JPS62177430A - 車両運転制御装置 - Google Patents

車両運転制御装置

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JPS62177430A
JPS62177430A JP61019664A JP1966486A JPS62177430A JP S62177430 A JPS62177430 A JP S62177430A JP 61019664 A JP61019664 A JP 61019664A JP 1966486 A JP1966486 A JP 1966486A JP S62177430 A JPS62177430 A JP S62177430A
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JP
Japan
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vehicle speed
mode
test pattern
vehicle velocity
microcomputer
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Pending
Application number
JP61019664A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Okazaki
岡崎 和弘
Nobuo Tawara
田原 信夫
Naoyuki Suzuki
鈴木 直享
Kimihiro Kurata
倉田 公博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両を各種試験モード下にて自動的に運転制御
するに適した車両運転制御装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の車両運転側i]11装置においては、例
えば、特開昭54−33402号公報に開示されている
ように、シャシ−ダイナモメータ上にである試験モード
でもって車両を運転する場合、試験モードで定められた
目標車速と車両の現実の車速との差をPIDフィードバ
ック制御により自動的に減少させるようにしたものがあ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成において、目標車速の定
車速状態から加速状態への変化、或いは加速状態から定
車速状態への変化等の車速の急変化時には、上述したP
IDフィードバック制御に起因して現実の車速が目標車
速を基準としオーバーシュートしたりアンダーシュート
したりして目標車速に対する現実の車速の追従性が思い
という問題がある。また、上述のような構成においては
、例えば、排気ガスの排出量を規制範囲に抑制するよう
なアクセルペダルの踏込■或いは踏込頻度の調整がなさ
れないため、排気ガス試験モード用としては不適当であ
る。このことは、上述のようなfil!成によっては、
熟練したテストドライバがする例えば排気ガス規制値を
も考慮した上手な自動運転が不可能であることを意味す
る。
そこで、本発明は、このようなことに対処すべく、車両
を各種走行試験パターンに従い自動運・しするにあたり
、走行試験パターンにおける目標車速の変化時にもこの
変化の前後に亘り車両の現実の車速を目標車速に精度よ
く追随して変化させるようにした車両運転制御装置を提
供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1図にて例示するごとく、シャシ−ダイナモメータ1
上に位置して同シャシ−ダイナモメータ1から経時的に
負荷を付与されてアクセルペダル2a及び(又は)ブレ
ーキペダル2bの踏込のもとに運転される車両2におい
て、この車両2の目標車速の第1.第2.・・・、第n
の時間帯における時刻の経過に応じた変化を表わす走行
試験パターンを記憶するパターン記憶手段3と、前記第
1.第2.・・・、第nの時間帯におけるアクセルペダ
ル2a及び(又は)ブレーキペダル2bの踏込量の前記
走行試験パターンに沿うPIDフィードバック制御のた
めの演算に必要な第1゜第2.・・・、第nの演算定数
群を記憶する定数記憶手段4と、車両2の現実の車速を
検出する車速検出手段5と、前記第1.第2.・・・又
は第nの時間帯への前記走行試験パターンの移行過程に
おける前記目標車速の変化に前記現実の車速を円滑に追
随させるに必要な第1.第2.・・・又は第nの条件が
成立したとき第1.第2.・・・又は第nの条件成立信
号を発生する条件成立信号発生手段6と、前記第1.第
2.・・・又は第nの条件成立信号に応答して前記走行
試験パターンから前記第1.第2.・・・又は第nの時
間帯における時刻の経過に応じた目標車速と前記現実の
車速との差を車速差として演算する車速差演算手段7と
、前記車速差を前記第1.第2.・・・又は第nの演算
定数群との関連にて前記PIDフィードバック制御に必
要な第1.第2.・・・又は第nのフィードバック演算
値に演算修正する演算修正手段8と、アクセルペダル2
a及び(又は)ブレーキペダル2bの踏込量を前記第1
.第2゜・・・又は第nのフィードバック演算値に応じ
て調節する調節手段9とを設けるようにしたことにある
〔作用効果〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、条
件成立信号発生手段6が第1.第2.・・・又は第nの
条件成立信号を発生すると、車速差演算手段7が、前記
走行試験パターンから前記第1.第2.・・・又は第n
の時間帯における時刻の経過に応じた目標車速と前記現
実の車速との差を車速差として演算し、演算修正手段8
がかかる車速差を前記第1.第2.・・・又は第nの演
算定数群との関連にて第1.第2.・・・又は第nのフ
ィードバック演算値に演算修正し、かつ調節手段9がア
クセルペダル2a及び(又は)ブレ−キペダル2bの踏
込量を前記第1.第2.・・・又は第nのフィードバッ
ク演算値に応じて調節する。このため、車両2の前記走
行試験パターンに従う自動運転が、車両2の現実の車速
を前記第1、第2.・・・又は第nの時間帯への前記走
行試験パターンの移行過程における目標車速の変化に精
度よく円滑に追随させるようになされることとなり、そ
