JPS62197218A - アルミニウムはくコイルのスリツタ−における巻戻し時のしわ防止方法 - Google Patents

アルミニウムはくコイルのスリツタ−における巻戻し時のしわ防止方法

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JPS62197218A
JPS62197218A JP3896986A JP3896986A JPS62197218A JP S62197218 A JPS62197218 A JP S62197218A JP 3896986 A JP3896986 A JP 3896986A JP 3896986 A JP3896986 A JP 3896986A JP S62197218 A JPS62197218 A JP S62197218A
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coil
slitter
temperature
wrinkles
aluminum foil
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Tsutomu Sekine
勉 関根
Kazuo Kato
和生 加藤
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SUMIKEI ARUMIHAKU KK
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SUMIKEI ARUMIHAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産東上例五里匁月 本発明は、焼鈍後冷却されたアルミニウムはくコイルを
スリッターにおいて巻戻すときに、巻戻し中の該コイル
に発生する′しわ″の防止方法に関するものでおる。
従来の技術 従来、アルミニウムはくの製造は次の工程によって行な
われている。
合わせ圧延→はくの分離→焼鈍→仕上切断→こん包・出
荷 仕上切断はスリッターにより行なわれる。すなわち、第
2図に示すように、巻戻し機1によって焼鈍済みのアル
ミニウムはくのコイル2を巻戻し、ストリップを一連の
矯正ロール3を通して形状矯正してから、スリッターシ
ャ4によって分割切断し、巻取機のシャフト5に再び巻
取って製品コイル6を得ている。
発明が解決しようとする問題点 従来の技術によって、厚さ10μ以下のアルミニウムは
くをコイル状にして焼鈍(○材処理)を行なった後、仕
上スリッターで巻戻す際に、巻戻し中のコイル面に不規
則状にパシわ″が発生することがおる。このしわは、ス
リッターの矯正ロール間を通過するときに折り込まれて
製品のコイル中に巻しわとなって混入する。
しわの発生形態は、第3図aに示すような、コイル面の
幅中央に発生する水ぶくれ状のしわであり、あるいは同
図すに示すような、コイル面の両端に発生する組状に波
立つしわである。
ここで、スリッターの操業中に巻戻し中の7μのコイル
を全長27000mにわたって、発生したしわの個数を
チェックしてみた。その結果は第4図に示すとおりであ
った。特にスリット切断した後、製品へ残るようなしわ
は、その巻戻し中のコイルに発生しないようにしなけれ
ばならない。
そこで本発明の目的は、前記のように、焼鈍後冷却され
たアルミニウムはくコイルをスリッターにおいて巻戻す
際に発生するしわに対し、その発生を防止し得る方法を
提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明による、アルミニウムはくコイルのスリッターに
おける巻戻し時のしわ防止方法は、前記問題点を解決す
るため、焼鈍したアルミニウムはくコイルをスリッター
において巻戻すに当たり、焼鈍後冷却された該コイルの
温度がその外側表面温度(外巻き部温度)でまだ50℃
以上にあるときに、該コイルを巻戻すことを特徴として
いる。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明者は巻戻しコイルに発生するしわの防止について
種々検討・考察を重ねたところ、しわの発生原因として
次の点が考えられた。
■、焼鈍における冷却時のコイルの温度分布が不均一で
あることにより発生する熱応力、■。
スリッターでの巻戻し条件、■、圧延時にはくに残る油
そこで、まず■に関して、炉出し後のコイルの温度分布
とスリッターでの巻戻し中にコイルに発生したしわとの
関係を調査した。
なお、現在行なわれている焼鈍コイルの炉出しの際のコ
イル温度は、外巻き部で100℃、内巻き部で170°
Cである。炉出し後コイルは自然放冷で常温まで冷却さ
れる。このときのコイル各部の温度推移曲線を、コイル
の模式図中で示した温度測定点と共に第5図に示す。
これに対し、冷却途中でまだコイルの温度が比較的高温
にあるときに、すなわち中巻き部(第5図中のD点)の
温度で100〜50℃のとき、仕上スリッターで巻戻し
を行なった。
この結果、巻戻し中のコイルに発生したしわの数は第6
図〜第8図のとおりであった。これら図表を通してみれ
ば、コイルの温度が一番高い、D点で100℃のときの
しわ数が最も少なく、次に80℃,50℃と低くなるに
つれてしわ数が増している。
以上の調査の結果から、コイル焼鈍の炉出し後、コイル
温度がまだ比較的高いときに仕上スリッターに移送して
、コイルの外巻き部の温度が50℃以上にあるときに、
すなわち該温度が50℃より低くならないうちに、巻戻
しを行なうことによって、巻戻し中のコイルに発生する
しわ数が著しく減少することが分かった。
 5一 本発明は、この知見から得たものである。
