JPS62180183A - 自己保持型ガス遮断弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガスメータやガス燃焼器具のガス配管中に設
置され、異常事態発生時等に外部よりの駆動電源により
作動し、ガスの通路を遮断する安全装置用の自己保持型
ガス遮断弁に関するものである。

従来の技術 一般に、安全装置用に使用される自己保持型ガス遮断弁
、（以下遮断弁と云う）はその全体が第２図に示す様に
、ガスの入口１＆と弁座２を設けたガスの出口１ｂとの
間のガス通路１内に設置される。但し、ガスの流れが本
例とは逆方向の場合もある。そして、自己保持型の遮断
弁は、一般的に通常時すなわち弁が開状態（ガスの流れ
ている時）時、永久磁石の吸着力で弁の開状態を保持し
、異常時に外部の電源で通電（パルス状の電圧印加が多
い）して、弁を駆動して弁を閉状態（ガスが止まった状
態）になるようにしている。

その構造は第２図に示す様にヨーク３、吸着片４、プラ
ンジャ６および永久磁石６で磁気回路７＆。

７ｂを形成し、吸着面８でプランジャ５と吸着片４を吸
着させている。

吸着片４はヨーク３に固定されており、プランジャ５の
先端には弁ゴム９が装着され、このプランジャ６と弁ゴ
ム９のユニットは、吸着面８で吸着力がなくなれば弁ゴ
ム９の下部に設けたバネ１０により、弁ゴム９が弁座２
に押しつけられるようになっている。

プランジャ５は、永久磁石６の保護カバーを兼ネたコイ
ルポビン１１２Ｌの中央孔に挿入されており、コイルポ
ビン１１＆の外周にはコイル銅線１２が巻きつけてあシ
更にその外周はコイル外周１１ｂでおおわれている。

コイル銅線１２には、リード線１３１Ｌ’、１３ｂが接
続されておシ、外部からの通電が出来る様になっておシ
、その通電極性およびコイル銅線１２の巻方向は、コイ
ル銅線１２の通電による磁界方向が磁気回路７Ｌ、７ｂ
による磁界方向と逆方向になるようにしている。すなわ
ち、リード線１３１Ｌ。

１３ｂへの通電により、磁気回路７ａ、７ｂの磁界と逆
方向に磁界がかがシ、吸着面８での吸着力が弱まり、バ
ネ１ｏの反力で弁ゴム９およびプランジャ６のユニット
が上方に押しつけられることになる。

ヨーク３には固定板１４が取り付けられ、ガス通路１中
に設けた台座１５に固定板１４が固定されることになり
遮断弁全体がガス通路１内にセットされている。

発明が解決しようとする問題点 ところがこの様な構造、取付方法では遮断弁全体がガス
通路１内に収まっている。すなわちガス雰囲気中にさら
されているため、安全面から通電部分すなわちコイル銅
線１２の部分は、防爆構造にする必要があシ、前述のよ
うに、コイルポビン１１！Ｌとコイル外周１１ｂで完全
に密閉状態になる様にしている。

従来例では樹脂製のコイルポビン１１１Ｌにコイル銅線
１２を巻き付は後、密閉構造にするため加工工数、材料
をかけてモールド成型と云う手段で対応している。

またコイル鋼、１１１２からのリード線１３ａ、１３ｂ
も外部からの電源と接続のために、ガス通路１がら外側
へ出すためその引出し部１６の部分はガスシールをする
必要があり、そのためシール材１７の使用やその他の部
材を使用するためこの部分の構造が複雑となっている。

問題点を解決するための手段 本発明の自己保持型遮断弁は、駆動用コイルの中央孔部
に非磁性体金属製のパイプを設け、そのパイプの中に弁
ゴムを装着したプランジャを挿入し、そのプランジャの
先端部の吸着面側にヨークに固定された磁性体金属製の
吸着片を設け、その吸着片の外周とパイプの内周の間に
ゴム等のシールパツキン材を設けるとともに、ヨークの
固定台を兼ねた非磁性体金属製の台座に貫通孔を設け、
その貫通孔の内周とパイプの外周との間にゴム等のシー
ルパツキン材を設けて、台座およびパイプと吸着片によ
り、プランジャとコイルとの間を金属とシールパツキン
材料によるガスシールをしたものである。

