JPS62197525A - 杭頭接合部における基礎スラブの補強構造 - Google Patents
杭頭接合部における基礎スラブの補強構造Info
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- JPS62197525A JPS62197525A JP3722286A JP3722286A JPS62197525A JP S62197525 A JPS62197525 A JP S62197525A JP 3722286 A JP3722286 A JP 3722286A JP 3722286 A JP3722286 A JP 3722286A JP S62197525 A JPS62197525 A JP S62197525A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は杭頭接合部における基礎スラブの補強構造に係
るものである。
るものである。
（従来の技術）
既製杭を用いた杭基礎の杭頭接合部は一般に剛接合とし
て設計されているが、基礎スラブの補強については明確
な方法がなく、杭頭部周りの基礎スラブには無補強の場
合すらあった。
て設計されているが、基礎スラブの補強については明確
な方法がなく、杭頭部周りの基礎スラブには無補強の場
合すらあった。
（発明が解決しようとする問題点）
地震力等の水平力が杭基礎に作用すると杭（Ａｌと基礎
スラブ（均との接合部には第４図に示すような応力が生
じ、杭（Ａ）がその曲げ耐力を十分に発揮する場合、基
礎スラブ（Ｂ）Ｋ大きな反力が加わり、杭（相が破壊す
る前に基礎スラブ（Ｂｌが破壊して、接合部としてはそ
の機能を喪失することが考えられる。
スラブ（均との接合部には第４図に示すような応力が生
じ、杭（Ａ）がその曲げ耐力を十分に発揮する場合、基
礎スラブ（Ｂ）Ｋ大きな反力が加わり、杭（相が破壊す
る前に基礎スラブ（Ｂｌが破壊して、接合部としてはそ
の機能を喪失することが考えられる。
従って杭頭接合部を構成する基礎スラブが破壊しないよ
うに十分に補強されなければならないのにもかかわらず
、前述のように基礎スラブの補強に明確な手段がなく、
無補強の場合すらあるのが現状である。
うに十分に補強されなければならないのにもかかわらず
、前述のように基礎スラブの補強に明確な手段がなく、
無補強の場合すらあるのが現状である。
（問題点を解決するための手段）
本発明はこのような実情に鑑みて提案されたもので、基
礎スラブに埋設された杭頭部に杭と同心円状の補強鉄筋
が埋設されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケッ
トを嵌着してなることを特徴とする杭頭接合部における
基礎スラブの補強構造に係り、その目的とする処は、基
礎スラブの杭頭接合部を地震力等の水平力に対して効果
的に補強する構造上合理的な補強構造を供する点にある
。
礎スラブに埋設された杭頭部に杭と同心円状の補強鉄筋
が埋設されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケッ
トを嵌着してなることを特徴とする杭頭接合部における
基礎スラブの補強構造に係り、その目的とする処は、基
礎スラブの杭頭接合部を地震力等の水平力に対して効果
的に補強する構造上合理的な補強構造を供する点にある
。
（作 用）
本発明においては前記したように、基礎スラブ内に埋設
された杭頭部に、杭と同心円状の補強筋が埋設されたプ
レキャスト鋼繊維コンクリート製ソケットが嵌着されて
いるので、同ソケットによって杭に伝達される地震力等
の水平力及び杭頭部でのてこ反力に抵抗するばかりでな
く、ソケットが鋼繊維コンクリ−トによって構成されて
いることＫよって、基礎スラブのひび割れが防止され、
杭頭接合部自体の靭性が高められる。
された杭頭部に、杭と同心円状の補強筋が埋設されたプ
レキャスト鋼繊維コンクリート製ソケットが嵌着されて
いるので、同ソケットによって杭に伝達される地震力等
の水平力及び杭頭部でのてこ反力に抵抗するばかりでな
く、ソケットが鋼繊維コンクリ−トによって構成されて
いることＫよって、基礎スラブのひび割れが防止され、
杭頭接合部自体の靭性が高められる。
（発明の効果）
このように本発明によれば、基礎スラブに埋設された杭
頭部の外周に嵌装された前記ンケツ）Ｋよって基礎スラ
ブが補強され、地震力等の水平力が作用したとき、杭と
基礎スラブとの接合部に作用する応力によって同接合部
が破壊される惧れがない。
頭部の外周に嵌装された前記ンケツ）Ｋよって基礎スラ
ブが補強され、地震力等の水平力が作用したとき、杭と
基礎スラブとの接合部に作用する応力によって同接合部
が破壊される惧れがない。
（実施例）
以下本発明を図示の実施例について説明する。
（Ｎは杭、（Ｂ）は同杭（Ｎの杭頭部が接合された基礎
スラブである。
スラブである。
同杭頭部には円筒部（１１の下端縁の外周に環状鍔部（
２）が一体に突設され、同心円状の補強鉄筋（３）が埋
設されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケット（
ｑが嵌装される。
２）が一体に突設され、同心円状の補強鉄筋（３）が埋
設されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケット（
ｑが嵌装される。
なお前記補強鉄筋（３）は鍔部（２）内に同心円状に配
設された環状鉄筋（３ａ）を放射状に配設された輻方向
鉄筋（３ｂ）で連結するとともに、最内側の環状鉄筋（
