JPS62184493A - 陰極線管表示システム - Google Patents
陰極線管表示システムInfo
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- JPS62184493A JPS62184493A JP62017398A JP1739887A JPS62184493A JP S62184493 A JPS62184493 A JP S62184493A JP 62017398 A JP62017398 A JP 62017398A JP 1739887 A JP1739887 A JP 1739887A JP S62184493 A JPS62184493 A JP S62184493A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/74—Deflecting by electric fields only
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/124—Flat display tubes using electron beam scanning
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子ビームを発生しこの電子ビームを細長偏向
電極のプレーナアレイ及び積層ダイノードチャネル型電
子増倍器の入力側間のスペース内に指向する手段と、前
記電子増倍器の出力側に隣接して設けられ電子増倍器か
らの電流増倍ビームが入射するスクリーンと、前記電子
ビーム発生兼指向手段及び前記偏向電極に接続されこれ
ら手段及び電極に電位を供給する駆動手段とを有する陰
極線表示管を具え、前記駆動手段を作動させて電子ビー
ムの加速電圧を発生させ、且つ、各偏向電極に供給され
る電位を第1の予定電位■1及び第2の予定電位■2で
切換えると共に各電極を切換える順序を制御して前記ス
ペース内に入る電子ビームを電子増倍器の入力側で走査
せしめるようにした陰極線管表示システムに関するもの
である。
電極のプレーナアレイ及び積層ダイノードチャネル型電
子増倍器の入力側間のスペース内に指向する手段と、前
記電子増倍器の出力側に隣接して設けられ電子増倍器か
らの電流増倍ビームが入射するスクリーンと、前記電子
ビーム発生兼指向手段及び前記偏向電極に接続されこれ
ら手段及び電極に電位を供給する駆動手段とを有する陰
極線表示管を具え、前記駆動手段を作動させて電子ビー
ムの加速電圧を発生させ、且つ、各偏向電極に供給され
る電位を第1の予定電位■1及び第2の予定電位■2で
切換えると共に各電極を切換える順序を制御して前記ス
ペース内に入る電子ビームを電子増倍器の入力側で走査
せしめるようにした陰極線管表示システムに関するもの
である。
この種の陰極線表示管は英国特許明細書第210139
6号に記載されている。この英国特許明細書に記載され
ている陰極線管は、はぼ平坦とすると共に低エネルギー
の電子ビームをスクリーンに平行に指向する電子銃と、
陰極線管の端部に配設された反転レンズとを具え、この
反転レンズによって電子ビームを180°転回して電子
ビームが、スクリーンに平行に逆方向に、共にスクリー
ンに平行に配列された偏向電極のプレーナアレイ及びチ
ャンネル型電子増倍器の入力面間のスペースに向かって
移行し得るようにする。偏向電極は垂直方向に離間され
、水平方向に延在する細長電極を具え、これら細長電極
を選択的に附勢してスクリーンに直角を成す成分を有す
る静電界を形成し、これにより電子ビームを電子増倍器
の入力側に向かって前記スペース内に偏向し得るように
する。偏向電極を順次体々に附勢することにより前記ス
ペースの長手方向における電子ビームの偏向点を順次移
動させてフレーム走査を行い得るようにする。偏向され
た電子ビームは電子増倍器内で電流増倍され、電子増倍
器の出力側とスクリーンとの間の加速静電界によりスク
リーンに向かって加速される。電子増倍器の入力側全体
に亘り電子ビームをラスク状に直交走査するためには陰
極線表示管に更に電子銃の最終陽極に隣接し反転レンズ
の前方に静電偏向器を設け、これにより電子ビームをス
クリーンに平行な面内で偏向してライン走査を行い得る
ようにする。この明細書では平坦な表示管を、静電偏向
器による水平方向のライン1走査及び偏向電極のプレー
ナアレイによる垂直方向のフィールド走査に関連させて
特に説明したが、表示管を90°回転させてライン走査
を垂直方向、フィールド走査を水平方向とすることもで
きる。
6号に記載されている。この英国特許明細書に記載され
ている陰極線管は、はぼ平坦とすると共に低エネルギー
の電子ビームをスクリーンに平行に指向する電子銃と、
陰極線管の端部に配設された反転レンズとを具え、この
反転レンズによって電子ビームを180°転回して電子
ビームが、スクリーンに平行に逆方向に、共にスクリー
ンに平行に配列された偏向電極のプレーナアレイ及びチ
ャンネル型電子増倍器の入力面間のスペースに向かって
移行し得るようにする。偏向電極は垂直方向に離間され
、水平方向に延在する細長電極を具え、これら細長電極
を選択的に附勢してスクリーンに直角を成す成分を有す
る静電界を形成し、これにより電子ビームを電子増倍器
の入力側に向かって前記スペース内に偏向し得るように
する。偏向電極を順次体々に附勢することにより前記ス
ペースの長手方向における電子ビームの偏向点を順次移
動させてフレーム走査を行い得るようにする。偏向され
た電子ビームは電子増倍器内で電流増倍され、電子増倍
器の出力側とスクリーンとの間の加速静電界によりスク
リーンに向かって加速される。電子増倍器の入力側全体
に亘り電子ビームをラスク状に直交走査するためには陰
極線表示管に更に電子銃の最終陽極に隣接し反転レンズ
の前方に静電偏向器を設け、これにより電子ビームをス
クリーンに平行な面内で偏向してライン走査を行い得る
ようにする。この明細書では平坦な表示管を、静電偏向
器による水平方向のライン1走査及び偏向電極のプレー
ナアレイによる垂直方向のフィールド走査に関連させて
特に説明したが、表示管を90°回転させてライン走査
を垂直方向、フィールド走査を水平方向とすることもで
きる。
説明の便宜上フィールド/フレーム走査は2つの走査速
