JPS62192604A - シアリング干渉コントラスト法膜厚測定装置 - Google Patents
シアリング干渉コントラスト法膜厚測定装置Info
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- JPS62192604A JPS62192604A JP3584186A JP3584186A JPS62192604A JP S62192604 A JPS62192604 A JP S62192604A JP 3584186 A JP3584186 A JP 3584186A JP 3584186 A JP3584186 A JP 3584186A JP S62192604 A JPS62192604 A JP S62192604A
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)発明の目的
[産業上の利用分野]
この発明はシアリング干渉コントラスト法を利用した膜
厚測定装置に関するものである。
厚測定装置に関するものである。
[従来の技術]
レンズ等の表面にコーティングした極薄膜を測定する場
合に、従来は、例えば第4図に示すような、触針を使用
した膜厚測定装置を使用し、第4図(a)に示すような
ダイヤモンド触針201とスキッド202の先端を、第
4図(b)に示すようなガラス而203に接触させ、こ
れを移動して股204上を横断させ、変化を電気的に増
幅して検出するものであり、例えば試料上の膜直径をΩ
とすると第4図(C)のように測定結果を得るもので
ある。
合に、従来は、例えば第4図に示すような、触針を使用
した膜厚測定装置を使用し、第4図(a)に示すような
ダイヤモンド触針201とスキッド202の先端を、第
4図(b)に示すようなガラス而203に接触させ、こ
れを移動して股204上を横断させ、変化を電気的に増
幅して検出するものであり、例えば試料上の膜直径をΩ
とすると第4図(C)のように測定結果を得るもので
ある。
しかしながら、この様な機械電気的方法は必ずしも高精
度の測定が容易でなく、この様なことから極a9膜の膜
!y−洞定技術の開発が望まれていた。
度の測定が容易でなく、この様なことから極a9膜の膜
!y−洞定技術の開発が望まれていた。
そこでこの発明の発明者は先に極薄膜の膜厚の測定を高
精度にかつ非接触で容易に測定することができる1摸厚
測定装置を提案したく昭和58年特許出願箱15594
号参照)。
精度にかつ非接触で容易に測定することができる1摸厚
測定装置を提案したく昭和58年特許出願箱15594
号参照)。
この新たに提案されたシアリング・コントラスト法膜厚
測定装置は、第5図に示ずように、レーザ光を対物レン
ズ113、ビンボール114及びコリメータレンズ11
5によって平行光どし、被測定物110を照明し、前記
被測定物110からの光を平行平面板116でシアし、
前記シアした2波面を受光器1?Ia、124bで検出
し、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定する
ように構成し、かつ前記コリメータレンズ115を前記
レーザ光の光軸に直角な方向に移動させることによって
前記2波面に位相差を与えるように構成したものである
。
測定装置は、第5図に示ずように、レーザ光を対物レン
ズ113、ビンボール114及びコリメータレンズ11
5によって平行光どし、被測定物110を照明し、前記
被測定物110からの光を平行平面板116でシアし、
前記シアした2波面を受光器1?Ia、124bで検出
し、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定する
ように構成し、かつ前記コリメータレンズ115を前記
レーザ光の光軸に直角な方向に移動させることによって
前記2波面に位相差を与えるように構成したものである
。
[発明が解決しようとする問題点]
この新たに提案されたコントラスト法膜厚測定装首は極
′a膜厚の測定を高′vJ度にかつ非接触で容易に測定
することかできる顕著な特徴を有するが、良好な平行度
を持つ平行光を形成するためには、コリメータレンズと
して収差のないレンズを準備することは相当に困ガなの
で、代替品として長焦点レンズを使用することになるが
、その場合には光学系が大きくなり、装置が人ハ1!化
するだ【プでなく、空気のゆらぎの影響が無視できない
ものになる。
′a膜厚の測定を高′vJ度にかつ非接触で容易に測定
することかできる顕著な特徴を有するが、良好な平行度
を持つ平行光を形成するためには、コリメータレンズと
して収差のないレンズを準備することは相当に困ガなの
で、代替品として長焦点レンズを使用することになるが
、その場合には光学系が大きくなり、装置が人ハ1!化
するだ【プでなく、空気のゆらぎの影響が無視できない
