JPS62178372A - 感熱式プリンタ - Google Patents

感熱式プリンタ

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JPS62178372A
JPS62178372A JP2093686A JP2093686A JPS62178372A JP S62178372 A JPS62178372 A JP S62178372A JP 2093686 A JP2093686 A JP 2093686A JP 2093686 A JP2093686 A JP 2093686A JP S62178372 A JPS62178372 A JP S62178372A
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Ryoichi Kobayashi
良一 小林
Katsumasa Mikami
克雅 三上
Masabumi Suzaki
正文 須崎
Tomoji Kitagishi
北岸 外茂治
Shigetaka Furukawa
古川 茂隆
Fumio Takahagi
高萩 文雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱(熱転写)式プリンタに係り、特に感熱
式プリンタの被転写用紙を紙送り及び排出するための送
紙系機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の感熱式プリンタは、プリンタに使用するプラテン
を円筒状に形成し、その外径寸法を大きくすることによ
り、送紙用ローラと印字用プラテンを兼ねていた。
第7図は、このような円筒形プラテンを用いたプリンタ
の従来例を示すものであり、同図に基づきこの種プリン
タの紙送り系動作を説明する。
図中、30は円筒形プラテン、31,32゜33は紙押
えローラ、34は感熱ヘッド、35はキャリッジ、36
は被転写用紙であり、被転写用紙36は、プリンタ作動
時に紙ガイド37に案内されて円筒形プラテン30側に
搬送され、更に回転するプラテン30と紙押えローラ3
1,32の間を通ってプラテン30の一部に巻付けられ
ながら紙送りされ、感熱ヘッド34で印字された後にプ
ラテン30と紙押えローラ33の間を通って排出される
以上のように、この種プリンタは円筒形プラテンが印字
用プラテンと送紙用ローラを兼ねる合理性を有している
が、粗面紙(紙面の粗い紙)に対しては紙面の印字箇所
に均一な面圧を充分にかけて印字することが難しく、高
品質の印字を得られず、使用する用紙に制限が課せられ
ていた。すなわち、円筒形プラテンを用いて粗面紙を印
字する場合には、感熱ヘッド34の押圧力でプラテン3
0の表面を弾性変形させて平坦部を形成し、この平坦部
に粗面紙をあてがい比較的大きな面圧をかけて印字する
必要があるが、大きな面圧をかける為には感熱ヘッド3
4の抑圧力を受けるプラテン30のゴム硬度も大きくす
る必要があり(ゴム硬度は概ねH340度以上必要とす
る。)その結果、円筒形のプラテン30に平坦部を得る
には感熱ヘッド34に多大な押圧力を要し、現実には円
筒形プラテンを用いて粗面紙印字を行なうのが設計上困
難であった。
このような実情を考慮して、近年、平坦面を有する平プ
ラテンを使用して粗面紙印字を行なう試みがなされてい
る。平プラテン方式を採用した場合には、平プラテンが
固有の平坦面を有していることから、感熱ヘッドの押圧
力をさ程大きくすることなく感熱紙に対して充分な面圧
を均一にかけることができ、粗面紙を使用する場合にも
高品質印字を行ない得る。
その反面、平プラテンは円筒形プラテンのようにプラテ
ン自体が紙送り機能を有さないので、プラテンより下方
位置にキャリッジとプラテン間に紙送りを行なう送紙用
ローラ機構を設け、プラテンより上方位置にキャリッジ
とプラテン間を通過してきた被転写用紙をとらえて排出
させる排紙用ローラ機構を設ける必要があり、その結果
1次項に述べるような改善すべき点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち、平プラテン方式の感熱プリンタにおいては、
円筒形プラテン方式のように被転写用紙を巻付けて紙送
りすることができないので、例えばオニオンスキン紙等
のような紙間性の小さい用紙を被転写用紙とする場合に
は、プラテン通過位置から排紙ローラ機構に至るまでの
紙送り過程で、紙がカールし、その結果、被転写用紙が
徘紙ロ−ラ位置で折曲したり破れたりして、印字不能又
は送紙不能になる不具合(ジャム現象)が生じ、また紙
