JPS62199314A - フライングシヤ−装置 - Google Patents

フライングシヤ−装置

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JPS62199314A
JPS62199314A JP4059786A JP4059786A JPS62199314A JP S62199314 A JPS62199314 A JP S62199314A JP 4059786 A JP4059786 A JP 4059786A JP 4059786 A JP4059786 A JP 4059786A JP S62199314 A JPS62199314 A JP S62199314A
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line
rotary blade
crop
guide
rolled material
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Yasunori Matsuda
泰憲 松田
Shigeru Nagasawa
茂 永澤
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧延棒鋼材、圧延線材等(以下、線条材とい
う)の先・後端をカット(クロップカット)するための
フライングシャー装置に関する。
(従来の技術) 一般に連続圧延される線条材は、その先端部分及び後端
部分の形状不良並びに温度低下となるため、クロップと
して切捨て処理される。この先・後端クロップカット処
理は、圧延ライン上を高速で走行中の線条材に対して行
なわれ、カットされたクロップは迅速かつ確実にライン
外に取り出されなければならず、かつ後続の線条材が圧
延ラインを正常に走行するよう、迅速かつ確実にライン
復帰を行なわなければならない。
このようなりロップカット処理を行うものとして、フラ
イングシャー装置があり、例えば、特公昭53−202
72号公報、特公昭56−49686号公報、特公昭5
6−49685号公報、特開昭59−156611号公
報等に開示されたものが公知である。
上記特公昭53〜20272号公報に記載のものは、先
端カプト、後端カットにおいて、上下刃の組合せを変え
ると共に、シャー後面のセパレータに可動デフレクタ−
を設けて取出し、復帰を行なうものである。特公昭56
−49686号公報に記載のものはダミーカットシャに
偏心回転フラップを設けて取出し、復帰を行うものであ
り、特公昭56−49685号公報に記載のものは、ロ
ータリシャーに回転フラップを設けたものである。更に
、特開昭59−156611号公報Gこ記載のものは、
シャー後面に可動フラップを設けて、先端を殴打してク
ロップ材を取り込むものである。
以上の従来のものは、比較的高速(線速10m/sec
以上〜30m/sec程度)でしかも、クロップ材の長
さを短か<(600〜800 ml程度)できるように
考案されたものである。
(発明が解決しようとする問題点) 前記特公昭53−20272号公報に記載のものは、2
枚の刃を並列配置するので、回転体(モータから刃ホル
ダーまで)のGD2は大きくなり、モータの過負荷が大
きくなると云う問題があった。また、シャー後面に可動
式のセパレータと可動式のデフレクタ−を設けた複雑な
出側シュートガイドであるため、ミスロールにより可動
部に圧延材が衝突して、破損又は変形による固着事故を
生ずる危険があった。更に、エヤーシリンダーを3本駆
動しており、メンテナンス部品が多い等の問題があった
前記特公昭56−49685号及び特公昭56−496
86号公報に記載のものは、シャー本体とフラップとを
歯車にて連動しているので、ケーシングやシャフト類が
余分に必要で高価となり、かつスペースを多く取るもの
であった。また、回転フラップとシャー刃とが可回転で
直列に配置されるため、圧延材がガイドされない自由状
態の区間が通常のシャーより2倍もあり、絹物では座屈
しやすいものであった。更に、回転フラップとシャフト
、ギヤ類が余分に付加されるため、全体のGD2 も大
きく、高加速性は望めないものであった。
前記特開昭59−156611号公報に記載のものは、
カム、リンクを利用して刃軸と連動したフラップが、先
端カット材を確実に殴打して取り込むが、短時間に過大
な加速運動をするため、軸受部、フラップ先端の破損、
並びにカムフォロアーの摩耗によるリセット、起動ポイ
ントのずれなどの問題がある。