の結果、テストドライバに依存することなく、本発明装
置のみによって、車両の各種走行試験パターンに従う排
気ガス規制及び(又は)燃費を考慮した精度のよい試験
データを確保できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図において、符号10はシャシーダイナモメータの要部
を示し、また符号20は車両を示している。車両20は
、後輪駆動車両からなり、両前軸21.21(第2図に
ては一方の前輪のみを示す)にてシャシ−ダイナモメー
タ10の固定台11上に回転不能に固定され両後輪22
.22(第2図にては一方の後輪のみを示す)にてシャ
シ−ダイナモメータ10の駆動ローラ12上にこれと連
動して回転するように′a五されている。しかして、車
両20は両後輪22.22にてシセシーダイナモメータ
10の駆動ローラ12から実際の走行状態と同じ負荷を
経時的に受けてアクセルペダル23及び(又は)ブレー
キペダル24の各操作のもとに運転される。
次に、車両20のための電気回路構成について第3図を
参照して説明すると、踏込量センサ3゜aはアクセルペ
ダル23の踏込量を検出し第1踏込量検出信号として発
生し、一方踏込量センサ30bはブレーキペダル24の
踏込量を検出し第2踏込量検出信号として発生する。A
−D変換器40は両踏込量センサ30a、30bからの
第1及び第2の踏込量検出信号を第1及び第2の踏込量
ディジタル信号にそれぞれ変換するゆ車速センサ50は
、駆動ローラ12の回転速度を検出し車両20の現実の
車速に比例する周波数にて一連のパルス信号を発生する
。波形整形器60は車速センサ50からの各パルス信号
を順次波形整形し整形パルス信号として発生する。
マイクロコンピュータ70は、そのROMに予め記憶し
た第1.第2及び第3の制御プログラムを、第4図、第
5図及び第6図に示す各フローチャー1・に従い、以下
の作用説明におけるごとくそれぞれ実行する。パーソナ
ルコンピュータ80は、そのキーボードの操作のもとに
、マイクロコンピュータ70の各種演算内容を、ブラウ
ン管90a(以下、CRT9Qaという)に表示させ、
ブロック90bに記録させ或いはディスク90cに記憶
させる。駆動回路100aはマイクロコンピュータ70
の制御下にてステッピングモータ110aのステップ位
置を所望のステップ位置にするに必要な第1駆動信号を
発生し、一方、駆動回路100bはマイクロコンピュー
タ70の制御下にてステッピングモータ110bのステ
ノア’ 位E ヲWR望のステップ位置にするに必要な
第2駆動信号を発生する。ステッピングモータ110a
は、その出力軸にてアクセルペダル23に適宜な連結機
構を介し連結されて、その所望のステップ位置への回転
によりアクセルペダル23の踏込量を最適量に調節する
。一方、ステッピングモータ110bは、その出力軸に
て適宜な連結機構を介しブレーキペダル24に連結され
て、その所望のステップ位置への回転によりブレーキペ
ダル24の踏込量を最適量に調節する。
以上のように構成した本実施例において、熟練したテス
トドライバが、シャシ−ダイナモメータlOからの負荷
のもとに、車両20をアクセルペダル23及びブレーキ
ペダル24の各踏込操作により、10モードの目標車速
と経過時刻tとの関係を表わす10モ一ド走行試験パタ
ーン(第7図参照)に従って運転し始めるとともに、操
作者が、パーソナルコンピュータ80のキーボードの操
作により、マイクロコンピュータ70にその第1制御プ
ログラムの実行開始を司令すれば、マイクロコンピュー
タ70が第4図のフローチャー1・に従い第1制御プロ
グラムをステップ200にて開始する。なお、上述した
10モード走行試験バターンの各モードは、第7図に示
すごとく、各符号M1−M7によりそれぞれ表わされる
。また、第7図において、t=Q〜20秒、20〜27
秒、27〜42秒、42〜49秒、49〜65秒、65
〜72秒、72〜79秒、79〜94秒°、94〜10
4秒、104〜106秒、106〜118秒、118〜
128秒、及び128〜135秒が第1゜第2.・・・
、第13の時間帯にそれぞれ対応する。
ついで、第1制御プqグラムがステップ210に進むと
、10モ−IS走行試験パターンに従う排気ガス規制値
を考慮したテストドライバのアクセルペダル23及びブ
レーキペダル24の各踏込量の経時的変化に応じ、両踏
込量センサ30a、30bからの第1及び第2の踏込量
検出信号がA−り変換器40により第1及び第2の踏込
量ディジタル信号に経時的に変換され、これら第1及び
第2の踏込量ディジタル信号の各値が例えば16 H2
にてマイクロコンピュータ70によりそれぞれサンプリ
ングされ一連の第1サンプリング踏込量を表わす第1ト
レースデーク及び一連の第2サンプリング踏込量を表わ
す第2トレースデータとして同マイクロコンピュータ7
0に一時的に記憶される。
然る後、第1制御プログラムがステップ220に進むと
、マイクロコンピュータ70がステップ210における
第1及び第2のトレースデータをパーソナルコンピュー
タ80に転送しステップ230にて第1制御プログラム
の実行を終了する。
このような状態にて、パーソナルコンピュータ80のキ
ーボード操作により第1及び第2のトレースデータをデ
ィスク90cに転送させれば、これら両トレースデータ
がディスク90cに記憶保持される。なお、ステップ2
10における演算中において、パーソナルコンピュータ
80のキーボード操作によりマイクロコンピュータ70
の各記憶データをCRT90 a或いはプロッタ90b
に転送スると、マイクロコンピュータ70の各記憶デー
タがCRT90a或いはプロッタ90bに経時的に表示
或いは記録される。
このようにして第1及び第2のトレースデータをディス
ク90Cに記憶保持した後において、車両20を適当に
運転させつつパーソナルコンピュータ80のキーボード
操作によりマイクロコンピュータ70にその第2制御プ
ログラムの実行開始を司令すれば、マイクロコンピュー
タ70が第5図のフローチャートに従いステップ300
にて第2制御プログラムの実行を開始し、ステップ31
Oにて、パーソナルコンピュータ80を介しディスク9
0cから第1及び第2のトレースデータを受け、ステッ
プ320にて、そのROMに予め記憶した全基本定数A
pl〜Ap7. Aal〜Ad7、Ail〜Ai・7.
