JPS6217309B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217309B2 JPS6217309B2 JP54060206A JP6020679A JPS6217309B2 JP S6217309 B2 JPS6217309 B2 JP S6217309B2 JP 54060206 A JP54060206 A JP 54060206A JP 6020679 A JP6020679 A JP 6020679A JP S6217309 B2 JPS6217309 B2 JP S6217309B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- contact
- upright
- slippery sheet
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカセツト式テープレコーダでのテープ
の走行を安定化させるテープカセツトに関し、特
に小型、軽負荷の超小型カセツト式テープレコー
ダに最適なものである。
の走行を安定化させるテープカセツトに関し、特
に小型、軽負荷の超小型カセツト式テープレコー
ダに最適なものである。
従来、特に超小型カセツト式テープレコーダで
は機器によつて与えられるテープ供給側のバツク
テンシヨンが小さいため、テープの走行が不安定
になり易い傾向がある。テープの走行の安定化は
録音あるいは再生特性の上で極めて重要であり、
不安定なテープ走行は音とび現象や消去不完全、
レベル変動、音質等を著しく損ない、テープレコ
ーダの性能を大きく左右する。
は機器によつて与えられるテープ供給側のバツク
テンシヨンが小さいため、テープの走行が不安定
になり易い傾向がある。テープの走行の安定化は
録音あるいは再生特性の上で極めて重要であり、
不安定なテープ走行は音とび現象や消去不完全、
レベル変動、音質等を著しく損ない、テープレコ
ーダの性能を大きく左右する。
本発明はテープカセツトのケースとテープ巻層
部間に設けられている滑性シートに直立部を設
け、この直立部で形成した接触部をテープガイド
部材の近傍でテープに接触させることによりテー
プ走行の安定化を図り、この滑性シートに導電性
をもたせることによつてテープ上に生ずる静電
気、特に金属蒸着テープ上を流れてヘツド近傍で
スパークするときに発生するノイズを未然に防止
するようにしたものである。
部間に設けられている滑性シートに直立部を設
け、この直立部で形成した接触部をテープガイド
部材の近傍でテープに接触させることによりテー
プ走行の安定化を図り、この滑性シートに導電性
をもたせることによつてテープ上に生ずる静電
気、特に金属蒸着テープ上を流れてヘツド近傍で
スパークするときに発生するノイズを未然に防止
するようにしたものである。
以下本発明の一実施例について第1図、第2図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
1はテープカセツトの下ケースであり、2およ
び3はテープ4の巻層部である。テープ4は下ケ
ース1に設けられたガイドピン5,6にガイドさ
れ、かつガイドローラ7,8にガイドされてテー
プカセツトの前面部に設けられた開口部9に沿つ
て走行されるようになつている。
び3はテープ4の巻層部である。テープ4は下ケ
ース1に設けられたガイドピン5,6にガイドさ
れ、かつガイドローラ7,8にガイドされてテー
プカセツトの前面部に設けられた開口部9に沿つ
て走行されるようになつている。
10,11,12は下ケース1に設けられたテ
ープカセツトの位置決め孔であり、13はキヤプ
スタン挿入孔である。14は下ケース1とテープ
巻層部2,3間に介在された導電性を有する滑性
シートで、この滑性シート14の両側部には折曲
により直立部15,16が設けられ、かつその直
立部15,16の前方端部には互いに内方にくの
字状に折曲された接触部17,18が形成されて
おり、この接触部17,18がガイドピン5とガ
イドローラ7間、またガイドピン6とガイドロー
ラ8間でテープ4の外側、すなわち磁性面側から
このテープ4に圧接されている。
ープカセツトの位置決め孔であり、13はキヤプ
スタン挿入孔である。14は下ケース1とテープ
巻層部2,3間に介在された導電性を有する滑性
シートで、この滑性シート14の両側部には折曲
により直立部15,16が設けられ、かつその直
立部15,16の前方端部には互いに内方にくの
字状に折曲された接触部17,18が形成されて
おり、この接触部17,18がガイドピン5とガ
イドローラ7間、またガイドピン6とガイドロー
ラ8間でテープ4の外側、すなわち磁性面側から
このテープ4に圧接されている。
また、滑性シート14には突片19,20が形
成され、この突片19,20は前記下ケース1に
形成された位置決め孔11,12に臨ませてあ
り、これによりテープカセツトをテープレコーダ
に装着した時位置決め孔11,12に挿入される
金属製の位置決めピンに突片19,20が接触
し、滑性シート14はこの位置決めピンを介して
接地されるようになつている。
成され、この突片19,20は前記下ケース1に
形成された位置決め孔11,12に臨ませてあ
