JPS62202129A - 杭の載荷試験方法及びその装置 - Google Patents
杭の載荷試験方法及びその装置Info
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- JPS62202129A JPS62202129A JP4506786A JP4506786A JPS62202129A JP S62202129 A JPS62202129 A JP S62202129A JP 4506786 A JP4506786 A JP 4506786A JP 4506786 A JP4506786 A JP 4506786A JP S62202129 A JPS62202129 A JP S62202129A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、杭の載荷試験を行うための方法及びその装置
に関する発明である。
に関する発明である。
[背景技術]
地上構造物を支える基礎杭の支持力性能は、構造物の相
築前に実際地盤に試験杭を打設し、これに実載荷方式、
反力杭方式等に上り載荷試験を行い、支持力を調査する
のが通常であるが、いずれの方式によっても多大の費用
、期日を要するという問題があった。第12図には従来
における反力杭方式による載荷試験方法を示している。
築前に実際地盤に試験杭を打設し、これに実載荷方式、
反力杭方式等に上り載荷試験を行い、支持力を調査する
のが通常であるが、いずれの方式によっても多大の費用
、期日を要するという問題があった。第12図には従来
における反力杭方式による載荷試験方法を示している。
第12図において50は試験杭、51は反力杭、52は
反力梁、反力桁よりなる反力装置、53は油圧ジヤツキ
のような加力装置であって、加力装置53を作動させて
試験杭50を下方に押し込み、不動梁55に取り付けた
ダイヤルゲージ等の沈下量測定装置54により試験杭5
0の沈下量を測定することで載荷試験を行っていた。し
かして、この従来の反力杭による載荷試験方式において
は、特に試験杭が大口径杭、長尺杭である場合、また杭
先端の地盤が硬い地盤である場合等、杭支持力が太き(
なり、したがって杭に載荷する試験荷重も太きくなり、
この結果、 ■、試験荷重に見合う多くの反力杭を要する。
反力梁、反力桁よりなる反力装置、53は油圧ジヤツキ
のような加力装置であって、加力装置53を作動させて
試験杭50を下方に押し込み、不動梁55に取り付けた
ダイヤルゲージ等の沈下量測定装置54により試験杭5
0の沈下量を測定することで載荷試験を行っていた。し
かして、この従来の反力杭による載荷試験方式において
は、特に試験杭が大口径杭、長尺杭である場合、また杭
先端の地盤が硬い地盤である場合等、杭支持力が太き(
なり、したがって杭に載荷する試験荷重も太きくなり、
この結果、 ■、試験荷重に見合う多くの反力杭を要する。
■0反力杭の打設施工にかなりの工期、工費を要する。
■、試験杭、反力軌間に架構する載荷果等反力装置が大
ががりとなり、費用を要する。
ががりとなり、費用を要する。
■、杭の支持力性能(載荷試験結果)を得るまでに、か
なりの日数を要し、本施工着工に影響を与える。
なりの日数を要し、本施工着工に影響を与える。
■、杭頭部より加力する上記載荷試験結果では、杭の支
持性能のうち杭の周面支持力と杭の先端支持力の分担が
正確に知り得ない(載荷試験の結果、杭の支持力が不足
する場合対策にこまる)。
持性能のうち杭の周面支持力と杭の先端支持力の分担が
正確に知り得ない(載荷試験の結果、杭の支持力が不足
する場合対策にこまる)。
等の諸欠点があった。
[発明の目的]
本発明は、上記の点に鑑みて発明したものであって、そ
の目的とするところは、大ががりな反力装置や、大終な
実物荷重が必要でな(、試験工期を短縮させ、さらに杭
支持力性能を杭先端支持力、杭周面支持力と各々別個に
知り得ることができ、杭の経済的な設計がです、試験結
果により支持力が不足する場合対処しやすく、さらに場
所打ち杭の載荷試験もできる杭の載荷試験方法及びその
装置を提供するにある。
の目的とするところは、大ががりな反力装置や、大終な
実物荷重が必要でな(、試験工期を短縮させ、さらに杭
支持力性能を杭先端支持力、杭周面支持力と各々別個に
知り得ることができ、杭の経済的な設計がです、試験結
果により支持力が不足する場合対処しやすく、さらに場
所打ち杭の載荷試験もできる杭の載荷試験方法及びその
装置を提供するにある。
[発明の開示]
本発明の杭の載荷試験方式及びその装置は、外管1内に
下部が外管1から下方に突出するように内管2を移動可
動に入れて構成した載荷管3を地盤4中に挿入し、載荷
装置5により外管1に上方への押し上げ力をかけると同
時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力としてか
け、外管1の上方への押し上げ移動量及び内管2の地盤
4中への押し込み移動量を調べることを特徴とする杭の
載荷試験方法を第1番目の発明とし、併せて地盤4に形
成した掘孔9に外¥!1内に下部が外管1から下方に突
出するように内管2を移動可動に入れ且つ外管1の下部
に大径部6を設けて構成した載荷管3を挿入し、外管1
の大径部6の上方において外管1の外周部の掘孔9内空
隙にコンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後に
載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力をかける
と同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力とし
でかけ、外管1の上方への押し上げ移動量及び内管2の