が位置ずれして排紙される等の不具合(スキュー現象)
等が生じる問題を有していた。
本発明の目的は、粗面紙対応の平プラテン方式の感熱プ
リンタを実現させるに当り、送紙機構において問題とな
るオニオンスキン紙等の紙剛性の小さな被転写用紙をス
ムーズに紙送りすることができ、これにより被転写用紙
の使用範囲を広げると共に1紙の種類を問わず高印字品
質を実現させることができる感熱式プリンタを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、平プラテン方式の感熱プリンタの実現化を図
るために、平坦面を有する平プラテンにより感熱式プリ
ンタのプラテンを構成し、この平プラテンより下方位置
に被転写用紙を平プラテンとキャリッジ間に紙送りする
送紙ローラ機構を配設すると共に、平プラテンより上方
位置にこの平プラテンとキャリッジ間を通過してきた被
転写用紙をとらえて排出する排紙ローラ機構を配設し。
更にキャリッジ等を収容する収容部のカバーの内側には
、前記キャリッジの中央停止位置を中心にして左右両側
に複数の突起片を任意の間隔を置いて配設して、前記各
突起片に被転写用紙の先端が排紙ローラ機構に至る前に
接触するように設定し。
更にこれらの突起片の被転写用紙接触部位には前記被転
写用紙の先端を前記排紙ローラ機構側に向くように方向
づけて走行案内する傾斜部を形成すると共に、前記各突
起片は、前記キャリッジの中央停止位置寄りに配置され
たもの程被転写用紙との接触時期を早くし、キャリッジ
中央停止位置から遠ざかるにつれて接触時期を順次遅ら
せて、前記突起片による被転写用紙の方向づけを被転写
用紙の先端中央付近から先端左右両側に向けて順次行な
うようにしたものである。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、送紙ローラ機
構を介して紙送りされた被転写用紙は。
キャリッジと平プラテン間を通過後に紙の先端がカバー
の内側に設けた突起片に接触し、各突起片を介して被転
写用紙が適正方向に方向づけられて走行案内され、排紙
ローラ機構のローラ間に向けて走向し、排紙ローラ機構
のローラ送り動作により排出される。
ところで、オニオンスキン紙のような紙剛性の極めて小
さな被転写用紙の場合には、キャリッジと平プラテン間
を通過後、排紙ローラ機構に至るまでに、紙の先端の左
右両側に向けて紙が自重によりだれてカールする現象が
生じる。
この場合9本発明によれば、被転写用紙が排紙ローラ機
構に至るまでに先ずカールの生じていない被転写用紙の
中央先端部がキャリッジ中央付近の突起片の傾斜部に接
触して排紙ローラ機構側に方向(以下、適正方向とする
)づけられて走行案内され、この方向づけの規制力を受
けて被転写用紙の左右両側が序々に適正方向に向き直る
0次いで、この方向修正されつつある被7(専用紙の先
端左右両側部が対応する突起片に接触して適正方向に順
次方向づけられ、このようにし1被転写用紙の適正方向
への向き直り動作が紙の中央から左右両側端に向かって
進行することになる。従って、被転写用紙のカールの生
じた部分も適正方向に方向づけられて、被転写用紙が排
紙ローラ機構側に送られるので、排紙ローラ機構は被転
写用紙をジャムやスキューを発生させることなくスムー
ズに排出させることができる。
(実施例〕 本発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づき説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す要部斜視図、第2図は
本実施例の全体的な構造を示す分解斜視図、第3図ない
し第6図は本実施例の動作を説明するための部分斜視図
である。
先ず、第2図に基づき本実施例の全体構成を説明する6
図中、1は感熱式プリンタの装置本体、2は装置本体1
内に設けたキャリッジ移動案内用の軸、3は軸2上を摺
動して装置本体1の左右方向に移動するキャリッジであ
り、キャリッジ3上にはリボン力セツ1−4及び感熱ヘ
ッド5が搭載されている。6はキャリッジモータ、7は
タイミングベルトであり、キャリッジ3は、キャリッジ
モータ6の駆動力により作動するタイミングベルト7を
介して左右に移動するものである。
8は細長の平板部材により形成された平プラテンであり
、平プラテン8は装置全体1の左右方向に向けてキャリ
ッジ3の移動方向と平行に配置され、且つ感熱ヘッド5
に対向して配設され、プリンタ装置の動作時に感熱ヘッ
ド5から所定の押圧力を受けるようにしである。
