JPS62180372A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPS62180372A JPS62180372A JP2233886A JP2233886A JPS62180372A JP S62180372 A JPS62180372 A JP S62180372A JP 2233886 A JP2233886 A JP 2233886A JP 2233886 A JP2233886 A JP 2233886A JP S62180372 A JPS62180372 A JP S62180372A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
- G03G5/142—Inert intermediate layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
静電潜像を生ずる有機感光体が導電性支持体と感光層と
の間にレーザ入射光を散乱させる有機散乱層を設けるこ
とにより干渉による画像むらを無くした電子写真感光体
。
の間にレーザ入射光を散乱させる有機散乱層を設けるこ
とにより干渉による画像むらを無くした電子写真感光体
。
本発明はレーザ入射光の干渉による画像むらを無くした
電子写真感光体に関する。
電子写真感光体に関する。
電子写真技術は複写機として実用化されているが、プリ
ンタ、ファクシミリなどの情報機器に広く使用されてい
る。
ンタ、ファクシミリなどの情報機器に広く使用されてい
る。
ここで電子写真式プリンタの印字プロセスとしては、光
導電性物質を被覆したフォトコンドラムの表面をコロナ
放電などにより一様に帯電させた後、電気信号に対応し
てオン、オフさせた光を光導電性物質に照射して静電潜
像を作り、この潜像にトナーを付着して可視像とする。
導電性物質を被覆したフォトコンドラムの表面をコロナ
放電などにより一様に帯電させた後、電気信号に対応し
てオン、オフさせた光を光導電性物質に照射して静電潜
像を作り、この潜像にトナーを付着して可視像とする。
このようにして作られたトナー像は転写部で記録紙の裏
側から放電電荷を与えることにより静電的に記録紙上に
写し取らせた後、定着器でトナー像に熱と圧力を加え、
記録紙に融着させることにより画像記録が完成している
。
側から放電電荷を与えることにより静電的に記録紙上に
写し取らせた後、定着器でトナー像に熱と圧力を加え、
記録紙に融着させることにより画像記録が完成している
。
本発明は光導電性絶縁体の改良に関するものである。
光導電性物質として従来はセレン(Se)を主体とする
無機感光体が使用されてきた。
無機感光体が使用されてきた。
すなわちフォトコンドラムの表面に真空蒸着法などを用
いて薄膜を形成し、これを感光体として使用していた。
いて薄膜を形成し、これを感光体として使用していた。
そのため大量生産に向かずコスト低減が難しく、またS
eは毒性のある元素であるため、取り扱いに注意を要す
ると云う問題があった。
eは毒性のある元素であるため、取り扱いに注意を要す
ると云う問題があった。
一方、を機感光体はドクタブレード法やディ・7プ法な
ど比較的簡単な処理方法で層形成ができるため、コスト
低減が可能であり、また毒性が少ない。
ど比較的簡単な処理方法で層形成ができるため、コスト
低減が可能であり、また毒性が少ない。
そこで無機感光体に代わって多く使用されるようになっ
た。
た。
第3図は従来の有機感光体1の構成を示す断面図である
。
。
すなわちアルミニウム(Al)合金などからなる導電性
支持体2の上に電荷発生層3.電荷輸送層4と順次に層
形成して作られている。
支持体2の上に電荷発生層3.電荷輸送層4と順次に層
形成して作られている。
すなわち、電荷発生層3は厚さが1μm以下が良く、ア
ブ顔料、フタロシアニン顔料などの主原料にポリエステ
ル樹脂やポリカーボネート樹脂をバインダとし、これに
溶剤を用いて塗料を作り、ドクタブレード法などにより
塗布し、乾燥して作られている。
ブ顔料、フタロシアニン顔料などの主原料にポリエステ
ル樹脂やポリカーボネート樹脂をバインダとし、これに
溶剤を用いて塗料を作り、ドクタブレード法などにより
塗布し、乾燥して作られている。
また電荷輸送層4は15〜30μmの厚さのもので、ヒ
ドラゾン化合物やオキサゾール化合物など明状態で荷電