ところで、通常の焼鈍後の冷却過程で、コイル温度がま
だ比較的に高温にあるうちに、コイルをスリッターに移
送し、巻戻す場合、第5図のコイル冷却における温度曲
線で明らかなように、例えば外巻部温度60℃以上で巻
戻しを行なうときには、5時間以内で行なう必要がある
そこで、このような時間制限を無くすため、コイル温度
を長期にわたって外巻き部で100〜50°Cに保持で
きるようにした保温庫を利用するのが好ましい。
保温庫は、熱源としてフィンチューブに蒸気を通したも
のを用い、保温庫の周囲を断熱材のボードで囲み、庫内
にコイルを積載したパレットを入れて保温するようにし
たものである。
なお、熱源にはバーナー、電熱装置なども利用できる。
第1図は保温庫の一例を示すものでおり、7は焼鈍した
コイル、8はパレット、9はフィンチューブ、10は断
熱材ボード、11は防災シートである。
保温庫は上記の例に限らす、コイルの周りの雰囲気温度
を100〜50℃に保つことかCきるもので必れば簡易
な設備のもので十分である。
第1図の保温庫を使用してコイルを80°Cて炉出し、
50℃に保持された保温庫に装入し保温したときのコイ
ル温度と保温庫庫内温度両者の温度一時間曲線を第9図
に示1゜なおコイル温度は、]イル端面の中巻き部で測
定したものである。この図表から明らかなように、コイ
ル及び庫内共に70℃前後で長yJA間一定に保持でき
る。
実施例 7μ、27000mのアルミニウム【j、くコイルを焼
鈍した後、コイル温度(端面の中巻き部で測定)80℃
で炉出し、50°Cに保持された保温庫に装入した。5
日間経過後70℃て出庫し、仕上げスリッターで巻戻し
を行ない、巻戻し中にコイルに発生したしわの数を巻き
長ざ0〜8000mの間でチェックした。また巻戻し開
始時のコイル温度をコイルの特定点て測定した。
発生したしわの故を第10図に示す。またコイルの温度
の測定点とその温度を付したコイルの模式図を同図中に
挿入した。
第10図か示すように、しわの数は、従来技術の場合よ
りも大幅に減少した。更に製品に残るようなしわは発生
しなかった。
なあ、保温庫を使用しないで、焼鈍などの熱処理工程で
、炉内冷却を必要とするコイル温度にてきるだけゆっく
り行なうこともてきるカベこの場合には炉内処理時間が
著しく延びるため、実用に適しない。
これに対し、保温庫を使用すれば、コイルの冷却は短時
間で済み、この場合でもしわを大幅に減少することがで
きる。
発明の効宋 従来、圧延して得たアルミニウムはくのコイルを焼鈍し
た後、常温まで冷却してから仕上げスリッターで巻戻し
を行なう際に、巻戻し中のコイルにしわが発生し、この
しわが製品コイルに巻きしわとなって残る。
本発明によれば、コイルの温度が外巻き部で50℃以上
におるとき、巻戻しを行なうのでおって、この結末、巻
戻し中コイルに発生するしわを大幅に減少させることが
でき、また製品コイルに目立って残るようなしわは全く
発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で使用したアルミニウムはくコ
イルの保温庫の一例を示ず図で必り、そのaは正面図、
そのbはaのX−X線に沿った断面図、第2図は従来の
技術による、前記コイルのスリット工程を説明するため
のスリッターの斜視図、第3図は従来のスリッターで前
記コイルを巻戻す際に発生するしわの形態を示す巻戻し
中のコイルの斜視図、第4図は前記コイルに発生したし
わの個数を巻き長さにわたって示す図表、第5図は従来
の技術により前記コイルを焼鈍し、放冷する際のコイル
温度の推移曲線を示す図表、第6図は焼鈍、冷却した前
記コイルを100 ℃で巻戻した場合に、発生したしわ
の個数を巻き長さにわたって示す図表、第7図は同じ<
80℃て巻戻した場合の図表、第8図は= 9− 同じ<50′Gで巻戻した場合の図表、第9図は前記コ
イルを焼鈍した後、保温庫で保温したときの、コイル温
度及び保温庫庫内温度両者と保温庫庫内時間との関係を
示ず図表、第10図は本発明の実施例において前記コイ
ルを巻き戻したときの、しわ個数を巻き長さにわたって
示した図表である。 1・・・巻戻し機、2・・・アルミニウムはくコイル、
3・・・矯正ロール、4・・・スリッターシャー、5・
・・巻取り機のシャツ1〜.6・・・製品コイル、7・
・・アルミニウムはくコイル、8・・・パレット、9・
・・スヂームフィンチューブ、 10・・・断熱材ボート、11・・・防災シート。 特許出願人 住軽アルミ箔株式会社 代理人 弁理士 小 松 秀 岳 代理人 弁理士 旭     宏 第3図 第4図 第5図 オ6図 隻さ長、:!(777) き!長2(m) オ9図 牙10 。 a)r5i/L 51L 5fv 54’(−)  ノ  ノ 瞥乞(!ゴ(777)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼鈍したアルミニウムはくコイルをスリッターに
    おいて巻戻すに当たり、焼鈍後冷却された該コイルの温
    度がその外側表面で50℃以上にあるときに、該コイル
    を巻戻すことを特徴とするアルミニウムはくコイルのス
    リッターにおける巻戻し時のしわ防止方法。
  2. (2)アルミニウムはくを焼鈍後、保温庫に収容してそ
    の外側表面温度が50℃以上にあるように保温する特許
    請求の範囲第(1)項記載のしわ防止方法。
JP3896986A 1986-02-26 1986-02-26 アルミニウムはくコイルのスリツタ−における巻戻し時のしわ防止方法 Granted JPS62197218A (ja)

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