ものになる。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたちの′であ
って、ホログラムを利用することによって良好な平行度
を持つ平行光を得ることができ、従って極薄膜の膜厚の
測定を高精度にかつ非接触で容易に測定することが可能
で、更に、光学系の長さを小さくすることができ、空気
のゆらぎの影響が小さく、装置の小型化が可能なシアリ
ング干渉コントラスト法膜厚測定装置を提供することを
目的とするものである。
って、ホログラムを利用することによって良好な平行度
を持つ平行光を得ることができ、従って極薄膜の膜厚の
測定を高精度にかつ非接触で容易に測定することが可能
で、更に、光学系の長さを小さくすることができ、空気
のゆらぎの影響が小さく、装置の小型化が可能なシアリ
ング干渉コントラスト法膜厚測定装置を提供することを
目的とするものである。
(ロ)発明の構成
[問題を解決するための手段]
この目的に対応して、この発明のシアリング干渉コント
ラスト法膜厚測定装麿は、レーザ光を対物レンズ及びコ
リメータレンズによって平行光としかつ前記平行光をシ
アして形成した2波面を参照光として他の平行光を記録
したホログラムを備え、前記2波面を被測定物に照明し
た後に前記ホログラムを照明し、前記ホログラムの再生
光の2波而を受光器で検出し、位相を変化させた時の干
渉縞の強度変化を測定するように構成し、かつ前記ホロ
グラムを前記シア方向に平行な方向に移動させることに
よって前記2波面に位相差を与えるように構成したこと
を特徴としている。
ラスト法膜厚測定装麿は、レーザ光を対物レンズ及びコ
リメータレンズによって平行光としかつ前記平行光をシ
アして形成した2波面を参照光として他の平行光を記録
したホログラムを備え、前記2波面を被測定物に照明し
た後に前記ホログラムを照明し、前記ホログラムの再生
光の2波而を受光器で検出し、位相を変化させた時の干
渉縞の強度変化を測定するように構成し、かつ前記ホロ
グラムを前記シア方向に平行な方向に移動させることに
よって前記2波面に位相差を与えるように構成したこと
を特徴としている。
以下、この発明の詳細を一実施例について説明する。
第1図において、1は膜厚測定装置である。膜厚測定装
置1はHe−Neレーザ光源11を有し、トIe−Ne
レーザ光源11から発生するレーザビームの光路に沿っ
て、ミラー1.2、ミラー13、ビームスプリッタ14
、ミラー15を有する。ビームスプリッタ14の反射側
には物体光光学系16が位置し、また、ビームスプリッ
タ14の透過側には参照光光学系17が位置する。
置1はHe−Neレーザ光源11を有し、トIe−Ne
レーザ光源11から発生するレーザビームの光路に沿っ
て、ミラー1.2、ミラー13、ビームスプリッタ14
、ミラー15を有する。ビームスプリッタ14の反射側
には物体光光学系16が位置し、また、ビームスプリッ
タ14の透過側には参照光光学系17が位置する。
物体光光学系16は顕微鏡対物レンズ21、ピンホール
22、コリメータレンズ23、ミラー24を備えている
。、参照光光学系17は顕微鏡対物レンズ25.ピンホ
ール26、コリメータレンズ27、光学ウェッジ28を
備えている。
22、コリメータレンズ23、ミラー24を備えている
。、参照光光学系17は顕微鏡対物レンズ25.ピンホ
ール26、コリメータレンズ27、光学ウェッジ28を
備えている。
参照光光学系17の出口側には被測定物10、パルスス
テージ30に支持されたホログラム31、集光レンズ3
2、ミラー33、ピンホール34、コリメータレンズ3
5、ピンホール36,37、ミラー38、フォトディテ
クタ41.42が配置されている。
テージ30に支持されたホログラム31、集光レンズ3
2、ミラー33、ピンホール34、コリメータレンズ3
5、ピンホール36,37、ミラー38、フォトディテ
クタ41.42が配置されている。
フォトディテクタ41.42は処理系43に接続し、処
理系43は増幅′a44.マルヂメータ45、オシロス
コープ46、コンピュータ47、パルスステージコント
ローラ48を備えている。
理系43は増幅′a44.マルヂメータ45、オシロス
コープ46、コンピュータ47、パルスステージコント
ローラ48を備えている。
「作用」
次にこのように構成された膜厚測定装置1の作用につい
て説明する。
て説明する。
まず1、シアリング干渉コントラスト法の原理を)ホベ
れば、シアリング干渉を利用したコントラスト法は、物
体の波面を2分割して、互いに横方向にシアさせ、2波
面間に適当な位相差を与えて干渉させてH察するもので
ある。
れば、シアリング干渉を利用したコントラスト法は、物
体の波面を2分割して、互いに横方向にシアさせ、2波
面間に適当な位相差を与えて干渉させてH察するもので
ある。
He−Neレーザ光源11からのビームはミラー12.
