JPS6219719Y2 - - Google Patents

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JPS6219719Y2
JPS6219719Y2 JP1986027007U JP2700786U JPS6219719Y2 JP S6219719 Y2 JPS6219719 Y2 JP S6219719Y2 JP 1986027007 U JP1986027007 U JP 1986027007U JP 2700786 U JP2700786 U JP 2700786U JP S6219719 Y2 JPS6219719 Y2 JP S6219719Y2
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JP
Japan
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bottom plate
plate
back plate
bucket
fork
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JP1986027007U
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JPS61146557U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、土工車輌等に使用されるローダ用バ
ケツトに関し、より詳細には一般土工材積込用の
バケツトとしても、また長尺物積込用のフオーク
としても使用可能なローダ用バケツトに関する。
(従来技術とその欠点) 従来、土工車輌等に使用されるローダ用作業装
置として砂、砂利、土、その他の粒状物よりなる
一般土工材を積込むためのバケツトと、木材等の
長尺物を積込むためのフオークとはそれぞれ周知
であるが、これらの作業装置はそれぞれの作業目
的に応じて全く異なる形状を有するために互いに
他の作業目的に使用することはできない。このた
め、例えば家屋の解体作業現場のごとく、土砂等
の一般土工材の積込作業と木材等の長尺物の積込
作業の双方の作業を必要とする場合には、それぞ
れバケツトおよびフオークを備えた専用のローダ
を個別に準備しなければならない。これは設備面
で大きな負担となるばかりでなく、作業現場への
ローダの搬入および搬出作業に多大な労力と時間
と費用とを要し、さらには設備稼動の面で無駄を
生ずることとなる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の欠点を除去すべくなされた
ものであつて、このため本考案は底板と背面板と
一対の側板とを備えた土工車輌等に使用されるロ
ーダ用バケツトにおいて、前記各側板が前記底板
および背面板とは別体より構成せられて該底板お
よび背面板の側方外方端にボルト等により容易に
取外し自在に装着され、かつ前記底板および背面
板の内側面上に複数のフオークタインが横方向に
離間されて該底板および背面板と一体に形成さ
れ、該各フオークタインは背面板の上縁から底板
の先端縁まで湾曲状に伸びておりかつ一対の側壁
と該側壁間を結合する上壁とを含み、前記側板は
前記底板および背面板の側方外方端に該側方外方
端に沿つて固着された補強リブと該補強リブの内
側に隣接して位置する前記フオークタインの側壁
とにより形成された溝内に収容可能とされ、かつ
該補強リブに沿つた複数個所にて側板を固定する
手段を有し、前記各フオークタインの上壁は各補
強リブの内側縁よりさらにバケツト内方に突出し
ていて上記バケツトが通常のバケツトとしてもま
たフオークとしても使用可能であり、これにより
一つの作業装置で一般土工材の積込みと長尺物の
積込とを可能としたことを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例を添付図と共に説
明するに、本考案によるバケツトは、第1図およ
び第2図に示すように、全体の形状が一般土工材
積込用のバケツトとほぼ同様な形状をなし、底板
2と、背面板4と、一対の側板6,6とを含む。
底板2と背面板4とは単一板部材より湾曲状に形
成せられ、底板2の先端には切刃8が固着されて
いる。各側板6,6は底板2および背面板4とは
別体より構成され、使用目的に応じて該底板およ
び背面板4の側方外方端に容易に取付けおよび取
外しできるようになつている。すなわち、各側板
6,6はほぼ均一厚さの薄板よりなり、底板2と
背面板4の内側面に密着する湾曲突状の端縁10
とほぼ直線状の端縁12とにより画成されてお
り、一方底板2および背面板4の各側方外方端に
は該外方端線に沿つて伸びているほぼ弓形状の補
強リブ14が該底板2および背面板4に溶接等に
より固着されており、この補強リブ14は後述す
るフオークタイン26との間に側板の湾曲突状端
縁10を収容する溝18を形成している。上記各
補強リブ14はバケツトを補強すると共にフオー
クタイン26との間に側板6の厚みよりやや大き
な巾の上記溝18を形成していて該溝内に収容さ
れる側板6の横方向移動を防止するようになつて
いる。上記各溝18を形成している補強リブ14
とフオークタイン26の側壁と該溝18内に収容
される各側板6とには、第3図に示すように、側
板6が溝18内に収容された際に互いに一致する
ピン孔又はタツプ穴23,23′,23″が複数個
ずつ(図示の例では3個ずつ)貫通形成されてお
り、これら互いに一致するピン孔又はタツプ穴2
3,23′,23″内にピン又はボルト21を差込
むことにより側板6を溝18内に固定できるよう
になつている。このように側板を補強リブに沿つ
て複数個所で固定することによりバケツト作動中
における側板の変形やガタ付きおよび脱落の危険
をなくすことができる。
一方、底板2と背面板4の内側面上にはバケツ
トの側方外方端付近に位置決めされた左右一対の
上述したフオークタイン26,26が溶接等によ
り該底板2および背面板4に一体的に固定されて
いる。該フオークタインは補強リブ14とともに
バケツトの強度並びに耐久性を向上させる。各フ
オークタイン26は背面板4の上縁から底板2の
先端縁まで湾曲状に伸びていて、第3図および第
4図に示すように、一対の側壁28,28と該側
壁28,28間を結合する上壁30とを含み、バ
ケツトの底板2および背面板4との間に空洞32