子輸送作用をする有機物を同様にバインダと溶剤とを加
えて塗料とし、塗布乾燥して作られている。
ドラゾン化合物やオキサゾール化合物など明状態で荷電
子輸送作用をする有機物を同様にバインダと溶剤とを加
えて塗料とし、塗布乾燥して作られている。
かかる構造をとる有機感光体1は電荷発生材料。
電荷輸送材料、バインダ材料など個別に選択できるため
使用光源の波長に対応し、分光感度を変えることができ
、また耐久性を改良することができる。
使用光源の波長に対応し、分光感度を変えることができ
、また耐久性を改良することができる。
そのため特性が飛躍的に改良された感光体が実用化され
ている。
ている。
然し、多層構造をとるため界面においてレーザ光の干渉
が起こり、画像むらを生ずると云う問題がある。
が起こり、画像むらを生ずると云う問題がある。
すなわち、第3図に示すように入射するレーザ光5は電
荷輸送層4.電荷発生層3.導電性支持体2の各面で一
部の光は反射し、他の光は透過あるいは吸収されるが、
この際に各界面において光の干渉が起こる。
荷輸送層4.電荷発生層3.導電性支持体2の各面で一
部の光は反射し、他の光は透過あるいは吸収されるが、
この際に各界面において光の干渉が起こる。
ここで電荷発生層3は厚さが1μm以下でレーザ光の波
長と近似するために電荷輸送層4を透過してきた入射光
6と導電性支持体2での反射光7とが特に強い干渉を起
こし、画像に濃淡を生ずると云う問題がある。
長と近似するために電荷輸送層4を透過してきた入射光
6と導電性支持体2での反射光7とが特に強い干渉を起
こし、画像に濃淡を生ずると云う問題がある。
そこで、かかる画像むらの発生を抑制する方法として、
■ 導電性支持体2の表面を粗くして乱反射させる。
■ 電荷発生層3と電荷輸送層4との界面を粗くして乱
反射させる。
反射させる。
■ 電荷輸送層4の表面を粗くする。
などの方法が試みられた。
然し、■の方法は有機感光体の導電性支持体2への密着
性は向上するもの\、導電性支持体2からのキャリア注
入が増加して帯電保持性が悪化すると云う問題がある。
性は向上するもの\、導電性支持体2からのキャリア注
入が増加して帯電保持性が悪化すると云う問題がある。
また■の方法は電荷発生層3の上で入射光が散乱される
ために線画がぼける以外に電荷発生層3から電荷輸送層
4への暗時におけるキャリア注入が増加すると云う問題
がある。
ために線画がぼける以外に電荷発生層3から電荷輸送層
4への暗時におけるキャリア注入が増加すると云う問題
がある。
また■の場合は■と同様に線画がぼける以外に現像に当
たって表面に帯電吸着したトナーが離れにく\なり (
トナーフィルミングが起こる)クリーニング性が悪くな
ると云う問題がある。
たって表面に帯電吸着したトナーが離れにく\なり (
トナーフィルミングが起こる)クリーニング性が悪くな
ると云う問題がある。
以上のことから新しい干渉防止法の実用化が要望されて
いた。
いた。
以上記したように有機材料からなる電子写真感光体は層
構造をとるために入射光と反射光との間で干渉が起こり
、特に導電性支持体2への入射光6と導電性支持体2か
らの反射光7とが強い干渉を生じ、画像むらを生ずるこ
とが問題である。
構造をとるために入射光と反射光との間で干渉が起こり
、特に導電性支持体2への入射光6と導電性支持体2か
らの反射光7とが強い干渉を生じ、画像むらを生ずるこ
とが問題である。
上記の問題は電子写真システムにおいて、導電性支持体
上に電荷発生層と電荷輸送層とを層形成してなり、レー
ザ光の照射により静電潜像を生ずる有機感光体が前記導
電性支持体に密着して微細で均一な凹凸表面をもつ有機
散乱層を介在させて構成することを特徴とする電子写真
感光体の使用により解決することができる。
上に電荷発生層と電荷輸送層とを層形成してなり、レー
ザ光の照射により静電潜像を生ずる有機感光体が前記導
電性支持体に密着して微細で均一な凹凸表面をもつ有機
散乱層を介在させて構成することを特徴とする電子写真
感光体の使用により解決することができる。
本発明は先に説明したように有機感光体lで起こる干渉
のうち、電荷発生層3に入射する入射光6と導電性支持
体2での反射光7との干渉が最も強く、これが画像むら
発生の原因となっていることから、電荷発生層3と導電
性支持体2との間に有機物よりなる薄い散乱層を設ける
ものである。
のうち、電荷発生層3に入射する入射光6と導電性支持
体2での反射光7との干渉が最も強く、これが画像むら
