JPS62190132A - 改良された脱水素環化二量化法 - Google Patents

改良された脱水素環化二量化法

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JPS62190132A
JPS62190132A JP61316099A JP31609986A JPS62190132A JP S62190132 A JPS62190132 A JP S62190132A JP 61316099 A JP61316099 A JP 61316099A JP 31609986 A JP31609986 A JP 31609986A JP S62190132 A JPS62190132 A JP S62190132A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の方法は炭化水素転化法に関するものである。さ
らに詳しくは1本発明の方法は、プロパンまたはプロピ
レンなどの軽質脂肪族炭化水素の2個以上の分子が結合
して芳香族炭化水素生成物を生成する脱水素環化三量化
法と称する接触転化法に関するものである。実質的量の
オレフィンが原料中に存在する場合には非芳香族炭化水
素も生成する。
本発明はさらに詳しくは生成物から回収されるベンゼン
及び/又はトルエンを反応域に循環させてキシレンの相
対的生産率を高めることに関するものである。
軽質脂肪族炭化水素を芳香族炭化水素に転化することに
関して多数の文献がある。たとえば、J、Engの米国
特許第2,992,283号は、処理された結晶性アル
ミノシリケートを触媒として使用してプロピレンを種々
の高分子量炭化水素に転化することに関するものである
。C,M、 Detz等の米国特許第4,347,39
4号は、白金化合物を支持した非酸性ゼオライトを使用
してC7十炭化水素を芳香族化合物に転化することを開
示している。P、 J、 Conn等の米国特許第4,
329,532号は、C4−オレフィンまたはオレフィ
ンとパラフィンとの混合物を芳香族炭化水素に転化する
ことを開示している。その触媒は、特定の組成、結晶サ
イズ、及びX線回折パターンを有する結晶性シリケート
からなる。l、、 M、 Capsuto等の米国特許
第4,444,988号は、C2〜C,オレフィン系原
料を消費する類似の方法の生成物を回収する方法につい
て開示している。この特許の特徴は熱交換を利用して反
応域流出流から炭化水素を経済的に凝縮する経済的改良
である。
E、E、 Davies等の米国特許第4,130,6
89号は、アルミノシリケート上に支持されたガリウム
からなる触媒を使用した方法でC1〜C8脂肪族炭化水
素を芳香族炭化水素に転化することについて開示してい
る。L、 ’D、 Rollman等の米国特許第3,
761,389号は、ZSM−5型触媒上テC2〜40
0丁炭化水素を芳香族に転化する改良された方法につい
て開示している。この方法の改良点は。
2つの反応工程を連続して使用し、その最初の工程をよ
り苛酷な操作条件で行うことにある。
P、 C,5te8Cyの米国特許第4,528,41
2号も脱水素環化二足化法の触媒、反応域操作及び生成
物回収法について開示している。脱水mQ化については
、[インダストリアル・エンジニアリング・ケミストリ
m:プロセス・デザイン・アンド・デベロプマントJ 
 (Industrial  Engjnee−rin
g  Chemistry−Process  Des
ign  andDevelopment) 1979
年発行、第18巻、NO12の第191頁にも開示され
ている。
本発明は、脱水素環化二型化法において、より貴重なア
ルキル芳香族炭化水素の収率を高める独特な方法である
。本発明によれば、軽質炭化水素原料に1回通過当りの
転化率が予期しないほど高くなる結果をもたらす。本発
明はベンゼン及び/又はトルエンを軽質炭化水素原料と
の混合物として脱水素環化二量化反応域に通すことを特
徴とする。本発明の狭義の態様は反応域流出流から回収
されるベンゼン及び/又はトルエンを循環させることを
特徴とする。
本発明の広義の態様は、ベンゼンを含む第1工程流及び
