JPS6217900Y2 - - Google Patents

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JPS6217900Y2
JPS6217900Y2 JP17087483U JP17087483U JPS6217900Y2 JP S6217900 Y2 JPS6217900 Y2 JP S6217900Y2 JP 17087483 U JP17087483 U JP 17087483U JP 17087483 U JP17087483 U JP 17087483U JP S6217900 Y2 JPS6217900 Y2 JP S6217900Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は、仮証券,紙幣その他一枚物の紙片
の真偽をチエツクする装置に使用される紙片等の
移送装置にあつて、紙片等の挿入が行なわれる紙
片挿入口の構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に紙片等の移送装置の多くは、紙片等を許
可なく移送装置から引抜こうとしたとき、これを
阻止する装置や機構を具備している。通常これら
の装置や機構は、紙片等を許可なく引抜こうとし
たとき、その引抜きを阻止する位置にあるように
しなければならない。しかし、紙片以外の比較的
剛性のある物であつても、紙片等と同様に移送装
置に挿入することができたため、かかる物を利用
してこれらの装置や機構を外部から操作すること
が可能であつて、前以つて付着しておいたリボン
テープ等を使つて紙片等が抜取られる恐れがあつ
た。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、かかる点に鑑み、薄厚な柔
軟な紙片等以外の物の挿入を阻止するようにした
紙片等の移送装置を提供することにある。
〔考案の要点〕
上記目的を達成するために本考案は、仮証券,
紙蔽その他一枚物の紙片等の真偽をチエツクする
装置に使用される前記紙片等の移送装置における
紙片挿入口にあつて、移送装置の前部に設けられ
た紙片等を載置して挿入するための平坦なプラツ
トフオームとこれに続く移送通路との間に湾曲し
た通路を設けている。
〔考案の実施例〕
次にこの考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図中符号30は紙片等の抜取り防止装置を組み
込んだ紙片等の移送装置を示す。この移送装置
は、仮証券,紙幣その他一枚の紙片(以下特に明
示する場合を除き、「紙片等」という)の移送に
使用することができるが、特に仮証券の移送に適
している。尚、以下この明細書中で移送装置30
というときは、仮証券真偽チエツク装置に使用さ
れる移送装置を意味する。
符号32は、移送装置30の前部から外側にの
びたプラツトフオームを示す。このプラツトフオ
ーム32はこの移送装置30が設けられた仮証券
真偽チエツク装置がチエツクする各紙片の前縁を
受け入れる。大体矩形形状のフランジ34と35
は、プラツトフオーム32の両側から上方にのび
ている。このプラツトフオーム32には上昇勾配
の後縁38がありプラテン40に連設している。
細長いフランジ42,43はプラテン40の長手
方向の両側から下方にのびている。符号45は、
プラテン40の後縁を示す。この後縁45は、第
2図および第3図図示のように、下方に傾斜し、
その終端部は垂直の唇状になつている。
符号62は、移送装置30の前部に近接してフ
ランジ42に固着した頭付ピンを示す。符号64
は、フランジ42に支持され、頭付ピン62の右
側に一定間隔において設けた別の頭付ピンを示
す。符号63は、フランジ42,43に固着し、
頭付ピン64の右側に一定間隔をおいて設けた長
軸ピンである。符号67はフランジ43に固着
し、頭付ピン64と連係する頭付ピンを示す。符
号68は、フランジ43に固着し、頭付ピン62
と連係する頭付ピンである。以上は、すべて第4
図図示の通りである。符号70は、板ばねを示
す。この板ばね70は、その右端部は上昇勾配に
なつていてプラテン40の下面に圧接している。
また、板ばね70は頭付ピン64に支えられた
湾曲サドル部、該サドル部から左方に延長する上
昇勾配部、および左端を指状にふたまたにした湾
曲サドル部から成る。符号72と74は、ばねを
示す。これらのばねは、板ばね70と同じ構造に
してもよいが、ふたまたサドル部は、第3図と第
4図に示すように左側でなく右側に設けてある。
ばね72の湾曲部は、頭付ピン62に圧接し、こ
