JPH0792287B2 - 超電導磁気浮上列車用冷凍装置 - Google Patents

超電導磁気浮上列車用冷凍装置

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JPH0792287B2 JP18657091A JP18657091A JPH0792287B2 JP H0792287 B2 JPH0792287 B2 JP H0792287B2 JP 18657091 A JP18657091 A JP 18657091A JP 18657091 A JP18657091 A JP 18657091A JP H0792287 B2 JPH0792287 B2 JP H0792287B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導磁気浮上列車用
冷凍装置に関するもので、特に、超電導磁気浮上列車に
おける冷凍装置の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置では、デイスプレーサや
膨張機の駆動制御に、それぞれ1台ずつの小型発電機や
電動機を使用するのが通例となつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
冷凍装置を超電導磁気浮上列車に搭載すると、小型発電
機や電動機の回転子が超電導磁石の強い磁場の影響を受
けて渦電流を生じ、これによる磁気抗力の働きで電動機
が回転しにくくなり、電流が余分に流れて効率の低下を
きたし、車上の消費電力も増える。更に、この補償のた
めに電動機が非常に大きくなり重量が増加するので、超
電導磁気浮上列車の経済性に悪影響を及ぼしていた。
【0004】そこで、本発明は冷凍装置に対して、超電
導磁石の磁力が影響しないようにすることを、その技術
的課題とする。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、作
動流体の圧縮室を複数形成し、複数の圧縮室に夫々配設
される複数の圧縮ピストンを往復動用クランク軸を介し
て電動機により駆動し、クランク軸のデイスプレーサ駆
動機構部に、ヘリウムガスが封入される複数の柔軟な管
内で夫々回転する複数のフレキシブルシヤフトを係合さ
せ、複数のフレキシブルシヤフトを用いて圧縮室とは離
間された複数のデイスプレーサを夫々駆動して、複数の
箇所で低温を発生するようにし、複数の圧縮室及び電動
機を車両台車の中心に設置し、低温を発生する複数の箇
所で車両側面に配置された複数の超電導磁石を冷却する
ようにして、超電導磁気浮上列車用冷凍装置を構成した
ことである。
【0007】
【作用】上述した本発明の技術的手段によれば、電動機
と超電導磁石とは離間して配置されているので、超電導
磁石の発生する強い磁場により電動機が悪影響を受ける
ことはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づいて説明する。
【0009】図1に示すものは、本発明の複合冷凍機に
おける2気筒式の実施例の構造断面図であつて、クラン
クケース21内の密封型電動機1の回転によりクランク
軸2、クランクピン3,4、コネクテイングロツド5,
5’、ガイドピストン6,6’、ピストンロツド7,
7’に付けられクランクケース21内の潤滑油が作動流
体圧縮室(以後、圧縮室という)12,12’に入るの
を防ぐダイアフラム(ゴム、薄肉の金属等の柔軟な材料
で作り、形状はベローズ、その他でもよい)8,8’、
バツフア空間18,18’を介し水平対向型に配置され
た2本の作動流体圧縮ピストン(以後、圧縮ピストンと
いう)10,10’を同位相で往復動作させる。
【0010】これにより、圧縮ピストン10,10’上
部の圧縮室11,11’及びこれらと180°位相の異
なる圧縮ピストン10,10’下部の圧縮室12,1
2’に数気圧から十数気圧で封入されている作動流体
(水素や主としてヘリウムを主成分とする気体で以後、
