JPS62175560A - 複合冷凍機 - Google Patents

複合冷凍機

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JPS62175560A
JPS62175560A JP1849186A JP1849186A JPS62175560A JP S62175560 A JPS62175560 A JP S62175560A JP 1849186 A JP1849186 A JP 1849186A JP 1849186 A JP1849186 A JP 1849186A JP S62175560 A JPS62175560 A JP S62175560A
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龍夫 井上
哲哉 後藤
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍機に関するものであり、更に詳しくは、
スプリット型スターリングサイクルで極低温を生成する
複合冷凍機の構造に関するものである。
(従来の技術) 従来の冷凍機においては、ディスプレーサや膨張機の駆
動制御に、夫々1台ずつの小型発電機や電動機を使用す
るのが通例となっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような冷凍機を超電導磁気浮上列車に搭
載すると、小型発電機や電動機を使用するが、回転子が
超電導磁石の強い磁場の影響を受けて渦電流を生じ、こ
れによる磁気抗力の働きで電導機が回転しにくくなり、
電流が余分に流れて効率の低下をきたし、車上の消費電
力も増え、さらに、この補償のためには電動機が非常に
大になり且つ重量が重くなって超電導磁気浮上列車の経
済性に悪影響を与えていた。
それ故に、本発明は、かかる不具合を除去することを、
技術的課題とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために、本発明において講じ
た技術的手段は、スプリット型スターリングサイクルで
極低温を生成する冷凍機において、作動流体の圧縮室を
2室、又は8室迄を形成する圧縮室のピストンの往復動
用クランク軸のディスクプレーサ駆動機構部に、ヘリウ
ムガスが封入され比較的長く柔軟な管内で回転するフレ
キシブルシャフトを2本、又は2本以上取り付け、これ
で比較的離れた位置にある2個、又は2個いしいうのデ
ィスプレーサを駆動して2箇所、又は2箇所以上で低温
を発生するようにして複合冷凍機の構造を構成したこと
である。
(作用) 上記技術的手段は、次のように作用する。すなわち、デ
ィスプレーサ駆動部が駆動されると、該駆動部とは比較
的離れた位置にあるディスプレーサが、フレキシブルシ
ャフトを介して、駆動される。しかして、ディスプレー
サ駆動部側の電動機と、ディスプレーサ側にあって冷却
に供される超電導磁石とは、比較的離れているので、前
者が後者により悪kWを受けるということがなく、従来
の不具合が解消される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第1図に示すものは、本発明の複合冷凍機における2
気筒式の実施例の構造断面図であって、クランクケース
21内の密封型電動機lの回転によりクランク軸2、ク
ランクピン3,4、コネクティングロッド5,5°、ガ
イドピストン6.6°、ピストンロッド7.7°、に付
けられクランクケース21内の潤滑油が作動流体圧縮室
(以後、圧縮室と云う)12,12°に入るのを防ぐダ
イアフラム(ゴム、薄肉の金属等の柔軟な材料で作り形
状はへローズ、その他でもよい)8゜8′、ハンファー
空間18.18’ を介し水平対同型に配置された2本
の作動流体圧縮ピストン(以後、圧縮ピストンと云う)
10.10’ を同位相で往復動作させる。これにより
圧縮ピストン上部の圧縮室11.11’及びこれらと1
80度位相の異なる圧縮ピストン下部で形成される圧縮
室12.12’ に数気圧から十数気圧で封入されてい
る作動流体(水素や主としてヘリウムを主成分とする気
体で以後、流体と云う)の圧力は2から3の圧縮比(圧
縮室11.11’ と25.25’のディスプレーサと
の距離〔配管の抵抗による圧力損失と死容積〕によって
圧縮比は異なるが、実施例の距離2メータでは約2.4
