JPS6217557Y2 - - Google Patents

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JPS6217557Y2
JPS6217557Y2 JP13471482U JP13471482U JPS6217557Y2 JP S6217557 Y2 JPS6217557 Y2 JP S6217557Y2 JP 13471482 U JP13471482 U JP 13471482U JP 13471482 U JP13471482 U JP 13471482U JP S6217557 Y2 JPS6217557 Y2 JP S6217557Y2
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JP
Japan
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bracket
plate
recess
shelf
shelf board
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JP13471482U
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JPS5938337U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押入の左右側壁に固着した左右一対
の桟と、後壁に固着した桟と、前記左右一対の桟
の前端部間に配設された前框と、これらによつて
支持された棚板とから成る押入棚に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の押入棚においては、前框が木製であつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の従来例には、次のような問題点があつ
た。
即ち、前框は押入のふすまを開けたとき、一番
目につきやすい部分であるところから、節のある
木材では見栄えがしない。それ故、一般には、柾
目の高級材が使用されており、非常に高価なもの
となつていた。
また、従来では、棚板を前框に対して上方から
釘などで固定していたので、釘頭に錆か発生して
汚れの原因になつたり、あるいは布団等を出し入
れする際に釘頭に引つ掛かることがあつた。
殊に、コストダウンの目的で、棚板として、合
板の代わりに比較的安価な強化(再生)ボードを
使用した場合、強化ボードは、合板よりも剛性が
乏しく、棚板に載せた布団等の重量によつて容易
に撓んでしまうという問題点があつた。
本考案の目的は、上記従来例の問題点を解消す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案が講じた
技術的手段は、次のとおりである。即ち、本考案
の特徴は、押入の左右側壁に固着した左右一対の
桟と、後壁に固着した桟と、前記左右一対の桟の
前端部間に配設された前框と、これらによつて支
持された棚板とから成る押入棚において、前記前
框を、合成樹脂材料の一体成型により、断面が縦
長矩形状の中空構造で、且つ背面側上部には、後
方に開口した凹部と該凹部の下面と面一状に後方
へ突出した水平なブラケツトとを左右方向略全長
にわたつて形成した形状とし、前記凹部には、該
凹部の上下幅と同程度の厚さを有し、前記ブラケ
ツトの前後幅よりも広い前後幅を有する板状部材
を、その後端が前記ブラケツトの後端よりも後方
へ突出した状態に嵌入すると共に、当該板状部材
を凹部並びにブラケツトに面接触状態で接着し、
前記棚板を前記板状部材の上面及び前框の背面に
夫々接着すると共に、前記ブラケツトの下面側か
ら前記棚板の厚みの中間にまで達する長さのビス
により、前記ブラケツトと板状部材と棚板の3者
を止着した点にある。
〔作用〕
上記の構成によれば、前記板状部材を凹部に嵌
入すると共に、当該板状部材を凹部並びにブラケ
ツトに面接触状態で接着してあるため、板状部材
と前框とが強固に一体化される。また、棚板は板
状部材の上面及び前框の背面に夫々接着すると共
に、前記ブラケツトの下面側からビスにより、前
記ブラケツトと板状部材とに止着されるので、棚
板の板状部材及び前框に対する固定が極めて確実
で、棚板の前端部が浮き上がる虞れがない。前記
板状部材は、ブラケツトよりも幅広で、ブラケツ
ト後端よりも後方に突出しているので、その突出
長さにより、前後方向(奥行き方向)での棚板の
支持スパンが縮小されることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す。
5…は押入の左右側壁と後壁とに固着した木製の
桟であり、左右一対の桟5…の前端部間には、硬
質合成樹脂製の前框1が配設されている。7はこ
れら5…,1に支持された棚板であり、この実施
例では、合板よりも安価な強化ボードを使用して
いる。
前記前框1は、合成樹脂材料の一体成型によ
り、断面が縦長矩形状の中空構造で、且つ背面側
上部には、後方に開口した凹部aと該凹部aの下
面と面一状に後方へ突出した水平なブラケツト2
とを左右方向全長にわたつて形成した形状とした
ものであり、隅部は小径の曲面に成型してある。
3…は補強リブである。尚、ブラケツト2の左右
両端は、両側壁に固着した桟5…の幅だけ内側に
控えた位置で切り落とされ、第1図に示すよう
に、左右の桟5…の前端部がブラケツト2の両側
に入り込んだ状態に配置されている。6…は前框
1の両端を支持する束である。
前記凹部aには、第2図に示すように、凹部a
の上下幅と同程度の厚さを有し、前記ブラケツト
2の前後幅よりも広い前後幅を有する板状部材
(この実施例では、合板よりも安価な強化ボード
を使用している。)4を、その後端が前記ブラケ
ツト2の後端よりも後方へ突出した状態に嵌入す
ると共に、当該板状部材4を凹部a並びにブラケ
ツト2に面接触状態で接着してある。そして前記
棚板7を前記板状部材4の上面及び前框1の背面
に夫々接着すると共に、前記ブラケツト2の下面
側から前記棚板7の厚みの中間にまで達する長さ
のビス8…により、前記ブラケツト2と板状部材