を形成している。各フオークタイン26,26の
上壁30は、第2図に示すように、各補強リブ1
4の内側縁34よりさらにバケツト内方に突出し
ていて側板6,6がバケツトより取外された際に
通常のフオークと同様に長尺物を支持できるよう
になつている。この際、各フオークタインの上壁
が各補強リブの内側縁よりさらにバケツト内方に
突出しているので、鉄骨等の長尺物を取扱う場合
でもバケツトや補強リブを損傷することがない。
又、図において符号13は側板6端縁12付近に
沿つて補強の目的で設けられた肉厚部を示す。
次に、上記バケツトの使用方法について述べる
と、砂、砂利、土等粒状物の一般土工材を積込む
場合には、各側板6を内側補強リブ14とフオー
クタイン26との間の溝18内に収容し、これら
補強リブ14とフオークタイン26の側壁28と
側板6の整列したピン穴又はタツプ穴23,2
3′,23″内にピン又はボルト21を差込むこと
により通常のバケツトを形成する。この間の取付
所要時間は通常の人間で約3分間である。又、木
材等の長尺物を積込む場合には、各ピン又はボル
ト21を補強リブ14、フオークタインの側壁2
8および側板6のピン穴又はボルト穴23,2
3′,23″から引抜き、その後補強リブ14とフ
オークタイン26間の溝18より側板6を取外す
ことによりフオークを形成する。この間の取外し
所要時間は通常の人間で約2分間である。
なお、該実施例のものは背面板4の上縁部4′
がフオークタイン26,26の上端を超えて上方
に延びており、これにより作業装置をバケツト又
はフオークとして使用する際に積込物が車輌運転
台方向に落下するのを防止する。
以上のように、本考案によるときは単一の作業
装置を通常のバケツトとしてもまたフオークとし
ても使用可能としたので、砂、砂利、土等の粒状
物よりなる一般土工材と木材等の長尺物の積込み
作業を単一のローダにて行うことができ、従つて
これら一般土工材の積込作業と長尺物の積込み作
業の両作業を必要とする場合でも単一のローダで
行うことができ、これにより設備面での負担を軽
減できると共に作業現場へのローダの搬入および
搬出に要する労力と費用と時間とを節減でき、さ
らには設備稼動効率を向上させることができる。
また、側板を補強リブとフオークタインとによ
り形成された溝内に収容し、かつ該補強リブに沿
つた複数個所で側板を固定するようにしたので、
バケツトとして使用する際に側板の変形やガタ付
きおよび脱落を防止することができる。また、背
面板と底板とは補強リブおよびフオークタインに
より補強されるので、バケツト或はフオークとし
ての強度および耐久性を向上させることができ
る。さらに、フオークとして使用する際に、フオ
ークタインの上壁が補強リブの内側縁よりさらに
バケツト内方に突出しているので、背面板や補強
リブの損傷を防止することができる。また、フオ
ークタインはバケツトの底板および背面板の側方
外方端付近にのみ設けられているので、フオーク
タインがバケツトの機能を実質的に害することな
く、またバケツト重量を著しく増加させることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるローダ用バケツトの正面
図、第2図は同側面図、第3図は第1図の線−
に沿う断面図、第4図は第1図の線−に沿
う断面図である。 2……底板、4……背面板、6,6……側板、
18,18……溝、20……ピン、21……ボル
ト、26,26……フオークタイン、28……側
壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板と背面板と一対の側板とを備えた土工車輌
    等に使用されるローダ用バケツトにおいて、前記
    各側板が前記底板および背面板とは別体より構成
    せられて該底板および背面板の側方外方端にボル
    ト等により容易に取外し自在に装着され、かつ前
    記底板および背面板の内側面上側方外方端付近に
    おいて横方向に離間された左右一対のフオークタ
    インが該底板および背面板と一体に形成され、該
    各フオークタインは背面板の上縁から底板の先端
    縁まで湾曲状に伸びておりかつ一対の側壁と該側
    壁間を結合する上壁とを含み、前記側板は前記底
    板および背面板の側方外方端に沿つて固着された
    補強リブと該補強リブの内側に隣接して位置する
    前記フオークタインの側壁とにより形成された溝
    内に収容可能とされ、かつ該補強リブに沿つた複
    数個所にて側板を固定する手段を有し、前記各フ
    オークタインの上壁は各補強リブの内側縁よりさ
    らにバケツト内方に突出していることを特徴とす
    るフオークタインとして兼用可能なローダ用バケ
    ツト。
JP1986027007U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPS6219719Y2 (ja)

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JP1986027007U JPS6219719Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JP1986027007U JPS6219719Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS61146557U JPS61146557U (ja) 1986-09-10
JPS6219719Y2 true JPS6219719Y2 (ja) 1987-05-20

Family

ID=30523557

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS439861Y1 (ja) * 1964-11-30 1968-04-30
JPS5026302A (ja) * 1973-07-11 1975-03-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS439861Y1 (ja) * 1964-11-30 1968-04-30
JPS5026302A (ja) * 1973-07-11 1975-03-19

Also Published As

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