Bpl〜Bp7.Bdl〜Bd7及びBil〜Bi7を
読出す。かかる場合、各基本定数Apl〜Ap7.Ad
l〜Ad7及びAil〜Ai7は、アクセルペダル23
の踏込量との関連で所謂PID制御に必要とされる比例
感度、微分係数及び積分係数の各基本値をそれぞれ表わ
し、一方、各基本定数Bpl〜Bp7.Ba1−Bd7
及びBil〜Bi7は、ブレーキペダル24の踏込量と
の関連でPID制御に必要とされる比例感度、微分係数
及び積分係数の各基本値をそれぞれ表わす。また、基本
定数Ap1.Ad1、Ail、Bpl、Bdl、Bi 
1は前記10モ一ド走行試験パターンにおけるモードM
1に対応し、各基本定数Ap2.Ad2.Ai2.Bp
2、Bd2.Bi2は同10モード走行試験パターンに
おけるモードM2に対応し、・・・、各基本定数Ap7
.Ad7.Ai7.Bp7.Bd7゜Bi7は同10モ
ード走行試験パターンにおけるモードM7に対応してそ
れぞれ定められたものである。
然る後、第2制御プログラムがステップ330に進むと
、マイクロコンピュータ70がA−Di換器40からの
第1及び第2の踏込量ディジクル信号及びパーソナルコ
ンピュータ80のキーボード操作のもとにステップ32
0における各基本定数Apl、Adl、Ail、Bl)
1.Bdl、Bi1+  ・・・+ Ap?、Ad?、
Ai?、Bp7゜Bd7.Bi7を各最適定数AplO
,AdlO。
A11O,BplO,BdlO,B110.  ・ ・
・、  Ap70.  Ad70.  A170.  
Bp70゜Ba2O,B170にそれぞれ修正し、これ
ら各最適定数をステップ340にてパーソナルコンピュ
ータ80に転送し、ステップ350にて第2制御プログ
ラムの実行を終了する。ついで、パーソナルコンピュー
タ80のキーボード操作により前記各最適定数をディス
ク90cに転送すれば、これら各最適定数がディスク9
0Cに記憶保持される。なお、上述のような第1及び第
2のトレースデータ及び各最適定数は、車両20と同様
に各種車両に対して求められディスク90cに記憶保持
される。
以上のように第1及び第2の制御プログラムの実行によ
り各種車両についてそれぞれの第1及び第2のトレース
データ並びに各最適定数をディスク90cに記憶させた
後、操作者が車両20を10モ一ド走行パターンに基き
自動運転すべくパーソナルコンピュータ80のキーボー
ドを操作すれば、マイクロコンピュータ70が、第6図
のフローヂャートに従いステップ400にて第3制御プ
ログラムの実行を開始し、ステップ410にて試験車種
である車両20を決定し、ステ・ノブ420及び430
にて、この車両20の第1及び第2のトレースデータ並
びに全最適定数AplO〜Ap70、A11O〜A17
0.A11O〜A170゜BplO〜13p70.Bd
lO〜Bd70.B110=Bi7Qをパーソナルコン
ピュータ80を介しディスク90’cから入力される。
ステップ430における演算後、マイクロコンピュータ
70が、第3制御プログラムの実行開始直後であること
に基き10モ一ド走行試験パターンのモードM1と判断
し同第3制御プログラムをモードM1演算ルーティン4
50に進める。すると、マイクロコンピュータ70が、
ステップ450aにて、そのROMに予め記憶済みの1
0モ一ド走行試験パターンに基き目標車速(−〇)を決
定し、この目標車速と車両20の現実の車速(−〇)と
の差を車速差(−〇)として演算し第3制御プログラム
をステップ450dに進めてアクセルペダル23及びブ
レーキペダル24を第1及び第2のトレースデータに基
づいた位置に維持する。
しかして、各ステップ520,440及びモードM1演
算ルーティン450の循環演算中において経過時刻むが
モードMlの第1時間帯の最終時刻(20秒)の直前時
刻19.6秒に達すると、マイクロコンピュータ70が
、ステップ440にて、第1移行条件の成立との判断の
もとに第3制御プログラムをモードM2演算ルーティン
460に進める。かかる場合、前記第1移行条件は、1
0モ一ド走行試験パターンにおける先行モードから後行
モードへの移行制御を許容すべく、前記先行モードの時
間帯の最終時刻(20秒、42秒。
65秒、94秒又は106秒)の0.4秒前の時刻を表
わすものとしてマイクロコンピュータ70のROMに予
め記憶されている。
、J二連のようにモードM2演算ルーティン460に進
むと、マイクロコンピュータ70が、そのROM内のl
Oモード走行試験パターンの第2時間帯における目標車
速を経過時刻tに応じてステップ460aにて決定する
。ついで、マイクロコンピュータ70が、同ステップ4
60aにて、当該決定目標車速と現実の車速との差を車
速差として演算し、ステップ460bにて、アクセルペ
ダル23の踏込量に対するPID制御に必要な比例項、
積分項及び微分項の各係数をそれぞれステップ430に
