JPS62193961A - 耐圧安全容器 - Google Patents
耐圧安全容器Info
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- JPS62193961A JPS62193961A JP2871886A JP2871886A JPS62193961A JP S62193961 A JPS62193961 A JP S62193961A JP 2871886 A JP2871886 A JP 2871886A JP 2871886 A JP2871886 A JP 2871886A JP S62193961 A JPS62193961 A JP S62193961A
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ビールや炭酸飲料等の飲料類あるいはテニス
ボール等の固形物に一定の圧力を加えて密閉する広口の
容器に関し、特に内部からの圧力に十分に耐え、しかも
気密性に優れた耐圧安全容器に関する。
ボール等の固形物に一定の圧力を加えて密閉する広口の
容器に関し、特に内部からの圧力に十分に耐え、しかも
気密性に優れた耐圧安全容器に関する。
従来の技術
一般に、ビールや炭酸飲料等の飲料類あるいはテニスボ
ール等の固形物に一定の圧力を加えて密閉する広口の容
器は、ガラスビンやブリキ、アルミ化のような耐圧性、
ガス遮断性に優れた収納容器と、この収納容器の開口部
を!封する蓋とからなっており、例えば収納容器がガラ
スビンである場合、開口部の上部にバッキング材を設け
、該収納容器の外側で蓋を締め付けて開口部を密封し、
また収納容器が缶である場合、該収納容器の周縁部と蓋
の周縁部とを同時に巻き締めして開口部を密封している
。しかし、この種の容器は、収納容器から蓋を開蓋する
際、栓抜きや缶切り等の器具を用いなくてはならないた
めにその開蓋作業が面倒であり、また、収納容器が缶で
ある場合等、容器自体を損傷しなければ開蓋できないた
めに収納容器の再使用が不可能となって環境の保全、省
資源化、低コスト化に役立つものではなかった。
ール等の固形物に一定の圧力を加えて密閉する広口の容
器は、ガラスビンやブリキ、アルミ化のような耐圧性、
ガス遮断性に優れた収納容器と、この収納容器の開口部
を!封する蓋とからなっており、例えば収納容器がガラ
スビンである場合、開口部の上部にバッキング材を設け
、該収納容器の外側で蓋を締め付けて開口部を密封し、
また収納容器が缶である場合、該収納容器の周縁部と蓋
の周縁部とを同時に巻き締めして開口部を密封している
。しかし、この種の容器は、収納容器から蓋を開蓋する
際、栓抜きや缶切り等の器具を用いなくてはならないた
めにその開蓋作業が面倒であり、また、収納容器が缶で
ある場合等、容器自体を損傷しなければ開蓋できないた
めに収納容器の再使用が不可能となって環境の保全、省
資源化、低コスト化に役立つものではなかった。
従来、この点に着目して栓抜きや缶切り等の器具を用い
なくとも素手で容易かつ安全に開蓋することのできる容
器が特許第1084259号(特公昭56−28787
号公報)に開示されている。
なくとも素手で容易かつ安全に開蓋することのできる容
器が特許第1084259号(特公昭56−28787
号公報)に開示されている。
この容器は、硬質性外蓋と弾性内蓋との細条連結部の引
き半部を引っ張って、硬質性外蓋と弾性内蓋の一体化を
解くことにより硬質性外蓋が外れ、もって弾性内蓋が収
納容器から外れて開蓋できるものである。
き半部を引っ張って、硬質性外蓋と弾性内蓋の一体化を
解くことにより硬質性外蓋が外れ、もって弾性内蓋が収
納容器から外れて開蓋できるものである。
発明が解決しようとする問題点
しかし、特公昭56−28787@公報に開示している
容器は、弾性内器が収納容器の内部に露出しているため
に、収納容器内のガス等が弾性内蓋から透過してしまい
、従って容器自体の気密が十分に保てないという問題点
があった。
容器は、弾性内器が収納容器の内部に露出しているため
に、収納容器内のガス等が弾性内蓋から透過してしまい
、従って容器自体の気密が十分に保てないという問題点
があった。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたもので、開
M後の収納容器を再使用することができ、また閉蓋状態
における内部からの圧力に十分に耐え、かつ気密性に優
れた耐圧安全容器を提供することを目的とする。
M後の収納容器を再使用することができ、また閉蓋状態
における内部からの圧力に十分に耐え、かつ気密性に優