地盤4中への押し込み移動量を調べることを特徴とする
杭の載荷試験方法を第2番目の発明とし、併せて外管1
内に移動可能に内管2を挿入し、この内管2の下部を外
管1と同径として大径下部8を構成し、この大径下部8
を外管1の下端部から下方に突出させ、外管1に上方へ
の押し上げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力を内
管2に押し下げ力としてかけるための載荷装置5を設け
て成ることを特徴とする杭の載荷試験装置を第3番目の
発明とし、併せて外管1内に移動可能に内管2を挿入し
、外管1の下部を大径部6とし、内管2の下部を外管1
の下部の大径部6と略同径として大径下部8を構成し、
この大径下部8を外管1の下端部から下方に突出させ、
外管1に上方への押し上げ力をかけると同時に該押し上
げ力の反力を内管2に押し下げ力としてかけるための載
荷装置5を設けて成ることを特徴とする特許載荷試験装
置を第4番目の発明とするものである。
下部が外管1から下方に突出するように内管2を移動可
動に入れて構成した載荷管3を地盤4中に挿入し、載荷
装置5により外管1に上方への押し上げ力をかけると同
時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力としてか
け、外管1の上方への押し上げ移動量及び内管2の地盤
4中への押し込み移動量を調べることを特徴とする杭の
載荷試験方法を第1番目の発明とし、併せて地盤4に形
成した掘孔9に外¥!1内に下部が外管1から下方に突
出するように内管2を移動可動に入れ且つ外管1の下部
に大径部6を設けて構成した載荷管3を挿入し、外管1
の大径部6の上方において外管1の外周部の掘孔9内空
隙にコンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後に
載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力をかける
と同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力とし
でかけ、外管1の上方への押し上げ移動量及び内管2の
地盤4中への押し込み移動量を調べることを特徴とする
杭の載荷試験方法を第2番目の発明とし、併せて外管1
内に移動可能に内管2を挿入し、この内管2の下部を外
管1と同径として大径下部8を構成し、この大径下部8
を外管1の下端部から下方に突出させ、外管1に上方へ
の押し上げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力を内
管2に押し下げ力としてかけるための載荷装置5を設け
て成ることを特徴とする杭の載荷試験装置を第3番目の
発明とし、併せて外管1内に移動可能に内管2を挿入し
、外管1の下部を大径部6とし、内管2の下部を外管1
の下部の大径部6と略同径として大径下部8を構成し、
この大径下部8を外管1の下端部から下方に突出させ、
外管1に上方への押し上げ力をかけると同時に該押し上
げ力の反力を内管2に押し下げ力としてかけるための載
荷装置5を設けて成ることを特徴とする特許載荷試験装
置を第4番目の発明とするものである。
すなわち本発明の第1番目の発明乃至第4番目の発明に
あっては、いずれも外管1内に下部が外管1から下方に
突出するように内管2を移動可動に入れて構成した載荷
管3を用い、載荷装置5により外管1に上方への押し上
げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押
し下げ力としてかけるようにしたものであるから、装置
の構成が簡単になって、試験工期の短縮をはかることが
でき、しかも内管2の押し込み移動量及び外管1の押し
上げ移動量を調べることで、杭の先端支持力と杭の周面
支持力とを別個に知ることができるようになったもので
ある。これに加えて、第2番目の発明にあっては、外管
1の大径部6の上方において外管1の外周部の掘孔9内
空隙にコンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後
に載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力をかけ
ると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力と
してかけるので、場所打ち杭の載荷試験ができるよう1
こなったものであり、さらに、第3番目の発明にあって
は、内管2の下部を外管1と同径として大径下部8を構
成し、この大径下部8を外管1の下端部から下方に突出
させたので、既製杭の載荷試験ができる簡単な構成のV
C置を提供できたものであり、さらにまた、第4番目の
発明にあっては、外管1の下部を大径部6とし、内Ir
!2の下部を外管1の下部の大径部6と略同径として大
径下部8を構成し、この大径下部8を外管1の下端部か
ら下方に突出させたので、場所打ち杭の載荷試験ができ
る簡単な構成の装置を提供できたものである。
あっては、いずれも外管1内に下部が外管1から下方に
突出するように内管2を移動可動に入れて構成した載荷
管3を用い、載荷装置5により外管1に上方への押し上
げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押
し下げ力としてかけるようにしたものであるから、装置
の構成が簡単になって、試験工期の短縮をはかることが
でき、しかも内管2の押し込み移動量及び外管1の押し
上げ移動量を調べることで、杭の先端支持力と杭の周面
支持力とを別個に知ることができるようになったもので
ある。これに加えて、第2番目の発明にあっては、外管
1の大径部6の上方において外管1の外周部の掘孔9内
