JPS62184716A - 可撓性電線の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の金属製ＩＴ’Ｌ−要素からなる少なく
とら−っの被覆材か、導体の絶縁体りに取り付１すられ
る、少なくとも一つの絶縁された導体をｒ丁４−るｉ７
Ｊ撓性電線の製造方法に関する。

〔従来の技術〕

このような電線は例えば、金属製被覆材が遮蔽物として
の働きをする低周波電線、あるいは金属製被覆材が同軸
的に形成されて外側導体としての働きおよび対称的に形
成されて遮蔽物としての働きをする高周波電線である。

低周波電線は例えば、電気音響学および音響周波数の測
定技術のために必要である。従って、低周波電線は適当
な遮蔽物によって、外側から作用する妨害電波に対して
良好に保護されなければならず、かつそれ自体が外部に
漏らさないようにしなければならない。使用目的に応じ
て、このような電線に対する要求は冗なる。例えば高感
度のマイクロボン回路は、使用される電線の極めて効果
的な遮蔽を必要と４”る。

低周波電線は例えば、１本だけの導体を備え、クリスタ
ルマイク【Ｊホノ、ピックアップヘッドお上び録、°７
機のためのピグテールとして使用される。

低周波電線は二心線状に形成されて、例えばマイク「１
ホンや拡声器の接続電線としての働きをする。

低周波電線は磁気テープと放送受ｆｉｊ機の間の中継線
としてム使用＋１Ｊ能である。３木の心線を（ｆする場
合には更に、制御技術や調節技術における装置接続電線
や中継線として使用することができる。

同軸の高周波電線は電気的な伝達技術の多くの範囲で使
用される。例えば無線装置１１７やアンテナ装置に使用
される。極めて効果的な遮蔽を必要とケる用途の場合に
は、このような電線は例えば二！Ｒの金属製被覆材を備
えている。対称的な高周波電線は特に、超短波受信機、
放送受信機およびビデオ受信機に使用される。

公知の電線の場合には、被覆材が一般的に編物として形
成されている。この編物の中で、例えば裸または錫めっ
きされた銅線が形成されている。

編物を製作するために、例えばそれぞれ８本の単一線の
二つの層が、絶縁された導体に反対方向に巻き付けられ
てよられるかまたは編まれ、閉じた編物を形成する。編
物を製造するときの問題は、中−線の案内にある。この
単一線はコストのかかるｐ備製作で正確な寸法で作られ
、巻枠に巻き付けられる。この単一線は電線内の居また
は巻き付け方向のために互いに並んで配置されるように
正確に案内されなければならない。単一線のためのガイ
ドは摩擦部品である。この摩擦部品は単一線の供給時に
必要な精度のために、しばしば交換しなければならない
。しかし、編物として形成された金属製被覆材を備えた
公知の電線の重要な欠点は、編物を製作する速度が非常
にＵいことである。

すなわち、組み立てられた編物をｒ了する電線の製造は
大きな製作コストと時間コストがかかる。

〔発明の目的〕

本発明の根底をなす課題は、可撓性電線が少ない製作コ
ストおよび高い引き出し速度で製造することができ、か
つ電気的に完壁に遮蔽された被覆材を備えることができ
、その際電線の可撓性に悪影響が出ない方法を提供する
ことである。

〔発明の構成〕

この課題は、「１頭に述べた種類の方法において、本発
明に従って、金属帯が被覆材として導体の絶縁体の周り
に巻さ付けられ、この金属帯が、絶縁体に当たる直＋ｉ
；７に、帯の方向に対して平行に行われる切断によって
分離されて、複数の単一要素を形成するごとによって解
決される。

〔発明の効果〕

この方法によって、ソールドされたｉＪ撓外性電線製造
するための製作速度が大幅に高まる。なぜなら、金属製
被覆材を１層に形成する場合には、一つの金属帯が電線
に巻き付けられるからである。

しかしそのとき、電線の可撓性は維持される。なぜなら
、金属帯がそれを電線に取り付ける１ｉｉｊ　ｆ、：多
くの単一要素に切り分けられるからである。この！ｌシ
ー要素は巻き付けられた状態ではもはや＜−）ついては
いない。金属帯を電線に供給する際には大きなコストは
不要であり、多くの１ｌｉ−要素のコストのかかる予備
製作は不必要である。この方法によって製作された被覆
材は、簡ず）１な編物と同し電気的遮蔽体用を構成する
。ここで使用した遮蔽またはシールドは、外側導体が遮
蔽作用を有する同軸の高周波ケーブルについても当ては
まる。

