JPS62201777A - ダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法 - Google Patents
ダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法Info
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- JPS62201777A JPS62201777A JP4058386A JP4058386A JPS62201777A JP S62201777 A JPS62201777 A JP S62201777A JP 4058386 A JP4058386 A JP 4058386A JP 4058386 A JP4058386 A JP 4058386A JP S62201777 A JPS62201777 A JP S62201777A
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- Japan
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- winding
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- bobbin
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- Pending
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- 241001589086 Bellapiscis medius Species 0.000 title claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 67
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、ダブルツイスタへの給糸用として使用する糸
条を、該給糸用のボビンへ捲取る場合の捲取方法に関す
るものである。
条を、該給糸用のボビンへ捲取る場合の捲取方法に関す
るものである。
(ロ)従来の技術
従来から、ダブルツイスタへの給糸用のボビンとしては
9円筒型状の、いわゆる平行ボビンと。
9円筒型状の、いわゆる平行ボビンと。
切頭円錐型状の、いわゆる傾斜ボビンとがあり。
それらに対する糸条の捲取方法には、パーンワインドと
コーンワインドとがあるが、ダブルツイスタへの給糸用
のパッケージとしては、主としてパーンワインドされた
ものが用いられ、稀にコーンワインドされたものが用い
られてきた。
コーンワインドとがあるが、ダブルツイスタへの給糸用
のパッケージとしては、主としてパーンワインドされた
ものが用いられ、稀にコーンワインドされたものが用い
られてきた。
それは、パーンワインドされたパッケージは捲量が大き
く、その捲取りの綾角度も極めて小さい。
く、その捲取りの綾角度も極めて小さい。
いわゆる平行捲であるので、ダブルツイスタ用の給糸パ
ンケージとしては好適であるのに対して。
ンケージとしては好適であるのに対して。
コーンワインドされたパッケージは、1頃斜ボビンに捲
取られているので、解舒性は良いが捲量が少なく、その
綾角度も大きいので、ダブルツイスタ用の給糸パンケー
ジとしては不通であるからである。
取られているので、解舒性は良いが捲量が少なく、その
綾角度も大きいので、ダブルツイスタ用の給糸パンケー
ジとしては不通であるからである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかしながら近年、糸条の加工技術の進歩に伴い、ノツ
プ糸、スラブ糸、ネップ糸のごとき部分的な塊を持つ糸
条や、わな糸、スナール糸、角糸のごとき輪を持つ糸条
が生産されるようになったので、これらの糸条をダブル
ツイスタ用の給糸糸条に使用しようとして、前記のバー
ンワインドのパッケージを得るために、該糸条を傾斜角
のないボビンに捲取った場合には、これらの糸条は滑り
が悪いため3機構上から糸と糸とが擦れ合うようになる
ダブルツイスタにおいては、その施撚の際の解舒に当っ
て糸切れが極端に増加して、操業性が大幅に低下するこ
とになる。従って、これらの糸条を、従来のようにy&
量大で絞角度の小さな傾斜角のないボビンに罹取ってダ
ブルツイスタ用のパッケージとして使用することは、事
実上不可能に近い。
プ糸、スラブ糸、ネップ糸のごとき部分的な塊を持つ糸
条や、わな糸、スナール糸、角糸のごとき輪を持つ糸条
