JPS62172677A - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JPS62172677A
JPS62172677A JP61013535A JP1353586A JPS62172677A JP S62172677 A JPS62172677 A JP S62172677A JP 61013535 A JP61013535 A JP 61013535A JP 1353586 A JP1353586 A JP 1353586A JP S62172677 A JPS62172677 A JP S62172677A
Authority
JP
Japan
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wire
chuck
terminal
rod
cut
Prior art date
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Pending
Application number
JP61013535A
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 中原
岩立 直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP61013535A priority Critical patent/JPS62172677A/ja
Publication of JPS62172677A publication Critical patent/JPS62172677A/ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1iL艷 本発明は線材に端子を圧着せしめる端子圧着装置に関す
る。
丘1」d【 第45図(田は既に開発された端子圧着装置の要部を示
すものである。尚、第46図(ω及び市)に示されるよ
うに、線材251(第45図(ωに図示)に圧着さるべ
き各端子252は帯状部材253゜254に等間隔にて
形成されており、該帯状部材と共に順次供給される。又
、第47図(ω及びrb>は線材251に端子が圧着さ
れた状態を示している。
第45図(ωに示されるように、当該端子圧着装置は一
対の端子圧着部材としてのダイス255及びポンチ25
6を有している。ダイス255はベース257上に固設
されて63す、又、ポンチ255は押し棒259と共に
矢印F方向及びその反対方向において移動自在となって
いる。図示されてはいないが、ポンチ255と押し棒2
59を駆動する駆動手段が設けられている。なお、ボン
ブー255及び押し棒259は矢印F方向及びその反対
方向において相互に摺動自在である。
ダイス256の外周にはカッター260が、矢印F方向
及びその反対方向において摺動自在に取り付けられてい
る。このカッター260とベース257との間には、カ
ッター260に反矢印F方向へのパイアスカを付与する
コイルスプリング261が配置されている。カッター2
60の外周にはカッターガイド262が設けられている
次いで、当該端子圧着装置の動作を第45図+b)をも
参照しつつ説明する。
まず、ボンデ255及び押し棒259が矢印F方向に駆
動され、第45図(b)に示されるように押し棒259
の下端がカッター260の上端に当接する。ポンチ25
5及び押し棒259は矢印F方向に更に駆動され、これ
により、カッター260も下降する。よって、このカッ
ター260とダイス256の刃部256aとの作用によ
り、端子252は帯状部材253.254から切り離さ
れる。
同時に、ポンチ255とダイス256の刃部256aが
近接することにより、端子252は線材251の端部に
圧着せしめられる。
上述のように、当該端子圧着装置においては、ダイス2
56が固定されてポンチ255のみが矢印F方向に移動
することにより端子252の圧着がなされる。よって、
圧着の前にはポンチ255とダイス256の中間に位置
していた線材251が、圧着と同時にダイス256に向
けて押され、該線材が第45図+b+に示すような状態
にて塑性変形を起こすという不都合が生ずる。
皮! 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
′の目的とするところは線材に端子を圧着するときに該
線祠が変形することのない端子圧着装置を提供すること
である。
本発明による端子圧着装置は、一対の端子圧着部材と、
該各端子圧着部材を駆動する駆vJ機構とを含み、該一
対の端子圧着部材の両方が相対的に駆動されることを特
徴としている。
以下、本発明の実施例としての端子圧着装置を備えた被
覆線材挿入装置を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第5図において参照符号1は当該被覆線材
挿入装置の全体を示している。なお、図中、矢印Yは前
方を、矢印Xは左方を、矢印2は上方を示す。また、第
3図及び第4図は第2図(平面図)に関する各々■−■
矢視図(正面図)及びrV−rV断面図(右側断面図)
であり、第5図は第4図に関するv−■矢視図である。
第1図ないし第5図に示されるように、当該被覆線材挿
入装置は作業台2を有している。第1・図に示されるよ
うに、作業台2の左右両側方には作業対象としての多数
のプリント基板3を上下方向(矢印Z方向及びその反対
方向)に所定間隔を以て積層した形で収納し得る基板収
納マガジン5及び6が配置されている。作業台2の左方
−(矢印X方向側)に配置された基板収納マガジン5は
後述する切断被覆線材を取り付ける前のプリント基板3
を収納するためのものであり、また、作業台2の右方に
配置された基板収納マガジン6は上記切断被覆線材の取
り付けが完了したプリント基板3を収納するためのもの
である。各基板収納マガジン5及び6は、エレベータ機
構(図示せず)によって上下動せしめられる可動担持板
7上に載置されており、各基板収納マガジンは上記した
各プリント基板3の収納間隔ずつ上記切断被覆線材の取
