JPS62198099A - 電子ビ−ム安定化法 - Google Patents

電子ビ−ム安定化法

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JPS62198099A
JPS62198099A JP61039229A JP3922986A JPS62198099A JP S62198099 A JPS62198099 A JP S62198099A JP 61039229 A JP61039229 A JP 61039229A JP 3922986 A JP3922986 A JP 3922986A JP S62198099 A JPS62198099 A JP S62198099A
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instability
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electron beam
electrons
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健治 宮田
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    • H05H13/00Magnetic resonance accelerators; Cyclotrons
    • H05H13/04Synchrotrons
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05H7/00Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
    • H05H7/06Two-beam arrangements; Multi-beam arrangements storage rings; Electron rings

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電子蓄積リングで低エネルギーがら電子を加
速する際発生する不安定性を抑制する方法に関するもの
である。
〔発明の背景〕
従来電子ビームを加速して蓄積する蓄積リングシステム
には次の3通りの方式がある。第2図にこの3通りのシ
ステムを示す。第1のシステムは線型加速器と蓄積リン
グからなるシステムである。
線型加速器で最終エネルギーまで加速し、蓄積リングに
打込みリング内では加速しないで蓄積だけするものであ
る。このシステムでは蓄積電流値は大きいが直線加速器
が長大になりすぎるという欠点がある。第2のシステム
は線型加速器とシンクロトロン及び蓄積リングからなる
ものである。このシステムでは線型加速器で光速まで加
速したのちシンクロトロンに打込み、シンクロトロンで
最終エネルギーまで加速し7I積リングに打込み電子を
蓄積するものである。このシステムも全体が巨大化、?
!1雑化する。第3のシステムは、線型加速器又はシン
クロトロンにより数百M a Vまで加速したのち蓄積
リング内でも加速するものである。
このシステムも数百MeVまで線型加速器やシンクロト
ロンで加速するため、前述の2システムに較べ小型にな
るがまだシステム全体は巨大なものとなる。
システム全体を小型化するためには、第3のシイテムで
、前段加速器の加速エネルギーを電子が光速になるエネ
ルギーの10 M e V程度まで下げ、蓄積リング内
で最終エネルギーまで加速できるようにすれば良い、又
蓄積リングの偏向マグネットを超伝導化すればシステム
はさらに小型化される。
しかしながらこの場合加速途中で電子が次々に失なわれ
最終的に蓄積される電子数は、わずかになってしまうこ
とが予想される。
たとえば電子を15 M e V程度の低エネルギーか
ら数百M e Vまで加速する場合、15MeVの初期
電流値がIA近くあっても加速してゆく段階で電子ビー
ムは次々に失なわれてゆき、i終エネルギーまで残る電
子は数十mA程度になってしまう、tt電子ビーム失な
われる原因は諸々考えられており、明確になっている部
分といまだ原因が明らかでない部分がある。電子ビーム
が失なわれる原因の1つとして電子ビームと高周波空1
11などとの相互作用による電子ビーム不安定化現象が
考えられる。この不安定化現象は電子エネルギーが低い