)で繰返し変動する。圧縮室11.11’ より高圧に
され温度の高くなった流体は、流体口13.13”より
配管14で合流し、放熱器22−1でほぼ常温に冷却さ
れ柔軟な配管23−1を介してディスプレーサシリンダ
ー33の流体吸入部24と接続している。
一方クランク軸2と直結して回転しディスプレーサ駆動
機構部53の中にある主ギヤ50、副ギヤ49、柔軟な
管48−1の中の回転するフレキシプルシャフト(例え
ば、ピアノ線状の細線を多数本1然合わせたフレキシブ
ルシャフト。右巻き及び左巻きと交互に同心多重に巻き
製作した長いスプリング。回転し機械力を伝達可能な長
い柔軟な伝達体、等を総称し以後、フレキシブルシャフ
トと云う)47−1とディスプレーサ駆動部41−1内
のギヤ46,45、小クランク軸42、クランクビン4
3、コネクティングロッド44、ガイドピストン39、
ディスプレーサ25を駆動している。このディスプレー
サ25は、圧縮室11.11′を形成する圧縮ピストン
より膨張室29.32°の方の圧力変化が45度から1
20度の位相で早くなるようにディスプレーサ駆動機構
部53の中の主ギヤ50と副ギヤ49で調節され駆動さ
れる流体は、往復動作するディスプレーサ25の吸入口
26より蓄冷器27,30、流体口28゜31よりそれ
ぞれ膨張室29.32に入り膨張室で膨張仕事(ディス
プレーサの構造と駆動のさせ方によっては仕事をしない
)をして冷凍を発生させた後、蓄冷器、柔軟な配管、放
熱器を超圧縮室11.11°に戻る。
低温の発生の機構は理論的には流体が電動機1、圧縮ピ
ストン10.10’ により圧縮室11.11゛で圧縮
加熱されるがシリンダー13−1.13−2、放熱器2
2で放熱するので等温圧縮過程であり、圧縮ピストン1
0.10°が上死点に向かうのと同時にディスプレーサ
25が下死点に向かうので等容的に蓄冷器27.30か
ら膨張室29.32に入る。次に膨張室の流体はディス
プレーサ25がさらに下死点に近付くのでコールドヘッ
ド34゜35で図示しない被冷却体、例えば、クライオ
ポンプではシェブロンや吸着器−凝縮器等、ジュール・
トムソンサイクル(以後、J−Tサイクルと云う)や逆
プレイトン・サイクルでは高圧流体の予冷用熱交換器を
冷却しながら熱を得ることになるので等温的に膨張し、
圧縮ピストン10.10°が下死点に向かうのと同時に
ディスプレーサ25が上死点に向かうので蓄冷器に冷熱
を与えあがら温度上昇し、はぼ常温で圧縮室に等容的に
戻り、1サイクルが終わる。これらの過程を繰返して低
温を生成するのであるが、この過程は理想的には等温−
等容一等温一等容の4過程からなるスターリングサイク
ルで、可逆サイクルとも云われ、又、本発明では、ディ
スプレーサ部と流体の圧縮部とが離れて存在し、ディス
プレーサが直接圧縮ピストンのクランク軸に機械的に連
結していない冷凍機であり、広い意味でこのような構成
−構造の冷凍機をスプリット型スターリングサイクル冷
凍機と云う。
尚、ここでの圧縮部とは、主として電動機、圧縮ビス1
−ン・シリンダー、ディスプレー号駆動機構などを、ク
ランクケース21で一体化して構成された流体を圧縮制
御する装置を云う。又冷却器とは、圧縮部から見て柔軟
な配管23−1.23−2及び柔軟な管48−1.48
−2及びディスプレーサ駆動部41−1.41−2を含
むディスプレーサシリンダー及びディスプレーサシリン
ダーに付けられたJ−Tサイクルの多数の熱交換器、弁
、被冷却仏体も含んで云う。
しかして、スターリングサイクルによる冷凍機の原理及
び圧縮室と膨張室との位相差による低温の発生のメカニ
ズム等はすでに公知であり、本出願人の特許(特許第8
41228号 冷凍装置、特許第841230号 複式
冷凍機、特許第11866648号 可逆サイクル機械
)にも詳しく述べられているので詳細な説明を省略する
。第1図において、右上のディスプレーサ25での低温
発生機構を述べたが、左のディスプレーサでの駆動方法
、構造並びに低温の発生機構も右と全く同じであり、圧
縮ピストン10.10’ の下部で形成される圧縮室1
5.15’ よりの流体は、配管16、そして柔軟な配
管17で合流し放熱器22−2、柔軟な配管23−2よ
り主ギヤ50、副ギヤ51、柔軟な管48−2内で回転
するフレキシブルシャフト47−2、ギヤ54,55、
クランク軸56、クランクビン57、コネクティングロ
ッド58を介して駆動され図示しないが、圧縮室15.
