JPS621801B2 - - Google Patents
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- JPS621801B2 JPS621801B2 JP23459683A JP23459683A JPS621801B2 JP S621801 B2 JPS621801 B2 JP S621801B2 JP 23459683 A JP23459683 A JP 23459683A JP 23459683 A JP23459683 A JP 23459683A JP S621801 B2 JPS621801 B2 JP S621801B2
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- JP
- Japan
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- motor
- housing
- chain
- guide bar
- supported
- Prior art date
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 7
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
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- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sawing (AREA)
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Road Repair (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ハウジングから前方へ突設したガイ
ドバーに切断用チエンを回転自在に支持し、該チ
エンをハウジングに担持したモーターによつて駆
動するようにした電動チエンソーに関する。
ドバーに切断用チエンを回転自在に支持し、該チ
エンをハウジングに担持したモーターによつて駆
動するようにした電動チエンソーに関する。
上述チエンソーにあつては、使用時において、
切削抵抗によつてチエンガイドバーが上方に激し
くはね返る現象(以下これをキツクバツク現象と
云う)や、作業者の手が、前ハンドルから滑つて
切断用チエンに接触する等の突発的な事故発生の
防止を目的として、切断用チエン駆動を停止する
為の制動装置を付設することが規格上の必要事項
となつている。
切削抵抗によつてチエンガイドバーが上方に激し
くはね返る現象(以下これをキツクバツク現象と
云う)や、作業者の手が、前ハンドルから滑つて
切断用チエンに接触する等の突発的な事故発生の
防止を目的として、切断用チエン駆動を停止する
為の制動装置を付設することが規格上の必要事項
となつている。
従来、上述チエンソーの制動装置としては数種
の構造例を知ることができるが、既存の装置はチ
エン駆動を瞬時に停止することができなかつた
り、操作が多段階におよぶ為に、大きな制動力を
得られるにもかゝわらず制動力を瞬時に増加する
ことができなかつたり、又構造が複雑化してコス
ト高となる等の難点がある。
の構造例を知ることができるが、既存の装置はチ
エン駆動を瞬時に停止することができなかつた
り、操作が多段階におよぶ為に、大きな制動力を
得られるにもかゝわらず制動力を瞬時に増加する
ことができなかつたり、又構造が複雑化してコス
ト高となる等の難点がある。
又、既存のチエンソーは、上述制動装置の難点
もさることながら、駆動部の軸承部、その他の構
成が満足し得るものではないので、耐久性や組立
精度の安定化の点で問題を提起しているのが実状
である。
もさることながら、駆動部の軸承部、その他の構
成が満足し得るものではないので、耐久性や組立
精度の安定化の点で問題を提起しているのが実状
である。
そこで本発明は上述従来チエンソーの実状に鑑
みて検討の結果、新規な電動チエンソーを得たも
のであつて、前ハンドルの前方に、前後方向へ揺
動自在に枢設したハンドガードの前方向揺動によ
り制動ベルト及びブレーキ用スイツチを作動する
ようにしてモーター駆動部に制動力を与えると同