３ａ）と、円筒部（１）Ｋその軸方向に亘って所定間隔
毎に配設された環状鉄筋（３Ｃ）とに亘って軸方向鉄筋
（３ｄ）を連結し、同軸鉄筋（３ｄ）の上端部を円筒部
（１）の上端に突出させ、基礎スラブ（ト）のコンクリ
ートとの附着力を増大させるように構成されている。
設された環状鉄筋（３ａ）を放射状に配設された輻方向
鉄筋（３ｂ）で連結するとともに、最内側の環状鉄筋（
３ａ）と、円筒部（１）Ｋその軸方向に亘って所定間隔
毎に配設された環状鉄筋（３Ｃ）とに亘って軸方向鉄筋
（３ｄ）を連結し、同軸鉄筋（３ｄ）の上端部を円筒部
（１）の上端に突出させ、基礎スラブ（ト）のコンクリ
ートとの附着力を増大させるように構成されている。
図示の実施例は前記したように構成されているので、杭
頭部に嵌装されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソ
ケット（ＣＩによって、地震力等の水平力が作用した際
における基礎スラブ（Ｂ）内に発生する引張応力に対し
て抵抗し、また前記ソケット（ｑに使用された鋼繊維コ
ンクＩＪ −トによって基礎スラブ（至）と杭頭部との
接合部の靭性が増大し、基礎スラブ（Ｂｌのコンクリー
トのひび割れが防止されるものであって、杭（Ａｌと基
礎スラブ（ト）との接合部が水平力に対して有効に補強
され、・破壊が防止される。
頭部に嵌装されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソ
ケット（ＣＩによって、地震力等の水平力が作用した際
における基礎スラブ（Ｂ）内に発生する引張応力に対し
て抵抗し、また前記ソケット（ｑに使用された鋼繊維コ
ンクＩＪ −トによって基礎スラブ（至）と杭頭部との
接合部の靭性が増大し、基礎スラブ（Ｂｌのコンクリー
トのひび割れが防止されるものであって、杭（Ａｌと基
礎スラブ（ト）との接合部が水平力に対して有効に補強
され、・破壊が防止される。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の梢神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の梢神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
第１図は本発明における杭頭接合部における基礎スラブ
の補強構造の一実施例を示す縦断面図、第２図はソケッ
トの横断平面図、第３図はその縦断面図、第４図は水平
力の作用時における抗頭接合部内の応力分布図である。 （ん・・・杭 （Ｂ）・・・基礎スラブ
（Ｃ１・・・プレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケッ
ト（３）・・・補強鉄筋 代理人 升埋士 岡 本 重 文 外２名
の補強構造の一実施例を示す縦断面図、第２図はソケッ
トの横断平面図、第３図はその縦断面図、第４図は水平
力の作用時における抗頭接合部内の応力分布図である。 （ん・・・杭 （Ｂ）・・・基礎スラブ
（Ｃ１・・・プレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケッ
ト（３）・・・補強鉄筋 代理人 升埋士 岡 本 重 文 外２名
Claims (1)
- 基礎スラブに埋設された杭頭部に杭と同心円状の補強鉄
筋が埋設されたプレキャスト鋼繊維コンクリート製ソケ
ットを嵌着してなることを特徴とする杭頭接合部におけ
る基礎スラブの補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3722286A JPS62197525A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 杭頭接合部における基礎スラブの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3722286A JPS62197525A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 杭頭接合部における基礎スラブの補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197525A true JPS62197525A (ja) | 1987-09-01 |
| JPH0420448B2 JPH0420448B2 (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=12491563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3722286A Granted JPS62197525A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | 杭頭接合部における基礎スラブの補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62197525A (ja) |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3722286A patent/JPS62197525A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0420448B2 (ja) | 1992-04-02 |
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