13で光路変更させたのち、ビームスプリッタ14にて
2分割される。
13で光路変更させたのち、ビームスプリッタ14にて
2分割される。
まずホログラム31を作製する場合について示す。ビー
ムスプリッタ14で反射したビームは物体光光学系16
の顕微鏡対物レンズ21、ピンホール22及びコリメー
タレンズ23にて平行光にされたのちミラー24にで光
路変更し、光学ウェッジ28を通過後ホログラム31を
照明する。一方ビームスブリツタ14を透過したビーム
はミラー15にて光路変更したの5、顕微鏡対物レンズ
25、ピンホール26及びコリメータレンズ27にて平
行光にされたのち光学ウェッジ28を照明する。光学ウ
ェッジ28の表面と裏面とで反射して2波而01,02
に分割した両波面はホログラム31上に照射される。コ
リメータレンズ23からの光とコリメータレンズ27か
らの光はホログラム31上で干渉し、干渉縞がホログラ
ム31に形成され記録される。この場合、被測定物10
は除去しておく。
ムスプリッタ14で反射したビームは物体光光学系16
の顕微鏡対物レンズ21、ピンホール22及びコリメー
タレンズ23にて平行光にされたのちミラー24にで光
路変更し、光学ウェッジ28を通過後ホログラム31を
照明する。一方ビームスブリツタ14を透過したビーム
はミラー15にて光路変更したの5、顕微鏡対物レンズ
25、ピンホール26及びコリメータレンズ27にて平
行光にされたのち光学ウェッジ28を照明する。光学ウ
ェッジ28の表面と裏面とで反射して2波而01,02
に分割した両波面はホログラム31上に照射される。コ
リメータレンズ23からの光とコリメータレンズ27か
らの光はホログラム31上で干渉し、干渉縞がホログラ
ム31に形成され記録される。この場合、被測定物10
は除去しておく。
次に再生について示す。ホログラム31を現像、リバー
サルブリーチ処理し、処理後のホログラム31をもとの
位置にセラhし、コリメータレンズ23からの光はカッ
トしてコリメータレンズ27からの光にてホログラム3
1を照明する。再生光をピンホール34にてフィルタリ
ングし、被測定物10の結像位置にて観測する。ピンホ
ール36゜37にてフィルタリングした光はフォトディ
テクター41.42にて検出し、増幅器44を通してデ
ータ集録マルチメータ45、オシロスコープ46に入力
し、データ集録、波形観測を行なう。
サルブリーチ処理し、処理後のホログラム31をもとの
位置にセラhし、コリメータレンズ23からの光はカッ
トしてコリメータレンズ27からの光にてホログラム3
1を照明する。再生光をピンホール34にてフィルタリ
ングし、被測定物10の結像位置にて観測する。ピンホ
ール36゜37にてフィルタリングした光はフォトディ
テクター41.42にて検出し、増幅器44を通してデ
ータ集録マルチメータ45、オシロスコープ46に入力
し、データ集録、波形観測を行なう。
ここで2波面間に位相差を与えるために、パルスステー
ジ30をコントローラ48で制御してホロ゛グラム31
を横移動させる。
ジ30をコントローラ48で制御してホロ゛グラム31
を横移動させる。
次にシアリング干渉コントラスト法の原理について述べ
る。
る。
2波面01.02の間の位相差をπ/2、シアMをΔS
、物体の位相の大ぎさをδとする。被測定物10を通っ
た後の2波面間の位相分布は第2図のようになる。簡単
化のために第2図では位相変化δをもった位相物体を用
いている。まず波面o1.o2で位相物体を照明し2波
面に分割する。
、物体の位相の大ぎさをδとする。被測定物10を通っ
た後の2波面間の位相分布は第2図のようになる。簡単
化のために第2図では位相変化δをもった位相物体を用
いている。まず波面o1.o2で位相物体を照明し2波
面に分割する。
これらの波面はΔSのシアmで互いに横方向にシアされ
、それらの位相差は第2図(a)に示した値で与えられ
る。第2図(C)は位相と干渉縞の強度分布を示してお
り、曲線は位相を強度に変換しICものを示している。
、それらの位相差は第2図(a)に示した値で与えられ
る。第2図(C)は位相と干渉縞の強度分布を示してお
り、曲線は位相を強度に変換しICものを示している。
ここでΔIは位相変化Δに対する強度変化を示している