流体という)の圧力は2から3の圧縮比(圧縮室11,
11’とデイスプレーサ25との距離〔配管の抵抗によ
る圧力損失と死容積〕によつて圧縮比は異なるが、本実
施例の一例として距離2mでは圧縮比約2.4)で繰り
返し変動する。圧縮室11,11’より高圧にされ温度
の高くなつた流体は、流体口13,13’より配管14
で合流し、放熱器22−1でほぼ常温に冷却され、柔軟
な配管23−1を介してデイスプレーサシリンダ33の
流体吸入部24と接続している。
【0011】一方、クランク軸2と直結して回転しデイ
スプレーサ駆動機構部53の中にある主ギア50、副ギ
ア49、柔軟な管48−1の中の回転するフレキシブル
シヤフト(例えば、ピアノ線状の細線を多数本撚り合わ
せたフレキシブルシヤフト、右巻き及び左巻きと交互に
同心多重に巻き製作した長いスプリング、回転し機械力
を伝達可能な長い柔軟な伝達体、等)47−1とデイス
プレーサ駆動部41−1内のギア46,45、小クラン
ク軸42、クランクピン43、コネクテイングロツド4
4、ガイドピストン39、デイスプレーサ25を駆動し
ている。このデイスプレーサ25は、圧縮室11,1
1’を形成する圧縮ピストン10,10’より膨張室2
9,32の方の圧力変化が45°から120°の位相で
早くなるようにデイスプレーサ駆動機構部53の中の主
ギア50と副ギア49で調節され駆動される流体は、往
復動作するデイスプレーサ25の吸入口26より蓄冷器
27,30、流体口28,31よりそれぞれ膨張室2
9,32に入り、膨張室29,32で膨張仕事(デイス
プレーサの構造と駆動のさせ方によつては仕事をしな
い)をして冷凍を発生させた後、蓄冷器30,27、柔
軟な配管23−1、放熱器22−1を経て圧縮室11,
11’へ戻る。
【0012】低温の発生機構は理論的に流体が電動機
1、圧縮ピストン10,10’により圧縮室11,1
1’で圧縮加熱されるが、シリンダ13−1,13−
2、放熱器22−1で放熱するので等温圧縮過程であ
り、圧縮ピストン10,10’が上死点に向かうのと同
時にデイスプレーサ25が下死点に向かうので、等容的
に蓄冷器27,30から膨張室29,32に入る。次
に、膨張室29,32の流体はデイスプレーサ25が更
に下死点に近づくので、コールドヘツド34,35で図
示しない被冷却体、例えばクライオポンプではシエブロ
ンや吸着器−凝縮器等、ジユール・トムソンサイクル
(以後、J−Tサイクルという)や逆ブレイトンサイク
ルでは、高圧流体の予冷用熱交換器交換器を冷却しなが
ら熱交換器を得ることになるので等温的に膨張し、圧縮
ピストン10,10’が下死点に向かうのと同時にデイ
スプレーサ25が上死点に向かうので、蓄冷器27,3
0に冷熱を与えながら温度上昇し、ほぼ常温で圧縮室に
等容的に戻り、1サイクルが終わる。
【0013】これらの過程を繰り返して低温を生成する
のだが、この過程は理想的には等温−等容−等温−等容
の4過程からなるスターリングサイクルで、可逆サイク
ルともいわれ、また、本発明ではデイスプレーサ部と流
体の圧縮部とが離れて存在し、デイスプレーサが直接圧
縮ピストンのクランク軸に機械的に連結していない冷凍
機であり、広い意味でこのような構成−構造の冷凍機を
スプリツト型スターリングサイクル冷凍機という。
【0014】尚、ここでの圧縮部とは、主として電動
機、圧縮ピストン・シリンダ、デイスプレーサ駆動機構
等をクランクケースで一体化して構成し、流体を圧縮制
御する装置をいう。また、冷却器とは、圧縮部からみて
柔軟な配管23−1,23−2、柔軟な管48−1,4
8−2及びデイスプレーサ駆動部41−1,41−2を
含むデイスプレーサシリンダ及びデイスプレーサシリン
ダに付けられたJ−Tサイクルの多数の熱交換器、弁、
被冷却体も含んでいう。
【0015】しかして、スターリングサイクルによる冷
凍機の原理及び圧縮室と膨張室との位相差による低温発
生のメカニズム等はすでに公知であり、本出願人の特許