が生産されるようになったので、これらの糸条をダブル
ツイスタ用の給糸糸条に使用しようとして、前記のバー
ンワインドのパッケージを得るために、該糸条を傾斜角
のないボビンに捲取った場合には、これらの糸条は滑り
が悪いため3機構上から糸と糸とが擦れ合うようになる
ダブルツイスタにおいては、その施撚の際の解舒に当っ
て糸切れが極端に増加して、操業性が大幅に低下するこ
とになる。従って、これらの糸条を、従来のようにy&
量大で絞角度の小さな傾斜角のないボビンに罹取ってダ
ブルツイスタ用のパッケージとして使用することは、事
実上不可能に近い。
本発明は1以上の点に鑑み、たとえ滑りの悪い糸条であ
っても、捲量大で綾角度小なる解舒性の極めて良好なダ
ブルツイスタ用の給糸パッケージとすることができる捲
取方法の提供を目的とするものである。
っても、捲量大で綾角度小なる解舒性の極めて良好なダ
ブルツイスタ用の給糸パッケージとすることができる捲
取方法の提供を目的とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段
すなわち本発明は、0.5〜5.0度の傾斜角を有する
傾斜ボビンを用い、該ボビンに糸条を捲取るに当り、糸
条のトラバースガイドレールに光センサを取付け、該ト
ラバースガイドレールの移動により変化するパンケージ
表面の糸条捲取箇所と該センサとの間の距離を該センサ
により感知測定させ、その測定距離の減少に応じて傾斜
ボビン回転用スピンドルの回転数を減少させ、常に一定
の捲取速度で糸条を該傾斜ボビンへ捲取るようにしたこ
とを特徴とするダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方
法であるが、この場合、傾斜ボビンへの糸条の供給をで
き得る限り正確な定速で行わせるようにするため、定速
回転フィードローラを設け。
傾斜ボビンを用い、該ボビンに糸条を捲取るに当り、糸
条のトラバースガイドレールに光センサを取付け、該ト
ラバースガイドレールの移動により変化するパンケージ
表面の糸条捲取箇所と該センサとの間の距離を該センサ
により感知測定させ、その測定距離の減少に応じて傾斜
ボビン回転用スピンドルの回転数を減少させ、常に一定
の捲取速度で糸条を該傾斜ボビンへ捲取るようにしたこ
とを特徴とするダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方
法であるが、この場合、傾斜ボビンへの糸条の供給をで
き得る限り正確な定速で行わせるようにするため、定速
回転フィードローラを設け。
かつ、捲取硬度をできる限り高めるために、傾斜ボビン
のパッケージの糸層表面に所定の一定圧で接圧するロー
ラベルを設けるようにしたものも本発明の実施態様であ
り、さらに、前記の場合において、傾斜ボビンへの糸条
捲取りの綾角度を特に1.0度以内としたものも本発明
の実施態様に含まれるものである。
のパッケージの糸層表面に所定の一定圧で接圧するロー
ラベルを設けるようにしたものも本発明の実施態様であ
り、さらに、前記の場合において、傾斜ボビンへの糸条
捲取りの綾角度を特に1.0度以内としたものも本発明
の実施態様に含まれるものである。
以下に9本発明に係るダブルツイスタ給糸用糸条の定速
捲取方法(以下、「本発明捲取方法」という)について
詳細に説明する。
捲取方法(以下、「本発明捲取方法」という)について
詳細に説明する。
本発明捲取方法は、ダブルツイスタに給糸するための給
糸用糸条をボビンに捲取る場合の捲取方法に関するもの
であるが、その目的とするところは、ダブルツイスタへ
給糸する場合に、いかなる滑りの悪い糸条であっても、
引掛りや解舒張力斑等を生じないで、常に一定の解舒張
力で円滑容易に解舒することができるようにすることで
あり。
糸用糸条をボビンに捲取る場合の捲取方法に関するもの
であるが、その目的とするところは、ダブルツイスタへ
給糸する場合に、いかなる滑りの悪い糸条であっても、
引掛りや解舒張力斑等を生じないで、常に一定の解舒張
力で円滑容易に解舒することができるようにすることで
あり。
かつ、大量に捲き得るようにすることであるが。
そのための本発明捲取方法で使用するボビンとしては、
第1図に示されているパッケージのごとくに、切頭円錐
型状の傾斜ボビン2を使用するものであって、その軸線
Cと母vALとのなす角である傾斜角θが0.5〜5.
0度の範囲のものを用いる。
第1図に示されているパッケージのごとくに、切頭円錐
型状の傾斜ボビン2を使用するものであって、その軸線
Cと母vALとのなす角である傾斜角θが0.5〜5.
