JPS62191147A

JPS62191147A - 間欠紙送り印刷機

Info

Publication number: JPS62191147A
Application number: JP61031881A
Authority: JP
Inventors: Masakazu Akatsuka; 赤塚　正和
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1986-02-18
Filing date: 1986-02-18
Publication date: 1987-08-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は間欠紙送り機構を有する印刷機に関する。

〔従来の技術〕

（１）第２図に従来の印刷長を変更可能な印刷機の一例
を示す。同図において、紙８は印刷の際に圧胴２のまわ
りに巻きつけられ、矢印の方向へ連続的に駆動される。

印刷長と同じ長さを有する刷版４が版胴３上に取付けら
れており連続的に紙８に印刷する。印刷長を変更する場
合は刷版４、版胴３全体を交換する構造になっている。

（２）第３図に特開昭６０−１５３４３公報に記載され
ている他の例を示す。

第３図に示す装置は、第２図装置の有する後述の問題点
で示すような版胴交換という欠点を改良するため、版胴
のサイズは一種類に固定し、その上に取り付ける刷版の
サイズのみを変えることにより印刷長を変更できる構造
となっている。又、刷版のない所では紙を停止させ刷版
のある所だけ紙引張部で紙を駆動する間欠紙送り方式を
とり刷物と刷物の間の余白長が過大にならない様になっ
ている。この具体的な作用を説明すると以下の通りであ
る。

紙８は印刷ユニット１へ入り版胴３の一部に取り付けら
れた印刷長に等しい長さを有する刷版４と圧胴２との間
で印刷される。この紙８は印刷ユニット１′の後方に設
けられた引張用６の周の一部に敗り付けられた紙引張部
７と圧胴５により図の左の方へ間欠的に引張られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ｆｉｌ　　第２図に示す装置においては、例えば、印刷
長を極端に短くした場合は印刷部の間の余白が過大とな
り紙の使用効率が下がり不経済であるため、刷版４、版
胴３、全体を交換する必要がある。

それ数次のような問題点を有する：（イ）印刷長に応じた各種サイズの版胴を揃えておく必
要があり製品への初期投資が大である。

仲）印刷長変更の度に印刷機を数時間停止して版胴交換
をする必要があるため稼動率が下がリランニングコスト
が上がる。

（２）第３図に示す装置においては、紙を間欠に駆動す
るために、急加速、急減速に際し次の様な問題点を有す
る：（イ）第４図に示す通り、紙を引張、停止された時に、
紙のシ従、横の振動が発生するため、印刷ユニット間で
印刷ずれが生じ印刷品質を低下させる。この事を更に第
５図で説明すると、金紙８が刷版４’によりｂの部分が
印刷され、引きつづき刷版４′によりａ′の部分が印刷
されるものとする。ここで第４図で示した紙８の振動の
ため刷版４′と紙過がずれてしまいａの位置に印刷され
第５図の印刷イメージ１４に示す様に印刷ずれａ′→ａ
が生ずる。

〔問題点を解決するための手段〕

（１）オフセット印刷方式を用いる。

（２）　　ブランケットは、刷版の長さに合わせてブラ
ンケット胴上の一部に取りつける。

（３）該ブランケットは圧胴とともに紙をはさみ紙に印
刷するとともに紙を駆動する。従って印刷する時だけ紙
が動き、印刷しない時は、紙が止まる様な間欠駆動方式
を採用する。

（４）該ブランケットに各刷版からインキを重ねて転写
する。

〔作　用〕

ここでは２色刷の場合で説明する。ブランケットの上に
各刷版からインキを重ねて転写し、該ブランケットと圧
胴の間で紙をはさみ印刷する。この時同時に紙を駆動す
るが、ブランケットのない所では紙は停止する。

〔実施例〕

第１図において、１は印刷ユニット、８は印刷紙、９は
圧胴、１０はブランケット胴、１１はブランケット、１
２は版胴、１３．１３’は刷版、１４は印刷イメージで
ある。

なお、第１図は２色、刷における本発明の実施例を示す
もので、刷版、版胴、ブランケット、ブランケット胴圧
胴についてのみ記載してあり、インキ供給装置等は図示
してない。