時にモーターの電気回路を遮断して上記切断用チ
エン駆動を停止するようにした制動手段と、ギヤ
シヤフト、ブラシその他の加熱し易い部材に通風
孔を設けてモーター冷却風を通風可能とすること
によつて上記部材の冷却及び放熱を行うようにし
た冷却、放熱手段と、ガイドバー受に圧入部を設
けてオイルレスメタルを圧入保持し、これをハウ
ジングに嵌着することによつてギヤシヤフトを支
持するようにした軸受手段とを具備して構成した
ことによつて使用時の安全性と、耐久性、生産性
を満足し得るようにした電動チエンソーを提供し
ようとするのが、その目的である。
みて検討の結果、新規な電動チエンソーを得たも
のであつて、前ハンドルの前方に、前後方向へ揺
動自在に枢設したハンドガードの前方向揺動によ
り制動ベルト及びブレーキ用スイツチを作動する
ようにしてモーター駆動部に制動力を与えると同
時にモーターの電気回路を遮断して上記切断用チ
エン駆動を停止するようにした制動手段と、ギヤ
シヤフト、ブラシその他の加熱し易い部材に通風
孔を設けてモーター冷却風を通風可能とすること
によつて上記部材の冷却及び放熱を行うようにし
た冷却、放熱手段と、ガイドバー受に圧入部を設
けてオイルレスメタルを圧入保持し、これをハウ
ジングに嵌着することによつてギヤシヤフトを支
持するようにした軸受手段とを具備して構成した
ことによつて使用時の安全性と、耐久性、生産性
を満足し得るようにした電動チエンソーを提供し
ようとするのが、その目的である。
以下本発明を図示の実施例に基いて詳述すれ
ば、第1図ないし第5図に示したように、ハウジ
ング1は前後方向に長く設けられていて、その前
部に前ハンドル2を、後部に後ハンドル3が夫々
設けてある。
ば、第1図ないし第5図に示したように、ハウジ
ング1は前後方向に長く設けられていて、その前
部に前ハンドル2を、後部に後ハンドル3が夫々
設けてある。
上記ハウジング1の一側にはモーターMを内蔵
したモーターケース4がボルト止め等により固定
してあり、ブレーキドラム5とフアン6を固定し
たモーターMの駆動シヤフト7は上記ハウジング
1と、エンドカバー8の軸承部9,10に軸受1
1,12を介在して回転自在に支持されており、
その先端部に刻設してあるギヤ13はハウジング
1内に突出させてある。一方ハウジング1内に
は、アイドルシヤフト16、及びフアイナルシヤ
フト17によつて夫々回転自在にアイドルギヤ1
4と、フアイナルギヤ15が軸支されていて相互
に噛合させてあり、そのアイドルギヤ14は上記
ギヤ13と噛合している。
したモーターケース4がボルト止め等により固定
してあり、ブレーキドラム5とフアン6を固定し
たモーターMの駆動シヤフト7は上記ハウジング
1と、エンドカバー8の軸承部9,10に軸受1
1,12を介在して回転自在に支持されており、
その先端部に刻設してあるギヤ13はハウジング
1内に突出させてある。一方ハウジング1内に
は、アイドルシヤフト16、及びフアイナルシヤ
フト17によつて夫々回転自在にアイドルギヤ1
4と、フアイナルギヤ15が軸支されていて相互
に噛合させてあり、そのアイドルギヤ14は上記
ギヤ13と噛合している。
又、上記フアイナルシヤフト17の一端はハウ
ジング1から側方へ突出させてあつて、その突出
端にチエンスプロケツト18が固定してあり、該
スプロケツト18の前方位にあつてハウジング1
の一側壁1aにはガイドバー19がガイドバー受
20を介してチエンカバー21と共にハウジング
1に固定させてあり、当該ガイドバー19はハウ
ジング1から前方へ長く突出させてあり、該ガイ
ドバー19と上記スプロケツト18に切断用チエ
ン22は駆動自在に掛装されている。
ジング1から側方へ突出させてあつて、その突出
端にチエンスプロケツト18が固定してあり、該
スプロケツト18の前方位にあつてハウジング1
の一側壁1aにはガイドバー19がガイドバー受
20を介してチエンカバー21と共にハウジング
1に固定させてあり、当該ガイドバー19はハウ
ジング1から前方へ長く突出させてあり、該ガイ
ドバー19と上記スプロケツト18に切断用チエ
ン22は駆動自在に掛装されている。
こゝで上記ハウジング1はダイカスト鋳造等に
よつて成形されるから、上記ガイドバー受20は
ハウジング1成形時にその側部にインサートする
か、又はビス23……………にてハウジング1に
固定するものであり、又上記ガイドバー19は上