C2〜C1脂肪族炭化水素原料を含む原料流を、脱水素
環化二景化条件に保った固体触媒を含む反応域に通し、
炭化水素原料、ベンゼン、トルエン及びキシレンを含む
反応域流出流を生成する工程、及び前記反応域流出流を
分離域中で分離し、キシレンを含む生成物流を生成する
工程を含む脱水素環化二足化法である。
前述の文献から明らかなように、軽質脂肪族炭化水素を
芳香族または非芳香族C6+炭化水素に転化する方法は
研究開発の主題であった。この方法の基本的用途は、安
価な容品に入手し得るC3及び/又はC4炭化水素を、
より高価な芳香族炭化水素及び水素に転化すること、あ
るいは炭化水素原料をより高分子量の脂肪族生成物に転
化することである。これは単に炭化水素の価値を向上さ
せる意味でも望ましいことである。
C1及びC4炭化水素の余剰分を修正し、芳香族炭化水
素の需要を満たす意味でも望ましい。芳香族炭化水素生
成物は広範囲の石油化学薬品の製造に非常に有用であり
、ベンゼンは最も広範囲に使用される基本的炭化水素原
料薬剤の1つである。
脱水素環化二足化法への原料化合物は1分子当り2〜4
個の炭素原子を有する軽質脂肪族炭化水素である。原料
流は、単一の化合物またはこれらの化合物の2種以上の
混合物である。好ましい原料化合物はプロパン、プロピ
レン、ブタン類及びブチレン類であり、中でも飽和炭化
水素が好ましい。この方法への原料流は若干のC7及び
C6炭化水素を含有していても良い。脱水素環化二型化
法への原料流中のC6炭化水素の濃度は実用上の最低の
水準、好ましくは5モル%以下に保たれる。この方法の
好ましい生成物はCG+芳香族炭化水素である。しかし
ながら。
脱水素環化二型化法は選択率が100%というわけでは
なく、飽和炭化水素原料からでさえも若干のC5十非芳
香族炭化水素が生成する。プロパン及び/又はブタンか
らなる原料を処理する場合、C−炭化水素生成物の大半
はベンゼン、トルエン及び種々のキシレン異性体である
。少量のC8十芳香族も生成する。原料流中にオレフィ
ンが存在すると、好ましい触媒系を使用した場合で、生
成物として06+の長鎖の炭化水素の製造率が高まる。
原料中のオレフィンの濃度が高まると、芳香族の製造率
が低下する。
本発明は脱水素環化二型化法において製造される、より
高価なC,アルキル芳香族、特にキシレンの生産量を高
めることを目的とする0反応域の形態及びその反応域内
で使用される触媒の組成は本発明の基本的要素ではなく
、単なる本発明の制限的特徴である。それにもかかわら
ず1本発明の詳細な説明するために1本発明で使用する
のに好ましい反応装置について記載することは有用であ
る。この装置は移動床の放射流形式の多段階反応器から
なり、これについては、たとえば米国特許第3,652
,231号;第3.692,496号7第3,706,
536号;第3,785,963号;第3,825,1
16号;第3,839,196号;第3,839,19
7号;第3,854,887号;第3,856,662
号;第3.918,930号;第3,981,824号
;第4,094,814号;第4,110,081号;
及び第4,403,909号等に開示されている。これ
らの特許は、触媒の再生装置及び移動触媒床の操作及び
装置の種々の点についても開示している。この反応装置
はナフサ留分を改良するために商業的に広範囲に使用さ
れて来た。また軽質パラフィンの脱水素にも利用されて
来た。
好ましい移動床反応装置は、約0.04〜0.32an
(1/64〜1)8インチ)の直径を有する球状の触媒
を使用している。触媒は好ましくは支持体及びその支持
体上に含浸または共沈殿によって析出させた金属成分か
らなる。前記文献には、現在の傾向はゼオライト系支持
体を使用することであり、特に好ましい触媒はZSM−
5型ゼオライトである。適切に製造すれば、このゼオラ
イト系物質はそれ自体でも脱水素環化二量化反応に有効
な活性を有する。このような脱水素環化二量化反応のゼ
オライト触媒についてはE、 P。
Kiefferのヨーロッパ特許願第83201142
2.9号に記載されている。しかしながら、触媒の活性
を高めるために触媒系内に金属成分を使用することが好