り、これによりテープカセツトをテープレコーダ
に装着した時位置決め孔11,12に挿入される
金属製の位置決めピンに突片19,20が接触
し、滑性シート14はこの位置決めピンを介して
接地されるようになつている。
以上のような構成からなり、テープ4は滑性シ
ート14の直立部15,16に設けた接触部1
7,18によつて蛇行されるためにガイドローラ
7,8を走行するテープには張力が加わり、この
ためテープ走行が安定化されて録音、再生特性が
著しく安定となるものであり、またテープ巻層部
2,3を含めテープ4は導電性をもつ滑性シート
14が突片19,20によつて接地されるため、
帯電が防止され、特に滑性シート14の直立部1
5,16に形成した接触部17,18がテープ4
の磁性面側からこのテープ4に圧接しているた
め、そのテープの磁性面が直接接地され、したが
つて、この磁性面を流れる電流によるスパークの
発生を未然に防止することができるものである。
ート14の直立部15,16に設けた接触部1
7,18によつて蛇行されるためにガイドローラ
7,8を走行するテープには張力が加わり、この
ためテープ走行が安定化されて録音、再生特性が
著しく安定となるものであり、またテープ巻層部
2,3を含めテープ4は導電性をもつ滑性シート
14が突片19,20によつて接地されるため、
帯電が防止され、特に滑性シート14の直立部1
5,16に形成した接触部17,18がテープ4
の磁性面側からこのテープ4に圧接しているた
め、そのテープの磁性面が直接接地され、したが
つて、この磁性面を流れる電流によるスパークの
発生を未然に防止することができるものである。
第3図は他の実施例の滑性シート14の接触部
18を示すもので、直立部16自体を弧状に形成
して接触部18としたものであり、これによつて
も同様である。また第4図は滑性シート14の直
立部15に形成した接触部17をガイドローラ7
部でテープ4に圧接させた実施例であり、これに
よつても同様である。
18を示すもので、直立部16自体を弧状に形成
して接触部18としたものであり、これによつて
も同様である。また第4図は滑性シート14の直
立部15に形成した接触部17をガイドローラ7
部でテープ4に圧接させた実施例であり、これに
よつても同様である。
滑性シートの直立部の構成は、第3図のよう
に、文字通りの直立部でもよいし、第2図のよう
に直立部から延出構成したアーム状の接触部とし
てもよいものである。アーム状とすることで、シ
ートの弾性を利用して、適度の当接力が得られる
ので、第4図のように接触部とテープガイド部材
との間にテープを挾んでも適当なテープ張力が得
られバラツキも少なくすることができる。
に、文字通りの直立部でもよいし、第2図のよう
に直立部から延出構成したアーム状の接触部とし
てもよいものである。アーム状とすることで、シ
ートの弾性を利用して、適度の当接力が得られる
ので、第4図のように接触部とテープガイド部材
との間にテープを挾んでも適当なテープ張力が得
られバラツキも少なくすることができる。
第3図のような直立部による接触部のときは、
2つのテープガイド部材間に設けて、テープがく
の字状になつて走行(第1図に示すような)させ
ればよい。
2つのテープガイド部材間に設けて、テープがく
の字状になつて走行(第1図に示すような)させ
ればよい。
いずれの場合も近くにテープガイド部材が直立
しているのでテープにねじれを生ずる恐れもな
く、安定したテープ走行が得られる。
しているのでテープにねじれを生ずる恐れもな
く、安定したテープ走行が得られる。
なお、滑性シート14の接触部をテープガイド
手段の近傍またはガイド手段と対向してテープ4
に圧接することは、その接触部の垂直度が多少狂
つてもガイド手段の垂直度に倣うため、テープ走
行には何ら影響がなく、精度の高いテープガイド
が行なわれる。
手段の近傍またはガイド手段と対向してテープ4
に圧接することは、その接触部の垂直度が多少狂
つてもガイド手段の垂直度に倣うため、テープ走
行には何ら影響がなく、精度の高いテープガイド
が行なわれる。
上記実施例で上ケースとテープ巻層部間に介在
される滑性シートは平板状とし、これを直立部1
5,16に接触させるか、または上方の滑性シー
トにも直立部を設けて両直立部同志を接触させる
ようにしてもよく、さらに上シートと下シートに
それぞれ1つづつ直立部を設け、その接触部をそ
れぞれ左右でテープに圧接させるようにしてもよ
いものである。
される滑性シートは平板状とし、これを直立部1
5,16に接触させるか、または上方の滑性シー
トにも直立部を設けて両直立部同志を接触させる
ようにしてもよく、さらに上シートと下シートに
それぞれ1つづつ直立部を設け、その接触部をそ
れぞれ左右でテープに圧接させるようにしてもよ
いものである。
本発明は以上のようにケースとテープ巻層部間
に介在された滑性シートに直立部を形成し、この
直立部で形成した接触部をテープガイド部材の近
傍でテープにその磁性面側から接触させたもの
で、これによればテープはテープガイド部材の部
分で蛇行されて走行されるため、各接触部の摩擦
によりテンシヨンが生じて安定した走行が行なわ
れ、したがつて録音、再生特性の安定化が行なわ
れるものである。また滑性シートに導電性をもた
せることにより磁気テープの接地、特に磁性面が
