JPS6217722B2 - - Google Patents
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- JPS6217722B2 JPS6217722B2 JP56017782A JP1778281A JPS6217722B2 JP S6217722 B2 JPS6217722 B2 JP S6217722B2 JP 56017782 A JP56017782 A JP 56017782A JP 1778281 A JP1778281 A JP 1778281A JP S6217722 B2 JPS6217722 B2 JP S6217722B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/14—Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
- C03B19/1469—Means for changing or stabilising the shape or form of the shaped article or deposit
-
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- C03B19/14—Other methods of shaping glass by gas- or vapour- phase reaction processes
- C03B19/1484—Means for supporting, rotating or translating the article being formed
- C03B19/1492—Deposition substrates, e.g. targets
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は光多重伝送に必要な合波器あるいは
分波器に用いられる光厚膜導波路素子の製造方法
に関するものである。
分波器に用いられる光厚膜導波路素子の製造方法
に関するものである。
従来、光厚膜導波路素子としては屈折率の異る
2種の板状ガラスを貼り合せて三層構造としたも
のが作製されているが、屈折率の高いコアとなる
ガラスの厚みが10〜80μmと非常に薄いため製作
が非常に困難であり、また貼り合わせに用いる接
着剤が有機物であるので、これによる導波光の吸
収が長波長域において大きいことから、実用上重
要な長波長域での使用が困難であつた。
2種の板状ガラスを貼り合せて三層構造としたも
のが作製されているが、屈折率の高いコアとなる
ガラスの厚みが10〜80μmと非常に薄いため製作
が非常に困難であり、また貼り合わせに用いる接
着剤が有機物であるので、これによる導波光の吸
収が長波長域において大きいことから、実用上重
要な長波長域での使用が困難であつた。
このため、石英ガラス板などのガラス板上に
CVD法によつて高い屈折率のコア層とこれより
も低い屈折率のクラツド層とを形成する方法が試
みられているが、CVD法ではコアあるいはクラ
ツドの成長スピードが著るしくおそいため量産性
の点で問題があつた。このため、MCVD法、
VAD法、OVPO法などによつてコアおよびクラ
ツドを形成することが検討されたが、これらの方
法によつて得られる導波路は、コアの屈折率のゆ
らぎが大きくこれによる導波光の回折によつて導
波光の散乱が大きくなり、従つて導波路としての
損失が大きくなり実用化されなかつた。これは、
従来の光フアイバの製造に際してはMCVD法、
VAD法、などによつて形成されたフアイバ母材
を溶融紡糸することによりフアイバ母材の断面積
が1万分の1ないし5万分の1に縮少され、フア
イバ母材に内在していた屈折率のゆらぎが1万分
の1以下に減少し、導波光の波長に対してほとん
ど無視できる程度に小さくなるが、光厚膜導波路
素子においては、前記のフアイバ母体のように紡
糸を行わないのでMCVD法、VAD法などによつ
て形成されたコアの屈折率のゆらぎがそのまま残
るためである。
CVD法によつて高い屈折率のコア層とこれより
も低い屈折率のクラツド層とを形成する方法が試
みられているが、CVD法ではコアあるいはクラ
ツドの成長スピードが著るしくおそいため量産性
の点で問題があつた。このため、MCVD法、
VAD法、OVPO法などによつてコアおよびクラ
ツドを形成することが検討されたが、これらの方
法によつて得られる導波路は、コアの屈折率のゆ
らぎが大きくこれによる導波光の回折によつて導
波光の散乱が大きくなり、従つて導波路としての
損失が大きくなり実用化されなかつた。これは、
従来の光フアイバの製造に際してはMCVD法、
VAD法、などによつて形成されたフアイバ母材
を溶融紡糸することによりフアイバ母材の断面積
が1万分の1ないし5万分の1に縮少され、フア
イバ母材に内在していた屈折率のゆらぎが1万分
の1以下に減少し、導波光の波長に対してほとん
ど無視できる程度に小さくなるが、光厚膜導波路