0度の範囲のものを用いる。
これは、傾斜角θが0.5度未満であると、糸条の解舒
性が甚だ悪くなり、ダブルツイスタによる糸条施撚時の
糸切れが多くなって、操業性と製品品質とが著しく低下
することになり、また、傾斜角θが5.0度を超えると
、傾斜ボビン2への糸捲量が少な(なって、ダブルツイ
スタの生産性が低下することになるからである。
性が甚だ悪くなり、ダブルツイスタによる糸条施撚時の
糸切れが多くなって、操業性と製品品質とが著しく低下
することになり、また、傾斜角θが5.0度を超えると
、傾斜ボビン2への糸捲量が少な(なって、ダブルツイ
スタの生産性が低下することになるからである。
第2図は1本発明の捲取方法を実施するための工程の一
実施例の簡略側面図を示すものであって。
実施例の簡略側面図を示すものであって。
給糸パッケージ11から解舒された糸条Yは、ヤーンガ
イド12a、12bを経て、糸条の形態や糸質等により
必要に応じて取付けられる張力付加−置13を通ること
により張力の調整を受け1次にヤーンガイド12cを経
て、糸条Yの安定給糸を計るためのフィードローラ14
にニップされて該箇所を通過し、さらにヤーンガイド1
2dを経て、糸条Yをトラバースさせながら傾斜ボビン
2へと該糸条(Y)を導くヤーンガイド15を通り、常
に所要の一定圧でパッケージ1の表面に接圧しているロ
ーラベルエ6により押さえられながら傾斜ボビン2へ捲
取られるが、この場合、ヤーンガイドレール17へ取付
けられて、ヤーンガイド15と同じトラバース運動をし
ながら光線をパッケージ表面の糸条捲取箇所へ発し、そ
して、その反射光を受けるようにしである光センサ18
により、トラバース運動によって刻々に変わるパフケー
ジ表面の糸条捲取箇所と該光センサ18との間の距離M
の減少状態を感知測定させ、その結果を変換器および増
幅器19でインバータ20に伝え、それに対応する該イ
ンバータ20からの可変周波数によってメインモータ2
1の回転数を順次減少させることにより、該メインモー
タ21により走行させられているテープ22の走行速度
を順次減少させ、該テープ22との接触摩擦によって回
転している傾斜ボビン2を嵌合するスピンドル23の回
転数を順次減少させて、順次直径の増大するパッケージ
1への傾斜ボビン2による糸条Yの捲取速度を常に一定
とするようにしである。
イド12a、12bを経て、糸条の形態や糸質等により
必要に応じて取付けられる張力付加−置13を通ること
により張力の調整を受け1次にヤーンガイド12cを経
て、糸条Yの安定給糸を計るためのフィードローラ14
にニップされて該箇所を通過し、さらにヤーンガイド1
2dを経て、糸条Yをトラバースさせながら傾斜ボビン
2へと該糸条(Y)を導くヤーンガイド15を通り、常
に所要の一定圧でパッケージ1の表面に接圧しているロ
ーラベルエ6により押さえられながら傾斜ボビン2へ捲
取られるが、この場合、ヤーンガイドレール17へ取付
けられて、ヤーンガイド15と同じトラバース運動をし
ながら光線をパッケージ表面の糸条捲取箇所へ発し、そ
して、その反射光を受けるようにしである光センサ18
により、トラバース運動によって刻々に変わるパフケー
ジ表面の糸条捲取箇所と該光センサ18との間の距離M
の減少状態を感知測定させ、その結果を変換器および増
幅器19でインバータ20に伝え、それに対応する該イ
ンバータ20からの可変周波数によってメインモータ2
1の回転数を順次減少させることにより、該メインモー
タ21により走行させられているテープ22の走行速度
を順次減少させ、該テープ22との接触摩擦によって回
転している傾斜ボビン2を嵌合するスピンドル23の回
転数を順次減少させて、順次直径の増大するパッケージ
1への傾斜ボビン2による糸条Yの捲取速度を常に一定
とするようにしである。
なお、前記の場合において、ヤーンガイド12゛Cと1
2dとの間に設置しであるフィードローラ14は。
2dとの間に設置しであるフィードローラ14は。
必ずしも必要ではないが、糸条Yをでき得る限り正確な
一定速度で傾斜ボビン2へと送り込み、安定した定速捲
取を行わせるようにするためには。
一定速度で傾斜ボビン2へと送り込み、安定した定速捲
取を行わせるようにするためには。
このような定速送り込み用のフィードローラ14を設置
することが好ましいものであり、また、ローラベル16
も必ずしも必要とするものではないが。
することが好ましいものであり、また、ローラベル16
も必ずしも必要とするものではないが。
でき得る限り低い捲取張力で、でき得る限り高い捲取硬
度のパッケージを得るためには、このようなローラベル
16を設置して所要の一定圧力の接圧を捲取パッケージ
10表面に加えるようにするのが好ましいものである。
度のパッケージを得るためには、このようなローラベル
16を設置して所要の一定圧力の接圧を捲取パッケージ
10表面に加えるようにするのが好ましいものである。
また、トラバースガイド15のトラバース速度とパッケ