れた耐圧安全容器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明によれば上記問題点は、開口部を有する収納容器
と、この収納容器の開口部を密封する蓋とからなり、前
記収納容器はその内径周縁部に溝部を有し、前記蓋は鍔
部を有する硬質性外蓋と、この硬質性外蓋の下面に連設
された弾性内蓋と、この弾性内蓋を覆う多層フィルムと
を有し、該硬質性外蓋の鍔部と弾性内蓋の周縁部とで前
記収納容器の開口部の周囲壁を把持密封する溝部を形成
し、該硬質性外蓋の溝部の内径周縁部を閉蓋時に拡大変
形することにより該弾性内蓋と多層フィルムとが前記収
納容器の溝部に充填係止し、かつ前記収納容器からの圧
力を前記多層フィルムを介して該充填係止した係止部に
集結させるようにすることにより解決される。
と、この収納容器の開口部を密封する蓋とからなり、前
記収納容器はその内径周縁部に溝部を有し、前記蓋は鍔
部を有する硬質性外蓋と、この硬質性外蓋の下面に連設
された弾性内蓋と、この弾性内蓋を覆う多層フィルムと
を有し、該硬質性外蓋の鍔部と弾性内蓋の周縁部とで前
記収納容器の開口部の周囲壁を把持密封する溝部を形成
し、該硬質性外蓋の溝部の内径周縁部を閉蓋時に拡大変
形することにより該弾性内蓋と多層フィルムとが前記収
納容器の溝部に充填係止し、かつ前記収納容器からの圧
力を前記多層フィルムを介して該充填係止した係止部に
集結させるようにすることにより解決される。
実施例
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図ないし第5図は、本発明に係る耐圧安全容器の一
実施例を示すものであって、図面中、(1)は蓋であり
、このM(1)は、収納容器(2)に収納されたビール
、炭酸飲料等の飲料類あるいはテニスボール等の固形物
、その他所望の物質に一定の圧力を加えた状態で該収納
容器(2)の広口の開口部(3)を密封するものである
。
実施例を示すものであって、図面中、(1)は蓋であり
、このM(1)は、収納容器(2)に収納されたビール
、炭酸飲料等の飲料類あるいはテニスボール等の固形物
、その他所望の物質に一定の圧力を加えた状態で該収納
容器(2)の広口の開口部(3)を密封するものである
。
前記蓋(1)は、硬質材料、例えばブリキからなる外蓋
<10>と、プラスチック等の弾性材料からなる弾性内
蓋(11)と、この弾性内蓋(11)を覆う多層フィル
ム(12)とからなっている。
<10>と、プラスチック等の弾性材料からなる弾性内
蓋(11)と、この弾性内蓋(11)を覆う多層フィル
ム(12)とからなっている。
前記蓋(1)の外周縁には、収納容器(2)の開口部(
3)を構成する環状の周囲壁(30)の上端縁部(31
)が嵌入するような環状溝部(13)が設けられている
(第1図ないし第4図参照)。該環状溝部(13)は、
外蓋(10)の外周縁に設けられ、かつ収納容器(2)
の周囲壁(30)における外周縁部(32)と係合する
下方に傾斜された斜面を有する環状鍔部(14)と、外
蓋(10)の内方側に設けられた環状段部(15)及び
この環状段部(15)に続いて内方に膨出する環状凸壁
部(16)とによって構成されている。該環状溝部(1
3)の内方側には、環状凸壁部(1G)に続く環状凹部
(17)が設けられており、外1(10)の中央が上方
に湾曲している。該環状凹部(17)には適宜間隔をお
いて適宜個数の細孔(18)が穿設されており、外1(
10)の中心側には小孔(19〕が穿設されている。
3)を構成する環状の周囲壁(30)の上端縁部(31
)が嵌入するような環状溝部(13)が設けられている
(第1図ないし第4図参照)。該環状溝部(13)は、
外蓋(10)の外周縁に設けられ、かつ収納容器(2)
の周囲壁(30)における外周縁部(32)と係合する
下方に傾斜された斜面を有する環状鍔部(14)と、外
蓋(10)の内方側に設けられた環状段部(15)及び
この環状段部(15)に続いて内方に膨出する環状凸壁
部(16)とによって構成されている。該環状溝部(1
3)の内方側には、環状凸壁部(1G)に続く環状凹部
(17)が設けられており、外1(10)の中央が上方
に湾曲している。該環状凹部(17)には適宜間隔をお
いて適宜個数の細孔(18)が穿設されており、外1(
10)の中心側には小孔(19〕が穿設されている。
前記弾性内蓋(11)は、外蓋(10)の内面に隣接し
て形成されるもので、外蓋(10)の環状段部(15)
及び環状凸壁部(16)に対応する位置に設けられた環