のばね72はプラテン40の前部に当接する。ば
ね74の湾曲部は、長軸ピン63に支持され、こ
のばね74はプラテン40の後部に当接してい
る。符号73,75および77は、その構成にお
いてばね72,70および74と同様であり、か
つこれらと連係する。
板ばね73,75および77の湾曲サドル部
は、それぞれ頭付ピン68、頭付ピン67および
長軸ピボツト63に支持されている。
矩軸ピボツト80はばね72のふたまた端部の
指部で形成した湾曲部に支持されている。この矩
軸ピボツト80は、回転自在にローラー82を支
える。同じく、矩軸ピボツト84はばね70のふ
たまた端部の指部で形成された湾曲サドル部によ
つて支持されている。この矩軸ピボツト84は、
回転自在にローラー86を支持する。同様のピボ
ツト88は、ばね74のふたまた端部の指部によ
つて形成された湾曲サドル部に支持されている。
このピボツト88は、回転自在にローラー90
を支持する。符号89,83および87はそれぞ
れピボツト80,84および88と連係し、ばね
73,75および77のふたまた端部の指部によ
つて形成された湾曲サドル部に支持される。
これらのピボツト89,83および87は、そ
れぞれ回転自在にローラー92,85および91
を支持する。
符号98はアームを示す。このアーム98に
は、長軸ピボツト63が嵌入するハブがある。ピ
ボツト100は、このアーム98の外端に固着す
る。また、このピボツト100は、ローラー10
2を回転自在に支持する。アーム110にも長軸
ピボツト63が嵌入するハブがある。ピボツト1
12は、アーム110の外端に固着し、ローラー
114を回転自在に支持する。ばね(図示してい
ない)が長軸ピボツト63の外周に装着され、ば
ねの作用でローラー102,114がプラテン4
0に対し上昇するようになつている。
符号118は、上部プラテンを示す。この上部
プラテン118は通常は、プラテン40と並列し
近接している。また、この上部プラテン118に
は、その長手方向の両端に下向きのフランジ12
0,121が連設し、フランジ120,121の
各々には、その前方端部に近接して下方に湾曲し
たみぞ122がある。符号124は、プラテン1
18の半円筒状の前縁を示す。この半円筒状の前
縁はプラツトフオーム32の上昇勾配の後縁38
の前方にあり、この124と38とで湾曲通路を
形成する。プラテン118の後縁126は、第2
図と第3図図示の通り上昇勾配になつている。
符号140は、移送装置30のカバーである。
このカバー140の長手方向の両側には下向きフ
ランジ142,143が連設している。符号14
4は、カバー140に固定したスイツチ・ブラケ
ツトを示す。このスイツチ・ブラケツト144に
は、プラテン118の前部に近接して通常は開い
ている単極の単路スイツチ146が入つている。
符号148は、スイツチ146の頑丈で薄肉の作
動片である。この作動片148は下方にのびてプ
ラテン118,40のみぞ穴を貫通している。ま
た、作動片148の前縁は、ほぼ直線状に、後縁
は凸状になつている。作動片148の前縁と後縁
が上記のような形状と傾斜になつているので、各
紙片の前縁と後縁の各々がその作動片148をプ
ラテン40のみぞ穴から簡単に持ち上げることが
できる。この結果、作動片148により比較的自
由に各紙片を移送装置30の内外に移送すること
ができる。
符号154は、カバー140に固着した別のス
イツチ・ブラケツトを示す。このスイツチ・ブラ
ケツト154には通常は開いている単極の単路ス
イツチ156が入つている。符号158は、スイ
ツチ154の頑丈で薄肉の作動片である。この作
動片158は、下方にのびてプラテン118,4
0のみぞ穴を貫通している。作動片158の前縁
と後縁がこのような構成と傾斜をとつているの
で、各紙片の前縁と後縁の各々によつてプラテン
40の対応するみぞ穴から作動片158を簡単に
持ち上げることができる。この結果、作動片15
8により、比較的自由に移送装置30の内外に各
紙片を移送することができる。
符号160は、カバー140に固着した更に別
のスイツチ・ブラケツトを示す。ここのスイツ
チ・ブラケツト160は、カバー140の後部に
近接して設けられ、通常は開いている単極の単路
スイツチ162が入つている。このスイツチ16
2には、下方にのびてプラテン118,40のみ
ぞに貫通する作動片164がある。紙片の後縁が
内方に移動して作動片164を通過した後に、誰
かがその紙片を引張つて移送装置30から引抜こ
うとしても、その紙片は、作動片164に阻止さ
れて引抜くことができないようになつている。こ
の場合に、作動片164があるために、紙片を引