そこで本発明は、シャー後面にはできるだけ可動部を設
けないで、かつ、補助部品をできるだけ少なくして、堅
牢かつ簡単な構造となし、GI)2を小さくすると共に
メンテナンス性の向上を図り、かつ、先後端クロップ材
の長さを600〜800龍程度の短尺とすることができ
ると共に、先・後材の取込み、復帰を確実に行うことが
できるフライングシャー装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成する為、本発明は次の手段を講じた。即
ち、本発明の特徴とする処は、シャー本体3の前面にラ
インセレクター2が、同後面にラインセパレータ4が夫
々配置され、 前記ラインセパレータ4には、走行線条材5を案内する
出口ガイド7と、先・後端クロップ5a。
5bを案内するクロップシュート8とが上下に固設され
、 前記ラインセレクター2には、走行線条材5を案内して
その走行方向を規制する入口ガイド10が設けられ、該
入口ガイド10は前記出口ガイド7とクロップシュート
8のいずれかを走行線条材5が指向するよう位置変更可
能に設けられ、前記シャー本体3は互いに平行な上下一
対の回転刃軸13を有し、該回転刃軸13は径方向に突
出する1枚刃から成る回転刃14を有し、該上下一対の
回転刃14の先端が互いに噛合する位置を走行線条材5
の切断位置15となし、該切断位置15が上下方向に移
動するよう前記回転刃軸13が上下動可能に設けられて
いる点にある。
(作 用) 以下、本発明の詳細な説明する。
(1)切断を行なわない場合(単に圧延材を流す場合) ラインセレクター2の入口ガイド10は、出口ガイド7
を指向している。シャー本体3の回転刃14は、切断位
置15から離れた位置()1.P)で待機している。従
って、圧延材はラインセレクター2の入口ガイド10を
通って、シャー本体3を素通りし、ラインセパレータ4
の出口ガイド7を通って下流側に流れる。
(ii )分割を行う場合 前記(i)の状態においてシャー本体3の回転刃14を
起動させ、上下の回転刃14を噛み合わせてシャー本体
3を通過中の圧延材5を切断する。この場合の切断位置
15は圧延ライン6上になるよう回転刃軸13の上下位
置が調整されている。分割された先・後材5a、 5b
は共に出口ガイド7を通って下流側に流れる。
(市)先端クロップ切断の場合(第4〜8図参照)入口
ガイド10はクロップシュート8を指向するよう位置変
更される。切断位置15が圧延ライン6上となるよう回
転刃軸13の上下高さが調整される。しかして、入口ガ
イド10を通過した圧延材の先端部はシャー本体3を通
過してクロップシュート8に導びかれる。その後、回転
刃軸13が起動され、下側の回転刃14が圧延材を圧延
ライン上まで蹴り上げ、上側の回転刃14と噛合って先
端部を切断する。切断された先端クロップ5aはクロッ
プシュート8内を落下してライン外に取り出される。上
記回転刃14の蹴り上げ時、入口ガイド10は出口ガイ
ド7を指向するよう位置変更される。しかして、後続の
圧延材5は、出口ガイド7を通って下流側に流れる。
(iv)後端クロップ切断の場合(第9〜11図参照)
入口ガイド10は出口ガイド7を指向しており圧延材5
は入口ガイド10−シャー本体3−出ロガイド7を通過
して下流側に走行している。圧延材5の後端が近づくと
、入口ガイド10はクロップシュート8を指向するよう
位置変更される。
そして、回転刃14の切断位置15が圧延ラインよりも
下方になるよう回転刃軸13の上下方向の位置が調整さ
れる。しかして、回転刃14が起動され、圧延ライン6
より下方の切断位置15において圧延材5の後端部が切
断される。切断前の圧延材は出口ガイド7を通って下流
側に流れ、切断後の後端クロップ5bはクロップシュー
ト8へ案内され、ライン外に取り出される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
第1〜22図は、本発明の第1実施例を示す。第1図に
おいて、フライングシャー装置1は、ラインセレクター
2、シャー本体3、ラインセパレータ4等から主構成さ
れ、シャー本体3の前面にラインセレクタ−2が配置さ
れ、同後面にラインセパレータ4が配置されている。
前記ラインセパレータ4には、走行線条材5を圧延ライ
ン6上において案内する出口ガイド7と、該出口ガイド
7の下方に位置して先後端クロップを案内するクロップ
シュート8とが固定的に設けられている。クロップシュ
ート8の下部にチョッパー9が接続されている。
前記ラインセレクター2には走行線条材5を案内してそ