発生の原因となっていることから、電荷発生層3と導電
性支持体2との間に有機物よりなる薄い散乱層を設ける
ものである。
ここで散乱層は溶剤に溶かした樹脂液を薄(塗布した後
、直ちに空気などのガスを吹きつけて急速な乾燥を行う
と溶媒の蒸発による気化熱の吸収により表面温度が下が
り、ガス中の水分が凝縮して表面に細かな凹凸が生じる
のである。
、直ちに空気などのガスを吹きつけて急速な乾燥を行う
と溶媒の蒸発による気化熱の吸収により表面温度が下が
り、ガス中の水分が凝縮して表面に細かな凹凸が生じる
のである。
この水分は40〜80℃の低温で乾燥することにより除
去されるが表面の凹凸は変わらない。
去されるが表面の凹凸は変わらない。
本発明はこのような散乱層を設けることにより画像むら
をなくするものである。
をなくするものである。
このようにすれば導電性支持体2からのキャリアの注入
も起こらず、従って帯電保持性が損なわれることはない
。
も起こらず、従って帯電保持性が損なわれることはない
。
第1図は本発明にか\る有機感光体の構成を示すもので
、導電性支持体2の上に0.5μm程度の薄さに有機散
乱層8を形成した後、従来と同様に電荷発生層3.電荷
輸送層4と順々に例えばドクタブレード法により層形成
することにより作ることができる。
、導電性支持体2の上に0.5μm程度の薄さに有機散
乱層8を形成した後、従来と同様に電荷発生層3.電荷
輸送層4と順々に例えばドクタブレード法により層形成
することにより作ることができる。
次に第2図はドクタブレード法による有機散乱層の製造
法を説明するもので、導電性支持体2の上にペースト状
の樹脂溶液9を置き、ブレード10と導電性支持体2と
・の間隔を希望する値に調整した後、導電性支持体2を
移動させることによりグリンシートを作り、直ちにエア
ノズル11でエアを吹き付は乾燥させることにより有機
散乱層8を作ることができる。
法を説明するもので、導電性支持体2の上にペースト状
の樹脂溶液9を置き、ブレード10と導電性支持体2と
・の間隔を希望する値に調整した後、導電性支持体2を
移動させることによりグリンシートを作り、直ちにエア
ノズル11でエアを吹き付は乾燥させることにより有機
散乱層8を作ることができる。
こ\で有機散乱層8を構成する樹脂はポリエステル、ポ
リカーボネートなど総ての樹脂を使うことが可能である
が、有機散乱N8の上に電荷発生層3をドクタブレード
法などで形成する際に溶剤によって溶けないことが必要
であり、この点から限定された溶剤にのみ溶ける樹脂の
使用が好ましい。
リカーボネートなど総ての樹脂を使うことが可能である
が、有機散乱N8の上に電荷発生層3をドクタブレード
法などで形成する際に溶剤によって溶けないことが必要
であり、この点から限定された溶剤にのみ溶ける樹脂の
使用が好ましい。
ポリカーボネート1重量部をテトラヒドロフラン49重
量部に溶解して溶液を作り、これを第2図に示す方法で
導電性支持体2の上に塗布して白濁化した後、70℃の
オーブン中で1時間に亙って乾燥し、約0.5μmの厚
さの有機散乱N8を形成した。
量部に溶解して溶液を作り、これを第2図に示す方法で
導電性支持体2の上に塗布して白濁化した後、70℃の
オーブン中で1時間に亙って乾燥し、約0.5μmの厚
さの有機散乱N8を形成した。
次にポリビニルブチラール樹脂を水とエタノールの混合
溶液に溶解させ、これにε形の銅フタロシアニンを加え
、20時間に亙ってボールミルで混練して溶液を作り、
ドクタブレード法で有機散乱層8の上に塗布した後、乾
燥して厚さが約1μm(0,85g/m” )の電荷発
生層3を作った。
溶液に溶解させ、これにε形の銅フタロシアニンを加え
、20時間に亙ってボールミルで混練して溶液を作り、
ドクタブレード法で有機散乱層8の上に塗布した後、乾
燥して厚さが約1μm(0,85g/m” )の電荷発
生層3を作った。
この場合、従来のように導電性支持体2の上に直接塗布
した際に見られる干渉縞は全く認められない。
した際に見られる干渉縞は全く認められない。
次にポリビニルカルバゾールにトリニトロフルオレノン
を10%添加したものをテトラヒドロフランに溶解して
溶液を作り、この溶液を電荷発生層3の上にドククブレ
ード法で塗布したのち乾燥し、厚さが17μmの電荷輸
送層4を形成した。
を10%添加したものをテトラヒドロフランに溶解して
溶液を作り、この溶液を電荷発生層3の上にドククブレ