。被測定物を通過後の01,02の干渉波面から(qら
れる光の強度分布が第2図(b)のようになることは、
第2図(C)から容易に理解できる。ここで位相コント
ラス1〜像は明強度(0,5+ΔI、第2図(C))、
暗強度(0,5−ΔI、第2図(C))の相対する勾配
に変換して観察される。
。被測定物を通過後の01,02の干渉波面から(qら
れる光の強度分布が第2図(b)のようになることは、
第2図(C)から容易に理解できる。ここで位相コント
ラス1〜像は明強度(0,5+ΔI、第2図(C))、
暗強度(0,5−ΔI、第2図(C))の相対する勾配
に変換して観察される。
次にシアリング干渉コントラスト法による膜厚の求め方
を述べる。
を述べる。
被測定物をセッl−L、観測面で観測される2波面の各
々強度をIA、I、とすると、強度は1= (1/2) x (1+ cos((2π/T) x+ψ)〕・・・
(1) で表わされる。ここで、■は周期、Xはホログラムの移
動量、ψは位相を表わす。
々強度をIA、I、とすると、強度は1= (1/2) x (1+ cos((2π/T) x+ψ)〕・・・
(1) で表わされる。ここで、■は周期、Xはホログラムの移
動量、ψは位相を表わす。
■各々の波面01,02について2点求める場合周期T
1位相ψは(2)式、(3)式のように表わされる。
1位相ψは(2)式、(3)式のように表わされる。
T=(2π(xl−x2))
/ (cos (2■、1 )
−cos (212−1)) ・・・(2)
ψ=cos (21−1)−(2π/T) X。
ψ=cos (21−1)−(2π/T) X。
・・・(3)
よって膜厚は
Δψ=(ψ6−ψ8)/2 ・・・(4)で
あるから d=((ψ4−ψ、)λ)ン(4π(n−1>)・・・
(5) により求まる。ここでnは被測定膜の屈折率を表わ寸。
あるから d=((ψ4−ψ、)λ)ン(4π(n−1>)・・・
(5) により求まる。ここでnは被測定膜の屈折率を表わ寸。
これは(π/2)十δと(π/2)−δの波面より求め
たが、π/2と(π/2)+δまたは(π/2)−δと
の波面からも求めることもできる。この場合には d=((ψヶーψ、)λ)/(2π(n−1) )・・
・(6) により求まる。
たが、π/2と(π/2)+δまたは(π/2)−δと
の波面からも求めることもできる。この場合には d=((ψヶーψ、)λ)/(2π(n−1) )・・
・(6) により求まる。
■各々の波面01,02について1点求める場合今まで
は2波面の各々について求めた2点から周期T1位相ψ
を求めたが、次に各々の波面について1点求めて膜厚を
導出する方法について示す。
は2波面の各々について求めた2点から周期T1位相ψ
を求めたが、次に各々の波面について1点求めて膜厚を
導出する方法について示す。
(1)式において原点をx=Qにとる。
I=II=1 とすると各々の位相ψ。、。
八〇Al3O3
ψ0.は、第3図に示すように、
−1・・・(7)
ψ =cos (2to八 1 )0^
ψoa=CO3(21oB 1 ) ・
・・(8)と表わされる。
・・(8)と表わされる。
従って膜厚dは
d=((ψ。6−ψ。B)λ)/(4π(n−1))・
・・(9) により求まる。
・・(9) により求まる。
このように一般に干渉縞は位相が変化すると光の強度が
正弦波的に変化するので、PDl (41)、PD2
(42)における光の強度差を位相差に換算して、(
6)式または(9)より位相物体の厚みを求める。
正弦波的に変化するので、PDl (41)、PD2
(42)における光の強度差を位相差に換算して、(
6)式または(9)より位相物体の厚みを求める。
[実験例]
位相物体としてここでは、平面度の良いガラス基板を用
いて5種類の膜厚にフッ化マグネシウム(MQF2 )
を直径5#Iの円形状にコーティングしたものを用いた
。次にそのうちの1つの試料についての実施例を示す。
いて5種類の膜厚にフッ化マグネシウム(MQF2 )
を直径5#Iの円形状にコーティングしたものを用いた
。次にそのうちの1つの試料についての実施例を示す。
位相を変化させながら、IA、T、を測定し、2波面の
干捗縞曲線をプロットし、そのπ/2の位置におけるI