おける各最適定数Ap2.Ad2.Ai2として、同P
ID制御のためのフィードバック演算をステップ460
aにおける車速差に応じて行いフィードバック演算値F
a2として求め、かつブレーキペダル24の踏込量に対
するPID制御に必要な比例項、積分項及び微分項の各
係数をそれぞれステップ430における各最適定数Bp
2゜Bd2.Bi2として、同PID制御のためのフィ
ードバック演算をステップ460aにおける車速差に応
じて行いフィードバック演算値Fb2として求める。
しかして、第3制御プログラムがステップ460Cに進
むと、マイクロコンピュータ70が、ステップ420に
おける第1トレースデータの第2時間帯における内容に
これに対する第1データ使用率(≦1)を乗じるととも
に、この乗算結果を、フィードバック演算値Fa2とこ
れに対する第1フイードバツク使用率(≦1)との乗算
結果により修正し第1修正値として決定し、また、ステ
ップ420における第2トレースデータの第2時間帯に
おける内容にこれに対する第2データ使用率(≦1)を
乗じるとともに、この乗算結果を、フィードバック演算
値Fb2とこれに対する第2フイードバツク使用率(≦
1)との乗算結果により修正し第2修正値として決定す
る。然る後、マイクロコンピュータ70がステップ46
0cにおける第1及び第2の修正値を第1及び第2の出
力信号としてステップ460dにてそれぞれ発生しステ
ップ520にてrNOJと判別する。本実施例において
、第1データ使用率は第1トレースデークの内容に対す
る使用割合を表わし、第2データ使用率は第2トレース
データの内容に対する使用割合を表わし、第1フイード
バツク使用率はフィードバック演算値Fa2に対する使
用割合を表わし、かつ第2フイードバツク使用率はフィ
ードバック演算値Fb2に対する使用割合を表わす。な
お、これら各使用率は、マイクロコンピュータ70のR
OMに予め記1.Oされているか或いはパーソナルコン
ピュータ80のキーボード操作により設定される。
上述のごとく、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号が発生すると、駆動回路100aが前記
第1出力信号に応答してこの信号の内容を第1駆動信号
として発生し、一方、駆動回路100bが前記第2出力
信号に応答してこの信号の内容を第2駆動信号として発
生する。すると、ステンピングモータ110aが駆動回
路100aからの第1駆動信号に応答してアクセルペダ
ル23の踏込量を最適量に調節する一方、ステンピング
モータ110bが駆動回路100bからの第2駆動信号
に応答してブレーキペダル24の踏込量を最適値(通常
第2トレースデータ)に調節する。これにより、車両2
0の10モ一ド走行試験パターンにおける第2時間帯に
係るモードM2への移行運転が開始される。かかる場合
、上述のごとくステップ440からモードM2演算ルー
ティン460への移行が第1時間帯の最終時刻を0.4
秒前にずらしてなされるので、モードMlからモードM
2への移行が現実の車速9目標車速からの低下を伴うこ
となく円滑になされ得る。但し、上述のようなモードM
2への移行運転開始により車両20の加速が始まれば、
ブレーキペダル24はフィードバック制御下におかれる
ことなく第2トレースデータに基く位置に維持される。
しかして、ステップ440、モードM2演算ルーティン
460及びステップ520の循環演算に基く上述のよう
な10モ一ド走行試験パターンのモードM2における車
両20の自動運転中に、ステップ460aにて求められ
た最新の現実の車速かモードM2における目標車速の最
終値(20Km / h )の直前の値19.5Km/
hに達すると、マイクロコンピュータ70が、ステップ
440にて、第2移行条件の成立との判断のもとに第3
制御プログラムをモードM3演算ルーティン470に進
める。かかる場合、前記第2移行条件は、10モ一ド走
行試験パターンにおける先行モードから後行モードへの
移行制御を許容すべく、前記先行モードの目標車速の最
終値(20Km/h又は40Km/h)より0.5Km
/hだけ低い値を表わすものとしてマイクロコンピュー
タ70のROMに予め記i怠されている。
上述のようにモードM3演算ルーティン470に進むと
、マイクロコンピュータ70が、モードM2演算ルーテ
ィン460のステップ460aの場合と実質的に同様に
、そのROM内の10モ一ド走行試験パターンの第3時
間帯における目標車速を決定する。ついで、マイクロコ
ンピュータ70が、当該決定目標車速と現実の車速との
差を車速差として演算し、ステップ460bの場合と実
質的に同様に、アクセルペダル23の踏込量に対するP
ID制御に必要な比例項、積分項及び微分項の各係数を
それぞれステップ4.30における各最適定数Ap3.