素子においては、前記のフアイバ母体のように紡
糸を行わないのでMCVD法、VAD法などによつ
て形成されたコアの屈折率のゆらぎがそのまま残
るためである。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
屈折率のゆらぎがない光厚膜導波路素子を高い生
産性で製造できる光厚膜導波路素子の製造法を提
供することを目的とし、ガラス平板の表面に気相
化学反応によりコア層とクラツド層となるガラス
微粉末を付着堆積させて三層構造の平板状の素子
母体を得、これを加熱溶融延伸して薄板化するこ
とを特徴とするものである。
屈折率のゆらぎがない光厚膜導波路素子を高い生
産性で製造できる光厚膜導波路素子の製造法を提
供することを目的とし、ガラス平板の表面に気相
化学反応によりコア層とクラツド層となるガラス
微粉末を付着堆積させて三層構造の平板状の素子
母体を得、これを加熱溶融延伸して薄板化するこ
とを特徴とするものである。
以下、この発明を図面を参照して詳しく説明す
る。
る。
まず、石英ガラスなどのガラス平板1を数枚
(図面では8枚)溶接して第1図に示す多角形筒
体2を形成する。この多角形筒体2にはこの筒体
2の軸を中心軸として回転可能に軸3,3が設け
られている。そして、多角形筒体2は第2図に示
したガラス旋盤4に軸3,3により回転自在に取
り付けられ、駆動装置(図示せず)により回転さ
せられる。ガラス旋盤4には多角形筒体2の回転
軸方向に往復運動する多重管バーナ5が設けら
れ、この多重管バーナ5には管6を経て、
SiCl4、GeCl4、POCl3、BBr3などのガラス原料ガ
スと、H2、O2の燃料ガスとAr、He、N2などの不
活性ガスのキヤリヤガスとが供給される。多重管
バーナ5の火炎内ではガラス原料ガスが火炎加水
分解反応や熱酸化反応などの気相化学反応をうけ
て、SiO2、GeO2、P2、O5などの酸化物からなる
ガラス微粉末となり、多角形筒体2の表面に付着
堆積しガラス層が形成される。この操作中、堆積
したガラス層の屈折率を段階的に変化させてコア
層およびクラツド層を形成させるため、ガラス原
料ガスの1種以上の成分量が多重管バーナ5の往
復運動に対応して増加あるいは減少させられる。
以上の操作により多角形筒体2の表面に所要厚み
のガラス微粉末層が得られたならば、ガラス原料
ガスおよびキヤリヤガスの供給を止め、多角形筒
体2を強熱し、多角形筒体2の表面に堆積したガ
ラス微粉末層を溶融して透明ガラス化する。
(図面では8枚)溶接して第1図に示す多角形筒
体2を形成する。この多角形筒体2にはこの筒体
2の軸を中心軸として回転可能に軸3,3が設け
られている。そして、多角形筒体2は第2図に示
したガラス旋盤4に軸3,3により回転自在に取
り付けられ、駆動装置(図示せず)により回転さ
せられる。ガラス旋盤4には多角形筒体2の回転
軸方向に往復運動する多重管バーナ5が設けら
れ、この多重管バーナ5には管6を経て、
SiCl4、GeCl4、POCl3、BBr3などのガラス原料ガ
スと、H2、O2の燃料ガスとAr、He、N2などの不
活性ガスのキヤリヤガスとが供給される。多重管
バーナ5の火炎内ではガラス原料ガスが火炎加水
分解反応や熱酸化反応などの気相化学反応をうけ
て、SiO2、GeO2、P2、O5などの酸化物からなる
ガラス微粉末となり、多角形筒体2の表面に付着
堆積しガラス層が形成される。この操作中、堆積
したガラス層の屈折率を段階的に変化させてコア
層およびクラツド層を形成させるため、ガラス原
料ガスの1種以上の成分量が多重管バーナ5の往
復運動に対応して増加あるいは減少させられる。
以上の操作により多角形筒体2の表面に所要厚み
のガラス微粉末層が得られたならば、ガラス原料
ガスおよびキヤリヤガスの供給を止め、多角形筒
体2を強熱し、多角形筒体2の表面に堆積したガ
ラス微粉末層を溶融して透明ガラス化する。
次に、コア層およびクラツド層が形成された多
角形筒体2よりガラス切断器を用いて所定の大き
さの平板の三層構造のガラス板7を切り出す。こ
の三層構造のガラス板7は第3図に示したように
基材のガラス板1の上面の屈折率の高いコア層8
と屈折率の低いクラツド層9よりなつていて、光
厚膜導波路素子の母体となるもので、以下、素子
母体7と略称する。
角形筒体2よりガラス切断器を用いて所定の大き
さの平板の三層構造のガラス板7を切り出す。こ
の三層構造のガラス板7は第3図に示したように
基材のガラス板1の上面の屈折率の高いコア層8
と屈折率の低いクラツド層9よりなつていて、光
厚膜導波路素子の母体となるもので、以下、素子
母体7と略称する。
以上のようにして得られた素子母体7はついで
光厚膜導波路素子として必要な厚みまで薄板化さ
れる。この薄板化に用いられる装置としては第4
図ないし第6図に示した装置が好適に使用でき
る。第4図の延伸装置において、2枚の板状カー
ボン発熱体10,10によつて素子母体7をその
溶融点まで加熱し、素子母体7の一端より溶融し
つつ二対の引き取りロール11,11,11,1
