JPS62198797A - 放射線遮蔽装置 - Google Patents
放射線遮蔽装置Info
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- JPS62198797A JPS62198797A JP61040307A JP4030786A JPS62198797A JP S62198797 A JPS62198797 A JP S62198797A JP 61040307 A JP61040307 A JP 61040307A JP 4030786 A JP4030786 A JP 4030786A JP S62198797 A JPS62198797 A JP S62198797A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は原子炉の遮蔽壁等に設けられた配管貫通部にお
いて放射線を遮蔽するための放射線遮蔽装置に関する。
いて放射線を遮蔽するための放射線遮蔽装置に関する。
「従来の技術」
原子炉では、例えば高速増殖炉について第4図に示すよ
うに、原子炉容器1内の炉心2で核分裂により熱を発生
させている。炉心2で発生した熱は、ナトリウムからな
る1次冷却材によって1次系配管3を介してとりだされ
、図示しない中間熱交換器を介して2次冷却材に伝えら
れる。2次冷却材の熱は図示しない蒸気発生器に伝えら
れ、蒸気を発生させることになる。この発生した蒸気は
タービンに送られ、これにより発電が行われる。
うに、原子炉容器1内の炉心2で核分裂により熱を発生
させている。炉心2で発生した熱は、ナトリウムからな
る1次冷却材によって1次系配管3を介してとりだされ
、図示しない中間熱交換器を介して2次冷却材に伝えら
れる。2次冷却材の熱は図示しない蒸気発生器に伝えら
れ、蒸気を発生させることになる。この発生した蒸気は
タービンに送られ、これにより発電が行われる。
このような原子炉では、放射線損傷を防止すると共に生
体被ばく線量率・を低減し、さらに図示しない計測計装
用のモニター系のバックグランドを抑えるために、原子
炉容器1はコンクリート製の遮蔽壁4で囲まれている。
体被ばく線量率・を低減し、さらに図示しない計測計装
用のモニター系のバックグランドを抑えるために、原子
炉容器1はコンクリート製の遮蔽壁4で囲まれている。
このため1次系配管(以下単に配管という)3は遮蔽壁
4に形成された貫通孔5に挿通されている。また貫通孔
5の後段における配管3の所定の箇所には、この中を流
れる1次冷却材に含まれる核分裂生成物から放出される
遅発中性子の量を測定する方法に基く破損燃料検出装置
6が配置されている。
4に形成された貫通孔5に挿通されている。また貫通孔
5の後段における配管3の所定の箇所には、この中を流
れる1次冷却材に含まれる核分裂生成物から放出される
遅発中性子の量を測定する方法に基く破損燃料検出装置
6が配置されている。
ところでこのような原子炉では、配管3が熱変位したり
振動したりするので、配管3等の破損を回避するために
、配管3と遮蔽壁4、破損燃料検出装置6の間にある程
度の隙間を設けることとなる。ところが配管3と遮蔽壁
4の間に隙間を設けると、この部分を介して放射線が漏
洩し、各種モニター系へのバックグランドレベルを高め
たり、中間熱交換器中の2次系冷却材や構造材等を放射
化してしまう。一方配管3と破損燃料検出装置6の間に
隙間を設けると、この部分を介して放射線が進入し、バ
ックグランドレベルを高めてli号の識別を困難ならし
め、測定ミスが生じてしまう。
振動したりするので、配管3等の破損を回避するために
、配管3と遮蔽壁4、破損燃料検出装置6の間にある程
度の隙間を設けることとなる。ところが配管3と遮蔽壁
4の間に隙間を設けると、この部分を介して放射線が漏
洩し、各種モニター系へのバックグランドレベルを高め
たり、中間熱交換器中の2次系冷却材や構造材等を放射
化してしまう。一方配管3と破損燃料検出装置6の間に
隙間を設けると、この部分を介して放射線が進入し、バ
ックグランドレベルを高めてli号の識別を困難ならし
め、測定ミスが生じてしまう。
そこで従来では放射線の漏洩や進入を防止する工夫がな
されている。
されている。