抜こうとした者はそれを元の状態に復元すること
ができないようになつている。
符号188,190は、フランジ42に支持さ
れた矩軸ピボツト189,197に取付けられた
プーリを示す。符号194は、フランジ142,
143に取付けられたブツシユにより回転自在に
支持された長軸シヤフト182の一端に取付けら
れたプーリである。上記プーリ188,190お
よび194には長尺の無端ベルト198が装着し
ている。この無端ベルト198の下段は、ローラ
ー82,86および90の上部にかかつている。
符号191,193は、フランジ43で支持され
た矩軸ピボツト185,183に取付けられたプ
ーリである。符号195は、長軸シヤフト182
の他端に取付けられたプーリである。これらのプ
ーリ191,193および195には、無端ベル
ト199が装着している。長軸シヤフト182に
は、ウオームホイール200が固着し、このウオ
ームホイール200はウオームギヤ202とかみ
合うようになつている。ウオームギヤ202は、
枠204内に収納された直流モータの出力軸20
3に取付ける。
符号206は、磁気ヘツド208,210を一
定間隔に保持する取付ブラケツトである。磁気ヘ
ツド208,210は移送装置30の長軸方向に
対し縦横を共にずらして配置しているために、磁
気ヘツド208と210間の空隙によつて横方向
は一定間隔で並列し縦方向にのびている2つの通
路を感知するようになつている。
符号220は、その両端を上部プラテン118
のフランジ120,121の後部に固着した長軸
ピボツトである。この長軸ピボツトは、下部プラ
テン40のフランジ42,43に直線状に並設し
た開口部に嵌入する。この結果、このピボツト2
20を介して上部プラテン118は、カバー14
0と上部プラテン118並にカバー140に取付
けられた諸部品と共に、上方に回転して下部プラ
テン40から離れるようになつている。このよう
に回転させるのは、下部プラテン40と上部プラ
テン118で形成される通路に接近しやすくする
ためである。他方、上部プラテン118は、通常
は、自重、カバー140の重量および上部プラテ
ン118とカバー140に取付けた部品の重量を
受けて、無端ベルト198,199の下段の下面
がローラー82,85,86,90,91および
92の上面に密接するようになつている。ばね7
0,72,73,74,75および77は、上部
プラテン118、カバー140および上部プラテ
ン118とカバー140に取付けた部品の全重量
を受けて若干屈服するが、これらのばねによりロ
ーラー82,85,86,90,91および92
は下部プラテン40の上面より高く保たれてい
る。これらのローラーとローラー102,114
は、下部プラテン40に設けた対応の開口部と嵌
合する。
符号170は、第1図図示のようにスイツチ・
ブラケツト144の若干右側にカバー140上に
固着したスイツチ・ブラケツトである。スイツ
チ・ブラケツト144には、作動片174を具備
した単極の単路スイツチ494が収納され、スイ
ツチ494は閉位置に倒してある。詳細は第2図
に示すように、スイツチ494は移送装置30の
前部の近くに配置する。
符号176は、その両端がカバー140のフラ
ンジ142,143に設けた開口部に配置した長
軸ピボツトを示す。符号178は、平面U形状の
阻止部を示す。この阻止部178のアームの自由
端には、下向きの指部180,181を設ける。
指部180,181の長さは、上部プラテン11
8のみぞ穴168,166に挿通すると共に、下
部プラテン40のみぞ穴172,171に挿通す
る程度にする。耳部184は、阻止部178の指
部181側のアームから外方にのびて、スイツチ
494の作動片174の下に位置する。阻止部1
78の指部181側のアームにアーチ状のみぞ2
13を設ける。符号214は、長軸ピボツト17
6の左側の外周に装着するねじりコイルばねであ
る。このばね214の一端は、カバー140の下
面に圧接し、その他端は、阻止部178の耳部1
84に圧接する。また、このばね214はプラテ
ン118,40に対し阻止部178の指部18
0,181を下方に偏倚する。そしてばね214
は圧力を受けたときに、阻止部178の第2図図
示の上部への移動を許容する。
阻止部178を作動する作動装置としてのソレ
ノイド388をカバー140に装着し、このソレ
ノイド388のプランジヤ389の下端にみぞを
設ける。このみぞには、みぞ213をもつ阻止部
178のアームの一部が入る。ピン391はプラ
ンジヤ389に直線状に並設した開口部とみぞ2
13に挿通する。みぞ213により、ソレノイド