15’ より45度から120度、位相の進んでいる先
にも述べたディスプレーサ25の駆動によって形成され
る膨張室29.32と同様に、放熱器22−2、蓄冷器
等を介し接続され低温を発生させる。
また、第1図の実施例では1個のディスプレーサの形状
をトツ型にして膨張室を2室設けたが、冷凍目的及び冷
凍温度に応じてディスプレーサ形状を変え膨張室を1室
でも、3室以上設けても低温を生成することは可能であ
る。ディスプレーサの往復動機構についてクランク軸方
式で説明したが5.スコッチョークやその他の方式でも
よい。主ギヤ50と副ギヤ49.51とのギヤ比は、ギ
ヤ46.54とギヤ45.55とのギヤ比と共に同一に
する。クランク軸2とディスプレーサの回転数をギヤ4
6,54,45.55で同一にしたが、他の方法でも実
施可能である。2本の圧縮ピストンを複りj型にして圧
縮室を4室設け、そのうち2室を共通にした圧縮部を使
用してディスプレーサを2個駆動する実施例を述べたが
、さらに第2図のクランク軸2にクランクピン67と1
80度位相の異なるクランクピンをもう1箇所設け、こ
れに圧縮ピストン10.10’  と同形式の圧縮ピス
トンを2本連結すれば、圧縮室を8室形成する圧縮部と
なりディスプレーサ8個の冷却器の駆動、或いは同位相
となる2つの圧縮室を共通にして4室とし、4個のディ
スプレーサを駆動する複合冷凍機が提供できる。又、圧
縮ピストンの上部のみを流体の圧縮に使用する単動式に
し、クランク軸にクランクピンを1箇所(第2図の圧縮
部に関する実施例の2本の圧縮ピストン下部を使用しな
い)で2室に、又はクランクピンを2箇所設けて圧縮室
を2室、或いは4室に、更にクランクピンを4箇所設け
て4室、又は8室の圧縮室を形成した圧縮部が構成出来
、1台の圧縮部で多数のディスプレーサを駆動する冷却
器を提供できることは明らかである。
尚、9.9゛ はグランドシール、60はピストンリン
グ、20.37は流体の精製器、38.59はクランク
ケース内で、流体と同じ高圧の気体が密封されている。
第2図は2本の圧縮ピストン10.10’ がクランク
軸2のクランクピン67の1箇所で往復動される為、圧
縮室の流体は66と65゛が同位相で配管72.71よ
り配管73で合流し、温度の高い流体は放熱器22で温
度を下げられ柔軟な配管23より第1図で述べたように
ディスプレーサに入って低温を発生させる。同様に圧縮
室65と同位相の66゛の流体は配管68.69より7
0で合流し図示しないが、第1図で述べたと同様に放熱
器、ディスプレーサ、膨張室に入り低温を発生させる。
クランク軸2にはクランクピン1個のめ設け2本の複動
型圧縮ピストンが使用されるので、比出力が大の圧縮部
を安価で提供出来る。
但し、第1図はクランクピン2個で2本の圧縮ビスl−
ンをクランク軸2を中心にして左右の水平対向型に配置
した圧縮部の構造であり、それぞれの圧縮ピストンが上
死点及び下死点に向かうときく2本の圧縮ピストンが同
じ外及び内向きの動作で仕事)流体の圧縮仕事を行う為
、機械的にバランスが良く振動は非常に少ないのに比べ
、第2図の方式では多少増える。
尚、放熱器22は柔軟な配管23が長くなり放熱効果の
大なフィン管にすれば除くことも可能である。
第3図は本発明の複合冷凍機を4気筒式とした実施例の
概念図であり、クランク軸2に設けたクランクピン3,
4Kよって複動型の圧縮ピストン10.10’を往復動
作させ4つの圧縮室74゜75.76.77を形成し、
この4つの圧縮室の流体とクランク軸2に付けられた主
ギヤ50、副ギヤ78−1〜78−4、フレキシブルシ
ャフト79−1〜79−4、ディスプレーサ駆動部8〇
−1〜80−4を介して往復動するディスプレーサ82
−1〜82−4とディスプレーサシリンダー33−1〜
33−4Kよって形成される4つの膨張室83−1〜8
3−4との間に、放熱器86、蓄冷器85及び吸熱部8