ほど著るしい。したがって’#!II電流値を上げるた
めにはなんらかの方法により不安定性が発生しないよう
にしてやることが必要条件となる。
以上のような理由により蓄積リングで低エネルギーから
加速した例はない、しかし最も近い例としてシンクロト
ロンがある。
シンクロトロンでは、不安定性が発生しやすい低エネル
ギー領域を、数m5ecの短時間で加速し通過してでき
るかぎりビームの損失を防いでいる。
ところが電子ビームを曲げる偏向マグネットに超電導マ
グネットを用いると加速の立上げ時間が10秒程度必要
となる。そのため超電導マグネットを用いた蓄積リング
では短時間で低エネルギーの不安定性が発生しやすい領
域を通過することができない。
シンクロトロン加速する場合でなく、高エネルギーでの
蓄積状態で不安定性の発生するしきい電流値を上げる方
法の1つに8mマグネットによりランダウダンピングを
起こさせる方法がある。しかし8極マグネツトは、共鳴
の幅を広げるだけでなく、もともと非線形な磁場を作る
ためそれに伴なう諸々の問題が避けて通れない、特に電
子ビームのダイナミックアパーチャがせばまり、低エネ
ルギーから加速する場合、電子損失が大きくなることが
予想できる。
又、ビームの不安定が発生したら検出器で不安定が発生
したことを検出してフィードバック制御により不安定性
を抑制させる方法がある(加速器科学、p157〜p 
157 (1984) ) 、 Lかしこの場合蓄積リ
ングが小型になるとビームの周回時間が短くなり速いフ
ィードバック系が必要になるという問題がある。又フィ
ードバック系を設置することにより蓄積リングが複雑に
なるという欠点もある。
したがって数百mA程度の大電流を加速させるためには
低エネルギーでの電子ビームの不安定化のしきい電流を
何らかの方法により上げてやることが課題の1つになる
〔発明の目的〕
本発明の目的はW積すングで電子ビームを低エネルギー
から加速する際発生する不安定性のしきて電流値を上げ
る方法を提供し、低エネルギーからの加速でも大電流を
保持できるようにすることにより、小型で単純なl積す
ングシステムを可能にすることである。
〔発明の概要〕
数10 M e Vの低エネルギーで蓄積リングに電子
を入射し、数百M eVの高エネルギーまで電子を加速
する場合、電子を偏向させる偏向マグネットの磁場強度
を強めてゆき、磁場強度に従がってエネルギーは上昇し
てゆく、このとき収束マグネットの磁場強度も偏向マグ
ネットの磁場強度との比を一定に保ちながら」二昇させ
てゆく。従来は第3図に示すように収束マグネットの強
度は偏向マグネットと同じパターンで上昇させている。
本発明では、第1図に示すように収束マグネツトの強度
を時間とともに小刻みに、例えば正弦波状に変化させな
がら強度を上げてゆくところに特徴がある。正弦波の振
幅は、収束マグネットの強さとの比がほぼ一定になるよ
うに低エネルギーはど小さく、高エネルギーになるに従
がって大きくしてゆく、正弦波的に変化する成分は収束
マグネットに重畳させないで独立に設置しても良い。
このように収束マグネットの強度を偏向マグネットの磁
場強度の上昇パターンと変え、正弦波的に変化させるこ
とにより、電子のベータトロン振動数を、電子が収束マ
グネットを通過することに変化させることができる。し
たがっである時刻に不安定性が発生し始めても、電子が
次に周回してくるときにはベータトロン振動数がわずか
に変化しているため不安定性が成長する度合より減衰す
る度合が大きくなり電子ビームの不安定性をおさえるこ
とができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本装置は第4図に示すように電子を15 M e V程
度まで加速する線型加速器、15 M eV程度まで加
速された電子を数百M oVまで加速し、数百M e 
Vのエネルギーで電子を蓄積する蓄積リングよりなる。
蓄積リングは第4図に示すように電子ビーム紮偏向させ
る偏向マグネットLffi子にエネルギーを供給す高周
波加速空胴2、電子を収束する収束マグネット3.線型
加速器4からの電子を偏向させ蓄積リングに導き入れる
インフレクタ−5、電子軌溝をゆがめて入射を容易にす
るパータベイタ−6、電子ビームの位置を補正するステ
アリングマグネット7、電子ビームの位置を検出する位
置モニター8.′#積電流値を知るための電流モニター