の走行方向を規制する人口ガイド10が設けられている
。この入口ガイド10は内部を線条材5が通過する筒体
から成り、その後端は圧延ライン6上に位置して上下方
向回動自在に枢支されている。入口ガイド10の長手方
向中途部下面にエヤーシリング11が連結されている。
エヤーシリンダ11はソレノイドバルブ12を介して伸
縮動作を行い、この伸縮動作により入口ガイド10は、
走行線条材5を出口ガイド7に案内する上方位置と、ク
ロップシュート8に案内する下方位置とに位置変更自在
とされている。
前記シャー本体3は、第2図に示すように、互いに平行
な上下一対の回転刃軸13.13を有する。
この回転刃軸13の先端に径方向に突出する1枚刃から
成る回転刃14が固定されている。この上下一対の回転
刃14.14の先端が互いに噛合する位置が走行線条材
5の切断位置15とされている。この切断位置15が圧
延ライン6上またはその下方になるよう、前記回転刃軸
13.13の上下方向の位置が凋整自在とされている。
即ち、回転刃軸13.13の上下方向調整は上下一対の
偏心軸16.16により行なわれる。この偏心軸16、
16は、シャー本体3のフレーム17に軸受IBを介し
て可回動に支持されている。偏心軸16にはその回転軸
心19から距離εだけ偏位した位置に偏心孔20が貫通
して設けられ、該偏心孔2oに軸受21を介して前記回
転刃軸13が可回動に支持されている。
各偏心軸16.16の外周に歯車z1.z1が固定され
、両歯車Z1+21はアイドル歯車Z2.Z2を介して
連動連結されている。一方の側の偏心軸16ノ歯車Z1
は、伝動歯車Z3 +  Zth +  Zs *Z6
及びトーマスカップリング22等を介してモータ23に
連動連結されている。この偏心軸駆動用モータ23はブ
レーキ24を有し、かつ、TG25及びウオーム減速機
26を介してパルスゼネレータ27を有する。
前記回転刃軸13.13の端部に内歯車Zt、Zyが固
定され、各内歯車Zy、ZyにピニオンZ8゜Zsが噛
合している。このピニオンZ 11 +  Z IIは
ピニオン軸28.28に固定され、各ピニオン軸28゜
28は夫々独立したモータ29.29に接続されている
両ピニオン軸28.28はアイドラギヤZ 9 +  
Z9+Z I Q +  Z I Oを介して連動連結
され、かつ、両モータ29.29は同期駆動される。こ
のモータ29.29の回転により、上下一対の回転刃軸
13.13は互いに逆方向に同量だけ回転する。各モー
タ29.29にはパルスゼネレータ30.30が接続さ
れ、更に、一方のモータ29には回転刃14の位置を検
出するためのパルスゼネレータ31が接続されている。
上記偏心軸駆動用モータ23を回転させることにより、
上下一対の偏心軸16.16は互いに同一方向に同じ量
だけ回転する。この偏心軸16の回転により偏心孔20
の位置が上下方向に移動することになる。この偏心孔2
0の位置変更により、この偏心孔20に支持されている
回転刃軸13が上下動し、回転刃14の切断位置15が
上下調整される。
第3図に示すように、上記偏心軸16の回転により回転
刃軸13の中心は、図中符号aで示す軌跡を描いて移動
するが、回転刃軸13の端部の内歯車Z、は、ピニオン
Z8に常時噛合して移動する。従って、回転刃軸13.
13の位置が移動しても、回転刃軸13.13とモータ
29.29とは常に連結状態を維持する。
尚、回転刃軸13の回転数をN1、偏心軸16の回転数
をN2、ピニオン軸28の回転数をN3とし、内歯車Z
7の歯数をZ2、ピニオンZ8の歯数をZsとすると、 の関係となる。従って、ピニオン軸28を停止させた状
態で偏心軸16のみを回転させると、回転刃軸13は N i = N 2 (1−−)  □■Zフ だけ回転することになる。
従って、第3図に示すように、回転刃14が上方の待機
位置(H,P )に有る状態から、偏心軸16を180
°だけ回転させて下方の待機位置(H,P )に位置変
更する場合、回転刃軸13は前記0式に従って回転する
為、その回転量N1だけ補正してやる必要がある。
その補正量は、Zy”35、Z8=27とすると、N1
=180°(1−−) =41.143゜となる。
第4図に示すように、前記回転刃14は、回転刃軸13
に径外方向に突出するよう固定されたカッターホルダ3
2の先端部にボルト33を介して着脱自在に取付けられ
た突切りバイトで構成されている。
回転刃14は図示矢印す方向に回転し、この回転方向反
対側のカッターホルダ背面に、ガイドリング34が固定
されている。このガイドリング34の周面35は、回転