記ガイドバー受20とチエンカバー21との間に
あつてハウジング1の前端部にスパイク24を固
定するボルト25を兼用してハウジング1に固着
されている。
よつて成形されるから、上記ガイドバー受20は
ハウジング1成形時にその側部にインサートする
か、又はビス23……………にてハウジング1に
固定するものであり、又上記ガイドバー19は上
記ガイドバー受20とチエンカバー21との間に
あつてハウジング1の前端部にスパイク24を固
定するボルト25を兼用してハウジング1に固着
されている。
上記スパイク24は平面略コ字形状に形成され
ていて、上記ハウジング1における前端部にあつ
て、その左右の両側壁1a,1a間に固定してあ
り、その内部にあつて、下端部にはハンドガード
26の下端をボルト28にて枢着し、該ボルト2
8を支点軸としてハンドガード26は前後方向へ
揺動自在に支持されている。
ていて、上記ハウジング1における前端部にあつ
て、その左右の両側壁1a,1a間に固定してあ
り、その内部にあつて、下端部にはハンドガード
26の下端をボルト28にて枢着し、該ボルト2
8を支点軸としてハンドガード26は前後方向へ
揺動自在に支持されている。
このハンドガード26は当然のことながら前記
前ハンドル2の前方に位置させてあつて、ハウジ
ング1より上方へ突出させてある。
前ハンドル2の前方に位置させてあつて、ハウジ
ング1より上方へ突出させてある。
又、上記ハンドガード26の略中央部には後方
へ突出して操作レバー27が一体に設けてあると
共に、後述するロツクピンを上下動案内するロツ
クピン孔29を貫通形成してあり、該操作レバー
27は、ハウジング1の前壁1bに貫設した孔5
5からハウジング1内に突出して、当該ハウジン
グ1内に固定したブレーキ用スイツチ30の作動
子30aを、上記ハンドガード26の前後方向揺
動操作によつてON、OFF切換可能に当該作動子
30aと関連ずけてある。
へ突出して操作レバー27が一体に設けてあると
共に、後述するロツクピンを上下動案内するロツ
クピン孔29を貫通形成してあり、該操作レバー
27は、ハウジング1の前壁1bに貫設した孔5
5からハウジング1内に突出して、当該ハウジン
グ1内に固定したブレーキ用スイツチ30の作動
子30aを、上記ハンドガード26の前後方向揺
動操作によつてON、OFF切換可能に当該作動子
30aと関連ずけてある。
又、上記スパイク24の左右両側壁24a,2
4aには、上記ロツクピン孔29と対向して長孔
31が前後方向に長く、かつ後端下部にロツク凹
部31aを連設して形成してある。
4aには、上記ロツクピン孔29と対向して長孔
31が前後方向に長く、かつ後端下部にロツク凹
部31aを連設して形成してある。
一方、上記ハウジング1の前端上部には、前方
へ傾斜下降する凹部32が設けられていて、該凹
部32には、前端にロツクピン33を直交状に貫
通保持したロツクピンホルダー34が長さ方向へ
摺動可能に、かつロツクスプリング35を介して
前方へ傾斜下降する方向に弾撥付勢せしめて内装
させてあり、該ロツクピン33の両端部を上記長
孔31にスライド可能に係嵌してあり、上記ロツ
クスプリング35は、上記ハンドガード26を第
4図の実線図示の後退位置に保持し、かつ、前方
へ揺動するべくロツクピン33を付勢している。
へ傾斜下降する凹部32が設けられていて、該凹
部32には、前端にロツクピン33を直交状に貫
通保持したロツクピンホルダー34が長さ方向へ
摺動可能に、かつロツクスプリング35を介して
前方へ傾斜下降する方向に弾撥付勢せしめて内装
させてあり、該ロツクピン33の両端部を上記長
孔31にスライド可能に係嵌してあり、上記ロツ
クスプリング35は、上記ハンドガード26を第
4図の実線図示の後退位置に保持し、かつ、前方
へ揺動するべくロツクピン33を付勢している。
即ち、上記ロツクピン33と、上記長孔31の
ロツク凹部31aが第4図中実線で示した如く係
嵌された状態で、上記ロツクスプリング35はロ
ツクピン33を上記凹部31aと係合すべく作用
してハンドガード26を同図中実線で示した後退
位置に保持し、又この状態からハンドガード26
を僅かに前方へ揺動して上記ロツクピン33とロ
ツク凹部31aとの係合を解くことで、当該ロツ
クピン33はバネ力によつて長孔31内を前方向