空隙にコンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後
に載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力をかけ
ると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力と
してかけるので、場所打ち杭の載荷試験ができるよう1
こなったものであり、さらに、第3番目の発明にあって
は、内管2の下部を外管1と同径として大径下部8を構
成し、この大径下部8を外管1の下端部から下方に突出
させたので、既製杭の載荷試験ができる簡単な構成のV
C置を提供できたものであり、さらにまた、第4番目の
発明にあっては、外管1の下部を大径部6とし、内Ir
!2の下部を外管1の下部の大径部6と略同径として大
径下部8を構成し、この大径下部8を外管1の下端部か
ら下方に突出させたので、場所打ち杭の載荷試験ができ
る簡単な構成の装置を提供できたものである。
以下第1番目の発明及C/第3番目の発明を第1図乃至
第5図の図面に基づいて説明する。外管1内に内管2を
挿入して載荷管3が構成しである。
第5図の図面に基づいて説明する。外管1内に内管2を
挿入して載荷管3が構成しである。
ここで内管2は脱着自在な内管仮保持装置10により保
持してあり、図面の実施例では外管1に保持部11を設
けるとともに内管2に被保持部12を設けて内管保持装
置10が構成してあり、保持部11と被保持部12とを
ボルト13等により着脱自在に取り付けである。これは
載荷管3を杭打ちする際に内管2の先端部が抜は出すの
を防止するために内管2を外管1に仮保°持するのであ
る。
持してあり、図面の実施例では外管1に保持部11を設
けるとともに内管2に被保持部12を設けて内管保持装
置10が構成してあり、保持部11と被保持部12とを
ボルト13等により着脱自在に取り付けである。これは
載荷管3を杭打ちする際に内管2の先端部が抜は出すの
を防止するために内管2を外管1に仮保°持するのであ
る。
そして載荷管3を地盤4に挿入した後に載荷試験をする
際にはボルト13等を外して内管2を外管1に対して移
動自在な状態とするものである。内管2は図面の実施例
では上部体2aと下部体2bとに分割してあり、上部体
2aの下端部と下部体2bの上端部は継手14を介して
シアーピン15により接続しである。外管1の下部内周
面には周方向に複数個の補強リプ16が突設してあり、
さらに補強リプ16の下部において環状体17が突設し
である。下部体2bの下部には連結用補強リプ部18、
連結用環状部19を介して大径下部8が固定しである。
際にはボルト13等を外して内管2を外管1に対して移
動自在な状態とするものである。内管2は図面の実施例
では上部体2aと下部体2bとに分割してあり、上部体
2aの下端部と下部体2bの上端部は継手14を介して
シアーピン15により接続しである。外管1の下部内周
面には周方向に複数個の補強リプ16が突設してあり、
さらに補強リプ16の下部において環状体17が突設し
である。下部体2bの下部には連結用補強リプ部18、
連結用環状部19を介して大径下部8が固定しである。
この大径下部8は外管1の径と同径となっている。大径
下部8の上端部または外管1の下端部にはスライド用の
〃イドリング20の端部が固着してあり、大径下部8ま
たは外管1のうちスライド用のがイドリング20を固定
していない方の端部がスライド用ガイドリング20に重
複して移動するようになっている。外管1の上端部には
載荷装fi5が溶接やボルトなどの取り付は手段により
取り付けられる。この載荷装置5には油圧ジヤツキ21
が設けてあって、油圧ジヤツキ21により外管1に上方
への押し上げ力をかけ、同時に該押し上げ力の反力が内
管2にかかるようにしである。内管保持装置10で内管
2を外管1に保持した状態では外管1の下端面部22が
内管2の大径下部8の上端面部23に当接し、また環状
体17が内管2の段部24に当接していて、外管1に内
管2を挿入して構成した載荷管3を地盤4に打撃力によ
り圧入するにあたり、打撃力を外管1から大径下部8に
伝達するようになっている。
下部8の上端部または外管1の下端部にはスライド用の
〃イドリング20の端部が固着してあり、大径下部8ま
たは外管1のうちスライド用のがイドリング20を固定
していない方の端部がスライド用ガイドリング20に重
複して移動するようになっている。外管1の上端部には
載荷装fi5が溶接やボルトなどの取り付は手段により
取り付けられる。この載荷装置5には油圧ジヤツキ21
が設けてあって、油圧ジヤツキ21により外管1に上方
への押し上げ力をかけ、同時に該押し上げ力の反力が内
管2にかかるようにしである。内管保持装置10で内管
2を外管1に保持した状態では外管1の下端面部22が
内管2の大径下部8の上端面部23に当接し、また環状
体17が内管2の段部24に当接していて、外管1に内
管2を挿入して構成した載荷管3を地盤4に打撃力によ
り圧入するにあたり、打撃力を外管1から大径下部8に
伝達するようになっている。
内管2の連結用環状部19と外管1の環状体17との間
には空所25が設けてあり、この空所25に開口するよ
うに注入パイプ26が取咲付けである。注入パイプ26
は外管1と内管2との間の空隙に配置してもよく、ある
いは内W2の内側に配置してもよい6本発明においては
外管1の上方への押し上げ移動量を調べる装置及び内管
2の地盤4中への押し込み移動量を調べる装置が取り付
けられる。この装置としでは例えば地上に不動梁27を
形成し、外管1の押し上げ量測定用のダイヤルケージの
ような変位計28を不動梁27に取り付け、ダイヤルケ
ージの測定子29を外管1に突設した当て部30に当て
、外管1の押し上げ量を測定するようになっている。ま