9は平プラテン8より下方位置に配設した送紙ローラ機
構であり、送紙用駆動ローラ10と紙押えローラ11と
よりなり、被転写用紙16を上方向に走行させて平プラ
テン8とキャリッジ3の間に紙送りするものである。送
紙用駆動ローラ10は、第6図に示すようにローラ収容
ケース12にそのローラ面の一部が突出するように配設
され、他方、紙押えローラ11は紙ガイド13に設けた
切欠部14に設置されて駆動ローラ10に対向配置され
ている。この駆動ローラ10はラインフィードモータ1
7により駆動されるようにしてあり。
更にノブ18を介して手廻しでも駆動できるようにしで
ある。
13は紙ガイドであり、紙ガイド13は湾曲状に形成さ
れ、その一端が用紙立板15の下端部側に位置し、他端
が平プラテン8とキャリッジ3間の下方位置に位置して
おり、用紙立板15にセットされた被転写用紙16を順
次送紙ローラ機端9に案内し、また送紙ローラ機構9の
通過後に被転写用紙16をキャリッジ3と平プラテン8
間に走行案内するものである。
19は排紙用駆動ローラであり、この駆動ローラ19は
平プラテン8の上方近傍に複数個配設され、後述のカバ
ー22側に配設した紙押えローラ20a、20b、20
aと共に排紙用ローラ機構21を構成する。
22は、キャリッジ3、軸2、タイミングベルト7等を
収容する収容部を覆うカバーであり、カバー22の内側
にはその一辺側に突起片23゜24.25並びに23’
 、24’ 、25’ が適宜の間隔で配設されている
。突起片23,24゜25は、装置本体1の正面側から
みて、キャリッジ3の中央停止位置より右側に配設され
、突起片23’ 、24’ 、25’は左側に配設され
ており。
突起片23と23′の間に紙押えローラ20aがカバー
22の中央部に位置するように保持され。
また突起片24と25及び突起片24′と25′との間
に紙押えローラ20b、20cが保持され。
これらの紙押えローラ20a、20b、20cは。
カバー22を装置本体1にセットした時に第6図に示す
ように排紙用駆動ローラ19の夫々に対向して接するよ
うにしである。
次に突起片23,24,25.23’ 、24’ 。
25′の具体的構造例を第1図、第3図及び第4図に基
づき説明する。なお、突起片23,24゜25と23’
 、24’ 、25’はキャリッジ中央停止位mAを中
心に左右対称に配設されており5符号の23と23’ 
、24と24’ 、25と25′は夫々同一形状2寸法
に形成されているので、ここでは突起片23,24.2
5側を一例に説明する。
突起片23,24.25はカバー22の内側下方に向け
て垂設され、その下端部が第1図、第3図に示すように
カバー22のセット時に排紙ローラ機構21の紙押えロ
ーラ20a、20b、20cの下部近傍まで位置し、そ
の一端に上方向に走行してきた被転写用紙16の先端部
を接触させる傾斜部23a、24a、25aが夫々形成
しである。
傾斜部23a、24a、25aは、例えば第4図に示す
ように突起片23,24.25の下端部から先端上部に
向けて傾斜角度θ五で形成され、このような傾斜をなす
ことにより、傾斜部23a。
24a、25aに接触する被転写用紙16の先端が接触
点から前記排紙ローラ機構のローラ間に向けて案内規制
されるようにしである。また傾斜部23a、24a、2
5aは、その肉厚部の下端部に尖角θ2の尖部を形成し
て、傾斜部23a。
24a、25aに接触する被転写用紙16の接触摩擦抵
抗を小さくしである。
また、突起片23a、24a、25aの各垂下距離の長
さをhx 、hz 、haとした場合、hl> h x
Σhとなるように設定して、キャリッジ3の中央停止位
HAに最寄りの突起片s3の垂下距離が最も長くなるよ
うにし、それよりも左右両側に遠ざかる突起片24.2
5に移行するにつれて、垂下距離が順次短くなるように
しである。
また、突起片23,24.25の配置間隔を、キャリッ
ジ3の停止中央位MAを基準にして左方向あるいは右方
向に中心位112Aの近い方がらal。
QZeQaとした場合にΩs>Q工> Q sとなるよ
うに設定して、これらの配設間隔が停止中央位li!A
から左右両側に移行するにつれて順次短くなるようにし
である。このような配置間隔にしたのは、被転写用紙1
6が第3図に示すように各突起片を介して排紙ローラ機
構19.20a〜20c側(X方向)に方向づけられる
場合に、その方向づけの進行度合が被転写用紙16の先
端中央付近が大きく、左右両側に至るにつれて小さくな
るので、これに合わせて合理的に配置したものである。
なお1本実施例においては、キャリッジモータ6、ライ