状周縁部(20)、この環状周縁部(20)に続いて内
方向の下方に向けて傾斜した段部を有する環状部(21
)及び外1(10)の環状凹部(17)の下部に設けら
れた環状底部(22)により構成されている。しかして
、(23)は外蓋(10)の環状凹部(17)内に存す
る引き学部であって、細孔(18)及び小孔(19〕を
介して該弾性内蓋(11)と連続し、一体的に形成され
たものである。
て形成されるもので、外蓋(10)の環状段部(15)
及び環状凸壁部(16)に対応する位置に設けられた環
状周縁部(20)、この環状周縁部(20)に続いて内
方向の下方に向けて傾斜した段部を有する環状部(21
)及び外1(10)の環状凹部(17)の下部に設けら
れた環状底部(22)により構成されている。しかして
、(23)は外蓋(10)の環状凹部(17)内に存す
る引き学部であって、細孔(18)及び小孔(19〕を
介して該弾性内蓋(11)と連続し、一体的に形成され
たものである。
前記多層フィルム(12)は、弾性内蓋(11)の環状
底部(22)に接着されて環状部(21)を完全に被覆
するものであり、端部(24)が該環状部(21)より
も上方に位置している。
底部(22)に接着されて環状部(21)を完全に被覆
するものであり、端部(24)が該環状部(21)より
も上方に位置している。
第3図に示す収納容器(2)は、例えばプラスチック材
料により成形されたものであり、開口部(3)が周囲壁
(30)により構成されている。前記周囲壁(30)は
、蓋(1)の環状溝部(13)が嵌入する上端縁部(3
1)と、外方側に向けて傾斜し、かつ蓋(1)の環状鍔
部(14)が係止する外周縁部(32)と、弾性内蓋
(11)の環状周縁部(20)が充填係止する環状係止
溝部(33)と、弾性内蓋(11)の環状部(21)の
段部と係止する段部を有し、かつ該環状部(21)が係
合する内径環状部(34)とからなっており、該内径環
状部(34)の径が開口部(3)の入口の径よりも径小
となっている。また、前記周囲壁(30)の外周縁部(
32)に続く容器固定部(35)は、外周縁部(32)
の径よりも小さくなるように内方向の下方に向けて湾曲
している。
料により成形されたものであり、開口部(3)が周囲壁
(30)により構成されている。前記周囲壁(30)は
、蓋(1)の環状溝部(13)が嵌入する上端縁部(3
1)と、外方側に向けて傾斜し、かつ蓋(1)の環状鍔
部(14)が係止する外周縁部(32)と、弾性内蓋
(11)の環状周縁部(20)が充填係止する環状係止
溝部(33)と、弾性内蓋(11)の環状部(21)の
段部と係止する段部を有し、かつ該環状部(21)が係
合する内径環状部(34)とからなっており、該内径環
状部(34)の径が開口部(3)の入口の径よりも径小
となっている。また、前記周囲壁(30)の外周縁部(
32)に続く容器固定部(35)は、外周縁部(32)
の径よりも小さくなるように内方向の下方に向けて湾曲
している。
作 用
このような構成を有する蓋(1)で収納容器(2〉を密
閉するには、収納容器(2)の上端縁部(31)にM(
1)をその環状部(21)を介して第4図に示したごと
く載置する。この状態において、環状鍔部(14)は周
囲壁(30)の外周縁部(32)に当接して係止してお
り、該環状鍔部(14)を外側から押えながら仮想線で
示すごとく外蓋(10)の環状凸壁部り16)を内方向
から外方向に拡大変形させて内方向の下方に向けて傾斜
する環状壁部(16a)を形成し、それにより弾性内蓋
(11)の環状周縁部(20)が圧縮変形されて多層フ
ィルム(12)の端部(24)とともに収納容器(2)
の環状係止溝部(33)に噛み合った状態で充填する環
状係止部(20a)が形成され(第5図参照)、これに
より収納容器(2)が蓋(1)によって完全に密閉され
るものである。
閉するには、収納容器(2)の上端縁部(31)にM(
1)をその環状部(21)を介して第4図に示したごと
く載置する。この状態において、環状鍔部(14)は周
囲壁(30)の外周縁部(32)に当接して係止してお
り、該環状鍔部(14)を外側から押えながら仮想線で
示すごとく外蓋(10)の環状凸壁部り16)を内方向
から外方向に拡大変形させて内方向の下方に向けて傾斜
する環状壁部(16a)を形成し、それにより弾性内蓋
(11)の環状周縁部(20)が圧縮変形されて多層フ
ィルム(12)の端部(24)とともに収納容器(2)
の環状係止溝部(33)に噛み合った状態で充填する環
状係止部(20a)が形成され(第5図参照)、これに
より収納容器(2)が蓋(1)によって完全に密閉され
るものである。