ージ1の回転表面速度との間の相対速度を調整すること
により、パッケージ1に捲取られる糸条Yの捲取りの綾
角度を種々変化させることができるので9その相対速度
を調整して、ダブルツイスタへ糸条Yを給糸する際の最
良の解舒性を付与する綾角度を形成させるようにするが
、この最良の解舒性を付与する綾角度は1.0度以内の
綾角度である。
ージ1の回転表面速度との間の相対速度を調整すること
により、パッケージ1に捲取られる糸条Yの捲取りの綾
角度を種々変化させることができるので9その相対速度
を調整して、ダブルツイスタへ糸条Yを給糸する際の最
良の解舒性を付与する綾角度を形成させるようにするが
、この最良の解舒性を付与する綾角度は1.0度以内の
綾角度である。
(ホ)作用
本発明捲取方法により捲取られたパフケージ1は、傾斜
ボビン2の形状にそってその外型が形成されるため、コ
ーン型の形状となっているので。
ボビン2の形状にそってその外型が形成されるため、コ
ーン型の形状となっているので。
そのコーンの小径側を上にしてダブルツイスタの静止デ
ィスクに装着し、施撚の際には上部へ解舒でき、さらに
、ボビンには0.5度以上の傾斜角がつけてあり、かつ
、パッケージの捲取り綾角度は小さくて、好ましくは1
.0度以内に調整されており、さらにまた、パッケージ
1形成の際の糸条Yの捲取りは、低張力で高硬度になる
ようにされており、かつ、定速で行われているので、そ
の捲取時には糸条Yに過度の張力が掛ったり、張力の斑
を生じたりはしていないので、たとえ糸条Yが極めて滑
りの悪いものであっても、ダブルツイスタ施撚の際の該
糸条Yの解舒では、糸切れの原因となるような引掛りや
解舒張力斑等を生じるようなことはまったくなく、極め
て円滑に解舒作用を行うことができるものである。
ィスクに装着し、施撚の際には上部へ解舒でき、さらに
、ボビンには0.5度以上の傾斜角がつけてあり、かつ
、パッケージの捲取り綾角度は小さくて、好ましくは1
.0度以内に調整されており、さらにまた、パッケージ
1形成の際の糸条Yの捲取りは、低張力で高硬度になる
ようにされており、かつ、定速で行われているので、そ
の捲取時には糸条Yに過度の張力が掛ったり、張力の斑
を生じたりはしていないので、たとえ糸条Yが極めて滑
りの悪いものであっても、ダブルツイスタ施撚の際の該
糸条Yの解舒では、糸切れの原因となるような引掛りや
解舒張力斑等を生じるようなことはまったくなく、極め
て円滑に解舒作用を行うことができるものである。
(へ)実施例
150D/48Fのポリエステルマルチフィラメント糸
と75D/48Fのポリエステルマルチフィラメント糸
とに空気交絡処理を同時に施して。
と75D/48Fのポリエステルマルチフィラメント糸
とに空気交絡処理を同時に施して。
ループ状の毛羽を有するスパンライク加工糸を形成させ
、これを本発明捲取方法により、3度30分の傾斜角を
有する傾斜ボビンに、300m/分の一定の捲取速度に
より、20gの捲取張力(ただし、ローラベルを使用し
た場合にはこのAの捲取張力)で、80度の捲取硬度に
、2mmのコイルピッチ(綾角度)で捲取ってパッケー
ジを形成させ、該パッケージをダブルツイスタ(村田#
302)の静止ディスクに装着して施撚したところ、バ
ルーン張力は安定し、ロータリディスクへの捲付角(遅
れ角)も350〜360度と安定であって。
、これを本発明捲取方法により、3度30分の傾斜角を
有する傾斜ボビンに、300m/分の一定の捲取速度に
より、20gの捲取張力(ただし、ローラベルを使用し
た場合にはこのAの捲取張力)で、80度の捲取硬度に
、2mmのコイルピッチ(綾角度)で捲取ってパッケー
ジを形成させ、該パッケージをダブルツイスタ(村田#
302)の静止ディスクに装着して施撚したところ、バ
ルーン張力は安定し、ロータリディスクへの捲付角(遅
れ角)も350〜360度と安定であって。
100錘1時間当りの糸切れ回数は0.01回となり、
操業性は極めて良好であった。
操業性は極めて良好であった。
これに対して、前記と同じスパンライク加工糸を、従来
のパーンワインダ方式による捲取方法で捲取ってパンケ
ージを形成させ、該パッケージを前記と同じダブルツイ
スタに装着して同一条件で施撚したところ、解舒不良に
よって糸条のバルーン形態が不均一となり、ロークリデ
ィスクへの捲付角も0〜450度と大きく変動し、この
ため。
のパーンワインダ方式による捲取方法で捲取ってパンケ
ージを形成させ、該パッケージを前記と同じダブルツイ
スタに装着して同一条件で施撚したところ、解舒不良に
よって糸条のバルーン形態が不均一となり、ロークリデ
ィスクへの捲付角も0〜450度と大きく変動し、この
ため。
100錘1時間当りの糸切れ回数は80回となり。
操業が困難となった。
(ト)発明の効果
本発明捲取方法は1以上のごとき構成を有するので、従
来はダブルツイスタでの施撚が極めて困難であった解舒
性不良の糸条であっても、該糸条をダブルツイスタ給糸
用ボビンに捲取るのに、捲取ボビンとして傾斜角度0.