た図面の実施例では内管2に先端沈下計測ロッド31が
設けてあり、この先端沈下計測ロッド31の下端は内管
2の下部に固着しである。また先端沈下計測ロッド31
はカバー60内に入れてあり、土砂等により先端沈下計
測ロッド31が影響されないようにしである。この先端
沈下計測ロッド31からは側方に突出体32が突設して
あり、この突出体32が外管1に設けた縦長孔33を嵌
挿してあって、突出体32の外管1から突出した部分に
内管2の押し込み量測定用のダイヤルケージのような変
位計34の測定子35を当て、内管2の先端部の沈下量
を測定するようになっている。添付図面においで符号の
49は油圧ホースを示している。
には空所25が設けてあり、この空所25に開口するよ
うに注入パイプ26が取咲付けである。注入パイプ26
は外管1と内管2との間の空隙に配置してもよく、ある
いは内W2の内側に配置してもよい6本発明においては
外管1の上方への押し上げ移動量を調べる装置及び内管
2の地盤4中への押し込み移動量を調べる装置が取り付
けられる。この装置としでは例えば地上に不動梁27を
形成し、外管1の押し上げ量測定用のダイヤルケージの
ような変位計28を不動梁27に取り付け、ダイヤルケ
ージの測定子29を外管1に突設した当て部30に当て
、外管1の押し上げ量を測定するようになっている。ま
た図面の実施例では内管2に先端沈下計測ロッド31が
設けてあり、この先端沈下計測ロッド31の下端は内管
2の下部に固着しである。また先端沈下計測ロッド31
はカバー60内に入れてあり、土砂等により先端沈下計
測ロッド31が影響されないようにしである。この先端
沈下計測ロッド31からは側方に突出体32が突設して
あり、この突出体32が外管1に設けた縦長孔33を嵌
挿してあって、突出体32の外管1から突出した部分に
内管2の押し込み量測定用のダイヤルケージのような変
位計34の測定子35を当て、内管2の先端部の沈下量
を測定するようになっている。添付図面においで符号の
49は油圧ホースを示している。
しかして、上記のような装置を用いて杭の載荷試験をす
るにあたっては、まず、載荷装置5を外管1に取り付け
ない状態で、外筒1内に内#J2を挿入して槽成した載
荷管3を地盤4内に挿入する(この場合載荷装置5を外
管1に取り付けないでおく)。載荷管3を地盤4内に挿
入するには、打撃力を加えて地盤4内に圧入する方法や
あるいは内v2内にスクリューオー〃を入れて載荷管3
の先端の地盤4を掘削しながら無振動で載荷管3を地盤
4に挿入する方法が採用できる。載荷管3を地盤4の所
定の深さまで挿入したのち、内管保持装置10による外
管1への内管2の保持を解除し、さらに外管1の上部に
載荷装置5を爆接やボルトなどの取り付は手段により取
り付け、載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力
をかけると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下
げ力としてかけるものである。すると外管1は上方に押
し上げられ、内管2は下方へ押し下げられて内管2の先
端が沈下する。そして変位計28.35により外管1の
上方への移動量及び内管2の先端部の下方への移動量を
それぞれ別個に計測するものである。ここで、外管1の
上方への移動量を測定することで杭周面支持力が判り、
一方内管2の先端部の下方への移動量(すなわち内管2
下部の沈下量)を測定することで、杭先端支持力が判る
こととなる。
るにあたっては、まず、載荷装置5を外管1に取り付け
ない状態で、外筒1内に内#J2を挿入して槽成した載
荷管3を地盤4内に挿入する(この場合載荷装置5を外
管1に取り付けないでおく)。載荷管3を地盤4内に挿
入するには、打撃力を加えて地盤4内に圧入する方法や
あるいは内v2内にスクリューオー〃を入れて載荷管3
の先端の地盤4を掘削しながら無振動で載荷管3を地盤
4に挿入する方法が採用できる。載荷管3を地盤4の所
定の深さまで挿入したのち、内管保持装置10による外
管1への内管2の保持を解除し、さらに外管1の上部に
載荷装置5を爆接やボルトなどの取り付は手段により取
り付け、載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力
をかけると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下
げ力としてかけるものである。すると外管1は上方に押
し上げられ、内管2は下方へ押し下げられて内管2の先
端が沈下する。そして変位計28.35により外管1の
上方への移動量及び内管2の先端部の下方への移動量を
それぞれ別個に計測するものである。ここで、外管1の
上方への移動量を測定することで杭周面支持力が判り、
一方内管2の先端部の下方への移動量(すなわち内管2
下部の沈下量)を測定することで、杭先端支持力が判る
こととなる。
上記のようにして杭載荷試験をすると外管1の下端面部
22と内管2の大径下部8の上端面部23との開は離れ
ていくが、施工後にこのギャップ部分に注入パイプ26
からモルタル等の固化物を注入すると載荷試験の終わっ
た後の載荷管3を本杭として利用できる。上記のように
モルタル等の固化物を充填するのに変えて、外W1を下
方に圧入して外管1の下端面部22を大径下部8の上端
面部23に当接するようにして本杭としてもよい。
22と内管2の大径下部8の上端面部23との開は離れ
ていくが、施工後にこのギャップ部分に注入パイプ26
からモルタル等の固化物を注入すると載荷試験の終わっ
た後の載荷管3を本杭として利用できる。上記のように
モルタル等の固化物を充填するのに変えて、外W1を下
方に圧入して外管1の下端面部22を大径下部8の上端
面部23に当接するようにして本杭としてもよい。