Ad3.Ai3として、同prD制御のためのフィード
パ・7り演算を前記車速差に応じて行いフィードバック
演算値Fa3として求め、かつブレーキペダル24の踏
込量に対するPID制御に必要な比例項、積分項及び微
分項の各係数をそれぞれステップ430における各最適
定数Bp3.Bd3.Bi3として同PID制御のため
のフィードバック演算を前記車速差に応じて行いフィー
ドバック演算IJFb3として求める。
然る後、マイクロコンピュータ70が、ステップ420
における第1トレースデータの第3時間帯における内容
に前記第1データ使用率を乗じるとともに、この乗算結
果を、フィードバック演算値Fa3と前記第1フイード
バツク使用率との乗算結果により修正し第1修正値とし
て決定し、また、ステップ420における第2トレース
データの第3時間、IWにおける内容に前記第2データ
使用率を乗じるとともに、この乗算結果を、フィードパ
・ツク演算値Fb3と前記第2フイードバンク使用率と
の乗算結果により修正し第2修正値として決定する。つ
いで、マイクロコンピュータ70が前記第1及び第2の
修正値を第1及び第2の出力信号としてそれぞれ発生し
ステップ520にて「NOJと判別する。
上述のごとく、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号を発生すると、ステンピングモータ11
0aが前記第1出力信号に応答する駆動回路100aに
より駆動されてアクセルペダル23の踏込量を最適量に
調節し、一方ステンピングモータ110bが前記第2出
力信号に応答する駆動回路100bにより駆動されてブ
レーキペダル24の踏込量を最適量に調節する。これに
より、車両20の10モ一ド走行試験パターンにおける
第3時間帯に係るモードM3への移行運転が開始される
。かかる場合、上述のごとくステップ440からモード
M3演算ルーティン470への移行が、10モ一ド走行
試験パターンの第2時間帯における目標車速の最終値(
20Km/h)への現実の車速の上昇前19.5Km/
hにて先行してなされるので、モードM2からモードM
3への移行が現実の車速の目標車速に対するオーバーシ
ュートを伴うことなく円滑になされ得る。但し、上述の
ようなモードM3への移行運転開始後は、ブレーキペダ
ル24がフィードバック修正制御を伴うことなく第2ト
レースデータに基づ位置に維持される。
しかして、ステップ440、モードM3演算ルーティン
470及びステップ520の循環演算に基く上述のよう
な10モ一ド走行試験パターンのモードM3における車
両20の自動運転中に、経過時刻むがモードM3の第3
時間帯の最終時刻(42秒)の直前時刻41.6秒に達
すると、マイクロコンピュータ70が、ステップ440
にて、前記第1移行条件の成立との判断のもとに第3制
御プログラムをモードM4演算ルーティン480に進め
る。すると、マイクロコンピュータ70が、10モ一ド
走行試験パターンの第4時間帯におけるモードM4の目
標車速を経過時刻tに応じて決定する。
ついで、マイクロコンピュータ70が、同決定目標車速
と現実の車速との差を車速差として演算し、ステップ4
60bの場合と実質的に同様に、アクセルペダル23の
踏込量に対するPID制御に必要な比例項、積分項及び
微分項の各係数をそれぞれステップ430における各最
適定数Ap4゜Ad4.Ai4として、同PID制御の
ためのフィードバック演算を前記車速差に応じて行いフ
ィードバック演算値Fa4として求め、かつブレーキペ
ダル24の踏込量に対するP[D制御に必要な比例項、
積分項及び微分項の各係数をそれぞれステップ430に
おける各最適定数Bp4.Bd4、Bi4として、同P
ID制御のためのフィードバック演算を前記車速差に応
じて行いフィードバック演算値Fb4として求める。
然る後、マイクロコンピュータ70が、ステップ420
における第1トレースデータの第4時間帯における内容
に前記第1データ使用率を乗じるとともに、この乗算結
果を、フィードバック演算値Fa4と前記第1フイード
バツク使用率との乗算結果により修正し第1修正値とし
て決定し、また、ステップ420における第2トレース
データの第4時間帯における内容に前記第2データ使用
率を乗じるとともに、この乗算結果を、フィードバック
演算値Fb4と前記第2フイードバツク使用率との乗算
結果により修正し第2修正値として決定する。ついで、
マイクロコンピュータ70が前記第1及び第2の修正値
を第1及び第2の出力信号としてそれぞれ発生しステッ
プ520にて[NOJと判別する。
上述のごとく、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号を発生すると、ステッピングモータ11
0aが前記第1出力信号に応答する駆動回路100aに
より駆動されてアクセルペダル23の踏込量を最3!i
mに調節し、一方ステンピングモータ110bが前記第
2出力信号に応答する駆動回路100bにより駆動され
てブレーキペダル24の踏込量を最′i!i量に調節す
る。これにより、車両20の10モ一ド走行試験パター
ンにおける第4時間帯に係るモードM4への移行運転が
開始される。かかる場合、上述のごとくステップ440
からモードM4演算ルーティン480への移行が、10
モ一ド走行試験パターンの第3時間帯における最終時刻
(42秒)の直前時刻41゜6秒にて先行してなされる
ので、モードM3からモードM4への移行が現実の車速
の目標車速に対するオーバーシュートを伴うことなく円
滑になされ得る。但し、上述のようなモードM3への移
行運転開始後は、アクセルペダル23が、フィードバッ
ク修正制御を伴うことなく、第1トレースデークに基く
位置に維持される。
しかして、ステップ4401モードM4演算ル  。
−ティン480及びステップ520の循環演算に基く上
述のような10モ一ド走行試験パターンのモードM4に
おける車両20の自動運転中に、経過時刻tが第4時間
帯の最終時刻(49秒)に達すると、マイクロコンピュ
ータ70が、ステップ440にて、モードM4からモー