度の低いほうの速度を意味するものとする。
度の低いほうの速度を意味するものとする。
前述した英国特許明細書第2101396号によれば、
双方共400Vに保持された電子銃及び反転レンズの中
間に位置するビーム通路の両側に配置された1対のプレ
ーナ電極間に画成された無電界スペースに電子銃により
発生する最初に加速された電子ビームを通すことにより
表示管を作動させるようにしている。400vの電子ビ
ーム加速電圧は、電子銃の最終陽極に400■の電圧を
供給することにより得ることができる。ライン走査は、
代表的には±50Vのピーク値によりフィールド周波数
で変調されたライン走査波形をライン偏向器に供給する
ことによって行う。又、電子増倍器の入力側も400■
に保持するが各フレーム走査の始端では偏向電極をOv
にして順次400■まで上昇させ、これにより反転レン
ズを通った電子ビームが、電子増倍器の0■の電極及び
400■の入力側間に形成される電界によって電子増倍
器の最上側の孔内に最初に偏向されるようにする。これ
ら電極を順次400■まで上昇させることによって40
0■の電極と電子増倍器の入力側との間に無電界スペー
スが形成されると共に電極群のうちの0■とすべき次の
電極により決まる電子ビームの偏向点が到来ビームの方
向に徐々に下方に移動し得るようにする。上述した電圧
の全ては電子銃の陰極電位をOvとして説明した。
双方共400Vに保持された電子銃及び反転レンズの中
間に位置するビーム通路の両側に配置された1対のプレ
ーナ電極間に画成された無電界スペースに電子銃により
発生する最初に加速された電子ビームを通すことにより
表示管を作動させるようにしている。400vの電子ビ
ーム加速電圧は、電子銃の最終陽極に400■の電圧を
供給することにより得ることができる。ライン走査は、
代表的には±50Vのピーク値によりフィールド周波数
で変調されたライン走査波形をライン偏向器に供給する
ことによって行う。又、電子増倍器の入力側も400■
に保持するが各フレーム走査の始端では偏向電極をOv
にして順次400■まで上昇させ、これにより反転レン
ズを通った電子ビームが、電子増倍器の0■の電極及び
400■の入力側間に形成される電界によって電子増倍
器の最上側の孔内に最初に偏向されるようにする。これ
ら電極を順次400■まで上昇させることによって40
0■の電極と電子増倍器の入力側との間に無電界スペー
スが形成されると共に電極群のうちの0■とすべき次の
電極により決まる電子ビームの偏向点が到来ビームの方
向に徐々に下方に移動し得るようにする。上述した電圧
の全ては電子銃の陰極電位をOvとして説明した。
かかる既知の陰極線表示管は良好な機能を呈するが、作
動中スクリーンに可視モアレパターン効果を発生し得る
ようになり、この効果によって良好な品質の画像に悪影
響を与えるようになる。これらの効果は監視者に不快感
を与えるようになる。
動中スクリーンに可視モアレパターン効果を発生し得る
ようになり、この効果によって良好な品質の画像に悪影
響を与えるようになる。これらの効果は監視者に不快感
を与えるようになる。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、かかるモアレパ
ターン効果の影響を受けないか又はかかる効果を許容し
得るレベルまで少なくとも減少し得るようにした表示シ
ステムを提供せんとするにある。
ターン効果の影響を受けないか又はかかる効果を許容し
得るレベルまで少なくとも減少し得るようにした表示シ
ステムを提供せんとするにある。
本発明は電子ビームを発生しこの電子ビームを細長偏向
電極のプレーナアレイ及び積層ダイノードチャネル型電
子増倍器の入力側間のスペース内に指向する手段と、前
記電子増倍器の出力側に隣接して設けられ電子増倍器か
らの電流増倍ビームが入射するスクリーンと、前記電子
ビーム発生兼指向手段及び前記偏向電極に接続されこれ
ら手段及び電極に電位を供給する駆動手段とを有する陰
極線表示管を具え、前記駆動手段を作動させて電子ビー
ムの加速電圧を発生させ、且つ、各偏向電極に供給され
る電位を第1の予定電位■1及び第2の予定電位■2で
切換えると共に各電極を切換える順序を制御して前記ス
ペース内に入る電子ビームを電子増倍器の入力側で走査
せしめるようにした陰極線管表示システムにおいて、前
記電子ビーム加速電圧■1及び前記偏向電極に供給され
る電圧変化の振幅■3が1.3 Vs<Vs<2Vsの
関係(ここにv、=vz−v+)を満足するようにした
ことを特徴とする。
電極のプレーナアレイ及び積層ダイノードチャネル型電
子増倍器の入力側間のスペース内に指向する手段と、前
記電子増倍器の出力側に隣接して設けられ電子増倍器か
らの電流増倍ビームが入射するスクリーンと、前記電子
ビーム発生兼指向手段及び前記偏向電極に接続されこれ
ら手段及び電極に電位を供給する駆動手段とを有する陰
極線表示管を具え、前記駆動手段を作動させて電子ビー
ムの加速電圧を発生させ、且つ、各偏向電極に供給され
る電位を第1の予定電位■1及び第2の予定電位■2で
切換えると共に各電極を切換える順序を制御して前記ス
ペース内に入る電子ビームを電子増倍器の入力側で走査
せしめるようにした陰極線管表示システムにおいて、前
記電子ビーム加速電圧■1及び前記偏向電極に供給され
る電圧変化の振幅■3が1.3 Vs<Vs<2Vsの
関係(ここにv、=vz−v+)を満足するようにした
ことを特徴とする。
本発明は、積層ダイノードチャンネル型電子増倍器を用
い、■、・■、の関係にある前記英国特許明細書第21
01396号に記載された既知の陰極線表示管において
、偏向電極に供給される電位及び電子増倍器の入力側電
極に供給される電位によって、偏向中型直方向に極めて
強力な集束効果を発生し、これにより電子ビームが電子
増倍器に入る個所の電子ビームの垂直方向のスポットの
大きさを極めて小さく(1/e幅でほぼ0.25mm)
し得ると言う事実を認識して成したものである。
い、■、・■、の関係にある前記英国特許明細書第21
01396号に記載された既知の陰極線表示管において
、偏向電極に供給される電位及び電子増倍器の入力側電
極に供給される電位によって、偏向中型直方向に極めて
強力な集束効果を発生し、これにより電子ビームが電子
増倍器に入る個所の電子ビームの垂直方向のスポットの
大きさを極めて小さく(1/e幅でほぼ0.25mm)
し得ると言う事実を認識して成したものである。
電子増倍器のチャンネルピッチによって陰極線表示管の
解像度を決めるようにする。電子ビーム発生手段を適宜
設計してチャンネルピッチに適切な水平方向のスポット
の大きさが得られるようにする。既知の陰極線表示管に
用いられるほぼ0.5mmのチャンネルピッチは集束作
用により得られた垂直方向のスポットの大きさよりも充
分に大きいため、走査ラインと電子増倍管のチャンネル
行との間にビート作用により生ずるモアレパターンは許
容し得ない程度に大きくなる。本発明陰極線表示管を2
Vs>Vs>1.3 Vsの条件で作動させることによ
り、電子増倍器に入る電子ビームの垂直方向のスポット
の大きさを増大してビームスポットを一層円形とし、こ
れによりモアレパターンの変調深さを減少し得るように
する。かようにスポットの大きさが増大する主な原因は
、電子ビームの最良の焦点位置がチャンネルプレート型
電子増倍器の入力側と最早や一致しなくなるからである
。
解像度を決めるようにする。電子ビーム発生手段を適宜
設計してチャンネルピッチに適切な水平方向のスポット
の大きさが得られるようにする。既知の陰極線表示管に
用いられるほぼ0.5mmのチャンネルピッチは集束作
用により得られた垂直方向のスポットの大きさよりも充
分に大きいため、走査ラインと電子増倍管のチャンネル
行との間にビート作用により生ずるモアレパターンは許
容し得ない程度に大きくなる。本発明陰極線表示管を2
Vs>Vs>1.3 Vsの条件で作動させることによ
り、電子増倍器に入る電子ビームの垂直方向のスポット
の大きさを増大してビームスポットを一層円形とし、こ
れによりモアレパターンの変調深さを減少し得るように
する。かようにスポットの大きさが増大する主な原因は
、電子ビームの最良の焦点位置がチャンネルプレート型
電子増倍器の入力側と最早や一致しなくなるからである
。
条件2Vs>Vs>1.3 Vsから生じ、且つモアレ
パターンを減少する2次効果は、ランディング角、即ち
到来電子ビームと電子増倍器の表面からの仮想垂直線と
の成す角度がこの場合大きく、従って電子増倍器の入力
側へのビーム幅の投影が大きくなることである。
パターンを減少する2次効果は、ランディング角、即ち
到来電子ビームと電子増倍器の表面からの仮想垂直線と
の成す角度がこの場合大きく、従って電子増倍器の入力
側へのビーム幅の投影が大きくなることである。
V1及びV5間の関係を決める際に考慮する必要のある
他のパラメータは、偏向電極のアレイ及び電子増倍器の
内側間のスペースと、このスペース内の到来ビームの位
置とであり、これらパラメータによって電子増倍器の入
力側におけるスボ・ントの大きさにある程度影響を及ぼ
すようになる。
他のパラメータは、偏向電極のアレイ及び電子増倍器の
内側間のスペースと、このスペース内の到来ビームの位
置とであり、これらパラメータによって電子増倍器の入
力側におけるスボ・ントの大きさにある程度影響を及ぼ
すようになる。
しかし、このスペースもフィールド走査の直線性に悪影
響を与え、従ってこのスペース及びビーム位置は好適な
フィールド走査を直線的に行うことによって主として決
めるようにしている。
響を与え、従ってこのスペース及びビーム位置は好適な
フィールド走査を直線的に行うことによって主として決
めるようにしている。
■、及び73間の関係を上述したようにすることによっ
て陰極線表示管の動作の他の利点を得ることもできる。
て陰極線表示管の動作の他の利点を得ることもできる。
上述した英国特許明細書第2101396号に記載した
ように直線性ランプ電圧を用いて偏向電極を駆動するよ
うにしている。この駆動によって垂直方向の走査(フィ
ールド走査)に周期的な非直線性を発生し、これはブラ
ンクラスフの可視バンディング構体として明らかである
。陰極線表示管を条件2 Vs >Vs >1.3 V
sで、且つフィールド偏向領域の幾何学形状を僅かに変
化させることにより作動させて、この、非直線性の振幅
を減少させることができる。
ように直線性ランプ電圧を用いて偏向電極を駆動するよ
うにしている。この駆動によって垂直方向の走査(フィ
ールド走査)に周期的な非直線性を発生し、これはブラ
ンクラスフの可視バンディング構体として明らかである
。陰極線表示管を条件2 Vs >Vs >1.3 V
sで、且つフィールド偏向領域の幾何学形状を僅かに変
化させることにより作動させて、この、非直線性の振幅
を減少させることができる。
更にVつ>Vsのため、電子増倍器の大ノコ側に発生す
るe・■1〜e・■5の範囲のエネルギーを有する後方
散乱電子の幾らかを、発生点から成る距離の個所で電子
増倍器の入力側に戻して■3=■5の場合の従来の表示
システムにおけるようにコントラストを劣化するように
しないで、偏向電極で制御し得るようにする。
るe・■1〜e・■5の範囲のエネルギーを有する後方
散乱電子の幾らかを、発生点から成る距離の個所で電子
増倍器の入力側に戻して■3=■5の場合の従来の表示
システムにおけるようにコントラストを劣化するように
しないで、偏向電極で制御し得るようにする。
好適な例ではVaを1.7 Vsにほぼ等しくなるよう
に選定する。例えば■3をほぼ650Vとし、■5をほ
ぼ400Vとするが又はVsをほぼ1500■とし、■
3をほぼ900Vとすることができる。特に上記関係を
満足するような電位によって良好な結果を得ることがで
きた。
に選定する。例えば■3をほぼ650Vとし、■5をほ
ぼ400Vとするが又はVsをほぼ1500■とし、■
3をほぼ900Vとすることができる。特に上記関係を
満足するような電位によって良好な結果を得ることがで
きた。
好適には、電子ビーム発生手段の最終陽極電位を、第1
及び第2の予定電位V1及びV2の高いほうの電位及び
電子増倍器の入力側の電位にほぼ等しく得るようにする
。かようにして、電子ビームが加速電位により加速され
た後に無電界領域を好適に得るようにする。
及び第2の予定電位V1及びV2の高いほうの電位及び
電子増倍器の入力側の電位にほぼ等しく得るようにする
。かようにして、電子ビームが加速電位により加速され
た後に無電界領域を好適に得るようにする。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第1図に示す本発明陰極線管表示システムに用いる陰極
線表示管1oは平坦形状とすると共に光学的に透明なプ
レーナフェースプレート14を有するエンベロープ12
を具える。フェースプレート14の内側には陰極線ルミ
ネッセントスクリーン16を設け、その上に電極18を
設ける。エンベロープ12の内部を、内部隔板即ち分割
板2゜によりフェースプレート14に平行な面に分割し
て前面部22及び背面部24を形成する。分割板20は
、ガラスのような絶縁体を具えると共にエンベロープ1
2の高さ及び幅のほぼ大部分に亘って延在させる。この
分割板2oの背面にはプレーナ電極26を設ける。この
プレーナ電極26は分割板20の露出端部を経て前面の
短い距離の個所まで継続して延在する。エンベロープ1
2の背壁の内面には他の電極28を設ける。
線表示管1oは平坦形状とすると共に光学的に透明なプ
レーナフェースプレート14を有するエンベロープ12
を具える。フェースプレート14の内側には陰極線ルミ
ネッセントスクリーン16を設け、その上に電極18を
設ける。エンベロープ12の内部を、内部隔板即ち分割
板2゜によりフェースプレート14に平行な面に分割し
て前面部22及び背面部24を形成する。分割板20は
、ガラスのような絶縁体を具えると共にエンベロープ1
2の高さ及び幅のほぼ大部分に亘って延在させる。この
分割板2oの背面にはプレーナ電極26を設ける。この
プレーナ電極26は分割板20の露出端部を経て前面の
短い距離の個所まで継続して延在する。エンベロープ1
2の背壁の内面には他の電極28を設ける。
上方に向かう低エネルギーの電子ビーム32を発生する
手段30を、エンベロープ12の下端部に隣接する背面
部24に設ける。電子ビーム発生手段30は熱陰極型又
は冷陰極型の電子銃とすることができる。上方に向かう
静電型電子ビーム偏向器34は、電子ビーム発生手段3
0の最終陽極から僅かな距離だけ離間すると共にこれに
ほぼ同心状に配列する。所望に応じ静電型電子ビーム偏
向器34を電磁型とすることもできる。
手段30を、エンベロープ12の下端部に隣接する背面
部24に設ける。電子ビーム発生手段30は熱陰極型又
は冷陰極型の電子銃とすることができる。上方に向かう
静電型電子ビーム偏向器34は、電子ビーム発生手段3
0の最終陽極から僅かな距離だけ離間すると共にこれに
ほぼ同心状に配列する。所望に応じ静電型電子ビーム偏
向器34を電磁型とすることもできる。
エンベロープ12の内部の上端部には分割板20の上端
部上に離間して配置された倒置種型電極38を有する反
転レンズ36を設ける。これら電極26及び38間に電
位差を保持することにより電子ビーム32をライン偏向
器34がら同一角度の経路に沿って方向反転させるよう
にする。
部上に離間して配置された倒置種型電極38を有する反
転レンズ36を設ける。これら電極26及び38間に電
位差を保持することにより電子ビーム32をライン偏向
器34がら同一角度の経路に沿って方向反転させるよう
にする。
分割板20の前面には複数個の横方向に延在する電極を
設け、これら電極を垂直方向に離間してプレーナアレイ
とし、最上側の電極4oを幅狭として補正電極として作
用させ得るようにする。他の電極42は選択的に附勢し
て積層型ダイオードチャンネル電子増倍器44の入力面
に当たる電子ビーム32のフィールド偏向を行い得るよ
うにする。積層型ダイオードチャネル電子増倍器44及
びその作動は、多数の特許文献例えば英国特許明細書第
1401969号及び第1434053号並びに英国公
開特許明細書筒2023332A号に記載されており、
その開示は以下文献番号で行う。従ってこの種の電子増
倍器44は、詳細には説明しないが概略すると、順次に
高い電圧に保持された有孔軟鋼板を離間して堆積した堆
積板を具えるものである。堆積板の孔は整列すると共に
これに二次電子放出材料を被着する。従って第1ダイン
ードの孔の壁部に当たる電子によって多数の二次電子を
発生し、これら二次電子の各々が第2ダイノードの孔の
壁部に当たると更に他の二次電子を発生し、かかる動作
を繰り返す。本例では電子増倍器はその横縦比を4:3
、対角線を305鯨とし、且つ0.55mmのピッチの
チャンネルの数をほぼ170,000個とする。
設け、これら電極を垂直方向に離間してプレーナアレイ
とし、最上側の電極4oを幅狭として補正電極として作
用させ得るようにする。他の電極42は選択的に附勢し
て積層型ダイオードチャンネル電子増倍器44の入力面
に当たる電子ビーム32のフィールド偏向を行い得るよ
うにする。積層型ダイオードチャネル電子増倍器44及
びその作動は、多数の特許文献例えば英国特許明細書第
1401969号及び第1434053号並びに英国公
開特許明細書筒2023332A号に記載されており、
その開示は以下文献番号で行う。従ってこの種の電子増
倍器44は、詳細には説明しないが概略すると、順次に
高い電圧に保持された有孔軟鋼板を離間して堆積した堆
積板を具えるものである。堆積板の孔は整列すると共に
これに二次電子放出材料を被着する。従って第1ダイン
ードの孔の壁部に当たる電子によって多数の二次電子を
発生し、これら二次電子の各々が第2ダイノードの孔の
壁部に当たると更に他の二次電子を発生し、かかる動作
を繰り返す。本例では電子増倍器はその横縦比を4:3
、対角線を305鯨とし、且つ0.55mmのピッチの
チャンネルの数をほぼ170,000個とする。
最終ダイノードを出る電子流は、電子増倍器44の出力
側と電極18との間に保持される加速電界によってスク
リーン16に向かって加速される。
側と電極18との間に保持される加速電界によってスク
リーン16に向かって加速される。
陰極線表示管10は前述した英国特許明細書第2101
396号に詳細に説明されており、従ってその構成及び
作動に関する更に他の詳細は上記英国特許明細書を参照
されたい。
396号に詳細に説明されており、従ってその構成及び
作動に関する更に他の詳細は上記英国特許明細書を参照
されたい。
陰極線表示管を駆動させるためには、表示システムに更
に、種々の電圧出力端子を有する電力供給源33と、ラ
イン偏向器34に接続されたライン偏向出力段35と、
各々が電極42の夫々に接続された複数の出力端子を有
するフィールド偏向回路43とを具える。
に、種々の電圧出力端子を有する電力供給源33と、ラ
イン偏向器34に接続されたライン偏向出力段35と、
各々が電極42の夫々に接続された複数の出力端子を有
するフィールド偏向回路43とを具える。
陰極線表示管を作動させてテレビジョンラスクを形成す
るために代表的には次に示す電圧を大地電位(0■)に
対して供給する。電子ビーム発生手段である電子銃30
の陰極電圧を一250■とし、電子銃の最終陽極を40
0■として650vの電子ビーム加速電位が得られるよ
うにする。エンベロープ12の背面部24の電極26.
28を400■として電界のないスペースを形成しこの
スペースにおいてフィールド周波数で変調され、ライン
偏向出力段35によりビーム偏向器34に供給されるほ
ぼ±50Vのピーク値を有するライン走査波形によりラ
イン偏向を行うようにする。
るために代表的には次に示す電圧を大地電位(0■)に
対して供給する。電子ビーム発生手段である電子銃30
の陰極電圧を一250■とし、電子銃の最終陽極を40
0■として650vの電子ビーム加速電位が得られるよ
うにする。エンベロープ12の背面部24の電極26.
28を400■として電界のないスペースを形成しこの
スペースにおいてフィールド周波数で変調され、ライン
偏向出力段35によりビーム偏向器34に供給されるほ
ぼ±50Vのピーク値を有するライン走査波形によりラ
イン偏向を行うようにする。
電子ビームの角度偏向は反転レンズ36で180゜屈折
した後も継続されるため、最大角度としては約±26°
を必要とするだけである。分割板20の上端部上を延在
する電極26を400■とするのに対し、反転レンズの
倒置槽型電極38を一250Vとする。電子増倍器44
の入力面は400■とし、各フィールド走査の始端では
少なくとも上側電極42の電圧を0■とするがこの電圧
は以下に説明する順序で400■まで上昇させて前面部
22の電子ビーム32が先ず最初電子増倍器44の最上
側の孔内に偏向され、次いで電極42を400■まで上
昇させてO■とすべき電極群の次の電極42の近くにお
いて電子増倍器44に対し無電界スペースを形成する。
した後も継続されるため、最大角度としては約±26°
を必要とするだけである。分割板20の上端部上を延在
する電極26を400■とするのに対し、反転レンズの
倒置槽型電極38を一250Vとする。電子増倍器44
の入力面は400■とし、各フィールド走査の始端では
少なくとも上側電極42の電圧を0■とするがこの電圧
は以下に説明する順序で400■まで上昇させて前面部
22の電子ビーム32が先ず最初電子増倍器44の最上
側の孔内に偏向され、次いで電極42を400■まで上
昇させてO■とすべき電極群の次の電極42の近くにお
いて電子増倍器44に対し無電界スペースを形成する。
電子ビーム32のランディング角は電子増倍器の入力側
全体に亘りほぼ一定とする。フィールド偏向回路43に
よって各電極42に所望の上昇(ランプ) Tj、圧(
O−400■)を供給する。積層板型電子増倍器44で
はその各ダイノードの電圧を、正確には電圧が使用する
二次エミッタに依存し、且つ500■よりも高くなるに
もかかわらず代表的には各段当り+300■とする。こ
れがため7個のダイノードを有する電子増倍器ではその
全電位差が1.8kVとなり、これは電子増倍器の入力
側の電位が400■であっても出力側の電位が2.2k
Vに等しくなることを意味する。電極18は代表的には
11kVの電位として電子増倍器44の出力側とスクリ
ーン16との間に加速電界を形成し得るようにする。こ
の電極42への附勢開始のタイミングは陰極線表示管と
その用途とを好適とし得るように選定する。
全体に亘りほぼ一定とする。フィールド偏向回路43に
よって各電極42に所望の上昇(ランプ) Tj、圧(
O−400■)を供給する。積層板型電子増倍器44で
はその各ダイノードの電圧を、正確には電圧が使用する
二次エミッタに依存し、且つ500■よりも高くなるに
もかかわらず代表的には各段当り+300■とする。こ
れがため7個のダイノードを有する電子増倍器ではその
全電位差が1.8kVとなり、これは電子増倍器の入力
側の電位が400■であっても出力側の電位が2.2k
Vに等しくなることを意味する。電極18は代表的には
11kVの電位として電子増倍器44の出力側とスクリ
ーン16との間に加速電界を形成し得るようにする。こ
の電極42への附勢開始のタイミングは陰極線表示管と
その用途とを好適とし得るように選定する。
しかし、テレビジョンラスクに対しては前記英国特許明
細書第2101396号に記載された好適なタイミング
サイクルを用いて最初のフィールド走査電極42を20
0■、第2のフィールド走査電極42を0■とし得るよ
うにする。次いで両電極を附勢してこれら電圧が時間と
共に直線状に増大し得るようにする。第1電極42が4
00■に到達し、第2電極42が200■に到達すると
、第3電極42が附勢開始されるようになる。第3電極
42が200■に到達すると、その次の電極42が附勢
開始され、かかる動作を繰返す。このタイミングサイク
ルに関する更に詳細な説明は前述した英国特許明細書第
2101396号を参照されたい。
細書第2101396号に記載された好適なタイミング
サイクルを用いて最初のフィールド走査電極42を20
0■、第2のフィールド走査電極42を0■とし得るよ
うにする。次いで両電極を附勢してこれら電圧が時間と
共に直線状に増大し得るようにする。第1電極42が4
00■に到達し、第2電極42が200■に到達すると
、第3電極42が附勢開始されるようになる。第3電極
42が200■に到達すると、その次の電極42が附勢
開始され、かかる動作を繰返す。このタイミングサイク
ルに関する更に詳細な説明は前述した英国特許明細書第
2101396号を参照されたい。
代表的な1個の電極42に供給される電圧波形01部分
を第3図に示す。第3図から明らかなように電極42と
供給される電圧Aは零V(Vl)から400V(Vs)
に直線状に増大し、その電位差をレベルVs(即ちVz
−Vl)で示すと共にフィールド走査の終了時に再び零