9. it!子ビームの色収差を補正する6極マグネツ
ト10、蓄積リングの真空チェンバーを高真空にする真
空ポンプ11などからなる。蓄積リングの主なパラメー
タを表1に示す。
電子は直線加速器4により例えば15 M a Vまで
加速され蓄積リングに入射されるものとする。
入射された電子は偏向マグネットにより定められた一定
の軌道を中心に振動しながら蓄積リング内を回転し続け
る。この中心軌道を閉軌道と呼び。
閉軌道のまわりの振動運動をベータトロン振動という、
このとき電子はいくつかの塊になって回転している。1
つ1つの塊をパンチと言い、塊りの数をパンチ数という
、ベータトロン振動はさらに垂直方向と水平方向に分解
できる。又電子は電子の進行方向に対しても振動してい
る。この振動をシンクロトロン振動という、WL子は蓄
積リング内を周回している間に偏向マグネット内で加速
度運動をし、軌道の接線方向に放射光を放出する。加速
空間では放射光を放出して低下したエネルギーを補給す
る。このとき進行方向の運動量が補給され、列置方向の
運動量は補給されない、そのためベータトロン振動は減
衰し最終的にはエネルギーに応じである一定のビームサ
イズとなる。このベータトロン振動が放射光を放出して
減衰する時間を放射減衰時間と言い、ビームに対して摂
動が加わったとき、ビームが元の状態までもどる時間と
なるつしたがって放射減衰はビーム自身が持つ安定化作
用と言える6第5図に表1および第4図に示した蓄積リ
ングの放射減衰時間を示す。図かられかるように低エネ
ルギーになるほど減衰時間が長く、500 M e V
で3 X 10−8秒だったものが100 M e V
で0.4 秒、15MeVで120秒となる。したがっ
て低エネルギーではビーム自身の持つダンピング効果が
ほとんどないと言って良い、したがって低エネルギーか
ら加速する場合、入射後ただちに加速状態に移り、偏向
マグネットの強度を上げてゆく。
偏向マグネットは超電導マグネットのため最終磁場強度
まで上げるのに数秒の時間を要する。磁場の立上げる速
度を0.4  T/秒とすると4Tとなるまでに10秒
間を要する。このとき収束マグネットも第7図(c)に
示すように偏向マグネットと連動させて磁場強度を上げ
てゆく6第6図は収束マグネットの電源系を模式的に示
したものである。電源系は主電源200と正弦波的電圧
を重畳させるための補助電源210よりなる。主電源に
よる電圧は第7図(a)に示すような立上がりを示す。
補助電源では第7図(b)に示すような電圧の変化を示
す。従がって収束マグネットの磁場強度は第7図(c)
に示すように変化する。
以上のような方法で蓄積リングを低エネルギーから高エ
ネルギーまで加速し、所定のエネルギーになったら偏向
マグネットの強度を4′rに保ち収束マグネットの強度
も一定に保つ。
次に電子7を積リングで発生する不安定性について説明
し、本発明の有効性を定量的に評価する。
不安定性の原因の1つに高周波空胴や真空チェンバーと
の相〃作用が考えられる。この不安定性には、電子ビー
ムの進行方向に振動する縦型不安定性と、進行方向と直
角方向に振動する横型不安定性がある。このうち縦型不
安定性は不安定性がある程度成長しても高周波パケット
のゆがみによるランダウダンピングにより不安定が抑制
されビーム損失にはつながりにくい。従って横型不安定
性に注目する。
横型不安定性も2種類に分類される。第1はへッドテイ
ル不安定性と呼ばれているものでパンチ内の先頭にある
電子によって引きおこされた電磁場によりパンチの後部
の電子がふられるものである。第2はカップルドパンチ
インスタビリテイと呼ばれているもので前を走っている
パンチによって作られた電磁場により次のパンチ全体が
ふられ。
又このパンチにより後続のパンチが力を受け、パンチ列
全体が波のように振動するものである。第8図に模式的
に両年安定性が発生したときのパンチの様子を示す。
第1のへッドテイル不安定性は真空チェンバー、ベロー
ズなどを介して先頭にある電子による電磁場により後部
の電子が力を受けるが、力はすぐに減衰するため次のパ
ンチには影響を与えない。この不安定性の特徴は、ベー
タトロン振動数などにほとんど関係せず、不安定の発生
する振動領域が非常に幅広いのが特徴である。この不安
定性は色収差をO又は正にすることにより完全に抑制で
きるためあまり問題とならない。又特に電子ビームの場