刃軸13の軸心を中心とする円弧面に形成されている。
この上下一対のガイドリング34の周面35間で走行線
条材5を挟持する。この周面35の長さは、回転刃14
が待機位置(l(、P )にあるとき、走行線条材5に
干渉しない長さとされている。
尚、第1図に示す36は、線条材検知装置であり、該検
知装置36はシャー本体3の切断位置15から上流側に
距離L (m)だけ離れて設けられている。
次に、上記構成の本発明の第1実施例の作用を説明する
まず先端クロップ切断の場合、ラインセレクター2の入
口ガイド10は、クロップシュート8を指向するよう下
方に傾斜した状態に維持される。偏心軸16はその軸心
の真上に回転刃軸13が位置するよう調整される。この
回転刃軸13の位置において回転刃14が噛合する切断
位置15は圧延ライン6上に一致する。回転刃14は水
平状の待機位置(H,P)に保持されている。
上記状態において、圧延機からの線条材5は圧延ライン
6上を走行してきて検出器36を通過し、入口ガイド1
0を通り、待機位置(H,P )にある回転刃14.1
4間を通ってクロップシュート8に案内される(第1図
及び第4図参照)。
前記検出器36が線条材5の先端の通過を検出してから
t7秒後に回転刃駆動用モータ29.29が起動される
。この起動タイミングは、クロップ長さをff c +
m1線条材5の速度をVf (m/5ec)、モータ2
9の起動から回転刃14が切断位置15に至るまでの時
間をtl  (第15図参照)とすると、Vf として設定される。
しかして、第5図に示すように、モータ29の起動によ
り回転刃14が矢印す方向に回転駆動され、角度θTだ
け回転すると下側の回転刃14が走行線条材5に接当し
て、蹴り上げを開始する。この蹴り上げ開始時、線条材
5の先端は、クロップシュート8の上壁8aに案内され
ている。
第6図に示すように、前記の蹴り上げと略同時に入口ガ
イド10が上昇し、該ガイド10は水平姿勢を維持する
。この水平姿勢で入口ガイド10の軸心と圧延ライン6
とが一致する。この入口ガイド10の上昇は、ソレノイ
ドバルブ12をOFF L、てエヤーシリンダ11を伸
長させることにより行なわれる。
検出器36が線条材5の先端通過を検出してからソレノ
イドバルブ12をOFFするまでの時間1(は、Vf で与えられる。ここでtsは、ソレノイドバルブ12が
作動してシリンダ11が伸長し終るまでの時間である(
第16図参照)。
このソレノイドバルブ12をOFFするタイミングは下
側の回転刃14が線条材5を蹴り上げる直前が良く、そ
のときの刃軸角度θTは、実機調整にてセットされる。
次に、第7図に示すように、上・下の回転刃14゜14
が噛合することにより先端クロップ5aが長さlCにわ
たって切断される。
次に第8図に示すように、切断後の先端クロップ材5a
はクロップシュー1・8に案内され、ライン外に取り出
される。一方、後続の線条材5はガイドリング34.3
4に挟持され、圧延ライン6上を走行して出口ガイド7
に導びかれる。
しかして、先端クロップ材5aはクロップシュート8に
、後続の線条材5は出口ガイド7を通って下流側に確実
に流れていく。
先端クロップ切断後の回転刃14は、第13図に示す如
く待機位置(H,P )から更に180°だけ余分に回
転して停止する。この停止後、回転刃14は逆方向にθ
3 = 180°回転して元の待機位置(H,P)にリ
セットされる。
次に、後端クロップカットの場合を第9〜11図により
説明する。
先端クロップ切断後のフライングシャー装置1の状態は
次のようである。即ち、ラインセレクター2の入口ガイ
ド10は水平姿勢の上方位置にあって出口ガイド7を指
向している。フライングシャー本体3の偏心軸16は、
その偏心孔20が上側に位置して停止保持されている。
回転刃14は水平姿勢の待機位置(11,P )に停止
保持されている。
従って、先端クロップ切断後の線条材5は、入ロガイド
10→シャー本体3−出ロガイド7を通って圧延ライン
6上を下流側に流れている。
上記状態から後端クロップカットを行なうには、まず第
9図に示す如く、入口ガイド10及び回転刃14を後端
クロップカット姿勢に位置変更させる。
回転刃14の位置変更は、偏心軸駆動用モータ23によ
り偏心軸16を180°回転させて、その偏心孔20を
下方に位置させることにより行なわれる。この偏心軸1
6の回転により回転刃軸13は、前記0式に従って従動
回転するので、その分だけ回転刃軸13を補正してやる
必要がある。しかして回転刃14は下方位置の水平姿勢