ましい、好ましい金属成分は前記米国特許第4,180
,689号に記載されているようなガリウムである。脱
水素環化三量化反応域は好ましくは約487〜565℃
(920〜1050下)の温度及び689KPag (
100psig)以下の圧力で操作される。
水素を生成する反応は通常、低圧の方が有利に働き1反
応域の出口において約483KPag (70psig
)以下の圧力が特に好ましい。
添付図面は本発明の好ましい実施態様を示している。当
業者なられかるように、この工程図は工程を理解するの
に必要でない熱交換器、プロセスコントロール装置、ポ
ンプ、分留塔塔頂部及びリボイラー装置などの記載を省
略して簡略化している。本発明の全体の基本的概念を逸
脱しないで多くの点で図面に示されている工程流を変化
させることも可能である。たとえば。
図面中に必要な熱交換器の描写は簡略化のために最小限
にとどめられている。当業者なられかるように、工程内
の種々の点において必要な加熱及び冷却する熱交換手段
としては、いろいろな方法があり1選択の余地が大きい
。このように複雑な工程では、種々の工程流間で間接的
熱交換を行うのに多くの可能性がある。本発明の工程で
使用する設備の位置及び環境に応じて。
蒸気、高温油、あるいは図示していない他の処理装置か
らの工程流に対して熱交換を行うのが望ましい。
図面について参照すると、プロパンを含む原料流はライ
ン1を通じて工程に送り込まれ、ライン2によって運ば
れる芳香族炭化水素i環流と一緒にされる。プロパン原
料と芳香族炭化水素循環流との混合物はライン3を通じ
て流れ、ライン4の水素に富んだ循環ガス流と混合され
る。水素、プロパン原料及び循環された芳香族炭化水素
の混合物はライン5を通じて反応域6に入る。反応域内
で、これらの物質は適切に保たれた反応条件下で固体の
脱水素環化三量化触媒と接し、入ってくるプロパンの少
くとも実質的な量が芳香族炭化水素生成物に転化する。
この反応中、かなりの量の水素及び反応の副産物として
はるかに少ない兄のメタン及びエタンが生成する。
このように生成する反応域流出流はライン7によって運
ばれ、この反応域流出流は残存するプロパン原料、メタ
ン及びエタンの軽質副産物、芳香族炭化水素生成物、循
環された芳香族炭化水素及び水素の混合物からなる。こ
の反応域流出流は、通常、反応域内に適切に設置される
熱回収熱交換器を通じて送られ、しかる後間接的熱交換
装置8などの冷却域を通される。この冷却操作は、反応
域流出流の部分的凝縮を行うのに充分なものであり、C
6+炭化水素の少くとも85モル%が凝縮されるように
行われる。この混合相反応域流出流は気−液分離域9に
送られる。
軽質ガス流は主としてプロパン、水素及び軽質炭化水素
からなり1分離域9からライン10によって取出される
。ライン10のガス流の一部はライン11によって真性
ガス流として工程から取出され、その取出される割合は
水素及び/又は軽質炭化水素の生成とバランスを保って
定められる。前記ガス流の残りの部分はライン12を通
じて流れ、ライン4に送られ、@環ガス流として反応域
に戻される。必要に応じてライン10または12のいず
れかにガスvi製域が設けられ、ガス流から炭化水素が
除去され、系外に取出されるガス流または循環ガス流中
の水素濃度が高められる。
気−液分離容器9で回収された液相ig縮物はライン1
3を通じて取出され、ストリッピング塔として働く第1
分留塔に送られ、入ってくる凝縮物の流れから望ましく
ない軽質炭化水素及び溶存水素が除去される。分留塔1
4の塔頂部から取出される物質の組成は、直ぐ下流の分
留塔18の塔頂流に望まれる組成に依存する。ストリッ
ピング塔14は、塔14に入るC5−炭化水素の実質的
に全てがライン15の塔頂流の一部として塔から除去さ
れるように脱ペンタン塔として働くのが好ましい、これ
は石油化学原料として使用するのに適した高純度のベン
ゼンを製造することを目的とするケースである。しかし
ながら、製造された芳香族炭化水素を自動車燃料成分と
して利用する場合には、ライン13の凝縮物中に存在す
るC6炭化水素は塔14の塔底流の一部として出される