1−Mlへの移行条件の成立との判断のもとに第3制御
プログラムをモードM1演算ルーティン450に進める
。すると、マイクロコンピュータ70が、ステップ45
0aにて、上述と同様に目標車速を決定するとともに車
速差を演算し、ステップ450bにて、アクセルペダル
23の踏込量に対するPID制御に必要な比例項、積分
項及び微分項の各係数をそれぞれステップ430におけ
る各最適定数Ap l。
Adl、Ailとして、同PID制御のためのフィード
バック演算を前記車速差に応じて行い、フィードバック
演算値Falとして求め、かつブレーキペダル24の踏
込量に対するPID制御に必要な比例項、積分項及び微
分項の各係数をそれぞれステップ430における各in
定数Bpl、Bdi、Bilとして同PID制御のため
のフィードバック演算を前記車速差に応じて行いフィー
ドバック演算値Fblとして求める。
然る後、マイクロコンピュータ70が、ステップ420
における第1トレースデータの第5時間帯における内容
に前記第1データ使用率を乗じるとともに、この乗算結
果を、フィードバック演算値Fatと前記第1フイード
バツク使用率との乗算結果により修正し第1修正値とし
て決定し、また、ステップ420における第2トレース
データの第3時間帯における内容に前記第2データ使用
率を乗じるとともに、この乗算結果を、フィードバック
演算値Fblと前記第2フイードハツク使用率との乗算
結果により修正し第2修正値として決定する。ついで、
マイクロコンピュータ70が前記第1及び第2の修正値
を第1及び第2の出力信号としてそれぞれ発生しステッ
プ520にて[NOJと判別する。
上述のごとく、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号が発生すると、ステッピングモータ11
0aが前記第1出力信号に応答する駆動回路100aに
より駆動されてアクセルペダル23の踏込量を最適量に
調節し、一方スチッピングモータ110bが前記第2出
力信号に応答する駆動回路100bにより駆動されてブ
レーキペダル24の踏込■を最″a量に調節する。これ
により、車両20のlOモード走行試験パターンにおけ
る第5時間帯に係るモー1ζM1への移行運転が開始さ
れ車両20の現実の車速を零に向けて制御する。但し、
このようにモー1−Mlへの移行運転開始後は、通常、
ブレーキペダル24が上述のようなフィードバック修正
;h制御を受け、アクセルペダル23は第1トレースデ
ータに基く位置に維持される。
しかして、各ステップ520.440及びモードM1演
算ルーティン450の循環演算中において経過時刻tが
10モ一ド走行試験パターンの第5時間帯の最終時刻(
65秒)の直前時刻64゜6秒に達すると、マイクロコ
ンピュータ70が、ステップ440にて、前記第1移行
条件成立との判断のもとに第3制御プログラムをモード
M2演算ルーティン460に進める。しかして、このよ
うな第5時間帯におけるモードM1から第6時間帯にお
けるモードM2への移行により、上述した第1時間帯に
おけるモードM1から第2時間帯におけるモードM2へ
の移行の場合と同様の作用効果を達成し得る。
ついで、各ステップ520,440及びモードM2演算
ルーティン460の循環演算中において車両20の現実
の車速が10モ一ド走行試験パターンのモードM2にお
ける目標車速の最終値(2OKm/h)に達すると、マ
イクロコンピュータ70が、ステップ440にて、モー
ドM2からモードM5への移行条件の成立のもとに第3
制御プログラムをモード部5演算ルーティン490に進
める。すると、マイクロコンピュータ70が、モード部
5演算ルーティン490において、モードM2演算ルー
ティン460の場合と実質的に同様にして、10モ一ド
走行試験パターンの第7時間帯における目標車速を決定
し、車速差を演算し、ステップ430における各最適定
数Ap5.Aa5、Ai5との関連にてフィードバック
演算値Fa5を求め、ステップ430における各最適定
数Bp5.Bd5.Bi5との関連にてフィードパ・7
り演算値Fb5を求め、ステップ420における第1及
び第2のトレースデータから各フィードバック演算値F
a5.Fb5との関連にて第1及び第2の修正値をそれ
ぞれ決定し第1及び第2の出力信号として発生しステッ
プ520にてrNOjと判別する。
上述のごとく、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号が発生すると、ステッピングモータ11
0aが前記第1出力信号に応答する駆動回路100aに
より駆動されてアクセルペダル23の踏込量を最適量に
調節し、一方スチッピングモータ110bが前記第2出
力信号に応答する駆動回路100bにより駆動されてブ
レーキペダル24の踏込量を最適量に調節する。これに
より、車両20の10モ一ド走行試験パターンにおける
第7時間帯に係るモードM5への移行運転が開始される
。但し、このような移行運転開始後は、通常、アクセル
ペダル23のみが上述のようなフィーI・バンク修正制
御を受ける。
然る後、各ステップ520,440及びモード部5演算
ルーティン490の循環演算中において車両20の現実
の車速が10モ一ド走行試験パターンのモードM5にお
ける目標車速の最終値(40K m / h秒)より0
.5Km/hだけ低い値に達すると、マイクロコンピュ
ータ70が、ステップ440にて、前記第2移行条件の
成立との判断のもとに第3制御プログラムをモードM6
演算ルーティン500に進める。すると、マイクロコン
ピュータ70が、モードM6演算ルーティン500にお
いて、モードM2演算ルーティン460の場合と実質的
に同様にして、10モ一ド走行試験パターンの第8時間
帯における目標車速を決定し、車速差を演算し、ステッ
プ430における各最適定数Ap6.Ad6.Ai6と
の関連にてフィードバック演算値Fa6を求め、ステッ
プ430における各最適定数Bp6.Bd6.Bi6と
の関連にてフィードバック演算値Fb6を求め、ステッ
プ420における第1及び第2のトレースデータから各