このとき環状体17も内管2の段部24に当接する。こ
の場合には注入パイプ26は必ずしも必要ではない。上
記第1図の図面に示す実施例においては、大径下部8の
下端は開口させているが、大径r部8の下端を蓋でv1
1塞する場合もある。載荷試験終了後には載荷装置5は
外管1から取り外して、最使用すものである。また載荷
試験終了後には内管2の上部体2aを上に引っ張ると、
上部体2aと下部体2ちとを接続しているシアーピン1
5が切断し、上部体2aのみ回収できるものである。
の場合には注入パイプ26は必ずしも必要ではない。上
記第1図の図面に示す実施例においては、大径下部8の
下端は開口させているが、大径r部8の下端を蓋でv1
1塞する場合もある。載荷試験終了後には載荷装置5は
外管1から取り外して、最使用すものである。また載荷
試験終了後には内管2の上部体2aを上に引っ張ると、
上部体2aと下部体2ちとを接続しているシアーピン1
5が切断し、上部体2aのみ回収できるものである。
ここで、上記実施例では上部体2aと下部体2bとをシ
アーピン15で接続した例を示したが、第5図のように
上部体2aの下端部乃至下部体2bの上端部のいずれか
に嵌合部36を設けるとともに他方に被嵌合部37を設
け、嵌合部36に連結ピン38を設けるとともに被嵌合
部37にL状の連結WIt39を設けて連結ピン38を
連結溝39に回転により着脱するように連結し、上部体
2aを回転することで、上部体2aのみを引き上げるこ
とがでさるようにしてもよい。また上記以外の連結手段
により上部体2aと下部体2bとを着脱自在に連結して
もよい。なお上方に引き上げて回収しない場合には内管
2を上部体2aと下部体2bとに分割する必要はないも
のである。
アーピン15で接続した例を示したが、第5図のように
上部体2aの下端部乃至下部体2bの上端部のいずれか
に嵌合部36を設けるとともに他方に被嵌合部37を設
け、嵌合部36に連結ピン38を設けるとともに被嵌合
部37にL状の連結WIt39を設けて連結ピン38を
連結溝39に回転により着脱するように連結し、上部体
2aを回転することで、上部体2aのみを引き上げるこ
とがでさるようにしてもよい。また上記以外の連結手段
により上部体2aと下部体2bとを着脱自在に連結して
もよい。なお上方に引き上げて回収しない場合には内管
2を上部体2aと下部体2bとに分割する必要はないも
のである。
次に、fJs2Z目の発明及び第4番目の発明について
第6図乃至第10図基づいて説明する。外管1の下部に
は大径部6が設けてある。一方向管2の下部を外管1の
下部の大径部6と略同径として大径下部8が構成してあ
り、この大径下部8を外管1の下端部から下方に突出さ
せである。大径下部8の下端部は先端載荷板40により
閉塞しである。大径部6のスライド部41と大径下部8
のスライド部42とはスライド自在に嵌め合わせであり
、このスライド部41とスライド部42との嵌め合わせ
部分にはパツキン43が介在してあって、スライド部分
に土砂やセメント液等が侵入しないようにしている。大
径部6の上部のリング板44及び先端載荷板40の外周
部にはそれぞれパツキン材45が設けてある。内管2に
はパイプ46が配設してあり、パイプ46の下端部は先
端載荷板40の下面に開口している。またカバー60内
に入れた先端沈下計測ロッド31の下端は先端載荷板4
0に固着しである。しかして、f!S6図に示す載荷管
3は、まず第10図(a)に示すようにアースドリル、
ハンマーグラブ等の掘孔8!47で載荷管3を挿入する
ための掘孔9を所定の位置まで掘孔する。ついで、第1
0図(b)のように載荷管3を掘孔9の孔底まで沈設す
る。次に外管1の大径部6の上方において外管1の外周
部の掘孔9内空隙にトレミー管等でコンクリート7を打
設する。
第6図乃至第10図基づいて説明する。外管1の下部に
は大径部6が設けてある。一方向管2の下部を外管1の
下部の大径部6と略同径として大径下部8が構成してあ
り、この大径下部8を外管1の下端部から下方に突出さ
せである。大径下部8の下端部は先端載荷板40により
閉塞しである。大径部6のスライド部41と大径下部8
のスライド部42とはスライド自在に嵌め合わせであり
、このスライド部41とスライド部42との嵌め合わせ
部分にはパツキン43が介在してあって、スライド部分
に土砂やセメント液等が侵入しないようにしている。大
径部6の上部のリング板44及び先端載荷板40の外周
部にはそれぞれパツキン材45が設けてある。内管2に
はパイプ46が配設してあり、パイプ46の下端部は先
端載荷板40の下面に開口している。またカバー60内
に入れた先端沈下計測ロッド31の下端は先端載荷板4
0に固着しである。しかして、f!S6図に示す載荷管
3は、まず第10図(a)に示すようにアースドリル、
ハンマーグラブ等の掘孔8!47で載荷管3を挿入する
ための掘孔9を所定の位置まで掘孔する。ついで、第1
0図(b)のように載荷管3を掘孔9の孔底まで沈設す
る。次に外管1の大径部6の上方において外管1の外周
部の掘孔9内空隙にトレミー管等でコンクリート7を打
設する。
この場合パツキン材45によりコンクリート7、土砂等
が大径下部8側に侵入するのを防止している。次にコン
クリート7硬化後に外管1の上端部に載荷装置5を取り
付け、載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力を
かけると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ
力としてかけ、外管1の上方への押し上げ移動量及び内
管2の先端部の地盤4中への押し込み移動量を変位計2
8.35とで調べるのである。しかしてこの方法によれ
ば、外管1の上方への移動量を測定することで場所打ち