なお、弾性内蓋(11)の環状部(21)と収納容器(
2)の内径環状部(34)とは夫々の段部が当接した状
態で係合しており、この係合は、閉蓋時における外蓋(
10)の環状凸壁部(16)の拡大変形により内1f(
11)の環状周縁部(20)が収納容器(2)内へすべ
り込むことを防止し、かつ収納容器(2〉の環状係止溝
部(33)に完全に充填し噛み合わす機能を有するもの
である。
2)の内径環状部(34)とは夫々の段部が当接した状
態で係合しており、この係合は、閉蓋時における外蓋(
10)の環状凸壁部(16)の拡大変形により内1f(
11)の環状周縁部(20)が収納容器(2)内へすべ
り込むことを防止し、かつ収納容器(2〉の環状係止溝
部(33)に完全に充填し噛み合わす機能を有するもの
である。
また、多層フィルム(12)は、収納物の品質保全のた
めだけでなく、収納容器(2)内に充填されたガス等の
透過を防止するとともに、収納容器(2)の内部から強
力な圧力が直接外蓋(10)の下面にかからないように
して蓋(1)が収納容器(2)から開蓋することを防止
するためのものである。なぜならば、弾性内蓋(11)
と一体化を保っている細孔(18)内の連結部(11a
)は、細条となって素手で容易に引きちぎられる程度の
弱い保持力しか有していないために、内部から圧力がか
かると該連結部(11a)が切断され、もって蓋(1)
が収納容器(2)から外れて開蓋してしまうのである。
めだけでなく、収納容器(2)内に充填されたガス等の
透過を防止するとともに、収納容器(2)の内部から強
力な圧力が直接外蓋(10)の下面にかからないように
して蓋(1)が収納容器(2)から開蓋することを防止
するためのものである。なぜならば、弾性内蓋(11)
と一体化を保っている細孔(18)内の連結部(11a
)は、細条となって素手で容易に引きちぎられる程度の
弱い保持力しか有していないために、内部から圧力がか
かると該連結部(11a)が切断され、もって蓋(1)
が収納容器(2)から外れて開蓋してしまうのである。
前記多層フィルム(12)は、このような開蓋を防止す
る別面を有し、該多層フィルム(12)の介在により内
部からの圧力を外蓋(10)の環状係止部(20a )
に集結させ、かつ内圧により多層フィルム(12)が外
W(10)の下面に接することのないように外蓋(10
)と多層フィルム(12)との間が空間部(25)とな
っている。また、収納容器(2)が柔軟性を有する容器
であって、閉蓋後、加熱殺菌処理した場合、冷却後の容
器内の収縮に見合うべく多層フィルム(12)に弛みを
設けることにより容器自体の変形を防止する機能として
も役立ち、このことから液体窒素充填等を必要としない
。なお、使用目的により外蓋(10)の中心部に穴を穿
設しても機能上回らさしつかえないことは勿論である。
る別面を有し、該多層フィルム(12)の介在により内
部からの圧力を外蓋(10)の環状係止部(20a )
に集結させ、かつ内圧により多層フィルム(12)が外
W(10)の下面に接することのないように外蓋(10
)と多層フィルム(12)との間が空間部(25)とな
っている。また、収納容器(2)が柔軟性を有する容器
であって、閉蓋後、加熱殺菌処理した場合、冷却後の容
器内の収縮に見合うべく多層フィルム(12)に弛みを
設けることにより容器自体の変形を防止する機能として
も役立ち、このことから液体窒素充填等を必要としない
。なお、使用目的により外蓋(10)の中心部に穴を穿
設しても機能上回らさしつかえないことは勿論である。
第5図に示したような状態に収納容器(2)を密閉して
いる蓋(1)は、次のようにして開蓋される。
いる蓋(1)は、次のようにして開蓋される。
まず、環状凹部(17)内に存在する引き手部(23)
をその先端部(23a)から引張っていくと、細孔(1
8)内の連結部(11a)が細条であるから引張力によ
って引きちぎられることとなり、また小孔(19〕部分
に存在する連結部(図示せず)がやや太めとなっている
ため引張力によって引きちぎられることはなく、最終的
に終端部(23b)が弾性内蓋(11)と連続している
。この時、ざらに該引き手部(23)を引き上げていく
と、外蓋(10)は弾性内蓋(11)から外れて浮き上
り、これにより外蓋(10)の環状鍔部(14)と収納
容器(2)の外周縁部(32)との係合を解き、さらに
引き上げれば弾性内蓋(11)が浮き上がって収納容器
(2)の環状係止溝部(33)に充填された環状係止部
(20a)が元の状態に復帰して弾性内蓋(11)と収
納容器(2)との係合が解かれることとなり、このこと