付速度に応じた所定のタイミングにて上下動せしめられ
る。
第1図及び第2図に示されるように、作業台2の左右両
端部には固定レール機構11及び12が設けられている
。各固定レール機構11.12は、上述した各基板収納
マガジン5及び6内に形成された軌道レール(図示せず
)に一致し得る各一対ずつの軌道レール11a、12a
を有している。
第2図に示されるように、固定レール機構11及び12
はまた、これら一対ずつの軌道レール11a、12aの
間隔を調節するための調節機構11b、12bを備えて
いる。
第2図から特に明らかなように、作業台2上であって左
右の固定レール111Ml111及び12の間には、前
後一対のガイドシャフト14及び15が平行に設けられ
ている。前方に配置されたガイドシャフト14は作業台
2に対して固定されており、また、後方に配置されたガ
イビシ1?フト15は軸受機構15a等を介してその両
端部にて作業台2に回動自在に取り付けられ′Cいる。
第4図にも示されるように、これら両ガイドシャフト1
4.15にはテーブル17が囲動自在に取り付けられて
いる。第2図に示されるように、ガイドシャフト15の
両端部近傍であって該ガイドシャフトの後方には左右一
対の歯付ベルト車18が設けられており、該両歯付ベル
ト車の間には歯付ベルト19が架設されている。この歯
付ベルト19の一部はテーブル17に連結されている。
図示されてはいないが、各歯付ベルト車18を回転駆動
するためのサーボモータが設けられている。すなわら、
該サーボモータが回転することにより歯付ベルト19が
作動し、これによってテーブル17が左右に往復動せし
められるようになされているのである。
第2図から明らかな如く、テーブル17上には、一対の
軌道レール23aを含む可動レール機構23が前復方向
(矢印Y方向及びその反対方向)に33いて移動自在に
取り付けられている。この軌道レール23aは前述した
各固定レール機構11゜12の軌道レール11a、12
aと一致し得、且つ、上記したプリント基板3の前後両
端部を保持する。テーブル17の左右両端部には前掛に
離隔する一対ずつのプーリ17aが設けられており、前
ff22つずつのブーり間にはワイヤ17bが各々架設
されている。ワイヤ17bの一部は上記した可動レール
線溝23の一部に連結されている。ワイヤ17bはまた
、テーブル17の後端部に取り付けられ且つガイドシャ
フト15と共に回動するように該ガイドシャフトにスプ
ライン嵌合せしめられた一対のプーリ17cに巻回せし
められており、これによって、ガイドシャフト15の回
動に伴って該ワイA7が作動して可動レール線溝23が
前後方向に往復動するようになっている。なお、第2図
に示されるように、作業台2上の前部であって左右両端
部にはプリント基板移動機構25及び26が設けられて
いる。左方に配置されたプリント基板移動機構25は、
エレベータ磯構(図示せず)により上下動する可動担持
板7(第1図示)上に載置された基板収納マガジン5か
らプリント基板3(第1図示)を引き出して、これを左
方の固定レール機構11を経て可動レール機構23の軌
道レール23aによる基板保持位置に移動させるための
ものである。また、右方に設けられたプリント基板移動
機構26は、後述する切断被覆線材の取り付けを完了し
たプリント基板3を可動レール機構23の軌道レール2
3aから引き出して、これを右方の固定レール機構12
を経て基板収納マガジン6内に挿入するためのものであ
る。
第1図ないし第5図に示されるように、作業台2上には
フレーム29が設けられており、該フレームの上部下面
には支持プレート30が取り付けられている。第1図、
第3図、第4図及び第6図に示されるように、支持プレ
ート30の下面にはインデックスボス31が固設されて
おり、第6図に示されるように、このインデックスボス
31によってインデックスシャフト32が回転自在に支
持されている。第7図は第4図に関する■−v!矢祝を
示すものであるが、この第7図と第6図から特に明らか
なように、インデックスシャフト32の下端部には正六
角形の板状に形成された回転支持体としてのインデック
ステーブル34が設けられている。なお、インデックス
シャフト32及びインデックステーブル34は、第2図
ないし第5図において参照符号35にて示される一連の
動力伝達機構を介してモータ36(第3図及び第5図に
図示)により回転駆動される。
第7図から明らかなように、インデックステーブル34
の外周部には把持機構としての6つのインデックスチャ
ック38が該インデックステーブルの回転方向において
各々等ピツチ(角度60°)にて設けられている。
ここで、プリント基板3(第1図示)に挿入して取り付
けらるべき線材の製作手順と、得られた線材のプリント
基板3に対する挿入状態について筒中に説明しておく。
まず、第8図(ωに示されるようにリールに巻かれた長
尺被覆線材40を引き出して所定長さに切断し且つ成形
して第8図(b)に示されるU字状の切断被覆線材41
を得る。この侵、第8図(C)に示されるようにこのり
所被覆線材41の両端部の被覆絶縁材を剥離して芯線を
露出せしめる。次いで、第8図(小に示されるようにこ
の露出した芯線部分に端子42を圧着し、第8図(e)
に示されるように該端子をプリント基板3の挿入孔に挿
入することにより取り付ける。なお、第9図(J及び市
)に示されるように、切断被覆線材41に圧着される前
の端子42はリールなどに巻かれた帯状部材43844
に等間隔にて形成されており、該8帯状部材から切り離
されて切断被覆線材41に圧着される。
第10図(ω及び山)は端子42が切断被覆線材41に
圧着された状態を示し、第11図は端子42がプリント
基板3の挿入孔に挿入された状態を示している。
第6図及び第7図に示されるインデックスチャック38
は、第8図+b+ないしく小に示される状態の切断被覆
線材41を適宜把持するものである。この各インデック
スチャック38と、該各インデックスチャックを支持し
たインデックステーブル34と、該インデックステーブ