4を介して連結して、1台の圧縮部で4つのディスプレ
ーサを駆動して独立した冷却器を構成して複数箇所で冷
凍するようにした4気筒式の複合冷凍機の実施例である
尚、ディスプレーサ及びディスプレーサシリンダーの構
造は4([1i1共に単純な円筒型の1段膨張型である
が、4個を共に第1図のような1〜ツ型形状にして、そ
れぞれのディスプレーサのコールトスティジョン2箇所
で冷凍したり、又、複数箇所で冷凍するような形状にし
て駆動することは可能である。
尚、それぞれ4つの圧縮室と膨張室との位相差のつけ方
は主ギヤ50と副ギヤ78−1〜78−4を連結すると
き停止しているディスプレーサ又は圧縮ピストンの取付
は時の位置を調節すれば、任意の位相差で接続出来る。
但し、圧縮ピストンとディスプレーサの回転数が同一に
なるような主ギヤと副ギヤ及びディスプレーサくとを部
とディスプレーサ駆動機構を選択しなければならないこ
とは当然である。
第4図は30に以下、4K領域を主とした冷却器として
の実施例である。
圧縮室より柔軟な配管23−1、ディスプレーサシリン
ダー側面の流体口103よりの流体は0リング60−2
と60−3で形成されるディスプレーサ87の流体導入
口88より蓄冷器27,3Oそして流体穴2’8.31
を通り膨張室29.32に入る。ここで流体の膨張仕事
によっての冷凍量は、コールトスティジョン34.35
を介し、ヘリウムガスを作動流体とした圧縮機90、熱
交換器93〜96、及びジュールトムソン弁99(以後
、J−T弁と云う)から成るJ−Tサーイクルの高圧側
91の予冷用熱交換器(吸熱器とも云う)97.98の
冷却に使われ、逆転温度以下となった高圧のヘリウムを
J−T弁で等エンタルピー膨張させ1.1気圧程度とし
、被冷却用熱交換器100では30K、以下約4.3に
の温度となってこれと直接、或いは間接的に接触する固
体やネオン、水素、ヘリウム等の冷却、凝縮、液化等を
行うことが出来る。尚、圧縮機90よりの高圧側91の
圧力は10〜20気圧であり、92は低圧側である。被
冷却体の所要温度により圧縮機90は圧縮比の小さいブ
ロワ−にする場合もある。101は液体窒素で、冷凍出
力を増加させる時や冷却器の予冷凍速度を早くすると時
に熱交換器93を回路102より液体窒素を供給琶冷却
して使用する。
本発明では、これらJ−Tサイクルの多数の熱交換器と
ディスプレーサとを組み合せ一体化され図示しない断熱
容器の中に入っており、これも冷却器と云う。
第5図及び第6図は本発明の複合冷凍機を時速300k
m以上と高速な超電導磁気浮上列車の車上において超電
導磁石を冷却するシステムとしての実施例である。第5
図は複合冷凍機が使用されている部分の車両断面図で、
第6図は複合冷凍機だ台車上で効果的に配置されている
車両の部分図であり、第3図で説明した圧縮部1台で4
個のディスプレーサを駆動する方式と、第4図で説明し
たJ−Tサイクル付きディスプレーサとの組み合せの冷
却器を1台の圧縮機によって各J−Tサイクルにヘリウ
ムを供給して4台の冷却器で4.3にの冷凍温度を発生
させ複数の超電導磁石を冷却出来るよう構成されている
車両105、車内空間106、椅子107、台車108
,109−1〜109−4は車両を推進−lv上させ車
両両側面に付けられ4K温度領域で冷却させている超電
導磁石115を冷却保持するタラツオスタット、111
は軌道両側壁113に設置されているリニヤモータ用軌
道配線、112車両浮上用の地上コイル、110−1〜
110−4は4個のタラビオスタット上で超電導磁石を
冷却する第4図で説明したJ−Tサイクル付きの冷却器
である。動作説明を第6図で第3図及び第4図を使用し
て行うが、液体窒素の流路、使用方法その他は省略する
台車108の中心に設置され電動機が内包されて4つの
圧縮室より成る1台の流体の圧縮部21は流体を柔軟な