接触部によつて直接接地されることによりその磁
性面に流れる電流によるスパークの発生が未然に
防止される等、その効果は大である。
に介在された滑性シートに直立部を形成し、この
直立部で形成した接触部をテープガイド部材の近
傍でテープにその磁性面側から接触させたもの
で、これによればテープはテープガイド部材の部
分で蛇行されて走行されるため、各接触部の摩擦
によりテンシヨンが生じて安定した走行が行なわ
れ、したがつて録音、再生特性の安定化が行なわ
れるものである。また滑性シートに導電性をもた
せることにより磁気テープの接地、特に磁性面が
接触部によつて直接接地されることによりその磁
性面に流れる電流によるスパークの発生が未然に
防止される等、その効果は大である。
第1図は本発明の一実施例を示すテープカセツ
トの内面図、第2図は同要部斜視図、第3図は他
の実施例の要部斜視図、第4図はさらに他の実施
例の要部内面図である。 1……下ケース、2,3……テープ巻層部、4
……テープ、5,6……ガイドピン、7,8……
ガイドローラ、14……滑性シート、15,16
……直立部、17,18……接触部。
トの内面図、第2図は同要部斜視図、第3図は他
の実施例の要部斜視図、第4図はさらに他の実施
例の要部内面図である。 1……下ケース、2,3……テープ巻層部、4
……テープ、5,6……ガイドピン、7,8……
ガイドローラ、14……滑性シート、15,16
……直立部、17,18……接触部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケースとテープ巻層部間に介在した滑性シー
トに直立部を形成し、この直立部あるいは直立部
から延出形成した接触部をテープガイド部材の近
傍でテープにその磁性面側から接触させたことを
特徴とするテープカセツト。 2 接触部を2つのテープガイド部材間でテープ
に接触させたことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載のテープカセツト。 3 接触部をテープガイド部材と対向状態でテー
プに接触させたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のテープカセツト。 4 滑性シートに導電性をもたせたことを特徴と
する特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
記載のテープカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6020679A JPS55153179A (en) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | Tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6020679A JPS55153179A (en) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | Tape cassette |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55153179A JPS55153179A (en) | 1980-11-28 |
JPS6217309B2 true JPS6217309B2 (ja) | 1987-04-16 |
Family
ID=13135434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6020679A Granted JPS55153179A (en) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | Tape cassette |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55153179A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0454627Y2 (ja) * | 1985-05-17 | 1992-12-22 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4956606A (ja) * | 1972-05-18 | 1974-06-01 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616710Y2 (ja) * | 1975-11-27 | 1981-04-17 |
-
1979
- 1979-05-16 JP JP6020679A patent/JPS55153179A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4956606A (ja) * | 1972-05-18 | 1974-06-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55153179A (en) | 1980-11-28 |
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