できるだけ高い製作速度は更に、被覆材の取り付けと同
じニＩニ程で、いわゆるタンデム方法で、外被をこの被
覆材」二に押し出すことができるという効果がある。

遮蔽作用を改善するために、二層の被覆（４を取り付け
ることができる。この被覆材は電線に反対方向に巻き付
けられた２本の金属帯によって作ることができる。その
際、両層のｊｌｔ−要素の幅は異なるようにすることが
できる。それによって、可撓性を変わらぬようにに保ら
つつ、取り囲まれた１本または複数の導体をほぼ完全に
被覆４゛ることかできる。

〔実施例〕

以ド、図に基づいて本発明の方法の実施例を説明する。

第１図には、例えば、録？η機用のシールドされた＋１
／撓性接続電線として使用１１Ｊ能である１ｕ線ずなわ
らリード線か示しである。この電線は束導体ｌを０１１
１えている。この束導体は課の銅線または錫めっきされ
た銅線からなっている。束導体１の」二には絶縁体２が
取り付けられている。この絶縁体は例えばポリエチレン
またはポリ塩化ビニールからな−）でいる。絶縁体２上
には、多数の単一要素４からなる金属の被覆材３か取り
付けられている。このＩＦ、、−一要素は同じ巻き付け
方向で互いに密接して・Ｆ行に絶縁体２に巻き付けられ
ている。被覆材３は電線のシールドである。被覆材３上
には、例えばポリ塩化ビニールからなる外被５を取り付
けることができる。

第２図の電線はその金属の被覆材が二つの層６゜７から
なっている。この被覆材は反対方向の巻き付けによって
取り付けられている。このような電線は低周波電線とし
て例えば拡声器の接続電線として使用可能である。この
電線は例えばビデオ受信機のために高周波電線として使
用することもできる。この電線は絶縁された２本の心線
８．９を備えている。この心線の導体は束導体として形
成することができる。両心線８．９は互いに平行に延び
ていてムよく、また互いに撚ることもできる。

心線８，９の上には、金属製被覆材の層６．７が取り付
けられている。この層の間に更に、絶縁層ＩＯを設ける
ことができる。例えばポリ塩化ビニールからなる外被１
１は金属製被覆材の層７の−にに取り付けることができ
る。

次に、被覆材３または両層６．７を取り付けるための本
発明による方法を、第３図に３１℃づいて１悦明−４゛
る。

絶縁された導体１２は、図示していない巻枠から引き出
され、矢印Ｉ）の方向に移動する。導体１２の絶縁体−
ヒには金属製の被覆材１３が取り付けられる。この被覆
材は多数の単一要素Ｉ４からなっている。そのために巻
枠１５に巻取られている金属帯１６は、オーバーラツプ
しないでかつ隙間を生じないで導体１２の周りに巻き付
けられる。金属帯１６は例えば銅または錫めっきされた
銅から構成４゛ることかできる。金属帯１６は、導体１
２またはその絶縁体に当たるすぐ前に、帯方向に延びる
切れ口によって複数の単一要素１４に切り離される。こ
の単一要素はそして互いに独立した部材として導体１２
の絶縁体に密接させて当てかわれる。個々の要素１４を
切り離すためにカッター１７を使用することができる。

このカッター１７は、第４図に拡大して示すように、ド
ラム１８に固定されている。

巻枠１５とドラム１８は−・つの台に固定されている。

この台は図面の・ト面に対して東向方向に延びる平面内
において、導体１２の回りに円滑に回転可能である。こ
のような台は例えばより合わｌ・技術において公知の接
線方向ラッパーである。カッター１７は好ましくはドラ
１２１８に交換Ｉ′ｌＪ能に取り付けられている。この
場合、カッター１７相ｒ７の間隔を変更できるようにず
ろことができる。それによって、単一要素１４をいろい
ろな幅とすることができる。