がらM(1)が収納容器(2)の開口部(3)から開蓋
されることとなる。
をその先端部(23a)から引張っていくと、細孔(1
8)内の連結部(11a)が細条であるから引張力によ
って引きちぎられることとなり、また小孔(19〕部分
に存在する連結部(図示せず)がやや太めとなっている
ため引張力によって引きちぎられることはなく、最終的
に終端部(23b)が弾性内蓋(11)と連続している
。この時、ざらに該引き手部(23)を引き上げていく
と、外蓋(10)は弾性内蓋(11)から外れて浮き上
り、これにより外蓋(10)の環状鍔部(14)と収納
容器(2)の外周縁部(32)との係合を解き、さらに
引き上げれば弾性内蓋(11)が浮き上がって収納容器
(2)の環状係止溝部(33)に充填された環状係止部
(20a)が元の状態に復帰して弾性内蓋(11)と収
納容器(2)との係合が解かれることとなり、このこと
がらM(1)が収納容器(2)の開口部(3)から開蓋
されることとなる。
なお、外蓋(10)の環状鍔部(14)が係合する収納
容器(2)の外周縁部(32)及び収納容器(2)の開
口部(3)を閉蓋する際に拡大変形された外1(10)
の環状壁部(16a)は、外蓋(10)が容易に上方向
に開蓋できるように適当な傾斜面を有するものであり、
また、収納容器(2)の環状係止溝部(33)は、それ
ぞれの収納物によりさまざまな形状をとりうろことは勿
論で、本実施例では一例を示したにすぎない。さらに、
本実施例では収納容器(2)をプラスチック材料として
説明したが、使い捨て容器として環境を保全するため、
易処理収納材として紙容器等の柔軟性を有する容器であ
っても使用でき、このこのとから本発明の耐圧安全容器
は、使用目的が限定されることなく容器として広い範囲
に役立つものである。さらにまた、本実施例ではM(1
)の形状を円形とした場合を示したが、収納容器(2)
の開口部(3)の形状に応じて種々の形状をとりうろこ
とは勿論で、3角形、4角形、その信条角形とすること
も可能である。
容器(2)の外周縁部(32)及び収納容器(2)の開
口部(3)を閉蓋する際に拡大変形された外1(10)
の環状壁部(16a)は、外蓋(10)が容易に上方向
に開蓋できるように適当な傾斜面を有するものであり、
また、収納容器(2)の環状係止溝部(33)は、それ
ぞれの収納物によりさまざまな形状をとりうろことは勿
論で、本実施例では一例を示したにすぎない。さらに、
本実施例では収納容器(2)をプラスチック材料として
説明したが、使い捨て容器として環境を保全するため、
易処理収納材として紙容器等の柔軟性を有する容器であ
っても使用でき、このこのとから本発明の耐圧安全容器
は、使用目的が限定されることなく容器として広い範囲
に役立つものである。さらにまた、本実施例ではM(1
)の形状を円形とした場合を示したが、収納容器(2)
の開口部(3)の形状に応じて種々の形状をとりうろこ
とは勿論で、3角形、4角形、その信条角形とすること
も可能である。
発明の効果
以上のように本発明は、開口部を有する収納容器と、こ
の収納容器の開口部を密封する蓋とからなり、前記収納
容器はその内径周縁部に溝部を有し、前記蓋は鍔部を有
する硬質性外蓋と、この硬質性外蓋の下面に連設された
弾性内蓋と、この弾性内蓋を覆う多層フィルムとを有し
、該硬質性外蓋の鍔部と弾性内蓋の周縁部とで前記収納
容器の開口部の周囲壁を把持密封する溝部を形成し、該
外蓋の溝部の内径周縁部を閉蓋時に拡大変形することに
より該弾性内蓋と各間フィルムとが前記収納容器の溝部
に充填係止し、かつ前記収納容器からの圧力を前記多層
フィルムを介して該充填係止した係止部に集結させるよ
うにした耐圧安全容器であるから、収納容器の内部から
の圧力に十分に耐えることができ、従来のように弾性内
蓋が収納容器の内部に露出しないために収納容器内のガ
ス等が透過せず、従って気密性に優れているという著大
な効果を有する。また、収納容器の溝部に係止する内蓋
が弾性材により形成されていることから、開蓋時あるい
は閉蓋時において、収納容器の開口部を損傷することが
なく、このため該収納容器の回収再使用ができ、缶に比
べ環境の保全、省資源化、低コスト化に役立つものであ
り、またビン類に比べ開口部が広くコツプ状にすれば、
収納容器の積み重ねができ洗浄もビンに比べ容易であり
、さらにガス遮断性のプラスチック材を使用すれば社内
で容器生産が可能で省スペース化、流通コストの削減に
役立つことができる等の効果がある。
の収納容器の開口部を密封する蓋とからなり、前記収納
容器はその内径周縁部に溝部を有し、前記蓋は鍔部を有
