JPS62181135A - 機能性ボ−ド - Google Patents

機能性ボ−ド

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JPS62181135A
JPS62181135A JP13607586A JP13607586A JPS62181135A JP S62181135 A JPS62181135 A JP S62181135A JP 13607586 A JP13607586 A JP 13607586A JP 13607586 A JP13607586 A JP 13607586A JP S62181135 A JPS62181135 A JP S62181135A
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JP
Japan
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functional
board
layer
particle
test
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Application number
JP13607586A
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English (en)
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JPH0692144B2 (ja
Inventor
啓介 加藤
千明 大浜
晴彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kunimine Industries Co Ltd
Original Assignee
Kunimine Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 木発す1は製造時の接着剤などとの反応による劣化、変
性を阻止した脱臭機f敵などの優れた機能性ボードに関
する。
(従来の技術) 未発11者らはパーティクルボードのような木質系材料
に新しい機能を加味することの検討を永年に■って行っ
てきた。
このような例として、従来行われているものにパーティ
クルボード等の木質系材料に殺虫性、防磁性などの機能
を付ノFすることがある。パーティクルボードなど木質
系材料は建材、家几材など幅広い用途をもつもので、そ
れら木質系材料に各種の機能性を保持させることは、我
々の生活環境の向りに大きく寄与する。
例えばこのようなパーティクルボードの製造は、まず当
初パーティクルボードのL剤のチップに機能性薬剤(例
えば防徹剤)を含浸させ、それを乾燥してト;(材料と
しパーティクルボードを成形する方法によっていた。
(発明が解決しようとする聞題点) しかしながら、L記の方法による場合、一般に機能性薬
剤と糊剤(接着剤)か激しく反応し薬剤の劣化か大きく
、またボー1〜表面にニア1色か起り製品たる目的を1
−分達成するには至らなかった。一方、成形されたパー
ティクルボーl〜に機能性薬剤を散!11.浸漬などに
より添着することを試みられてきたか、添着社か少なく
また製造上程か繁雑なことに加えてボード表面に薬剤が
当然ながら浮トしてきて接触すると衣服か汚れるなど危
険性かあった。
また、パーティクルボードなど合板の製造は乾式て行わ
れる。従って、液状の薬剤を添加すること自体に無理か
ある。また、機能性薬剤は、おおむね反応性か強く、糊
剤と混合することあるいは直接ふれることに不向きてあ
り、木質自体に含まれる物質と反応する場合かある。
(問題点を解決するための1段) 未発+51者らはこのような木質系材料に各種機1鮭を
付与する際の問題点を克服するため鋭意研究を東ねた結
果、(イ)合板、パーティクルボード。
ファイバーボードにおいて接着剤と機能性薬剤とは乾繰
状fE)ては反応か抑制されて進行か茗しく妨げられる
か、はとんど進行しないこと、(ロ)接11′剤は短時
間て反応性の物質か揮散することによって不活性になる
ことか多く、ある程度の時間を経過すれば機能性薬剤と
反応することかないこと、(ハ)木質は本源的に通気性
を有していて、高圧プレスをして製造されたパーティク
ルボードなどにも微細な小孔か多数存在しガス交換をす
るには充分であること、(ニ)従ってパーティクルボー
ドの内部に機能性薬剤を乾好状態で混入して、機能性薬
剤層を含有させれば、その機能を損なわずに長時間にわ
たって安定して発揮させることかできることを見出した
0本発明はこの知見にノ^づきなされるに至ったもので
ある。