A、T8より(9)式から膜厚を求めたところ1329
八が得られた。
干捗縞曲線をプロットし、そのπ/2の位置におけるI
A、T8より(9)式から膜厚を求めたところ1329
八が得られた。
この試料を触針式表面粗さ測定器で測定したところ、約
1300Aの膜厚が得られており、両者は良く一致して
いることがわかる。
1300Aの膜厚が得られており、両者は良く一致して
いることがわかる。
(ハ)発明の効果
この発明では平行光をホログラムに記録し、かつその平
行光をホログラムから再生させるのであり、従って、ホ
ログラムの作成時に平行度の高い平行光を形成し得る物
体光光学系16、特にその収差のない若しくは長焦点の
コリメータレンズ23を使用すれば、ホログラムの再生
時に作成時と同じ参照光光学系17を使用する限り、参
照光光学学系17のコリメータレンズ27に収差があっ
ても、ホログラムからは平行度の高い平行光を再生する
ことかでき、これにより、膜厚の高精度の測定を可能と
するとともに、参照光光学系の良さを小さくすることが
でき、空気のゆらぎの影響を小さくすることができる。
行光をホログラムから再生させるのであり、従って、ホ
ログラムの作成時に平行度の高い平行光を形成し得る物
体光光学系16、特にその収差のない若しくは長焦点の
コリメータレンズ23を使用すれば、ホログラムの再生
時に作成時と同じ参照光光学系17を使用する限り、参
照光光学学系17のコリメータレンズ27に収差があっ
ても、ホログラムからは平行度の高い平行光を再生する
ことかでき、これにより、膜厚の高精度の測定を可能と
するとともに、参照光光学系の良さを小さくすることが
でき、空気のゆらぎの影響を小さくすることができる。
第1図は膜厚測定装置を示す構成説明図、第2図は2波
面の位相と強度を示ずグラフ、第3図は2波面の強度を
示すグラフ、第4図は従来の触針式膜厚測定装置を示ず
説明図、及び第5図は従来の他の膜厚測定装置を示す構
成説明図である。 1・・・膜厚測定装置 10・・・被測定物 11
・・・He−4Jeレーザ光源 12・・・ミラー
13・・・ミラー 14・・・ビームスプリッタ
15・・・ミラー 16・・・物体光光学系 1
7・・・参照光光学系 21・・・顕微鏡対物レンズ
22・・・ピンホール 23・・・コリメータレ
ンズ 24・・・ミラー 25・・・顕微鏡対物レ
ンズ 26・・・ピンホール 27・・・コリメー
タレンズ 28・・・光学ウェッジ 30・・・パ
ルスステージ 31・・・ホログラム 32・・・
集光レンズ 33・・・ミラー 34・・・ピンホ
ール 35・・・コリメータレンズ 36・・・ビ
ンボール 37・・・ピンホール 38・・・ミラ
ー 41・・・フt l−ディテクター 42・・
・フォトディテクター 43・・・処理系 44・
・・増幅器 45・・・マルチメータ46・・・オシ
ロスコープ 47・・・コンピュータ48・・・パル
スステージコントローラ指定代理人 工業技術院
機械技術研究所艮清水嘉川部 第2図 第4図 (b) O (C)
面の位相と強度を示ずグラフ、第3図は2波面の強度を
示すグラフ、第4図は従来の触針式膜厚測定装置を示ず
説明図、及び第5図は従来の他の膜厚測定装置を示す構
成説明図である。 1・・・膜厚測定装置 10・・・被測定物 11
・・・He−4Jeレーザ光源 12・・・ミラー
13・・・ミラー 14・・・ビームスプリッタ
15・・・ミラー 16・・・物体光光学系 1
7・・・参照光光学系 21・・・顕微鏡対物レンズ
22・・・ピンホール 23・・・コリメータレ
ンズ 24・・・ミラー 25・・・顕微鏡対物レ
ンズ 26・・・ピンホール 27・・・コリメー
タレンズ 28・・・光学ウェッジ 30・・・パ
ルスステージ 31・・・ホログラム 32・・・
集光レンズ 33・・・ミラー 34・・・ピンホ
ール 35・・・コリメータレンズ 36・・・ビ
ンボール 37・・・ピンホール 38・・・ミラ
ー 41・・・フt l−ディテクター 42・・
・フォトディテクター 43・・・処理系 44・
・・増幅器 45・・・マルチメータ46・・・オシ
ロスコープ 47・・・コンピュータ48・・・パル
スステージコントローラ指定代理人 工業技術院