フィードバック演算値Fa6.Fb6との関連にて第1
及び第2の修正値をそれぞれ決定し第1及び第2の出力
信号として発生しステップ520にてrNOJと判別す
る。
上述のごとく、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号が発生すると、ステッピングモータ11
0aが前記第1出力信号に応答する駆動回路100aに
より駆動されてアクセルペダル23の踏込量をi通量に
調節する。これによリ、車両20の10モ一ド走行試験
パターンの第7時間帯におけるモードM5から第8時間
帯におけるモードM6への移行運転がなされ、第2時間
帯におけるモードM2から第3時間帯におけるモードM
3への移行運転の場合と同様の作用効果を達成しi5る
。但し、このような移行運転開始後は、アクセルペダル
23のみが上述のようなフィードバック修正制御を受け
る。
しかして、各ステップ520,440及びモードM6演
算ルーティン500の循環演算中において経過時刻tが
10モ一ド走行試験パターンの第8時間帯における最終
時刻(94秒)の直前時刻93.6秒に達すると、マイ
クロコンピュータ70が、ステップ440にて、前記第
1移行条件の成立との判断のもとに第3制御プログラム
をモードM7演箆ルーティン510に進める。すると、
マイクロコンピュータ70が、モードM 7 ?M’l
F−ルーティン510において、モードM4演算ルーテ
ィン480の場合と実質的に同様にして、10モ一ド走
行試験パターンの第9時間帯における目標車速を決定し
、車速差を演算し、ステップ430における各最適定数
Ap7.Ad7.Ai7との関連にてフィードバック演
算値Fa7を求め、ステップ430における各最適定数
Bp7.Bd7゜Bi7との関連にてフィードバック演
算値Fb7を求め、ステップ420における第1及び第
2のトレースデータから各フィードバック演算値Fa7
、Fb7との関連にて第1及び第2の修正値をそれぞれ
決定し第1及び第2の出力信号として発生しステップ5
20にて「NO」と判別する。
上述のごと(、マイクロコンピュータ70から第1及び
第2の出力信号が発生すると、ステッピングモータ11
0aが前記第1出力信号に応答する駆動回路100aに
より駆動されてアクセルペダル23の踏込量を最適量に
調節する。これにより、車両20の10モ一ド走行試験
バクーンの第8時間帯におけるモードM6から第9時間
帯にお“けるモードM7への移行運転がなされ、第3時
間帯におけるモードM3から第4時間帯におけるモード
M4への移行運転の場合と同様の作用効果を達成し得る
。但し、このように移行運転開始後は、ブレーキペダル
24のみがフィードバック修正制御を受ける。
然る後、各ステップ520,440及びモードM7演算
ルーティン510の循環演算中において車両20の現実
の車速か10モ一ド走行試験パターンのモードM7にお
ける目標車速の最終値(20Km/h)より0.5Km
/hだけ高い値に達すると、マイクロコンピュータ70
が、ステップ440にて、第3移行条件の成立との判断
のもとに第3制御プロゲラJ・をモードM3演算ルーテ
ィン470に進める。かかる場合、前記第3移行条件は
、10モ一ド走行試験パターンのモードM7からモード
M3への移行制御を許容すべく、モードM7の目標車速
の最終値(20Km/h)より0.5Km/hだけ高い
値を表わすものとしてマイクロコンピュータ70のRO
Mに予め記憶されている。
しかして、上述のような第9時間帯におけるモーl’M
7から第10時間帯におけるモードM3への移行により
第3時間帯のモードM3と同様の作用が実現される。か
かる場合、上述のごと(ステップ440からモードM3
演算ルーティン470への移行が、10モ一ド走行試験
パターンの第9時間帯における目標車速の最終値(20
Km/h)への現実の車速の低下前20.5Km/hに
て先行してなされるもので、モードM7からモードM3
への移行が現実の車速の目標車速に対するアンダーシュ
ートを伴うことなく円滑になされ得る。
しかして、各ステップ520.440及びモードM3演
算ルーティン470の循環演算中において経過時刻tが
10モ一ド走行試験パターンの第10時間帯における最
終時刻(106秒)の直前時刻105.6秒に達すると
、マイクロコンピュータ70が、ステップ440にて、
前記第1移行条件の成立との判断のもとに第3制御プロ
グラムをモードM5演算ルーティン490に進める。し
かして、このような第10時間帯におけるモードM3か
ら第11時間帯におけるモードM5への移行により、上
述した第5時間帯におけるモードM1から第6時間帯に
おけるモードM2への移行の場合と同様の作用効果を達
成し得る。
ついで、各ステップ520,440及びモードM 5 
?FJ算ルーティン490の循環演算中において車両2
0の現実の車速か10モ一ド走行試験パターンのモード
M5における目標車速の最終値(40K m / h 
)より0.5Km/hだけ低い値に達すると、マ・イク
ロコンピュータ70が、ステップ440にて、前記第2
移行条件の成立との判断のもとに第3制御プログラムを
モードM7演算ルーティン510に進める。しかして、
このような第11時間帯におけるモードM5から第12
時間帯におけるモードM7への移行により、上述した第
7時間帯におけるモードM5から第8時間帯におけるモ
ードM6への移行の場合と同様の作用効果を達成し得る
然る後、各ステップ520,440及びモードM7演算
ルーティン510の循環演算中において車両20の現実
の車速か10モ一ド走行試験パターンのモードM7にお
ける目標車速の最終値(2OKm/h)に達すると、マ
イクロコンピュータ70が、ステ・ノブ440にて、モ
ードM7からモードM4への移行条件の成立のもとに第
3制御プログラムをモードM4演算ルーティン480に
進める。しかして、このような第12時間帯におけるモ
ードM7から第13時間帯におけるモードM4への移行
により、上述した第6時間帯におけるモードM2から第
7時間帯におけるモードM5への移行の場合と同様の作
用効果を達成し得る。
