JPS62195810A - 避雷碍子 - Google Patents

避雷碍子

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Publication number
JPS62195810A
JPS62195810A JP3674586A JP3674586A JPS62195810A JP S62195810 A JPS62195810 A JP S62195810A JP 3674586 A JP3674586 A JP 3674586A JP 3674586 A JP3674586 A JP 3674586A JP S62195810 A JPS62195810 A JP S62195810A
Authority
JP
Japan
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lightning arrester
fitting
lightning
cap
lead wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3674586A
Other languages
English (en)
Inventor
若松 啓治
入江 孝
淳 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は懸垂碍子の機能と避雷器の機能を兼ね備えた懸
垂碍子型の避雷碍子に関するものである。
(従来の技術) 従来、雷、開閉サージを吸収し送電線地絡事故を防止す
るために送電線路に避雷器を導入することが考えられて
いた。しかし、単に避雷機能のみを持つ避雷器を送電線
路に取付けることは送電線鉄塔構造、及び碍子装置等が
複雑になり好ましくない。このため、従来の碍子の絶縁
・電線支持機能と避雷器の避雷機能を兼ね備えた各種の
避雷碍子が提案されている(例えば、特開昭55−32
;308号公報参照)。この避雷碍子は中央−上部の四
部に一体的に避雷素子を内蔵し、同避雷素子をキャップ
金具、及びピン金具に電気的に接続したものであった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この懸垂碍子型の避雷碍子ば避雷素子を頭部
内に埋め込むため避雷機能と懸垂碍子としての荷重負担
機能を中心軸近傍つまり11n部で集中的に担う必要が
あり、碍子連長を大幅に増大させ、避雷機能と機械的強
度の協調を邦しいものにしていた。
この発明は避雷素子異常時の内圧上昇によって避雷碍子
が機械的5電気的損傷を受は易いこと、及び避雷碍子の
連結長が増大し重量が大きく強度が低下するという問題
点を解決することを目的としている。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、−1−下腹数段
の笠部5a〜5aを筒状の胴部5bにより一体に連結し
、最1−側の笠部5dの中央1部にシ11有蓋筒状の四
部5dを一体に形成して碍Y−オ体5を構成し、前記頭
部5dにはキャップ金具7を被冠固定し・110部5d
の内側にし、■前記胴部5[)側力・らピン金具8を嵌
入固定し、前記胴部5bには収納孔9を上下方向に形成
し、同収納孔9内には電圧−電流特性が非直線性の避雷
素子lOを収納し、同避雷素子10の上下両端部には同
素子IOに電気的に接続される上下両電極11.14を
取着し、■一部電極11を前記キャップ金j(7にり1
し気中放電間隙G1を介して間接的に、又はIJ −i
線13により接続し、さらに下部電極14をピン金具8
、又は下側に位置する避雷碍子のキャップ金具7に対し
気中放電間隙G2を介して間接的に、又はリート線15
により接続するという構成を採っている。
(作用) 送電線路に雷サージによる過大電圧が印加されて、下部
電極に加わると、避雷素子は速やかに抵抗値を減じて雷
サージによる高電圧を放電さ−Uる。
又、前記雷サージに継続する続流に対しては抵抗値を復
元して絶縁を回復するので〜続流放電Gよ(■制遮断さ
れて電線路は正常に復帰する。
この発明は二つの懸垂碍子を二連に一体化したので、キ
ャップ金具7が二個から一個になって小型、軽量化する
とともに、碍子本体5の胴部5bに避雷素子10を埋設
したので、万一過大な雷サージ吸収により、又、劣化そ
の他の原因により同素子10に異常が生しても引張強度
を負担する碍子本体のキヤ・ノブ金具部Gこ機械曲損(
iを受心す難く、このため信頼性が向−Lする。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に従っ
て説明する。
第2図に示すように、鉄塔(図示しない)に設けられた
支持アーム1に吊下金具2を介して懸垂碍子型の避雷碍
子3が多数直列に垂下され、同避雷碍子3の最下端には
吊下金具4を介して送電線I、が支持されている。
第1図に示すように、避雷碍子3を構成する碍子本体5
は上下二段の笠部5a、5aと、雨笠部5a、5aを一