する硬質性外蓋と、この硬質性外蓋の下面に連設された
弾性内蓋と、この弾性内蓋を覆う多層フィルムとを有し
、該硬質性外蓋の鍔部と弾性内蓋の周縁部とで前記収納
容器の開口部の周囲壁を把持密封する溝部を形成し、該
外蓋の溝部の内径周縁部を閉蓋時に拡大変形することに
より該弾性内蓋と各間フィルムとが前記収納容器の溝部
に充填係止し、かつ前記収納容器からの圧力を前記多層
フィルムを介して該充填係止した係止部に集結させるよ
うにした耐圧安全容器であるから、収納容器の内部から
の圧力に十分に耐えることができ、従来のように弾性内
蓋が収納容器の内部に露出しないために収納容器内のガ
ス等が透過せず、従って気密性に優れているという著大
な効果を有する。また、収納容器の溝部に係止する内蓋
が弾性材により形成されていることから、開蓋時あるい
は閉蓋時において、収納容器の開口部を損傷することが
なく、このため該収納容器の回収再使用ができ、缶に比
べ環境の保全、省資源化、低コスト化に役立つものであ
り、またビン類に比べ開口部が広くコツプ状にすれば、
収納容器の積み重ねができ洗浄もビンに比べ容易であり
、さらにガス遮断性のプラスチック材を使用すれば社内
で容器生産が可能で省スペース化、流通コストの削減に
役立つことができる等の効果がある。
第1図は本発明に係る耐圧安全容器の一実施例を示す蓋
の平面図、 第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は本発明
に係る耐圧安全容器の一実施例を示す収納容器の縦断面
図、 第4図は閉蓋前の状態を示す要部拡大断面図、第5図は
閉M後の状態を示す縦断面図である。 (1):蓋、 (2):収納容器、(3)二開ロ
部、 (10) :外蓋、(11) :弾性内蓋、(
12) :多層フィルム、(13) :溝部、 (
14) :鍔部、(20) :周縁部、 (20a
) :係止部、(30) :周囲壁、 (33) :
溝部。 嬉1図 第2図 第3図
の平面図、 第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は本発明
に係る耐圧安全容器の一実施例を示す収納容器の縦断面
図、 第4図は閉蓋前の状態を示す要部拡大断面図、第5図は
閉M後の状態を示す縦断面図である。 (1):蓋、 (2):収納容器、(3)二開ロ
部、 (10) :外蓋、(11) :弾性内蓋、(
12) :多層フィルム、(13) :溝部、 (
14) :鍔部、(20) :周縁部、 (20a
) :係止部、(30) :周囲壁、 (33) :
溝部。 嬉1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕開口部(3)を有する収納容器(2)と、この収
納容器(2)の開口部(3)を密封する蓋(1)とから
なり、前記収納容器(2)はその内径周縁部に溝部(3
3)を有し、前記蓋(1)は鍔部(14)を有する硬質
性外蓋(10)と、この硬質性外蓋(10)の下面に連
設された弾性内蓋(11)と、この弾性内蓋(11)を
覆う多層フィルム(12)とを有し、該硬質性外蓋(1
0)の鍔部(14)と弾性内蓋(11)の周縁部(20
)とで前記収納容器(2)の開口部(3)の周囲壁(3
0)を把持密封する溝部(13)を形成し、該硬質性外
蓋(10)の溝部(13)の内径周縁部を閉蓋時に拡大
変形することにより該弾性内蓋(11)と多層フィルム
(12)とが前記収納容器(2)の溝部(33)に充填
係止し、かつ前記収納容器(2)からの圧力を前記多層
フィルム(12)を介して該充填係止した係止部(20
a)に集結させるようにしたことを特徴とする耐圧安全
容器。 〔2〕前記収納容器(2)の溝部(33)よりも下方に
位置して弾性内蓋(11)及び多層フィルム(12)が
係合する内径部(34)の径を溝部(33)よりも上方
に位置する開口部(3)の入口の径よりも小さくしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の耐圧安全容
器。 〔3〕前記外蓋(10)の鍔部(14)と係合する周囲
壁(30)の外周縁部(32)を下方に向けて傾斜する
傾斜面としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項か
ら第2項のいずれか1項記載の耐圧安全容器。 〔4〕前記収納容器(2)の外周縁部(32)に続く容
器固定部(35)の径を該外周縁部(32)の径よりも
径小にしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