ルを回転駆動するモータ36(第5図などに示される)
及び動力伝達機構35(第5図などに示される)と、こ
れらに関連する周辺小部材とによって、後述する端子圧
着工程及び導通チェック工程などの各工程に沿って上記
切断被覆線材41を搬送する線材搬送手段が構成されて
いる。すなわち、第7図から明らかなように、インデッ
クステーブル34上に設けられた各インデックスチャッ
ク38は該インデックステーブルの回転により、第7図
において参照符号51にて示される角度位置を始点とし
て反時計方向く矢印J方向)に角度ピッチ60°ずつ移
動し、該始点に続く角度位置52ないし56を順次経て
、再び角度位置51(始点)に戻るのである。
上述したインデックスチャック38の構成を詳述する。
第12図及び第13図に示されるように、インデックス
ブーtlツク38は、保持部材59と、互いに相対的に
揺動自在であるようにビン60を介して保持部材59に
取り付けられて各々一対ずつが切断被覆線材41(第8
図参照)の一端部を把持する2対の把持爪61及び62
とを有している。
第14図(ω及び(b+から特に明らかなように、各把
持爪61,62の後端部にはビン63を介して中間レバ
ー64.65がその各一端部にて回動自在に取り付けら
れており、且つ、該各中間レバーの各仙端部はビン66
により枢着せられている。第12図及び第13図に示さ
れるように、ビン66はロッド67の先端部と枢着せし
められている。
すなわち、このロッド67の往復動によって把持爪61
,62が開閉するようになされているのである。ロッド
67は、インデックステーブル34及び保持部材59の
各一部により形成されたシリンダ部内に嵌挿せられたピ
ストン68と一体に形成されている。また、該シリンダ
部内にはロッド67にパイアスカを付与するコイルスプ
リング69が縮設されている。
上記シリンダ部をこのように、インデックステーブル3
4と保持部材59の各一部により形成したことによって
、インデックステーブル34とインデックスチャック3
8の相互の小型化並びに構造の簡単化がなされている。
また、インデックステーブル34と保持部材59の間に
介装されたブツシュ70によってピストン68、従って
、ロッド67の移動ストロークが決定されるため、該ス
トロークの調整すなわら各把持爪61.62の開wIf
fiの調整の必要がない。従って、各インデックスチャ
ック38は夫々無調整での互換が可能となっている。な
お、上記ピストン68が嵌挿されたシリンダ部内への圧
搾空気の供給は、第6図に示される如くインデックスボ
ス31の内周及びインデックスシャフト32に形成され
た各空気供給路31a、32aと、第6図、第12図及
び第13図に示されるようにインデックステーブル34
に形成された各空気供給路348.34bとを順次通じ
てなされる。
インデックスチャック38が備えている把持爪61及び
62の形状について詳述する。
第14図(a)ないしくC)に示されるように、一対の
把持爪61及び62のうち一方の把持爪61は、V字状
線材案内部61aが形成された線材把持部61bを有し
、他方の把持爪62には、この線材把持部61bを上下
両側から挾むように位置しかつ各々V字状線材案内部6
2aが形成された2つの線材把持部62bが設けられて
いる。なお、第14図(C)は第14図(b)に関する
XIVc−XIVc矢?R図である。
各把持爪61及び62に形成されたV字状Pil材案内
部61a 、62aの底部には切断被覆線材41が嵌合
し得る半円状の切欠部61c、62Cが形成されている
。これら切欠部61c 、62cを設けたことにより、
切断被覆線材41を無理な力を加えることなく且つ正確
に把持することが出来るのである。
第15図は第4図に関するxv−xv矢視を示すもので
あるが、この第15図と第7図に示されるように、イン
デックステーブル34の回転の始点である角度位置51
に対応して、長尺被覆線材40(第8図(小参照)を所
定の長さに切断し且つ成形してU字状の切断被覆線材4
1(第8図(b)参照)を得るための切断手段としての
線材切断装置75が設けられている。また、第1図ない
し第3図に示されるように、この線材切断装置75の左
側近傍には、長尺被覆線材40が巻回されたり一ル76
を含み該長尺被覆線材を線材切断装置75に供給する線
材供給手段としての線材供給装277が配置されている
第7図及び第15図に示されるように、インデックステ
ーブル34の回転の始点である角度位置51に続く角度
位置52に対応して、切断被覆線材41の端部の被覆絶
縁材を剥離(第8図(C1参照)する剥離装置79が配
置されている。また、この角度位置52に続く角度位置
53に対応して、端部の芯線が露出せられた切断被覆線
材41(第8図(C1参照)の該芯線部分に端子42〈
第8図(小参照)を圧着せしめる端子圧着装置80が配
置されている。なお、第1図ないし第3図に示されるよ
うに、作業筒2の右後端部には、第9図(ω、(b)に
示される端子42、帯状部材43.44が巻回されたリ
ール82と、モータ83を含み該リールを回転駆動する
駆171機構84が設けられている。これらリール82
及び駆動機構84によって、切断被覆線材41(第8図
(C)参照)の露出芯線部分に固着さるべき端子42を
供給する9−子供給手段が構成されている。
第7図に示されるように、前述した角度位置53に続く
角度位置54に対応して、上記端子42の圧着を完了し
た切断被覆線材41(第8図(d)参照)の導通をチェ
ックする導通チェック装置86が配置されている。
第3図及び第4図並びに第6図に示されるように、イン
デックステーブル34の前方には、導通チェック装置8
6による導通チェックを完了した切断被覆線材41(第
8図(小参照)を把持してプリント基板3(第1図示)
上に搬送し且つ該切断被覆線材の端部を第8図Ce>に
示す如くプリント基−1!13の挿入孔に挿入する線材
搬送挿入装置88が配置されている。なお、図から明ら
かなように、この線材搬送挿入装置88は全体として、
作業台2上にフレーム29と共に設けられた支持プレー