すなわち本発明は、機能性物質を含有する内層を有する
ことを特徴とする機能性ボードを提供するものである。
(実施例) 未発IJIの1実施例を図示の実施例に従って説明する
と第1図は未発Illに係る機能性ボードの断面1Aて
あり、fli’Sll′Aは芯に機能性薬剤の粒剤の層
lを含有させ表裏面に小片(チップ)の層(すなわち、
パーティクルボード層)2.3を形成してなるものであ
る。
未発151の木質系材料において機能性物質を含有する
固形物質は、その形状から粉状と粒状に大別されるが微
細な粉状はチップなどとのなじみか悪くまた作業環境を
劣化させるおそれかあり且つ定量的に表面に均一に故人
することかむづかしい。
それゆえ1粒剤か好ましい。また粉状であると表面積か
多く瞬間的反応(たとえば糊剤などとの反応)か若干の
水分かあっても進行するおそれがあり、この」二からも
粒状か好ましい。
また、本発明に用いられる機イ赴性物質を含有する固形
物質は、おおむね高価てあり、少−1てその機能を発揮
するものか多く、全体に均一に混入するためにも担持体
を用いて増聞するかもしくは別の機衡を有するものと混
合して用いるのか好ましい。この場合、粉状剤とする処
方もあるか容易に粒状剤か製造出来ること、及び、前述
の如くチップとのなじみや水分に対する安定性の上から
も粒状剤か&fましい。
本発明に用いられる粒状機能性薬剤の製造方法自体は、
公知である。この製造方法は大別してt11持体への添
着と練り込みあるいはドライヤーによる噴霧造粒かあり
、これらは一般的処方として広く医薬剤、農薬、食品工
業、化学品に利用されている。
それら粒状品の粒径もさまざまで、0.1mv〜30m
m程度まで種々あるか、ここで用いる粒径は直径0.2
ffiffi〜3IImの球状もしくは、直径0.6v
a〜3mm、Lcさ0.6〜15mmの円柱状は混入す
るのに実用性があり、また粒状品を作る上にも容易であ
る。
さらに粒状にすることにより、コーティングするか、あ
るいは吸着性物質な担持体に吸着させることによって機
fL性薬剤の効果の時間コントロールか任意である利点
かある。
本発明の機能性ボードの実施態様としては合板、パーテ
ィクルボード、ファイバーボードなどをあげることかて
きるか、とりわけパーティクルボードが好ましい。
本発明をパーティクルボーFにおいて実施する場合、中
心層として固形機能性物質の層を設ける以外は1通常の
パーティクルボードの製造と同様にして実施することか
できる。
パーティクルボードとしては、単層ボード(小片の状態
が表面、裏面、中心層とも同じもの)、3層ボード(小
片の大きさくとくに厚さ)が表層および裏層と中心層と
で異なり、3層となっているもの)、多層ボード(小片
の大きさか中心層から表裏面に向って連続的に小さくな
っているもの)のいずれてもよい。
パーティクルボードの製造工程のl!略は次の通りであ
る。
小片製造工程→乾燥工程→接着剤塗付工程→フオーミン
グ工程→成板工程(熱圧工程)→什」二げ工程 未発IJ1において機能性固形物質は上記フォーミンタ
工程の途中に1通常接着剤を塗布しないて。
均一に堆積され、中心層を形成する。熱ハ:条件は熱板
温度150°C(ユリアまたはユリアメラミン樹脂使用
の場合)、180〜200°C(フェノール樹脂使用の
場合)、初期圧締圧25〜30kg/crrr’、熱圧
時間ボード厚さl■ちりlO〜30Secか炸通である
。プレスから開放されたボードは、トリミンク、厚さ規
制ならびに表面研磨のサンディングを経て製品となる。
こうして機走性固形物質が表裏の2層間に挟持された強
度のあるボードが得られる。なお未発IJIにおいて機
能性物質の層は1層に限定されるものてはなく、複数と
してもよい。また機能性物質を適宜に小片と混合して用
いてもよい。
本発明において機能性薬剤層の外層としてのパーティク
ルボード層の厚さは、特に制限はなく薄いほどよいが通
常 2〜1OIIII!1程度とする。
本発明において用いられる前記の機能性物質の例として
は、脱臭剤(特開昭59−132937号−公報、同6
0−667 s 3 <7公報に記載されている鉄(I
I )化合物を1ミ成分とし、その2価鉄を小値のアス
コルビン酸などの有機酸で活性化ルつ安定化したものか
ある。)、鮮度保持剤、回青剤、芳香剤、防徹剤、殺虫
剤、保水剤、健康促進剤などがあげられる。
(試験例) ユリア樹脂と反応し瞬時にして固化し効力を失間に介装
させたものを作り、その脱臭性能を試験した。試験には
カラム、ポンプおよびガス容器を接続した密封系の試験
装置を用い、に記て作製したボードを約50X50m+
s角に切断し、各切断面をセロハンテープでシールして
ガスの切断面での流通をなくした試験チップとし、この
チップ10枚を内径的160mmのカラムに入れ、温度