の耐圧安全容器。 〔5〕前記多層フィルム(12)は弾性内蓋(11)の
底部(22)に接着され、すくなくとも内圧により外蓋
(10)の下面に接しないことを特徴とする特許請求の
範囲第1項から第5項のいずれか1項記載の耐圧安全容
器。 〔6〕前記多層フィルム(12)を少なくとも収納容器
(2)の溝部(33)まで設けたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項から第5項のいずれか1項記載の耐圧
安全容器。 〔7〕前記外蓋(10)の溝部(13)の内径周縁部に
、閉蓋時において、弾性内蓋(11)が収納容器(2)
の溝部(33)に十分充填係止できるよう内方側に膨出
する凸壁部(16)を形成したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項から第6項のいずれか1項記載の耐圧安
全容器。 〔8〕前記凸壁部(16)を閉蓋時に拡大変形すること
により収納容器(2)の溝部(33)に弾性内蓋(11
)の周縁部(20)が充填係止されることを特徴とする
特許請求の範囲第7項記載の耐圧安全容器。 〔9〕前記凸壁部(16)は拡大変形された後、内方側
の下方に向けて傾斜していることを特徴とする特許請求
の範囲第1項から第8項のいずれか1項記載の耐圧安全
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2871886A JPS62193961A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 耐圧安全容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2871886A JPS62193961A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 耐圧安全容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62193961A true JPS62193961A (ja) | 1987-08-26 |
Family
ID=12256221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2871886A Pending JPS62193961A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 耐圧安全容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62193961A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01103545U (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-13 | ||
KR100913430B1 (ko) | 2007-12-07 | 2009-08-21 | 원정제관(주) | 포장용 용기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628787A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Outer edge for electric razor |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2871886A patent/JPS62193961A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628787A (en) * | 1979-08-15 | 1981-03-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Outer edge for electric razor |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01103545U (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-13 | ||
KR100913430B1 (ko) | 2007-12-07 | 2009-08-21 | 원정제관(주) | 포장용 용기 |
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