(特許第841228号 冷凍装置、特許第84123
0号 複式冷凍機、特許第11866648号 可逆サ
イクル機械)にも詳しく述べられているので、詳細な説
明を省略する。
【0016】図1において、右上のデイスプレーサ25
での低温発生機構を述べたが、左のデイスプレーサでの
駆動方法、構造並びに低温の発生機構も右と全く同じで
あり、圧縮ピストン10,10’の下部で形成される圧
縮室15,15’よりの流体は、配管16そして柔軟な
配管17で合流し、放熱器22、柔軟な配管23−2よ
り主ギア50、副ギア51、柔軟な管48−2内で回転
するフレキシブルシヤフト47−2、ギア54,55、
クランク軸56、クランクピン57、コネクテイングロ
ツド58を介して駆動され、図示しないが圧縮室15,
15’より45°から120°位相の進んでいる先にも
述べたデイスプレーサ25の駆動によつて形成される膨
張室29,32と同様に、放熱器22−2、蓄冷器等を
介して接続され低温を発生させる。
【0017】また、図1の実施例では1個のデイスプレ
ーサの形状を凸型にして膨張室を2室設けたが、冷凍目
的及び冷凍温度に応じてデイスプレーサ形状を変え、膨
張室を1室でも3室以上設けても低温を発生することが
可能である。
【0018】デイスプレーサの往復動機構についてクラ
ンク軸方式で説明したが、スコツチヨークやその他の方
式でもよい。
【0019】主ギア50と副ギア49,51とのギア比
は、ギア46,54とギア45,55とのギア比と共に
同一にする。クランク軸2とデイスプレーサ25の回転
数をギア46,54,45,55で同一にしたが、他の
方法でも実施可能である。2本の圧縮ピストンを複動型
にして圧縮室を4室設け、そのうち2室を共通にした圧
縮部を使用してデイスプレーアを2個駆動する実施例を
述べたが、さらに図2のクランク軸2にクランクピン6
7と180°位相の異なるクランクピンをもう1箇所設
け、これに圧縮ピストン10,10’と同形式の圧縮ピ
ストンを2本連結すれば、圧縮室を8室形成する圧縮部
となり、デイスプレーサ8個の駆動、或いは同位相とな
る2つの圧縮室を共通にして4室とし、4個のデイスプ
レーサを駆動する複合冷凍機が提供できる。
【0020】また、圧縮ピストンの上部のみを流体の圧
縮に使用する単動式にし、クランク軸にクランクピンを
1箇所(図2の圧縮部に関する実施例の2本の圧縮ピス
トン下部を使用しない)で2室に、又はクランクピンを
2箇所設けて圧縮室を2室、或いは4室に、更にクラン
クピンを4箇所設けて4室、又は8室の圧縮室を形成し
た圧縮部が構成でき、1台の圧縮部で多数のデイスプレ
ーサを駆動する冷却器を提供できることはあきらかであ
る。
【0021】尚、9,9’はグランドシール、60はピ
ストンリング、20,37は流体の精製器、38,59
はクランクケース内で、流体と同じ高圧の気体が密封さ
れている。
【0022】図2は、2本の圧縮ピストン10,10’
がクランク軸2のクランクピン67の1箇所で往復動さ
れる為、圧縮室の流体は66と65’が同位相で配管7
2,71より配管73で合流し、温度の高い流体は放熱
器22で温度を下げられ柔軟な配管23より図1で述べ
たようにデイスプレーサに入つて低温を発生させる。
【0023】同様に圧縮室65と同位相の66’の流体
は配管68,69より70で合流し図示しないが、図1
で述べたと同様に放熱器、デイスプレーサ、膨張室に入
り低温を発生させる。クランク軸2にはクランクピン1
個のみ設け2本の複動型圧縮ピストンが使用されるの
で、比出力が大の圧縮部を安価で提供できる。
【0024】但し、図1はクランクピン2個で2本の圧
縮ピストンをクランク軸2を中心にして左右の水平対向
型に配置した圧縮部の構造であり、それぞれの圧縮ピス
トンが上死点及び下死点に向かうとき(2本の圧縮ピス
トンが同じ外及び内向きの動作で仕事)流体の圧縮仕事
を行う為、機械的にバランスが良く振動は非常に少ない
のに比べ、図2の方式では多少増える。
【0025】尚、放熱器22は柔軟な配管23が長くな