となる前(フライバック)、即ち次のフィールド走査の
開始時前の成る期間(この期間はアレイの電極の位置に
依存)に亘り、上記電位差をこのレベルに保持する。電
子増倍器の入力面及び電子銃の最終陽極に供給される電
位は波形Aのピーク値即ち400Vとする。電子銃の陰
極に供給される相対電位を第3図の鎖線Bで表わし、−
250Vとする。これがため第3図に示す電子ビーム加
速電位を650■とする。
を第3図に示す。第3図から明らかなように電極42と
供給される電圧Aは零V(Vl)から400V(Vs)
に直線状に増大し、その電位差をレベルVs(即ちVz
−Vl)で示すと共にフィールド走査の終了時に再び零
となる前(フライバック)、即ち次のフィールド走査の
開始時前の成る期間(この期間はアレイの電極の位置に
依存)に亘り、上記電位差をこのレベルに保持する。電
子増倍器の入力面及び電子銃の最終陽極に供給される電
位は波形Aのピーク値即ち400Vとする。電子銃の陰
極に供給される相対電位を第3図の鎖線Bで表わし、−
250Vとする。これがため第3図に示す電子ビーム加
速電位を650■とする。
走査ランプ電圧(Vs)の振幅が電子ビーム加速電圧(
■1)よりも小さくなるように配列することにより、発
生するモアレパターンの問題を解決し得るようにする。
■1)よりも小さくなるように配列することにより、発
生するモアレパターンの問題を解決し得るようにする。
第4a図には電極42が4個の場合の陰極線表示管の分
割板20と電子増倍器44の入力面との間の領域の一部
分を線図的に示す。従ってe・■、に等しいエネルギー
即ち650eVを有する到来電子ビーム32は、上述し
たように電極に適当な電位を供給し、上述したようにこ
れら電位を変化させてフィールド走査を行うことにより
電子増倍器44の入力側で偏向させるようにする。ライ
ン偏向器34により電子増倍器の入力側で行う電子ビー
ムのライン走査は図の面に対して直角とする。Vs>V
s(特に■3=1.625 Vs )であるため、電子
増倍器と衝突する電子ビームの垂直方向のスポットの大
きさは比較的大きく、代表的にはほぼ0.8mmとなる
。比較のため第4b図に、電子ビーム加速電圧(■、)
が走査ランプ電圧(Vs)の振幅、即ち400Vに等し
く、従ってビームエネルギーがe・■8.即ち400e
Vに等しい場合の従来の配置を示す。
割板20と電子増倍器44の入力面との間の領域の一部
分を線図的に示す。従ってe・■、に等しいエネルギー
即ち650eVを有する到来電子ビーム32は、上述し
たように電極に適当な電位を供給し、上述したようにこ
れら電位を変化させてフィールド走査を行うことにより
電子増倍器44の入力側で偏向させるようにする。ライ
ン偏向器34により電子増倍器の入力側で行う電子ビー
ムのライン走査は図の面に対して直角とする。Vs>V
s(特に■3=1.625 Vs )であるため、電子
増倍器と衝突する電子ビームの垂直方向のスポットの大
きさは比較的大きく、代表的にはほぼ0.8mmとなる
。比較のため第4b図に、電子ビーム加速電圧(■、)
が走査ランプ電圧(Vs)の振幅、即ち400Vに等し
く、従ってビームエネルギーがe・■8.即ち400e
Vに等しい場合の従来の配置を示す。
両図から明らかなように、これらの状態のもとでは電子
ビームは垂直方向に強く集束してその垂直方向のスポッ
トの大きさは極めて小さく代表的には0.25mm 1
2 /e幅となる。
ビームは垂直方向に強く集束してその垂直方向のスポッ
トの大きさは極めて小さく代表的には0.25mm 1
2 /e幅となる。
Vs>Vsとじ、従って垂直方向の寸法の大きなビーム
スポットを電子増倍器に生せしめるように配設すること
により従来の配列に関するモアレパターンは表示画像に
最早や生じなくなることを確かめた。
スポットを電子増倍器に生せしめるように配設すること
により従来の配列に関するモアレパターンは表示画像に
最早や生じなくなることを確かめた。
垂直方向のビームスポットの寸法が増大することは、電
子ビームが電子増倍器の表面に当たる角度に強く関連す
る。第48及び4b図を比較した所から明らかなように
図面に示すこの角度θは■1>Vsの場合に大きく (
35°に対し50°)、従って電子増倍器への電子ビー
ムの幅の投影が太き(なる。この角度θは比Vs/Vs
に依存する。
子ビームが電子増倍器の表面に当たる角度に強く関連す
る。第48及び4b図を比較した所から明らかなように
図面に示すこの角度θは■1>Vsの場合に大きく (
35°に対し50°)、従って電子増倍器への電子ビー
ムの幅の投影が太き(なる。この角度θは比Vs/Vs
に依存する。
この比Vs/Vsの値が1.3〜2.0の範囲では角度
θは40°〜60°の範囲で変化するがこの比Vs/V
@を1.625とする場合には角度θは49゜±3°と
なる。
θは40°〜60°の範囲で変化するがこの比Vs/V
@を1.625とする場合には角度θは49゜±3°と
なる。
特に、好適な範囲内の変化量を1.3 Vs <V。
〈2■、とし得るも、vaと■3との比を1.7:1と
する場合に良好な結果を得ることができた。しかし、上
記比を1:1に近づけるに従って垂直方向のビームスポ
ットの大きさが減少し、従ってモアレパターンの問題が
再び発生し得るようになる。
する場合に良好な結果を得ることができた。しかし、上
記比を1:1に近づけるに従って垂直方向のビームスポ
ットの大きさが減少し、従ってモアレパターンの問題が
再び発生し得るようになる。
又、この比が増大するにつれて電子増倍器の孔の2行に
亘って同時に走査される程度まで垂直方向のビームスポ
ットの大きさが増大するため、画像にぼけ現象が生じ得
るようになる。
亘って同時に走査される程度まで垂直方向のビームスポ
ットの大きさが増大するため、画像にぼけ現象が生じ得
るようになる。
上述した供給電圧は1例であり、他の電圧を用いること
もできる。例えばビーム加速電圧(■3)を1500V
まで増大し、走査ランプ電圧の振幅をこれに従って90
0■まで増大し、比Vs/V。
もできる。例えばビーム加速電圧(■3)を1500V
まで増大し、走査ランプ電圧の振幅をこれに従って90
0■まで増大し、比Vs/V。
を1.67とすることもできる。■3の値を他の値とす
ることもできるが、この値は2.5kV以下に保持する