ト3oにより支持されている。
第15図に示される如く、前述した角度位置54に続く
角度位置55に対応して、線材移送装置90が配置され
ている。この線材移送装置90は、導通チェックがなさ
れた切断被覆線材41を把持してインデックスチャック
38からこれを受は取って、上記線材搬送挿入装置88
による線材把持位置まで移送するものである。
また、上記の角度位置55に続く角度位置56に対応し
て、第4図に示される線材除去装置91が配置されてい
る。この線材除去装置91は、導通チェック装置86に
よる導通チェックの結果が不合格であった場合に、その
切断被覆線材41を所定方向にはね除ける作用をなす。
次いで、上記した線材供給装置77がら線材除去装置9
1までの各装置の各々について詳述する。
まず、第1図ないし第3図に示される線材供給装置77
について説明する。第16図及び第17図から特に明ら
かなように、線材供給装置77は長尺被覆線材40が巻
回されたプーリ76を支持する支持ボックス94を有し
ている。なお、プーリ76は第2図にも示される電磁プ
レーキイ1モータ95により回転駆動される。第16図
及び第17図に示されるように、支持ボックス94の前
面部外面にはレバーA96が配置されており、且つ、そ
の一端部にてビン97により支持ボックス94に揺動自
在に取り何けられている。レバーA96の自由端部には
プーリ98が設けられており、長尺被覆線材40はこの
プーリ98と、支持ボックス94に固定された2つの固
定プーリ99.100に掛は回されている。なお、各固
定プーリ99゜100には、押えプーリ102及び10
3がコイルスプリング102a 、103aによる付勢
力を以て夫々当接している。8押えプーリ102.10
3は、ビン102b、103bにより支持ボックス94
に揺動自在に取り付けられたアーム部材102c 、1
03cの自由端部に設けられている。
第17図に示されるように、レバーA96を支持するビ
ン97は支持ボックス94の内面部に達しており、該ビ
ンには他のレバー8104も固定されている。なお、レ
バーB104の近傍には一対のストッパー105a、1
05bが配置されており、このレバー8104とレバー
A96の揺動は所定範囲内に規制される。レバーB10
4の自由端部には、該レバーBを第17図における時計
方向に付勢するコイルスプリング106が連結されてい
る。レバーB104の自由端には被検知子104aが取
り付けられており、この被検知子104aを検知するた
めの3つのセンサ108ないし110が、レバーB10
4の3つの揺動角度位置に対応して配置されている。
上記した構成の線材供給装置77の動作を説明する。
長尺被覆線材40は矢印P方向に引き出されると、この
引き出し力によりレバーA96は第16図における時計
方向に所定角度だけ揺動せしめられる。また、レバー8
104は第17図における反時計方向に揺動せられる。
このとき、長尺被覆線材40がリール76と固定プーリ
99との間で弛んでいれば、レバーA96及びレバー8
104はコイルスプリング106(第17図示)により
第16図及び第17図に示される第1位置に瞬時に復帰
せしめられる。故に、レバーB104に設けられた被検
知子104aはセンサ108によって検知されることに
なり、これにより電磁ブレーキ付モータ95は動作せず
、長尺被覆線材40はリール76から送り出されない。
長尺被覆線材40がリール76と固定プーリ99との間
で弛んでいず、張っている場合、レバーB104は揺動
したままとなり、被検知子104aがセンサ108によ
る検知位置から所定時間以上離脱することとなる。する
と、電磁ブレーキ付モータ95が動作して長尺被覆線材
40がリール76から所定長さだけ送り出される。これ
により、レバーB104が第17図の状態に復帰して、
被検知子104aがセンサ108によって検知され、電
磁ブレーキ付モータ95は再び停止する。また、レバー
B104がかなり大きく揺動して、被検知子104aが
センサ109によって検知された場合も、電磁ブレーキ
付モータ95は停止する。リール76に巻回された長尺
被覆線材40がなくなった場合、該長尺被覆線材の終端
はリール76に連結されているため、矢印P方向への線
材引き出し力によってレバーB104は更に大きり1l
fi@シ、被検知子104aはセンサ110によって検
知される。この検知信号が、長尺被覆線材40がなくな
ったことを示す信号となり、リール76は新たなものと
交換される。
次に、第4図、第7図及び第15図に示される線材切断
装置75について詳述する。
第18図及び第19図に示されるように、当該線材切断
装置75は、上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)
において伸長し且つ作業台2(第1図及び第7図等参照
)に対して固設されたガイドレール114と、該ガイド
レールに店動自在に取り付けられたスライダ115とを
有している。
第20図から特に明らかなように、スライダ115には
前述の線材供給装置77から供給される長尺被覆線材4
0を把持する把持機構としてのチ1シック116がボー
ルベアリング等を介して回転自在に取り付けられている
。なお、チャック116の回転中心軸は矢印2方向に対
して直角な方向ずなわも水平方向に伸長している。チャ
ック116は保持部材117と、互いに相対的に揺動自
在であるようにビン118aを介して保持部材117に
取り付けられて長尺被覆線材40の先端を把持する一対
の把持爪118とを有している。なお、上記の線材供給
装置77から供給される長尺被覆線材40は、第19図
に示されるように、複数のローラ119及びノズル12
0を通じて案内される。第21図から特に明らかな如く
、各把持爪118の後端部にはビン122aを介して一
対の中間レバー122がその各一端部にて回動自在に取
り付けられており、且つ、該6中間レバーの各他端部は
ビン122bにより枢着せられている。このビン122
bはカブラ123aを介してロッド123の先端と連結
せしめられている。すなわち、0ツド123の往復動に