り放熱効果の大なフイン管にすれば除くことも可能であ
る。
【0026】図3は本発明の複合冷凍機を4気筒式とし
た実施例の概念図であり、クランク軸2に設けたクラン
クピン3,4によつて複動型の圧縮ピストン10,1
0’を往復動作させ4つの圧縮室74,75,76,7
7を形成し、この4つの圧縮室の流体とクランク軸2に
付けられた主ギア50、副ギア78−1〜78−4、フ
レキシブルシヤフト79−1〜79−4、デイスプレー
サ駆動部80−1〜80−4を介して往復動するデイス
プレーサ82−1〜82−4とデイスプレーサシリンダ
33−1〜33−4によつて形成される4つの膨張室8
3−1〜83−4との間に、放熱器86、蓄冷器85及
び吸熱部84を介して連結して、1台の圧縮部で4つの
デイスプレーサを駆動して独立した冷却器を構成して複
数箇所で冷凍するようにした4気筒式の複合冷凍機の実
施例である。
【0027】尚、デイスプレーサ及びデイスペレーサシ
リンダの構造は4個共に単純な円筒型の1段膨張型であ
るが、4個を共に図1のような凸型形状にして、それぞ
れのデイスプレーサのコールドステイシヨン2箇所で冷
凍したり、又、複数箇所で冷凍するような形状にして駆
動することは可能である。
【0028】尚、それぞれ4つの圧縮室と膨張室との位
相差のつけ方は主ギア50と副ギア78−1〜78−4
を連結するとき停止しているデイスプレーサ又は圧縮ピ
ストンの取付け時の位置を調節すれば、任意の位相差で
接続できる。但し、圧縮ピストンとデイスプレーサの回
転数が同一になるような主ギアと副ギア及びデイスプレ
ーサ駆動部とデイスプレーサ駆動機構を選択しなければ
ならないことは当然である。
【0029】図4は30k以下、4k領域を主とした冷
却器としての実施例である。
【0030】圧縮室より柔軟な配管23−1、デイスプ
レーサシリンダ側面の流体口103よりの流体はピスト
ンリング60−2と60−3で形成されるデイスプレー
サ87の流体導入口88より蓄冷器27,30そして流
体穴18,31を通り膨張室29,32に入る。ここで
流体の膨張仕事によつての冷凍量は、コールドステイシ
ヨン34,35を介し、ヘリウムガスを作動流体とした
圧縮機90、熱交換器93〜96、及びジユールトムソ
ン弁99(以後、J−T弁という)から成るJ−Tサイ
クルの高圧側91の予冷用熱交換器(吸熱器ともいう)
97,98の冷却に使われ、逆転温度以下となつた高圧
のヘリウムをJ−T弁で等エンタルピ膨張させ1.1気
圧程度とし、被冷却用熱交換器100では30k、以下
約4.3kの温度となつてこれと直接、或いは間接的に
接触する固体やネオン、水素、ヘリウム等の冷却、凝
縮、液化等を行うことができる。尚、圧縮機90よりの
高圧側91の圧力は10〜20気圧であり、92は低圧
側である。被冷却体の所要温度により圧縮機90は圧縮
比の小さいブロワにする場合もある。101は液体窒素
で、冷凍出力を増加させる時や冷却器の予冷凍速度を早
くする時に熱交換器93を回路102より液体窒素を供
給し冷却して使用する。
【0031】本発明では、これらJ−Tサイクルの多数
の熱交換器とデイスプレーサとを組み合せ一体化され図
示しない断熱容器の中に入つており、これも冷却器とい
う。
【0032】図5及び図6は本発明の複合冷凍機を時速
300km以上と高速な超電導磁気浮上列車の車上におい
て超電導磁石を冷却する装置としての実施例である。図
5は複合冷凍機が使用されている部分の車両断面図で、
図6は複合冷凍機が台車上で効果的に配置されている車
両の部分図であり、図3で説明した圧縮部1台で4個の
デイスプレーサを駆動する方式と、図4で説明したJ−
Tサイクル付きデイスプレーサとの組み合せの冷却器を
1台の圧縮機によつて各J−Tサイクルにヘリウムを供
給して4台の冷却器で4.3kの冷凍温度を発生させ複
数の超電導磁石を冷却できるように構成されている。
【0033】車両105、車内空間106、椅子10
7、台車108,109−1〜109−4は車両を推進
