泡利用の水中浮遊体上下動装置
JPS6120144Y2 (ja)
JPS5935280Y2 (ja) 玉受け遊戯具
JPS6125815Y2 (ja)
JP2500011Y2 (ja) ボ―ル遊動玩具
CN209019874U (zh) 掷水漂游戏竞赛器
US2967375A (en) Toy