ード法で塗布したのち乾燥し、厚さが17μmの電荷輸
送層4を形成した。
また比較例として有機散乱層8を形成する際にエアの吹
き付けを行わず、従って入射光の散乱機能のないものを
備えた有機感光体およびこの有機散乱層をもたない従来
構造の三種類のシート状の有機感光体を作り、これをレ
ーザプリンタのドラムに貼りつけ、ヘリウム・ネオン(
He −Ne )レーザを光源として印字試験を行った
が比較例の二種類の有機感光体には何れも印字むらが生
じたのに対し、本発明に係る有機散乱層を備えた感光体
にはかかる印字むらは全く生ぜず、鮮明な画像が45ら
れた。
き付けを行わず、従って入射光の散乱機能のないものを
備えた有機感光体およびこの有機散乱層をもたない従来
構造の三種類のシート状の有機感光体を作り、これをレ
ーザプリンタのドラムに貼りつけ、ヘリウム・ネオン(
He −Ne )レーザを光源として印字試験を行った
が比較例の二種類の有機感光体には何れも印字むらが生
じたのに対し、本発明に係る有機散乱層を備えた感光体
にはかかる印字むらは全く生ぜず、鮮明な画像が45ら
れた。
以上記したように本発明の実施によりfa感光体を使用
した電子写真感光体にみられる印字むらがなくなり、プ
リンタの信l’fl性を向上することが可能となる。
した電子写真感光体にみられる印字むらがなくなり、プ
リンタの信l’fl性を向上することが可能となる。
第1図は本発明に係るを機態光体の断面図、第2図は有
機散乱層の製造法を説明する断面図、第3図は従来の有
機感光体の断面図、 である。 図において、 ■は有機感光体、 2は導電性支持体、3は電荷
発生層、 4は電荷輸送層、5はレーザ光、
8は有機散乱層、11はエアノズル、 である。 代理人弁理士 井 桁 貞 −・ 第 2 図
機散乱層の製造法を説明する断面図、第3図は従来の有
機感光体の断面図、 である。 図において、 ■は有機感光体、 2は導電性支持体、3は電荷
発生層、 4は電荷輸送層、5はレーザ光、
8は有機散乱層、11はエアノズル、 である。 代理人弁理士 井 桁 貞 −・ 第 2 図
Claims (1)
- 電子写真システムにおいて、導電性支持体(2)の上に
電荷発生層(3)と電荷輸送層(4)とを層形成してな
り、レーザ光(5)の照射により静電潜像を生ずる有機
感光体(1)が前記導電性支持体(2)に密着して微細
で均一な凹凸表面をもつ有機散乱層(8)を介在させて
構成することを特徴とする電子写真感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2233886A JPS62180372A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2233886A JPS62180372A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | 電子写真感光体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62180372A true JPS62180372A (ja) | 1987-08-07 |
Family
ID=12079909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2233886A Pending JPS62180372A (ja) | 1986-02-04 | 1986-02-04 | 電子写真感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62180372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009025459A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法 |
-
1986
- 1986-02-04 JP JP2233886A patent/JPS62180372A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009025459A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法 |
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