合パンチ長が陽子ビームはど長くなく、数百M e V
では、数1の長さしかないためへッドテイル不安定性は
この点からも問題は少ないと考えられる。
第2のカップルドパンチ不安定性は主に高周波加速空胴
の寄生共振モードによる。当然のことながら空胴のQ値
が高いため電子ビームによって作られた電磁場はなかな
か減衰せず、後続のパンチが次々に前を走るパンチによ
って作られた電磁場の影響を受けることになる。周長が
短い小型リングではパンチ数が1でもこの現象は発生す
る。この不安定性の特徴はある特定の周波数のところで
共振が発生することである。したがって原理的にはベー
タトロン振動数をずらすことにより共振を避けることが
できるはずである。ところが実際は共振周波数が無数に
あり、又共振の幅もOではないため完全に不安定性を避
けることはできない。
したがって以下ではカップルドパンチ不安定性のみを考
える。又この場合振動モードはダイポール的に変化する
ダイポールモードだけ考えれば良い。
このときカップルドパンチ不安定性の成長時間をτlと
するとτlはエネルギーに比例し、fli流に反比例と
なる。比例定数をC1とするとτ1は式(1)によって
表わされる。
ただし、E :電子エネルギー Io:蓄積電流値 何もしない場合カップルドパンチ不安定性を抑制するの
は放射減衰によるダンピング効果のみである。放射減衰
によるダンピング時間をτ2とするとτ2は式(2)に
よってあられされる。
ただしC2は定数である。何もしない場合のしきい電流
はτ1とτ2がつり合ったときの電流値となりτl=τ
2とおくと式(3)となる。
Z 式(3)より放射減衰のみによる抑制ではしきい電流値
はエネルギーの4乗に比例するため低エネルギーはど少
しの電流しか保持できないことがわかる1通常の数十m
5ecの速い立上り速度を持つシンクロトロンでは断熱
減衰効果もあるため限界電流値がさらに大きくなるが、
本蓄積リングの立上げ速度は10秒と長く断熱減衰効果
は期待できない。
本方式によるダンピング時間をτ8とすると放射減衰と
本方式とによるダンピング時間をτ4は式(4)となる
τ2+τδ この場合のしきい電流値はτl=τ番と置くことにより
式(5)によってあられされる。即ちCI E   τ
2τδ I  τ2+τ3 即ち τ 2 τ 3 CIE    CIE =□十 □           ・・・・・・(5)
で 2       τ 8 ここで第1項は放射減衰効果のみによるしきい電流値、
第2項は本方式による増加分である。したがって式(5
)は次のように書くことができる。
I = I o+ΔI o           −−
(6)したがって本方式によるしきい電流の増加率I/
工0は式(7)となる。
Io     I。
式(1)をさらにくわしく書くと式(8)となる。
(1+m)2 v ωoy mo2 πRBΣh jω
)τ 1= e B ZtIoh+m(C+Jre)・・・・・・(
8) 2πR ここで m :整数でパンチの節の数 ν :1周あたりのベータトロン振動数(チューン) ω0 :前回角周波数 γ :エネルギーと電子質量の比 mO:電子質量 R:蓄積リングの平均半径 β :電子速度を光速で割ったもの e :電子の電荷 Zl :カップリングインピーダンス h1 :不安定をおこしたビームのパワースペクトル M :パンチ数 L :パンチの長さ ωre:共鳴を起こす角周波数 通常のシンクロトロン及び蓄積リングではm=0のモー
ドしか観測されていないのでm = Oとする6又空胴
の寄生共振モードの強さを表わすカップリングインピー
ダンスZ+は計算で正確にもとめることはむずかしい、
したがってZlは色々な蓄積リングの空胴インピーダン
スから、ここではIMΩとする。
又式(8)をさらにくわしく書くと式(16)とする。
JεU4.。
ここで T  :周回時間 Jε :ダンピングパーテイション数 Urad  :放射によるエネルギー損失Uraaはエ
ネルギーの4乗に比例するためτ2はE−8に比例する
ことになる。
本方式によるダンピング時間は式(11)であられされ
る。
78=□         ・・・・・・(11)2π
Δνf。
ここで Δν:チューンの移動量 fr :周回周波数 ここでΔνは式(12)であられされる。
ここで k:収束マグネットの正弦波的に変化する成分 β:ベータトロン関数 ここで、には次のように変化するとする。