388が作用して阻止部178を反時計方向に回
転させ第7図図示の位置に移動させるが、この場
合ピン391がみぞ213中で曲がることはな
い。符号393は、圧縮コイルばねであるが、こ
れはプランジヤ389と阻止部178を偏倚させ
て第2図、第3図図示の位置に移動させるが、圧
力を受けて変形すると、ソレノイド388の作用
で阻止部178を第7図図示の位置に上昇させる
ことを許容する。
符号46は、プラテン40の前部に隣接してプ
ラテン40に設けた矩形状の開口部である。この
開口部46には、U形状(馬蹄形)の永久磁石4
8のプラスチツク取付具50の上部が入る。ねじ
52を使つてプラスチツク取付具50の上部を開
口部46内に固定する。永久磁石48は、テー
プ、カードその他の紙片等が移送装置30内に挿
入され、このテープ等に記録された情報があると
この情報を消去してしまう。
符号216は、上部プラテン118の開口部2
17内に設けた歯車装置である。また符号218
は、立面U形状の歯車装置を示し、この歯車装置
218の両側の左端にほぼL形状のみぞ222を
設け、このみぞ222には長軸ピボツト63が入
るようになつている。歯車装置218の各側面に
突部224を設ける。圧縮コイルばね226は、
突部224を下方に伸縮し、ばね226の上端は
プラテン40の下面に圧縮すると共に、その下端
は、歯車装置218の両側に圧接する。
符号221は、開口部を水平に設け、その開口
部に長軸ピボツト220を嵌入しうるようにした
ブロツクを示す。このブロツク221は、下部プ
ラテン40の下降勾配の後縁45下に適合する大
きさにする。ボルト223の軸(シヤンク)は、
長軸ピボツト220を嵌入する開口部に対し直角
に設けたブロツク221の水平開口部に挿通す
る。ナツト225をボルト223の軸に螺着させ
てボルト223を締め付け、ブロツク221を固
定させる。両端部を小径にした円筒形カム227
に、ボルト223の軸と螺着する螺孔を設ける。
カム227の小径両端部は、第4図図示のよう
に、歯車装置218の両側の上昇勾配下線に当接
する。そして、ボルト223を回わしてカム22
7を左右に移動すれば、歯車装置218がピボツ
ト63を中心に回転し、歯車装置218の歯面を
調節することができる。
符号165は、移送装置30の底部のふたであ
る。ふた165のフランジはカバー140のフラ
ンジ142,143の下縁より高くする。ふた1
65の底部上面に表面硬化処理された支持板22
8を設け、カム227に当接させる。
符号149は、その先端がプラテン40のフラ
ンジ43に設けたみぞ穴147に挿通するラツチ
を示す。また、符号151は、同じくその先端が
プラテン40のフランジ42に設けたみぞ穴14
7に挿通するラツチを示す。これらのラツチ14
9,151の先端は、更に上部プラテン118の
フランジ121,120に設けたみぞ穴にそれぞ
れ挿入される。ラツチ149,151の中央部外
周に圧縮コイルばね153を装着し、このばね1
53の作用でラツチ149,151の先端をそれ
ぞれフランジ121,120のみぞ穴に挿入す
る。他方、このばね153は、圧力を受けるとラ
ツチ149,151の内方へ移動を許容し、フラ
ンジ121,120からラツチ149,151を
引き離す。移送装置30の底部ふた165の開口
部内に、ラツチ解放装置155を回転自在に設け
る。
かかる移送装置30においては、待機状態で指
部180,181をみぞ穴166,168,17
1,172から抜取るように阻止部178を作動
する作動装置としてのソレノイド388が動作し
ているので阻止部178は第7図図示の位置にあ
る。本物の仮証券紙片130が移送装置30に挿
入され、その挿入向きが正しいと、その紙片13
0の前縁が作動片148を動かしてスイツチ14
6を閉じる。と同時に、モータが起動して無端ベ
ルト198,199を駆動し、紙片130を移送
装置30の内部に移送する。そしてスイツチ15
6の作動片158の位置を紙片が通過すると、ソ
レノイド388が非励磁となつてばね393の作
用によりプランジヤ389が下降し、阻止部17
8を第7図図示の位置から時計方向に回転させ
る。この結果阻止部178の指部180,181
が第2図および第3図図示のようにみぞ穴16
6,168,171,172に挿通し、紙片13
0の通路をさえぎることになるので、紙片の後縁
に前以つて付着したリボンテープその他これに類
するものを使つて紙片を移送装置30から外側に
引張つても、指部180,181とかみ合つてそ
れ以上に引張ることができなくなる。
また、移送装置30の前部に開口した紙片挿入
口は、移送装置30の外側にのびた平坦なプラツ