配管23−1〜23−4よりそれぞれタライオスタット
109−1〜109−4の上にあるJ−Tサイクル付き
の冷却器110−1〜110−4K供給し、一方デイス
プレーサ駆動機構部53より回転フレキシブルシャフト
を内包する4つの柔軟な管48−1〜48−4、冷却器
のディスプレーサ駆動部41−1〜41−4を介し4つ
のディスプレーサを駆動してコールトスティジョン35
及び34でそれぞれ約10K及び3OKの冷凍を発生さ
せる。この冷凍を台車108の中心に設置された1台の
圧縮機90よりヘリウムを約16気圧で配管91でそれ
ぞれ4つの冷却器に供給し、多数の熱交換器と吸熱器9
7.98で回収し、J−T弁99で等エンタルピー膨張
し約1.1気圧となり約4.3にと温度降下してタライ
オスタット内に置かれた凝縮器100で超電導磁石11
0を冷却し蒸発したヘリウムガスを凝縮液化させ以後、
多数の熱交換器を戻りそれぞれの冷却器より出てほぼ1
気圧で低圧配管92より圧縮機90に戻る。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本発明は、1台
の圧縮部でもって8(11i1までのディスプレーサを
、回転するフレキシブルシャフトによって駆動するよう
にした冷却器によって冷凍がなされるように、複合型冷
凍機を構成したので、次のような効果を奏する。
■ ディスプレーサと圧縮部が分離しているので、比較
的振動が大で重い1台の圧縮部と1台のヘリウム圧縮機
を台車中心に置き、これより1.5〜3mmれ回転フレ
キシブルシャフトで連結され駆動されるJ−−Tサイク
ル付きの複数個のディスプレーサ付き冷却器で超電導磁
石を4K温度領域で冷却するような構造となるので車両
としての重量バランスが取りやすく、且つ、圧縮部のピ
ストン配置構造が水平対向型なので車両重心を低くした
設計が出来る。
■ 電動機を内包する圧縮部及び圧縮機は強い磁場を発
生する超電導磁石と離れて設置されているので防磁、防
振の対策が容易であり、且つ、極めて低い磁場中の設置
でもあり然も冷却器のディスプレーサ駆動に電動機を使
用しない為電磁的な損失が殆どない。即ち、通常の冷凍
機ではディスプレーサや膨張機の駆動制御にそれぞれ1
台ずつの小型発電機や電動機を使用するが、回転子が超
電導磁石の強い磁場の影響を受けて渦電流を生じ、これ
による磁気抗力の働きで電動機が回転しにくくなり、電
流が余分に流れて効率の低下をきたし、車上の消費電力
も増えさらに、この補償のためには電動機が非常に大に
なり且つ重量が重くなって超電導磁気浮上列車の経済性
に悪影響を与えていた。
■ 振動している圧縮部と振動を嫌う超電導磁石部と冷
却器のそれぞれのディスプレーサ駆動部とを回転する柔
軟なフレキシブルシャフトで連結すれば良いので、振動
が伝わりにくく且つ、フレキシブルシャフト取付は部の
みの寸法精度を出せば良いので据え付は調整が容易であ
る。
又、回転フレキシブルシャフトは圧縮部の流体とディス
プレーサ駆動部の中の流体と同じヘリウムナので双方に
連結するときメカニカルシールを必要としない為、その
機械的動力損失がない。また、回転フレキシブルシャフ
トが柔軟な管のなかにありヘリウムガスの外部への漏洩
もない。
■ 通常の冷凍機ではディスプレーサや膨張機1台の駆
動に小型の電動機や発電機を1台を必要とするが、本発
明では圧縮部の駆動に大型の電動機1台で多数のディス
プレーサを電動機を使用しないで駆動でき、はぼ9Kか
ら150に位の低温を生成し多数箇所において冷凍が可
能であり、さらにJ−Tサイクルを付加させることによ
り4Kを生成する多数の冷却器を1台の圧縮部と1台の
圧縮機で稼働出来るので、その分、電動機の効率が高く
なって一般産業分野ふの応用、特に超電導磁気浮上列車
では車上の消費電力や総重量も減るのでこれによる経済
効果は大きい。また冷凍システムが低重量になることに