k= ko(t )11in 2 x f t    
  −・=(13)kの平均の変化率は式(13)より
式(14)となる。
< k >=$ re f ko(t )    ””
”(14)したがってΔを時間の<k>の変化は <k>A t =tJ丁x f ko(t)A t −
・115)となる、Δしとしてパンチが1周する時間を
とると、Δt=L/Cであるから式(15)は式(16
)となる。
<k>ΔL=〜ラーπf ko(t、 )L / C・
・・・・・(16)ただし、L:蓄積リングの周長 C:光速 式(16)および式(12)より となる。式(17)を式(11)に代入してx f f
rko(t、)L Jβds即ち本方法によるダンピン
グ時間は正弦波的に変化する収束力の周波数と正弦波の
振動に反比例することになる。koの強さは大きいほど
良い。
しかし1M積クリングは、磁場の誤差を原因とする共鳴
線が無数にあり、チューンがこの共鳴線を横切ると失な
われる。koが大きすぎるとチューンが共鳴線を横切り
電子は失なわれることになる。
チューンの最大シフト量をo、oos以内に押えるとす
るとkoの大きさは収束マグネットの強さの1/100
程度に保つのが適当である。このときk。
は式(19)となる。
k o = O、OI X −−−(19)QQ ここで K :収束マグネットの収束力Q、Q  :収
束マグネットの長さ 本蓄積リングの収束マグネットの強さはKr=1.23
(m−”)、長さはQQ = 0 、3 m であるか
らkoは式(20)となる。
ko= 0 、041 (m−”)         
 −−(20)式(5)1式(7)2式(8)2式(1
0)。
式(11)、式(18)および表1に示す蓄積リングの
パラメータを用いて本方法によるしきい電流の増加率を
図示すると図9となる。
本方法では収束マグネットに正弦波的に変化する電圧を
重畳させたが、収束マグネットとは別に正弦波的に変化
する成分だけを持つ収束マグネットを新たに設置しても
良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、放射減衰によるダンピング効果に加え
て新しいダンピング効果が生ずるため。
蓄積電子の不安定性が生ずるしきい電流値を大巾に引き
上げることができる。このしきい電流値は電子エネルギ
ーが500 M e Vでは数倍上昇するにとどまるが
、15 M e Vの低エネルギーでは数百倍となる。
そのため低エネルギーから加速しても電子は失なわれず
大電流の蓄積が可能になる。
そのため前段加速器が小さくて済み、システムが小型、
単純になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本安定化法を用いたときの加速立上げ時間と偏
向マグネット磁場強度の関係および加速立上げ時間と収
束マグネットの強さの関係を示した図、第2図はシステ
ムの構成例を示した図、第3図は従来の場合の加速立上
げ時間と偏向マグネット磁場強度の関係および加速立上
げ時間と収束マグネットの強さの関係を示した図、第4
図は蓄積リングと線型加速器の構成図、第5図はエネル
ギーと放射減衰時間の関係を示した図、第6図は収束マ
グネットの電源系を模式的に示した図、第7図は本安定
化法を用いたときの加速立上げ時間と収束マグネットの
磁場強度の関係を示したもの、第8図はビームが不安定
になった場合のパンチの様子、第9図は本安定化法を★
施した場合のしきい電流値と電子エネルギーの関係を示
した図である。 1・・・偏向マグネット、2・・・高周波加速空胴、3
・・・収束マグネット、4・・・線型加速器、5・・・
インフレクタ−16・・・パータベイタ−17・・・ス
テアリングマグネット、8・・・位置モニター、9・・
・電流モニター、10・・・6極マグネツト、11・・
イ(空ポンプ。 100・・・入射時の閉軌道、200・・・主電源、2
10・・・第1日 加速]Ihず゛蒔開L(載) (α→〃口t1虹1f蒔124 を偏ず句マフーオ、2
1毛1よ堵施戻のrAe快η口り立 、ヒ+7“nj7
jl  t  (iec)(b)IJl]遺1J:l−
r日牛間ビq人東マグ才、ト枦潅さの関係第 2 国 6楕リンフ” (αルステ41 (b)システム2 (C)システ43 弔 3 図 加速iLk It’す% q t (&Cつ(す、I7
0達立乙ヒす゛v1司ヒ舊繭伺マグ才・7ト、υ龜場宛
