JPS62180766A - 集塵機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔・産業上の利用分野〕 本発明は集塵機に係り、特に多目的用途に対して容易に
対応が可能な産業用小形集塵機に関する。

〔従来の技術〕

工場施設における各種作業場から発生する粉塵を捕集処
理する装置は、その粉塵の種類と量により、粉塵が細か
い場合にはバグフィルタ式、Δ電気式が、粉塵が粗い場
合にはサイクロン式や衝突式などが採用され、細かいも
のと粗いものの混合粉塵に対しては主としてバグフィル
タ式とサイクロン式の組合せ方式が採用されていた。し
かし作業内容や作業条件の変更によって、処理する粉塵
の種類が異なった場合には、他種の集塵機を新たに購入
するか、追加設置をするなどの処置がとられており、後
者については特公昭５９−１６４８９号発明がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

工場の生産設備や試験設備、は１作業改善による工程変
更やレイアウト変更および股、備更、新が頻繁に実施さ
れることが多く、これ↓；伴って集塵機も前述のように
環境、に適した方式のものに変更するか別の装置を追加
する必要があった。

上記のような場合には、集塵機の床面：積を変えずに目
的に合致した機種に更新することが経済性の面からは好
ましいが、再々の設備変更によって使い古した集塵機、
の再使用を考慮して保管しておかなくてはならないとい
う問題もあった。

また処理する粉塵量が多くなった場合は、粉塵を収納す
るダストボックスの容積を、増すための改造が必要とな
り、費用が掛るなどの問題もあった。

本発明の目的は、作業環境の多様な変化に対応する設備
変更の合理化、作業場床面積の有効利用などの要求に対
応可能な多目的の産業用小形集塵機を提供することを目
的とする。

〔問題を解決するための手段〕

上記の目的、粉塵吸引ファン付フィルタを有するフィル
タ部、サイクロン集塵装置を有するサイクロン部、ダス
トボックスを収納するダスト部をそれぞれユニット化し
、着脱自在に積重ねて構成することにより達成する。

〔作用〕

使用する粉塵の種類によって、最適なユニットを選択し
て組合せることができるから、集塵機の設置床面積の変
更を要しない。

すなわち、細かい粉塵が多い場合にはフィルタ部とダス
ト部の組合せを用い、粗い粉塵を主体的に処理する場合
にはサイクロン部とダスト部を組合せて使用することが
可能である。

また粉塵の量が多い場合にはダスト容量の大きいダスト
部を代替して取付けることにより対応できる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図に示す。

本実施例はフィルタ部１００とサイクロン部２００とダ
スト部３００とに大別されている。

フィルタ部１００は電動機５により駆動され回転するフ
ァン６と粉塵をろ過するフィルタ７と、ろ過後の清浄空
気を吐出する吐出口４と、フィルタフに捕集された粉塵
を図示しない装置により払い落した粉塵を下方に誘導落
下させる傾斜部８とから成り、フィルタ枠体１内に収容
されている。

なお開閉可能な吸引口１０がフィルタ枠体１および傾斜
部８を貫通して設けられている。この吸引口１０は後記
のサイクロン部を使用する場合には閉塞しておく。

サイクロン部は、サイクロン枠体２に収められたサイク
ロン集塵装置で、吸引口１１から粉塵を含む空気に、外
筒１２により旋回流を与えることにより、重い粉塵は下
方に沈降する。サイクロンは原理的には微細な粉塵処理
には適当でなく、比較□的粗大な粉塵処理に適し、清浄
空気および微細な粉塵は内筒１３から上部へ進入しフィ
ルタ７へ到達□する。内筒１３の直径寸法は傾斜板８の
下部の直径寸法と同寸法とする。

ダストボックス部３００は、サイクロン部２００で補集
された粉塵およびフィルタ７から払い落された粉塵を収
納するダストボックス１４を収容・するダスト枠体３か
ら成り、：：１ダスト枠体３の上□部社開にして：サイ
クロン部２σ０に連通している。　　　　　・ プ不ルタ枠体１、サイクロン枠：１体２、ダスト枠体３
は、等しい平面寸法を有し、□それぞれの境界部分□は
着脱可能のようにボルト９：１、ナツト２ｏによって一
定すると共に互換性を保：持することが可能のようｂｆ
ボルト９、ナツト２０１の取付位置と取付ピッチを一定
にしである。上記１１境界面には必要に応じてパツキン
を用いて密封ず１名。