第5図は従来の遮蔽壁4における放射線遮蔽装置の一例
を表わしたものである。この装置では、貫通孔5の後段
における配管3の所定の箇所に遮蔽板11が配管3の軸
線方向に移動自在に取り付けられている。遮蔽板11の
後段における配管3の所定の箇所には係上部材12が固
定されている。
を表わしたものである。この装置では、貫通孔5の後段
における配管3の所定の箇所に遮蔽板11が配管3の軸
線方向に移動自在に取り付けられている。遮蔽板11の
後段における配管3の所定の箇所には係上部材12が固
定されている。
遮蔽板11と係止部材12の間には押圧板13および圧
縮スプリング14がそれぞれ設けられている。遮蔽板1
1はスプリング14の力によって遮蔽壁4に圧接されて
いる。遮蔽板11は貫通孔5よりもある程度大きいので
、配管3が熱変位したり振動したりしても貫通孔5が開
口されることはない。これにより貫通孔5の部分から放
射線が漏洩するのを防止することとしている。
縮スプリング14がそれぞれ設けられている。遮蔽板1
1はスプリング14の力によって遮蔽壁4に圧接されて
いる。遮蔽板11は貫通孔5よりもある程度大きいので
、配管3が熱変位したり振動したりしても貫通孔5が開
口されることはない。これにより貫通孔5の部分から放
射線が漏洩するのを防止することとしている。
ところがこのような放射線遮蔽装置では、遮蔽板11の
重量を配管3で支えることになるので、配管3に不要な
負荷がかかってしまい、配管3の破損の原因になること
がある。特に貫通孔5を大きくして配管3のより大きな
熱変位や振動を吸収しようとする場合には、遮蔽板11
がかなり大きくなり、大重量となってしまうので、配管
3により大きな負荷がかかってしまうことになる。
重量を配管3で支えることになるので、配管3に不要な
負荷がかかってしまい、配管3の破損の原因になること
がある。特に貫通孔5を大きくして配管3のより大きな
熱変位や振動を吸収しようとする場合には、遮蔽板11
がかなり大きくなり、大重量となってしまうので、配管
3により大きな負荷がかかってしまうことになる。
第6図は従来の破損燃料検出装置6の一例を表わしたも
のである。この装置6では、支持台21の上部に遮蔽部
材22が設けられている。遮蔽部材22は、配管3が挿
通される貫通孔23を有すると共に、この貫通孔23の
中央下部に設けられた凹部24を有する構造となってい
る。凹部24には中性子検出器25が配置されている。
のである。この装置6では、支持台21の上部に遮蔽部
材22が設けられている。遮蔽部材22は、配管3が挿
通される貫通孔23を有すると共に、この貫通孔23の
中央下部に設けられた凹部24を有する構造となってい
る。凹部24には中性子検出器25が配置されている。
この装置6では、遮蔽部材22の貫通孔23の長さをあ
る程度長くすることにより、外部の放射線が中性子検出
器25に進入するのを防止することとしている。
る程度長くすることにより、外部の放射線が中性子検出
器25に進入するのを防止することとしている。
ところがこのような破損燃料検出装置6では、貫通孔2
3が開口されているので、放射線の進入を完全に防止す
ることができない。またこのような装置6は配管3の支
点からかなり離れたところに設置されていることが多く
、このためここにおける配管3の熱変位や振動が比較的
大きくなってしまう。貫通孔23を大きくして配管3の
より大きな熱変位や振動を吸収しようとすると、放射線
の進入を防止するために貫通孔23の長さをかなり長く
しなければならず、装置が大型化してしまうことになる
。
3が開口されているので、放射線の進入を完全に防止す
ることができない。またこのような装置6は配管3の支
点からかなり離れたところに設置されていることが多く
、このためここにおける配管3の熱変位や振動が比較的
大きくなってしまう。貫通孔23を大きくして配管3の
より大きな熱変位や振動を吸収しようとすると、放射線
の進入を防止するために貫通孔23の長さをかなり長く
しなければならず、装置が大型化してしまうことになる
。
そこで本発明者は、配管が挿通される貫通孔の大きさを
ある程度大きくしても放射線を良好に遮蔽することがで
き、しかも配管にかかる負荷を軽減することのできる放