1によつて引き取り、所定の厚みまで延伸して薄
板化し、光厚膜導波路素子用素材12を得るが、
この時母体7の送り出し速度よりも素材12の引
き取り速度を十分高めることが必要である。この
延伸操作により素子母体7の断面積が1000分の1
以下に減少し、よつて素子母体7のコア層8およ
びクラツド層9に内在していた屈折率のゆらぎは
1000分の1以下に減少し、前記素材12を光厚膜
導波路素子として用いた場合、導波光の回折が大
巾に減少し、よつて導波損失が非常に低減する。
光厚膜導波路素子として必要な厚みまで薄板化さ
れる。この薄板化に用いられる装置としては第4
図ないし第6図に示した装置が好適に使用でき
る。第4図の延伸装置において、2枚の板状カー
ボン発熱体10,10によつて素子母体7をその
溶融点まで加熱し、素子母体7の一端より溶融し
つつ二対の引き取りロール11,11,11,1
1によつて引き取り、所定の厚みまで延伸して薄
板化し、光厚膜導波路素子用素材12を得るが、
この時母体7の送り出し速度よりも素材12の引
き取り速度を十分高めることが必要である。この
延伸操作により素子母体7の断面積が1000分の1
以下に減少し、よつて素子母体7のコア層8およ
びクラツド層9に内在していた屈折率のゆらぎは
1000分の1以下に減少し、前記素材12を光厚膜
導波路素子として用いた場合、導波光の回折が大
巾に減少し、よつて導波損失が非常に低減する。
第5図に示した延伸装置は素子母体7の加熱と
圧延に二対のカーボン発熱体ロール13,13,
13,13を用いて二段階で行うもので、光厚膜
導波路素子用素材12は引き取りロール11,1
1によつて引き取られてゆく。また、第6図に示
した延伸装置はカーボン発熱体で形成されたダイ
ス14とバレル15とプランジヤ16とからなる
押出機17内に素子母体7をセツトし、ダイス1
4によつて素子母体7を加熱溶融し、プランジヤ
16の押圧によりダイス14より押出し、冷却ロ
ール18,18引き取りロール11,11によつ
て延伸して引き取るものである。
圧延に二対のカーボン発熱体ロール13,13,
13,13を用いて二段階で行うもので、光厚膜
導波路素子用素材12は引き取りロール11,1
1によつて引き取られてゆく。また、第6図に示
した延伸装置はカーボン発熱体で形成されたダイ
ス14とバレル15とプランジヤ16とからなる
押出機17内に素子母体7をセツトし、ダイス1
4によつて素子母体7を加熱溶融し、プランジヤ
16の押圧によりダイス14より押出し、冷却ロ
ール18,18引き取りロール11,11によつ
て延伸して引き取るものである。
以上の説明においてはガラス平板1の一面に気
相化学反応によりコア層とクラツド層となるガラ
ス微粉末を付着堆積させた三層構造の素子母体7
を延伸し、光厚膜導波路素子用素材12を製造す
るものについて述べたが、これに限らず、
MCVD法やVAD法などの気相化学反応を利用し
て形成されたロツド状のコアークラツド型光フア
イバ母材を第4図ないし第5図に示した延伸装置
によつて圧延、延伸することによつても、光厚膜
導波路素子用素材12を製造することができる。
相化学反応によりコア層とクラツド層となるガラ
ス微粉末を付着堆積させた三層構造の素子母体7
を延伸し、光厚膜導波路素子用素材12を製造す
るものについて述べたが、これに限らず、
MCVD法やVAD法などの気相化学反応を利用し
て形成されたロツド状のコアークラツド型光フア
イバ母材を第4図ないし第5図に示した延伸装置
によつて圧延、延伸することによつても、光厚膜
導波路素子用素材12を製造することができる。
以上のようにして形成された光厚膜導波路素子
用素材12は所定の大きさにガラス切断器によつ
て切断され、光厚膜導波路素子として、分波器や
合波器に用いられる。
用素材12は所定の大きさにガラス切断器によつ
て切断され、光厚膜導波路素子として、分波器や
合波器に用いられる。
以下、この発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
実施例 1
巾50×長さ100×厚み10mmの石英ガラス板1を
8枚溶接し、第1図に示した八角形筒体2を形成
した。この筒体2を第2図に示したガラス旋盤4
にセツトし、以下の条件で筒体2表面にコア層お
よびクラツド層となるガラス微粉末を付着堆積さ
せた。
8枚溶接し、第1図に示した八角形筒体2を形成
した。この筒体2を第2図に示したガラス旋盤4
にセツトし、以下の条件で筒体2表面にコア層お
よびクラツド層となるガラス微粉末を付着堆積さ
せた。
Γ筒体回転数 30r.p.m
Γ多重管バーナ5移動速度 20mm/分
Γ多重管バーナ5往復回数 コア層 3回
クラツド層 2回
Γ多重バーナ5へのガスの供給条件
コア層 SiCl4 50c.c./分
GeCl4 20c.c./分
POCl3 1c.c./分
H2 1000c.c./分
O2 1000c.c./分
クラツド層 SiCl4 50c.c./分
H2 900c.c./分
O2 900c.c./分