コンクリート杭の杭周面支持力が判り、一方向管2の下
方への移動量(すなわち内管2下部の沈下量)を測定す
ることで、場所打ちコンクリート杭の杭先端支持力が判
ることとなる。ここで外管1の下部の大径g6の上方の
空隙にコンクリート7が形成されるので、コンクリート
7と外管1との付着力及び大径部6を介してコンクリー
ト7に上向きの力がかかり、この結果場所打ち杭となる
コンクリート7の周面抵抗が計測できるのである。
が大径下部8側に侵入するのを防止している。次にコン
クリート7硬化後に外管1の上端部に載荷装置5を取り
付け、載荷装置5により外管1に上方への押し上げ力を
かけると同時に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ
力としてかけ、外管1の上方への押し上げ移動量及び内
管2の先端部の地盤4中への押し込み移動量を変位計2
8.35とで調べるのである。しかしてこの方法によれ
ば、外管1の上方への移動量を測定することで場所打ち
コンクリート杭の杭周面支持力が判り、一方向管2の下
方への移動量(すなわち内管2下部の沈下量)を測定す
ることで、場所打ちコンクリート杭の杭先端支持力が判
ることとなる。ここで外管1の下部の大径g6の上方の
空隙にコンクリート7が形成されるので、コンクリート
7と外管1との付着力及び大径部6を介してコンクリー
ト7に上向きの力がかかり、この結果場所打ち杭となる
コンクリート7の周面抵抗が計測できるのである。
ところで、第6図に示す載荷管3を掘孔9に挿入する際
、パツキン材45が掘孔9の内壁に接するようにして挿
入するものであり、このためパイプ46の先端の先端載
荷板40の下面に開口した部分から掘孔時の泥水を外部
に排出しながら載荷管5を挿入していくものであり、挿
入後にはこのパイプ46を利用してモルタルを圧送して
先端載荷板40の下方の根固めをするようにしてもよい
。
、パツキン材45が掘孔9の内壁に接するようにして挿
入するものであり、このためパイプ46の先端の先端載
荷板40の下面に開口した部分から掘孔時の泥水を外部
に排出しながら載荷管5を挿入していくものであり、挿
入後にはこのパイプ46を利用してモルタルを圧送して
先端載荷板40の下方の根固めをするようにしてもよい
。
また、上記本発明の方法において、場所打ち拡底杭の載
荷試験をする場合には、あらかじめ掘孔9の底を拡底し
てコンクリート7打ちをして拡底部48を形成し、その
後に掘孔9に載荷管3を挿入し、外管1の大径部6の上
方において外管1の外周部の掘孔9内空隙にトレミー管
等でコンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後に
外管1の上端部に載荷装置5を取り付け、載荷装置5に
より外管1に上方への押し上げ力をかけると同時に該押
し上げ力の反力を内管2に押し下げ力としてかけ、外管
1の上方への押し上げ移動量及び内管2の地盤4中への
押し込み移動量を変位計28.35とで調べるのである
(第11図参照)。
荷試験をする場合には、あらかじめ掘孔9の底を拡底し
てコンクリート7打ちをして拡底部48を形成し、その
後に掘孔9に載荷管3を挿入し、外管1の大径部6の上
方において外管1の外周部の掘孔9内空隙にトレミー管
等でコンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後に
外管1の上端部に載荷装置5を取り付け、載荷装置5に
より外管1に上方への押し上げ力をかけると同時に該押
し上げ力の反力を内管2に押し下げ力としてかけ、外管
1の上方への押し上げ移動量及び内管2の地盤4中への
押し込み移動量を変位計28.35とで調べるのである
(第11図参照)。
なお、上記各場所打ち杭の場合も試験終了後に内管2の
上部体2aのみを引き上げて回収するようにし、さらに
試験終了後、載荷W3を本杭として利用する場合、大径
部6のスライド部41の下端部と大径下部8の下部の先
端載荷板40とが離れて隙間ができるが、この隙間に注
入パイプ26を利用してモルタル等の固化物を充填して
本杭とするのである。
上部体2aのみを引き上げて回収するようにし、さらに
試験終了後、載荷W3を本杭として利用する場合、大径
部6のスライド部41の下端部と大径下部8の下部の先
端載荷板40とが離れて隙間ができるが、この隙間に注
入パイプ26を利用してモルタル等の固化物を充填して
本杭とするのである。
なお、上記各場合打ち杭の試験をするに当たり、外管1
の大径部6の上方において外管1.の外周部の掘孔9内
空隙に鉄筋能を入れると共に該空隙にトレミー管等でコ
ンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後に載荷装
置5により外管1に上方への押し上げ力をかけると同時
に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力としてかけ
て外管1及び内管2の下端部の移動量を測定するように
してもよいものである。この場合には鉄筋能を入れた場
所打ち杭の載荷試験ができることとなり、また試験終了
後には鉄筋能を入れた本杭とすることができるものであ
る。なお上記各実施例のように内管2を上部体2aと下
部体2bとに分割しておくと、地盤4等の条件により種
々のタイプの下部体2bを選択できるものである。
の大径部6の上方において外管1.の外周部の掘孔9内
空隙に鉄筋能を入れると共に該空隙にトレミー管等でコ
ンクリート7を打設し、コンクリート7硬化後に載荷装
置5により外管1に上方への押し上げ力をかけると同時
に該押し上げ力の反力を内管2に押し下げ力としてかけ
て外管1及び内管2の下端部の移動量を測定するように
してもよいものである。この場合には鉄筋能を入れた場
所打ち杭の載荷試験ができることとなり、また試験終了