4と棚板7の3者を止着してある。尚、棚板7の
残り3辺は桟5…に釘9…で止着してある。前框
1の表面に柾目模様を印刷したり、あるいは柾目
模様の印刷されたシートを貼着して実施すること
が可能である。
第3図は本考案の別実施例を示す。この実施例
は前記前框1の背面側下部に左右方向全長にわた
つて後方に開口した浅い縦長の溝bを形成し、こ
の溝b内に強化ボード等よりなる補強板10を嵌
め込み、かつ接着剤等で固着し、前框1を補強し
た点に特徴がある。その他の構成は先の実施例と
同じであるから同一構成部材に同一符号を付し、
説明を省略する。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなるから、次の効
果を奏し得るのである。
前框を合成樹脂製としたため、柾目の高級材
を用いた場合に比して、非常に安価である。
凹部の上下幅と同程度の厚さを有する板状部
材を凹部に嵌入すると共に、当該板状部材を凹
部並びにブラケツトに面接触状態で接着してあ
るため、板状部材と前框とが強固に一体化され
る。また、棚板は板状部材の上面及び前框の背
面に夫々接着すると共に、ビスにより、前記ブ
ラケツトと板状部材とに止着されるので、棚板
の板状部材及び前框に対する固定が極めて確実
で、棚板の前端部が浮き上がる虞れがない。前
記板状部材は、ブラケツトよりも幅広で、ブラ
ケツト後端よりも後方に突出しているので、そ
の突出長さにより前後方向(奥行き方向)での
棚板の支持スパンが縮小されることになる。
従つて、棚板や板状体として、合板に比して
安価な強化ボードを使用した場合でも、棚板に
載せた布団等の重量によつて、棚板が容易に撓
むことがない。
上記及びの結果として、押入棚の大幅な
コストダウンが可能である。
ブラケツトの下面側から記棚板の厚みの中間
にまで達する長さのビスにより、前記ブラケツ
トと板状部材と棚板の3者を止着したので、布
団等を出し入れする際にビスに引つ掛かつた
り、ビスに錆が発生しても、布団等が錆で汚れ
る虞れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の一実施例を示し、第
1図は押入棚の一部を破断した分解斜視図、第2
図は要部の縦断側面図である。第3図は本考案の
別実施例を示す要部の縦断側面図である。 1……前框、2……ブラケツト、4……板状部
材、5……桟、7……棚板、8……ビス、a……
凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押入の左右側壁に固着した左右一対の桟と、後
    壁に固着した桟と、前記左右一対の桟の前端部間
    に配設された前框と、これらによつて支持された
    棚板とから成る押入棚において、前記前框を、合
    成樹脂材料の一体成型により、断面が縦長矩形状
    の中空構造で、且つ背面側上部には、後方に開口
    した凹部と該凹部の下面と面一状に後方へ突出し
    た水平なブラケツトとを左右方向略全長にわたつ
    て形成した形状とし、前記凹部には、該凹部の上
    下幅と同程度の厚さを有し、前記ブラケツトの前
    後幅よりも広い前後幅を有する板状部材を、その
    後端が前記ブラケツトの後端よりも後方へ突出し
    た状態に嵌入すると共に、当該板状部材を凹部並
    びにブラケツトに面接触状態で接着し、前記棚板
    を前記板状部材の上面及び前框の背面に夫々接着
    すると共に、前記ブラケツトの下面側から前記棚
    板の厚みの中間にまで達する長さのビスにより、
    前記ブラケツトと板状部材と棚板の3者を止着し
    てあることを特徴とする押入棚。
JP13471482U 1982-09-03 1982-09-03 押入棚 Granted JPS5938337U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13471482U JPS5938337U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 押入棚

Applications Claiming Priority (1)

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JP13471482U JPS5938337U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 押入棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938337U JPS5938337U (ja) 1984-03-10
JPS6217557Y2 true JPS6217557Y2 (ja) 1987-05-07

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ID=30303462

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JP13471482U Granted JPS5938337U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 押入棚

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179939U (ja) * 1983-05-18 1984-12-01 フクビ化学工業株式会社 押入棚の前框
JP2014088739A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Nankai Plywood Co Ltd 棚および棚施工用セット

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Publication number Publication date
JPS5938337U (ja) 1984-03-10

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