射線遮蔽装置を先に提案した(特願昭59−7348号
)。
ある程度大きくしても放射線を良好に遮蔽することがで
き、しかも配管にかかる負荷を軽減することのできる放
射線遮蔽装置を先に提案した(特願昭59−7348号
)。
この提案した放射線遮蔽装置では、配管が上下方向に移
動自在に挿通される貫通孔を有する第1の放射線遮蔽板
を、原子炉の遮蔽壁等に設けられた配管貫通部の外側に
水平方向に移動自在に設け、配管が挿通される貫通孔を
有する第2の放射線遮蔽板を、第1の放射線遮蔽板の配
管貫通部と対向する側とは反対の側に上下方向に移動自
在に設け、両遮蔽板で配管が挿通される貫通孔を被い、
かつ両遮蔽板の互いに異なる方向への移動により配管の
移動を許容するようになっている。
動自在に挿通される貫通孔を有する第1の放射線遮蔽板
を、原子炉の遮蔽壁等に設けられた配管貫通部の外側に
水平方向に移動自在に設け、配管が挿通される貫通孔を
有する第2の放射線遮蔽板を、第1の放射線遮蔽板の配
管貫通部と対向する側とは反対の側に上下方向に移動自
在に設け、両遮蔽板で配管が挿通される貫通孔を被い、
かつ両遮蔽板の互いに異なる方向への移動により配管の
移動を許容するようになっている。
この提案した放射線遮蔽装置によれば、配管が挿通され
る貫通孔の大きさをある程度大きくしても第1と第2の
2つの遮蔽板で放射線を良好に遮蔽することができる。
る貫通孔の大きさをある程度大きくしても第1と第2の
2つの遮蔽板で放射線を良好に遮蔽することができる。
従って配管が3次元的に比較的大きく移動しても、放射
線を良好に遮蔽しながら配管の移動を許容することがで
きる。しかも水平方向に移動自在である第1の遮蔽板が
配管に対して負荷となることがないので、配管にかかる
負荷を軽減することができ、十分な厚さの遮蔽構造の下
に配管の健全性の向上を図ることができる等の利点を有
する。
線を良好に遮蔽しながら配管の移動を許容することがで
きる。しかも水平方向に移動自在である第1の遮蔽板が
配管に対して負荷となることがないので、配管にかかる
負荷を軽減することができ、十分な厚さの遮蔽構造の下
に配管の健全性の向上を図ることができる等の利点を有
する。
「発明が解決しようとする問題点」
ところがこの提案した放射線遮蔽装置では、既に説明し
たように第1の遮蔽板が配管に対して負荷となることは
ないが、上下方向に移動自在である第2の遮蔽板が負荷
として残ることになる。このため配管の健全性の向上を
十分に図ることができないという問題があった。
たように第1の遮蔽板が配管に対して負荷となることは
ないが、上下方向に移動自在である第2の遮蔽板が負荷
として残ることになる。このため配管の健全性の向上を
十分に図ることができないという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑み、配管に負荷がほとんど
かかることのない放射線遮蔽装置を提供することをその
目的とする。
かかることのない放射線遮蔽装置を提供することをその
目的とする。
「問題点を解決するための手段」
本発明では、水平方向に移動自在である第1の遮蔽板に
滑車を設け、これに巻回されたワイヤの一端を、上下方
向に移動自在である第2の遮蔽板に取り付け、他端に第
2の遮蔽板とほぼ同じ重さの錘を取り付け、錘でバラン
スをとることにより第2の遮蔽板が配管に対して負荷と
ならないようにしたものである。
滑車を設け、これに巻回されたワイヤの一端を、上下方
向に移動自在である第2の遮蔽板に取り付け、他端に第
2の遮蔽板とほぼ同じ重さの錘を取り付け、錘でバラン
スをとることにより第2の遮蔽板が配管に対して負荷と
ならないようにしたものである。
「実施例」
以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例における放射線遮蔽
装置の要部を表わしたものである。これらの図において
第5図と同一部分には同一の符号を付し、その説明を適
宜省略する。
装置の要部を表わしたものである。これらの図において
第5図と同一部分には同一の符号を付し、その説明を適
宜省略する。
この装置では、遮蔽壁4に形成された貫通孔5の下方の
所定の箇所に架台31が遮蔽壁4に沿って設けられてい