25000 ppmのアンモニアガス2.4文をlL;
L/分の流速で1時間循環させた後、アンモニアガス濃
度を測定した。次に試験チップは変えないで回し濃度の
新しいアンモニアガスに変えて同様の試験を行った。こ
の試験を合計41111くりかえした。その結果を第1
表に示す。
L記表の結果から分るように、本発明の機能性(脱臭性
)ボードは高C度のガスに対しても長時間にわたり脱臭
機能を示す。
なお、比較として重版のパーティクルボードについて同
様の試験装置を用いて脱臭性機上試験を行ったか、アン
モニアガス濃度(16000ppm )は1時間の試験
後にも変化かなかった。
次に、L記の試験ボードと同様にしてアンモニア(溶液
状、ガス状を問わず)に接触すると黄変してしまう脱臭
剤の粒剤を芯層に介装させたパーティクルボードを作製
し、ボード表面に儂アンモニア木を塗11jL/た。乾
繰後のボードの表面には変色かなく、アンモニア臭の残
存もなかった。実験後、ボードを切断したところ、脱臭
剤の粒剤のはいった芯層のみ黄変していた。
一方、重版のパーティクルボードて同様の処理をしたと
ころ1表面に変化はないものの、強いアンモニア臭かl
 l’l以]二残存した。
(発明の効果) 未発IJIによれば、ボードの製造工程で接着剤と反応
して活性を失うようなこともないのて、機f@性物質の
機能を損なわずにそのまま内部に保持したボードか得ら
れ1機能性物質を挟持する木質層は通気性を有している
のて、徐効性ではあるか機能性物質の脱臭1g度保持、
防g1等の機能はボードの外表面に及ぶのである。
さらに本発明のボードによれば、ボード製造時の面出、
表面仕りげによる機1敵性薬剤のロスを防上てきること
はもとより、内部に存在することによって機能性薬剤か
直接人体衣服に接触することによる危険性をとり除くこ
とか出来ると同時にボード表面にa能性薬剤か出現する
ことによる美観にの固題をカバー1−ることか出来る。
4、IA面の簡’n rt a It1第1IAは本発
明に係る機能性ボードの断面IAを小す。
符−)の説明 l−・・・機能性薬剤の粒剤の層 2.3・・・・パーティクルボード層 特許出願人 クニミネ丁又株式会社 回   ミナト産業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固形機能性物質を含有する層を内層として有する
    ことを特徴とする機能性ボード。
  2. (2)機能性物質が粉状もしく粒状である特許請求の範
    囲第1項記載の機能性ボード。
  3. (3)機能性物質が直径0.2〜3mmの球状もしくは
    、直径0.6〜3mm、長さ0.6〜15mmの円柱状
    である特許請求の範囲第2項記載の機能性ボード。
  4. (4)固形機能性物質の層をパーティクルボード層間に
    有するサンドイッチ構造の特許請求の範囲第1項記載の
    機能性ボード。
JP61136075A 1985-10-29 1986-06-13 機能性ボ−ド Expired - Lifetime JPH0692144B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60-241882 1985-10-29
JP24188285 1985-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62181135A true JPS62181135A (ja) 1987-08-08
JPH0692144B2 JPH0692144B2 (ja) 1994-11-16

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ID=17080945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61136075A Expired - Lifetime JPH0692144B2 (ja) 1985-10-29 1986-06-13 機能性ボ−ド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02204027A (ja) * 1989-02-01 1990-08-14 Kozai Felt:Kk 防虫シートおよびシート用防虫剤

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JPS584842U (ja) * 1981-07-03 1983-01-12 ブリヂストンサイクル株式会社 ベルトの緊張装置

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