′本実施例の構成で使用される集″１塵機の用途は、主
とじて□火花を含んだグラインダ・、高速切断機などか
ら発垂蓋る粉塵に適している。

すなわち、比較的粉塵粒子径の大きい火花の場合は吸引
口１１から吸引された後、サイクロン部２００で処理さ
れてダスト部３００へ落下し、紺かい粉塵のみをフィル
タ７によって補集するようになされているから、フィル
タの焼損などの事故を未然に防止することができる。

第２図は他の実施例を示しンフィルタ部１ｏ。

とダスト部３００とから成るいわゆるバグフィルタ式集
塵機の形式であって細か□い粉塵を主体とする粉塵処理
に適している。

次に第３図、第４図は上記第１図および第２図実施例装
置からダスト枠体３お、よびダストボックス１４を除去
した状態を示すも“めで、これらに代って第５図の大型
ダスト枠体１５および大型ダストボックス１６を取付け
るにとにより、第１図および第２図実施例におけるダス
・ト容量を増加させることができる。

□また第６図は架台１７．ダスト収納袋２ｏ、ダンパ１
９、袋取付口Ｉ８を有するもので、上記に示した第３図
、第４図の構成の下部に取付けることにより、フィルタ
７から払い落され下方に落下した粉塵を、ダンパ１９を
開き、ダスト収納袋２０内に詰め廃棄処理の際の取扱い
に便利なように構成したものである。

〔発明の効果〕

本発明の実施に上り次の効果を得ることができる。

（１）第１図の実施例によれば、集塵機の設置床面積を
増加させることなく、バグフィルタ式とサイクロン式集
塵機の組合せによる効果を得、発明者の実験によれば５
〜２０μｍの粒径の粉塵を対象として処理した場合、フ
ィルタ部において２０％内外、サイクロン部で８０％内
外の捕集割合で粉塵処理することができた。したがって
バグフィルタ単独で処理する場合に比べて１１５に負荷
を軽減でき、これによりフィルタの目詰りによる交換寿
命を５倍に延長することが可能になった。また火花を含
む粉塵はサイクロン部で処理されるので分離効果も大き
くまた焼損も減少するなど効果は極めて顕著である。

（２）フィルタ部、サイクロン部、ダスト部はそれぞれ
着脱自在であるから、作業環境の程度と目的によって床
面積を一定のまま機種選択の幅を拡大することができ、
またダスト処理量の増加にも対応可能である。したがっ
て作業条件の多様な変更にも容易にかつ柔軟に対応がで
き、いわゆる小廻りの利く小型集！！１ｖＩｋを顧客に
対して提供し、これによって設備費を大幅に節減するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る集塵機の一実施例を示す正面断面
図、第２図は本発明の他の実施例を示す正面断面受図、
第３，４図は第１．２図実施例中からダスト部を除去し
た図、第５，６図は他のダスト部の実施例の構成図であ
る。 １００・・・フィルタ部、２００・・・サイクロン部、
３００・・・ダスト部、■・・・フィルタ枠体、２・・
・サイクロン枠体、３・・・ダスト枠体、５・・・電動
機、６・・・ファン、７・・・フィルタ、８・・・傾斜
板、１０・・・吸引口、１１・・・吸引口、１２・・・
外筒、１３・・・内筒、１４・・・ダストボックス。 第１図 １　　　フィルり手♀Ａ檜ｋ　　　　　Ｔ　　　フイｌ
／　デ　　　　　　　（Ｚ、　　　り［Ｌｌ、！　　　
ｑ４りａ＞１４＞　　　　　Ｙ、　　イ頃？ｉ４ｉ’　
　　　　　＋３．　　　　びｑ’ｒｒ≠３０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、粉塵吸引ファン付フィルタを有するフィルタ部に、
   サイクロン集塵装置を有するサイクロン部、ダストボッ
   クスを収納するダスト部の少くとも１つを着脱自在に重
   積して組立可能の構成とすることを特徴とする集塵機。