る。架台31の上面には可動台32がキャスタ33を介
して遮蔽壁4に沿って水平方向に移動自在に設けられて
いる。キャスタ33の代わりに、架台31の上面に転接
されるボールを回転自在に支持してなるもの、あるいは
可動台32の下面にコロを回転自在に設け、これを架台
31の上面に設けたコロの上に交差されて載置してなる
もの等を用いてもよい。
所定の箇所に架台31が遮蔽壁4に沿って設けられてい
る。架台31の上面には可動台32がキャスタ33を介
して遮蔽壁4に沿って水平方向に移動自在に設けられて
いる。キャスタ33の代わりに、架台31の上面に転接
されるボールを回転自在に支持してなるもの、あるいは
可動台32の下面にコロを回転自在に設け、これを架台
31の上面に設けたコロの上に交差されて載置してなる
もの等を用いてもよい。
可動台32の上面には方形状の第1の遮蔽板34が設け
られている。第1の遮蔽板34の中央部には長円形の貫
通孔35が上下方向に延びて形成されている。貫通孔3
5の長さは貫通孔5の大きさとほぼ同じで幅は配管3の
大きさよりも若干大きくなっている。第1の遮蔽板34
の遮蔽壁4と対向する面と反対側の面の所定の2箇所に
は、レール36がそれぞれ上下方向に延びて設けられて
いる。これらのレール3eには方形状の第2の遮蔽板3
7が複数のローラ38を介して上下方向に移動自在に支
持されている。第2の遮蔽板37の中央部には、配管3
の大きさよりも若干大きい貫通孔39が形成されている
。第2の遮蔽板37の下方において可動台32の所定の
箇所には、第2の遮蔽板37の下限位置を規制するため
の係止板40が設けられている。
られている。第1の遮蔽板34の中央部には長円形の貫
通孔35が上下方向に延びて形成されている。貫通孔3
5の長さは貫通孔5の大きさとほぼ同じで幅は配管3の
大きさよりも若干大きくなっている。第1の遮蔽板34
の遮蔽壁4と対向する面と反対側の面の所定の2箇所に
は、レール36がそれぞれ上下方向に延びて設けられて
いる。これらのレール3eには方形状の第2の遮蔽板3
7が複数のローラ38を介して上下方向に移動自在に支
持されている。第2の遮蔽板37の中央部には、配管3
の大きさよりも若干大きい貫通孔39が形成されている
。第2の遮蔽板37の下方において可動台32の所定の
箇所には、第2の遮蔽板37の下限位置を規制するため
の係止板40が設けられている。
第1の遮蔽板34の上面の所定の2箇所にはほぼL字状
の支柱41がそれぞれ設けられている。
の支柱41がそれぞれ設けられている。
これら支柱41の先端部には滑車42がそれぞれ設けら
れている。これらの滑車42にはワイヤ43がそれぞれ
巻回されている。これらワイヤ43の各一端は、第2の
遮蔽板37の上面の所定の2箇所にそれぞれ設けられた
金具44に連結されている。ワイヤ43の各他端には、
第2の遮蔽板37およびこれに取り付けられたローラ3
8等の合計の重さのほぼ半分の重さの錘45がそれぞれ
取り付けられている。
れている。これらの滑車42にはワイヤ43がそれぞれ
巻回されている。これらワイヤ43の各一端は、第2の
遮蔽板37の上面の所定の2箇所にそれぞれ設けられた
金具44に連結されている。ワイヤ43の各他端には、
第2の遮蔽板37およびこれに取り付けられたローラ3
8等の合計の重さのほぼ半分の重さの錘45がそれぞれ
取り付けられている。
この装置では、第1および第2の遮蔽板34.37の貫
通孔35.39に配管3が軸方向に移動自在に挿通され
ることになる。また本実施例の光量の場合には、スプリ
ング14の力により第2の遮蔽板37は第1の遮蔽板3
4に圧接され、第1の遮蔽板34は遮蔽壁4に圧接され
ることになる。
通孔35.39に配管3が軸方向に移動自在に挿通され
ることになる。また本実施例の光量の場合には、スプリ
ング14の力により第2の遮蔽板37は第1の遮蔽板3
4に圧接され、第1の遮蔽板34は遮蔽壁4に圧接され
ることになる。
配管3が水平方向に移動した場合には、第1の遮蔽板3
4がこれに追従して同方向に移動することになる。配管
3が上下方向に移動した場合には、第2の遮蔽板37が
これに追従して同方向に移動することになる。第1およ
び第2の遮蔽板34.37の大きさは、配管3が貫通孔