後には鉄筋能を入れた本杭とすることができるものであ
る。なお上記各実施例のように内管2を上部体2aと下
部体2bとに分割しておくと、地盤4等の条件により種
々のタイプの下部体2bを選択できるものである。
[発明の効果]
本発明にあっては、叙述のように本発明のw&1番目の
発明乃至第4番目の発明にあっては、いずれも外管内に
下部が外管から下方に突出するように内管を移動可動に
入れて構成した載荷管を用い、載荷装置により外管に上
方への押し上げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力
を内管に押し下げ力としてかけるようにしたものである
から、従来の反力杭方式におけ志ような反力杭、大掛か
りな反力装置、反力梁を要することなく、また従来の実
戦背方式に比べても大きな実物荷重を必要としないもの
であって、装置の構成が簡単になって、試験工期の短縮
をはかることができ、試験杭打設後上り載荷試験結果を
得るまでの期日を大巾に短縮でき、上部構造物の構築等
施工が早く工費の節減となるものである。しかも内管の
押し込み移動量及び外管の押し上げ移!l1lJ量を調
べることで、杭の先端支持力と杭の周面支持力とを別個
に知ることができ、杭の経済的な設計ができ、試験結果
によって支持力が不足する場合に対処しやすいものであ
る。これに加えて、tt%2番目の発明にあっては、外
管の大径部の上方において外管の外周部の掘孔内空隙に
コンクリートを打設し、コンクリート硬化後に載荷装置
により外管に上方への押し上げ力をかけると同時に該押
し上げ力の反力を内管に押し下げ力としてかけるので、
場所打ち杭の載荷試験ができるようになったものであり
、さらに、第3番目の発明にあっては、内管の下部を外
管と同径として大径下部を構成し、この大径下部を外管
の下端部から下方に突出させたので、既製杭の載荷試験
ができる簡単な構成の装置を提供できたものであり、さ
らにまた、第4番目の発明にあっては、外管の下部を大
径部とし、内管の下部を外管の下部の大径部と略同径と
して大径下部を構成し、この大径下部を外管の下端部か
ら下方に突出させたので、場所打ち杭の載荷試験ができ
る簡単な構成の装置とすることができるものである。
発明乃至第4番目の発明にあっては、いずれも外管内に
下部が外管から下方に突出するように内管を移動可動に
入れて構成した載荷管を用い、載荷装置により外管に上
方への押し上げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力
を内管に押し下げ力としてかけるようにしたものである
から、従来の反力杭方式におけ志ような反力杭、大掛か
りな反力装置、反力梁を要することなく、また従来の実
戦背方式に比べても大きな実物荷重を必要としないもの
であって、装置の構成が簡単になって、試験工期の短縮
をはかることができ、試験杭打設後上り載荷試験結果を
得るまでの期日を大巾に短縮でき、上部構造物の構築等
施工が早く工費の節減となるものである。しかも内管の
押し込み移動量及び外管の押し上げ移!l1lJ量を調
べることで、杭の先端支持力と杭の周面支持力とを別個
に知ることができ、杭の経済的な設計ができ、試験結果
によって支持力が不足する場合に対処しやすいものであ
る。これに加えて、tt%2番目の発明にあっては、外
管の大径部の上方において外管の外周部の掘孔内空隙に
コンクリートを打設し、コンクリート硬化後に載荷装置
により外管に上方への押し上げ力をかけると同時に該押
し上げ力の反力を内管に押し下げ力としてかけるので、
場所打ち杭の載荷試験ができるようになったものであり
、さらに、第3番目の発明にあっては、内管の下部を外
管と同径として大径下部を構成し、この大径下部を外管
の下端部から下方に突出させたので、既製杭の載荷試験
ができる簡単な構成の装置を提供できたものであり、さ
らにまた、第4番目の発明にあっては、外管の下部を大
径部とし、内管の下部を外管の下部の大径部と略同径と
して大径下部を構成し、この大径下部を外管の下端部か
ら下方に突出させたので、場所打ち杭の載荷試験ができ
る簡単な構成の装置とすることができるものである。
第1図は本発明の装置の一実施例の断面図、第2図は第
1図C−C線の断面図、第3図は第1図C−C線の断面
図、第4図は第1図C−C線の断面図、第5図は上部体
と下部体との接続を示す他の実施例の正面図、第6図は
本発明の他の装置の断面図、第7図は第6図D−D線の
断面図、第8図は第6図E−E線の断面図、第9図は第
6図F−F線の断面図、第10図(a)(b)(c)は
同上の載荷管の地盤への挿入順序を示す説明図、第11
図は場所打ち拡底杭の場合の実施例の断面図、第12図
は従来例の断面図であって、1は外管、2は内管、3は
載荷管、4は地盤、5は載荷装置、6は大径部、7はコ
ンクリート、8は大径下部、9は掘孔である。 第7図 第9図 第10図 (a) 第10図 (b) 第10図 (C)
1図C−C線の断面図、第3図は第1図C−C線の断面
図、第4図は第1図C−C線の断面図、第5図は上部体
と下部体との接続を示す他の実施例の正面図、第6図は
本発明の他の装置の断面図、第7図は第6図D−D線の
断面図、第8図は第6図E−E線の断面図、第9図は第
6図F−F線の断面図、第10図(a)(b)(c)は
同上の載荷管の地盤への挿入順序を示す説明図、第11
図は場所打ち拡底杭の場合の実施例の断面図、第12図
は従来例の断面図であって、1は外管、2は内管、3は
載荷管、4は地盤、5は載荷装置、6は大径部、7はコ
ンクリート、8は大径下部、9は掘孔である。 第7図 第9図 第10図 (a) 第10図 (b) 第10図 (C)
Claims (4)
- (1)外管内に下部が外管から下方に突出するように内
管を移動可動に入れて構成した載荷管を地盤中に挿入し