必要がある。更に上述した例では電圧無上昇電極42の
大地電位(0■)に対して供給電圧を印加したが、電極
26及び28間の電子銃の最終陽極の後段と電子増倍器
の入力端及び電圧上昇電極42間に所望の無電界領域が
得られ、且つ■3及び■5間に所望の関係が得られる場
合には電子銃の陰極又は電子増倍器の入力側の電位とし
て大地電位(0■)を用いることもできる。
ることもできるが、この値は2.5kV以下に保持する
必要がある。更に上述した例では電圧無上昇電極42の
大地電位(0■)に対して供給電圧を印加したが、電極
26及び28間の電子銃の最終陽極の後段と電子増倍器
の入力端及び電圧上昇電極42間に所望の無電界領域が
得られ、且つ■3及び■5間に所望の関係が得られる場
合には電子銃の陰極又は電子増倍器の入力側の電位とし
て大地電位(0■)を用いることもできる。
図面に示す例では電子ビーム発生手段30及びライン偏
向器34をエンベロープ12の下端に設け、且つ反転レ
ンズ36をエンベロープ12の上端に設けた。しかし、
逆に、図示しないが、電子ビーム発生手段30及びライ
ン偏向器34をエンベロープ12の上端に設け、反転レ
ンズ36をエンベロープ12の下端に設けることもでき
る。フィールド偏向を行うためには電極42の全部を4
00■としてこれら電極及び電子増倍器44間に無電界
スペースを形成し、次いで各電極42を上部から順次零
Vとして電子ビーム32を電子増倍器4−4の入力側で
偏向し得るようにする必要がある。
向器34をエンベロープ12の下端に設け、且つ反転レ
ンズ36をエンベロープ12の上端に設けた。しかし、
逆に、図示しないが、電子ビーム発生手段30及びライ
ン偏向器34をエンベロープ12の上端に設け、反転レ
ンズ36をエンベロープ12の下端に設けることもでき
る。フィールド偏向を行うためには電極42の全部を4
00■としてこれら電極及び電子増倍器44間に無電界
スペースを形成し、次いで各電極42を上部から順次零
Vとして電子ビーム32を電子増倍器4−4の入力側で
偏向し得るようにする必要がある。
更に他の図示しない例では第1及び2図に示す陰極線表
示管を90°回転して電極を一般に垂直方向とし、電子
ビームをビーム発生手段30からほぼ水平方向に発生さ
せることもできる。
示管を90°回転して電極を一般に垂直方向とし、電子
ビームをビーム発生手段30からほぼ水平方向に発生さ
せることもできる。
電極42を駆動するに好適なフィールド偏向回路は英国
公開特許明細書第2164829A号に詳細に記載され
ており、この場合所望に応じ偏向回路によって所望の出
力電圧を発生し得るようにする。
公開特許明細書第2164829A号に詳細に記載され
ており、この場合所望に応じ偏向回路によって所望の出
力電圧を発生し得るようにする。
第1図は本発明陰極線管表示システムの陰極線表示管を
示す断面図、 第2図は同じくそのフェースプレート及び電子増倍器を
、フィールド偏向電極及びその電気接続を示すために一
部切欠して示す平面図、第3図は第1図の陰極線表示管
のフィールド走査偏向電極の代表的な1電極に供給され
るフィールド走査電圧波形の1例を示す波形図、第4a
及び4b図は本発明表示システムの代表的な電子ビーム
の軌跡の一部分及び従来の表示システムの代表的な電子
ビームの軌跡の一部分を夫々示す第1図の陰極線表示管
の一部分の側面図である。 10・・・陰極線表示管 12・・・エンベロープ
14・・・フェースプレート 16・・・スクリーン1
8・・・電極 20・・・分割板22・・
・前面部 24・・・背面部26・・・プレ
ーナ電極 28・・・他の電極30・・・電子ビー
ム発生手段 32・・・電子ビーム 33・・・電力供給源3
4・・・静電型電子ビーム偏向器(ライン偏向器)35
・・・ライン偏向出力段 36・・・反転レンズ38・
・・倒置槽型電極 40・・・最上側電極42・・
・他の電極 43・・・フィールド偏向回路4
4・・・積層型ダイノードチャンネル電子増倍器特許出
願人 エヌ・ベー・フィリツプス・フルーイランペン
ファブリケン
示す断面図、 第2図は同じくそのフェースプレート及び電子増倍器を
、フィールド偏向電極及びその電気接続を示すために一
部切欠して示す平面図、第3図は第1図の陰極線表示管
のフィールド走査偏向電極の代表的な1電極に供給され
るフィールド走査電圧波形の1例を示す波形図、第4a
及び4b図は本発明表示システムの代表的な電子ビーム
の軌跡の一部分及び従来の表示システムの代表的な電子
ビームの軌跡の一部分を夫々示す第1図の陰極線表示管
の一部分の側面図である。 10・・・陰極線表示管 12・・・エンベロープ
14・・・フェースプレート 16・・・スクリーン1
8・・・電極 20・・・分割板22・・
・前面部 24・・・背面部26・・・プレ
ーナ電極 28・・・他の電極30・・・電子ビー
ム発生手段 32・・・電子ビーム 33・・・電力供給源3
4・・・静電型電子ビーム偏向器(ライン偏向器)35
・・・ライン偏向出力段 36・・・反転レンズ38・
・・倒置槽型電極 40・・・最上側電極42・・
・他の電極 43・・・フィールド偏向回路4
4・・・積層型ダイノードチャンネル電子増倍器特許出
願人 エヌ・ベー・フィリツプス・フルーイランペン
ファブリケン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電子ビームを発生しこの電子ビームを細長偏向電極
のプレーナアレイ及び積層ダイノードチャネル型電子増
倍器の入力側間のスペース内に指向する手段と、前記電
子増倍器の出力側に隣接して設けられ電子増倍器からの
電流増倍ビームが入射するスクリーンと、前記電子ビー
ム発生兼指向手段及び前記偏向電極に接続されこれら手
段及び電極に電位を供給する駆動手段とを有する陰極線
表示管を具え、前記駆動手段を作動させて電子ビームの
加速電圧を発生させ、且つ、各偏向電極に供給される電
位を第1の予定電位V_1及び第2の予定電位V_2で
切換えると共に各電極を切換える順序を制御して前記ス
ペース内に入る電子ビームを電子増倍器の入力側で走査
せしめるようにした陰極線管表示システムにおいて、前
記電子ビーム加速電圧V_a及び前記偏向電極に供給さ
れる電圧変化の振幅V_sが1.3V_s<V_a<2