を保持して待機位置()1.P)にセットされる。
次に、線条材検出装置36が線条材5の尾端を検出して
tB秒後に回転刃軸駆動用モータ29.29が起動され
る。この起動タイミングは、 f に設定される。
上記モータの起動と相前後してラインセレクター2のソ
レノイドバルブ12がON して、エヤーシリンダ11
が縮小し、入口ガイド10が下方へ回動して、クロップ
シュート8を指向する。このソレノイドバルブ12をO
Nするタイミング時間te l  は、前記0式と同様
、次式で設定される。
尚、t’sは、ソレノイドバルブ12の立上がり時間で
ある(第17図参照)。
しかして、第10図に示すように回転刃14.14の回
転によって線条材5の後端部が切断される。このときの
切断位置工5は圧延ライン6の下方である。
次に第11図に示すように、切断完了した先行の線条材
5は出口ガイド7を通って下流に流れて行き、後続の後
端クロップ材5bは、ガイドリング34゜34に挟持さ
れてクロップシュート8に案内される。
しかして、後端クロップ材5bはクロップシュート8か
らライン外に取り出される。
回転刃14は、第13図に示すように待機位置(11゜
P)より更に180°余分に回転して停止し、その後、
180°逆転して待機位置(H,P ”)にセットされ
る。
上記後端クロップカットが終了すると、回転刃14は、
次の先端クロップカットに備えて位置変更される。この
場合、まず回転刃軸13の補正を先に行なってから偏心
軸16が180°回転される。
第12図及び第14図は、上記光・後端カットに際して
の回転刃軸13の位置変更を連続的に説明した図であり
、第18図は、回転刃軸13の位置変更に加えて入口ガ
イド10の位置変更も含めたフローチャートである。
尚、第12図のフローは主軸補正と偏心軸切替とを、単
独に順序付けて行なっているが両者を時間的にラップさ
せて行なってもよい。この場合、刃先又はガイドリング
が線材ラインへ(H,P )以上に近づくことがないよ
うに制御されることが条件である。両者をランプさせて
動かせば(I(、P )待期に要するトータル時間が短
かくなり、好ましい。
即ち、先端カットモード−後端カットモードの変更に要
する時間は、その間にミスロールが発生しても、材料を
チョッパーラインへ送り込む処理ができないため、シャ
ー後部又は前部にあるルーパなどの箇所で吹き出しせざ
るを得ない(その量が多くなる)。
モード切換が短かいほどチョッピング処理が早くでき、
ミス処理後の復帰は楽である。
尚、入口ガイド10の位置変更は、第19〜22図に示
すように、ガイドリング34が線条材5のガイドを終了
する前に、その位置変更を終了しておればよい。即ち、
入口ガイド10の位置変更のタイミングが、前記0式、
0式のタイミングよりもズしても、ガイドリング34に
よって確実に材料5をガイドするため、材料5の取出し
、復帰が確実に行なわれる。即ち、切断位置15の変更
によって後続材5を目的とする方向に確実に案内するこ
とができる。
また入口ガイド10の位置変更は、エヤーシリンダ11
を往復駆動させる場合について説明したが、先端カット
モードで復帰(下降位置から上昇)のとき、作動応答が
一定であることが望ましく、しかもそのキソクカを調整
できるために、第1図に示すようにスプリング37を併
用して行なってもよい。
第23〜25図に示すものは、本発明の第2実施例であ
る。この第2実施例は、シャー本体3が前記第1実施例
と異なり、ラインセレクター2及びラインセパレータ4
は第1実施例と同じである。
前記第1実施例におけるシャー本体3では、偏心軸16
の回転による回転刃軸13の偏心ぶれ量εを内歯車Z、
とビニオンZ8で吸収していたが、この第2実施例では
、可撓性スピンドル38により偏心ぶれ量を吸収するよ
うに構成している。
即ち、回転刃軸13と回転刃軸駆動用モータ29とが可
撓性スピンドル38により連動連結されている。
このように、可撓性スピンドル38によりモータ29と
回転刃軸13を直結すれば、偏心軸16を回転させても
、その回転は回転刃軸13を回転させることがないので
、前記第1実施例のように回転刃軸13の待機位置(H
,P )の補正は不要となる。
従って、この第2実施例によれば、第24図及び第25
図のようなパターンで先・後端カットを行うことができ
る。
尚、アイドラZ2は、1個又は2個何れでも良い。アイ
ドラZ2を1個とするとき、偏心軸切換は180° (
上端か又は下端だけの2通り)だけではなく、途中の任
意の位置にて切断が可能である。