ンフィードモータ17、感熱ヘッド5等はCPU26で
制御されている。
次に本実施例の作用を説明する。
プリンタを始動させると、紙ガイド13に沿って投入さ
れた被転写用紙16は、送紙用駆動ローラ10によって
キャリッジ3と平プラテン8の間を通過し1通過後に被
転写用紙16が排紙ローラ機構側に送られる。この場合
、被転写用紙16が。
例えば、オニオンスキン紙のように紙間性の極めて小さ
な紙であれば、第1図に示すようにキャリッジ3の中心
から左右両側に移行するにつれて。
次第に紙の先端が自重によりだれて排紙方向と逆の方向
にカールする現象が発生する。なお、被転写用紙16の
中央先端付近は紙ガイド13から送出した後に直ちにキ
ャリッジ3と平プラテン8間に介在してキャリッジに支
持されるので、この付近にはカール現象が生じない、こ
のようなカール現象をそのままの状態にしながら被転写
用紙16を排紙ローラ機構21側に送ると、既述した〔
発明の解決すべき問題点〕でも説明したように、カール
した状態でローラ19と20a〜20c間に被転写用紙
16が巻込まれジャムやスキュー現象が発生するが1本
実施例では次のような動作によって、このような不具合
が解消される。
すなわち、本実施例では、被転写用紙16はキャリッジ
3と平プラテン8の間を通過した後、その先端部が排紙
q−ル機fI!21に至るまでに、最初に被転写用紙1
6の中央先端部(カール現象の生じていない先端部分)
が垂下距離の最も長い突起片23.23’の傾斜部23
a、23a’に接触する(第1図、第3図参照)、この
中央先端部が傾斜部23a、23a’からの押圧力を受
けて排紙ローラ機構21側に方向づけられ、更に被転写
用紙16が傾斜部23a、23a’にそって走行するに
つれて、被転写用紙16の中央先端部寄りの左右両側部
分が、第3図に示すように傾斜部23a、23a’の押
圧力の影響を受けて排紙ローラ機構21側(矢印X方向
)に向き直る6次いで、この被転写用紙16の向き直っ
た部分が突起片24.24’の傾斜部24a、24a’
に接触し、傾斜部24,24a’がらの押圧力を受けて
、この部分が排紙ローラ機構21側に方向づけられ。
次第に被転写用紙16の先端左右両側に生じたカール(
矢印Y方向)が逆方向(矢印X方向)に向き直る動作が
進行していく、そして、被転写用紙16が次に接触する
突起片25.25’に至る時点においては、被転写用紙
16の左右両側端のカールがとれ、この状態で用紙16
の左右両側端が突起片25.25’の傾斜部25.25
a’ に接触し、この傾斜部25,25a’の押圧力を
受けて被転写用紙16の先端各部位が全て排紙ローラ機
構21側に方向づけられる。従って、被転写用紙16は
紙の排出方向と逆方向にカールが生じても、常に排紙ロ
ーラ機構21に至る直前に紙の先端各部が適正方向に向
き直り、この状態で排紙ローラ機構21のローラ19と
20a〜2Oc間に侵入するので、排紙ローラ*aはジ
ャムやスキュー等の事故を発生させることなく被転写用
紙16をスムーズに排出させることができる。
従って、本実施例によれば、どのような紙でもスムーズ
な印字及び紙送り、排出動作を行なうことが可能となり
、ひいては平プラテン方式の感熱式プリンタの実現を可
能にすることから粗面紙に対しても高品質印字を行ない
得る感熱式プリンタを提供することができる。
また、本実施例におけるジャム、スキュー発生防止手段
は、カバーの内側に設けた突起片によって行ない得るの
で、搬送機溝部の簡素化及び小形化が可能となり経済的
なこの種装置を提供することができる。
なお、上記実施例における各突起片23,24゜25等
の傾斜部は直線的な傾きを有するように形成しであるが
、これに代わり傾斜部23a〜25a及び23 a ’
 〜25 a ’にアール(R2)をつけて曲線形にし
てもよく、また傾斜部の肉厚部にアール(R2)をつけ
れば、被転写用紙1Gに対する接触摩擦抵抗が小さくな
り、用紙16のスムーズな走行案内を行ない得る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、感熱式プリンタを平プラ
テン化することにより粗面紙に対しても高品質印字を行
ない得ると共に、平プラテン化の実現化に当り大きな問
題があった被転写用紙のジャム、スキューの発生を防止
してスムーズな紙送り、排出動作を自動的に行ない得る
感熱式プリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例たる感熱式プリンタの送紙経
路部をカバーの裏側からみた要部斜視図、第2図は上記