トフオーム32と、これに続く直線通路との間
に、プラツトフオーム32の上昇勾配の後縁38
と、この上昇勾配の後縁38の前方に位置する上
部プラテン118の半円筒状の前縁124とによ
り形成された湾曲通路を有してなり、上下プラテ
ンにより形成された直線通路部分と折線的に連通
している。したがつて、薄厚の柔軟な紙片以外の
物を移送装置30に挿入しようとしても、上昇勾
配の後縁38を越えて直線通路部分に至る前に折
れ曲がつてしまうか、あるいは上昇勾配の後縁3
8に当接してそれ以上挿入が阻止される。その結
果、紙片挿入口より紙片以外の比較的剛性のある
物を入れて阻止部178の指部180,181を
押圧し、指部180,181によつて閉鎖された
通路を開放することは不可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案によれば、仮証
券,紙幣その他一枚物の紙片等の真偽をチエツク
する装置に使用される前記紙片等の移送装置にお
ける紙片挿入口にあつて、移送装置の前部にのび
た平坦なプラツトフオームとこれに続く直線通路
との間に湾曲通路を設けたので、柔軟な紙片以外
の比較的剛性のある物を前記紙片挿入口に挿入す
ることは不可能であつて、移送装置の外部から紙
片等の抜取り防止装置が操作されることがない。
また、紙片のように柔軟な物しか移送装置に挿入
できないので、紙片以外の物の誤挿入に伴う移送
装置の故障を防止することができる。
尚、実施例では紙片抜取り防止装置を組み込ん
だ移送装置について説明したが、この考案は、上
記実施例に限定されることなく、各種紙片等の移
送装置において顕著な効果を奏することは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る移送装置の一部破断一
部断面正面図、第2図は第1図の2−2線に沿つ
て切断した縦断面図、第3図は第1図の3−3線
沿つて切断した縦断面図、第4図は第2図の4−
4線に沿つて切断した水平断面図、第5図は第2
図の5−5線に沿つて切断した水平断面図、第6
図は第2図の6−6線に沿つて切断した水平断面
図、第7図は第1図の移送装置の待機状態におけ
る要部縦断面図である。 30……紙片等の移送装置、32……プラツト
フオーム、38……上昇勾配の後縁、124……
半円筒状の前縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 仮証券,紙幣その他一枚物の紙片等の真偽をチ
    エツクする装置に使用される前記紙片等の移送装
    置において、移送装置の前部に設けられた紙片等
    を受入れるためのプラツトフオームとこれに続く
    直線通路との間に湾曲通路を設けてなることを特
    徴とする紙片移送装置における紙片挿入口。
JP17087483U 1983-11-02 1983-11-02 紙片移送装置における紙片插入口 Granted JPS5984677U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17087483U JPS5984677U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 紙片移送装置における紙片插入口

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JP17087483U JPS5984677U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 紙片移送装置における紙片插入口

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JPS5984677U JPS5984677U (ja) 1984-06-07
JPS6217900Y2 true JPS6217900Y2 (ja) 1987-05-08

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JP17087483U Granted JPS5984677U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 紙片移送装置における紙片插入口

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JPS5984677U (ja) 1984-06-07

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