以上説明したとおり、アクセルペダル23及びブレーキ
ペダル24の排気ガス規制値及び(又は)燃費を考慮し
た巧みな踏込操作を要する10モ一ド走行試験パターン
に則した車両20の自動運転が、ステップ440におけ
る次のモードへの移行条件成立に対し先行して判断する
こと、及び予めディスク90cに記憶済みの各トレース
データにステップ430における各最適定数に基く各モ
ード毎のPIDフィードバック制御演算結果を加味する
ことにより容易に実現でき、その結果、テストドライバ
の実際の運転に依存することなく、車両20の排気ガス
規制値及び(又は)燃費を考慮した10モ一ド走行試験
による試験データが精度よく容易に確保され得る。なお
、ルーティン510における演算後マイクロコンピュー
タ70はステップ520にてrYEsJと判別し、車種
変更の有無に応じてステップ530における判別を行う
かかる場合、ディスク90cへの各トレースデータの記
憶時における車両20の各種状態(潤滑系統の油温、エ
ンジン冷却系統の水温等)とは異なる状態に車両20が
あったとしても、前記各最適定数の定め方をパーソナル
コンピュータ80により適宜調整することによって、前
記各トレースデータの利用のもとに上述と同様の作用効
果を達成し得る。また、車種が変更されても、前記各ト
レースデータには基本的に大きな変化はなく、このため
、上述と同様の各最適定数の調整により上述と同様の作
用効果を達成し得る。また、上述した各データ使用率及
び各フィードバック使用率を必要に応じて変更すること
により各トレースデータの使用割合及びこれに対するP
IDフィードバック制御の加味度合を調整できる。この
ことは、車両の部品を改造しながら排気ガス、燃費への
影響度合を観察するような微妙な試験にも有効であるこ
とを意味する。
なお、本発明の実施にあたっては、10モ一ド走行試験
パターンに限ることなく、各種の走行試験パターン(例
えば、11モ一ド走行試験パターン、LA#4モード走
行試験パターン)に基いて本発明を実施してもよい。
また、本発明の実施にあたっては、第1及び第2のトレ
ースデータを利用することなく、ステップ320におけ
る各基本定数により各ルーティン450.460,47
0,480,490.500におけるPID制御演算を
行いこれを第1及び第2の出力信号として発生するよう
にしても前記実施例における作用効果を実用上十分な程
度にて達成し得る。
また、前記実施例においては、車両20として後輪現動
車両を採用したが、これに代えて、前輪駆動車両を車両
20として採用してもよく、かかる場合には、当該前輪
駆動車両の前輪を駆動ローラ12上に載置する。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図は車両のシャシ−ダイナモメータとの位置
関係を示す概略図、第3図は本発明の一実施例を示すブ
ロック図、第4図〜第6図は第3図のマイクロコンピュ
ータの作用を示すフローチャート、及び第7図は10モ
一ド走行試験パターンを示すグラフである。 符号の説明 10・・・シャシ−ダイナモメータ、20・・・車両、
23・・・アクセルペダル、24・・・ブレーキペダル
、50・・・車速センサ、70・・・マイクロコンピュ
ータ、90C・・・ディスク、100a、100b−・
−駆動回路、110a。 110b・・・ステンピングモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シャシーダイナモメータ上に位置して同シャシーダイナ
    モメータから経時的に負荷を付与されてアクセルペダル
    及び(又は)ブレーキペダルの踏込のもとに運転される
    車両において、この車両の目標車速の第1、第2、・・
    ・、第nの時間帯における時刻の経過に応じた変化を表
    わす走行試験パターンを記憶するパターン記憶手段と、
    前記第1、第2、・・・、第nの時間帯における前記ア
    クセルペダル及び(又は)ブレーキペダルの踏込量の前
    記走行試験パターンに沿うPIDフィードバック制御の
    ための演算に必要な第1、第2、・・・、第nの演算定
    数群を記憶する定数記憶手段と、前記車両の現実の車速
    を検出する車速検出手段と、前記第1、第2、・・・又
    は第nの時間帯への前記走行試験パターンの移行過程に
    おける前記目標車速の変化に前記現実の車速を円滑に追
    随させるに必要な第1、第2、・・・又は第nの条件が
    成立したとき第1、第2、・・・又は第nの条件成立信
    号を発生する条件成立信号発生手段と、前記第1、第2
    、・・・又は第nの条件成立信号に応答して前記走行試
    験パターンから前記第1、第2、・・・又は第nの時間
    帯における時刻の経過に応じた目標車速と前記現実の車
    速との差を車速差として演算する車速差演算手段と、前
    記車速差を前記第1、第2、・・・又は第nの演算定数
    群との関連にて前記PIDフィードバック制御に必要な
    第1、第2、・・・又は第nのフィードバック演算値に
    演算修正する演算修正手段と、前記アクセルペダル及び
    (又は)ブレーキペダルの踏込量を前記第1、第2、・
    ・・又は第nのフィードバック演算値に応じて調節する
    調節手段とを設けるようにしたことを特徴とする車両運
    転制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120387A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 A & D Co Ltd 車両走行制御システム
JP2012093276A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Aisan Ind Co Ltd 車両走行制御システム、車両走行制御方法
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