JPS62186449A - 回転対陰極x線管 - Google Patents

回転対陰極x線管

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Publication number
JPS62186449A
JPS62186449A JP2678986A JP2678986A JPS62186449A JP S62186449 A JPS62186449 A JP S62186449A JP 2678986 A JP2678986 A JP 2678986A JP 2678986 A JP2678986 A JP 2678986A JP S62186449 A JPS62186449 A JP S62186449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anticathode
sample
metals
cathode
rotary couple
Prior art date
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Pending
Application number
JP2678986A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Uematsu
上松 英明
Jinpei Harada
仁平 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIGAKU DENKI KK
Rigaku Denki Co Ltd
Original Assignee
RIGAKU DENKI KK
Rigaku Denki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62186449A publication Critical patent/JPS62186449A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特にX線の回折あるいは蛍光X線の波長分析等
による物質の分析に用いるための回転対陰極X線管に関
する。
例えば、任意の金属片等の試料に引張り、圧縮の外力を
繰り返して加え、その各状態における試料の結晶組織を
分析する場合等において、従来は一定の波長分布をもっ
たX線を試料に常時照射し、その回折X線の受光スリッ
トを前記外力の変化に応じて間欠的に開放する装置が用
いられていた。
しかしこの装置は受光スリットの開閉機構を構成する部
品が摩耗し易い欠点がある。従って本発明はX線の通路
に開閉スリットのような機械的な可動部を必要とするこ
となく、例えば上述のようなX線分析を行うことのでき
る回転対陰極X線管を提供しようとするものである。
本発明は回転対陰極X線管において、その回転対陰極を
回転方向において複数の部分に区画し、この各区画をそ
れぞれ所望の対陰極金属で形成すると共に各区画の間に
段差を生じないような構造としたものである。従って対
陰極を高速度で連続回転すると同時にその対陰極の表面
の一部を電子線で励起すると、各区画における対陰極金
属の種類に応じて波長分布の異なるX線が交互にパルス
的に発生する。このため重連のように、試料に加える外
力を周期的に変化して、しかし一定の外力の状態におけ
る結晶組織を分析する場合等は、対陰極の回転周期と上
記外力の変化周期との関係を一定の状態に保持し、試料
による回折X線の出力をこれと同期して電気的に切換え
るだけで、機械的な可動部を必要とすることなく、所望
の分析、測定を行うことができる。このように本発明の
X線管は数種の金属の特性X線を交互にパルス的に発生
させるもので、対陰極の回転軸から得られる同期信号で
回折X線等の検出器の動作を制御することにより、所望
の状態における試料の結晶構造等の観測が可能である。
また本発明のX線管は爆発現象における物質の変化状態
を動的に観察するためにも有効であると共にX線の回折
光学系中に分光結晶を設けることにより、対陰極の交換
を必要とすることなく、光学系の角度調整だけで2種以
上の特性X線による分析を行うことができる。
更にX線管の両側から2方向へX線を取り出すときは異
種の特性X線による分析を同時に行うこと等も可能であ
る。しかも対陰極金属の境界に段差が形成されないよう
にしであるから、発生X線が隣接する対陰極金属で遮蔽
されるようなおそれもないと共にX線の焦点位置の移動
を防止し得る等の効果がある。
第1図は本発明実施例の一部を縦断した側面図、第2図
は第1図のA−A断面図、また第3図は第1図における
B−8部分を示した図である。真空気密筺体1は図示し
てないが高真空排気ポンプに連結される。その筺体Iに
軸受2を設けて円筒状の回転対陰極3の軸4を保持し、
軸4の先端に取り付けたプーリ5をベルト6で駆動する
ようにしである。また回転対陰極3の側面と対向するよ
うに電子銃7を設けると共にこの電子銃から上記対陰極
3の側面に入射する電子線の入射部と対向するように筺
体1にX疎意8を形成しである。上記対陰極3は例えば
銅で形成した中空の円筒状体に軸4を設けたもので、そ
の周側面に複数個の軸方向の凹溝を等間隔に形成して例
えばモリブデンのような異種金属9.9・・・を嵌合し
である。なおこのような対陰極の製作法の一例を記すと
、銅の対陰極3の表面に軸方向の凹溝を形成したのち、
電解析出法あるいは蒸着法等でその全表面を異種金属9
で被覆して、つぎに銅の部分が露出するまで表面を均等
に切削する。従って銅の部分とモリブデンの部分との境
界に段差を生ずることなく、銅の対陰極部分とモリブデ
ンの対陰極部分とが回転方向に交互に配列する。このた
め一方の金属がら発生して窓8から取り出されるX線が
上記段差で遮蔽されるようなおそれが除かれる。また各
金属の幅をそれぞれ適当に選定することによって、それ
ぞれの金属から発生するX線の強度の割合を任意に設定
することができる。
更に軸4の端部には非磁性体の円板10を同軸的に固定
して、その円板の表面に適当な方向に磁化された永久磁
石11,11・・・を前記異種金属9.9・・・と同数
だけ第3図のように等間隔で配列しである。すなわち上
記磁石の1つと対向するように小型のコイル12を配置
することによって、電子線が上記異種金属9の部分に入
射して、その金属からX線が発生したとき、これと同期
的に上記コイルからパルスを発生させて、発生X線の弁
別に利用することができる。
第4図は本発明X線管の利用例を示した図で、気密筺体
l内の対陰極3に電子銃7から電子線eを照射すると、
その入射部から発生したX線Xが窓8から取り出されて
ゴニオメータ!3の中心に配置された試料14に入射す
る。この試料で回折したX線が検出器15で検出されて
、その出力が切換器I6により記録装置17または18
に分配されるが、その切換器16を前記コイルI2の出
力で制御しである。すなわち電子線eが対陰極3の基体
を構成した金属である銅の部分に入射する状態では検出
器15の出力が記録装置17に加えられ、またモリブデ
ンのような異種金属9に入射する状態では記録装置I8
に加わるように切換器16を制御しである。従って検出
器I5と試料14とを矢印pのように2対1の角速度を
もって低速度で回動させると同時に対陰極3を高速度で
連続回転させると、例えば銅の特性X線が試料14に入
射したときの回折X線およびモリブデンの特性X線が上
記試料に入射した場合の回折X線がそれぞれ記録装置1
7と18とに分離して別個に記録される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の一部を縦断した側面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は第1図におけるB−
8部分を示した図、また第4図は本発明によるX線管の
利用例の構成を示した図である。なお図において、lは
真空気密筐体、2は軸3の基台金属と異なる種類の金属
、10は円板、11は永久磁石、12はコイル、I3は
ゴニオメータ、14は試料、15はX線検出器、16は
切換器、I7.18は記録装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転対陰極の表面をその回転方向において複数の部分に
    区画し、複数の対陰極金属をそれらの境界に段差が形成
    されないように上記各区画に配置したことを特徴とする
    回転対陰極X線管
JP2678986A 1986-02-12 1986-02-12 回転対陰極x線管 Pending JPS62186449A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2678986A JPS62186449A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 回転対陰極x線管

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JP2678986A JPS62186449A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 回転対陰極x線管

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JPS62186449A true JPS62186449A (ja) 1987-08-14

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JP2678986A Pending JPS62186449A (ja) 1986-02-12 1986-02-12 回転対陰極x線管

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013076598A1 (en) * 2011-11-23 2013-05-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Periodic modulation of the x-ray intensity

Cited By (4)

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