よって把持爪118が開閉するようになされているので
ある。ロッド118は、保持部材117内に形成された
シリンダ機構により駆動される。
第19図及び第20図に示されるように、チャック11
6の後端部にはビニオン125が固設されている。これ
に対して、第18図にも示されるように、該ビニオンと
噛合するラック部材126が水平方向において往復動自
在であるようにスライダ115に対して取り付けられて
いる。ラック部材126の後方には、水平方向に伸長し
且つブラケット127を介して作業台2(第7図等参照
)上に固定された一対のガイドシャフト128が配置さ
れている。ガイドシャフト128にはスライダ129が
摺動自在に取り付けられており、該スライダに取り付け
られて上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)に伸長
するガイドレール130が、ラック部材126に突設さ
れたビン131と摺接している。すなわら、スライダ1
29が往復動することにより、ビニオン125、従って
チャック116が回転するようになされているのである
スライダ129の往復動は、該スライダに連結されたロ
ッド133が往復動することによりなされる。また、前
述したように、チャック116は該チャックを支持する
スライダ115と共に上下方向く矢印2方向及びその反
対方向)において往復動自在となっているが、このチャ
ック116の上下動は第18図及び第22図に示される
くの字状の揺動レバー134が揺動することによってな
される。第7図及び第15図に示されるように、この揺
動レバー134の一端には該揺動レバーを揺動せしめる
ためのロッド135が連結されている。このロッド13
5は前後方向く矢印Y方向及びその反対方向)において
移動自在であり、第4図及び第5図に示される駆動源1
36により適宜駆動される。
一方、第7図、第15図及び第18図から明らかなよう
に、チャック116の回転を司るスライダ129に連結
されたロッド133は、他のロッド138と揺動プレー
ト139を介して連結されている。揺動プレート139
はビン139aにより作業台2上に取り付けられている
。ロッド138も右側のロッド135と同様に、前後方
向において往復動自在であり、第4図及び第5図に示さ
れる駆動)ln136によって駆動せられる。
第4図、第7図及び第19図に示されるように、チャッ
ク116の先端部近傍には、該チせツクにより引き出さ
れた長尺被覆線材40(第19図等参照)を引っ掛ける
ためのロー5141が配置されている。詳述はしないが
、このローラ141は所定の機構によって上下方向く矢
印Z方向及びその反対方向)並びに矢印Q方向において
適宜移動せられる。
第15図及び第19図に示されるように、チャック11
6の近傍であって、上記のローラ141の下方には長尺
被覆P2材40(第19図等参照)を所定位置で切断す
る切断機構142が配置されている。
上記したチャック116と、ガイドレール114及びガ
イドシャフト128等を含みチャック116を移動せし
めるチャック移動手段と、ローラ141と、該ローラを
移動せしめる機構(詳述せず)と、切断機構142とに
よって、第15図などに示される線材切断装置75が構
成されているのである。
上記した線材切断装置75の動作を説明する。
第23図に示されるように、ノズル120(第19図に
も図示)を通じてチャック116により引き出された長
尺被覆線材40は、該チャックの上下動及び回転によっ
てO−ラ141に掛けられる。この後、ローラ141が
上方(矢印Z方向)に所定距雛だ()移動せられ、引き
出された分の長尺被覆m材40は逆U字状に形成される
。すると、切断機構142が動作して該長尺被覆線材は
所定長さに切断され、第8同市〉に示される切断被覆線
材41が得られる。このようにして得られた切断被覆線
材41は、角度位置51(第7図示)にあるインデック
スチャック38に把持されて次の角度位置52まで搬送
される。
次いで、角度位置52に対応して設けられた剥M装置7
9について詳述する。
第24図及び第25図に示されるように、剥離装置79
は上下方向(矢印2方向及びその反対方向)に伸長する
一対のガイドシャフト146と、該ガイドシャフトに摺
動自在に取り付けられた剥離チャック147とを有して
いる。第26図にも示されるように、剥離チャック14
7は、保持部材148と、互いに相対的に揺動自在であ
るようにビン149を介して保持部材148に取り付け
られて各々一対ずつが切断被覆線材41の端部の被覆絶
縁材を剥離する2対の剥離爪150.151とを有して
いる。該両剥離爪150,151はロッド153を含む
シリンダ機構によって開閉せしめられる。
第25図から特に明らかな如く、剥離チャック147の
後方にはブラケット155が設けられており、該ブラケ
ットの上端部には回転レバー156がビン156aによ
って回転自在に取り付けられている。この回転レバー1
56の自由端部はボルト156bによって剥離チャック
147上のブラケット147aに枢着されている。回転
レバー156の他の自由端部には前後方向く矢印Y方向
及びその反対方向)において往復動自在なロッド157
の一端部に枢着されている。また、回転レバー156の
もう1つの自由端部には該回転レバーを第25図におけ
る時計方向に付勢するためのコイルスプリング156c
が連結されている。すなわち、ロッド157が往復動す
ることによって回転レバー156が回転し、これにより
剥離チャック147が上下動するようになされているの
である。第5図及び第15図から明らかなように、ロッ
ド157は第4図にも示される駆動源136により駆動
せられる。なお、第25図に示されるように、剥離チャ
ック147を上方に直接付勢するコイルスプリング14
7Cも設けられている。
上記した剥離装置79の動作を説明する。
前述の線材切断装置75により得られたU字状の切断被
覆線材41(第8図(b)参照)がインデックスチャッ
ク38に把持されて剥離装置ff79の位置に搬送され
ると、まず、該!ll111装置の@離爪151.15