つぎに、筒体2表面に付着堆積されたガラス微
粉末をHeガス雰囲気中で1500℃、1時間加熱し
て透明ガラス化し、徐冷後、ガラス切断器によつ
て巾45×長さ50×厚み28mmの三層構造の光厚膜導
波路素子の素子母体7を切り出した。この素子母
体7は10mm厚みの基材石英板1と8mm厚みのコア
層と10mm厚みのクラツド層とからなつていた。つ
ぎに、この素子母体7を第4図に示した延伸装置
により以下の条件で延伸し薄板化した。
粉末をHeガス雰囲気中で1500℃、1時間加熱し
て透明ガラス化し、徐冷後、ガラス切断器によつ
て巾45×長さ50×厚み28mmの三層構造の光厚膜導
波路素子の素子母体7を切り出した。この素子母
体7は10mm厚みの基材石英板1と8mm厚みのコア
層と10mm厚みのクラツド層とからなつていた。つ
ぎに、この素子母体7を第4図に示した延伸装置
により以下の条件で延伸し薄板化した。
Γ板状カーボン発熱体10,10温度 2000℃
Γ送り出し速度 10mm/分
Γ引き取り速度 1m/分
この操作により巾45mm、クラツド層厚み100μ
m、コア層厚み80μm、基材石英ガラス板厚み
100μm、総厚み280μmの三層構造の光厚膜導波
路素子素材12が約600m得られた。この素材1
2より巾40×長さ50×厚み0.28mmの光厚膜導波路
素子を作り、導波損失を測定したところ、波長λ
=1.3μmで0.04dB/cmであつた。
m、コア層厚み80μm、基材石英ガラス板厚み
100μm、総厚み280μmの三層構造の光厚膜導波
路素子素材12が約600m得られた。この素材1
2より巾40×長さ50×厚み0.28mmの光厚膜導波路
素子を作り、導波損失を測定したところ、波長λ
=1.3μmで0.04dB/cmであつた。
実施例 2
実施例1と同様にして巾45×長さ50×厚さ28mm
の三層構造の素子母体7を得た。この素子母体7
を第5図に示した延伸装置により以下の条件で延
伸し薄板化した。
の三層構造の素子母体7を得た。この素子母体7
を第5図に示した延伸装置により以下の条件で延
伸し薄板化した。
Γカーボン発熱体ロール13温度 2000℃
Γ送り出し速度 15mm/分
Γ引き取り速度 1.5m/分
この操作により巾45mm、クラツド層厚み100μ
m、コア層厚み80μm、基材石英ガラス板厚み
100μmの光厚膜導波路素子素材12が約700m得
られた。この素材12より得られた光厚膜導波路
素子の導波損失は波長λ=1.3μmで0.05dB/cm
であつた。
m、コア層厚み80μm、基材石英ガラス板厚み
100μmの光厚膜導波路素子素材12が約700m得
られた。この素材12より得られた光厚膜導波路
素子の導波損失は波長λ=1.3μmで0.05dB/cm
であつた。
実施例 3
実施例1と同様にして巾45×長さ50×厚さ28mm
の三層構造の素子母体7を得た。この素子母体7
を第6図に示した延伸装置により以下の条件で延
伸し薄板化した。
の三層構造の素子母体7を得た。この素子母体7
を第6図に示した延伸装置により以下の条件で延
伸し薄板化した。
Γダイス開口寸法 1mm×60mm
Γダイス温度 2000℃
Γプランジヤ押圧速度 10mm/分
Γ引き取り速度 1m/分
この操作により巾60mm、クラツド層厚み100μ
m、コア層厚み80μm、基材石英ガラス板厚み
100μmの光厚膜導波路素子素材12が約500m得
られた。この素材12より得られた光厚膜導波路
素子の導波損失は波長λ=1.3μmで0.03dB/cm
であつた。
m、コア層厚み80μm、基材石英ガラス板厚み
100μmの光厚膜導波路素子素材12が約500m得
られた。この素材12より得られた光厚膜導波路
素子の導波損失は波長λ=1.3μmで0.03dB/cm
であつた。
以上説明したようにこの発明の光厚膜導波路素
子の製造法は気相化学反応により基材の表面にコ
ア層およびクラツド層となるガラス微粉末を付着
堆積させて母体を形成し、この母体の一端より溶
融延伸して薄板化して光厚膜導波路素子を得るも
のであるので、付着堆積したコア層となるガラス
微粉末中に内在する屈折率のゆらぎが母体の断面
積の減少に伴つて大きく減少するので屈折率のゆ
らぎに基因する導波路の導波損失が極めて小さく
なる。また、基材表面にコア層となるガラス微粉
末を付着堆積させているので、製造が容易で且つ
大量生産ができる。さらに、従来の光厚膜導波路
素子のように接着剤がコア/クラツド界面に存在
しないので長波長域での吸収がなく長波長光をも
低損失で導波できる。
子の製造法は気相化学反応により基材の表面にコ
ア層およびクラツド層となるガラス微粉末を付着
堆積させて母体を形成し、この母体の一端より溶
融延伸して薄板化して光厚膜導波路素子を得るも
のであるので、付着堆積したコア層となるガラス
微粉末中に内在する屈折率のゆらぎが母体の断面
積の減少に伴つて大きく減少するので屈折率のゆ
らぎに基因する導波路の導波損失が極めて小さく
なる。また、基材表面にコア層となるガラス微粉
末を付着堆積させているので、製造が容易で且つ