5内でその中心部から最大に離間する位置に移動しても
貫通孔5を被うことができる程度となっている。従って
貫通孔5が開口されることはなく、放射線の漏洩を良好
に防止することができる。
4がこれに追従して同方向に移動することになる。配管
3が上下方向に移動した場合には、第2の遮蔽板37が
これに追従して同方向に移動することになる。第1およ
び第2の遮蔽板34.37の大きさは、配管3が貫通孔
5内でその中心部から最大に離間する位置に移動しても
貫通孔5を被うことができる程度となっている。従って
貫通孔5が開口されることはなく、放射線の漏洩を良好
に防止することができる。
またこの装置では、第1の遮蔽板34はキャスタ33を
介して架台31上に載置されているので、これが配管3
に対して負荷となることはない。第2の遮蔽板37は、
配管3の上下方向への移動に追従して移動するとき、錘
45の作用によりバランスをとられることになる。そし
て、第2の遮蔽板37と錘45の負荷は支柱41を通じ
て架台31が担う。従って第2の遮蔽板37が配管3に
対して負荷となることもない。また第2の遮蔽板37の
大きさは貫通孔5よりも大きさの小さい貫通孔35を被
うことができる程度であればよいので、これをある程度
小型化することができる。このため錘45も比較的軽い
ものでよく、第1の遮蔽板34にかかる負荷が軽減され
、第1の遮蔽板34の水平方向への移動の邪魔となるこ
とがない。
介して架台31上に載置されているので、これが配管3
に対して負荷となることはない。第2の遮蔽板37は、
配管3の上下方向への移動に追従して移動するとき、錘
45の作用によりバランスをとられることになる。そし
て、第2の遮蔽板37と錘45の負荷は支柱41を通じ
て架台31が担う。従って第2の遮蔽板37が配管3に
対して負荷となることもない。また第2の遮蔽板37の
大きさは貫通孔5よりも大きさの小さい貫通孔35を被
うことができる程度であればよいので、これをある程度
小型化することができる。このため錘45も比較的軽い
ものでよく、第1の遮蔽板34にかかる負荷が軽減され
、第1の遮蔽板34の水平方向への移動の邪魔となるこ
とがない。
なお上記実施例では第1の遮蔽板34をキャスタ33を
介して水平方向に移動自在としているが、これに限定さ
れるものではない。例えば遮蔽壁4に形成された貫通孔
5の上方の所定の箇所にレールを水平方向に延ばして設
け、これに第1の遮蔽板34を滑車を介して吊り下げた
構成としてもよい。かかる場合には第1の遮蔽板34を
遮蔽壁4に密着せしめるようにレールを配設した構造を
とり得るので、係止部材12、押圧板13、スプリング
14は不要である。
介して水平方向に移動自在としているが、これに限定さ
れるものではない。例えば遮蔽壁4に形成された貫通孔
5の上方の所定の箇所にレールを水平方向に延ばして設
け、これに第1の遮蔽板34を滑車を介して吊り下げた
構成としてもよい。かかる場合には第1の遮蔽板34を
遮蔽壁4に密着せしめるようにレールを配設した構造を
とり得るので、係止部材12、押圧板13、スプリング
14は不要である。
また上記実施例では本発明を遮蔽壁4の貫通孔5の部分
に適用した場合について説明したが、破損燃料検出装置
等にも適用しうろことはもちろんである。破損燃料装置
に適用する場合には、その遮蔽部材の貫通孔の両側に放
射線遮蔽装置をそれぞれ配置することになる。このよう
にすれば遮蔽部材の貫通孔の両端をそれぞれ被うことが
できるので、この貫通孔の大きさを大きくしてもその長
さをあまり長くすることなく放射線の進入を防止するこ
とができる。
に適用した場合について説明したが、破損燃料検出装置
等にも適用しうろことはもちろんである。破損燃料装置
に適用する場合には、その遮蔽部材の貫通孔の両側に放
射線遮蔽装置をそれぞれ配置することになる。このよう
にすれば遮蔽部材の貫通孔の両端をそれぞれ被うことが
できるので、この貫通孔の大きさを大きくしてもその長
さをあまり長くすることなく放射線の進入を防止するこ
とができる。
「発明の効果」
以上説明したように本発明によれば、第1および第2の
遮蔽板が配管に対して負荷となることがないので、配管
に負荷がかかることがほとんどなく、十分な厚さの遮蔽
構造の下に配管の健全性が大幅に向上する。