2が切断被覆線材41の端部を把持する。この状態で剥
離チャック147が下方に移動けられ、切断被覆線材4
1の端部の被覆絶縁材が剥離せしめられて切断w!覆覆
材材1は第8図(e)に示される状態となる。なお、剥
離された被覆絶縁材は剥離チャック147の下方に位置
する排出管158を通じて排出される。
この俊、切断被覆線材41はインデックスチャック38
に把持されて次の角度位置53まで搬送される。
次に、角度位置53に対応して設けられた端子圧着装置
80について詳述する。
第27図及び第28図に示されるように、端子圧着装置
80はベース160と、該ベース上に矢印R方向におい
て往復動自在に設けられたスライダ161とを有してい
る。スライダ161上には互いに協働して端子42の圧
着をなす一対の端子圧着部材の一方であるダイス163
が固設されている。ベース160上にはまた、矢印R方
向において移動自在にラック部材164が設けられてい
る。第27図に示されるように、ベース160内にはラ
ック部材164のラック部と噛合するビニオン165が
設けられており、該ピニオンはスライダ161に形成さ
れたラック部とも噛合している。すなわら、ラック部材
164が往復動することによりスライダ161従ってダ
イス163がラック部材164の移動方向とは相反して
往復動するようになされているのである。なJ3、ラッ
ク部材164はシリンダ機構166によって駆動力を付
与される。
ラック部材164上には支持プレート167が固設され
ており、該ラック部材と共に移動するようになつ・でい
る。支持プレート167上にはダイス163と協働して
端子42の圧着を行なう端子圧着部材としてのポンチ1
68が固設されている。
第29図にポンチ168と端子42の詳細が示されてい
る。なお、切断被覆線材41の端部に圧着さるべき端子
42は、第9図(a+、+b+から明らかなように帯状
部材43.44に等間隔にて形成され、該各帯状部材と
共にリール82(第1図、第2図示)から供給される。
また、ダイス163及びポンチ168は、各帯状部材4
3.44 (第9図参照)から端子42を切り離す端子
切り離し橢構としても作用する。
ポンチ168を支持する支持プレート167上にはまた
、一対の歯付ベルト車170及び171が設けられてお
り、該両歯付ベルト車間には歯付ベルト172が架設さ
れている。これら各歯付ベルト車170.171及び歯
付ベルト172は、端子42を帯状部材43.44と共
に駆送するためのものである。一方の歯付ベルト車17
0には歯車170aが取り付けられており、該歯車には
小歯車173が噛合している。第3図、第7図及び第1
5図から明らかなように、この小歯車173は所定の歯
車伝達機構175(第3図及び第7図示)を介してモー
タ176により回転駆動される。
上記した構成の端子圧着装置80の動作を説明する。
シリンダ機構166が動作することによりラック部材1
64が移動せられ、これによってダイス163及びボン
デ168の両方が互いに近づくように相対的に駆動され
る。ここで、第30図に示されるように、ダイス163
及びポンチ168の端子圧着部163a 、168aは
、各々一対ずっ設(プられている。なお、これら端子圧
着部163a、168aは、帯状部材43.44 (第
9図にも示されている)から端子42を切り離す切り離
し部としても作用する。第30図から明らかなように、
一対ずつ設けられた端子圧着部163a 。
168aは、帯状部材43(44:第9図示)に等間隔
で形成された各端子42の離隔距離の整数倍の距離、こ
の場合3倍の距離を隔てて配置されている。
従って、第31図に示されるように、ダイス163及び
ポンチ168の1回目の接近によって最先の端子42と
該最先端子から数えて4番目の端子42が切断被覆線材
41に同時に圧着せしめられる。この優、ダイス163
及びポンチ168は離隔せられ、次いで、圧着を完了し
た上記最先の端子から数えて2番目と5番目の端子42
を圧着すべく帯状部材43 (44:第9図示)が各端
子の配列ピッチの1ピッチ分だけ矢印S方向に送り出さ
れる。上記と同様に、これら2番目と5番目の端子42
が次に搬送されて来る切断被覆線材41に同時に圧着さ
れる。同様に、次には帯状部材43(44)が各端子の
配列ピッチの1ピッチ分だけ矢印S方向に送り出され、
上記最先の端子から数えて3番目と6番目の端子42が
次に搬送されて来る切断被覆線材41に同時に圧着され
る。
この後、帯状部材43 (44:第9図示)は各端子の
配列ピッチの3ピッチ分だけ矢印S方向に駆送され、上
記最先の端子から数えて7番目と10番目の端子が圧着
位置に達する。以下、上記と同様の動作が繰り返される
。すなわら、帯状部材43(44)の駆送は、各端子の
配列ピッチの1ピッチ分を3回繰り返し、この後、3ピ
ッチ分を1回入れ、再び1ピッチ分を3回繰返す、とい
うにうになされるのである。
上述した端子圧着装置80を経ることによって、第8図
(小に示される状態の、1なわち端子42が圧着された
状態の切断被覆線材41が得られる。
この状態の切Itli被覆線材41は角度位置53(第
7図示)にあるインデックスヂャック38に把持されて
次の角度位置54まで搬送される。
次に、この角度位置54に対応して設けられた導通ヂエ
ツク装置86について詳述する。
第32図及び第33図に示されるように、導通チェック
装置86はブラケット180と、一対のガイドシャフト
181とを有している。これら両ガイドシャフト181
には一対のスライダ182゜183が囲動自在に取り付
けられており、該両スライダはシリンダ機構184によ
り相対的に移動せしめられる。各スライダ182.18
3には、各々一対ずつが切断被覆線材41に固着された
2つの端子42の一方を把持する2対の導電性把持爪1
85.186が取り付けられている。すなわち、これら
各導電性把持爪185.186により端子42を把持す
ることによって導通チェックを行なうのである。
このように導通チェックがなされた切断被覆線材41は
、角度位置54(第7図示)にあるインデックスチャッ