従って後端カット時の落差を必要に応じて容易に変更可
能である利点を有する。
第26図及び第27図に示すものは、本発明の第3実施
例であり、切断位置15の高さを調整するために、シャ
−フレーム17全体を上下動させるものである。このシ
ャーフレーム17の昇降は昇降スクリュ39により行な
われ、固定フレーム40とシャーフレーム17は油圧装
置41によりロックされる。
尚、シャーフレーム17の上下動は、油圧シリンダ等に
より行なってもよい。この第3実施例においても、ライ
ンセレクター2やラインセパレータ4は前記第1実施例
と同じである。
尚、本発明のシャー装置は、資料採取を含めた先・後端
クロップカットのみに使用されるものではなく、分割を
行うためのフライングシャーとしても使用されるもので
ある。
(発明の効果) 本発明によれば、シャー本体の後面には出口ガイドとク
ロップシュートとが固定的に設けられ、従来のような可
動部を有しない為、メンテナンス性の向上が図られ、か
つ、これら後面設備を頑強な構造とすることができる。
また切断位置を上下調整することにより、かつ入口ガイ
ドの位置変更することにより、確実、迅速なライン取出
し復帰が行なえるものであり、しかも回転刃軸の起動・
停止のみを行なえばよい為GD2を小さくすることがで
き、高速切断が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の概略構成を示す全体図、
第2図はシャー本体の概略図、第3図は回転刃軸の偏心
ぶれ量を吸収するための機構を示す説明図、第4図は、
ラインセレクターとシャー本体とラインセパレータの関
係を示す断面図、第5〜8図は先端クロップカットの説
明図、第9〜11図は後端クロップカフ)の説明図、第
12図はシャー本体の運転パターン図、第13図は回転
刃のリセットの説明図、第14図はシャー本体のモータ
の運転パターン図、第15図は回転刃軸駆動用モータの
立上り図、第16図及び第17図はエヤーシリンダの作
動立上り図、第18図は運転パターンのフローチャート
、第19〜22図は第1実施例における入口ガイドの他
の作動説明図、第23図は本発明の第2実施例のシャー
本体の概略構成図、第24図及び第25図は第2実施例
の運転パターン図、第26図は本発明の第3実施例のシ
ャー本体の概略構成図、第27図は同断面図である。 1・・・フライングシャー装置、2・・・ラインセレク
ター、3・・・シャー本体、4・・・ラインセパレータ
、5・・・圧延材(線条材)、5a・・・先端クロップ
、5b・・・後端クロップ、6・・・圧延ライン、7・
・・出口ガイド、8・・・クロ・7プシユート、10川
入ロガイド、13・・・回転刃軸、14・・・回転刃、
15・・・切断位置。 特 許 出 願 人  株式会社神戸製鋼所第5図 第7図 \〜−一// 第9図 第11図       。 第18図 第19凶 第20図 第22図 \〜−一一′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャー本体3の前面にラインセレクター2が、同
    後面にラインセパレータ4が夫々配置され、前記ライン
    セパレータ4には、走行線条材5を案内する出口ガイド
    7と、先・後端クロップ5a、5bを案内するクロップ
    シュート8とが上下に固設され、 前記ラインセレクター2には、走行線条材5を案内して
    その走行方向を規制する入口ガイド10が設けられ、該
    入口ガイド10は前記出口ガイド7とクロップシュート
    8のいずれかを走行線条材5が指向するよう位置変更可
    能に設けられ、前記シャー本体3は互いに平行な上下一
    対の回転刃軸13を有し、該回転刃軸13は径方向に突
    出する1枚刃から成る回転刃14を有し、該上下一対の
    回転刃14の先端が互いに噛合する位置を走行線条材5
    の切断位置15となし、該切断位置15が上下方向に移
    動するよう前記回転刃軸13が上下動可能に設けられて
    いることを特徴とするフライングシャー装置。
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JP2016529105A (ja) * 2013-07-05 2016-09-23 プライメタルズ・テクノロジーズ・オーストリア・ゲーエムベーハー 圧延機の異なるストランド由来の長尺圧延製品を切断するシステムおよび方法

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