に押圧摺動されることによりハンドガード26を
前方へ揺動して、同図中二点破線で示した前傾姿
勢に保持すべく作用するものであり、又このよう
にハンドガード26が前方へ揺動されることによ
つて上記操作レバー27はブレーキ用スイツチ3
0における作動子30aの押圧を解くことによ
り、当該ブレーキ用スイツチ30がOFF動作し
て、図示しないモーター電気回路が遮断され、モ
ーターMへの通電が断たれるようにしてある。
ロツク凹部31aが第4図中実線で示した如く係
嵌された状態で、上記ロツクスプリング35はロ
ツクピン33を上記凹部31aと係合すべく作用
してハンドガード26を同図中実線で示した後退
位置に保持し、又この状態からハンドガード26
を僅かに前方へ揺動して上記ロツクピン33とロ
ツク凹部31aとの係合を解くことで、当該ロツ
クピン33はバネ力によつて長孔31内を前方向
に押圧摺動されることによりハンドガード26を
前方へ揺動して、同図中二点破線で示した前傾姿
勢に保持すべく作用するものであり、又このよう
にハンドガード26が前方へ揺動されることによ
つて上記操作レバー27はブレーキ用スイツチ3
0における作動子30aの押圧を解くことによ
り、当該ブレーキ用スイツチ30がOFF動作し
て、図示しないモーター電気回路が遮断され、モ
ーターMへの通電が断たれるようにしてある。
更に上記駆動シヤフト7のブレーキドラム5の
外周には制動ベルト36が捲回させてあつて、該
ベルト36の一端をハウジング1の内面に設けた
突起37にビス38止めにより固定してあると共
に、他端は上記ハンドガード26と連結杆39に
て連結してあり、当該ハンドガード26を後方へ
揺動した状態では、ブレーキドラム5と遊動状態
にあつて制動力は与えられず、又ハンドガード2
6を前方へ揺動することによつて上記制動ベルト
36は緊張してブレーキドラム5の外周に密着
し、駆動シヤフト7に制動力を与えるべく制動手
段Aは形成してある。
外周には制動ベルト36が捲回させてあつて、該
ベルト36の一端をハウジング1の内面に設けた
突起37にビス38止めにより固定してあると共
に、他端は上記ハンドガード26と連結杆39に
て連結してあり、当該ハンドガード26を後方へ
揺動した状態では、ブレーキドラム5と遊動状態
にあつて制動力は与えられず、又ハンドガード2
6を前方へ揺動することによつて上記制動ベルト
36は緊張してブレーキドラム5の外周に密着
し、駆動シヤフト7に制動力を与えるべく制動手
段Aは形成してある。
又、上記モーターケース4内にはブラシ40が
ブラシホルダー41によつて保持させてあつて、
上記駆動シヤフト7の回転子42と接触させてあ
るから、本発明では更に、上記ブラシ40やブラ
シホルダー41、並びに上記フアイナルシヤフト
17等のように加熱し易い部材に、上記フアン6
の回転によつて発生されるモーター冷却風の通風
孔43,44,45……………を、上記冷却風が
通風可能な方向に貫通形成し、モーター冷却風に
よつて上記各部材が冷却及び放熱可能なるよう部
材の冷却、放熱手段Bを形成してある。
ブラシホルダー41によつて保持させてあつて、
上記駆動シヤフト7の回転子42と接触させてあ
るから、本発明では更に、上記ブラシ40やブラ
シホルダー41、並びに上記フアイナルシヤフト
17等のように加熱し易い部材に、上記フアン6
の回転によつて発生されるモーター冷却風の通風
孔43,44,45……………を、上記冷却風が
通風可能な方向に貫通形成し、モーター冷却風に
よつて上記各部材が冷却及び放熱可能なるよう部
材の冷却、放熱手段Bを形成してある。
こゝで、上記フアイナルシヤフト17は、第1
図に示した如く、ハウジング1の左右両側壁1
a,1aを貫通して支持されているから、その通
風孔45は軸芯に貫通形成して、上記冷却風が図
示の矢印方向にモーターケース4内からチエンカ
バー21内を通して外部に排出されるようにし、
当該フアイナルシヤフト17と、メタル、ガイド
バー受20が冷却及び放熱されるようにしてあ
り、一方ブラシ40とブラシホルダー41の通風
孔43,44は、上記フアン6によつて、エンド
カバー8の窓孔8aからモーターケース4内に吸
引される外気が通風可能に設けられる。
図に示した如く、ハウジング1の左右両側壁1
a,1aを貫通して支持されているから、その通
風孔45は軸芯に貫通形成して、上記冷却風が図