大量生産ができる。さらに、従来の光厚膜導波路
素子のように接着剤がコア/クラツド界面に存在
しないので長波長域での吸収がなく長波長光をも
低損失で導波できる。
第1図はこの発明に用いられるガラス平板より
形成された筒体の概略斜視図、第2図は筒体表面
にガラス微粉末を付着堆積させるための装置の一
例を示す説明図、第3図は母体の断面斜視図、第
4図ないし第6図は母体を延伸し薄板化する装置
の説明図である。 1……ガラス平板、7……母体、8……コア
層、9……クラツド層、12……光厚膜導波路素
子用素材。
形成された筒体の概略斜視図、第2図は筒体表面
にガラス微粉末を付着堆積させるための装置の一
例を示す説明図、第3図は母体の断面斜視図、第
4図ないし第6図は母体を延伸し薄板化する装置
の説明図である。 1……ガラス平板、7……母体、8……コア
層、9……クラツド層、12……光厚膜導波路素
子用素材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クラツド層となるガラス平板の一面に気相化
学反応によりコア層とクラツド層となるガラス微
粉末を付着堆積させて透明ガラス化し、得られた
コア層とクラツド層を有する三層構造の平板状の
素子母体を加熱しその一端より溶融延伸し、引き
取りロールを用いて薄板化し、クラツド層、コア
層、クラツド層の三層が互いに平板状に重ね合さ
れた光厚膜導波路素子を得ることを特徴とする光
厚膜導波路素子の製造法。 2 ガラス平板を複数枚組み合わせて多角形筒体
を形成し、この多角形筒体の表面にガラス微粉末
を付着堆積させることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の光厚膜導波路素子の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56017782A JPS57132104A (en) | 1981-02-09 | 1981-02-09 | Production of optical thick film waveguide path element |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56017782A JPS57132104A (en) | 1981-02-09 | 1981-02-09 | Production of optical thick film waveguide path element |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132104A JPS57132104A (en) | 1982-08-16 |
JPS6217722B2 true JPS6217722B2 (ja) | 1987-04-20 |
Family
ID=11953283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56017782A Granted JPS57132104A (en) | 1981-02-09 | 1981-02-09 | Production of optical thick film waveguide path element |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57132104A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59158121U (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-23 | 古河電気工業株式会社 | 光分岐器 |
JP4288841B2 (ja) * | 2000-09-21 | 2009-07-01 | ソニー株式会社 | 光バス部材の製造方法及び光バス装置 |
GB2369820B (en) * | 2000-12-08 | 2003-04-23 | Univ Southampton | Fabrication of substrates for planar waveguide devices and planar waveguide devices |
GB0618771D0 (en) | 2006-09-22 | 2007-03-28 | Univ Southampton | A method of fabricating a substantially planar substrate having waveguide channels |
-
1981
- 1981-02-09 JP JP56017782A patent/JPS57132104A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57132104A (en) | 1982-08-16 |
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