、載荷装置により外管に上方への押し上げ力をかけると
同時に該押し上げ力の反力を内管に押し下げ力としてか
け、外管の上方への押し上げ移動量及び内管の地盤中へ
の押し込み移動量を調べることを特徴とする杭の載荷試
験方法。 - (2)地盤に形成した掘孔に外管内に下部が外管から下
方に突出するように内管を移動可動に入れ且つ外管の下
部に大径部を設けて構成した載荷管を挿入し、外管の大
径部の上方において外管の外周部の掘孔内空隙にコンク
リートを打設し、コンクリート硬化後に載荷装置により
外管に上方への押し上げ力をかけると同時に該押し上げ
力の反力を内管に押し下げ力としてかけ、外管の上方へ
の押し上げ移動量及び内管の地盤中への押し込み移動量
を調べることを特徴とする杭の載荷試験方法。 - (3)外管内に移動可能に内管を挿入し、この内管の下
部を外管と同径として大径下部を構成し、この大径下部
を外管の下端部から下方に突出させ、外管に上方への押
し上げ力をかけると同時に該押し上げ力の反力を内管に
押し下げ力としてかけるための載荷装置を設けて成るこ
とを特徴とする杭の載荷試験装置。 - (4)外管内に移動可能に内管を挿入し、外管の下部を
大径部とし、内管の下部を外管の下部の大径部と略同径
として大径下部を構成し、この大径下部を外管の下端部
から下方に突出させ、外管に上方への押し上げ力をかけ
ると同時に該押し上げ力の反力を内管に押し下げ力とし
てかけるための載荷装置を設けて成ることを特徴とする
杭の載荷試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4506786A JPS62202129A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 杭の載荷試験方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4506786A JPS62202129A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 杭の載荷試験方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62202129A true JPS62202129A (ja) | 1987-09-05 |
JPH0434649B2 JPH0434649B2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=12709004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4506786A Granted JPS62202129A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 杭の載荷試験方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62202129A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62291333A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-18 | Takenaka Komuten Co Ltd | 杭の載荷試験法 |
JPH01169332A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-04 | Chiyoda Corp | 杭の載荷試験方法及び装置 |
KR100392109B1 (ko) * | 2001-03-24 | 2003-07-22 | 대림산업 주식회사 | 대구경 해상 경사 말뚝의 지지력 확인을 위한 재하 시험체구조 |
CN109403393A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-03-01 | 北京交通大学 | 模拟抗滑桩使用环境下桩身受力及耐久性监测的试验装置 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP4506786A patent/JPS62202129A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62291333A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-18 | Takenaka Komuten Co Ltd | 杭の載荷試験法 |
JPH01169332A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-04 | Chiyoda Corp | 杭の載荷試験方法及び装置 |
KR100392109B1 (ko) * | 2001-03-24 | 2003-07-22 | 대림산업 주식회사 | 대구경 해상 경사 말뚝의 지지력 확인을 위한 재하 시험체구조 |
CN109403393A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-03-01 | 北京交通大学 | 模拟抗滑桩使用环境下桩身受力及耐久性监测的试验装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0434649B2 (ja) | 1992-06-08 |
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---|---|---|---|
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