V_sの関係(ここにV_s=V_(2^−)V_1)
を満足するようにしたことを特徴とする陰極線管表示シ
ステム。 2、電子ビーム加速電圧V_aを1.7V_sにほぼ等
しくするようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の陰極線管表示システム。 3、電子ビーム発生手段の最終陽極電位を、第1及び第
2の予定電位V_1及びV_2の高いほうの電位及び電
子増倍器の入力側の電位にほぼ等しくするようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
の陰極線管表示システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8602300A GB2186162B (en) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | Cathode ray tube display system |
GB8602300 | 1986-01-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184493A true JPS62184493A (ja) | 1987-08-12 |
Family
ID=10592234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62017398A Pending JPS62184493A (ja) | 1986-01-30 | 1987-01-29 | 陰極線管表示システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4698555A (ja) |
EP (1) | EP0234604A3 (ja) |
JP (1) | JPS62184493A (ja) |
GB (1) | GB2186162B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2201831A (en) * | 1987-03-02 | 1988-09-07 | Philips Electronic Associated | Flat cathode ray display tube |
GB2215962A (en) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Philips Electronic Associated | Flat crt with stepped deflection and interlace |
US5656887A (en) * | 1995-08-10 | 1997-08-12 | Micron Display Technology, Inc. | High efficiency field emission display |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB974093A (en) * | 1962-05-15 | 1964-11-04 | Nat Res Dev | Cathode ray tube |
US4075535A (en) * | 1975-04-15 | 1978-02-21 | Battelle Memorial Institute | Flat cathodic tube display |
GB2101396B (en) * | 1981-07-08 | 1985-05-22 | Philips Electronic Associated | Flat display tube |
GB2138627A (en) * | 1983-04-20 | 1984-10-24 | Philips Electronic Associated | Display apparatus |
GB2144902A (en) * | 1983-07-08 | 1985-03-13 | Philips Electronic Associated | Cathode ray tube with electron multiplier |
GB2155237A (en) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | Philips Electronic Associated | Display apparatus including a flat cathode ray tube |
US4658188A (en) * | 1985-02-11 | 1987-04-14 | Control Interface Company Limited | Apparatus and method for scanning a flat screen cathode ray tube |
-
1986
- 1986-01-30 GB GB8602300A patent/GB2186162B/en not_active Expired
- 1986-12-09 US US06/939,584 patent/US4698555A/en not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-01-08 EP EP87200024A patent/EP0234604A3/en not_active Withdrawn
- 1987-01-29 JP JP62017398A patent/JPS62184493A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8602300D0 (en) | 1986-03-05 |
EP0234604A3 (en) | 1989-08-30 |
EP0234604A2 (en) | 1987-09-02 |
US4698555A (en) | 1987-10-06 |
GB2186162B (en) | 1989-11-01 |
GB2186162A (en) | 1987-08-05 |
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