。この場合、ストリッピング塔は脱プロパン塔または脱
ブタン塔として働く、いずれの場合も、ストリッピング
塔14の塔頂流の除去された軽質炭化水素はライン15
によって取出され、必要に応じてライン16によって運
ばれる循環部分とライン17によって工程から放出され
る軽質留分からなる生成物流とに分割される。ライン1
5の軽質留分の全てはライン16によって循環させるこ
ともできる。
塔14の塔底流は好ましくは塔14に供給される凝縮物
中に存在する全てのC&十炭化水素からなる。この流れ
はベンゼン塔と称される塔にライン19によって送られ
る。ベンゼン塔の機能は、入ってくるベンゼンの実質的
に全てをライン27を通じて取出される塔頂流に濃縮す
ることである。このベンゼンの少くとも一部はライン3
0によ°って工程の第1生成物流として取出される。
残存する少量のベンゼンはライン31によってライン2
に送られ、反応域に#J環される。塔18の塔底流はラ
イン20によって除去され、塔18に供給される実質的
に全てのC7+炭化水素を含む。
この塔底流はトルエン塔21に供給される。トルエン塔
の機能は、入ってくるトルエンの実質的に全てをライン
26によって取出される塔頂流に濃縮することである。
好ましくは、ライン26を流れるトルエンの全てはライ
ン28によって生成物流として系から取出される。ある
いは、トルエンの一部は任意のライン29によってライ
ン2を経由して反応域に循環される。
分留塔21の塔底流はトルエン塔に入るC8十炭化水素
の実質的に全てを含む。この塔底流はライン22を通じ
てC8生成物塔23に送られる。この塔は、入ってくる
炭化水素を、オルソ−、メター及びパラキシレンなどの
03芳香族炭化水素からなる。ライン25によって運ば
れるC6に富んだ塔頂流に分離する働きを有する1反応
域中で製造される残りのC0十芳香族炭化水素はライン
24によって運ばれる塔底流として系から取出される。
この分留形態は、C8芳香族の比較的純粋な流れを回収
することが望ましい場合に通常使用される。これはほと
んどの石油化学分野に応用される。しかしながら、この
工程の最終生成物はトルエン塔21の塔底流とすること
もでき、従ってその場合、C,及びC3÷芳香族炭化水
素の混合物からなる。石油及び石油化学の分野の当業者
なら、工程の全体の流れを検討した後、標準の工程設計
技術を使用して適切な操作条件、容器の設計及び操作手
順を決定することができる。これらの設計においては、
工程の低温部分で凍結したり、固化する化合物を通すこ
とが望ましくないことを理解すべきである。
このため、乾燥域が設けられる。この乾燥域は、高純度
水素の排ガス流を得るのに使用される低温部こに水が流
れるのを防ぐ働きを有する。この乾燥域は基本的には、
工程への原料流中に溶解している少幻の水及び/又は工
程に送られる再生触媒上に存在する水または触媒通路等
を塞ぐのに使用されるストリッピング蒸気から放出され
る水を除去するために必要とされる。
工程内で使用される気−液分離域は好ましくは適当な大
きさの垂直に配置された容器がらなり、上端に設けられ
た除湿パッドまたは他の液体除去装置を有する。工程中
で使用される分留域は好ましくは比較的標準設計のふる
い型のトレイを有するトレイタイプの分留塔を有する。
たとえば、40個のトレイを有する適切に設計された塔
がストリッピング塔14として働く。種々の形態の多数
塔分留域は当然のことながら、必要に応じて特定の生成
物流を回収するのに使用される。たとえば、流出流を最
初に分割し、あるいは最初の塔で重質炭化水素を除去す
るように設計される。適当な分留域は当業者によって容
易に設計される。分留域で必要とされる操作条件は、分
離される化合物及び所望する分離に依存する。ここで使
用する「富んだ」という用語は、特定の化合物または特
定の種類の化合物が65モル%以上の濃度を有すること
である。
本発明は従って、C1またはC4脂肪族炭化水素を含む
原料流及びベンゼンを含む第1工程流を、脱水素環化二
量化条件に保ったゼオライトからなる固体触媒を含有す
る脱水素環化二量化反応域に送り、ベンゼン、トルエン
及びキシレンを含む反応域流出流を製造する工程;部分