実施例の全体構成を示す分解斜視図、第3図は上記実施
例のジャム、スキュー防止動作を説明するための要部概
略図、第4図は上記実施例に使用する突起片の形状を示
す斜視図、第5図は上記突起片の他の応用例を示す斜視
図、第6図は上記実施例に使用する紙送り機構を示す一
部省略斜視図、第7図は従来の円筒形プラテン式感熱プ
リンタの一部省略斜視図である。 1・・・プリンタ装置本体、2,6.7・・・キャリッ
ジ移動機構、3・・・キャリッジ、5・・・感熱ヘッド
、8・・・平プラテン、9・・・送紙ローラ機構、10
・・・送紙用駆動ローラ、11・・・紙押えローラ、1
3・・・紙ガイド、16・・・被転写用紙、19・・・
排紙用駆動ローラ、 20 a 、 20 b 、 2
0 c−紙押えローラ、21・・・排紙ローラ機構、2
2・・・カバー、23゜23’ 、24.24’ 、2
5.25’・・・突起片。 23a、23a’ 、24a、24a’ 、25゜25
8′・・・傾斜部、hz、h2.hδ・・・突起片の垂
下距離、a、、Rz、Qg・・・突起片の配置間隔、A
(ほか1名)− 躬1図 15u″″D社−−今午目昂 2Bti−25L −−−Q @郁 活3図 摺4図 も5図 佑6図 亭1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感熱ヘッドを支持するキャリッジと、該キャリッジ
    を左右方向に横移動させるキャリッジ移動機構と、前記
    キャリッジの移動方向と平行に配置されたプラテンとを
    具備し、前記プラテンと前記キャリッジ間に被転写用紙
    が通過する時に前記感熱体を介して印字を行なう方式の
    プリンタにおいて、前記プラテンは平坦面を有する平プ
    ラテンよりなり、前記平プラテンより下方位置に被転写
    用紙を該平プラテンと前記キャリッジ間に紙送りする送
    紙用ローラ機構を配設し、前記平プラテンより上方位置
    に該平プラテンと前記キャリッジ間を通過してきた被転
    写用紙をとらえて排出させる排紙ローラ機構を配設し、
    更に、前記キャリッジ、キャリッジ移動機構等を収容す
    る収容位置の上方を覆うカバーの内側には、前記キャリ
    ッジの中央停止位置を中心にして左右両側に複数の突起
    片を任意の間隔を置いて配設して、前記各突起片に前記
    被転写用紙の先端が前記排紙ローラ機構に至る前に接触
    するように設定し、更にこれらの突起片の被転写用紙接
    触部位には前記被転写用紙の先端を前記排紙ローラ機構
    側に向くように方向づけて走行案内する傾斜部を形成す
    ると共に、前記各突起片は、前記キャリッジの中央停止
    位置寄りに配置されたもの程前記被転写用紙との接触時
    期を早くし、前記キャリッジの中央停止位置から遠ざか
    るにつれてその接触時期を順次遅らせて、前記被転写用
    紙の方向づけを該被転写用紙の先端中央付近から先端左
    右両側に向けて順次行なうようにしてなることを特徴と
    する感熱式プリンタ。 2、特許請求の範囲第1項において、前記各突起片にお
    ける前記カバー内側から突起片下端までの垂下距離は、
    前記キャリッジの中央停止位置に最寄りの突起片を最も
    長くし、この中央停止位置から遠ざかる突起片ほど短く
    してなる感熱式プリンタ。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項において、前記各
    突起片の傾斜部は、前記被転写用紙の接触部位から前記
    排紙ローラ機構側に向けて直線的に傾く傾斜部よりなる
    感熱式プリンタ。 4、特許請求の範囲第1項又は第2項において、前記各
    突起片の傾斜部は、前記被転写用紙の接触部位から前記
    排紙ローラ機構側に向けて曲線的に傾く傾斜部よりなる
    感熱式プリンタ。 5、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかにお
    いて、前記各突起片の配置間隔は、前記キャリッジの中
    央停止位置寄り側の間隔を最も長くし、この中央停止位
    置から左右両側に遠ざかるにつれて各突起片同士の間隔
    を順次短くしてなる感熱式プリンタ。
JP61020936A 1986-01-31 1986-01-31 感熱式プリンタ Expired - Lifetime JPH0613234B2 (ja)

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