5度以上の傾斜ボビンを用い、その捲取りに当っては、
低い捲取張力で高い捲取硬度に、定速で綾角度の小さな
、好ましくは1.0度以内の、いわゆる平行捲で捲取る
ことにより、かつ、該傾斜ボビンの傾斜角度を5.0度
以下にして、その接置を減少させることなく捲取ること
によってパッケージを形成させ、該パッケージをダブル
ツイスタ給糸用として使用して給糸することにより、そ
の解舒を極めて円滑に行わせることができ、糸切れはほ
とんどなく、効率良く施撚することができるもので1本
発明捲取方法は。
来はダブルツイスタでの施撚が極めて困難であった解舒
性不良の糸条であっても、該糸条をダブルツイスタ給糸
用ボビンに捲取るのに、捲取ボビンとして傾斜角度0.
5度以上の傾斜ボビンを用い、その捲取りに当っては、
低い捲取張力で高い捲取硬度に、定速で綾角度の小さな
、好ましくは1.0度以内の、いわゆる平行捲で捲取る
ことにより、かつ、該傾斜ボビンの傾斜角度を5.0度
以下にして、その接置を減少させることなく捲取ること
によってパッケージを形成させ、該パッケージをダブル
ツイスタ給糸用として使用して給糸することにより、そ
の解舒を極めて円滑に行わせることができ、糸切れはほ
とんどなく、効率良く施撚することができるもので1本
発明捲取方法は。
ダブルツイスタの操業性と製品品質の向上とに寄与する
ことろ誠に大なる有用な捲取方法である。
ことろ誠に大なる有用な捲取方法である。
第1図は本発明捲取方法によって形成されたパッケージ
の立面図、第2図は本発明捲取方法を実施するための工
程の一実施例の簡略側面図である。 Y・・・糸 条 1・・・パッケージ。
の立面図、第2図は本発明捲取方法を実施するための工
程の一実施例の簡略側面図である。 Y・・・糸 条 1・・・パッケージ。
Claims (3)
- (1)0.5〜5.0度の傾斜角を有する傾斜ボビンを
用い、該ボビンに糸条を捲取るに当り、糸条のトラバー
スガイドレールに光センサを取付け、該トラバースガイ
ドレールの移動により変化するパッケージ表面の糸条捲
取箇所と該センサとの間の距離を該センサにより感知測
定させ、その測定距離の減少に応じて傾斜ボビン回転用
スピンドルの回転数を減少させ、常に一定の捲取速度で
糸条を該傾斜ボビンへ捲取るようにしたことを特徴とす
るダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法。 - (2)一定速度で傾斜ボビンへ糸条を安定供給するフィ
ードローラと、所要の一定圧でパッケージ表面に接圧す
るローラベルとを有することを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方
法。 - (3)傾斜ボビンへの糸条捲取りの綾角度を1.0度以
内としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項または
第2項記載のダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058386A JPS62201777A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | ダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4058386A JPS62201777A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | ダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62201777A true JPS62201777A (ja) | 1987-09-05 |
Family
ID=12584513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4058386A Pending JPS62201777A (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | ダブルツイスタ給糸用糸条の定速捲取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62201777A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07133052A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Murata Mach Ltd | ワインダの巻取停止方法 |
JPH07133053A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Murata Mach Ltd | ワインダの巻取制御方法 |
KR100447520B1 (ko) * | 1999-01-28 | 2004-09-08 | 무라타 기카이 가부시키가이샤 | 방사권취기에 있어서의 권취방법 |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP4058386A patent/JPS62201777A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07133052A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Murata Mach Ltd | ワインダの巻取停止方法 |
JPH07133053A (ja) * | 1993-11-10 | 1995-05-23 | Murata Mach Ltd | ワインダの巻取制御方法 |
KR100447520B1 (ko) * | 1999-01-28 | 2004-09-08 | 무라타 기카이 가부시키가이샤 | 방사권취기에 있어서의 권취방법 |
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