遮蔽板が配管に対して負荷となることがないので、配管
に負荷がかかることがほとんどなく、十分な厚さの遮蔽
構造の下に配管の健全性が大幅に向上する。
第1図は本発明の一実施例における放射線遮蔽装置の要
部を示す正面図、第2図は第1図の■−■線に沿う横断
平面図、第3図は第1図の■−■線に沿う縦断側面図、
第4図は高速増殖炉の一部を示す概略図、第5図は従来
の放射線遮蔽装置の一例を示す縦断側面図、第6図は従
来の破損燃料検出装置の一例を示す縦断側面図である。 3・・・・・・配管、 4・・・・・・遮蔽壁、 5・・・・・・貫通孔、 31・・・・・・架台、 33・・・・・・キャスタ、 34・・・・・・第1の遮蔽板、 35・・・・・・貫通孔、 36・・・・・・レール、 37・・・・・・第2の遮蔽板、 38・・・・・・ローラ、 39・・・・・・貫通孔、 41・・・・・・支柱、 42・・・・・・滑車、 43・・・・・・ワイヤ、 45・・・・・・錘。 出 願 人 日本原子力事業株式会社 代 理 人
部を示す正面図、第2図は第1図の■−■線に沿う横断
平面図、第3図は第1図の■−■線に沿う縦断側面図、
第4図は高速増殖炉の一部を示す概略図、第5図は従来
の放射線遮蔽装置の一例を示す縦断側面図、第6図は従
来の破損燃料検出装置の一例を示す縦断側面図である。 3・・・・・・配管、 4・・・・・・遮蔽壁、 5・・・・・・貫通孔、 31・・・・・・架台、 33・・・・・・キャスタ、 34・・・・・・第1の遮蔽板、 35・・・・・・貫通孔、 36・・・・・・レール、 37・・・・・・第2の遮蔽板、 38・・・・・・ローラ、 39・・・・・・貫通孔、 41・・・・・・支柱、 42・・・・・・滑車、 43・・・・・・ワイヤ、 45・・・・・・錘。 出 願 人 日本原子力事業株式会社 代 理 人
Claims (1)
- 原子炉の遮蔽壁等に設けられた配管貫通部の外側に水平
方向に移動自在に設けられ、配管が上下方向に移動自在
に挿通される貫通孔を有する第1の放射線遮蔽板と、こ
の第1の遮蔽板の前記配管貫通部と対向する側とは反対
の側に上下方向に移動自在に設けられ、前記配管が挿通
される貫通孔を有する第2の放射線遮蔽板と、前記第1
の遮蔽板に設けられた滑車を備え、これに巻回されたワ
イヤの一端を前記第2の遮蔽板に取り付け、他端に前記
第2の遮蔽板とほぼ同じ重さの錘を取り付けてなる滑車
機構とを具備することを特徴とする放射線遮蔽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61040307A JPS62198797A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 放射線遮蔽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61040307A JPS62198797A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 放射線遮蔽装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62198797A true JPS62198797A (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=12576957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61040307A Pending JPS62198797A (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | 放射線遮蔽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62198797A (ja) |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP61040307A patent/JPS62198797A/ja active Pending
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