示の矢印方向にモーターケース4内からチエンカ
バー21内を通して外部に排出されるようにし、
当該フアイナルシヤフト17と、メタル、ガイド
バー受20が冷却及び放熱されるようにしてあ
り、一方ブラシ40とブラシホルダー41の通風
孔43,44は、上記フアン6によつて、エンド
カバー8の窓孔8aからモーターケース4内に吸
引される外気が通風可能に設けられる。
又、上記ガイドバー受20の基端部には軸受部
46が分割可能に設けてあつて、該軸受部46に
オイルレスメタル47を抱持せしめ、当該軸受部
46をハウジング1の側壁1aに貫通形成した軸
承部48に圧入するよう軸受手段Cは形成してあ
る。
46が分割可能に設けてあつて、該軸受部46に
オイルレスメタル47を抱持せしめ、当該軸受部
46をハウジング1の側壁1aに貫通形成した軸
承部48に圧入するよう軸受手段Cは形成してあ
る。
従つて上記フアイナルシヤフト17の一端部
は、上記オイルレスメタル47に嵌挿することに
よつて回転自在に支持され、他端部は、ハウジン
グ1の側壁1aに貫通形成した軸承部49にオイ
ルレスメタル50を介在して回転自在に支持され
る。
は、上記オイルレスメタル47に嵌挿することに
よつて回転自在に支持され、他端部は、ハウジン
グ1の側壁1aに貫通形成した軸承部49にオイ
ルレスメタル50を介在して回転自在に支持され
る。
尚、第2図ないし第4図において51はモータ
ーMへの通電をON、OFFする引金であり、該引
金51を引くとスイツチ52がONし、図示しな
い電源からモーター電気回路モーターMに通電さ
れて、モーターMは始動し、駆動シヤフト7は回
転され、その回転はギヤ13、アイドルギヤ1
4、フアイナルギヤ15、スプロケツト18へと
伝達されて切断用チエン22はガイドバー19に
案内されながら駆動される。53はオイルタン
ク、54はオイルポンプで、これによりオイルタ
ンク53のオイルを切断用チエン22に供給し、
切断時の焼付きを防止する。
ーMへの通電をON、OFFする引金であり、該引
金51を引くとスイツチ52がONし、図示しな
い電源からモーター電気回路モーターMに通電さ
れて、モーターMは始動し、駆動シヤフト7は回
転され、その回転はギヤ13、アイドルギヤ1
4、フアイナルギヤ15、スプロケツト18へと
伝達されて切断用チエン22はガイドバー19に
案内されながら駆動される。53はオイルタン
ク、54はオイルポンプで、これによりオイルタ
ンク53のオイルを切断用チエン22に供給し、
切断時の焼付きを防止する。
而して上記構成において、これを用いる時は、
引金51を引いてモーターMを始動することによ
つて切断用チエン22を駆動するが、切断作業中
にあつて、キツクバツク現象や、作業者の手が前
ハンドル2から滑つて切断用チエン22に接触す
る等した時は、ハンドガード26を前方へ揺動す
ると連結杆39によつて制動ベルト36は緊張さ
れてブレーキドラム5に密着するのでモーターM
部、つまり駆動シヤフト7に制動力が与えられる
と同時にハンドガード26の操作レバー27はブ
レーキ用スイツチ30の作動子30aを解除する
ので、当該スイツチ30は作動してモーター電気
回路は遮断され、モーターMへの通電は断たれて
モーターMは停止するので、上記制動力によつて
切断用チエン22の駆動は瞬時に停止する。
引金51を引いてモーターMを始動することによ
つて切断用チエン22を駆動するが、切断作業中
にあつて、キツクバツク現象や、作業者の手が前
ハンドル2から滑つて切断用チエン22に接触す
る等した時は、ハンドガード26を前方へ揺動す
ると連結杆39によつて制動ベルト36は緊張さ
れてブレーキドラム5に密着するのでモーターM
部、つまり駆動シヤフト7に制動力が与えられる
と同時にハンドガード26の操作レバー27はブ
レーキ用スイツチ30の作動子30aを解除する
ので、当該スイツチ30は作動してモーター電気
回路は遮断され、モーターMへの通電は断たれて
モーターMは停止するので、上記制動力によつて
切断用チエン22の駆動は瞬時に停止する。
従つて、上記キツクバツク現象等による突発的
な事故を防止することができる。
な事故を防止することができる。
又、作業時中に加熱し易い部材は上記モーター
冷却風による冷却、放熱手段Bによつて、上記部
材の冷却、放熱が行われるので必要以上に加熱さ
れることはなくなる。
