JPS6217286Y2 - - Google Patents

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JPS6217286Y2
JPS6217286Y2 JP12872085U JP12872085U JPS6217286Y2 JP S6217286 Y2 JPS6217286 Y2 JP S6217286Y2 JP 12872085 U JP12872085 U JP 12872085U JP 12872085 U JP12872085 U JP 12872085U JP S6217286 Y2 JPS6217286 Y2 JP S6217286Y2
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JP
Japan
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air
cylinder
switch
operated
shock absorber
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JP12872085U
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JPS6150009U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は戦闘車両の車体姿勢制御装置に関する
ものである。
従来の火器等を搭載した車両は、第1図及び第
2図に示すように前輪a及び後輪bを車体cにリ
ンクd,eを介して取付けると共にばねfとシヨ
ツクアブソーバgによつて懸架し、火器hは車体
cに装着した砲塔iに搭載した構成のものが多
い。
しかし、上記のような構成では火器hの使用
時、その運動エネルギーによる力Fが生じ、砲塔
iにその反力F′が働き、この反力F′はばね上重
心Gより、距離Izの位置に作用するため、F′・Iz
の外力が車体姿勢角を破線で示すようにθだけ変
化させ、射撃散布の原因となつていた。これを改
善するため第1図に示すように車体後部にアウト
リガーjを配置したものがあるが、重量が大とな
ると共に設置に時間を要し、しかも操作の都度車
外に出なければならず操作が厄介である等多くの
欠点があつた。
本考案は上記した点に鑑み提案されたもので、
前輪及び後輪を車体に対し、シヨツクアブソーバ
によつて懸架し、砲塔を車体に装着した戦闘車両
において、前輪及び後輪の何れか一方に付設され
たロツク機構を具えるシヨツクアブソーバ、砲塔
内の射撃スイツチと連動するロツク用スイツチ、
同スイツチがオンしたとき点灯するロツク表示用
パイロツトランプ、上記スイツチがオンしたとき
通電してエアー配管を切換えるスリーウエイマグ
ネチツクバルブ、同バルブに連なり同バルブが切
換えられたとき圧力空気が供給されて作動するエ
アー圧作動型シリンダ及び同シリンダが作動した
とき同シリンダ内の圧力油を上記ロツク機構を具
えるシヨツクアブソーバに送給する油圧配管とか
らなることを特徴とし、その目的とするところは
戦闘車両の車体姿勢を簡便に制御することのでき
る車体姿勢制御装置を提供しようとするものであ
る。
本考案は上記のように構成されているため、車
室内でシヨツクアブソーバに設けられているロツ
ク機構を制御して車輪を懸架しているシヨツクア
ブソーバの機能を停止させることができる。
シヨツクアブソーバは、その機能が停止する
と、剛体状態となるので車体に外力が作用しても
車体に常に一定姿勢に保持することができるから
射撃精度を向上させることができる。
以下、本考案の一実施例を第3図乃至第5図に
基づいて説明する。
1は車体で、前輪2及び後輪3が従来のものと同
様、リンク(図示せず。)を介して取付けられば
ね(図示せず。)と後述するロツク機構付のシヨ
ツクアブソーバ4によつて懸架されている。5は
車体1に装着された砲塔、6は砲塔5に搭載され
た火器を示す。
シヨツクアブソーバ4は第4図及び第5図に示
すように、外筒7、外筒7の両端に固着された蓋
体8,9、蓋体9に固着された取付具10、外筒
7の内部に両端が蓋体8,9に固着されて設けら
れた内筒11、内筒11内に摺動可能に挿入され
たオリフイス付のピストン12、一端がピストン
12に固着され他端が蓋体8を貫通するロツド1
3、ロツド13の端部に固着された取付具14、
ピストン12に装着され、オリフイスを開閉する
ノンリターンバルブ15、外筒7及び内筒11の
内部空間に封入された作動油16、蓋体9に外筒
7と内筒11の内部空間を連通するように設けら
れた作動油通路17、蓋体9に装着され、作動油
通路17を開閉するノンリターンバルブ18、蓋
体8に外筒7と内筒11の内部空間を連通するよ
うに設けられた作動油循環回路19、作動油循環
回路19に介装された減衰力発生用のバルブ2
0、バルブ20を付勢するバネ21、蓋体8内に
パイロツト圧を受けて作動し、作動油循環回路1
9を閉じるように設けられたロツクバルブ22、
ロツクバルブ22に圧油を送るパイロツト回路2
3及びロツド13に固着されたカバー24から構
成されている。
25はエンジン、26はエンジン25により駆
動されるエアーコンプレツサー、27はエアーコ
ンプレツサ26による圧縮エアー蓄えるエアタン
ク、28はガバナ、29はローエアープレツシヤ
スイツチ、30はエアー配管、31はエアー配管
用三方継手、32はエアー配管30中に介装され
た3ウエイマグネチツクバルブで、砲塔5内の射
撃スイツチ(スイツチオンすると射撃可能とな