ク38に把持されて次の角度位置55まで搬送される。
角度位置55まで搬送された切断被覆線材41は、第1
5図に示される線材移送装置90により把持されて、第
4図及び第6図などに示される線材搬送挿入装置88に
よる線材把持位置まで移送される。
次いで、この線材移送装置90について詳述する。
第15図、第34図及び第35図に示されるように、線
材移送装置90は前後方向く矢印Y方向及びその反対方
向)において往復動自在な中間ロッド190と、該中間
ロッドの前端部に連結されて該中間ロッドと共に前後方
向に往復動し得る移送チャック191とを有している。
第15図に示されるように、中間ロッド190の後端部
には前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において
往復動自在なロッド192が枢着されている。このロッ
ド192は第4図及び第5図に示される駆動源136に
より駆動せられる。第34図及び第35図に示されるよ
うに、中間ロッド190の前端部に連結された移送チャ
ック191は、保持部材194と、互いに相対的に揺動
自在であるようにビン195を介して保持部材194に
取り付けられて切断被覆線材41の端子42を把持する
2対の把持爪196及び197とを有している。第36
図(ω及び山)から特に明らかなように、各把持爪19
6.197の後端部にはビン198を介して中間レバー
199.200がその各一端部にて回動自在に取り付け
られており、且つ、該各中間レバーの各他端部はビン2
01により互いに枢着°   せられている。各把持爪
196及び197はこのビン201に連結されたOラド
202を含むシリンダ機構によって開閉せしめられる。
なお、第37図(ω及び(b)から明らかなように、当
該線材移送装置90は、端子42の各部分のうち、切断
被覆線材41に対する圧着部を把持して移送する。
次いで、上述した線材移送装置90から切断被覆線材4
1を受(プ取ってこれをプリント基板3(第1図示)上
に搬送して該プリント基板に取り付【プる線材搬送挿入
袋@88(第4図及び第6図参照)について詳述する。
第38図は第6図に関する■X■−■X■矢視を示すも
のであるが、この第38図と第6図に示されるように、
インデックステーブル34等を支える支持プレート30
の面端部下面には該支持プレートと共に基体部の一部を
なすヘッドボス206が取り付けられている。このヘッ
ドボス206によりヘッドシャフト207がボールベア
リングなどを介して回転自在に支持されている。ヘッド
シャフト207の下端部には回転体としてのへラドロー
タ208が固設されている。なお、ヘッドシャフト20
7及びヘッドロータ208の回転は、当該線材搬送挿入
装置88の下方に位置するプリント基板3(第1図参照
)に対する切断被覆線材41の挿入方向と平行な軸、す
なわち上下方向(矢印2方向及びその反対方向)に伸び
る中心軸を中心としてなされる。また、第6図に示され
るように、ヘッドシャフト207の上端部には歯車20
9が固着されており、インデックスシャフト32の上端
部に固着されたWJ車210とこの歯車209とが中間
歯車211を介して噛合している。
すなわち、ヘッドシャフト207及びヘッドロータ20
8は、インデックスシャフト32及びインデックステー
ブル34を回転駆動するためのモータ36(第3図及び
第5図に図示)によって回転駆動せられるのである。
第39図にも示されるように、ヘッドロータ208の外
周部には、該ヘッドロータの回転方向二Uにおいて所定
回転角度(180°)を隔てた2つの位置に一対ずつの
チャック213が設けられている。なお、第39図は第
6図に関するmxrx−I[[X IX矢視を示してい
る。各チャック213は上下方向く矢印Z方向及びその
反対方向)において移動自在であり、切断被覆線材41
(第8図(小参照)の端部を把持する把持手段として作
用する。
このように、チャック213を角度180′を隔てた2
つの位置に一対ずつ設けたことによって、U字状に形成
された切断被覆線材41(第8図<d>参照)の両端部
を同時にプリント基板3(第1図示)の挿入孔に挿入し
得るのである。
第6図及び第38図に示されるように、ヘッドボス20
6の前面部には2本のジヨイントロッド214が上下動
自在に取り付けられている。第6図及び第40図から明
らかなように、各ジヨイントロッド214の下端部には
略左右方向(矢印X方向及びその反対方向)に伸びる満
2148が形成されており、各チャック213の上端部
に設けられたローラ状のカムフォロワ213aがこの溝
214aに係合している。すなわら、これら各ジヨイン
トロッド214が下方に移動することによって、4つの
チャック213のうち2つが所定のタイミングにて下降
し、該各チャックにより把持された切断被覆線材41が
プリント基板3に取り付けられるのである。第6図及び
第38図から明らかな如く、各ジヨイントロッド214
は、ロッド216、揺動ロッド217を介してシリンダ
機1218により移動力を付与される。
第6図、第38図及び第40図に示されるように、ヘッ
ドボス206の下端部には該ヘッドボスの略全周に亘る
カムレール206aが形成されている。第40図から特
に明らかなように、カムレール206aは、ジヨイント
ロッド214の上端部に形成された溝214aと連通し
得、従って、各チャック213の上端部に設けられたカ
ムフォロワ213aはこのカムレール206a内に嵌合
し得る。すなわち、上記溝2148がカムレール206
aの一部を形成するようになされているのである。ただ
し、ジヨイントロッド214が下方(反矢印2方向)に
移動した場合、この溝214aはカムレール206aの
本体から離脱する。なお、第40図は第6図に関するI
VX−IVX断面図である。
第6図に示されるように、カムレール206aはその前
部と後部とではWなる高低差を有している。すなわち、
ヘッドロータ208が180°回転することによって、
チャック213はこのWだけ上下に移動せしめられるの
である。第6図にお0てヘッドロータ208の右側に示