機械技術研究所艮清水嘉川部 第2図 第4図 (b) O (C)
Claims (1)
- レーザ光を対物レンズ及びコリメータレンズによつて平
行光としかつ前記平行光をシアして形成した2波面を参
照光として他の平行光を記録したホログラムを備え、前
記2波面を被測定物に照明した後に前記ホログラムを照
明し、前記ホログラムの再生光の2波面を受光器で検出
し、位相を変化させた時の干渉縞の強度変化を測定する
ように構成し、かつ前記ホログラムを前記シア方向に平
行な方向に移動させることによつて前記2波面に位相差
を与えるように構成したことを特徴とするシアリング干
渉コントラスト法膜厚測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3584186A JPS62192604A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | シアリング干渉コントラスト法膜厚測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3584186A JPS62192604A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | シアリング干渉コントラスト法膜厚測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192604A true JPS62192604A (ja) | 1987-08-24 |
JPH0439886B2 JPH0439886B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=12453200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3584186A Granted JPS62192604A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | シアリング干渉コントラスト法膜厚測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62192604A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05164515A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Agency Of Ind Science & Technol | レンズ横収差測定用シアリング干渉計 |
US10635049B2 (en) | 2016-08-24 | 2020-04-28 | University Of Hyogo | Ellipsometry device and ellipsometry method |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP3584186A patent/JPS62192604A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05164515A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-06-29 | Agency Of Ind Science & Technol | レンズ横収差測定用シアリング干渉計 |
US10635049B2 (en) | 2016-08-24 | 2020-04-28 | University Of Hyogo | Ellipsometry device and ellipsometry method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439886B2 (ja) | 1992-07-01 |
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JPH0223802B2 (ja) | ||
JPH0435682B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |