JPS62180232A - 管状物体の温度測定方法 - Google Patents

管状物体の温度測定方法

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JPS62180232A
JPS62180232A JP2262686A JP2262686A JPS62180232A JP S62180232 A JPS62180232 A JP S62180232A JP 2262686 A JP2262686 A JP 2262686A JP 2262686 A JP2262686 A JP 2262686A JP S62180232 A JPS62180232 A JP S62180232A
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
furnace
temperature
radiation thermometer
steel tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP2262686A
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English (en)
Inventor
Noboru Iohara
昇 庵原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炉内にある管状物体の温度測定方法に関するも
のである。
(従来の技術) 加熱炉または焼入れ焼鈍し用熱処理炉などの炉内に置か
れた、又は該炉内を搬送される管状物体例えば鋼管の温
度を非接触で測定するには放射温度針が用いられるが、
従来一般の測定方法は第す図に示す如く、鋼管1の外面
を炉5の天井に設けた透過窓4を通して放射温度計3で
覗き、放射温度計3の視野に入る鋼管1の外面(測温点
)2からの放射エネルギを検出するというものである。
この測温方法は簡便である反面、炉5の内壁面が放出し
た放射エネルギの鋼管外面で反射したものが放射温度計
3に入りて誤差を生じる、加熱用のバーナ炎6などがあ
ると該誤差は特に太きい、測温点2の放射率が必ずしも
正確に把握できず温度決定に誤差が出る、等の問題があ
る。図で7は測定すべき測温点2からの放射エネルギ、
8は鋼管外面で反射した炉内壁面からの放射エネルギ、
9は鋼管外面で反射し九バーナ炎6からの放射エネルギ
を示す。
かかる問題に対する改良された温度測定方法として本出
願人は先に特開昭58−131523号公報および特開
昭59−160724号公報に記載の方法を提案した。
この先に提案した方法は、第3図および第4図に示すよ
うな方法であり、第3図に示す方法は、ftA管1の測
温点を管端部の内面に選び、内面測温点2を炉5の側壁
部に設けた透過窓4から放射温反計3で管端から覗く方
法である。この方法によれば鋼管1自体が遮蔽体となっ
て、バーナ炎からの放射エネルギの反射波が直接放射温
度計3に入ることはなく、また炉内壁面からの放射エネ
ルギは他方の管端から管内に入って何度か反射を繰返し
た後放射温度計3に入るにすぎなくなシ、誤差は大巾に
減少する。第4図に示す方法は、放射温度計3を走査型
のものとして、管端部の一定長さ範囲を走査測温して該
範囲の温度分布をも測定するようにした方法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら炉内にある鋼管の温度は、炉内のバーナ炎
の位置、鋼管厚みの不均一などによシ管長さ方向で均一
ではなく、管端部の測定温変分もりて鋼管全体の代表温
度とするには問題があった。
本発明は上記に鑑み、炉内にある鋼管の全長にわたって
内面温度を精度よく測定する方法を提供するものである
(問題点を解決するための手段) 本発明の要旨とする方法は、炉壁に設けた窓を通して炉
内の管状物体の一端側から他端側に向けて内面を覗く位
置に走査型の放射温度計を設置し、管状物体の他端に対
向する側の炉壁に無反射無放射部材を設けて炉内壁面か
らの放射エネルギが管状物体の他端から管状物体内を通
って放射温度計に向かうのを阻止する構成とし、前記放
射温度計をほぼ水平方向と管状物体の一端を指向する方
向との間を走査したときの該放射温度針の出力の急変を
もとに管状物体の端部位置を求め、該端部位置を管状物
体の長さ方向基準位置として管状物体の長さ方向の温度
分布を求めることを特徴とする管状物体の温度測定方法
でおる。
(作用) 以下本発明の詳細な説明する。
本発明方法は、炉内におる鋼管の内面を管長さ方向全長
にわたって走査型放射温度計によシ走査測温し、鋼管内
面の管長さ方向各位置の測温値から管長さ方向の温度分
布を求めるものである。
本発明において測定対象とする鋼管は、寸法がたとえば
内径60Mn〜140.、長さ6,0008〜12,0
00mmのように多種の細長い中空物体であり、内面を
全長にわたりて走査測温するためには放射温度計の距離
係数(L、/D : L :放射温度計と被測温物との
距離、D:被測温物上での放射温度計の視野の大きさ)
の大きなものが必要であるが、これはCCD (Cha
rge Coupled Device )イメージセ
ンサなどを用い・た走査型放射温度計を利用すれば解決
できる。
しかし、炉の側壁部に設けた透過窓から鋼管の内面の全
長範囲を走査できる位置に放射温度計を設置した場合、
対向する炉側壁内面からの放射エネルギが他方の管端か
ら管内を経て放射温度計に入るため誤差が生じ、またこ
の誤差が管長さ方向位置によ)一定しないという問題点
がある。そこで本発明では、鋼管の他端に対向する側の
炉壁部に炉内からの放射エネルギを反射せずかつ自身で
放射エネルギを放射することも実質的に無い無反射無放
射の部材を取付ける。この無反射無放射部材は他方の管
端から入って管内を通り放射温度計に入る放射エネルギ
を実質上塔にするのが目的のものであシ、このような部
材としては水冷板または放射エネルギ透過窓がある。こ
の部材の大きさは鋼管の管端面積よシ大きく取付は位置
は管端の中心に合わせる。このようにすると他方の管端
側からの放射エネルギの影響は実質的になくなるので、
測定精度は鋼管内面全長にわたって大巾に向上する。
さらに本発明では、鋼管内面の管長さ方向の走査測温値
を管長さ方向位置に対応させるにあたり、管長さ方向の
基準位置としての管端位置を求めるのに別個の検出装置
を設置することなく、前記放射温度計の出力を用いて鋼
管の他方の管端位置を検出し、これから基準位置を求め
るようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明方法の実施例における装置構成を示す図
である。図において10は走査型の放射温度計である。
該放射温度計lOの走査可能範囲は、水平方向を中心に
して上下におのおの角度θ。
の範囲であるが、実際の走査範囲は水平方向の角度θh
(=O)と放射温度計10に近い側の管端1aの内面を
指向する角度θ の間で良い、角度θは炉a     
                    a内にある
鋼管の寸法あるいは支持体18上の位置によシ変化する
。11は放射温度計10に内蔵されている走査回路から
の信号に基き放射温度計10の走査角度を求める走査角
度変換回路であり、12は走査角度変換回路11からの
信号と設定器15からの信号(後述)に基き走査位置が
管長さ方向のどの位置に対応するかを計算する位置演算
回路である。この位置計算は以下のようにして行なう。
第1図でLlは炉壁から放射温度計10までの距離で固
定距離である。L2は炉壁から鋼管1の管端1.までの
距離で鋼管lの搬送条件によシ変わる値であり、この距
離L2は後述する方法によシ求める。L3は鋼管1の長
さ、Dは鋼管1の内径であり何れも既知の値である。放
射温度計10の走査角度がθのときの走査位置に対応す
る管長さ方向の位置を管端1aからの距離!で表わすと
、距離lは で算出できる。ここで走査角θは前記した角度θ。
とθ、の間にあシ、この角度θ、と08はとして求めら
れる。
ここで距離L!はつぎのようにして求められる。
放射温度計10をほぼ水平方向(θ、=0)から上方に
向けて走査すると、放射温度計10への放射エネルギの
放射量は、走査位置が管端1bの内面にいたった時に、
それまで殆どO(零)であったものが急激に増大する。
、この入射エネルギの急変点を管端検出回路17で検出
し、この検出タイミング信号を位置演算回路12に入力
し、この時の走査角度変換回路11からの入力すなわち
走査角度θbから次式 により距離L 4 (=L1+L*+Ls )を求める
。そしてこの距1m L 4から既知の距#IL□と鋼
管長さり。
と減算することによシ距離L2すなわち鋼管1の管端1
1Lの位置が求められる。この管端1.の位置を基準位
置として管長さ方向の測温位置を求める。
以上は管端1aを基準位置として距離ノを算出したが、
管端1bを基準位置として距離l′を同様な方法で算出
しても良い。
13は放射温度計10の検出信号分温度信号に変換する
温度信号変換回路である。14は温度信号変換回路13
の出力である温度信号と位置演算回路12の出力である
位置信号とから管長さ方向の温度分布や測定温度値の最
大値、最小値、平均値の計算、管長さ方向中央部と管端
部の温度差計算などを行なう温度演算回路である。
管長さ方向の温度分布は、管全長についての温度分布お
よび予め定めた任意の長さ方向位置範囲(たとえば中央
部を含む管端からの距離らとlbの間)の温度分布を求
めることができる。
15は距離L1、鋼管寸法L3 、Dあるいは距離1,
11.などを設定する設定器で、プロセスコンピュータ
、ビジネスコンピュータから自動入力または手動入力す
るものである。16はオッシロスコープ、記録計等の記
録表示器である。
19は炉内鋼管1の他端1bに対向する炉壁部に設けた
黒化表面処理した水冷板で、炉壁からの放射エネルギが
鋼管1内を通って放射温度計10に入ることのないよう
に、炉内からの放射エネルギと反射せずかつ自身で放射
エネルギを放射しない無反射無放射の部材として設けた
ものである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、炉内鋼管の内面全
長にわたって炉壁の放射エネルギ、火炎の放射エネルギ
の影響を受けずに精度良く温度を測定することができ、
炉内鋼管の加熱、均熱状態を精度良く把握できるので、
加熱炉、熱処理炉の縁桑に極めて有用である。また炉内
にある鋼管の管端位置を検出するのに専用の検出装置を
設置する必要がないので設備費の点でも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における装置構成を示す図、第
2図、第3図、第4図は従来の測温方法を説明する図で
ある。 l・・・鋼管      3,10・・・放射温度計4
・・・覗き窓     5・・・炉 11・・・走査角度変換回路12・・・位置演算回路1
3・・・温度信号変換回路14・・・温度演算回路15
・・・設定器    16・・・記録表示器17・・・
管端検出回路 19・・・無反射無放射部材第2図 第3図 、く

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炉壁に設けた窓を通して炉内の管状物体の一端側から他
    端側に向けて内面を覗く位置に走査型の放射温度計を設
    置し、管状物体の他端の対向する側の炉壁に無反射無放
    射部材を設けて炉内壁面からの放射エネルギが管状物体
    の他端から管状物体内を通って放射温度計に向かうのを
    阻止する構成とし、前記放射温度計をほぼ水平方向と管
    状物体の一端を指向する方向との間を走査したときの該
    放射温度計の出力の急変をもとに管状物体の端部位置を
    求め、該端部位置を管状物体の長さ方向基準位置として
    管状物体の長さ方向の温度分布を求めることを特徴とす
    る管状物体の温度測定方法。
JP2262686A 1986-02-04 1986-02-04 管状物体の温度測定方法 Pending JPS62180232A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141778A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 Jfeスチール株式会社 見かけの放射率算出方法、温度計測方法、管材の製造方法及び温度計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018141778A (ja) * 2017-02-24 2018-09-13 Jfeスチール株式会社 見かけの放射率算出方法、温度計測方法、管材の製造方法及び温度計測装置

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