的凝縮及び分留からなる一連の工程によって反応域流出
流を分離し、キシレンを含む生成物流及びベンゼンを含
む第2工程流を製造する工程;及び前記第2工程流の少
くとも一部を前記第1工程流として前記反応域に循環す
る工程を含む脱水素環化二型化法である。
本発明の方法においては、軽質脂肪族炭化水素がベンゼ
ン及び他の芳香族炭化水素に転化される反応域にベンゼ
ンが供給される。好ましくは、ベンゼンは図面に示され
ているように、反応域流出流から循環される。しかしな
がら、ベンゼンを反応域流出流から分離するよりも別の
源から反応域に供給する方が有利な場合もある。
図面に示されるように、トルエンを炭化水素原料との混
合物として反応域に循環させても良い。
反応域に原料流とともに供給されるベンゼンの量は、原
料流中の芳香族炭化水素の濃度が約1.0〜約10モル
%となる量である。好ましくは原料流中の芳香族炭化水
素の濃度は約2.5〜約8モル%である。
本発明の方法は2つの別々の利点を提供する。
その第1は1本発明の方法を実施することによって軽質
脂肪族原料を芳香族に転化する1回通す毎の転化率を驚
くほど高めることができることが、実験によって示され
た。第2に、本発明の方法は、ベンゼンよりアルキルベ
ンゼンの製造量を高めることによってアルギル芳香族炭
化水素の製造比率を高めることができる。これらのC,
アルキルベンゼンは通常脱水素環化二型化法の好ましい
生成物である。たとえば゛、これらはベンゼンより高い
オクタン価を有する。これらはまたガソリンのベンゼン
含有率を最少にするのが望ましい場合におけるガソリン
沸点範囲の自動車燃料の望ましい成分である。石油化学
錯体において、キシレンなどのC6芳香族の価値はベン
ゼンの価値より通常実質的に高い。
従って本発明を実施することによって、その生成物を自
動車燃料または石油化学原料として使用する場合に、有
意義な経済的利点を提供する。
パイロットプラント操作の下記の結果は、本発明を利用
することによって得られる利点を示している。まず、ゼ
オライトからなる支持体上にガリウムを含ませた触媒を
含有する脱水素環化二量化反応域に高純度のプロパン流
を通した。
その結果、プロパンは芳香族炭化水素に60重量%転化
した。本発明の方法の実施態様においては、パイロット
プラントへの原料流へ6モル%のベンゼンを添加し、他
の条件は変えなかった。
その結果、全体の芳香族の選択率を低下させることなく
、平均のプロパン転化率を66重量%に高めることがで
きた。またベンゼンを原料に添加した場合、本発明の方
法を使用して製造された芳香族の全体のモル数は低いが
、アルキルベンゼンの生成ぷは多くなった。
【図面の簡単な説明】
添付図面はベンゼンを循環させてプロパンから06芳香
族を製造する場合の本発明の好ましい実施態様を示す簡
略化された工程図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C_2〜C_5脂肪族炭化水素を含む気相原料流を
    固体触媒を含む接触反応域に通し、ベンゼン、トルエン
    及びキシレンを含む芳香族炭化水素に転化し、これらの
    芳香族炭化水素を反応域流出流から回収する炭化水素の
    転化法において、ベンゼン及び/又はトルエンを反応域
    に供給してキシレンの相対的生産率を高めることを特徴
    とする炭化水素転化法。 2、前記反応域に供給される芳香族は前記反応域から発
    生する流出流から回収されるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記反応域に供給されるベンゼン及び/又はトルエ
    ンの量が、そこに供給される炭化水素の全体量の2.5
    〜8.0モル%であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
JP61316099A 1985-12-30 1986-12-27 改良された脱水素環化二量化法 Pending JPS62190132A (ja)

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