されるチャック213の位置が、該チャックが切断被覆
線材41をインデックスチャック38から(135図な
どに示される線材移送装置90を通じて)受は取る線材
受取位置である。また、第6図でヘッドロータ208の
左側にあるチャック213はプリント基板3(第1図示
)の近傍に位置している。このように、シリンダ機構2
18及びジヨイントロッド214などによってチャック
213が下方に移動せられる前にチャック213はWだ
け予め下降せられるため、上記プリント基板3に対する
切断被覆線材41の取付速度が高められるのである。
また、このための手段が上記カムレール206a及びカ
ムフォロワ2138など、簡単な構造から成るので、コ
ストの低減が容易となっているのである。
次に、チャック213の構成を説明する。
第41図(の及び<b+に示されるように、チャック2
13はへッド〇−夕208に摺動自在に係合するスライ
ド部220と、該スライド部に取り付けられた保持部材
221と、互いに揺動自在であるようにビン222aを
介して保持部材221に取り付けられて切断被覆線材4
1の端部を把持する一対の把持爪222とを有している
。各把持爪222の上端部にはローラ222bが設けら
れており、該各把持爪は該ローラに係合するロッド22
3を含むシリンダ機構等により開閉せしめられる。
上記した構成の線材搬送挿入装置88の動作を説明する
第6図及び第35図において、切断被覆線材41をイン
デックスチャック38から線材移送装置90を経てチャ
ック213が受は取ると、ヘッドロータ208が180
°回転せられる。これにより、チャック213は第6図
に示されるWだけ下陪し、且つ、前方に移動する。この
後、シリンダは構218が動作し、第42図に示される
ように、ジヨイントロッド214によりチャック213
は更に下降せられ、同時に該チャックの把持爪222が
動作して第43図(ω、(b)に示されるように切断被
覆線材41の端子42は順次プリント基板3の挿入孔に
挿入される。
上記までの動作が完了すると、第4図にて参照符号22
5で示されるもう1つの導通チェック装置によって、プ
リント基板3に取り付けられた切断被覆線材41の導通
チェックが行なわれる。また、前述した導通チェック装
置86(第7図などに図示)によるチェック結果が不合
格であった切断被覆線4441は、プリント基板3への
取り付けは行なわれず、そのまま角度位置56(第7図
参照)に搬送され、ここで、第4図に示される線材除去
装置91によって所定方向にli’+] Itプでイン
デックメチ1!ツク38からはね除けられる。なお、第
44図に示されるように、この線材除去装置91は、揺
動自在に設けられたはね板226をシリンダIam22
7により駆動するものである。
11悲11 以上詳述した如く、本発明による端子圧着装置(80)
においては、一対の端子圧着部材(ダイス163、ポン
チ168)と、該各端子圧着部材を駆動する駆!711
1I構とを含み、該一対の端子圧着部材の両方が相対的
に駆動されるようになされている。従って、圧着の前に
上記一対の端子圧着部材の中間に位置する線材が、圧着
中、圧着後も該両端子圧着部材の中間に位置し、線材が
塑性変形を起こすことはないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る被覆線材挿入装置の全体を示す斜
視図、第2図及び第3図は該被覆線材挿入装置の各々一
部断面を含む平面図及び正面図、第4図は第2図に関す
るN −IV断面図、第5図は第4図に関するV−■矢
視図、第6図及び第7図は該被覆線材挿入装置の一部詳
細図、第8図(田ないし第11図は該被覆線材挿入装置
の動作を開型に説明するための図、第12図ないし第4
4図は該被覆線材挿入装置の各部の詳細とその動作を説
明するための図、第45図ないし第47図は既に開発さ
れた端子圧着装置を説明するための図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・被覆線材挿入装置 2・・・・・・作業筒 3・・・・・・プリント基板 34・・・・・・インデックステーブル35・・・・・
・動力伝達機構 36.83.176・・・・・・モータ38・・・・・
・インデックスチャック40・・・・・・長尺被覆線材 41・・・・・・切断被覆線材 42・・・・・・端子 43.44・・・・・・帯状部材 59.117,148・・・・・・保持部材61.62
,118・・・・・・把持爪61a、62a・・・・・
・V字状線材案内部61b、62b・・・・・・線材把
持部67.216・・・・・・ロッド 68・・・・・・ピストン 69・・・・・・コイルスプリング 75・・・・・・線材切断装置 76.82・・・・・・リール 77・・・・・・線材供給装置 79・・・・・・剥離装置 80・・・・・・端子圧着装置 86・・・・・・導通チェック装置 8日・・・・・・線材搬送挿入装置 90・・・・・・線材移送装置 91・・・・・・線材除去装置 116.213・・・チャック 136・・・・・・駆動源 142・・・・・・切断機構 147・・・・・・剥離チャック 150.151・・・・・・剥離爪 163・・・・・・ダイス 166.184.218・・・・・・シリンダ機構16
8・・・・・・ポンチ 185.186・・・・・・導電性把持爪206・・・
・・・ヘッドボス 208・・・・・・ヘッドロータ 217・・・・・・揺動ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一対の端子圧着部材と、前記端子圧着部材を駆動する
    駆動機構とを含み線材の端部に端子を圧着する端子圧着
    装置であって、前記一対の端子圧着部材の両方が相対的
    に駆動されることを特徴とする端子圧着装置。
JP61013535A 1986-01-23 1986-01-23 端子圧着装置 Pending JPS62172677A (ja)

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