印刷ユニツ）１は、紙Ｂに接する圧胴９、圧胴９と相対
して設置されたブランケット胴】０、ブランケット胴ｌ
Ｏの周上に少なくとも１個以上配置された版胴１２で構
成される。ブランケット胴ＩＯの周上には印刷長に等し
い長さを有するブランケット１１が、例えば円周上にい
くつか設けられたクランプなどにより取りつけられてお
り、印刷長に応じて適当な位置のクランプを用いること
で種々のサイズのブランケットを取りつけることが可能
である。ブランケット胴１０の周囲に配された版胴１２
の周上には印刷長に等しい長さを有する刷版１３　、１
３’が取りつけられている。刷版】３はここには図示し
ないインキ供給装置から供給されたインキを版の形状に
応じてプラシケット１１に転写する。インキを転写され
たブランケット１１は、それが圧胴９と対向する時に紙
８をはさみ印刷し、同時に紙８を次へ送り出す。そして
ブランケット１１が紙８から離れると紙は停止して次の
ブランケット１１が接するまで印刷されない。尚この時
ブランケット胴１０は一定速度で回転しているが、ブラ
ンケット１１がブランケット胴１０の上の一部のみに敗
りつけられているから紙８は間欠的に送られることにな
る。

これらの過程をくり返すことにより紙上に次々と印刷さ
れる。

次に本発明を第６図について説明すると、各刷版１３　
、１３’からのインキをブランケット１１上に重ねて転
写する。まづ刷版１３の絵柄ａがブランケット１１に転
写され、次いで刷版１３′の絵６１ｂがブランケット１
１に転写される。従ってブランケット１１から紙８に転
写する時はブランケット１１上に全インキが揃っている
（第６図中央のブランケット上のイメージ）ので、全印
刷は紙８とブランケット１１０１回の接触で完了する。

従って紙が振動したとしても、紙の振動による印刷ずれ
を生じない。

〔発明の効果〕

（１）印刷は紙とブランケットの１回の接触で完了する
ので、紙が振動してもそれによる印刷ずれを生じない。

（２）印刷長変更は刷版とブランケットの交換だけでよ
く、胴を交換する必要がないため、稼動率向上と初期投
資低減に有効である。

（３）印刷長を変更しても、ブランケットで紙がはさま
れている間のみ印刷されるので、余白部の長さを一定に
することができる。

（４）第３図に示すような紙の引抜き機ｍ（圧胴５、引
張側６、紙引張部７これらの駆動源）を必要とせず、印
刷機の機構が簡略化される。

【図面の簡単な説明】

ｗ、１図は本発明間欠紙送り印刷機の実施例における印
刷ユニット部分を示す概略図、第２図は従来技術を示す
概略図、第３図は第２図のものとは原理が異なる従来装
置を示す概略図、第４図は従来技術の欠点を示す説明図
、第５図は従来技術の欠点を示す説明図、第６図は本発
明により従来の欠点が改善されることを示す鮫、四回で
ある。１・・・印刷ユニット　　８・・・印刷紙９・・・圧胴
　　　　　　１０・・・ブランケット胴１１・・・ブラ
ンケット１２・・・版胴１３．１３’・・・刷版　　　
　１４・・・印刷イメージ復代狸人　弁理士　開本重文外２名第１図１−Ｅｆｌ＃Ｊ１ニット８−・−団θ」紙９−圧胴１０−・ブランケット胴１１−−ブランケット１２・−版胴１３．１３’−・・側版１４・−印刷イメージ第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

周面の一部にブランケットを装着したブランケット胴と
、前記ブランケット胴に対向して設置され且つ前記ブラ
ンケット胴との間に印刷紙を保持する圧胴と、前記ブラ
ンケット胴に対向して配置された２本以上の版胴と、前
記各版胴に装着された刷版とを具え、前記ブランケット
に凡ての刷版から重ねてインキ転写を行ない、前記印刷
紙がブランケットに接する時にのみ前記ブランケットと
圧胴の圧接により印刷紙がブランケット胴の回転力を受
けて駆動され且つブランケットにより印刷されるように
したことを特徴とする間欠紙送り印刷機。