より据え付けや保守がし易くなる。
■ タライオボンプ等の多数箇所で9Kから150に領
域の冷凍を必要とする冷凍システムにおいても本発明の
複合冷凍機では圧縮部は1台でよく、複数駆動されてい
るディスプレーサを例えば、1台修理、その他の理由で
停止させても使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、本発明に係る複合冷凍機の構造
の第1ないし第6実施例図である。 10.10’  ・・・圧縮ピストン、12.12’・
・・圧縮室、25,25° ・・・ディスプレーサ、4
7−1.47−2・・・フレキシブルシャフト、4B−
1,48−2・・・管、53・・・ディスプレーサ駆動
機構部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スプリット型スターリングサイクルで極低温を生
    成する冷凍機において、作動流体の圧縮室を2室、又は
    8室迄形成する圧縮室のピストンの往復動用クランク軸
    のデイスプレーサ駆動機構部に、ヘリウムガスが封入さ
    れ比較的長く柔軟な管内で回転するフレキシブルシャフ
    トを2本、又は2本以上取り付け、これで比較的離れた
    位置にある2個、又は2個以上のデイスプレーサを駆動
    して2箇所、又は2箇所以上で低温を発生するような構
    造としたことを特徴とする複合冷凍機の構造。
  2. (2)特許請求範囲第1項の範囲において、クランク軸
    を中心にして圧縮ピストンを水平対向型に配置した2本
    の圧縮ピストンの使用にはクランクピン1個、又は2個
    、4本の圧縮ピストンの使用にはクランクピン2個、又
    は4個設けたクランク軸に、圧縮室を2室、又は8室迄
    形成するような圧縮ピストン・シリンダー構造とした作
    動流体の圧縮部を用いたことを特徴とする複合冷凍機の
    構造。
  3. (3)特許請求の範囲第1項の範囲において、比較的長
    くて柔軟な管内で回転するフレキシブルシャフトで駆動
    され低温を発生する複数個のデイスプレーサのコールド
    ・ヘッドに、J−Tサイクルの吸熱部を接続して冷凍を
    回収し、多数箇所において150K以下、4K領域の冷
    凍をするような構造としたことを特徴とする複合冷凍機
    の構造。
  4. (4)特許請求範囲第1項の範囲において、超電導磁気
    浮上列車に搭載する冷凍システムとして本複合冷凍機の
    圧縮部及びJ−Tサイクル系のコンプレッサー等の比較
    的重量物を車両台車の中心に設置し、これらと柔軟な流
    体の配管及び回転するフレキシブルシャフトで駆動する
    デイスプレーサよりなる複数個の冷却器とを連結し、且
    つ、これらの冷却器で車両側面側に配置した多数の超電
    導磁石を冷却するよう構成したことを特徴とする複合冷
    凍機の構造。
JP1849186A 1986-01-30 1986-01-30 複合冷凍機 Expired - Lifetime JPH0689962B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5435136A (en) * 1991-10-15 1995-07-25 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Pulse tube heat engine
JP2007333273A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Taiyo Nippon Sanso Corp 希釈冷凍機

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