冷却風による冷却、放熱手段Bによつて、上記部
材の冷却、放熱が行われるので必要以上に加熱さ
れることはなくなる。
以上説明したように本発明の駆動チエンソーは
構成したものであるから、切断作業時にあつて、
キツクバツク現象や、作業者の手が誤つて切断チ
エン22に接触する等した場合の事故防止対策と
しての制動手段Aは、ハンドガード26を前方に
揺動することによりモーター部に制動力が与えら
れると同時にモーター電気回路が遮断してモータ
ーMの回転は停止されるようにしたので、ブレー
キ効果が増して切断チエン22の駆動を瞬時に停
止できることにより作業時の安全性を向上できる
と共に、切断作業時にあつて加熱し易い部材はモ
ーター冷却風を利用する冷却、放熱手段Bによつ
て、上記部材の冷却、放熱が行われることにより
部材の加熱による耐力低下を防止できて、かつそ
の冷却風により切削屑の排出効果も向上できて、
駆動部に切削屑が付着することによつて生じる駆
動部の不円滑な回転や、その為の摩耗を防止でき
て耐久性を向上でき、又、ガイドバー受20に設
けた軸受部46にオイルレスメタル47を抱持し
てシヤフトをハウジング1の軸承部48に圧入す
るようにした軸受手段Cによつて、シヤフト軸受
部の補強と、組立寸法の安定化により精度の向上
を図り得ることによつて、生産性は向上し、従つ
て、この種チエンソーのコストダウンを図り得る
等の利点がある。
構成したものであるから、切断作業時にあつて、
キツクバツク現象や、作業者の手が誤つて切断チ
エン22に接触する等した場合の事故防止対策と
しての制動手段Aは、ハンドガード26を前方に
揺動することによりモーター部に制動力が与えら
れると同時にモーター電気回路が遮断してモータ
ーMの回転は停止されるようにしたので、ブレー
キ効果が増して切断チエン22の駆動を瞬時に停
止できることにより作業時の安全性を向上できる
と共に、切断作業時にあつて加熱し易い部材はモ
ーター冷却風を利用する冷却、放熱手段Bによつ
て、上記部材の冷却、放熱が行われることにより
部材の加熱による耐力低下を防止できて、かつそ
の冷却風により切削屑の排出効果も向上できて、
駆動部に切削屑が付着することによつて生じる駆
動部の不円滑な回転や、その為の摩耗を防止でき
て耐久性を向上でき、又、ガイドバー受20に設
けた軸受部46にオイルレスメタル47を抱持し
てシヤフトをハウジング1の軸承部48に圧入す
るようにした軸受手段Cによつて、シヤフト軸受
部の補強と、組立寸法の安定化により精度の向上
を図り得ることによつて、生産性は向上し、従つ
て、この種チエンソーのコストダウンを図り得る
等の利点がある。
第1図は本発明に係る電動チエンソーの縦断平
面図、第2図は同チエンソーにあつて、モーター
ケース、及びモーターを取り外した状態を示す左
側面図、第3図は同チエンソーの右側面図、第4
図は同チエンソーの縦断側面図、第5図は同チエ
ンソーの一部正面図である。 1……ハウジング、2……前ハンドル、17…
…ギヤシヤフト、19……ガイドバー、20……
ガイドバー受、22……切断用チエン、26……
ハンドガード、30……ブレーキ用スイツチ、3
6……制動ベルト、40……ブラシ、43,4
4,45……通風孔、46……軸受部、47……
オイルレスメタル、M……モーター、A……制動
手段、B……冷却、放熱手段、C……軸受手段。
面図、第2図は同チエンソーにあつて、モーター
ケース、及びモーターを取り外した状態を示す左
側面図、第3図は同チエンソーの右側面図、第4
図は同チエンソーの縦断側面図、第5図は同チエ
ンソーの一部正面図である。 1……ハウジング、2……前ハンドル、17…
…ギヤシヤフト、19……ガイドバー、20……
ガイドバー受、22……切断用チエン、26……
ハンドガード、30……ブレーキ用スイツチ、3
6……制動ベルト、40……ブラシ、43,4
4,45……通風孔、46……軸受部、47……
オイルレスメタル、M……モーター、A……制動
手段、B……冷却、放熱手段、C……軸受手段。
Claims (1)
- 1 ハウジングから前方へ突設したガイドバーに
切断用チエンは支持され、該チエンがハウジング
に担持されたモーターによつて駆動されるように
した電動チエンソーにあつて、前ハンドルの前方
に前後方向へ揺動自在に枢設したハンドガードの
前方向揺動により制動ベルト及びブレーキ用スイ