る。)と連動するロツク用スイツチ33、ロツク
表示用パイロツトランプ34を経て電源35に接
続されており、ロツク用スイツチ33がオンにな
ると作動してエアー配管30を連通して圧縮エア
ーを送り出すようになつている。36はエアー配
管30が一端に接続されたエアー圧作動型油圧シ
リンダーで、圧縮エアーにより作動するピストン
37、バネ38、エアー抜き39を有し、パイロ
ツト圧用の油が入つている。40はエアー圧作動
型油圧シリンダー36の他端に接続された油圧配
管で、油圧配管用三方継手41を介装して、前記
した各シヨツクアブソーバ4のパイロツト回路2
3に接続配管されている。
上記実施例において砲塔5内の砲手が射撃スイ
ツチをオンにすると、これに連動してロツク用ス
イツチ33がオンとなり、ロツク表示用パイロツ
トランプ34が点灯すると共に3ウエイマグネチ
ツクバルブ32に通電されてこのバルブが切換
り、エアー配管30が連通状態となる。一方エア
ーコンプレツサー26の駆動によりエアータンク
27内に蓄えられていた圧縮エアーは3ウエイマ
グネチツクバルブ32が切換るとエアー配管30
を経てエアー圧作動型シリンダー36に送られ、
ピストン37をばね38に抗して作動させ油圧を
発生させる。この油圧は油圧配管40を経て前輪
2及び後輪3を懸架するシヨツクアブソーバ4の
パイロツト回路23に送られ、ロツクバルブ22
を作動させる。ロツクバルブ22に作動してシヨ
ツクアブソーバ4内の作動油循環回路19が閉じ
られると、作動油16の循環が断たれるため、シ
ヨツクアブソーバの機能が停止し、剛体状態とな
り、懸架ばねもロツク状態となる。従つて外力が
作用してもシヨツクアブソーバ4及び懸架ばねが
撓むことがなく、車体1の姿勢を一定に保持する
ことができる。従つて標的に対する射撃精度を一
段と向上させることができる。
なお、上記実施例では、前輪2と後輪3の両方
にロツク機構付のシヨツクアブソーバ4を装着し
ているが、いずれか一方のみでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のものを示す側面図、第2図は第
1図のA−A矢視断面図、第3図乃至第5図は本
考案の一実施例を示すもので第3図は側面図、第
4図は系統図、第5図は第4図のB矢視部拡大図
である。 1……車体、2……前輪、3……後輪、4……
シヨツクアブソーバ、22……ロツクバルブ、2
3……パイロツト回路、26……エアーコンプレ
ツサー、27……エアータンク、30……エアー
配管、32……3ウエイマグネチツクバルブ、3
3……ロツク用スイツチ、36……エアー圧作動
型油圧シリンダ、40……油圧配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪及び後輪を車体に対し、シヨツクアブソー
    バによつて懸架し、砲塔を車体に装着した戦闘車
    両において、前輪及び後輪の何れか一方に付設さ
    れたロツク機構を具えるシヨツクアブソーバ、砲
    塔内の射撃スイツチと連動するロツク用スイツ
    チ、同スイツチがオンしたとき点灯するロツク表
    示用パイロツトランプ、上記スイツチがオンした
    とき通電してエアー配管を切換えるスリーウエイ
    マグネチツクバルブ、同バルブに連なり同バルブ
    が切換えられたとき圧力空気が供給されて作動す
    るエアー圧作動型シリンダ及び同シリンダが作動
    したとき同シリンダ内の圧力油を上記ロツク機構
    を具えるシヨツクアブソーバに送給する油圧配管
    とからなることを特徴とする戦闘車両の車体姿勢
    制御装置。
JP12872085U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPS6217286Y2 (ja)

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JP12872085U JPS6217286Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JP12872085U JPS6217286Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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Publication Number Publication Date
JPS6150009U JPS6150009U (ja) 1986-04-04
JPS6217286Y2 true JPS6217286Y2 (ja) 1987-05-02

Family

ID=30687345

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JP12872085U Expired JPS6217286Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5230094B2 (ja) * 2006-12-25 2013-07-10 三菱重工業株式会社 装輪戦闘車両の車高制御機構

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Publication number Publication date
JPS6150009U (ja) 1986-04-04

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