作用 本発明の自己保持型遮断弁は、台座とパイプおよび吸着
片により、プランジャとコイルとの間を金属とシールパ
ツキン材料でガスシールシテいることにより、通電部に
なるコイル部分を安全上防爆構造にする必要がなくなり
、その構造が簡単となる。

また、コイルからのリード線の部分も、ガス雰囲気中と
は縁が切れることになシ、リード線部分のガスシールも
不要となることである。

更に、ガス通路内には、遮断弁全体が設置されるのでは
なく、弁ゴム部とプランジャだけになるので、ガス通路
部自体の容積が小さくコンパクトになる。

実施例 以下本発明の一実施例の自己保持型遮断弁を図面を参照
にして説明する。

第１図に示すように、ガス通路１には、ガスの入口１１
Ｌとガスの出口１ｂを設け、出口１ｂには弁座２を設け
ている。

磁性体のヨーク３には、磁性体金属製の吸着片４が固定
されており、その上のプランジャ６と永久磁石６とによ
シ磁気回路７ａ、７ｂが形成されている。プランジャ６
と吸着片４は、吸着面８で吸着している。

プランジャ５の先端部には弁ゴム９が装着され、その下
の弁ゴム受け１ｏと台座１１の間にはバネ１２が設けら
れている。ヨーク３の内側には、中央孔部にパイプ１３
を挿入したコイルボビン１４がありその外側にコイル銅
線１５を巻きつけるとともに、コイル銅線１６にはリー
ド線１６＆。

１６ｂが接続されている。

パイプ１３の内周および吸着片４に設けた溝部にはシー
ルパツキン材料１了を設け、更にパイプ１３のよ方では
台座１１にあけた貫通孔１８にパイプ１３を通すととも
に、その外周と台座１１の間にシールパツキン材１９を
設けている。

ヨーク３には固定根２０が固定されておシ台座１１の足
部２１にネジで固定されている。

台座１１はシールパツキン材料２２を介してガン通路１
のポデー２３に固定されている。

発明の効果 以上のように本発明の自己保持型遮断弁は、コイル中央
孔に、（ｉａ気気路路影響を与えない様に非磁性体金属
製のパイプを設けて、その外周および内周と台座および
吸着片の外周へシールパツキン材を使用することによっ
て、コイル部分をガス雰囲気から隔離している。したが
って、通電部になるコイル部分を安全対策上、防爆密閉
構造にする必要がなくなり、その構造は簡単となり、低
コスト化がはかれる。

また、コイルからのリード線も、ガス雰囲気から隔離さ
れることになり、従来の様に、リード線のガスシールが
不要となシ、外部電源との接続も容易となる。

更に、ガス通路中には、主に弁ゴムとプランジャだけが
入ることになり、ガス通路自体の容積が少なくてすみ、
ガス通路の形状寸法がコンパクト化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自己保持型ガス遮断
弁の断面図、第２図は従来の自己保持型ガス遮断弁の断
面図である。 １・・・・・・ガス通路、４・・・・・・・吸着片、６
・・・・・・プランジャ、１１・・・・・・台座、１３
・・・・・・パイプ、１４・・・・・・コイル、１７・
・・・・・シールパツキン材、１９・・・・・・シール
パツキン材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名！３
−−−パイブ ＩＱ−−−ｙ−ルバツ午ン材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　駆動用コイルの中央孔部に非磁性体金属製のパイプを
   設け、そのパイプの中に弁ゴムを装着したプランジャを
   挿入し、そのプランジャの先端部の吸着面側にヨークに
   固定された磁性体金属製の吸着片を設け、その吸着片の
   外周と前記パイプの内周の間にゴム等のシールパッキン
   材料を設けるとともに、前記ヨークの固定台を兼ねた非
   磁性体金属製の台座に貫通孔を設け、その貫通孔の内周
   と前記パイプの外周との間にゴム等のシールパッキン材
   料を設けて、前記台座およびパイプと吸着片により、前
   記プランジャと前記コイルとの間を金属とシールパッキ
   ン材料によるガスシール構造とした自己保持型ガス遮断
   弁。