ツチを作動するようにしてモーター駆動部に制動
力を与えると同時にモーターの電気回路を遮断し
て上記切断用チエン駆動を停止するようにした制
動手段と、ギヤシヤフト、ブラシその他の加熱し
易い部材に通風孔を設けてモーター冷却風を通風
可能とすることによつて上記部材の冷却及び放熱
を行うようにした冷却、放熱手段と、ガイドバー
受に軸受部を設けてオイルレスメタルを圧入保持
し、これをハウジングに嵌着することによつてギ
ヤシヤフトを支持するようにした軸受手段とを具
備してなることを特徴とする電動チエンソー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23459683A JPS60125601A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 電動チエンソ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23459683A JPS60125601A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 電動チエンソ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60125601A JPS60125601A (ja) | 1985-07-04 |
JPS621801B2 true JPS621801B2 (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=16973506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23459683A Granted JPS60125601A (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | 電動チエンソ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60125601A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63179233A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-23 | Aichi Steel Works Ltd | 金属材料のガス分析方法 |
JPH0749442Y2 (ja) * | 1990-04-27 | 1995-11-13 | 三菱レイヨン株式会社 | 光ファイバコネクタ |
FR2912948B1 (fr) * | 2007-02-26 | 2010-02-12 | Pellenc Sa | Scie a chaine pourvue d'un dispositif de lubrification et procede mis en oeuvre pour realiser cette lubrification |
FR2912947B1 (fr) * | 2007-02-26 | 2010-02-12 | Pellenc Sa | Scie a chaine electrique a refroidissement statique et procede mis en oeuvre pour obtenir ce refroidissement |
JP5530186B2 (ja) * | 2010-01-04 | 2014-06-25 | 株式会社マキタ | 手持式電動工具 |
CN102717406A (zh) * | 2012-06-17 | 2012-10-10 | 无锡市优耐特石化装备有限公司 | 电动木锯头部密封结构 |
JP6113623B2 (ja) * | 2013-10-10 | 2017-04-12 | 株式会社マキタ | チェーンソー |
-
1983
- 1983-12-12 JP JP23459683A patent/JPS60125601A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60125601A (ja) | 1985-07-04 |
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