体に連結する円筒状の胴部5bと、前記笠部5a、5a
の内側面に円環状に、かつ同心状に形成された複数のひ
だ部5cと、さらに、前記上側の笠部5aの中央」一部
に一体形成された有蓋円筒状の頭部5dとにより一体成
型されている。又、同頭部5dの外周にはセメント6に
よりキャンプ金具7が被冠固定され、同金具7には係合
凹部7aが形成され、直トの避雷碍子3のピン金具8を
係合し得るようにしている。ピン金具8の上部は前記頭
部5dの内部にセメント6により固定され、下端は直下
の避雷碍子3の前記キャップ金具7の係合凹部7aに係
合されている。このようにして複数の避雷碍子3が直列
に連結されている。なお、前記ピン金具8の固定用セメ
ント6は、同ピン金具8に曲げやねじれが作用するよう
な場所に使用する場合あるいは放電によるノイズその他
で支障がある場合には、胴部5bの下端縁まで充填して
もよい。
前記胴部5bには有蓋円筒状をなす複数(本実施例では
4箇所)の収納孔9が碍子本体5の成型(多環間隔に、
かつ上下方向に下端を開「1するように形成されている
。同収納孔9の中には酸化亜11)(Z n O)を十
祠とした続流遮断特性に優れた電圧−電流特性が非直線
性の複数の避雷素子10゜10が直列に嵌入されている
。同避雷素子10の千1瑞面には銅糸の金属よりなる上
部電極IIが収納され、同電極11に一体形成した導電
棒11aば笠部5a基端に貫通形成した挿通孔12を通
ってト部外側へ突出されている。この導電棒11aと前
記キャップ金具7とはリード線13により電気的に接続
さている。なお、前記リード線13と導電棒11a及び
キャップ金具7とは半田付り等により止着されている。
一方、前記避雷素子]0の下端面には銅系金属よりなる
下部電極14が接合固定され、同電極14はリード線1
5によりピン金具8と電気的に接続されている。なお、
このリード線I5も下部電極14及びピン金具8と半F
H付は等により止着されている。
前記避雷素子10,10、及び素17−]0と上下両電
極11.14の間は、素7一端面に施された金属処理層
を介して銀ローよりなる薄い導通処理材1Gにより接続
されている。又、収納孔9と避雷素子IO1電極板16
、及び」−下部電極】l、14との間には、低融点ガラ
ス素材や有機絶縁材料、例えば耐熱シリコンゴム等より
なる気密封着剤17が充填され、こうして各部材は気密
的に無泡接着されている。なお、前記導電棒11aと挿
通孔12との間にも、前記気密封着剤17が充填されて
いる。
ところで、この実施例では前記避雷素子10の−1−面
をキャップ金具7の下端縁よりも下方にして、頭部5d
の強度が低下しないようにしている。又、前記挿通孔1
2を導電棒11aが挿通ずるのみの細い孔にして、開孔
12を気密封着し易く、水分の収納孔9内への進入を防
11−シて信頼+rI゛を向l−させている。さらに、
この実施例では避雷素子1゜の外周面ピン側をキャップ
金具7の水平方向外周縁よりも内側に位置し、避雷素子
10の上面をI−側の笠部5aの表面よりも下方に位置
し、避雷素子】0の下面ば下側の笠部5aの下縁よりも
上方に位置するようにしている。
次に、以上のように構成された避雷碍子についてその作
用を説明する。
送電線17に雷サージの過大電圧が印加されると、この
ときの電流は吊下金具4から最下端の避雷碍子3のピン
金具8−リード線15−・下部電極14−避雷素子10
−上部電極11−リート−線13−・キャンプ金具7を
経て、直上の避雷碍子3のピン金具8へ流れる。同様に
複数直列に連結された各避雷碍子3に順次伝達され、最
上端の避雷碍子3のキャップ金具7から吊下金具2及び
支持アーム1を経て大地へアースされる。
このとき、碍子本体5の胴部5bに内蔵された避雷素子
10はその特性により速やかGこ抵抗イ直を減じて雷サ
ージによる大電流を放電させる。又、前記雷サージに継
続する続流に対しては避雷素子10は直ちに抵抗値を復
元して絶縁を回復するので、続流放電は抑制遮断されて
電線路は正常に復帰する。
本発明実施例においては、二つの懸9 碍子を一つに一
体化し、その胴部5bに避雷素子10を内蔵したので、
万一避雷素子1oに異常がノIモしても送電線I7の吊
下荷重を分担する頭部5dにfil傷を受けることはな
く、従って送電線の離断を防止できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
次のように具体化してもよい。
(1)第4図に示すように、前記両リード線13゜15
を省略し、導電棒11aとキャップ金具7との間に、気
中放電間隙Glを設け、下部電極14とピン金具8 (
又は、下側に位置する避雷rす子3のキャップ金具7)
との間にも気中放電間隙G2を設けること。そして、一
連の避雷碍子連におけるその放電間隙Gl、G2の総計
は常時印加される電圧に耐え、雷サージの過大電圧に対
して速やかに放電し、かつ遮断器の再投入時のサーソ電
圧に対する強度を有する値に設定すること。例えば、6