度の関へ#を立t’i’JQ t  (]ec)<b)
加速1aFr暗間hq人束7フイ、7トの強さへ関係第
 4 目 R1−”’!泪tL/Iy遠曽枢冶〕 M1〜M4−′f−二ター  (4甘)P+−)’4−
、−11LFctt”−ト(68)5門ス5阿ト 6不
レマク77ト (2台)第 S 図 Lネルへ−E(MeVつ 奉6図 茅 7 口 (り加速を辷Fr時間ヒq又東マグネ井の電属電圧の間
係(ト)加速fLけ゛時間kl/又未マグオ、トd)棹
肪電虎電足り間係(C)加速1hlt”0−IF間)−
’/X東マ14yトu&Ik4nll’)Nlfl(シ
)カッ7・ルドへ゛ンチ不ダ定 不 9 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子ビームを偏向させる偏向磁石、収束させる収束
    磁石、電子を加速する高周波加速空胴、および真空チェ
    ンバーからなる電子蓄積リングにおいて、収束マグネッ
    トの電源に時間的に変動する電圧成分を重畳させ、収束
    マグネット強度を変動させることにより、電子ビームの
    ベータトロン振動数を変動させ、ビームの不安定化を抑
    制することを特徴とする電子ビーム安定化法。 2、特許請求の範囲第1項記載の電子ビーム安定化法に
    おいて、上記収束マグネットの電源に重畳される電圧が
    、正弦波状電圧であることを特徴とする電子ビーム安定
    化法。
JP61039229A 1986-02-26 1986-02-26 電子ビ−ム安定化法 Expired - Lifetime JPH0732079B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61039229A JPH0732079B2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26 電子ビ−ム安定化法
PCT/JP1987/000115 WO1987005461A1 (en) 1986-02-26 1987-02-23 Method of stabilizing electron beam in an electron accumulating ring and a ring system for accumulating electrons
US07/130,234 US4812774A (en) 1986-02-26 1987-02-23 Electron beam stabilizing method for electron storing ring, and electron storing ring system
DE8787901648T DE3763638D1 (de) 1986-02-26 1987-02-23 Verfahren zur stabilisierung eines elektronenstrahls in einem elektronenanhaeufungsring und ringsystem zum anhaeufen von elektronen.
EP87901648A EP0260324B1 (en) 1986-02-26 1987-02-23 Method of stabilizing electron beam in an electron accumulating ring and a ring system for accumulating electrons

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61039229A JPH0732079B2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26 電子ビ−ム安定化法

Publications (2)

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JPS62198099A true JPS62198099A (ja) 1987-09-01
JPH0732079B2 JPH0732079B2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=12547293

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