−浮上させ車両両側面に付けられ4k温度領域で冷却さ
れている超電導磁石115を冷却保持するクライオスタ
ツト、111は軌道両側壁113に設置されているリニ
アモータ用軌道配線、112は車両浮上用の地上コイ
ル、110−1〜110−4は4個のクライオスタツト
上で超電導磁石を冷却する図4で説明したJ−Tサイク
ル付きの冷却器である。動作説明を図6で図3及び図4
を使用して行うが、液体窒素の流路、使用方法その他は
省略する。
【0034】台車108の中心に配置され電動機が内包
されて4つの圧縮室より成る1台の流体の圧縮部21は
流体を柔軟な配管23−1〜23−4よりそれぞれクラ
イオスタツト109−1〜109−4の上にあるJ−T
サイクル付きの冷却器110−1〜110−4に供給
し、一方デイスプレーサ駆動機構部53より回転フレキ
シブルシヤフトを内包する4つの柔軟な管48−1〜4
8−4、冷却器のデイスプレーサ駆動部41−1〜41
−4を介し4つのデイスプレーサを駆動してコールドス
テイシヨン35及び34でそれぞれ約10k及び30k
の冷凍を発生させる。この冷凍を台車108の中心に設
置された1台の圧縮機90よりヘリウムを約16気圧で
配管91でそれぞれ4つの冷却器に供給し、多数の熱交
換器と吸熱器97、98で回収し、J−T弁99で等エ
ンタルピ膨張し約1.1気圧となり約4.3kと温度降
下してクライオスタツト内に置かれた凝縮器100で超
電導磁石115を冷却し蒸発したヘリウムガスを凝縮液
化させ以後、多数の熱交換器を戻りそれぞれの冷却器よ
り出てほぼ1気圧で低圧配管92より圧縮機90に戻
る。
【0035】
【発明の効果】以上に示した様に本発明では、冷凍装置
の電動機は超電導磁石とは離間しており、その強い磁場
の影響を受けることがなく、冷凍装置の正常な作動が保
証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の超電導磁気浮上列車用冷凍装置
の基本構成図を示す。
【図2】図1における変形実施例の部分構成図を示す。
【図3】図1における変形実施例の部分構成図を示す。
【図4】図1における変形実施例の部分構成図を示す。
【図5】図1における具体的な配置図を示す。
【図6】図1における具体的な配置図を示す。
【符号の説明】
1 電動機、 2 クランク軸、 10,10’ 圧縮ピストン、 11,11’ 圧縮室、 25 デイスプレーサ、 47−1,47−2 フレキシブルシヤフト、 48−1,48−2 柔軟な管、 53 デイスプレーサ駆動機構部、 108 台車、 115 超電導磁石、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 上原 徹

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動流体の圧縮室を複数形成し、 該複数の圧縮室に夫々配設される複数の圧縮ピストンを
    往復動用クランク軸を介して電動機により駆動し、 該クランク軸のデイスプレーサ駆動機構部に、ヘリウム
    ガスが封入される複数の柔軟な管内で夫々回転する複数
    のフレキシブルシヤフトを係合させ、 該複数のフレキシブルシヤフトを用いて前記圧縮室とは
    離間された複数のデイスプレーサを夫々駆動して、複数
    の箇所で低温を発生するようにし、 前記複数の圧縮室及び電動機を車両台車の中心に設置
    し、 低温を発生する前記複数の箇所で車両側面に配置された
    複数の超電導磁石を冷却するようにしたことを特徴とす
    る超電導磁気浮上列車用冷凍装置。
JP18657091A 1991-07-25 1991-07-25 超電導磁気浮上列車用冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0792287B2 (ja)

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