ドラム１８は回転１ｊＪ能に支承することがてきる。

ドラムＩ８は更に、駆動することもできる。この両方の
場合には、全周を取りろくようにカッターを形成するこ
とができる。回転可能なドラムを使用しない場合には、
全周を取り巻いていないカッターを使用することができ
る。必要なすべてのカッターを一緒に固定するドラム１
８の代わりに、ｑｔ−カッターを使用することも可能で
ある。この弔−カッターは例えば回転不能な横桁に取り
付けられている。更に、第５図に示すように、切断開始
時から導体１２に当たるまですべてほぼ同じ長さを（ｆ
するように、単一要素ｉ４を分離することができる。こ
れは、単一要素Ｉ４がその所定の位置から移動しないと
いう利点がある。このような移動は勿論、上記の方法の
場合にも発生する恐れはない。なぜなら、巻枠１５が常
に矢印Ｉ９の方向に押圧されるので、金属帯１６が常に
充分に緊張されるからである。

被覆材１３上には、同一工程で、金属被覆材の他の層２
０を取り付けることができる。この層２０は基本的には
被覆材！３と同じように取り付けられるが、巻付け方向
が反対方向である。そのために、巻枠２１」二に設けら
れた金属帯２２は被覆材！３に巻き付けられ、被覆材１
３に当たるすぐ前に単一要素２３に分離される。この分
離のために、ドラ１．２４に取り付けられたカッターか
使用される。層２０を取り付けるための装置の構造と作
用は、被覆材１３を取り付けるための前記の装置を同じ
である。ドラム１８．２４上のカッターの間隔が可変で
あると、被覆材の両層において異なる幅の単一要素１４
または２３を形成することができる。

原理的には、層２０を巻き付ける前に、更に一つの絶縁
層を被覆材１３の上に取り付けることができる。

金属製の被覆材の層２０を取り付けた後で、シールドさ
れた電線が巻枠に巻き取られる。しかし、いわゆるタン
デム方向によって電線を押し出し機２５に直接供給する
ことができる。この押し出し機においては、同一工程で
絶縁および保護作用をする外被２６が取り付けられる。

そして出来上がりた電線は巻枠に巻取ることができる。

一つだけの導体！２の代わりに、二つ以上の絶縁された
導体を使用することができる。この導体の上には被覆材
Ｉ３が取り付けられる。電線のために一層の金属製被覆
材またはシールドが所望される場合には、外被２６を被
覆材Ｉ３に押し付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は金属製被覆材を備えた異なる二つの電
線を示す図、第３図は本発明の方法を実施するための装
置の概略図、第４図と第５図は第３図の一部を拡大して
示す図である。 １２・・・導体、　　ｌ／Ｉ、２３・・・中−要素、１
６．２２・・・金属帯 代理人　弁理士　江　崎　光　好 代理人　弁理士　江　崎　先　史 第１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多数の金属製単一要素からなる少なくとも一つの被
   覆材が、導体の絶縁体上に取り付けられる、少なくとも
   一つの絶縁された導体を有する可撓性電線の製造方法に
   おいて、金属帯（１６、２２）が被覆材として導体（１
   ２）の絶縁体の周りに巻き付けられ、この金属帯が、絶
   縁体に当たる直前に、帯の方向に対して平行に行われる
   切断によって分離されて複数の単一要素（１４、２３）
   を形成することを特徴とする方法。 ２、巻き付けの際に金属帯（１６、２２）が引張られて
   緊張することを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載
   の方法。 ３、切断開始時から導体１２の絶縁体または導体の他の
   層に当たるまで、すべての単一要素（１４、２３）がほ
   ぼ同じ長さを有するように、金属帯（１６、２２）が分
   離されることを特徴とする、特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の方法。 ４、金属帯（１６、２２）を細かく切断するために、回
   転可能に支承されたカッター（１７）が使用されること
   を特徴とする、特許請求の範囲第１項から第３項までの
   いずれか一つに記載の方法。 ５、カッター（１７）が駆動されることを特徴とする、
   特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか一つに
   記載の方法。 ６、分離されて単一要素（１４、２３）になる二つの金
   属帯（１６、２２）が反対方向の巻き付けによって被覆
   材として取り付けられることを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項から第５項までのいずれか一つに記載の方法
   。 ７、単一要素（１４、２３）の幅が両巻き付け方向で異
   なるように選定されていることを特徴とする、特許請求
   の範囲第１項から第６項までのいずれか一つに記載の方
   法。 ８、金属製の被覆材を取り付ける工程と同じ工程で、外
   被（２６）がこの被覆材に押し付けられることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか
   一つに記載の方法。