JPS62195525A - 積雪検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は積雪検知装置に関する。

（背景技術） ｆｎ雪の多い地方においては建物の崩壊等を防ぐために
屋根等に積もった雪を時折除去（７なければならない。

そのため、屋根等に雷が積もったかどうかを調べろ必要
がある。

しかして、降雪地帯における家屋の屋根には雪が積もっ
ているかどうかを検知する積雪検知装置を設けたり、こ
の積雪検知装置と相俟って積もった雪を融かすためのい
わゆるルーフヒータを設けたりしている。

ところで、積雪検知装置は屋外の積雪下で使用されるこ
とから、動作が確実で保守・点検等が不要なものが望ま
れるが、従来においては好ましい積雪検知装置が存在し
なかった。

（発明の目的） 本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、積雪があった場合に確実に動作する
と共に、温度変化による誤動作を防止し得ろ積雪検知装
置を提供することにある。

（発明の開示） 息下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。

第１図は本発明の一実施例を示し、積雪検知装置を屋根
上に設置した状態を示している。図において、１は屋根
、２は積雪検知装置本体、３は積雪による圧迫を内部の
センサに伝える弾性部材としての積雪検知薄肉袋体、４
は電源および信号を入出力するためのケーブルである。

第２図は積雪検知装置本体２の内部構成を示したもので
あり、一部を断面で示している。図において、２ｍ、　
２ｂは積雪検知装置本体２の積雪検知薄肉袋体３を収納
する壁面および底面、５は積雪検知薄肉袋体３内に充填
された流体、６は積雪センサ、７は補正センサ、８は融
雪水逃げ口、９は防水用オーリングである。

第３図は積雪センサ６、補正センサ７の本体部の構成を
示したものであり、（イ）は縦断面図、（ロ）は底面図
である。図において１０は感圧素子であり、この感圧素
子１０は半導体プロセスにて製造され、４片の感圧抵抗
が拡散技術等にて作られており、フルブリッジ回路を構
成している。

そして、その裏面には化学的エツチング等によリダイヤ
フラム１０ａが形成されており、このダイヤフラム１０
ａの変形がフルブリッジ回路により電気信号として取り
出される。なお、１０ｂは圧力室、１０ｃは小孔、１１
はパッケージ、１１ａはリードフレーム、１１ｂは圧力
導入パイプ、１２はワイヤ、】３はカバーである。

第４図は回路構成の一例を示したものであり、１４は積
雪センサ６、補正センサ７のフルブリッジ回路に定電流
信号を供給するための定電流回路、１５．１６は積雪セ
ンサ６、補正センサ７のフルブリッジ回路から信号を取
り出すための差動増幅回路、１７は積雪検知動作を行う
判定回路、１？ａは判定回路１７における比較器である
。

しかして、本発明の積雪検知装置本体２は第１図に示し
た如く人家等の家屋の屋根１に取り付けられ降雪に備え
られており、予めケーブル４を介して電源が与えられ、
積雪センサ６および補正センサ７は検知状態となってい
る。

今、積雪があると積雪検知装置本体２の積雪検知薄肉袋
体３にも雪が積もる状態となる。積雪検知薄肉袋体３の
内部には流体５が密閉された状態で封入されている。な
お、密閉された流体５は例えば空気、水、油等の圧縮性
もしくは非圧縮性の流体である。この内部の流体５は積
雪検知薄肉袋体３が積雪検知装置本体２の壁面２ａと底
面２ｂに圧接していると。積雪の自重の分だけ圧縮され
、圧力が上昇し、積雪の自重の分に相当する力を伝播す
る。これは圧縮性、非圧縮性の流体の性質による。そし
て、この圧力もしくは力は積雪センサ６内に導かれ、内
部の感圧素子にて電気信号に変換される。なお、融雪が
あるとその融雪水が積雪検知装置本体２の内部に侵入す
るので、それを防止するために防水用オーリング９を設
け、更に排水用に融雪水逃げ口８を設けである。

ところで、積雪検知装置本体２は屋外で、しかも極寒に
さらされろことも多いので、温度に左右されない、すな
わち温度特性の良好な積雪センサ６が必要となるが、本
発明では特に温度特性の良好な積雪センサ６を用いなく
ても済むようにしている。すなわち、本発明では積雪セ
ンサ６単体における温度特性を問題とせず、積雪センサ
６と同等の温度特性をもつ補正センサ７を使用すること
により温度補正をするようにしている。もし何も温度補
正がなされない場合は、温度変化によってあたかも積雪
があったがごとく電気信号を出力することになり、誤動
作となる。

しかして、補正センサ７は大気開放の状態となっており
、その出力は積雪の有無には無関係であ性、温度変化に
よって出力が変動するものである。ここで、積雪センサ
６と補正センサ７を同種のものとし、同一ロット等の非
常に特性が似かよっているものを用いることにすると、
積雪センサ６と補正センサ７の出力は第４図に示す如く
差動増幅回＄１５．１６で検出されて信号Ａ、Ｂとした
後に判定回路１７の比較器１７ａによって両者の差Ａ−
Ｂについて判断されるので、両者の温度に対する変動分
は相殺されることになる。よって、温度変化による誤動
作を大幅に減少させろことができる。

（発明の効果） 以上のように本発明にあっては、感圧素子が形成された
ダイヤフラムの一方の面に小孔を介して流体圧を印加可
能に構成したセンサを２個設け、一方のセンサの小孔を
積雪位置に配した弾性部材で密封し、他方のセンサの小
孔を大気開放とし、両センサの出力を比較判別して積雪
を検知するようにしたので、 （イ）積雪の検知が弾性部材への雪の圧迫により行われ
るため、動作が確実であり、故障も生じにくい。

（ロ）特性の似たセンサの出力を比較判別しているので
温度変化による出力変動が相殺され誤動作が起こ９にく
い。

等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる積雪検知装置を屋根
上に配置した状態を示す図、第２ｒＩＡは積雪検知装置
の内部構成を示す図、第３図はセンサの構成を示し、（
イ）は縦断面図、（ロ）は底面図、第４図は積雪検知装
置の回路構成例である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）感圧素子が形成されたダイヤフラムの一方の面に
   小孔を介して流体圧を印加可能に構成したセンサを２個
   設け、一方のセンサの小孔を積雪位置に配した弾性部材
   で密封し、他方のセンサの小孔を大気開放とし、両セン
   サの出力を比較判別して積雪を検知することを特徴とし
   た積雪検知装置。
2. （２）弾性部材が流体を充填した薄肉袋体で形成されて
   なる特許請求の範囲第１項記載の積雪検知装置。