万ボルトで6個の避雷碍子3がtH列に連結偶下巨 されている場合、1個当たりl 20 +u程度の間隙
をとればよい。
この別例の場合には當には避雷素子]0に電圧が印加さ
れないので、素子の長さが短くて済み・又、各素子10
の電圧分担を考慮しなくてもよい。
前記両気中放電間隙Gl、G2の内、いづれか一つの間
隙にしてもよい。
(2)第5図に示すように、前記気密封着剤17に代え
てシリコン、ゴム等の弾性体18を使用し、導電棒11
aと挿通孔12との間には、半1119を充虜するとと
もに、挿通孔12には同半田19との間の気密性を向上
させるための金属化処理層20を形成し、下部の避雷素
子10と下部電極14との間には、ばね受け21、及び
ばね22を介在させ、さらに、収納孔9に嵌着したカシ
メ金具23により下部電極14を固定すること。前記カ
シメ金具23は半田24により被覆され、収納孔9の下
端内周面には前記半田24との間の気密性を向−にする
ために金属化処理層25が形成されている。
なお、前記上下両電極11.14と避雷素子10を互い
にロー付fノして、前記ばね22を省略する構造として
もよい。又、前記両電極1.1.14、避雷素子10等
を一体的に組みつけて、ユニット化してもよい。
(3)前記笠部5aを三段、四段あるいはそれ以上の複
数段に一体形成すること。
発明の効果 以−1−詳述したように、本発明は避雷素子に異常が生
しても機械的強度を負担する碍子本体のキャップ金具部
に損傷を受は難く、このため信頼性を向−トできるとと
もに、避雷碍子の連結長を短くし、かつキャップを二個
から一個に減らして重量を軽減し、製作を容易に行いコ
ストダウンを図ることができる効果がある。又、胴部に
形成した収納孔を利用して避雷素子を埋め込み固定する
の−で、碍子本体の笠部の径を小さくして、軽量化を図
ることができるとともに、碍子本体を一体に製造し、そ
の後収納孔を形成する作業は容易であるため、避雷碍子
の製造が簡単になる。さらに、避雷素子とキャップ金具
との距離を短くできるので、リード線もしくは気中放電
間隙のインダクタンスが減り、避雷素子を小容量にでき
、信頼性を向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す避雷碍子の半縦断面図
、第2図は同じく避雷碍子の使用状態を示ず路体正面図
、第3図は第1図のA−A線端面図、第4図は本発明の
別例を示す半縦断面図、第5図は避雷素子の絹みつけ構
造の別例を示す断面図である。 3・・・避雷碍子、5・・・碍子本体、5a・・・笠部
、5b・・・胴部、5d・・・頭部、7・・・キャップ
金具、8・・・ピン金具、9・・・収納孔、10・・・
避雷素子、11・・・上部電極、12・・・挿通孔、1
3.15・・・リード線、14・・・下部電極。 特 許 出 願 人   東京電力 株式会社日本碍子
 株式会社 代 理 人       弁理士 恩1)博宣第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下複数段の笠部(5a〜5a)を筒状の胴部(5
    b)により一体に連結し、最上側の笠部(5a)の中央
    上部には有蓋筒状の頭部(5d)を一体に形成して碍子
    本体(5)を構成し、前記頭部(5d)にはキャップ金
    具(7)を被冠固定し、頭部(5d)の内側には前記胴
    部(5b)側からピン金具(8)を嵌入固定し、前記胴
    部(5b)には収納孔(9)を上下方向に形成し、同収
    納孔(9)内には電圧−電流特性が非直線性の避雷素子
    (10)を収納し、同避雷素子(10)の上下両端部に
    は同素子(10)に電気的に接続される上下両電極(1
    1、14)を取着し、上部電極(11)を前記キャップ
    金具(7)に対し気中放電間隙(G1)を介して間接的
    に、又はリード線(13)により接続し、さらに下部電
    極(14)をピン金具(8)、又は下側に位置する避雷
    碍子のキャップ金具(7)に対し気中放電間隙(G2)
    を介して間接的に、又はリード線(15)により接続し
    たことを特徴とする避雷碍子。 2 前記避雷素子(10)は収納孔(9)に対し気密封
    着剤(17)により気密的に封着固定されている特許請
    求の範囲第1項に記載の避雷碍子。
JP3674586A 1986-02-20 1986-02-20 避雷碍子 Pending JPS62195810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06103845A (ja) * 1992-09-22 1994-04-15 Ngk Insulators Ltd 懸垂型避雷碍子及びその碍子本体の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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